JPH057222B2 - - Google Patents

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JPH057222B2
JPH057222B2 JP60081600A JP8160085A JPH057222B2 JP H057222 B2 JPH057222 B2 JP H057222B2 JP 60081600 A JP60081600 A JP 60081600A JP 8160085 A JP8160085 A JP 8160085A JP H057222 B2 JPH057222 B2 JP H057222B2
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JP
Japan
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wheel
bogie
axle
semi
center
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JP60081600A
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JPS61241259A (ja
Inventor
Tooru Saima
Mitsuo Suzuki
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Toshiba Corp
Nippon Steel Corp
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Toshiba Corp
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61241259A publication Critical patent/JPS61241259A/ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、軌条の曲線路等を通過する際に自動
的に輪軸方向に操舵して走行するラジアル台車に
関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、交通機関における鉄道車輌は、操縦性
能と高速走行時の走行安定性とが互に相反する条
件になることが少なくない。
即ち、こゝで、操縦性能とは、台車でいえば、
レールの曲線通過性能のことであり、又、高速走
行時の走行安定性とは、蛇行動の安定性に対応す
るものである。
一方、鉄道車輌には、高速走行時に蛇行動と呼
ばれる自励振動が発生する。又、殆ど狂いのない
軌道であつても、走行速度の増加に伴つて或る安
定限界速度を越えると、車体や台車が自然に振動
を始める。つまり、走行速度の増加に伴つて車体
が大きくゆれる一次蛇行動(車体蛇行動)が生じ
る。さらに、速度が増加すると、車体の振動は収
まる代りに、台車や輪軸が激しく振動する二次蛇
行動(台車蛇行動又は輪軸蛇行動)が発生する。
上記一次蛇行動は、車体の左右動を押えるダンパ
により比較的簡単に防止できるけれども、二次蛇
行動は、最終的には脱線するおそれがある。
上記二次蛇行動の発生する速度(臨界速度)
は、もつとも簡単なモデルを使うと、次の式で表
される。
こゝで、 b:軌間の半分 γ:車輪半径 λ:車輪の踏面勾配 m:輪軸の質量 KX:一軸当りの軸箱支持剛性(前後方向) KY:一軸当りの軸箱支持剛性(左右方向) である。
上記数式によつて、臨界速度を高くするための
定性的な傾向をつかむことができる。
即ち、臨界速度を高め、高速でも二次蛇行を発
生させることなく安定に走行させるためには、(1)
軸箱支持剛性を高くする。(2)車輪の踏面勾配を小
さくする。(3)車輪の半径を大きくする。(4)車輪の
質量を小さくする。(5)軌間(レール)を広くす
る。
などの条件が必要である。
このような条件を実現させた台車が新幹線の台
車である。この台車では、等価的に軸箱支持剛性
を低下させるガタを極力少くし、輪軸を充分な剛
性を持つた軸箱支持装置により支えている。又、
踏面勾配も設計上、1/40と小さくしている。しか
し、これでは、曲線通過性能を悪化させるので、
本線上の曲線半径を極端に大きくしている。
次に、曲線通過性能について最も簡単なモデル
により定性的な様子だけを考慮すると、上記式(1)
に対応して、車体や台車枠の変位を無視して車輪
に生じる定常的な横圧を求めると、次の式で表さ
れる。
KXKYbγa/2KλR ……(2) こゝで、a:輪軸間距離の半分、K:クリープ
係数、R:軌道の曲率半径 であり、これ以外の記号は、上記式(1)と同じであ
る。
しかして、上記式(2)から、低い曲線を通過する
ためには、下記の条件が必要である。
即ち、(1)軸箱支持剛性を低くする。(2)車輪の踏
面勾配を大きくする。(3)車輪の半径を小さくす
る。(4)輪軸間距離を狭くする。(5)軌間を狭くす
る。
などの条件を必要とする。
このように、上述した臨界速度を高くする条件
と曲線通過性能との条件は、正反対の条件とな
り、その結果、臨界速度を高めることと、曲線通
過性能による曲線通過時の横圧を低くすること
を、どこで妥協させるかが、台車設計の重要な問
題となる。
又一方、リンク機構によつて台車の走行性能を
改善しようとするのがラジアル台車である。
即ち、上記ラジアル台車は、第11図に示され
るように、台車台枠aの前後に前後各一対の軸箱
b1,b2,c1,c2を設け、この両軸箱b1,b2及びc1,
c2に各車輪dと一体をなす各車軸eを軸装し、上
記両軸箱b1,b2及びc1,c2と上記台車台枠aの角
隅部a1,a2,a3,a4に各軸箱支持ばねf1,f2,g1,
g2を介装し、さらに、上記両軸箱b1,b2とc1,c2
とを各クロスアンカーリンクh1,h2で連結して構
成したものである。
このような構成を備えたラジアル台車は、輪軸
eが線路iに沿つて動くことを妨げずに、これ以
外の輪軸eのよけいな動きを拘束するようになつ
ている。
さらに、上述したラジアル台車の各クロスアン
カーリンクh1,h2を使用すると、曲線通過性能が
向上する。特に、フランジが接触するような小さ
い半径の曲線軌道では著しい効果はあるけれど
も、実際の台車に適用するとき、リンク機構に生
じ易いガタをどのように防止し、電動台車でどの
ようにリンク機構を組込むか、又、リンク機構の
分だけ重くなるばね下質量の増加をどのように補
うか等が問題になる。
又一方、台車の曲線路の通過を良好ならしめる
上記ラジアル台車は、如何にして高速範囲まで安
定した走行を行えるかを考慮し、可能なかぎり、
一台車の中の前・後の2軸を高剛性材で平行に支
持し、若干柔かい剛性で車軸の軸方向に支持する
ことが台車設計上、重要視されている。
他方、一軸ごとに台車に対して自由にスイベル
動を可能にしたり、二軸が相互にスイベルした
時、二軸をV字形又はハ字形の動きを拘束するこ
とにより、車軸に一軸蛇行又は、二軸蛇行軸を発
生せしめ、これらの蛇行動が台車を滑らかに軌条
の曲線路に沿つて旋回する機能を発生するように
した上述のラジアル台車がある。
このラジアル台車の場合、車輪の蛇行は、車輪
の踏面(タイヤ面)のテーパ形状と車輪のフラン
ジとレールの間隙によつて決まるものであるか
ら、上記車輪が急カーブ(急曲線路)を走行しや
すくするためには、上記車輪がレールに対する踏
面テーパの形状を特殊な円弧形状にし、軌条の曲
線路で車輪が僅かに外軌側によることによつて、
輪軸が小さな曲率半径で旋回するように構成され
てきた。
このように、輪軸自体が蛇行動を行うような性
質を利用して、曲線通過を行わせようとする以外
に、台車が曲線路に入ることにより生じる台車と
これに載置された車体との相対回転角(首振り角
度)から車輌が走行している曲線路の曲率半径を
検出し、各輪軸の中心線が正常に上記曲線路の曲
率半径の方向に向くように、輪軸中心をリンク機
構で拘束する“半強制操舵方式”があらたに提案
されている。
既に提案されているラジアル台車は、第11図
に示されるように、車輪踏面(タイヤ面)のテー
パは適性なる波長の蛇行動を生じるように、前記
台車台枠aの前後に前後各一対の軸箱b1,b2c1,
c2を設けて、各軸箱支持ばねf1,f2,g1,g2で前
後、左右を適正な剛性で上記各軸箱b1,b2,c1,
c2を保持し、さらに、上記各クロスアンカーリン
クh1,h2が上記軸箱b1,b2を交叉して連結するよ
うに構成されている。なお、こゝで、上記輪軸e
は、各車輪dの踏面(タイヤ)にテーパ面又は円
弧踏面を形成している。
このように、上述したラジアル台車は、軌条の
直線路を走行するとき、各輪軸(車軸)eが平行
になり、各車輪dのフランジがレールiに接触し
ない状態で直進するようになつている。
又一方、上記ラジアル台車が曲線路に進入する
と、この台車の先行車輪dが曲線路の外軌側へ近
寄るけれども、上記各車輪dのテーパ面又は円弧
踏面の機能によつて上記外軌車輪dが前進し、他
方、内軌側車輪dが遅れるようになる。同時に、
後行車輪dは、通常の状況で曲線路に進入する
と、この後行車輪dは曲線路の内軌側へ近寄るけ
れども、上記テーパ面又は円弧踏面の機能によつ
て内軌側車輪dが前進し、その外軌側車輪dは遅
れる。このとき、上記軸箱b1,b2,c1,c2が上記
各クロスアンカーリンクh1,h2により相互に拘束
されているため、上記軸箱b1,c2の前進量と、上
記軸箱b2,c1の後進量が等しくなることから、結
果的に上記輪軸(車軸)eの中心線延長は、曲線
路の中心点で交叉し、この各輪軸は、軌条の外軌
側と内軌側との曲率半径の比の分だけ、車輪径の
比が合致するまで上記外軌側に寄つたところで均
衡する。特に、車輪のフランジがレールに接触す
ることなく、曲線路を通過することができる。さ
らに、このラジアル台車の特性は、二軸蛇行動特
性を用いたものでは、高速走行まで安定した走行
が得られ、上記クロスアンカーリンクh1,h2によ
る構成による差はあるけれども、良好な実績をも
つている。
このようにラジアル台車は、上述した二輪軸を
機械的に連結しなくても、一輪軸単独の蛇行動を
利用して曲線路走行することもできるし、安定走
行速度の範囲は低下するけれども、構造的には、
複雑な構成による部分が少くなり、低速範囲での
み使用するときには、保守点検や台車の価格の点
で有用である。
しかしながら、上述したラジアル台車は、上記
レール上に異常な喰い違いや、石ころのような異
物があつたとき、正常な車輪の転動が損なわれた
場合、この車軸が二輪軸連結の場合より、簡単に
異常な方向へ向いてしまい、車輌の異常振動や脱
線を起すおそれがある。
これに対し、台車の車体に対する旋回角によ
り、車軸の方向を制御しようとする技術手段は、
例えば、特公昭49−32816号や特公昭50−24488号
公報に示されるように、車体と台車との回転角を
幾何学的に検出して前後、左右の軸箱間隔を変化
させようとするものであるが、これは、輪軸の方
向操舵を行う力が車輪の横圧を利用する関係上、
車輪の横圧が大きくなるか、又は、台車が、軌条
の曲線路に沿つての首振り速度と輪軸が曲線路の
中心に向くまでの時間が必ずしも合致しないた
め、無理や緩衝機構を設けることを余儀なくさ
れ、これに起因して構造複雑となり、組立・調整
及び保守点検が面倒になる等の難点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、軌条上を走行する輪軸を備え、しか
も、車体を載置した台車において、台車に対する
輪軸の首振り角度が台車と車体の首振り角度から
判断して異常角度になつたとき、半強制操舵機構
で台車の輪軸方向を操舵して車輪のフランジ摩耗
や脱線を防止すると共に、併せて、台車の安全性
の向上を図るようにしたことを目的とする操舵台
車を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、軌条上を走行する一対の輪軸を備
え、この一対の輪軸が相互に反対方向に首を振る
をように連結され、車体を載置したラジアル台車
において、このラジアル台車の前後に位置する上
記各輪軸に各軸箱を設け、この各軸箱と上記車体
との間を予め決められた範囲での動作を許容する
手段を含むリンク、レバー機構により連結し、前
記ラジカル台車の首振り角度と実際の輪軸の首振
り角度との差が前記予め決められた許容動作範囲
を越えようとしたときに、前記リンク、レバー機
構により操舵を行なう半強制操作機構を設け、こ
の半強制操作機構が輪軸の向きを拘束して線路に
沿つた方向へ車体の向きを矯正するように操舵
し、フランジ摩耗や脱線を防止するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明をリニヤモータ推進台車に適用し
た図示の一実施例について説明する。
第1図乃至第3図において、符号1は、軌条
(レール)であつて、この軌条1の軌間には、リ
ニアモータ二次板2がレールの長さの方向に敷設
されており、この軌条1上には、鉄道車輌が走行
するようになつている。又、上記軌条1の上位に
は、略H形をなすように構成された台車台枠(以
下、たんに台枠という)3が設けられており、こ
の台枠3は、一対の側梁4a,4bの中程に各一
対をなす揺枕案内片5a,5bを植設し、この各
一体をなす揺枕案内片5a,5bに揺枕6の両端
部を上記両側梁4a,4bを跨ぐようにして、し
かも、各空気ばねによる枕ばね7a,7bを介装
して構成したものである。さらに、上記揺枕6の
中央部には心皿孔8が穿設されており、この心皿
孔8には、車体と一体をなす心皿9の心軸9aが
貫通して軸装されている。さらに又、上記台枠3
を構成する一対の側梁4a,4bの前、後端部に
は、各軸箱10a,10b,11a,11bが各
軸ばね12を介して設けられており、この各軸箱
10a,10b及び11a,11bには各車輪1
3a,13bと一体をなす車軸14a,14bが
回転自在に軸装されている。
一方、上記リニアモータ二次板2の直上に位置
する上記各車軸14a,14bには、軸受15及
びスフエリカル軸受16がそれぞれ設けられてお
り、この軸受15とスフエリカル軸受16には、
リニアモータ一次板17が上記リニアモータ二次
板2に互に向き合うようにして設けられている。
特に、上記軸受15とスフエリカル軸受16の位
置するこのリニアモータ一次板17には、各ブラ
ケツト17a,17bが、上記軸受15とスフエ
リカル軸受16とを跨ぐようにして設けられてお
り、この両ブラケツト17a,17bは、上記軸
受15とスフエリカル軸受16に各回動中心ピン
19,20によつて回動自在に枢着されている。
又、上記ブラケツト17bの近傍の上記リニアモ
ータ一次板17の上面には、耳環17cが付設さ
れており、この耳環17cには、牽引連杆22が
ピンによつて軸装されており、この牽引連杆22
の他端部は、前記心皿9の心軸9aにピン23で
枢着されている。
他方、第2図に示されるように、上記各軸箱1
0aと11aには、各耳片10c,11cが互に
内がわに向き合つて形成されており、この両耳片
10c,11cには、前記台枠3にそれぞれ各ピ
ン24,25で枢着された各作動槓杆26,27
が各ガイドピン28,29によつて遊び空隙30
a,30bを形成した中に遊嵌されている。又、
上記両耳片10c,11cの位置する上記台枠3
の中程には、中間槓杆31がピン軸32によつて
枢着されており、この中間槓杆31の両端部に
は、上記両作動槓杆26,27に軸着された各連
結杆33,34がそれぞれ連結されている。さら
に、上記中間槓杆31の一端部には、連杆35が
枢着されており、この連杆35の一端部は、第1
図に示されるように前記車体と一体をなす垂脚杆
36に連結されている。このようにして、上記作
動槓杆26,27、中間槓杆31、連結杆33,
34及び連杆35は、半強制操舵機構37を構成
している。
従つて、軌条1の直線路及び第3図に示される
曲線路を走行する場合、台枠3と車体とは、上記
リニアモータ二次板2とリニアモータ一次板17
とによつて上記牽引連杆22を介して走行すると
共に、上記台枠3と上記枠体とは心皿9の心軸9
aによつて自由に首振り動作をし得るようになつ
ており、しかも、両車輪13a,13bと一体を
なす車軸14a,15aと上記台枠とは、上記軌
条1に対して軸受15及びスフエリカル軸受16
によつて自由に蛇行して走行し得るようになつて
いる。
又一方、上記台枠3と車体36との間に設けら
れた上記半強制操舵機構37は、通常走行時、前
記遊び空隙30a,30bによる首振り角度検出
機能によつて自由に首振り動作及び自由に蛇行し
て走行するようになつている。
即ち、第3図に示される曲線路を走行すると
き、例えば、曲線路の中心Oに対して、台車3の
中心をO1とし、車体の中心をO2とした場合、車
体36が上記曲線路に完全に乗つて走行すると
き、上記輪軸14a,14bの中心線の延長上が
上記曲線路の中心Oにきており、車輌は、円滑に
走行するようになつている。この場合上記半強制
操舵機構37は作動しておらず、上記遊び空隙3
0a,30b内で遊動している。
しかしながら、何等かの原因、例えば、レール
と車輌13a,13bのフランジがレールの不整
により衝合したり、レール上の異物が当つたりし
て台車に対する輪軸の首振角が車体と台車の首振
り角度に比して異常な状態になると、上記半強制
操舵機構37が作動して上記台枠3と車体36と
の自由な首振り動作や自由な蛇行を規制して、最
早やこれ以上の首振り動作や蛇行動をしないよう
になつている。
以下、本発明の作用を数式を入れて説明する。
第1図乃至第3図において、上記各車輪10
a,10b,11a,11bの各輪軸14a,1
4bは、各回動中心ピン19,20を中心に回動
し得るから、上記軌条1と各車輪10a,10
b,11a,11bのフランジとの遊隙で許容さ
れる範囲内で、踏面(タイヤ)形状に倣つて蛇行
動しながら軌条上を走行するようになつている。
これは、一定の限度を越えると、上記半強制操舵
機構37によつて規制される。
この場合、上記リニアモータ一次板17が上記
輪軸14a,14bの中心位置を拘束しているの
で、上記各軸ばね12は、適正な前後、左右のば
ね常数で上記各軸箱10a,10b,11a,1
1bを保持しておけば、特に、台枠3との間の拘
束は不要となる。又、上記軸受15とスフエリカ
ル軸受16との作用で軌条に捩りがあり、しか
も、上記輪軸14a,14bの平行平面性が損わ
れても、上記スフエリカル軸受16によつて、上
記リニアモータ一次板17が捩られるのを防止す
るようになつている。
また、上記リニアモータ一次板17で生じた推
力は、直接的に牽引連杆22を介して心皿9と一
体の車体36へ伝達されるので、各軸箱10a,
10b,11a,11bと台枠3との間の前後方
向の伝達は、不必要になつている。しかし、牽引
力を車体36へ伝える上記心皿9は、揺枕6の中
心部に嵌合しているので、上記台枠3の両側梁4
a,4bの位置は、揺枕案内片5a,5bによつ
て正しく保持されている。
次に、上記台車と車体36とが、第3図に示さ
れる曲線路1を走行する場合、第3図において、
車体と一体の垂脚杆36の車体中心O2からの距
離をAとし、中間槓杆31に対し、連杆35の連
結された位置からピン軸32までの距離をBと
し、各連結杆33と34及び上記中間槓杆31の
ピン軸32までの距離をそれぞれCとし、各作動
槓杆26,27の各連結杆33,34とピン2
4,25での距離をDとし、上記各ガイドピン2
8,29から各ピン24,25までの距離をEと
し、上記台車の中心O1から軸箱11aまでの距
離をFとし、上記台車の中心O1から車体36の
中心O2までの距離をGとし、さらに、両輪軸1
4aと14bとの距離を2Hとし、さらに、曲線
路の半径をRとし、この曲線中心Oより上記台車
の中心O1と車体中心O2の間を角度θ1とし、上記
曲線中心Oより上記台車中心O1と各輪軸14a,
14bの間を角度θ2とすると、 下記の式が成立することによつて、両輪軸14
a,14bの中心線の延長が上記曲線路1の曲線
中心Oと合致することになる。
なお、こゝで、sinθ2≒tanθ2≒θ2が成立すると、 sinθ1=G/R ……(1) sinθ2=tanθ2=H/R ……(2) Fsinθ2=Asinθ1×C/B×E/D ……(3) 上記(3)式に、(1),(2)を代入すると、 FH/R=AG/R×C/B×E/D ……(4) となり、 こゝで、上記(4)式のRを消去すると、 FH=AG×C/B×E/D ……(5) となる。
さらに、こゝで、A,F,G,Hは、最初から
与えられる寸法なので、他の寸法は、下記の関係
を保てばよいことになる。
即ち、C/B×E/D=FH/AG ……(6) となる。
又、上記(6)式の関係が曲線半径に関係無く、両
輪軸14a,14bの中心線は、曲線路の中心に
向くことができる。
しかし、実際問題として、曲線路には、スラツ
クを与え、台車3の曲線路通過を円滑にせしめる
ようにしているが、直線路から曲線路に移行する
過渡状態の区間で緩和曲線と上記スラツクの付け
方次第で各輪軸14a,14bと台枠3とは、第
3図に示した理想的な関係を保持するものではな
い。このため、第2図に示したように、無理な応
力を逃げるために、上記半強制操舵機構37に遊
び空隙30a,30bを形成して、操舵リンク系
を構成する半強制操舵機構37には、接触するこ
と無く走行するようにしてあるので、円滑に台枠
3と車体36の首振が可能で輪軸の自由な蛇行動
を拘束することはないが、もし、仮に異常な輪軸
首振が生じると、半強制操舵機構がこの輪軸の動
きを拘束して安全な走行が得られるようになつて
いる。
即ち、上記各輪軸14a,14bは、車輪13
a,13bの踏面形状により決る自己操舵機構で
曲線路に沿つて操舵走行して行くが、上記各作動
槓杆26,27は若干の間隙を有した状態で遊び
空隙30a,30bと各ガイドピン28,29と
によつて追随して変位する。このため、上記両輪
軸14a,14bが正常な自己操舵特性をもつて
走行しているとき、上記各作動槓杆26,27及
び中間槓杆31、各連結杆33,34及び連杆3
5とで構成される上記半強制操舵機構37には、
全く力が作用しないまゝ走行する。しかして、上
記半強制操舵機構37が作動したときの反作用と
なる両輪軸14a,14bの横圧の増大は生じな
い。
又一方、仮に、上記車輪13a,13bのいず
れかに小石等の異物や喰い違いレールが衝突する
と、好ましからざる方向に転向し、レール1と車
輪13a,13bのフランジとの間のアタツクア
ングルが過大になり、フランジやレールの異常摩
耗や脱線するおそれもある。
しかし、本発明では、車輪13a,13bが異
常方向に転向しそうとなると、各ガイドピン2
8,29と遊び空隙30a,30bとが接触して
一定の範囲内で上記半強制操舵機構37が作用し
て、上記車輪13a,13bを操舵して、上記台
車3が無理なく、直線路や曲線路を走行するよう
になつている。
つまり、上記輪軸14a,14bが過大な首振
り動作をすると、前述したように、半強制操舵機
構37が輪軸方向を拘束して線路に沿つた方向に
車体36の向きを矯正するようになつている。こ
の矯正力は、上記台車の首を振らせる車輪13
a,13bのフランジ等に作用する横圧力を利用
して、車輪13a,13bの向きを矯正し、実際
に生じた横圧力を低減するようになつている。
従つて、本発明は、基本的に正しく輪軸14
a,14bが線路に沿つて走つているとき、ラジ
アル台車でありながら、異常路線の形状や条件
で、輪軸14a,14bが正しい方向から離れよ
うとすると、自動的に上記半強制操舵機構37で
規制して走行するようになつている。
なお、第1図、第2図、第3図において、半強
制操舵機構が台枠の片側にだけ配されているよう
に示されているが、各輪軸がリニヤモータに対し
て回転中心ピン19,20で回動可能になつてい
るので、台枠片側だけに配されているだけで、十
分条件を満足しているが、台枠両側に半強制操舵
機構を配しても何等機能的に差は無く、信頼性を
向上せしめる上では好ましいことである。
次に、第3図の半強制操舵機構の成立条件式で
ある(6)式において、連結杆33,34が直接軸箱
10a,11aと結合しても、何等不都合は生じ
ない。この場合は、E/D=1になつたことに相
当し、(6)式はC/B=FH/AGを満足せしめれば良いこ とになる。
次に、第4図に示される本発明の他の実施例
は、リニアモータを使用しない通常の台車に半強
制操舵機構37を設けたものであつて、各軸箱1
0a,10b,11a,11bに、同形等大の各
連結棒38a,38b,39a,39bを介し
て、上記台車3に付設された各三角作動板40
a,40bと各作動槓杆26′,27′に連結し、
この各三27′を各連杆41a,41bで連結し
て構成したものであり、上述した実施例と同じ機
能を有するものである。
又一方、第5図に示される本発明の他の実施例
は、第4図に示される実施例の変形であつて、こ
角作動板40a,40bと各作動槓杆26′、れ
は各軸箱10aと11bとを各連結棒38a,3
9bを介して台枠3の槓杆42の両自由端部に連
結すると共に、各軸箱10a,10b,11a,
11bとを各クロスアンカーリンク43,44で
連結したものであり、上述した具体例と同じよう
に、半強制操舵機構37が組込まれている。
又一方、第6図乃至第7図に示される本発明の
他の実施例は、上記第5図に示された変形例であ
つて、これは、作動槓杆26′に中間槓杆31を
上記台車に枢着した支軸45で重合して枢着する
と共に、上記作動槓杆31の中程に係止されコイ
ルばね46の各係止ピン47a,47bで遊び空
隙30a,30bを設けて、上記作動槓杆27′
を拘束するように構成したものである。
次に、第9図及び第10図に示される実施例
は、第5図に示される実施例の変形例であつて、
これは、各軸受10a,10b,11a,11b
にL字形をなす連結枠43′,44′を設け、この
両連結枠43′,44′の中程に各耳片43a′,4
4a′を付設し、この両耳片43a′,44a′とを支
軸48で枢着して、上記両連結枠43′,44′を
クロスアンカーリンク機能を持たせるようにし、
上記耳片44a′に連結杆49を介して台車3に枢
着されたベルクランク50を連結し、このベルク
ランク50に遊び空隙30bを形成し、この遊び
空隙30bに上記連結杆49の自由端に設けられ
たガイドピン29を係合したものである。
なお、上記第9図に示される実施例を、第10
図を参照して、数式で解説すると、下記のように
なる。又、第10図中の符号は、第3図に示され
るものと同じ構成のものは、同じ符号を使用す
る。
即ち、 sinθ1=G/R ……(1)′ sinθ2≒tanθ2=H/R ……(2)′ Hsinθ2=Asinθ1×C′/B′ ……(7) 式(7)に(1)′,(2)′式を代入すると、 HH/R=AG/R×C′/B′ ……(8) こゝで(8)式のRを消去すると、 H2=AG×C′/B′ ……(9) こゝで求めるC′/B′を算出すると、 C′/B′=H2/AG ……(10) となる。
故に、(10)式を満足するように、C′/B′を選定す れば、前述した他の実施例と同じように、操舵リ
ンク系を構成する半強制操舵機構37に異常な応
力が作用しても、台枠3と車体36との自由な首
振り動作や自由な蛇行動を拘束して安全に走行す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、軌条上を走
行する一対の輪軸を備え、この一対の輪軸が相互
に反対方向に首を振るように連結され、車体を載
置したラジアル台車において、このラジアル台車
の前後に位置する上記各輪軸に各軸箱を設け、こ
の各軸箱と上記車体との間を予め決められた範囲
での動作を許容する手段を含むリンク、レバー機
構により連結し、前記ラジアル台車の首振り角度
と実際の輪軸の首振り角度との差が前記予め決め
られた許容動作範囲を越えようとしたときに、前
記リンク、レバー機構により操舵を行なう半強制
操作機構を設け、この半強制操作機構が輪軸の向
きを拘束して線路に沿つた方向へ車体の向きを矯
正するように操舵するので、フランジ摩耗や脱線
を防止できるばかりでなく、曲線路の高速走行に
よる台車の信頼性や安全性を向上することができ
る等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による操舵台車の斜面図、第
2図は、上記操舵台車の一部を省略して示す平面
図、第3図は、本発明の作用を説明するための
図、第4図乃至第10図は、本発明の他の実施例
を示す図、第11図は、既に提案されているラジ
アル台車を線図的に示す平面図である。 1……軌条、3……台枠、4a,4b……側
梁、6……揺枕、9……心皿、10a,10b,
11a,11b……軸箱、12……軸ばね、13
a,13b……車輪、15……軸受、16……ス
フエリカル軸受、19,20……回動中心ピン、
22……牽引連杆、26,27……作動槓杆、2
8,29……ガイドピン、30a,30b……遊
び空隙、31……中間槓杆、33,34……連結
杆、35……連杆、37……半強制操舵機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軌条上を走行する一対の輪軸を備え、この一
    対の輪軸が相互に反対方向に首を振るように連結
    され、車体を載置したラジアル台車において、こ
    のラジアル台車の前後に位置する上記各輪軸に各
    軸箱を設け、この各軸箱と上記車体との間を予め
    決められた範囲での動作を許容する手段を含むリ
    ンク、レバー機構により連結し、前記ラジアル台
    車の首振り角度と実際の輪軸の首振り角度との差
    が前記予め決められた許容動作範囲を越えようと
    したときに、前記リンク、レバー機構により操舵
    を行なう半強制操作機構を具備することを特徴と
    する操舵台車。 2 前記半強制操作機構の予め決められた範囲で
    の動作を許容する手段として、前記リンク、レバ
    ー機構の接合部に遊動空隙を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の操舵台車。 3 前記半強制操作機構の予め決められた範囲で
    の動作を許容する手段として、前記リンク、レバ
    ー機構に原位置へ復帰習性を付勢する弾性体を介
    装したことを特徴とする請求項1記載の操舵台
    車。
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