JPH0442520B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442520B2 JPH0442520B2 JP62294205A JP29420587A JPH0442520B2 JP H0442520 B2 JPH0442520 B2 JP H0442520B2 JP 62294205 A JP62294205 A JP 62294205A JP 29420587 A JP29420587 A JP 29420587A JP H0442520 B2 JPH0442520 B2 JP H0442520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- injection pipe
- ground
- nozzle
- excavating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明はトンネルや地下坑道等の掘削工法に関
し、特に軟弱地盤や湧水、漏水の発生し易い地盤
において有効な工法とこれに用いる装置に関する
ものである。
し、特に軟弱地盤や湧水、漏水の発生し易い地盤
において有効な工法とこれに用いる装置に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術
従来、トンネル等の掘削は坑部開削に引き続い
て可急的速やかに支保覆工を施こし、崩落を防ぎ
ながら掘進する方法が採られており、開削予定地
盤に計画的に崩落や湧水の防止措置を講じる工法
は行なわれていない。特に湧水が激しかつたり、
地盤が軟弱である場合には、個別的な対応として
掘削地盤の全体を地盤凍結したり、硬化材の注入
を行なつたパイプを挿入して円筒状の覆工形成を
(一般にパイプルーフ)してきている。
て可急的速やかに支保覆工を施こし、崩落を防ぎ
ながら掘進する方法が採られており、開削予定地
盤に計画的に崩落や湧水の防止措置を講じる工法
は行なわれていない。特に湧水が激しかつたり、
地盤が軟弱である場合には、個別的な対応として
掘削地盤の全体を地盤凍結したり、硬化材の注入
を行なつたパイプを挿入して円筒状の覆工形成を
(一般にパイプルーフ)してきている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
従来工法は土留、止水対策が個別的な対応とし
て行なわれてきているため、開削から支保覆工ま
での時間をできるだけ短かくすること以外に安全
性を担保するものがなく、心理的不安を与えると
共に、現実に崩落等の事故を発生することも多か
つた。
て行なわれてきているため、開削から支保覆工ま
での時間をできるだけ短かくすること以外に安全
性を担保するものがなく、心理的不安を与えると
共に、現実に崩落等の事故を発生することも多か
つた。
また、個別的な対応の場合、既に出水や崩落の
事態を生じているため、必要以上の施工や無駄な
作業を行なわなければならなかつた。更に装置に
ついては注入管が固定式のため、これを移動した
り、注入角度を変更するのに大変な作業が必要で
あつた。
事態を生じているため、必要以上の施工や無駄な
作業を行なわなければならなかつた。更に装置に
ついては注入管が固定式のため、これを移動した
り、注入角度を変更するのに大変な作業が必要で
あつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は坑部が開削された後、その天蓋や内壁
を構成する開削対象地盤の周縁土壌に、掘進方向
に長い円筒状硬化層を坑部開口縁に沿つて連設造
成することにより同硬化層が支保工となつて開削
地盤を掘り取つた後の壁面支保が同時に確保され
るようにしたものである。また、注入管を自走基
台の上に装置し、位置や角度の調整を自由に行え
るようにして、狭い場所でも自由な注入を可能と
して本発明工法の実施を可能とした。
を構成する開削対象地盤の周縁土壌に、掘進方向
に長い円筒状硬化層を坑部開口縁に沿つて連設造
成することにより同硬化層が支保工となつて開削
地盤を掘り取つた後の壁面支保が同時に確保され
るようにしたものである。また、注入管を自走基
台の上に装置し、位置や角度の調整を自由に行え
るようにして、狭い場所でも自由な注入を可能と
して本発明工法の実施を可能とした。
(ホ) 実施例
以下、図面に従つて本発明の実施例を説明す
る。
る。
1は坑部開削予定地盤で、開削後は堀り取られ
て坑道を構成する部分である。
て坑道を構成する部分である。
2はその周縁地盤で開削後はトンネルの内壁を
構成する部分である。
構成する部分である。
30は注入装置で先端部に掘削刃31と側方噴
射ノズル32を備え、後端部はスイベル33を介
して硬化材や潤滑水の供給部に連絡する注入管3
とこれを回転駆動する回転駆動機構34を備えて
いる。
射ノズル32を備え、後端部はスイベル33を介
して硬化材や潤滑水の供給部に連絡する注入管3
とこれを回転駆動する回転駆動機構34を備えて
いる。
更にこの注入装置30はユニバーサルジヨイン
ト38を支軸として注入管を前後左右に傾斜作動
する位置操作機構37上に注入管を横向支持して
いる。この位置操作機構37は昇降回動するベー
スロツド35上に設備されキヤタピラによつて自
走する自走基台36に積載されている。このよう
に構成された注入装置30を対象地盤の前に走行
し、ベースロツド35によつて高さと方向を定
め、更に位置操作機構37によつて仰向角度と左
右傾斜による対象地盤壁面との位置を確定した上
で、注入管3に、先ず潤滑水を低圧で圧送しなが
ら高速回転し、地盤2に挿入する。
ト38を支軸として注入管を前後左右に傾斜作動
する位置操作機構37上に注入管を横向支持して
いる。この位置操作機構37は昇降回動するベー
スロツド35上に設備されキヤタピラによつて自
走する自走基台36に積載されている。このよう
に構成された注入装置30を対象地盤の前に走行
し、ベースロツド35によつて高さと方向を定
め、更に位置操作機構37によつて仰向角度と左
右傾斜による対象地盤壁面との位置を確定した上
で、注入管3に、先ず潤滑水を低圧で圧送しなが
ら高速回転し、地盤2に挿入する。
所定位置まで挿入されたところで潤滑水を硬化
材に切替え、流路41の圧力を高めてバルブ43
で噴出孔44を閉じ、注入管を緩回転しながら噴
射ノズル32から高圧噴流として噴射する。噴射
圧は地質や湧水状況によつて異なるが100Kgf5/
cm2〜1000Kgf/cm2とし、注入管を抜去方向に回転
後退させる。この硬化材噴流は状況に応じ、流路
41にA液、流路42にB液を圧送して噴射ノズ
ル32において合流するようにする。この合流は
AB両液を選択することにより、瞬結、膨張、発
熱、冷却等の効果を併用するものである。なお、
場合によつて複合管を用いず単管の注入管で一種
類の硬化材を注入しても良いことは勿論である。
材に切替え、流路41の圧力を高めてバルブ43
で噴出孔44を閉じ、注入管を緩回転しながら噴
射ノズル32から高圧噴流として噴射する。噴射
圧は地質や湧水状況によつて異なるが100Kgf5/
cm2〜1000Kgf/cm2とし、注入管を抜去方向に回転
後退させる。この硬化材噴流は状況に応じ、流路
41にA液、流路42にB液を圧送して噴射ノズ
ル32において合流するようにする。この合流は
AB両液を選択することにより、瞬結、膨張、発
熱、冷却等の効果を併用するものである。なお、
場合によつて複合管を用いず単管の注入管で一種
類の硬化材を注入しても良いことは勿論である。
硬化材噴流はその到達距離範囲で周辺土壌を切
削攪拌し、噴流軌跡と注入管の作動に従つて円筒
状に混入層を形成して行く。このようにして造成
される円筒状硬化層を次々と隣接して並列し地盤
2に覆工体Aを形成した後地盤1を開削し覆工体
Aの長さ付近まで掘進して地盤1の開削を停止し
地盤2に再び同様の工程を繰り返して覆工体
A′を形成するものである。なお注入管3の地盤
2への挿入は最初のステツプは坑部掘進方向に沿
つて水平に行なうが、次のステツプからは次の覆
工体を形成するための注入管挿入部を避けて若干
上向きに挿入する。
削攪拌し、噴流軌跡と注入管の作動に従つて円筒
状に混入層を形成して行く。このようにして造成
される円筒状硬化層を次々と隣接して並列し地盤
2に覆工体Aを形成した後地盤1を開削し覆工体
Aの長さ付近まで掘進して地盤1の開削を停止し
地盤2に再び同様の工程を繰り返して覆工体
A′を形成するものである。なお注入管3の地盤
2への挿入は最初のステツプは坑部掘進方向に沿
つて水平に行なうが、次のステツプからは次の覆
工体を形成するための注入管挿入部を避けて若干
上向きに挿入する。
また、必要に応じ網目状に交差させて交差注入
層を造成する。
層を造成する。
(ヘ) 発明の作用及び効果
本発明は以上のように構成したので事前に形成
された覆工体Aによつて崩落や壁面からの出水を
防止することができるので、坑部開削作業を安心
して行なうことができる。また、仮設的な支保工
の施工を省略して最終覆工を行なうことができ、
その間の危険を避け無駄な工程を大巾に削減でき
る。
された覆工体Aによつて崩落や壁面からの出水を
防止することができるので、坑部開削作業を安心
して行なうことができる。また、仮設的な支保工
の施工を省略して最終覆工を行なうことができ、
その間の危険を避け無駄な工程を大巾に削減でき
る。
更に注入装置については自走基台を用い、ベー
スロツド、位置操作機構を備えたので、注入管の
設置が簡略であり、注入管の位置、角度を自由に
設定でき能率が良く、変態注入も可能である。
スロツド、位置操作機構を備えたので、注入管の
設置が簡略であり、注入管の位置、角度を自由に
設定でき能率が良く、変態注入も可能である。
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はト
ンネルの横断面図、第2図は施工状況を示すトン
ネルの縦断面図、第3図は第2図の−断面図
による注入装置の一例を示す正面図、第4図は噴
射ノズルの一例を示す注入管要部の縦断面図であ
る。 1……坑部開削予定地盤、2……坑部開口周縁
地盤、3……注入管、30……注入装置、31…
…掘削刃、32……噴射ノズル、33……スイベ
ル、34……回転駆動機構、35……ベースロツ
ド(回転昇降機構)、36……自走基台、37…
…位置操作機構、38……ユニバーサルジヨイン
ト、41,42……流路、43……バルブ、44
……噴射孔、A……覆工体、B……円筒状硬化
層。
ンネルの横断面図、第2図は施工状況を示すトン
ネルの縦断面図、第3図は第2図の−断面図
による注入装置の一例を示す正面図、第4図は噴
射ノズルの一例を示す注入管要部の縦断面図であ
る。 1……坑部開削予定地盤、2……坑部開口周縁
地盤、3……注入管、30……注入装置、31…
…掘削刃、32……噴射ノズル、33……スイベ
ル、34……回転駆動機構、35……ベースロツ
ド(回転昇降機構)、36……自走基台、37…
…位置操作機構、38……ユニバーサルジヨイン
ト、41,42……流路、43……バルブ、44
……噴射孔、A……覆工体、B……円筒状硬化
層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部側壁に噴射ノズルを設けた注入管を坑
部開削進行方向に向け開削対象地盤周縁部に挿入
し、所定位置まで挿入したところで、注入管に地
盤硬化材を圧送して、これをノズルから高圧噴流
として噴射しながら、注入管を回転しつつ後退さ
せることにより、注入管挿入軌跡周辺土壌と硬化
材の混合による円筒状硬化層を坑部開口周縁に沿
つて次々に隣接造成し、これを終了した後その内
側を造成した円筒状硬化層の長さ分開削掘進して
支保覆工を行なう工程を繰り返しながら掘進する
ことを特徴とするトンネル等の掘削工法。 2 先端部側壁に噴射ノズルを設け、後端部はス
イベルを介して地盤硬化材等の供給部に連絡す
る、回転機構を備えた注入管を、前後左右に傾斜
作動する位置操作機構上に横向支持すると共に、
これを回動昇降する回動昇降機構を介して自走機
能を備えた基台上に設備した構造を特徴とする注
入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420587A JPH01137094A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | トンネル等の掘削工法とこれに用いる注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29420587A JPH01137094A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | トンネル等の掘削工法とこれに用いる注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01137094A JPH01137094A (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0442520B2 true JPH0442520B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=17804682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29420587A Granted JPH01137094A (ja) | 1987-11-24 | 1987-11-24 | トンネル等の掘削工法とこれに用いる注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01137094A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018017110A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-02-01 | 岡本 俊仁 | ロックボルト用孔の削孔方法及び削孔作業車 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0768848B2 (ja) * | 1990-11-29 | 1995-07-26 | 栄興産業株式会社 | トンネルの構築工法 |
| US6520718B1 (en) | 1998-11-27 | 2003-02-18 | Shigeki Nagatomo, Et Al. | Sardine-bone construction method for large-section tunnel |
| JP4660820B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-03-30 | 清水建設株式会社 | グラウチング方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5431934A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-09 | Seiwa Kiko Kk | System for setting grout hole in tunnel |
| JPS6043516A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-08 | Tokai Rubber Ind Ltd | 岩盤固結工法 |
| JPS6124512A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-03 | Kobayashi Kooc:Kk | 口紅オ−バ−コ−ト |
-
1987
- 1987-11-24 JP JP29420587A patent/JPH01137094A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018017110A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-02-01 | 岡本 俊仁 | ロックボルト用孔の削孔方法及び削孔作業車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01137094A (ja) | 1989-05-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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