JPH0441269B2 - - Google Patents
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- JPH0441269B2 JPH0441269B2 JP9168584A JP9168584A JPH0441269B2 JP H0441269 B2 JPH0441269 B2 JP H0441269B2 JP 9168584 A JP9168584 A JP 9168584A JP 9168584 A JP9168584 A JP 9168584A JP H0441269 B2 JPH0441269 B2 JP H0441269B2
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は吸収ヒートポンプに関し、詳しくは、
再生器から吸収器に向かう濃吸収液の濃度を高め
ると共に加熱用吸収器で取得した高温の熱媒によ
り蒸発器での冷媒蒸気の温度を高め、吸収器での
熱回収温度を高めるようにした吸収ヒートポンプ
に関する。これは、廃熱等の温度の低い熱源を用
いて廃熱源温度より高い温度の熱を取り出すよう
にした吸収ヒートポンプの分野で利用されるもの
である。
再生器から吸収器に向かう濃吸収液の濃度を高め
ると共に加熱用吸収器で取得した高温の熱媒によ
り蒸発器での冷媒蒸気の温度を高め、吸収器での
熱回収温度を高めるようにした吸収ヒートポンプ
に関する。これは、廃熱等の温度の低い熱源を用
いて廃熱源温度より高い温度の熱を取り出すよう
にした吸収ヒートポンプの分野で利用されるもの
である。
従来の吸収ヒートポンプとして第1図に示すよ
うな装置がある。その動作を略述すると、蒸発器
1内で冷媒液が、外部から供給された廃熱により
加熱されて冷媒蒸気となる。管路2を介して吸収
器3に導入されたこの冷媒蒸気は、再生器4から
熱交換器5を介して導入されてきた濃吸収液に吸
収され、その際、凝縮潜熱が発生する。この凝縮
潜熱により温水用コイル6に供給された温水が加
熱され、高温水または飽和蒸気となつて取り出さ
れて熱回収が行なわれる。一方、冷媒蒸気を吸収
した稀吸収液は、熱交換器5で再生器4から吸収
器3に向かう濃吸収液を加熱した後、圧力の低い
再生器4の液溜り4aに流れ込む。再生器4で
は、外部から熱源用コイル7に供給された廃熱
が、稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させると
共に稀吸収液を濃吸収液に再生する。管路8を介
して冷媒蒸気が導入される中間吸収器9内では、
冷却水用コイル10に冷却水が供給される一方、
ポンプ11により中間再生器12から移送されて
きた濃吸収液が、散布装置13により散布され
る。その結果、濃吸収液は冷却水用コイル10の
表面で冷却されながら冷媒蒸気を吸収するので、
中間吸収器9の内部圧力は低下する。この中間吸
収器9には管路8で再生器4が連通されているの
で、その中の圧力も低下してその圧力に対する飽
和温度も低下する。したがつて、再生器4では供
給される熱源が比較的低くても充分冷媒蒸気を発
生させることができるようになる。また、中間吸
収器9で冷媒蒸気を吸収した濃吸収液は、稀吸収
液となつて稀吸収液管路14を介して熱交換器1
5で前述の中間再生器12より中間吸収器9へ向
かう濃吸収液によつて加熱され、中間再生器12
の液溜り12aに流れ込む。この稀吸収液は中間
再生器12内で外部から熱源用コイル16を介し
て供給される廃熱により加熱され、その一部は冷
媒蒸気となつて管路17を流過して凝縮器18に
導入される。この冷媒蒸気は、外部から冷却水用
コイル19に導入された冷却水により冷却されて
冷媒液となり、ポンプ20によつて管路21を介
して蒸発器1の液溜り1aに移送される。液溜り
1aの冷媒液は散布装置22により散布され、上
述の作動が繰り返される。
うな装置がある。その動作を略述すると、蒸発器
1内で冷媒液が、外部から供給された廃熱により
加熱されて冷媒蒸気となる。管路2を介して吸収
器3に導入されたこの冷媒蒸気は、再生器4から
熱交換器5を介して導入されてきた濃吸収液に吸
収され、その際、凝縮潜熱が発生する。この凝縮
潜熱により温水用コイル6に供給された温水が加
熱され、高温水または飽和蒸気となつて取り出さ
れて熱回収が行なわれる。一方、冷媒蒸気を吸収
した稀吸収液は、熱交換器5で再生器4から吸収
器3に向かう濃吸収液を加熱した後、圧力の低い
再生器4の液溜り4aに流れ込む。再生器4で
は、外部から熱源用コイル7に供給された廃熱
が、稀吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させると
共に稀吸収液を濃吸収液に再生する。管路8を介
して冷媒蒸気が導入される中間吸収器9内では、
冷却水用コイル10に冷却水が供給される一方、
ポンプ11により中間再生器12から移送されて
きた濃吸収液が、散布装置13により散布され
る。その結果、濃吸収液は冷却水用コイル10の
表面で冷却されながら冷媒蒸気を吸収するので、
中間吸収器9の内部圧力は低下する。この中間吸
収器9には管路8で再生器4が連通されているの
で、その中の圧力も低下してその圧力に対する飽
和温度も低下する。したがつて、再生器4では供
給される熱源が比較的低くても充分冷媒蒸気を発
生させることができるようになる。また、中間吸
収器9で冷媒蒸気を吸収した濃吸収液は、稀吸収
液となつて稀吸収液管路14を介して熱交換器1
5で前述の中間再生器12より中間吸収器9へ向
かう濃吸収液によつて加熱され、中間再生器12
の液溜り12aに流れ込む。この稀吸収液は中間
再生器12内で外部から熱源用コイル16を介し
て供給される廃熱により加熱され、その一部は冷
媒蒸気となつて管路17を流過して凝縮器18に
導入される。この冷媒蒸気は、外部から冷却水用
コイル19に導入された冷却水により冷却されて
冷媒液となり、ポンプ20によつて管路21を介
して蒸発器1の液溜り1aに移送される。液溜り
1aの冷媒液は散布装置22により散布され、上
述の作動が繰り返される。
このような吸収ヒートポンプでは、再生器の圧
力を低下させることができるので、低い熱源で冷
媒蒸気の発生を助長させることができ、その結
果、再生器の濃吸収液の濃度を高めることが可能
となつて吸収器での取り出し温度を高めることが
できる。ところで、この取り出し温度を高めるに
は、吸収器に導入される再生器からの濃吸収液の
濃度を高めることによつて可能となるほかに、吸
収器に導入される蒸発器からの冷媒蒸気の温度を
高めることによつても可能となる。したがつて、
両者を兼ね備えると一層吸収器での取り出し温度
を高めることができる。このように吸収器での取
り出し温度を高めることは熱の利用用途を大幅に
拡大できるので、上述の例のように濃吸収液の濃
度を高めることに加えて、冷媒蒸気の温度を高め
ることも要望される。
力を低下させることができるので、低い熱源で冷
媒蒸気の発生を助長させることができ、その結
果、再生器の濃吸収液の濃度を高めることが可能
となつて吸収器での取り出し温度を高めることが
できる。ところで、この取り出し温度を高めるに
は、吸収器に導入される再生器からの濃吸収液の
濃度を高めることによつて可能となるほかに、吸
収器に導入される蒸発器からの冷媒蒸気の温度を
高めることによつても可能となる。したがつて、
両者を兼ね備えると一層吸収器での取り出し温度
を高めることができる。このように吸収器での取
り出し温度を高めることは熱の利用用途を大幅に
拡大できるので、上述の例のように濃吸収液の濃
度を高めることに加えて、冷媒蒸気の温度を高め
ることも要望される。
本発明は上述の要望に応えるためになされたも
ので、蒸発器での冷媒蒸気の温度を高め、しか
も、その温度の向上に利用される熱源を有効な熱
サイクルの応用で達成させることのできる吸収ヒ
ートポンプを提供することを目的とする。
ので、蒸発器での冷媒蒸気の温度を高め、しか
も、その温度の向上に利用される熱源を有効な熱
サイクルの応用で達成させることのできる吸収ヒ
ートポンプを提供することを目的とする。
本発明の特徴とするところを図面を参照して説
明する。
明する。
第1図の発明は、第2図に示すように、凝縮器
18で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器1と、
再生器4との間で循環される吸収液により冷媒蒸
気を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取出
す吸収器3と、再生器4で蒸発した冷媒蒸気を吸
収する中間吸収器38と、この中間吸収器38で
稀薄となつた稀吸収液が稀吸収液管路41を介し
て導入されると共に凝縮器18に冷媒蒸気を導出
する中間再生器34とを備え、廃熱等の温度の低
い熱源を用いて廃熱源温度より高い温度の熱を取
り出すようにした吸収ヒートポンプであつて、凝
縮器18で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の低温
の熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器25と、こ
の中間蒸発器25で蒸発した冷媒蒸気が導入さ
れ、中間再生器34で凝縮された濃吸収液が濃吸
収液管路33を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸
収液に吸収されることによつて発生する高い温度
の熱で加熱された熱媒を蒸発器1に循環供給し、
中濃吸収液を中濃吸収液管路39を介して中間吸
収器38に供給する加熱用吸収器26とを有する
吸収ヒートポンプとしたことである。
18で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器1と、
再生器4との間で循環される吸収液により冷媒蒸
気を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取出
す吸収器3と、再生器4で蒸発した冷媒蒸気を吸
収する中間吸収器38と、この中間吸収器38で
稀薄となつた稀吸収液が稀吸収液管路41を介し
て導入されると共に凝縮器18に冷媒蒸気を導出
する中間再生器34とを備え、廃熱等の温度の低
い熱源を用いて廃熱源温度より高い温度の熱を取
り出すようにした吸収ヒートポンプであつて、凝
縮器18で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の低温
の熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器25と、こ
の中間蒸発器25で蒸発した冷媒蒸気が導入さ
れ、中間再生器34で凝縮された濃吸収液が濃吸
収液管路33を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸
収液に吸収されることによつて発生する高い温度
の熱で加熱された熱媒を蒸発器1に循環供給し、
中濃吸収液を中濃吸収液管路39を介して中間吸
収器38に供給する加熱用吸収器26とを有する
吸収ヒートポンプとしたことである。
第2の発明は、第3図に示すように、凝縮器1
8で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器1と、再
生器4との間で循環される吸収液により冷媒蒸気
を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取出す
吸収器3と、再生器4で蒸発した冷媒蒸気を吸収
する中間吸収器38と、この中間吸収器38で稀
薄となつた稀吸収液が稀吸収液管路41を介して
導入されると共に凝縮器18に冷媒蒸気を導出す
る中間再生器34とを備え、廃熱等の温度の低い
熱源を用いて廃熱源温度より高い温度の熱を取り
出すようにした吸収ヒートポンプであつて、凝縮
器18で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の低温の
熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器25と、この
中間蒸発器25で蒸発した冷媒蒸気が導入され、
中間再生器34で濃縮された濃吸収液が濃吸収液
管路33を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸収液
に吸収されることによつて発生する高い温度の熱
で加熱された熱媒を蒸発器1に循環供給し、中濃
吸収液を中濃吸収液管路39を介して中間吸収器
38に供給する加熱用吸収器26と、濃吸収液管
路33と中濃吸収液管路39との間で熱交換を行
なわせる熱交換器47と、稀吸収液管路41と中
濃吸収液管路39との間で熱交換を行なわせる熱
交換器48とを有する吸収ヒートポンプとしたこ
とである。
8で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器1と、再
生器4との間で循環される吸収液により冷媒蒸気
を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取出す
吸収器3と、再生器4で蒸発した冷媒蒸気を吸収
する中間吸収器38と、この中間吸収器38で稀
薄となつた稀吸収液が稀吸収液管路41を介して
導入されると共に凝縮器18に冷媒蒸気を導出す
る中間再生器34とを備え、廃熱等の温度の低い
熱源を用いて廃熱源温度より高い温度の熱を取り
出すようにした吸収ヒートポンプであつて、凝縮
器18で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の低温の
熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器25と、この
中間蒸発器25で蒸発した冷媒蒸気が導入され、
中間再生器34で濃縮された濃吸収液が濃吸収液
管路33を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸収液
に吸収されることによつて発生する高い温度の熱
で加熱された熱媒を蒸発器1に循環供給し、中濃
吸収液を中濃吸収液管路39を介して中間吸収器
38に供給する加熱用吸収器26と、濃吸収液管
路33と中濃吸収液管路39との間で熱交換を行
なわせる熱交換器47と、稀吸収液管路41と中
濃吸収液管路39との間で熱交換を行なわせる熱
交換器48とを有する吸収ヒートポンプとしたこ
とである。
以下に本発明の吸収ヒートポンプを、その実施
例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
例を示す図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例である吸収ヒートポ
ンプ23の系統図を示す。これは、第1図で説明
した吸収ヒートポンプ24に中間蒸発器25と加
熱用吸収器26とを付加したものである。図中の
中間蒸発器25は、凝縮器18から蒸発器1に向
かう冷媒液の管路21における分岐点21Aから
枝路27を、その先端が内部の液溜り25aの上
方近傍に突入した状態で有している。また、この
中間蒸発器25には、液溜り25aの冷媒液を移
送ポンプ28で移送してその内部で散布させるた
めの散布装置29が内蔵されている。さらに、散
布された冷媒液を加熱して冷媒蒸気を発生させる
熱源用コイル30もその内部に備えられている。
その冷媒蒸気を加熱用吸収器26に導入する冷媒
蒸気管路31が中間蒸発器25の上部に設けら
れ、その他端は加熱用吸収器26の上部に連結さ
れている。この加熱用吸収器26には、移送ポン
プ32により濃吸収液管路33を介して移送され
てきた中間再生器34の濃吸収液を、その内部で
散布する散布装置35が備えられている。散布さ
れた濃吸収液は、導入された冷媒蒸気を吸収して
凝縮潜熱を発生するようになつている。この発生
した凝縮潜熱を吸収する熱媒が循環する循環供給
路36の一端部36Aが加熱用吸収器26の内部
に装着され、その他端部36Bは蒸発器1の内部
に設けられている。なお、この循環供給路36に
は熱媒を循環させる循環ポンプ37が介在されて
いる。さらに、加熱用吸収器26の液溜り26a
に貯留する中濃吸収液を、中間吸収器38に移送
させる中濃吸収液管路39が設けられ、その先端
は中間吸収器38の散布装置40に接続されてい
る。なお、41は稀吸収液管路で、中間吸収器3
8の液溜り38aの稀吸収液を中間再生器34の
液溜り34aに流入させるために設けられてい
る。ところで、中間吸収器38の内部圧力は前述
の中間再生器34の内部圧力よりも僅かに低いの
で、稀吸収液管路41に図示しないポンプを設け
るか、中間吸収器38を中間再生器34よりも高
い位置に設けて液溜り38aの稀吸収液を中間再
生器34に重力で流下させるようにすればよい。
ンプ23の系統図を示す。これは、第1図で説明
した吸収ヒートポンプ24に中間蒸発器25と加
熱用吸収器26とを付加したものである。図中の
中間蒸発器25は、凝縮器18から蒸発器1に向
かう冷媒液の管路21における分岐点21Aから
枝路27を、その先端が内部の液溜り25aの上
方近傍に突入した状態で有している。また、この
中間蒸発器25には、液溜り25aの冷媒液を移
送ポンプ28で移送してその内部で散布させるた
めの散布装置29が内蔵されている。さらに、散
布された冷媒液を加熱して冷媒蒸気を発生させる
熱源用コイル30もその内部に備えられている。
その冷媒蒸気を加熱用吸収器26に導入する冷媒
蒸気管路31が中間蒸発器25の上部に設けら
れ、その他端は加熱用吸収器26の上部に連結さ
れている。この加熱用吸収器26には、移送ポン
プ32により濃吸収液管路33を介して移送され
てきた中間再生器34の濃吸収液を、その内部で
散布する散布装置35が備えられている。散布さ
れた濃吸収液は、導入された冷媒蒸気を吸収して
凝縮潜熱を発生するようになつている。この発生
した凝縮潜熱を吸収する熱媒が循環する循環供給
路36の一端部36Aが加熱用吸収器26の内部
に装着され、その他端部36Bは蒸発器1の内部
に設けられている。なお、この循環供給路36に
は熱媒を循環させる循環ポンプ37が介在されて
いる。さらに、加熱用吸収器26の液溜り26a
に貯留する中濃吸収液を、中間吸収器38に移送
させる中濃吸収液管路39が設けられ、その先端
は中間吸収器38の散布装置40に接続されてい
る。なお、41は稀吸収液管路で、中間吸収器3
8の液溜り38aの稀吸収液を中間再生器34の
液溜り34aに流入させるために設けられてい
る。ところで、中間吸収器38の内部圧力は前述
の中間再生器34の内部圧力よりも僅かに低いの
で、稀吸収液管路41に図示しないポンプを設け
るか、中間吸収器38を中間再生器34よりも高
い位置に設けて液溜り38aの稀吸収液を中間再
生器34に重力で流下させるようにすればよい。
このような構成によれば、次のように作動させ
ることができる。
ることができる。
まず、蒸発器1の液溜り1aに貯留する冷媒液
は、ポンプ42により散布装置43に移送され散
布される。このとき、循環供給路36の他端部3
6Bを流過する高温の熱媒に散布された冷媒液が
加熱され高温の冷媒蒸気となる。この冷媒蒸気が
管路2より吸収器3に導入される一方、吸収器3
内では、低圧の再生器4からポンプ44により移
送されてきた濃吸収液が散布装置45から散布さ
れ、導入された冷媒蒸気が吸収されて凝縮潜熱が
発生する。凝縮潜熱は温水用コイル6内の温水に
吸収され、温水は高温となつて高温水あるいは飽
和蒸気となり取り出される。冷媒蒸気を吸収した
濃吸収液は稀吸収液となり低圧の再生器4に流入
する途中、熱交換器5で前述の低圧の再生器4に
おける飽和温度に相当する低温の濃吸収液を加熱
した後、再生器4の液溜り4aに流れ込む。熱交
換器5で加熱された濃吸収液は、再生器4より高
圧の吸収器3の飽和温度近くまで加熱されて吸収
器3内で散布され、前述したように冷媒蒸気を吸
収する。その結果、発生する凝縮潜熱は、濃吸収
液の温度が吸収器3の飽和温度近くまで達してい
るので、濃吸収液の温度を高めるために殆ど使わ
れることなく供給された温水の温度を高めるため
に利用される。ところで、再生器4に流入された
稀吸収液は、液溜り4aに貯留されると共に外部
から供給される廃熱により熱源用コイル7を介し
て加熱される。その一部は冷媒蒸気として管路8
を介して中間吸収器38に導入され、残部は冷媒
蒸気になつた分だけ濃度が濃くなつて濃吸収液と
して液溜り4aに溜る。中間吸収器38に導入さ
れた冷媒蒸気は、冷却水用コイル10の表面で冷
却されながら後述する加熱用吸収器26からの中
濃吸収液に吸収される。その結果、低温のもとで
冷媒蒸気が中濃吸収液に吸収されるので、吸収能
率は高まり中間吸収器38内の圧力は低下し、再
生器4の圧力も管路8を通して下がる。再生器4
内の圧力が低圧となるので、飽和温度は低下し、
比較的低い供給熱源で冷媒蒸気の発生が助長され
る。その結果、液溜り4aに貯留する濃吸収液の
濃度は高くなる。ところで、中間吸収器38内で
冷媒蒸気を吸収した中濃吸収液は、稀吸収液とな
り液溜り38aに溜る。液溜り38aの稀吸収液
は低圧の中間再生器34の液溜り34aに稀吸収
液管路41を介して流れ込む。この稀吸収液は外
部から熱源用コイル16を通して供給される廃熱
により加熱され、一部は冷媒蒸気となつて管路1
7より凝縮器18へ導入され、残部は濃吸収液と
なつて液溜り34aに貯留される。凝縮器18に
導入された冷媒蒸気は、冷却水用コイル19より
供給される冷却水に冷却され冷媒液となつて液溜
り18aに溜る。冷媒液はポンプ46により管路
21を介して蒸発器1の液溜り1aに移送される
途中で、その一部は分岐点21Aで分流され、枝
路27より中間蒸発器25の液溜り25aに流れ
込む。流れ込んだ冷媒液は移送ポンプ28により
移送され散布装置29により散布される。このと
き熱源用コイル30に廃熱が供給されるので、こ
の廃熱によつて冷媒液は加熱され冷媒蒸気となつ
て、冷媒蒸気管路31より加熱用吸収器26に導
入される。加熱用吸収器26内では前述の中間再
生器34の濃吸収液が、移送ポンプ32により移
送され散布装置35より循環供給路36の一端部
36Aに向けて散布される。その結果、濃吸収液
は導入された冷媒蒸気を一端部36Aの表面で吸
収し、凝縮潜熱を発生して循環供給路36内の熱
媒を加熱する。加熱されて高温となつた熱媒は、
循環ポンプ37により循環供給路36内を循環す
る。この高温の熱媒が循環して蒸発器1内の他端
部36Bを流過するときに、散布装置43より散
布される冷媒液を加熱して冷媒蒸気とする。その
結果、低温となつた熱媒は、循環供給路36内を
循環し他端部36Bで前述と同様に凝縮潜熱によ
り加熱され再び高温となる。ところで、加熱用吸
収器26内で冷媒蒸気を吸収した濃吸収液は、高
温の中濃吸収液となつて液溜り26aに落下して
溜る。この中濃吸収液は、中濃吸収液管路39内
を流過して中間吸収器38の散布装置40に散布
される。このとき導入された冷媒蒸気を中濃吸収
液が吸収することは前述した通りである。なお、
前述の管路21の分岐点21Aで分流しなかつた
残りの冷媒液は、そのまま蒸発器1の液溜り1a
に流れ込む。以後、上述の作動が繰り返される。
は、ポンプ42により散布装置43に移送され散
布される。このとき、循環供給路36の他端部3
6Bを流過する高温の熱媒に散布された冷媒液が
加熱され高温の冷媒蒸気となる。この冷媒蒸気が
管路2より吸収器3に導入される一方、吸収器3
内では、低圧の再生器4からポンプ44により移
送されてきた濃吸収液が散布装置45から散布さ
れ、導入された冷媒蒸気が吸収されて凝縮潜熱が
発生する。凝縮潜熱は温水用コイル6内の温水に
吸収され、温水は高温となつて高温水あるいは飽
和蒸気となり取り出される。冷媒蒸気を吸収した
濃吸収液は稀吸収液となり低圧の再生器4に流入
する途中、熱交換器5で前述の低圧の再生器4に
おける飽和温度に相当する低温の濃吸収液を加熱
した後、再生器4の液溜り4aに流れ込む。熱交
換器5で加熱された濃吸収液は、再生器4より高
圧の吸収器3の飽和温度近くまで加熱されて吸収
器3内で散布され、前述したように冷媒蒸気を吸
収する。その結果、発生する凝縮潜熱は、濃吸収
液の温度が吸収器3の飽和温度近くまで達してい
るので、濃吸収液の温度を高めるために殆ど使わ
れることなく供給された温水の温度を高めるため
に利用される。ところで、再生器4に流入された
稀吸収液は、液溜り4aに貯留されると共に外部
から供給される廃熱により熱源用コイル7を介し
て加熱される。その一部は冷媒蒸気として管路8
を介して中間吸収器38に導入され、残部は冷媒
蒸気になつた分だけ濃度が濃くなつて濃吸収液と
して液溜り4aに溜る。中間吸収器38に導入さ
れた冷媒蒸気は、冷却水用コイル10の表面で冷
却されながら後述する加熱用吸収器26からの中
濃吸収液に吸収される。その結果、低温のもとで
冷媒蒸気が中濃吸収液に吸収されるので、吸収能
率は高まり中間吸収器38内の圧力は低下し、再
生器4の圧力も管路8を通して下がる。再生器4
内の圧力が低圧となるので、飽和温度は低下し、
比較的低い供給熱源で冷媒蒸気の発生が助長され
る。その結果、液溜り4aに貯留する濃吸収液の
濃度は高くなる。ところで、中間吸収器38内で
冷媒蒸気を吸収した中濃吸収液は、稀吸収液とな
り液溜り38aに溜る。液溜り38aの稀吸収液
は低圧の中間再生器34の液溜り34aに稀吸収
液管路41を介して流れ込む。この稀吸収液は外
部から熱源用コイル16を通して供給される廃熱
により加熱され、一部は冷媒蒸気となつて管路1
7より凝縮器18へ導入され、残部は濃吸収液と
なつて液溜り34aに貯留される。凝縮器18に
導入された冷媒蒸気は、冷却水用コイル19より
供給される冷却水に冷却され冷媒液となつて液溜
り18aに溜る。冷媒液はポンプ46により管路
21を介して蒸発器1の液溜り1aに移送される
途中で、その一部は分岐点21Aで分流され、枝
路27より中間蒸発器25の液溜り25aに流れ
込む。流れ込んだ冷媒液は移送ポンプ28により
移送され散布装置29により散布される。このと
き熱源用コイル30に廃熱が供給されるので、こ
の廃熱によつて冷媒液は加熱され冷媒蒸気となつ
て、冷媒蒸気管路31より加熱用吸収器26に導
入される。加熱用吸収器26内では前述の中間再
生器34の濃吸収液が、移送ポンプ32により移
送され散布装置35より循環供給路36の一端部
36Aに向けて散布される。その結果、濃吸収液
は導入された冷媒蒸気を一端部36Aの表面で吸
収し、凝縮潜熱を発生して循環供給路36内の熱
媒を加熱する。加熱されて高温となつた熱媒は、
循環ポンプ37により循環供給路36内を循環す
る。この高温の熱媒が循環して蒸発器1内の他端
部36Bを流過するときに、散布装置43より散
布される冷媒液を加熱して冷媒蒸気とする。その
結果、低温となつた熱媒は、循環供給路36内を
循環し他端部36Bで前述と同様に凝縮潜熱によ
り加熱され再び高温となる。ところで、加熱用吸
収器26内で冷媒蒸気を吸収した濃吸収液は、高
温の中濃吸収液となつて液溜り26aに落下して
溜る。この中濃吸収液は、中濃吸収液管路39内
を流過して中間吸収器38の散布装置40に散布
される。このとき導入された冷媒蒸気を中濃吸収
液が吸収することは前述した通りである。なお、
前述の管路21の分岐点21Aで分流しなかつた
残りの冷媒液は、そのまま蒸発器1の液溜り1a
に流れ込む。以後、上述の作動が繰り返される。
第3図は上述の構成に加えて、濃吸収液管路3
3と中濃吸収液管路39との間で熱交換を行わせ
る熱交換器47と、稀稀吸収液管路41と中濃吸
収液管路39との間で熱交換を行わせる熱交換器
48とが設けられた第2の発明の概略系統図であ
る。なお、上述の発明と同様の構成には同一の符
号を付してその説明を省略する。
3と中濃吸収液管路39との間で熱交換を行わせ
る熱交換器47と、稀稀吸収液管路41と中濃吸
収液管路39との間で熱交換を行わせる熱交換器
48とが設けられた第2の発明の概略系統図であ
る。なお、上述の発明と同様の構成には同一の符
号を付してその説明を省略する。
このような構成によつても、上述の発明と同様
に作動させることができると共に、熱交換器47
を介在させることにより中間再生器34の濃吸収
液が移送ポンプ32を介して加熱用吸収器26に
移送される途中、加熱用吸収器26の高温の中濃
吸収液によつて加熱される。その結果、濃吸収液
は加熱用吸収器26のほぼ飽和温度とされてその
内部で散布され、そのときに発生する凝縮潜熱は
殆どすべて循環供給路36の一端部36Aにおい
て熱媒に吸収される。一方、熱交換器48を介在
させることにより加熱用吸収器26から中間吸収
器38へ向かう中濃吸収液によつて中間吸収器3
8から中間再生器34への稀吸収液が加熱され
る。その結果、中間吸収器38の低温の稀吸収液
はその温度を高められ、中間再生器34内で冷媒
蒸気になることが助長され、中間再生器34内の
濃吸収液の濃度が高まるので、加熱用吸収器26
で発生する熱量が高まつて循環供給路36の一端
部36A内を循環する熱媒の吸収熱量が増大さ
れ、蒸発器1での冷媒蒸気の温度が高まる。
に作動させることができると共に、熱交換器47
を介在させることにより中間再生器34の濃吸収
液が移送ポンプ32を介して加熱用吸収器26に
移送される途中、加熱用吸収器26の高温の中濃
吸収液によつて加熱される。その結果、濃吸収液
は加熱用吸収器26のほぼ飽和温度とされてその
内部で散布され、そのときに発生する凝縮潜熱は
殆どすべて循環供給路36の一端部36Aにおい
て熱媒に吸収される。一方、熱交換器48を介在
させることにより加熱用吸収器26から中間吸収
器38へ向かう中濃吸収液によつて中間吸収器3
8から中間再生器34への稀吸収液が加熱され
る。その結果、中間吸収器38の低温の稀吸収液
はその温度を高められ、中間再生器34内で冷媒
蒸気になることが助長され、中間再生器34内の
濃吸収液の濃度が高まるので、加熱用吸収器26
で発生する熱量が高まつて循環供給路36の一端
部36A内を循環する熱媒の吸収熱量が増大さ
れ、蒸発器1での冷媒蒸気の温度が高まる。
本発明は以上詳細に説明したように、第1の発
明では、蒸発器で冷媒液を蒸発させる熱源を、加
熱用吸収器内で発生した凝縮潜熱により高温にし
た熱媒を介して供給するようにしたので、吸収ヒ
ートポンプの熱回収温度を高める要素の一つであ
る蒸発器における冷媒蒸気の温度を高めることが
できる。したがつて、再生器の濃吸収液の濃度を
高めることと相まつて熱回収温度を高くすること
ができる。第2の発明においては熱交換器を介在
させたので、前述の効果をより高い熱効率でもつ
て発揮させることができる。
明では、蒸発器で冷媒液を蒸発させる熱源を、加
熱用吸収器内で発生した凝縮潜熱により高温にし
た熱媒を介して供給するようにしたので、吸収ヒ
ートポンプの熱回収温度を高める要素の一つであ
る蒸発器における冷媒蒸気の温度を高めることが
できる。したがつて、再生器の濃吸収液の濃度を
高めることと相まつて熱回収温度を高くすること
ができる。第2の発明においては熱交換器を介在
させたので、前述の効果をより高い熱効率でもつ
て発揮させることができる。
第1図は従来の吸収ヒートポンプの系統図、第
2図は第1の発明の吸収ヒートポンプの系統図、
第3図は第2の発明の吸収ヒートポンプの系統図
である。 1……蒸発器、3……吸収器、4……再生器、
18……凝縮器、23……吸収ヒートポンプ、2
5……中間蒸発器、26……加熱用吸収器、33
……濃吸収液管路、34……中間再生器、38…
…中間吸収器、39……中濃吸収液管路、41…
…稀吸収液管路、47,48……熱交換器。
2図は第1の発明の吸収ヒートポンプの系統図、
第3図は第2の発明の吸収ヒートポンプの系統図
である。 1……蒸発器、3……吸収器、4……再生器、
18……凝縮器、23……吸収ヒートポンプ、2
5……中間蒸発器、26……加熱用吸収器、33
……濃吸収液管路、34……中間再生器、38…
…中間吸収器、39……中濃吸収液管路、41…
…稀吸収液管路、47,48……熱交換器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 凝縮器で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器
と、再生器との間で循環される吸収液により冷媒
蒸気を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取
出す吸収器と、前記再生器で蒸発した冷媒蒸気を
吸収する中間吸収器と、この中間吸収器で稀薄と
なつた稀吸収液が稀吸収液管路を介して導入され
ると共に前記凝縮器に冷媒蒸気を導出する中間再
生器とを備え、廃熱等の温度の低い熱源を用いて
廃熱源温度より高い温度の熱を取り出すようにし
た吸収ヒートポンプにおいて、 前記凝縮器で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の
低温の熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器と、 この中間蒸発器で蒸発した冷媒蒸気が導入さ
れ、前記中間再生器で濃縮された濃吸収液が濃吸
収液管路を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸収液
に吸収されることによつて発生する高い温度の熱
で加熱された熱媒を前記蒸発器に循環供給し、中
濃吸収液を中濃吸収液管路を介して中間吸収器に
供給する加熱用吸収器と、 を有し、この加熱用吸収器で加熱された温度の
高い熱媒で、前記蒸発器の冷媒蒸発温度を高める
ようにしたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。 2 凝縮器で凝縮した冷媒液を蒸発させる蒸発器
と、再生器との間で循環される吸収液により冷媒
蒸気を吸収するときに生じる凝縮潜熱を外部に取
出す吸収器と、前記再生器で蒸発した冷媒蒸気を
吸収する中間吸収器と、この中間吸収器で稀薄と
なつた稀吸収液が稀吸収液管路を介して導入され
ると共に前記凝縮器に冷媒蒸気を導出する中間再
生器とを備え、廃熱等の温度の低い熱源を用いて
廃熱源温度より高い温度の熱を取り出すようにし
た吸収ヒートポンプにおいて、 前記凝縮器で凝縮した冷媒液の一部を廃熱等の
低温の熱で加熱して蒸発させる中間蒸発器と、 この中間蒸発器で蒸発した冷媒蒸気が導入さ
れ、前記中間再生器で濃縮された濃吸収液が濃吸
収液管路を介して導入され、冷媒蒸気が濃吸収液
に吸収されることによつて発生する高い温度の熱
で加熱された熱媒を前記蒸発器に循環供給し、中
濃吸収液を中濃吸収液管路を介して中間吸収器に
供給する加熱用吸収器と、 前記濃吸収液管路と中濃吸収液管路との間で熱
交換を行なわせる熱交換器と、 前記稀吸収液管路と中濃吸収液管路との間で熱
交換を行なわせる熱交換器と、 を有し、前記加熱用吸収器で加熱された温度の
高い熱媒で前記蒸発器の冷媒蒸発温度を高めるよ
うにしたことを特徴とする吸収ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9168584A JPS60233472A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 吸収ヒ−トポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9168584A JPS60233472A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 吸収ヒ−トポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60233472A JPS60233472A (ja) | 1985-11-20 |
| JPH0441269B2 true JPH0441269B2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=14033353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9168584A Granted JPS60233472A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 吸収ヒ−トポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60233472A (ja) |
-
1984
- 1984-05-07 JP JP9168584A patent/JPS60233472A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60233472A (ja) | 1985-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |