JPH0441580B2 - - Google Patents
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- JPH0441580B2 JPH0441580B2 JP62161095A JP16109587A JPH0441580B2 JP H0441580 B2 JPH0441580 B2 JP H0441580B2 JP 62161095 A JP62161095 A JP 62161095A JP 16109587 A JP16109587 A JP 16109587A JP H0441580 B2 JPH0441580 B2 JP H0441580B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- grains
- porridge
- calorie
- food
- Prior art date
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/196—Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/197—Treatment of whole grains not provided for in groups A23L7/117 - A23L7/196
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S426/00—Food or edible material: processes, compositions, and products
- Y10S426/804—Low calorie, low sodium or hypoallergic
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
(1) 技術分野
本発明は、炊飯した低カロリー穀物の製造方法
に関する。 (2) 先行技術およびその問題点 従来より、肥満の治療および予防ならびに糖尿
病の治療などに際し、摂取カロリー制限を行う場
合、粥や雑炊を摂取させる方法が採られる場合が
ある。この方法は、飯が粥化する際、米粒が多量
の水分を吸収して膨張するため、単位重量当りの
カロリー量が低下することを利用したものであ
る。しかしながら、飯は粥化される際にその糖質
のほとんどを占める殿粉がα化されるため、消化
されやすくなり、かえつて生体内での利用効率が
むしろ高まり摂取カロリー制限の効果が得られに
くかつた。 さらに従来の粥は長期保存した場合に黄変した
り穀粒が崩壊しやすい欠点を有していた。 一方、食物繊維などの増量剤、増粘剤を単独で
摂取させたり、他の食品に添加することによつて
単位重量当りのカロリー量を低下させる方法もと
られている。 食物繊維は、糖質や脂質の代謝を改善する作用
を有することで、近年注目されている物質でもあ
る。 しかしながら、食物繊維は、味、食感が好まし
くないため、単独での摂取は困難であり、食品に
添加しても多くの食品の場合で、その味、食感が
著しく低下するという欠点を有している。 発明の目的 本発明の目的は、上記先行技術の問題点を解決
した低カロリー穀物、即ち単位重量当りのカロリ
ー量が極めて低く、なおかつ容易に食物繊維を摂
取することが可能であつて、しかも粥と同等の外
観、味、食感を有し、長期間の保存が可能な炊飯
した低カロリー穀物の製造方法を提供することに
ある。 発明の具体的説明 炊飯された穀物の炭水化物を、抽出液の粘度が
200cp以下の条件で、高温の水または希酸で抽出
除去することによりなる炊飯した低カロリー穀物
の製造方法を提供するものである。 本発明において、穀物とは米、麦、あわ、ひえ
等を指す。 本発明の原料として米を用いる場合は生米とし
て市場に流通する玄米、半つき米、七分つき米、
精白米、胚芽米、アルフア米などの全粒米または
破砕米のいずれでもよい。 本発明において増粘剤、増量剤としては、食物
繊維を用いる。なかでもカラゲニン、ペクチン、
キサンタンガム、グアガム、アラビアガムなど溶
解性の高いものが望ましい。 調味料は、塩、しよう油、グルタミン酸ナトリ
ウム、食酢、みりん、酒、みそなどの他通常用い
られる全ての調味料の1種類または2種類以上の
混合物を適当に用いることができる。さらに、場
合によつては、香辛料を加えてもよい。 本発明の方法に原料として米を使用する場合に
ついて以下に説明する。米以外の穀物を使用する
場合も同様にして実施される。生米を洗浄した後
圧力釜、電気釜、鍋などを用いる通常の方法で炊
飯する。炊飯された米、即ち飯に、十分量の60℃
以上に加温した水または酢酸、リン酸等の酸希釈
液を加えゆるやかに加熱撹拌する。酸希釈液の濃
度は0.025〜0.5%が適当である。この加熱および
撹拌を1分間から30分間続けた後溶液部を過あ
るいはデカンテーシヨンにより除去する。水また
は酢酸、リン酸等の酸希釈液が60℃以下では飯か
らの脱糖が速やかに行なわれず、好ましくない。
この高温かつ短時間の処理では、飯粒はくずれな
いまま1.5倍から2.5倍に膨張する。以上の操作を
1回ないし数回繰り返すことによつて、糖質が溶
液部に抽出除去されるため、飯に比して単位重量
当りのカロリー量が著しく低下する。 またこの糖質の抽出除去は、60℃以上に加温し
た水または酢酸、リン酸などの酸希釈液を抽出槽
中で潅流することにより行なつてもよい。 尚この脱糖飯の製造においては、糖抽出液の抽
出過程中の粘度が200cp以上にならないようにす
ることが必要である。即ち、抽出液の粘度が上昇
すると飯粒に加わる剪断力が大きくなり飯粒がく
ずれやすくなる他、飯粒と抽出液の分離が困難と
なるからである。 通常の五分粥でも、20メツシユのふるいでは、
飯粒と液状部分の分離は困難である。そこで、抽
出液粘度が種々の値をとるよう条件設定し、それ
ぞれのふるい透過性および粥化度を比較した。す
なわち、洗浄した精白米650gに1の水を加え
電気釜を用いて通常の方法により炊飯し、1450g
の飯を得た。3のナベを6個用意し、それぞれ
に先の飯を350gずつ分取し、水を、0.5、0.75、
1.0、1.25、1.5、2加え、弱火で30分煮た。こ
うして得た6種のサンプルについて糖抽出液のふ
るい透過性および粥化度を比較した。結果を表1
に示す。表1に示すごとく、抽出液の粘度が
200cp以下、望ましくは100cp以下であれば、飯
粒はくずれにくくまた、飯粒と液状部分の分離も
容易である。
に関する。 (2) 先行技術およびその問題点 従来より、肥満の治療および予防ならびに糖尿
病の治療などに際し、摂取カロリー制限を行う場
合、粥や雑炊を摂取させる方法が採られる場合が
ある。この方法は、飯が粥化する際、米粒が多量
の水分を吸収して膨張するため、単位重量当りの
カロリー量が低下することを利用したものであ
る。しかしながら、飯は粥化される際にその糖質
のほとんどを占める殿粉がα化されるため、消化
されやすくなり、かえつて生体内での利用効率が
むしろ高まり摂取カロリー制限の効果が得られに
くかつた。 さらに従来の粥は長期保存した場合に黄変した
り穀粒が崩壊しやすい欠点を有していた。 一方、食物繊維などの増量剤、増粘剤を単独で
摂取させたり、他の食品に添加することによつて
単位重量当りのカロリー量を低下させる方法もと
られている。 食物繊維は、糖質や脂質の代謝を改善する作用
を有することで、近年注目されている物質でもあ
る。 しかしながら、食物繊維は、味、食感が好まし
くないため、単独での摂取は困難であり、食品に
添加しても多くの食品の場合で、その味、食感が
著しく低下するという欠点を有している。 発明の目的 本発明の目的は、上記先行技術の問題点を解決
した低カロリー穀物、即ち単位重量当りのカロリ
ー量が極めて低く、なおかつ容易に食物繊維を摂
取することが可能であつて、しかも粥と同等の外
観、味、食感を有し、長期間の保存が可能な炊飯
した低カロリー穀物の製造方法を提供することに
ある。 発明の具体的説明 炊飯された穀物の炭水化物を、抽出液の粘度が
200cp以下の条件で、高温の水または希酸で抽出
除去することによりなる炊飯した低カロリー穀物
の製造方法を提供するものである。 本発明において、穀物とは米、麦、あわ、ひえ
等を指す。 本発明の原料として米を用いる場合は生米とし
て市場に流通する玄米、半つき米、七分つき米、
精白米、胚芽米、アルフア米などの全粒米または
破砕米のいずれでもよい。 本発明において増粘剤、増量剤としては、食物
繊維を用いる。なかでもカラゲニン、ペクチン、
キサンタンガム、グアガム、アラビアガムなど溶
解性の高いものが望ましい。 調味料は、塩、しよう油、グルタミン酸ナトリ
ウム、食酢、みりん、酒、みそなどの他通常用い
られる全ての調味料の1種類または2種類以上の
混合物を適当に用いることができる。さらに、場
合によつては、香辛料を加えてもよい。 本発明の方法に原料として米を使用する場合に
ついて以下に説明する。米以外の穀物を使用する
場合も同様にして実施される。生米を洗浄した後
圧力釜、電気釜、鍋などを用いる通常の方法で炊
飯する。炊飯された米、即ち飯に、十分量の60℃
以上に加温した水または酢酸、リン酸等の酸希釈
液を加えゆるやかに加熱撹拌する。酸希釈液の濃
度は0.025〜0.5%が適当である。この加熱および
撹拌を1分間から30分間続けた後溶液部を過あ
るいはデカンテーシヨンにより除去する。水また
は酢酸、リン酸等の酸希釈液が60℃以下では飯か
らの脱糖が速やかに行なわれず、好ましくない。
この高温かつ短時間の処理では、飯粒はくずれな
いまま1.5倍から2.5倍に膨張する。以上の操作を
1回ないし数回繰り返すことによつて、糖質が溶
液部に抽出除去されるため、飯に比して単位重量
当りのカロリー量が著しく低下する。 またこの糖質の抽出除去は、60℃以上に加温し
た水または酢酸、リン酸などの酸希釈液を抽出槽
中で潅流することにより行なつてもよい。 尚この脱糖飯の製造においては、糖抽出液の抽
出過程中の粘度が200cp以上にならないようにす
ることが必要である。即ち、抽出液の粘度が上昇
すると飯粒に加わる剪断力が大きくなり飯粒がく
ずれやすくなる他、飯粒と抽出液の分離が困難と
なるからである。 通常の五分粥でも、20メツシユのふるいでは、
飯粒と液状部分の分離は困難である。そこで、抽
出液粘度が種々の値をとるよう条件設定し、それ
ぞれのふるい透過性および粥化度を比較した。す
なわち、洗浄した精白米650gに1の水を加え
電気釜を用いて通常の方法により炊飯し、1450g
の飯を得た。3のナベを6個用意し、それぞれ
に先の飯を350gずつ分取し、水を、0.5、0.75、
1.0、1.25、1.5、2加え、弱火で30分煮た。こ
うして得た6種のサンプルについて糖抽出液のふ
るい透過性および粥化度を比較した。結果を表1
に示す。表1に示すごとく、抽出液の粘度が
200cp以下、望ましくは100cp以下であれば、飯
粒はくずれにくくまた、飯粒と液状部分の分離も
容易である。
【表】
◎…極めて良
通常、この方法によれば炭水化物の残存率は80
重量%以下とすることが可能である。 このようにして脱糖した飯に、前記した食物繊
維の1種類または2種類以上を0.1%〜10%含有
する水溶液を0.5〜5倍容加えて加熱撹拌する。
この場合の温度は、加えられる食物繊維の溶解性
によつて異なるが、一般的には80℃以上であるこ
とが望ましく加熱時間は、1分から5分であるこ
とが望ましい。 最後に、前記した調味料のうち1種類または2
種類以上を患者の治療に応じてあるいは好みに応
じて加え味をととのえる。 本発明の穀物は長期間の保存が可能であり、黄
変したり、穀粒が崩壊したりすることが少ない。
保存は好ましくは本発明の穀物を増粘剤および
(または)増量剤、好ましくはカラギナンの溶液
に加え、アルミパツク等により密封したのち、レ
トルト減菌処理することによつて行なわれる。 次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明する。 実施例 1 洗浄した精白米320gに水480mlを加え、電気釜
で炊飯した。この炊飯した飯全量に90℃に加温し
た水2を加え、加熱しながら5分間ゆるやかに
撹拌した後デカンテーシヨンで溶液部を除いた。
この操作を合計3回行なつた。各操作段階で得た
溶液部および飯粒の糖濃度(グルコース換算)を
フエノール硫酸法により測定し、各段階での飯か
らの糖質の累積抽出除去率および残存率を求め
た。結果を第1図に示す。第1図に示す如く、上
記の操作によつて約50%の糖質が除去されたう
え、飯粒は2倍程度に膨張した。 次に、80℃に加温した水50mlを入れたビーカー
を20個用意し、カラゲニン、キサンタンガム、ペ
クチン、アラビアガム(三栄化学社製)を、各々
0.05g、0.1g、0.5g、1g、5g秤取して別々
に溶解し合計20種類の食物繊維溶液を得た。この
溶液に各々、先に得た脱糖飯を50gずつ加え、90
℃で5分間加熱した後室温で10分間放冷した。 こうして得た20種類のサンプルの食感について
官能検査を行なつた。結果を表2に示す。
通常、この方法によれば炭水化物の残存率は80
重量%以下とすることが可能である。 このようにして脱糖した飯に、前記した食物繊
維の1種類または2種類以上を0.1%〜10%含有
する水溶液を0.5〜5倍容加えて加熱撹拌する。
この場合の温度は、加えられる食物繊維の溶解性
によつて異なるが、一般的には80℃以上であるこ
とが望ましく加熱時間は、1分から5分であるこ
とが望ましい。 最後に、前記した調味料のうち1種類または2
種類以上を患者の治療に応じてあるいは好みに応
じて加え味をととのえる。 本発明の穀物は長期間の保存が可能であり、黄
変したり、穀粒が崩壊したりすることが少ない。
保存は好ましくは本発明の穀物を増粘剤および
(または)増量剤、好ましくはカラギナンの溶液
に加え、アルミパツク等により密封したのち、レ
トルト減菌処理することによつて行なわれる。 次に実施例および試験例を示して本発明をさら
に具体的に説明する。 実施例 1 洗浄した精白米320gに水480mlを加え、電気釜
で炊飯した。この炊飯した飯全量に90℃に加温し
た水2を加え、加熱しながら5分間ゆるやかに
撹拌した後デカンテーシヨンで溶液部を除いた。
この操作を合計3回行なつた。各操作段階で得た
溶液部および飯粒の糖濃度(グルコース換算)を
フエノール硫酸法により測定し、各段階での飯か
らの糖質の累積抽出除去率および残存率を求め
た。結果を第1図に示す。第1図に示す如く、上
記の操作によつて約50%の糖質が除去されたう
え、飯粒は2倍程度に膨張した。 次に、80℃に加温した水50mlを入れたビーカー
を20個用意し、カラゲニン、キサンタンガム、ペ
クチン、アラビアガム(三栄化学社製)を、各々
0.05g、0.1g、0.5g、1g、5g秤取して別々
に溶解し合計20種類の食物繊維溶液を得た。この
溶液に各々、先に得た脱糖飯を50gずつ加え、90
℃で5分間加熱した後室温で10分間放冷した。 こうして得た20種類のサンプルの食感について
官能検査を行なつた。結果を表2に示す。
【表】
◎ 極めて良好 ○ 良好 △ やや悪い
× 悪い
食物繊維の種類によつても異なるが、食物繊維
の添加量が多くなると、ゲル化が強まり食感が低
下した。カラゲニン0.1g、0.5g添加、ペクチン
0.05g添加では極めて良好な食感が得られた。 実施例 2 洗浄した精白米160gに水240mlを加え、電気釜
で炊飯した。この炊飯した飯の半量に90℃に加温
した0.01%の酢酸水溶液1を加え、加熱しなが
ら5分間ゆるやかに撹拌した後デカンテーシヨン
で溶液部を除いた。この操作を合計3回行なつ
た。各操作段階で得た溶液部の糖濃度をフエノー
ル硫酸法により測定し、各段階での飯からの糖質
の累積抽出除去率および残存率を求めた。結果を
第2図に示す。第2図に示す如く、上記の操作に
よつて飯から約45%の糖質が除去されたうえ、飯
粒は2倍程度に膨張した。この脱糖した飯100g
に、0.5gのカラゲニンを溶解した80℃の溶液100
mlを加え、90℃で5分間加熱撹拌した。これに塩
1g、砂糖0.25gおよびグルタミン酸ナトリウム
0.05gを加え調味して低カロリー粥様食品を得
た。 一方前記の炊飯した飯100gに、150mlの水を加
えて全量が200mlになるまで弱火で約45分間加熱
した。これに、塩1g、砂糖0.25g、グルタミン
酸ナトリウム0.05gを加えて調味し粥を得た。 こうして得られた粥を基準として低カロリー粥
様食品の外観、味、食感について11名の被験者が
比較官能検査を行なつた。結果を表3に示す。表
3に示す如く、本低カロリー粥様食品は、外観、
味、食感の点で粥と同等であると判断された。
× 悪い
食物繊維の種類によつても異なるが、食物繊維
の添加量が多くなると、ゲル化が強まり食感が低
下した。カラゲニン0.1g、0.5g添加、ペクチン
0.05g添加では極めて良好な食感が得られた。 実施例 2 洗浄した精白米160gに水240mlを加え、電気釜
で炊飯した。この炊飯した飯の半量に90℃に加温
した0.01%の酢酸水溶液1を加え、加熱しなが
ら5分間ゆるやかに撹拌した後デカンテーシヨン
で溶液部を除いた。この操作を合計3回行なつ
た。各操作段階で得た溶液部の糖濃度をフエノー
ル硫酸法により測定し、各段階での飯からの糖質
の累積抽出除去率および残存率を求めた。結果を
第2図に示す。第2図に示す如く、上記の操作に
よつて飯から約45%の糖質が除去されたうえ、飯
粒は2倍程度に膨張した。この脱糖した飯100g
に、0.5gのカラゲニンを溶解した80℃の溶液100
mlを加え、90℃で5分間加熱撹拌した。これに塩
1g、砂糖0.25gおよびグルタミン酸ナトリウム
0.05gを加え調味して低カロリー粥様食品を得
た。 一方前記の炊飯した飯100gに、150mlの水を加
えて全量が200mlになるまで弱火で約45分間加熱
した。これに、塩1g、砂糖0.25g、グルタミン
酸ナトリウム0.05gを加えて調味し粥を得た。 こうして得られた粥を基準として低カロリー粥
様食品の外観、味、食感について11名の被験者が
比較官能検査を行なつた。結果を表3に示す。表
3に示す如く、本低カロリー粥様食品は、外観、
味、食感の点で粥と同等であると判断された。
【表】
実施例 3
洗浄した精白米2.5Kgに水4を加え、電気釜
を用いて炊飯して飯5Kgを得た。この飯を沸騰水
50中に入れ、ゆるやかに撹拌しながら20分間加
熱した。その後、上清を去し、脱糖飯9Kgを得
た。一方、9の湯にカラギナンCS−215 50g
を溶解した。300ml容のレトルト用アルミパツク
を30袋用意し、カラギナン溶液140mlと脱糖飯140
gを入れ脱気後ヒートシーラーにて密閉した。こ
のようにして本発明の食品を得た。 一方、洗浄した精白米2.5Kgに水4を加え電
気釜を用いて炊飯して得られた5Kgの飯に、水
5.5を加え全量が10Kgになるまで弱火で約60分
加熱し粥を得た。300ml容のレトルト用アルミパ
ツクを30袋用意しこの粥280gを入れ脱気後ヒー
トシーラーにて密閉した。こうして得られたレト
ルト粥を対照食品とした。 本発明の食品および対照食品をレトルト釜にて
115℃20分の滅菌操作を加えた後各群を10袋づつ
3群に分け冷蔵(4℃)、室温(約25℃)、高温
137℃の3条件下で6ケ月間保存した。6ケ月後
に開封しそれぞれを試食した。対照食品では、室
温、高温で保存した群に飯粒の崩壊が認められ
た。また、高温で保存した群中に淡黄色に変色し
たものがあつた。しかし、本発明の食品では、ど
の保存条件でも、保存開始前と全く変化が認めら
れなかつた。 以上のごとく、本発明の食品は、レトルト食品
に加工した場合、通常の粥に比して保存安定性の
面ですぐれていることが確認された。 発明の具体的効果 以上詳述したように本発明は炭水化物特に糖類
の含有量が低減されてなる低カロリー穀物からな
り、肥満の治療および予防ならびに糖尿病の治療
用の低カロリー食品として有用である。 さらに本発明の方法によれば、極めて簡単な設
備と操作によつて、炊飯された穀物の炭水化物特
に糖類を除去することができる。炭水化物の除去
は粒形がくずれないように設定した条件下で行な
われるため、得られた食品は粥と同等の外観・食
感を有している。 また、増粘・増量剤として食品添加物の代わり
に食物繊維を使用した場合は、単位重量当りのカ
ロリー量が極めて低い優れた低カロリー粥様食品
を得ることができる。 さらに本発明の方法によれば長期保存可能な低
カロリー穀物が得られる。
を用いて炊飯して飯5Kgを得た。この飯を沸騰水
50中に入れ、ゆるやかに撹拌しながら20分間加
熱した。その後、上清を去し、脱糖飯9Kgを得
た。一方、9の湯にカラギナンCS−215 50g
を溶解した。300ml容のレトルト用アルミパツク
を30袋用意し、カラギナン溶液140mlと脱糖飯140
gを入れ脱気後ヒートシーラーにて密閉した。こ
のようにして本発明の食品を得た。 一方、洗浄した精白米2.5Kgに水4を加え電
気釜を用いて炊飯して得られた5Kgの飯に、水
5.5を加え全量が10Kgになるまで弱火で約60分
加熱し粥を得た。300ml容のレトルト用アルミパ
ツクを30袋用意しこの粥280gを入れ脱気後ヒー
トシーラーにて密閉した。こうして得られたレト
ルト粥を対照食品とした。 本発明の食品および対照食品をレトルト釜にて
115℃20分の滅菌操作を加えた後各群を10袋づつ
3群に分け冷蔵(4℃)、室温(約25℃)、高温
137℃の3条件下で6ケ月間保存した。6ケ月後
に開封しそれぞれを試食した。対照食品では、室
温、高温で保存した群に飯粒の崩壊が認められ
た。また、高温で保存した群中に淡黄色に変色し
たものがあつた。しかし、本発明の食品では、ど
の保存条件でも、保存開始前と全く変化が認めら
れなかつた。 以上のごとく、本発明の食品は、レトルト食品
に加工した場合、通常の粥に比して保存安定性の
面ですぐれていることが確認された。 発明の具体的効果 以上詳述したように本発明は炭水化物特に糖類
の含有量が低減されてなる低カロリー穀物からな
り、肥満の治療および予防ならびに糖尿病の治療
用の低カロリー食品として有用である。 さらに本発明の方法によれば、極めて簡単な設
備と操作によつて、炊飯された穀物の炭水化物特
に糖類を除去することができる。炭水化物の除去
は粒形がくずれないように設定した条件下で行な
われるため、得られた食品は粥と同等の外観・食
感を有している。 また、増粘・増量剤として食品添加物の代わり
に食物繊維を使用した場合は、単位重量当りのカ
ロリー量が極めて低い優れた低カロリー粥様食品
を得ることができる。 さらに本発明の方法によれば長期保存可能な低
カロリー穀物が得られる。
第1図は、実施例1で得られた脱糖された飯
の、第2図は実施例2で得られた脱糖された飯の
糖質累積抽出除去率と残存率をそれぞれ示すグラ
フである。
の、第2図は実施例2で得られた脱糖された飯の
糖質累積抽出除去率と残存率をそれぞれ示すグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 穀物を炊飯し、その穀物を高温の水または希
酸中で200cp以下の粘度を維持しながら抽出処理
した後、溶液部分を除去することを特徴とする炭
水化物含有量が低減されてなる炊飯した低カロリ
ー穀物の製造方法。 2 水または希酸の温度が60℃以上である特許請
求の範囲第1項に記載の方法。 3 抽出を1〜30分間行なう特許請求の範囲第1
項または第2項に記載の方法。 4 炭水化物の抽出は、高温の水または希酸を抽
出槽内に潅流させることにより行なう特許請求の
範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15160986 | 1986-06-30 | ||
| JP61-151609 | 1986-06-30 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3133258A Division JPH04228043A (ja) | 1986-06-30 | 1991-05-10 | 低カロリー穀物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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