JPH044185B2 - - Google Patents
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- JPH044185B2 JPH044185B2 JP58110782A JP11078283A JPH044185B2 JP H044185 B2 JPH044185 B2 JP H044185B2 JP 58110782 A JP58110782 A JP 58110782A JP 11078283 A JP11078283 A JP 11078283A JP H044185 B2 JPH044185 B2 JP H044185B2
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- bogie
- wheel
- bogie frame
- steering device
- frame
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は鉄道車両用台車に係り、特に台車が曲
線半径の小さい軌道上を走行する際に車輪軸と台
車わくとの間に相対的なヨーイング運動を生じさ
せ車輪軸が常に曲線軌道に整合して進行するよう
自動かじ取りを行わせるようにした鉄道車両用台
車に関する。
線半径の小さい軌道上を走行する際に車輪軸と台
車わくとの間に相対的なヨーイング運動を生じさ
せ車輪軸が常に曲線軌道に整合して進行するよう
自動かじ取りを行わせるようにした鉄道車両用台
車に関する。
現在実用化されている大部分の鉄道車両用台車
は台車わくに対して前後に配置された車輪軸がそ
れぞれ単独に前後方向(車両の進行方向)及び左
右方向に比較的強固に弾性結合されており、非か
じ取り台車と呼ばれている。この種の台車におい
ては車両が直線軌道上を走行する時はさほど問題
ないが、曲線軌道を走行する場合には車輪のフラ
ンジ面と軌道のレール頭部内側とが接触しながら
進行するため車輪フランジ部及びレール頭部の摩
耗を促進させたり、横圧増加によるキシミ音の発
生、さらには乗上げ脱線の恐れがあり、曲線路に
おける走行安全性及び速度向上を阻害する欠点が
あつた。又、曲線半径の小さい軌道を走行する際
には車輪フランジとレール頭部側面とのすべり接
触等による余分な抵抗を受け、列車抵抗が著るし
く増大するなどの問題点もある。
は台車わくに対して前後に配置された車輪軸がそ
れぞれ単独に前後方向(車両の進行方向)及び左
右方向に比較的強固に弾性結合されており、非か
じ取り台車と呼ばれている。この種の台車におい
ては車両が直線軌道上を走行する時はさほど問題
ないが、曲線軌道を走行する場合には車輪のフラ
ンジ面と軌道のレール頭部内側とが接触しながら
進行するため車輪フランジ部及びレール頭部の摩
耗を促進させたり、横圧増加によるキシミ音の発
生、さらには乗上げ脱線の恐れがあり、曲線路に
おける走行安全性及び速度向上を阻害する欠点が
あつた。又、曲線半径の小さい軌道を走行する際
には車輪フランジとレール頭部側面とのすべり接
触等による余分な抵抗を受け、列車抵抗が著るし
く増大するなどの問題点もある。
一方、車輪の摩耗形状踏面又は複合円弧形踏面
とレール接触部との接触によるかじ取り作用によ
つて生じるヨーイング運動を利用して前後の車輪
軸の方向を曲線路の曲がり度合に応じて任意に偏
倚させ車輪の進行方向を自動的に曲線軌道の進行
方向に合致させるようにしたいわゆるかじ取り台
車を作用することにより、車輪のフランジ面とレ
ール頭部との接触を防止し上記した問題点を解決
することができるが、車輪踏面とレール接触部と
の接触によるかじ取り作用ではかじ取り力に限界
があるため曲線半径の小さい軌道では十分な効果
を発揮することができない。又、上記かじ取り力
を最大限に利用するためには車輪軸を台車わくに
弾性支持するための軸箱支持装置の前後方向剛性
をできるだけ小さくする必要があるが、その反面
軸箱支持剛性の低下により蛇行動の発生速度が低
下する恐れがある。
とレール接触部との接触によるかじ取り作用によ
つて生じるヨーイング運動を利用して前後の車輪
軸の方向を曲線路の曲がり度合に応じて任意に偏
倚させ車輪の進行方向を自動的に曲線軌道の進行
方向に合致させるようにしたいわゆるかじ取り台
車を作用することにより、車輪のフランジ面とレ
ール頭部との接触を防止し上記した問題点を解決
することができるが、車輪踏面とレール接触部と
の接触によるかじ取り作用ではかじ取り力に限界
があるため曲線半径の小さい軌道では十分な効果
を発揮することができない。又、上記かじ取り力
を最大限に利用するためには車輪軸を台車わくに
弾性支持するための軸箱支持装置の前後方向剛性
をできるだけ小さくする必要があるが、その反面
軸箱支持剛性の低下により蛇行動の発生速度が低
下する恐れがある。
そこで、例えば特公昭57−54344号公報等に前
記かじ取り台車の車輪軸を強制的に駆動する装置
を設けることが開示されている。しかし、ここに
開示の構成は、複雑で前記車輪軸を駆動する電動
機の設置については何等配慮されていない。
記かじ取り台車の車輪軸を強制的に駆動する装置
を設けることが開示されている。しかし、ここに
開示の構成は、複雑で前記車輪軸を駆動する電動
機の設置については何等配慮されていない。
本発明は、簡単な構成で蛇行動の発生速度を低
下させずに車輪軸を曲線軌道に整合させると共
に、電動機を設置することができる鉄道車両用台
車を提供することを目的とするものである。
下させずに車輪軸を曲線軌道に整合させると共
に、電動機を設置することができる鉄道車両用台
車を提供することを目的とするものである。
本発明は、台車わくの前後方向に軸受を介して
前後方向に移動できるように支持した2対の車輪
軸と、曲線軌道に自動整合して前記2対の車輪軸
をかじ取りするかじ取り装置と、このかじ取り装
置を前記台車わくとこれに支持された車体との相
対変位力により駆動する駆動装置とを備えた鉄道
車両用台車において、前記台車わくを平面H型に
形成すると共に、前記平面H型の各端部に前記各
軸受を支持し、前記かじ取り装置を、前記前後方
向の軸受に軸支され前記台車わくの平面H型の平
行梁に沿つて台車わくの中央梁側に延長するリン
クと、これらリンクの延長側を軸支し前記台車わ
くの幅方向にのみ移動可能にした結合部とで構成
し、また前記駆動装置を前記平行梁の側方に配置
し前記結合部を駆動するように構成し、かつ前記
車輪軸と前記中央梁との間に前記車輪軸を回転駆
動する電動機を配置したのである。
前後方向に移動できるように支持した2対の車輪
軸と、曲線軌道に自動整合して前記2対の車輪軸
をかじ取りするかじ取り装置と、このかじ取り装
置を前記台車わくとこれに支持された車体との相
対変位力により駆動する駆動装置とを備えた鉄道
車両用台車において、前記台車わくを平面H型に
形成すると共に、前記平面H型の各端部に前記各
軸受を支持し、前記かじ取り装置を、前記前後方
向の軸受に軸支され前記台車わくの平面H型の平
行梁に沿つて台車わくの中央梁側に延長するリン
クと、これらリンクの延長側を軸支し前記台車わ
くの幅方向にのみ移動可能にした結合部とで構成
し、また前記駆動装置を前記平行梁の側方に配置
し前記結合部を駆動するように構成し、かつ前記
車輪軸と前記中央梁との間に前記車輪軸を回転駆
動する電動機を配置したのである。
〔発明の実施例〕
第1図は、点0を中心とした半径Rの曲線軌道
を走行する鉄道車両の態様を示す概略図で第2図
は本発明の一実施例を示す要部平面図であり、車
体1の進行方向前後に配置された台車わく2,
2′は台車中心点P,P′を中心に角度aだけ偏倚
されて曲線軌道R1,R2に添つて進行する。さら
に台車2,2′の前後に配置された車輪軸3,
3′もまた回動され(外側軌条R1側が角度bだけ
広がる)曲線軌道に整合して進行することにより
車輪フランジ部がレール頭部に接触することなく
スムースに曲線通過することが可能となる。な
お、半径Rの曲線軌道を走行する際生じる台車わ
く2,2′の偏倚角度aは台車中心間距離をLと
した場合、 a=L/2R で求められ、台車わくと車体間の前後及び左右に
相対変位となつて現われる。また、車輪軸3,
3′の必要な回動角度bは軸間距離をlとした時、
b=l/2Rで求められるので台車わく側の偏倚
量bを検出しl/Lの比で変換して車輪軸を回動さ せれば良い。
を走行する鉄道車両の態様を示す概略図で第2図
は本発明の一実施例を示す要部平面図であり、車
体1の進行方向前後に配置された台車わく2,
2′は台車中心点P,P′を中心に角度aだけ偏倚
されて曲線軌道R1,R2に添つて進行する。さら
に台車2,2′の前後に配置された車輪軸3,
3′もまた回動され(外側軌条R1側が角度bだけ
広がる)曲線軌道に整合して進行することにより
車輪フランジ部がレール頭部に接触することなく
スムースに曲線通過することが可能となる。な
お、半径Rの曲線軌道を走行する際生じる台車わ
く2,2′の偏倚角度aは台車中心間距離をLと
した場合、 a=L/2R で求められ、台車わくと車体間の前後及び左右に
相対変位となつて現われる。また、車輪軸3,
3′の必要な回動角度bは軸間距離をlとした時、
b=l/2Rで求められるので台車わく側の偏倚
量bを検出しl/Lの比で変換して車輪軸を回動さ せれば良い。
第2図は本発明の鉄道車両用台車2が曲線軌道
を進行する際の態様を示しており、R1が曲線の
外側軌条、R2が内側軌条である。本発明の鉄道
車両用台車2は進行方向前後に配置した車輪軸
3,3′の両端部に配設したブラケツト5からリ
ンク6をそれぞれ台車中心に向つて平面内で回動
可能に突設し、台車中心付近に設け、台車わく2
の左右方向にのみ移動可能な摺動体7により前記
各リンク6の他端をそれぞれ回動可能に連結して
かじ取り装置4を構成している。
を進行する際の態様を示しており、R1が曲線の
外側軌条、R2が内側軌条である。本発明の鉄道
車両用台車2は進行方向前後に配置した車輪軸
3,3′の両端部に配設したブラケツト5からリ
ンク6をそれぞれ台車中心に向つて平面内で回動
可能に突設し、台車中心付近に設け、台車わく2
の左右方向にのみ移動可能な摺動体7により前記
各リンク6の他端をそれぞれ回動可能に連結して
かじ取り装置4を構成している。
また、曲線軌道通過時の台車偏倚によつて生じ
る車体1と台車わく2との間の相対変位を利用し
た駆動装置13を併設して、かじ取り装置4の摺
動体7を左右に移動させるごとく構成すれば車輪
軸3,3′は曲線軌道R1,R2に添つて自動整合し
て進行することができる。すなわち第2図では台
車わく2に設置した軸受8に回動自在に支持した
ベルクランク9の一端と車体1に固着したブラケ
ツト10との間をけん引棒11で結び、ベルクラ
ンク9の他端とかじ取り装置4の摺動体7とをリ
ンク12で結合している。今、車両が前記した第
1図の態様のごとく半径Rの曲線路を左から右に
向つて進行するものとすれば台車わく2は時計方
向に偏倚し、台車わく2に設けたベルクランク9
の支持軸受8が車体1のけん引棒11を支持する
ブラケツト10に近づくためベルクランク9は反
時計方向に回動し、ベルクランク9の他端に結合
したリンク10を介して摺動体7を外側軌条R1
側に移動させるため台車わく前後の車輪軸3,
3′は外側軌条R1側の車輪間距離が広がり、逆に
内側軌条R2側の車輪間距離がせばめられ、全体
として車輪軸3,3′が曲線軌道に整合して進行
することができる。なお台車わく2と車輪軸3,
3′の回動量の変換はブラケツト10の固着位置
及びベルクランク9の軸受8と両端支持部との距
離を適当に選定することによつて可能である。ま
た該かじ取り装置4の駆動装置13は第3図に他
の実施例を示すごとく進行方向左右に対称に設け
駆動装置13を構成する各部材の一部に遊間(図
示せず)を設ければ台車わく2と車体1との間の
前後振動変位やけん引力、ブレーキ力等による前
後方向の相対変位を吸収し曲線路における相対偏
倚のみによつてかじ取り装置4を駆動することが
できる。
る車体1と台車わく2との間の相対変位を利用し
た駆動装置13を併設して、かじ取り装置4の摺
動体7を左右に移動させるごとく構成すれば車輪
軸3,3′は曲線軌道R1,R2に添つて自動整合し
て進行することができる。すなわち第2図では台
車わく2に設置した軸受8に回動自在に支持した
ベルクランク9の一端と車体1に固着したブラケ
ツト10との間をけん引棒11で結び、ベルクラ
ンク9の他端とかじ取り装置4の摺動体7とをリ
ンク12で結合している。今、車両が前記した第
1図の態様のごとく半径Rの曲線路を左から右に
向つて進行するものとすれば台車わく2は時計方
向に偏倚し、台車わく2に設けたベルクランク9
の支持軸受8が車体1のけん引棒11を支持する
ブラケツト10に近づくためベルクランク9は反
時計方向に回動し、ベルクランク9の他端に結合
したリンク10を介して摺動体7を外側軌条R1
側に移動させるため台車わく前後の車輪軸3,
3′は外側軌条R1側の車輪間距離が広がり、逆に
内側軌条R2側の車輪間距離がせばめられ、全体
として車輪軸3,3′が曲線軌道に整合して進行
することができる。なお台車わく2と車輪軸3,
3′の回動量の変換はブラケツト10の固着位置
及びベルクランク9の軸受8と両端支持部との距
離を適当に選定することによつて可能である。ま
た該かじ取り装置4の駆動装置13は第3図に他
の実施例を示すごとく進行方向左右に対称に設け
駆動装置13を構成する各部材の一部に遊間(図
示せず)を設ければ台車わく2と車体1との間の
前後振動変位やけん引力、ブレーキ力等による前
後方向の相対変位を吸収し曲線路における相対偏
倚のみによつてかじ取り装置4を駆動することが
できる。
また第4図は本発明の他の実施例を示す平面図
でかじ取り装置4の摺動体7と車体1に固着した
ブラケツト10との間をロープ14で結合した駆
動装置15で構成しており回動部分が少なく装置
が簡略化される等の効果がある。なお16は車体
1と台車わく2との間の前後方向の相対変位を摺
動体7の左右方向の移動に変換するための滑車で
あり台車わく2に支持される。又、前記した車体
台車間に生じる前後方向の振動変位やけん引力、
ブレーキ力等による変位はロープ14の伸びで逃
げることができる。
でかじ取り装置4の摺動体7と車体1に固着した
ブラケツト10との間をロープ14で結合した駆
動装置15で構成しており回動部分が少なく装置
が簡略化される等の効果がある。なお16は車体
1と台車わく2との間の前後方向の相対変位を摺
動体7の左右方向の移動に変換するための滑車で
あり台車わく2に支持される。又、前記した車体
台車間に生じる前後方向の振動変位やけん引力、
ブレーキ力等による変位はロープ14の伸びで逃
げることができる。
ところで、前記実施例において前記台車わく2
は、平面的にH型をなし、H型の平行梁2A,2
Bの各端部に車輪軸3,3′が弾性的に支持され
ている。そして、前記各リンク6はほぼ前記平行
梁2A,2Bに沿つて延長され、また前記摺動体
7は前記H型の中央梁2Cに沿つて配置され、さ
らに前記けん引棒11やロープ14を有する駆動
装置13,15は前記平行梁2A,2Bの側方に
配置されている。このような構成及び配置とする
ことにより、前記車輪軸3,3′と前記中央梁2
Cとの間に空間ができ、この空間を利用して主電
動機20を配置したのである。
は、平面的にH型をなし、H型の平行梁2A,2
Bの各端部に車輪軸3,3′が弾性的に支持され
ている。そして、前記各リンク6はほぼ前記平行
梁2A,2Bに沿つて延長され、また前記摺動体
7は前記H型の中央梁2Cに沿つて配置され、さ
らに前記けん引棒11やロープ14を有する駆動
装置13,15は前記平行梁2A,2Bの側方に
配置されている。このような構成及び配置とする
ことにより、前記車輪軸3,3′と前記中央梁2
Cとの間に空間ができ、この空間を利用して主電
動機20を配置したのである。
さらに第5図は前記した第2図〜第4図の駆動
装置13又は15の詳細な構成例を示しており、
台車わく2に回動可能に支持されるベルクランク
9とけん引棒11、けん引棒11と車体1に固着
したブラケツト10及びロープ(図示せず)とブ
ラケツト10との間の結合部分には球面ブツシユ
17,18等を介して支持することにより車体1
と台車わく2との間に生じる上下及び左右の振動
変位を吸収することができる。又、第5図に示す
ようにけん引棒11またはロープ(図示せず)と
ブラケツト10との連結部分に軟かいばね19を
介して結合することにより、連結部分に遊間を設
けたものと同様の効果を発揮することができ「ガ
タ」の無い駆動装置13又は15を実現すること
ができる。
装置13又は15の詳細な構成例を示しており、
台車わく2に回動可能に支持されるベルクランク
9とけん引棒11、けん引棒11と車体1に固着
したブラケツト10及びロープ(図示せず)とブ
ラケツト10との間の結合部分には球面ブツシユ
17,18等を介して支持することにより車体1
と台車わく2との間に生じる上下及び左右の振動
変位を吸収することができる。又、第5図に示す
ようにけん引棒11またはロープ(図示せず)と
ブラケツト10との連結部分に軟かいばね19を
介して結合することにより、連結部分に遊間を設
けたものと同様の効果を発揮することができ「ガ
タ」の無い駆動装置13又は15を実現すること
ができる。
以上のように構成した本発明の鉄道車両用台車
を採用することにより、半径の小さい曲線路を走
行する場合にも台車わく2,2′と車体1との間
の偏倚を利用した駆動装置13又は15によつて
かじ取り装置4を駆動し、台車わく2,2′の前
後に配設した車輪軸3,3′を曲線路に自動整合
して回動させることができ、車輪フランジとレー
ル頭部との接触を防止することができるので、車
輪フランジ部及びレールの摩耗低減、騒音低減が
図れ、曲線路も含めた走行安全性が向上し最高運
転速度の向上を図ることもできる。又、車輪フラ
ンジとレール間のすべり接触等による列車抵抗
(一般に曲線抵抗と称す)の増加を防ぐこともで
き、より経済的な列車運転を達成することができ
る。
を採用することにより、半径の小さい曲線路を走
行する場合にも台車わく2,2′と車体1との間
の偏倚を利用した駆動装置13又は15によつて
かじ取り装置4を駆動し、台車わく2,2′の前
後に配設した車輪軸3,3′を曲線路に自動整合
して回動させることができ、車輪フランジとレー
ル頭部との接触を防止することができるので、車
輪フランジ部及びレールの摩耗低減、騒音低減が
図れ、曲線路も含めた走行安全性が向上し最高運
転速度の向上を図ることもできる。又、車輪フラ
ンジとレール間のすべり接触等による列車抵抗
(一般に曲線抵抗と称す)の増加を防ぐこともで
き、より経済的な列車運転を達成することができ
る。
さらに、かじ取り装置4のみで車輪軸3,3′
を曲線軌道に整合させることも可能であるが、そ
の際には各車輪軸3,3′を弾性支持するための
軸箱支持装置(図示せず)の前後方向剛性をでき
るだけ小さくして、車輪の摩耗形状踏面又は複合
円弧形踏面とレール接触部との接触によるかじ取
作用によつて生じるヨーイング運動を最大限に生
じさせる必要があるが、そのようにすると車輪軸
3,3′に蛇行動が発生し易くなる。しかし、本
発明の鉄道車両用台車にあつては、上記ヨーイン
グ運動による車輪軸3,3′の回動と車体1と台
車わく2,2′との間の偏倚作用を利用した駆動
装置13又は15とを併用することによつてかじ
取り装置4を駆動せしめ、車輪軸3,3′が曲線
路に整合するようにしているので、軸箱支持装置
の前後方向剛性を蛇行動を安定化せしめる様に最
適化してもかじ取り性能に悪影響を及ぼすことが
なく、曲線通過性能と蛇行動防止とを両立させる
ことができる。又、かじ取り装置4及び駆動装置
13及び15は第2図ないし第4図に示すように
台車わく2,2′の下面及び台車わく2,2′と車
体1の側方空間を用いて配設したので、主電動機
20や歯車装置21を装架したいわゆる駆動台車
にも適用する効果もある。
を曲線軌道に整合させることも可能であるが、そ
の際には各車輪軸3,3′を弾性支持するための
軸箱支持装置(図示せず)の前後方向剛性をでき
るだけ小さくして、車輪の摩耗形状踏面又は複合
円弧形踏面とレール接触部との接触によるかじ取
作用によつて生じるヨーイング運動を最大限に生
じさせる必要があるが、そのようにすると車輪軸
3,3′に蛇行動が発生し易くなる。しかし、本
発明の鉄道車両用台車にあつては、上記ヨーイン
グ運動による車輪軸3,3′の回動と車体1と台
車わく2,2′との間の偏倚作用を利用した駆動
装置13又は15とを併用することによつてかじ
取り装置4を駆動せしめ、車輪軸3,3′が曲線
路に整合するようにしているので、軸箱支持装置
の前後方向剛性を蛇行動を安定化せしめる様に最
適化してもかじ取り性能に悪影響を及ぼすことが
なく、曲線通過性能と蛇行動防止とを両立させる
ことができる。又、かじ取り装置4及び駆動装置
13及び15は第2図ないし第4図に示すように
台車わく2,2′の下面及び台車わく2,2′と車
体1の側方空間を用いて配設したので、主電動機
20や歯車装置21を装架したいわゆる駆動台車
にも適用する効果もある。
なお、第2図ないし第4図に示す本発明の実施
例においては曲線路を進行する際台車わく2,
2′と車体1との間に生じる前後方向相対変位を
主として利用してかじ取り装置4の駆動装置13
又は15を構成しているが、前後方向の相対変位
のかわりに車体台車間の左右方向相対変位等、曲
線路における台車の偏倚作用を利用してかじ取り
装置4を駆動するものであれば同様の作用及び効
果を発揮することができる。第6図は台車わくの
中心部に車体1から突設した中心ピン22を備え
た公知の台車に対する構成例であり、該中心ピン
22と前記かじ取り装置4の摺動体7とをリンク
装置23で連結し、車体・台車間の回動を摺動体
7に伝達しかじ取り装置4を駆動させている。ま
た第7図及び第8図は車体・台車間の左右方向相
対変位を利用するもので、台車わく2に軸支した
ねじり軸24にレバー25,26を固着し該レバ
ー25,26と車体1の側面に固着したブラケツ
ト27及びかじ取り装置4の摺動体7とをそれぞ
れリンク28及び29で回動自在に連結してい
る。
例においては曲線路を進行する際台車わく2,
2′と車体1との間に生じる前後方向相対変位を
主として利用してかじ取り装置4の駆動装置13
又は15を構成しているが、前後方向の相対変位
のかわりに車体台車間の左右方向相対変位等、曲
線路における台車の偏倚作用を利用してかじ取り
装置4を駆動するものであれば同様の作用及び効
果を発揮することができる。第6図は台車わくの
中心部に車体1から突設した中心ピン22を備え
た公知の台車に対する構成例であり、該中心ピン
22と前記かじ取り装置4の摺動体7とをリンク
装置23で連結し、車体・台車間の回動を摺動体
7に伝達しかじ取り装置4を駆動させている。ま
た第7図及び第8図は車体・台車間の左右方向相
対変位を利用するもので、台車わく2に軸支した
ねじり軸24にレバー25,26を固着し該レバ
ー25,26と車体1の側面に固着したブラケツ
ト27及びかじ取り装置4の摺動体7とをそれぞ
れリンク28及び29で回動自在に連結してい
る。
以上説明したように、本発明によれば簡単な構
成で蛇行動の発生速度を低下させずに車輪軸を曲
線軌道に整合させると共に、電動機を設置するこ
とができる鉄道車両用台車を得ることができる。
成で蛇行動の発生速度を低下させずに車輪軸を曲
線軌道に整合させると共に、電動機を設置するこ
とができる鉄道車両用台車を得ることができる。
第1図は点0を中心とした半径Rの曲線軌道を
走行する鉄道車両の態様を示す概略図であり、第
2図は本発明の一実施例を示す曲線軌道進行状態
での要部平面図である。又、第3図及び第4図は
それぞれ本発明の他の実施例を示す要部平面図、
第5図は第2図ないし第4図の実施例における駆
動装置の構成例を示す一部断面化した正面図であ
る。第6図は本発明の他の実施例を示す要部平面
図、第7図はさらに本発明の他の実施例を示す正
面図、第8図は第7図の要部平面図である。 1……車体、2,2′……台車わく、3,3′…
…車輪軸、4……かじ取り装置、6,12……リ
ンク、7……摺動体、9……ベルクランク、10
……ブラケツト、11……けん引棒、13,15
……駆動装置(かじ取り装置の)、14……ロー
プ、19……ばね、22……中心ピン、23……
リンク装置。
走行する鉄道車両の態様を示す概略図であり、第
2図は本発明の一実施例を示す曲線軌道進行状態
での要部平面図である。又、第3図及び第4図は
それぞれ本発明の他の実施例を示す要部平面図、
第5図は第2図ないし第4図の実施例における駆
動装置の構成例を示す一部断面化した正面図であ
る。第6図は本発明の他の実施例を示す要部平面
図、第7図はさらに本発明の他の実施例を示す正
面図、第8図は第7図の要部平面図である。 1……車体、2,2′……台車わく、3,3′…
…車輪軸、4……かじ取り装置、6,12……リ
ンク、7……摺動体、9……ベルクランク、10
……ブラケツト、11……けん引棒、13,15
……駆動装置(かじ取り装置の)、14……ロー
プ、19……ばね、22……中心ピン、23……
リンク装置。
Claims (1)
- 1 台車わくの前後方向に軸受を介して前後方向
に移動できるように支持された2対の車輪軸と、
曲線軌道に自動整合して前記2対の車輪軸をかじ
取りするかじ取り装置と、このかじ取り装置を前
記台車わくとこれに支持された車体との相対変位
力により駆動する駆動装置とを備えた鉄道車両用
台車において、前記台車わくを平面H型に形成す
ると共に、前記平面H型の各端部に前記各軸受を
支持し、前記かじ取り装置を、前記前後方向の軸
受に軸支され前記台車わくの平面H型の平行梁に
沿つて台車わくの中央梁側に延長するリンクと、
これらリンクの延長側を軸支し前記台車わくの幅
方向にのみ移動可能にした結合部とで構成し、ま
た前記駆動装置を前記平行梁の側方に配置し前記
結合部を駆動するように構成し、かつ前記車輪軸
と前記中央梁との間に前記車輪軸を回転駆動する
電動機を配置したことを特徴とする鉄道車両用台
車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078283A JPS604460A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 鉄道車両用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11078283A JPS604460A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 鉄道車両用台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604460A JPS604460A (ja) | 1985-01-10 |
| JPH044185B2 true JPH044185B2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=14544476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11078283A Granted JPS604460A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 鉄道車両用台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604460A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0419264A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-23 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両用台車 |
| DE19956655A1 (de) * | 1999-11-25 | 2001-05-31 | Daimler Chrysler Ag | Vorrichtung zur Radialsteuerung eines Schienenfahrzeuges |
| JP4840100B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2011-12-21 | 住友金属工業株式会社 | 鉄道車両用台車 |
| KR101040375B1 (ko) | 2008-12-26 | 2011-06-10 | 한국철도기술연구원 | 3절 링크 방식을 이용한 철도차량용 조향대차 |
| JP5618334B2 (ja) * | 2011-06-22 | 2014-11-05 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | ボルスタレス台車用ボギー角検出機構、ボルスタレス台車用ボギー角連動空気圧バルブシステムおよびボルスタレス台車用ボギー角連動アシスト操舵システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4947767A (ja) * | 1972-09-14 | 1974-05-09 | ||
| CA1083886A (en) * | 1978-07-12 | 1980-08-19 | Roy E. Smith | Radial truck for railway vehicle |
| JPS5754344A (en) * | 1980-09-19 | 1982-03-31 | Nec Corp | Semiconductor device |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP11078283A patent/JPS604460A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604460A (ja) | 1985-01-10 |
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