JPH0442419Y2 - - Google Patents

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JPH0442419Y2
JPH0442419Y2 JP1529286U JP1529286U JPH0442419Y2 JP H0442419 Y2 JPH0442419 Y2 JP H0442419Y2 JP 1529286 U JP1529286 U JP 1529286U JP 1529286 U JP1529286 U JP 1529286U JP H0442419 Y2 JPH0442419 Y2 JP H0442419Y2
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JP
Japan
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steel pipe
concrete
powder
unbonded
type
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JP1529286U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、たとえば、建築構造物の柱及び杭
等に用いる充填鋼管コンクリート構造に関する。
〔従来の技術〕
この出願人は、先にアンボンド型充填鋼管コン
クリート構造(特願昭60−42979)を提供した。
このアンボンド型充填鋼管コンクリート構造
は、予め鋼管の内面にパラフイン、グリース、ア
スフアルト等の分離材を塗付することにより、鋼
管とコンクリートとの付着をなくすためのアンボ
ンド処理層を形成したものである。
したがつて、前記アンボンド型充填鋼管コンク
リート構造によれば、鋼管と内部のコンクリート
とは分離状態となり別体として挙動する。即ち、
コンクリートが軸方向に歪んでも、それに伴つて
鋼管が圧縮されることがない。さらに、コンクリ
ートが圧縮され、それが所定の強度を越えるとコ
ンクリートは軸方向の歪を生じるとともに、径方
向の急激な横歪を生じる。ところが、鋼管には軸
方向の応力が殆んど発生しないため、鋼管にはコ
ンフアインド効果を与える反作用としてのリング
テンシヨンのみが作用することになる。したがつ
て、ミーゼスの降伏条件を適用すれば、円周方向
応力による鋼管のコンフアインド効果を充分発揮
させることができ、その結果、圧縮荷重に対する
強度を著しく向上させることができ、断面積を小
さくすることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記従来のアンボンド型充填鋼管コ
ンクリート構造においては、鋼管にパラフイン、
グリース、アスフアルト等の分離材を塗付するこ
とにより、アンボンド処理層を形成したものであ
るため、経年変化や火災による火熱劣化等の影響
を受ける恐れがあり、半永久性を期待される構造
物の主要構造部材としては好ましくないという問
題点があつた。
本考案は、前記問題に鑑みてなされたもので、
鋼管のコンフアインド効果を充分発揮でき、断面
積を小さくできるとともに、経年変化や火災によ
る火熱劣化等の影響を受けない粉体型アンボンド
処理層を有するアンボンド型充填鋼管コンクリー
ト構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、前記問題点を解決するために鋼管の
内側面に粉体を有機性溶剤に溶解させた分離材を
塗付し、鋼管とコンクリートとの付着をなくすた
めの粉体型アンボンド処理層を形成したことを特
徴としている。
この考案では、有機性溶剤に溶解される粉体が
カーボン、又は鉛粉、又は亜鉛粉であることが望
ましい。
〔作用〕
粉体型アンボンド処理層は、粉体を有機性溶剤
に溶解させたものであるので、有機性溶剤が経年
変化や火熱劣化等の影響を受けて分離機能を損つ
た場合でも、粉体は半永久的に鋼管とコンクリー
トとの間に介在し、転り摩擦現象を生ずることに
より、コンクリートと鋼管とを別体として挙動さ
せる。即ち、コンクリートが軸方向に歪んでも、
それに伴つて鋼管が圧縮されることがない。
したがつて、鋼管には軸方向の応力が殆んど発
生せず、コンクリートにコンフアインド効果を与
える反作用としてのリングテンシヨンのみが働
く。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第1図、第2図は本考案の一実施例を示すも
のであり、図において、符号Aはアンボンド型充
填鋼管コンクリート構造の柱(以下、単に「柱」
と略称する)である。
柱Aは、鋼管1の内部に充填されたコンクリー
ト2と、鋼管1とコンクリート2との境界面に設
けられた粉体型アンボンド処理層3とから構成さ
れている。なお、鋼管1の端部には鋼管1の他の
鋼管と接続する際のグラウト用の空間4を設けて
おいてもよい。
柱Aを製作するには、まず、型枠を兼ねた鋼管
1の内側面に粉体型アンボンド処理層3を形成す
る。粉体型アンボンド処理層3は、カーボン、鉛
粉、亜鉛粉等の粉体をパラフイン溶剤、グリース
溶剤等の有機性溶剤に溶解させた分離材を、鋼管
1の内側面に塗付若しくは吹付け等により一定厚
さの層状に付着させることにより形成する。次
に、粉体型アンボンド処理層3を形成した鋼管を
立設し、その中へコンクリートを打設する。
このようにして製作された柱Aは、鋼管1と内
部のコンクリート2とは粉体型アンボンド処理層
3によつて分離状態となり、別体として挙動す
る。即ち、コンクリート2が軸方向に歪んでもそ
れに伴つて鋼管1が圧縮されることがない。さら
に、コンクリート2が圧縮され、それが所定の強
度を越えるとコンクリート2は軸方向の歪を生じ
るとともに、径方向の急激な横歪を生じる。とこ
ろが、鋼管1には軸方向の応力が殆ど発生しない
ため、鋼管1にはコンフアインド効果を与える反
作用としてのリングテンシヨンのみが作用するこ
とになる。
したがつて、ミーゼスの降伏条件を適用すれば
円周方向応力による鋼管1のコンフアインド効果
を充分発揮させることができ、その結果、圧縮荷
重に対する強度を著しく向上させることができ、
柱Aの断面積を小さくすることができる。また、
粉体型アンボンド処理層3は、粉体を有機性溶剤
に溶解させた分離材を吹付けや塗付によつて鋼管
1の内側に付着させることにより形成するので、
容易に所望の一定厚さの層状態を作ることができ
るとともに、有機性溶剤が経年変化や火災による
火熱劣化等の影響を受けて分離機能を損つた場合
にも、粉体はそれらの影響を全く受けず半永久的
に鋼管1とコンクリート2との境界面に介在し、
転り摩擦現象を生ずることにより鋼管1とコンク
リート2とを別体として挙動させることが可能で
ある。
なお、柱Aを製作する際、鋼管1の内部に予め
鉄筋(図示せず)を配筋しておいて、その中にコ
ンクリート2を打設し、鉄筋コンクリートを内在
させた柱Aとしたり、また、鋼管1の内部に予め
シース管(図示せず)を配設した後、鋼管1内に
コンクリート2を打設しコンクリート2が硬化し
た後にシース管内にPC鋼材を通し、それによつ
てコンクリート2にプレストレスカを与え、プレ
ストレスカが作用した柱Aとしたりして、さら
に、部材耐力の大きなアンボンド型充填鋼管コン
クリート構造とすることは任意である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案は、鋼管の内側面
に粉体を有機性溶剤に溶解させた分離材を塗付
し、鋼管とコンクリートとの付着をなくすための
粉体型アンボンド処理層を形成したものであるの
で、鋼管とコンクリートとは別体として挙動し、
コンクリートが軸方向に歪んでもされに伴つて鋼
管が圧縮されることがなく、鋼管には軸方向応力
が殆ど発生しない。
したがつて、ミーゼスの降伏条件を適用すれば
円周方向応力による鋼管のコンフアインド効果を
充分発揮させることができ、圧縮荷重に対する強
度を著しく向上させることができ、断面積を小さ
くすることができる。
また、粉体型アンボンド処理層は、経年変化や
火熱劣化等の影響を受けることなく、コンクリー
トと鋼管との分離状態を保持し、半永久的に別体
として挙動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
図であり、第1図はアンボンド型充填鋼管コンク
リート構造の柱の側断面図、第2図は第1図のX
−X断面図である。 A……アンボンド型充填鋼管コンクリート構造
の柱、1……鋼管、2……コンクリート、3……
粉体型アンボンド処理層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鋼管の内部にコンクリートを充填した充填鋼
    管コンクリート構造において、鋼管の内側面に
    粉体を有機性溶剤に溶解させた分離材を塗付
    し、鋼管とコンクリートとの付着をなくすため
    の粉体型アンボンド処理層を形成したことを特
    徴とするアンボンド型充填鋼管コンクリート構
    造。 (2) 前記有機性溶剤に溶解させる粉体が、カーボ
    ン、又は鉛粉、又は亜鉛粉であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のアン
    ボンド型充填鋼管コンクリート構造。
JP1529286U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0442419Y2 (ja)

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JPS62131014U JPS62131014U (ja) 1987-08-19
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JP5465925B2 (ja) * 2009-05-15 2014-04-09 三谷セキサン株式会社 鋼管被覆コンクリート杭の製造方法、鋼管被覆コンクリート杭
JP7348513B2 (ja) * 2019-11-26 2023-09-21 ジャパンパイル株式会社 中空杭とパイルキャップの杭頭接合構造

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JPS62131014U (ja) 1987-08-19

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