JPH0441732B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0441732B2 JPH0441732B2 JP61195760A JP19576086A JPH0441732B2 JP H0441732 B2 JPH0441732 B2 JP H0441732B2 JP 61195760 A JP61195760 A JP 61195760A JP 19576086 A JP19576086 A JP 19576086A JP H0441732 B2 JPH0441732 B2 JP H0441732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- column
- reinforced concrete
- column base
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は鉄骨鉄筋コンクリート造建築物の柱脚
に関する。
に関する。
[従来の技術及び問題点]
鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚は鉄骨柱とその周
囲に設けられた鉄筋コンクリートとからなる。こ
のような鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚として従来
第8図に示す構造のものが使用されている。第8
図において、柱脚80は鉄骨柱81、鉄筋82、
コンクリート83、鉄骨柱81に溶接されるベー
スプレート84及びベースプレート84を固定す
るアンカーボルト85からなる。アンカーボルト
85は基礎コンクリート86中に埋設されてい
る。鉄骨柱に溶接により接合されたベースプレー
ト84は鋼板製であり、剛性及び耐力が低い。そ
のため柱脚80において鉄骨部分の強度が十分で
なく、鉄筋コンクリート部分しか十分に強度を発
揮することができない。従つて第8図の鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚80では、鉄骨部分に見合つ
た性能を発揮できない分だけ鉄筋コンクリート部
分の性能を増大させる必要があり、柱脚80のコ
ンクリート断面寸法を大きくしたり、鉄筋の径や
数を増大する必要があつた。これにより建築物の
有効な空間が減少し、また施工的には鉄筋82が
柱脚80に密集することにより配筋が困難とな
り、かつコンクリートの充填性も悪くなる。
囲に設けられた鉄筋コンクリートとからなる。こ
のような鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚として従来
第8図に示す構造のものが使用されている。第8
図において、柱脚80は鉄骨柱81、鉄筋82、
コンクリート83、鉄骨柱81に溶接されるベー
スプレート84及びベースプレート84を固定す
るアンカーボルト85からなる。アンカーボルト
85は基礎コンクリート86中に埋設されてい
る。鉄骨柱に溶接により接合されたベースプレー
ト84は鋼板製であり、剛性及び耐力が低い。そ
のため柱脚80において鉄骨部分の強度が十分で
なく、鉄筋コンクリート部分しか十分に強度を発
揮することができない。従つて第8図の鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚80では、鉄骨部分に見合つ
た性能を発揮できない分だけ鉄筋コンクリート部
分の性能を増大させる必要があり、柱脚80のコ
ンクリート断面寸法を大きくしたり、鉄筋の径や
数を増大する必要があつた。これにより建築物の
有効な空間が減少し、また施工的には鉄筋82が
柱脚80に密集することにより配筋が困難とな
り、かつコンクリートの充填性も悪くなる。
そこで第8図の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の
上記問題点を解決するために、第9図に示すよう
な構造のものが実施されている。この鉄骨鉄筋コ
ンクリート造柱脚90は、鉄骨柱91を基礎コン
クリート96中に約1〜1.5m程度埋め込む形式
のものである。この鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚
90においては、鉄骨柱91が連続して基礎コン
クリート96中に埋め込まれているので、柱脚部
90の性能は柱頭部98と同様に、鉄骨部の性能
と鉄筋コンクリート部の性能との和となる。この
ため柱脚部90のコンクリート断面寸法が大きく
なつたり、鉄筋92の径および数が増大するとい
うことはなくなり、第8図に示す構造の鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚80の問題点は解消される。
上記問題点を解決するために、第9図に示すよう
な構造のものが実施されている。この鉄骨鉄筋コ
ンクリート造柱脚90は、鉄骨柱91を基礎コン
クリート96中に約1〜1.5m程度埋め込む形式
のものである。この鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚
90においては、鉄骨柱91が連続して基礎コン
クリート96中に埋め込まれているので、柱脚部
90の性能は柱頭部98と同様に、鉄骨部の性能
と鉄筋コンクリート部の性能との和となる。この
ため柱脚部90のコンクリート断面寸法が大きく
なつたり、鉄筋92の径および数が増大するとい
うことはなくなり、第8図に示す構造の鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚80の問題点は解消される。
しかし、第9図に示す鉄骨鉄筋コンクリート造
柱脚90は鉄骨柱91を基礎コンクリート96中
に埋め込むため、アンカーボルト95の下端95
aが基礎ばり下端96aより深い位置になると、
新たに基礎ばり下端96aより深い位置に基礎コ
ンクリート部97を設けることが必要となり、基
礎工事費の増大という問題点が発生する。また基
礎コンクリート97,96の打設作業が2回に分
かれ、作業が煩雑になつたり、工期が伸びるとい
う問題点もあつた。
柱脚90は鉄骨柱91を基礎コンクリート96中
に埋め込むため、アンカーボルト95の下端95
aが基礎ばり下端96aより深い位置になると、
新たに基礎ばり下端96aより深い位置に基礎コ
ンクリート部97を設けることが必要となり、基
礎工事費の増大という問題点が発生する。また基
礎コンクリート97,96の打設作業が2回に分
かれ、作業が煩雑になつたり、工期が伸びるとい
う問題点もあつた。
従つて本発明の目的はこれらの問題点を解消し
た鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚を提供することで
ある。
た鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚を提供することで
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は鉄
骨柱に特定の形状の柱脚金物を溶接接合して鉄骨
部とすることにより上記問題点のない鉄骨鉄筋コ
ンクリート造柱脚とすることができることを発見
し、本発明に到達した。
骨柱に特定の形状の柱脚金物を溶接接合して鉄骨
部とすることにより上記問題点のない鉄骨鉄筋コ
ンクリート造柱脚とすることができることを発見
し、本発明に到達した。
すなわち本発明の第一の鉄骨鉄筋コンクリート
造柱脚は、底板上に鉄骨柱の断面形状に適合した
突出部を有し、前部突出部は局部的な応力集中を
緩和するための曲面状の基部を有するとともに、
前記鉄骨柱との溶接による前記底板の湾曲を防止
する突出長さを有する柱脚金物を、前記鉄骨柱の
下端に溶接によつて接合して前記鉄骨柱と一体と
し、前記柱脚金物を基礎ばり中に埋め込まれたア
ンカーボルトによつて固定し、得られた鉄骨柱脚
の外周を鉄筋コンクリートで包んでなる鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚において、前記柱脚金物の底
面は、前記基礎ばりの上端と同じ高さか又はそれ
より上方になるように基礎コンクリート上に設置
されてなることを特徴とする。
造柱脚は、底板上に鉄骨柱の断面形状に適合した
突出部を有し、前部突出部は局部的な応力集中を
緩和するための曲面状の基部を有するとともに、
前記鉄骨柱との溶接による前記底板の湾曲を防止
する突出長さを有する柱脚金物を、前記鉄骨柱の
下端に溶接によつて接合して前記鉄骨柱と一体と
し、前記柱脚金物を基礎ばり中に埋め込まれたア
ンカーボルトによつて固定し、得られた鉄骨柱脚
の外周を鉄筋コンクリートで包んでなる鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚において、前記柱脚金物の底
面は、前記基礎ばりの上端と同じ高さか又はそれ
より上方になるように基礎コンクリート上に設置
されてなることを特徴とする。
本発明の第二の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚
は、底板上に鉄骨柱の種々の断面形状に適合し得
るように平担な上端面を有する突出部を有し、前
記突出部は局部的な応力集中を緩和するための曲
面状の基部を有するとともに、前記鉄骨柱との溶
接による前記底板の湾曲を防止する突出長さを有
する柱脚金物を、前記鉄骨柱の下端に溶接によつ
て接合して前記鉄骨柱と一体とし、前記柱脚金物
を基礎ばり中に埋め込まれたアンカーボルトによ
つて固定し、得られた鉄骨柱脚の外周を鉄筋コン
クリートで包んでなる鉄骨鉄筋コンクリート造柱
脚において、前記柱脚金物の底面は、前記基礎ば
りの上端と同じ高さか又はそれより上方になるよ
うに基礎コンクリート上に設置されてなることを
特徴とする。
は、底板上に鉄骨柱の種々の断面形状に適合し得
るように平担な上端面を有する突出部を有し、前
記突出部は局部的な応力集中を緩和するための曲
面状の基部を有するとともに、前記鉄骨柱との溶
接による前記底板の湾曲を防止する突出長さを有
する柱脚金物を、前記鉄骨柱の下端に溶接によつ
て接合して前記鉄骨柱と一体とし、前記柱脚金物
を基礎ばり中に埋め込まれたアンカーボルトによ
つて固定し、得られた鉄骨柱脚の外周を鉄筋コン
クリートで包んでなる鉄骨鉄筋コンクリート造柱
脚において、前記柱脚金物の底面は、前記基礎ば
りの上端と同じ高さか又はそれより上方になるよ
うに基礎コンクリート上に設置されてなることを
特徴とする。
[実施例]
第1図に示す本発明の一実施例による鉄骨鉄筋
コンクリート造柱脚1は、鉄骨柱2、鉄骨柱2に
溶接により接合された柱脚金物3及び柱脚金物3
を固定するアンカーボルト4からなる鉄骨部分
と、鉄筋5及びコンクリート6からなる鉄筋コン
クリート部分とからなる。アンカーボルト4は下
端部に定着板7が固着されており、上端部を残し
て基礎8の基礎コンクリート8a中に埋設されて
いる。アンカーボルト4への柱脚金物3の固定は
座金9を介してナツト10により行われる。柱脚
部1の上方の柱頭部11も同一の断面構造を有す
る。なお基礎コンクリートと柱脚金物3との位置
関係については、鉄骨柱2と一体になつた柱脚金
物3の底面3aが基礎8の上端8bと同じ高さか
又はより上方になるように基礎コンクリート8a
上に設置される。
コンクリート造柱脚1は、鉄骨柱2、鉄骨柱2に
溶接により接合された柱脚金物3及び柱脚金物3
を固定するアンカーボルト4からなる鉄骨部分
と、鉄筋5及びコンクリート6からなる鉄筋コン
クリート部分とからなる。アンカーボルト4は下
端部に定着板7が固着されており、上端部を残し
て基礎8の基礎コンクリート8a中に埋設されて
いる。アンカーボルト4への柱脚金物3の固定は
座金9を介してナツト10により行われる。柱脚
部1の上方の柱頭部11も同一の断面構造を有す
る。なお基礎コンクリートと柱脚金物3との位置
関係については、鉄骨柱2と一体になつた柱脚金
物3の底面3aが基礎8の上端8bと同じ高さか
又はより上方になるように基礎コンクリート8a
上に設置される。
第2図は第1図のAA断面を示す。本実施例に
おいては鉄骨柱2は十字の各先端にT字状にフラ
ンジが設けられた断面形状(中柱断面形状)を有
しており、その外周に鉄筋5がほぼ等間隔に配設
され、コンクリート6で固められている。この柱
脚部1の断面積はD×Bで表わされる。
おいては鉄骨柱2は十字の各先端にT字状にフラ
ンジが設けられた断面形状(中柱断面形状)を有
しており、その外周に鉄筋5がほぼ等間隔に配設
され、コンクリート6で固められている。この柱
脚部1の断面積はD×Bで表わされる。
第1図に示す柱脚1に使用する柱脚金物3を第
3図に示す。柱脚金物3は底板31上に鉄骨柱2
の断面形状に適合した突出部32を有し、かつ突
出基部33を曲面状として局部的な応力集中を緩
和している。この突出部32は鉄骨柱本体2との
溶接による底板部31の湾曲を防止する突出長さ
を有する。突出部32の先端には鉄骨柱2との溶
接に必要な開先部34が設けられている。なお鉄
骨柱2側に開先を設ければ柱脚金物3の開先部3
4を省略することができる。また35はアンカー
ボルト穴を示す。この柱脚金物3は鋳鋼または鍛
鋼製とするのが性能的に好ましい。
3図に示す。柱脚金物3は底板31上に鉄骨柱2
の断面形状に適合した突出部32を有し、かつ突
出基部33を曲面状として局部的な応力集中を緩
和している。この突出部32は鉄骨柱本体2との
溶接による底板部31の湾曲を防止する突出長さ
を有する。突出部32の先端には鉄骨柱2との溶
接に必要な開先部34が設けられている。なお鉄
骨柱2側に開先を設ければ柱脚金物3の開先部3
4を省略することができる。また35はアンカー
ボルト穴を示す。この柱脚金物3は鋳鋼または鍛
鋼製とするのが性能的に好ましい。
第1図に示す本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造
柱脚1によれば、柱脚金物3の剛性と耐力が従来
のものに比べすぐれているので、鉄骨柱2にかか
る応力を柱脚金物3、アンカーボルト4を介し、
基礎コンクリート8a、さらには基礎ばりへと連
続して伝えることができ、鉄骨部の性能を十分に
発揮することができる。このように本発明の鉄骨
鉄筋コンクリート造柱脚1は、鉄骨柱2を基礎コ
ンクリート8a中に埋め込まなくても、柱頭部1
1と同様に、鉄骨部の性能と鉄筋コンクリート部
の性能を加算して評価できる。
柱脚1によれば、柱脚金物3の剛性と耐力が従来
のものに比べすぐれているので、鉄骨柱2にかか
る応力を柱脚金物3、アンカーボルト4を介し、
基礎コンクリート8a、さらには基礎ばりへと連
続して伝えることができ、鉄骨部の性能を十分に
発揮することができる。このように本発明の鉄骨
鉄筋コンクリート造柱脚1は、鉄骨柱2を基礎コ
ンクリート8a中に埋め込まなくても、柱頭部1
1と同様に、鉄骨部の性能と鉄筋コンクリート部
の性能を加算して評価できる。
従つて本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚1
によれば、従来の第8図に示す鉄骨鉄筋コンクリ
ート造柱脚80のように、柱脚部のコンクリート
断面寸法D、Bを大きくしたり、鉄筋の径および
数を増大したりする必要がない。その結果、建築
物の空間が減少したり施工性の悪化による性能の
低下という問題点がすべて解消される。
によれば、従来の第8図に示す鉄骨鉄筋コンクリ
ート造柱脚80のように、柱脚部のコンクリート
断面寸法D、Bを大きくしたり、鉄筋の径および
数を増大したりする必要がない。その結果、建築
物の空間が減少したり施工性の悪化による性能の
低下という問題点がすべて解消される。
また本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚1
は、第9図に示す従来の鉄骨鉄筋コンクリート造
柱脚のように、鉄骨柱を基礎コンクリート中に埋
め込まなくてよいので、基礎工事費の増大や作業
の煩雑や工期が伸びるという従来の問題点を解消
できる。
は、第9図に示す従来の鉄骨鉄筋コンクリート造
柱脚のように、鉄骨柱を基礎コンクリート中に埋
め込まなくてよいので、基礎工事費の増大や作業
の煩雑や工期が伸びるという従来の問題点を解消
できる。
ところで一般に鉄骨鉄筋コンクリート造の建築
物においては、鉄骨柱は一つの建築物内において
も位置によつて種々の断面形状のものが使用され
る。第4図はその例を示す。aは側柱断面形状の
例であり、bは隅柱断面形状の例である。このよ
うに種々の断面形状の鉄骨柱と適合し得る形状の
柱脚金物の一例を第5図に示す。
物においては、鉄骨柱は一つの建築物内において
も位置によつて種々の断面形状のものが使用され
る。第4図はその例を示す。aは側柱断面形状の
例であり、bは隅柱断面形状の例である。このよ
うに種々の断面形状の鉄骨柱と適合し得る形状の
柱脚金物の一例を第5図に示す。
第5図の柱脚金物50の突出部51は平坦な上
端面52を有する。この平坦な上端面52に鉄骨
柱の下端を当接して溶接する。平坦な上端面52
は任意の断面形状の鉄骨柱と適合し得るので、柱
脚金物の種類を最小限に押さえることができ、原
価アツプを防止できる。なお第5図の柱脚金物5
0の重量が大きくなりすぎる場合は、第6図に示
すように、この柱脚金物の性能が低下しない程度
に底面中央部に凹部53を設け、軽量化をはかる
ことも可能である。
端面52を有する。この平坦な上端面52に鉄骨
柱の下端を当接して溶接する。平坦な上端面52
は任意の断面形状の鉄骨柱と適合し得るので、柱
脚金物の種類を最小限に押さえることができ、原
価アツプを防止できる。なお第5図の柱脚金物5
0の重量が大きくなりすぎる場合は、第6図に示
すように、この柱脚金物の性能が低下しない程度
に底面中央部に凹部53を設け、軽量化をはかる
ことも可能である。
本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚におい
て、アンカーボルトの位置が鉄骨柱のフランジよ
り外側に出ているために柱脚金物の外周部も鉄骨
柱フランジより外側に出る。そこで柱脚金物が鉄
筋と干渉するおそれもあるが、そのような場合鉄
骨柱の外形寸法を柱脚部において下方に行くに従
がつて次第に小さくすればよい。その例を第7図
に示す。
て、アンカーボルトの位置が鉄骨柱のフランジよ
り外側に出ているために柱脚金物の外周部も鉄骨
柱フランジより外側に出る。そこで柱脚金物が鉄
筋と干渉するおそれもあるが、そのような場合鉄
骨柱の外形寸法を柱脚部において下方に行くに従
がつて次第に小さくすればよい。その例を第7図
に示す。
第7図において、柱脚部70における鉄骨柱7
1の外形寸法は下方にいくに従がつて次第に小さ
くなり、柱脚金物72に溶接接合されている。こ
のような構造によれば、鉄骨柱71の柱脚部70
における外形寸法を縮小した分だけ柱脚金物72
の外形寸法も縮小できるので、柱脚金物72と鉄
筋73との干渉の問題を解決することができる。
1の外形寸法は下方にいくに従がつて次第に小さ
くなり、柱脚金物72に溶接接合されている。こ
のような構造によれば、鉄骨柱71の柱脚部70
における外形寸法を縮小した分だけ柱脚金物72
の外形寸法も縮小できるので、柱脚金物72と鉄
筋73との干渉の問題を解決することができる。
ところで第7図の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚
70においては、柱脚金物72の外形寸法および
アンカーボルト74のピツチが小さいため、柱脚
部に発生する曲げモーメント等に対する性能が不
十分となるおそれがある。このような場合、引張
強さが50Kg/mm2以上の高張力鋼のアンカーボルト
を使用する。これは一般に用いられるSS41材
(引張強さが41Kg/mm2)等の軟鋼系のアンカーボ
ルトに比べ、許容引張力が高く、アンカーボルト
のピツチAが小さくなつた分だけ、アンカーボル
トの許容引張力を増大でき、鉄骨鉄筋コンクリー
ト造柱脚70の性能低下の問題を解消できる。
70においては、柱脚金物72の外形寸法および
アンカーボルト74のピツチが小さいため、柱脚
部に発生する曲げモーメント等に対する性能が不
十分となるおそれがある。このような場合、引張
強さが50Kg/mm2以上の高張力鋼のアンカーボルト
を使用する。これは一般に用いられるSS41材
(引張強さが41Kg/mm2)等の軟鋼系のアンカーボ
ルトに比べ、許容引張力が高く、アンカーボルト
のピツチAが小さくなつた分だけ、アンカーボル
トの許容引張力を増大でき、鉄骨鉄筋コンクリー
ト造柱脚70の性能低下の問題を解消できる。
なお鉄骨柱71が縮小しているので、鉄骨柱7
1の性能低下を防止するために、若干鉄筋73を
増大するように柱脚部70を設計するのが望まし
い。
1の性能低下を防止するために、若干鉄筋73を
増大するように柱脚部70を設計するのが望まし
い。
[発明の効果]
本発明による効果を整理すると以下のとおりで
ある。
ある。
(1) 柱脚部のコンクリート断面を大きくしたり、
鉄筋の径および数を増すことによつて発明する
建物の空間の減少や、鉄筋の密集による作業性
の悪化、ひいては柱脚の性能低下という従来の
鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の問題点を解消で
きる。
鉄筋の径および数を増すことによつて発明する
建物の空間の減少や、鉄筋の密集による作業性
の悪化、ひいては柱脚の性能低下という従来の
鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の問題点を解消で
きる。
(2) 基礎ばりが柱脚部において下方に突出しない
ような構造にした場合、鉄骨柱を基礎コンクリ
ート中に埋め込むために起こる基礎工事費の増
大や、基礎工事の煩雑さ、さらに工期が伸びる
という従来の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の問
題点を解消できる。
ような構造にした場合、鉄骨柱を基礎コンクリ
ート中に埋め込むために起こる基礎工事費の増
大や、基礎工事の煩雑さ、さらに工期が伸びる
という従来の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の問
題点を解消できる。
(3) 上端面が平坦な突出部を有する柱脚金物を使
用することにより、種々の断面形状を有する鉄
骨柱と適合することができ、柱脚金物の種類を
最小限におさえることができる。
用することにより、種々の断面形状を有する鉄
骨柱と適合することができ、柱脚金物の種類を
最小限におさえることができる。
(4) 柱脚部における鉄骨柱の外形寸法を縮小する
ことにより、柱脚金物と鉄筋との干渉を防止す
ることができる。
ことにより、柱脚金物と鉄筋との干渉を防止す
ることができる。
第1図は本発明の一実施例による鉄骨鉄筋コン
クリート造柱脚の部分断面図であり、第2図は第
1図の柱脚部におけるAA断面図であり、第3図
は本発明の一実施例による鉄骨鉄筋コンクリート
造柱脚に使用する柱脚金物の斜視図であり、第4
図は他の例の鉄骨柱の断面形状を示す図であり、
第5図は本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚に
使用し得る他の柱脚金物の斜視図であり、第6図
は第5図の縦断面の一例を示す図であり、第7図
は本発明の他の実施例による鉄骨鉄筋コンクリー
ト造柱脚の部分断面図であり、第8図は従来の鉄
骨鉄筋コンクリート造柱脚の部分断面図であり、
第9図は従来の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の部
分断面図である。 1……鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚、2,71
……鉄骨柱、3,50,72……柱脚金物、4,
74……アンカーボルト、5,73……鉄筋、6
……コンクリート、7……定着板、8……基礎、
8a……基礎コンクリート、10……ナツト、1
1……柱頭部、31……底板、32,51……突
出部、33……突出部基部、34……開先部、5
2……上端面。
クリート造柱脚の部分断面図であり、第2図は第
1図の柱脚部におけるAA断面図であり、第3図
は本発明の一実施例による鉄骨鉄筋コンクリート
造柱脚に使用する柱脚金物の斜視図であり、第4
図は他の例の鉄骨柱の断面形状を示す図であり、
第5図は本発明の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚に
使用し得る他の柱脚金物の斜視図であり、第6図
は第5図の縦断面の一例を示す図であり、第7図
は本発明の他の実施例による鉄骨鉄筋コンクリー
ト造柱脚の部分断面図であり、第8図は従来の鉄
骨鉄筋コンクリート造柱脚の部分断面図であり、
第9図は従来の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚の部
分断面図である。 1……鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚、2,71
……鉄骨柱、3,50,72……柱脚金物、4,
74……アンカーボルト、5,73……鉄筋、6
……コンクリート、7……定着板、8……基礎、
8a……基礎コンクリート、10……ナツト、1
1……柱頭部、31……底板、32,51……突
出部、33……突出部基部、34……開先部、5
2……上端面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 底板上に鉄骨柱の断面形状に適合した突出部
を有し、前記突出部は局部的な応力集中を緩和す
るための曲面状の基部を有するとともに、前記鉄
骨柱との溶接による前記底板の湾曲を防止する突
出長さを有する柱脚金物を、前記鉄骨柱の下端に
溶接によつて接合して前記鉄骨柱と一体とし、前
記柱脚金物を基礎ばり中に埋め込まれたアンカー
ボルトによつて固定し、得られた鉄骨柱脚の外周
を鉄筋コンクリートで包んでなる鉄骨鉄筋コンク
リート造柱脚において、前記柱脚金物の底面は、
前記基礎ばりの上端と同じ高さか又はそれより上
方になるように基礎コンクリート上に設置されて
なることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱
脚。 2 特許請求の範囲第1項に記載の鉄骨鉄筋コン
クリート造柱脚において、基礎ばりは柱脚部にお
いて下方に突出していないことを特徴とする鉄骨
鉄筋コンクリート造柱脚。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の鉄
骨鉄筋コンクリート造柱脚において、前記鉄骨柱
の下端部の外形寸法が柱頭部の外形寸法より縮小
していることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート
造柱脚。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
に記載の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚において、
引張り強さが50Kg/mm2以上の高張力鋼のアンカー
ボルトを用いたことを特徴とする鉄骨鉄筋コンク
リート造柱脚。 5 特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
に記載の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚において、
前記柱脚金物が鋳鋼または鍛鋼製であることを特
徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚。 6 底板上に鉄骨柱の種々の断面形状に適合し得
るように平担な上端面を有する突出部を有し、前
記突出部は局部的な応力集中を緩和するための曲
面状の基部を有するとともに、前記鉄骨柱との溶
接による前記底板の湾曲を防止する突出長さを有
する柱脚金物を、前記鉄骨柱の下端に溶接によつ
て接合して前記鉄骨柱と一体とし、前記柱脚金物
を基礎ばり中に埋め込まれたアンカーボルトによ
つて固定し、得られた鉄骨柱脚の外周を鉄筋コン
クリートで包んでなる鉄骨鉄筋コンクリート造柱
脚において、前記柱脚金物の底面は、前記基礎ば
りの上端と同じ高さか又はそれより上方になるよ
うに基礎コンクリート上に設置されてなることを
特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚。 7 特許請求の範囲第6項に記載の鉄骨鉄筋コン
クリート造柱脚において、基礎ばりは柱脚部にお
いて下方に突出していないことを特徴とする鉄骨
鉄筋コンクリート造柱脚。 8 特許請求の範囲第6項又は第7項に記載の鉄
骨鉄筋コンクリート造柱脚において、前記鉄骨柱
の下端部の外形寸法が柱頭部の外形寸法より縮小
していることを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート
造柱脚。 9 特許請求の範囲第6項乃至第8項のいずれか
に記載の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚において、
引張強さが50Kg/mm2以上の高張力鋼のアンカーボ
ルトを用いたことを特徴とする鉄骨鉄筋コンクリ
ート造柱脚。 10 特許請求の範囲第6項乃至第9項のいずれ
かに記載の鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚におい
て、前記柱脚金物が鋳鋼または鍛鋼製であること
を特徴とする鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19576086A JPS6351541A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト造柱脚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19576086A JPS6351541A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト造柱脚 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6351541A JPS6351541A (ja) | 1988-03-04 |
| JPH0441732B2 true JPH0441732B2 (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=16346502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19576086A Granted JPS6351541A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト造柱脚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6351541A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2943812B2 (ja) * | 1988-11-14 | 1999-08-30 | 日立金属株式会社 | 柱脚部構造 |
| JP2763308B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1998-06-11 | 日立金属株式会社 | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 |
| JP2758809B2 (ja) * | 1993-07-06 | 1998-05-28 | 日立金属株式会社 | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5630425A (en) * | 1979-08-20 | 1981-03-27 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Preparation of polyurethane resin |
-
1986
- 1986-08-21 JP JP19576086A patent/JPS6351541A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6351541A (ja) | 1988-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2005248623A (ja) | 柱とh形断面梁の高力ボルト接合構造 | |
| JP2003268878A (ja) | 柱梁接合部構造 | |
| JPH0441732B2 (ja) | ||
| JP2000282570A (ja) | 鋼管柱用ベースプレート | |
| KR200371618Y1 (ko) | Cft 기둥과 rc 거더의 접합부의 구조 | |
| JP2758809B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 | |
| JP3233260B2 (ja) | 鉄骨柱脚におけるアンカー材の定着構造 | |
| JP3981688B2 (ja) | 鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱の接合構造および複合構造物 | |
| JPH1088519A (ja) | 橋梁構造 | |
| JP3160145B2 (ja) | 有孔鋼板を用いたアンカー構造 | |
| JP4695790B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
| JPH0613918Y2 (ja) | 鋼製セグメント | |
| JP2002004421A (ja) | 露出型柱脚の固定部 | |
| JP2675244B2 (ja) | 柱脚金物 | |
| JP7739667B2 (ja) | 柱と扁平梁と直交梁の接合構造 | |
| JP2751775B2 (ja) | 梁主筋配筋構造 | |
| JPH0477773B2 (ja) | ||
| KR20000041006A (ko) | 엔드 플레이트를 구비한 철골구조 | |
| JP2936433B2 (ja) | コアーウォール構造を備えた建築構造物 | |
| JP2763308B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート造柱脚 | |
| CN117947877A (zh) | 钢梁及钢梁上立混凝土柱连接结构 | |
| JPH0738485Y2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部構造 | |
| JPH0656031B2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 | |
| JPH0213600Y2 (ja) | ||
| JPH06117020A (ja) | 鉄骨柱脚部の補強構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |