JPH0442572Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0442572Y2 JPH0442572Y2 JP1986081338U JP8133886U JPH0442572Y2 JP H0442572 Y2 JPH0442572 Y2 JP H0442572Y2 JP 1986081338 U JP1986081338 U JP 1986081338U JP 8133886 U JP8133886 U JP 8133886U JP H0442572 Y2 JPH0442572 Y2 JP H0442572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- seal
- groove
- lip
- seal body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/726—Sealings with means to vent the interior of the bearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7816—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material
- F16C33/783—Details of the sealing or parts thereof, e.g. geometry, material of the mounting region
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/784—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
- F16C33/7843—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
- F16C33/7853—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race
- F16C33/7856—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race with a single sealing lip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ころがり軸受の密封装置に関し、
とくに軸受外部に連通する通気溝を有する接触形
密封装置における密封性能を改善したものであ
る。
とくに軸受外部に連通する通気溝を有する接触形
密封装置における密封性能を改善したものであ
る。
従来、接触形のシール体によつて密封されたこ
ろがり軸受においては、温度変化その他の使用条
件によつて軸受内部の圧力が低下して負圧になつ
たり、あるいはその反対に内圧が上昇して軸受外
部よりも高圧になることがある。
ろがり軸受においては、温度変化その他の使用条
件によつて軸受内部の圧力が低下して負圧になつ
たり、あるいはその反対に内圧が上昇して軸受外
部よりも高圧になることがある。
軸受の内部が負圧になると、シール体のリツプ
がシール溝に吸着されて軸受のトルクを増大さ
せ、回転性能を阻害することになり、その反対に
軸受内圧が上昇すると、リツプがシール溝から外
れて密封性能を損なうという弊害が生ずる。
がシール溝に吸着されて軸受のトルクを増大さ
せ、回転性能を阻害することになり、その反対に
軸受内圧が上昇すると、リツプがシール溝から外
れて密封性能を損なうという弊害が生ずる。
そこで、このような弊害を除去する手段とし
て、シール体の固定部とリツプとの双方、または
何れか一方に、軸受の内部と外部とを連通する通
気溝を設けた内圧調整機構付きの密封装置が知ら
れており、軸受内圧が変動したときに、通気溝を
介して軸受内部への空気の流入、軸受外部への空
気の排出を行うようにしている。
て、シール体の固定部とリツプとの双方、または
何れか一方に、軸受の内部と外部とを連通する通
気溝を設けた内圧調整機構付きの密封装置が知ら
れており、軸受内圧が変動したときに、通気溝を
介して軸受内部への空気の流入、軸受外部への空
気の排出を行うようにしている。
上記の内圧調整機構付きの密封装置において
は、軸受の内部と外部とが常時シール体の通気溝
によつて連通しているため、通気溝を大きくする
とグリースが軸受外部へ流出するほか、軸受外部
からごみその他の異物が侵入することになり、通
気溝を小さくしても水のかかる場所や水中で軸受
を使用するときは水の浸入を阻止することができ
ないなど、十分な密封性能が得られないだけでな
く、軸受内部で飛散したグリースによつて通気溝
が閉されて空気の円滑な流通を妨げるという問題
がある。
は、軸受の内部と外部とが常時シール体の通気溝
によつて連通しているため、通気溝を大きくする
とグリースが軸受外部へ流出するほか、軸受外部
からごみその他の異物が侵入することになり、通
気溝を小さくしても水のかかる場所や水中で軸受
を使用するときは水の浸入を阻止することができ
ないなど、十分な密封性能が得られないだけでな
く、軸受内部で飛散したグリースによつて通気溝
が閉されて空気の円滑な流通を妨げるという問題
がある。
この考案は、上記の問題を解決して、軸受の内
圧調整機能を損なわずに、軸受外部からの異物、
とくに水の浸入を阻止する機能を備えた密封装置
を提供することを目的とする。
圧調整機能を損なわずに、軸受外部からの異物、
とくに水の浸入を阻止する機能を備えた密封装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の密封装置は、シール体の固定部のシ
ール固定溝との固定面とリツプ部のシール摺接溝
との接触面との少なくとも一方に、軸受の内部と
外部とを連通させる通気溝が設けてある。
ール固定溝との固定面とリツプ部のシール摺接溝
との接触面との少なくとも一方に、軸受の内部と
外部とを連通させる通気溝が設けてある。
シール体の固定部とリツプ部との少なくとも一
方に設けた通気溝には、軸受外部に面する側の開
口端に薄肉部を設けて通気溝を閉塞している。
方に設けた通気溝には、軸受外部に面する側の開
口端に薄肉部を設けて通気溝を閉塞している。
通気溝を閉塞する薄肉部は、軸受内圧の変動に
追従して弾性変形可能な肉厚になつている。
追従して弾性変形可能な肉厚になつている。
この考案の密封装置は、軸受内圧が変動したと
き、シール体の固定部とリツプとの少なくとも一
方に設けられた通気溝を閉塞する薄肉部が内圧に
応じて弾性変形して、シール体の固定側において
は、軸受固定輪のシール固定溝とこれに密着した
シール体の固定部の外周縁との間にすき間が生
じ、シール体のリツプ側においては、軸受回転輪
のシール摺接溝とこれに接触したシール体のリツ
プの内周縁との間にすき間が生じ、これらのすき
間を介して開通した通気経路を経て、軸受内部へ
の空気の流入、軸受外部への空気の排出が行われ
る。
き、シール体の固定部とリツプとの少なくとも一
方に設けられた通気溝を閉塞する薄肉部が内圧に
応じて弾性変形して、シール体の固定側において
は、軸受固定輪のシール固定溝とこれに密着した
シール体の固定部の外周縁との間にすき間が生
じ、シール体のリツプ側においては、軸受回転輪
のシール摺接溝とこれに接触したシール体のリツ
プの内周縁との間にすき間が生じ、これらのすき
間を介して開通した通気経路を経て、軸受内部へ
の空気の流入、軸受外部への空気の排出が行われ
る。
また、軸受内圧に変動の少ない使用条件下、ま
たは軸受の回転停止中においては、シール体の固
定側とリツプ側との少なくとも一方に設けられた
通気溝の開口端は、薄肉部によつて閉塞されてい
るため、軸受外部からの異物の侵入、ないしは水
の浸入は阻止されている。
たは軸受の回転停止中においては、シール体の固
定側とリツプ側との少なくとも一方に設けられた
通気溝の開口端は、薄肉部によつて閉塞されてい
るため、軸受外部からの異物の侵入、ないしは水
の浸入は阻止されている。
以下、この考案の実施例については、図面を参
照して説明する。第1図はこの考案の実施例を示
す上半部縦断側面図、第2図はシール体の要部を
示す背面図である。
照して説明する。第1図はこの考案の実施例を示
す上半部縦断側面図、第2図はシール体の要部を
示す背面図である。
第1図は、外輪(固定輪)10と内輪(回転
輪)20との間に玉15が転動自在に介装され、
外輪10および内輪20の両端両側がシール体3
0によつて密封された玉軸受についての実施例で
ある(一方の端面側のみを図示)。
輪)20との間に玉15が転動自在に介装され、
外輪10および内輪20の両端両側がシール体3
0によつて密封された玉軸受についての実施例で
ある(一方の端面側のみを図示)。
外輪10には、端面側の内周面の円周方向にシ
ール固定溝11が形成され、内輪20には、端面
側の外周面の円周方向にシール摺接溝21が形成
されている。
ール固定溝11が形成され、内輪20には、端面
側の外周面の円周方向にシール摺接溝21が形成
されている。
シール体30は、芯金31によつて補強されたゴ
ム等の弾性体を素材とする環状板であり、その外
周側に固定部32が成形され、内周側にリツプ部
36が形成されている。このリツプ部36には、
軸方向の内側に向かつて傾斜する主リツプ37
と、主リツプ37の基部側から分岐して軸方向内
側に延びる第1の補助リツプ38aと、主リツプ
37よりも軸方向外側から半径方向内側に延びる
第2の補助リツプ38bとが、それぞれ設けられ
ている。
ム等の弾性体を素材とする環状板であり、その外
周側に固定部32が成形され、内周側にリツプ部
36が形成されている。このリツプ部36には、
軸方向の内側に向かつて傾斜する主リツプ37
と、主リツプ37の基部側から分岐して軸方向内
側に延びる第1の補助リツプ38aと、主リツプ
37よりも軸方向外側から半径方向内側に延びる
第2の補助リツプ38bとが、それぞれ設けられ
ている。
このシール体30は、固定部32の内側面と外
側面とを、それぞれ外輪10のシール固定溝11
の内側段面と外側斜面とに密着させて固定し、リ
ツプ部36の主リツプ37の先端面を、内輪20
のシール摺接溝21の内側斜面に接触させること
によつて軸受を密封している。第1の補助リツプ
38aは、軸受内方に突出して、軸受内部に封入
されたグリースの流れが軸受の内方へ向かうよう
に案内する機能を有し、第2の補助リツプ38b
は、内輪20の端部側外周面との間に適宜のすき
間を保つて対向し、軸受外部からの異物の侵入を
防止する機能を営む。
側面とを、それぞれ外輪10のシール固定溝11
の内側段面と外側斜面とに密着させて固定し、リ
ツプ部36の主リツプ37の先端面を、内輪20
のシール摺接溝21の内側斜面に接触させること
によつて軸受を密封している。第1の補助リツプ
38aは、軸受内方に突出して、軸受内部に封入
されたグリースの流れが軸受の内方へ向かうよう
に案内する機能を有し、第2の補助リツプ38b
は、内輪20の端部側外周面との間に適宜のすき
間を保つて対向し、軸受外部からの異物の侵入を
防止する機能を営む。
上記のシール体30の固定部32には、軸受内
部に連通する1個または複数個の通気溝33が内
側面の半径方向に設けてあり、またその外径面に
も1個または複数個の通気溝34が軸方向に設け
られている。この半径方向の通気溝33と軸方向
の通気溝34とは、周方向の位置をずらせて設け
られているが、固定部32の外径面と外輪10の
シール固定溝11の内周面との間に形成される空
間部13を介して互いに連通している。固定部3
2の外径面の通気溝の34が軸方向外側縁におい
て軸受外部に面する側の開口端には、固定部32
の外側面および外径面と同一面をもつ薄肉部35
が設けられ、この薄肉部35によつて通気溝34
が閉塞されている。
部に連通する1個または複数個の通気溝33が内
側面の半径方向に設けてあり、またその外径面に
も1個または複数個の通気溝34が軸方向に設け
られている。この半径方向の通気溝33と軸方向
の通気溝34とは、周方向の位置をずらせて設け
られているが、固定部32の外径面と外輪10の
シール固定溝11の内周面との間に形成される空
間部13を介して互いに連通している。固定部3
2の外径面の通気溝の34が軸方向外側縁におい
て軸受外部に面する側の開口端には、固定部32
の外側面および外径面と同一面をもつ薄肉部35
が設けられ、この薄肉部35によつて通気溝34
が閉塞されている。
また、シール体30のリツプ部36の主リツプ
37についても、その先端面に1個または複数個
の通気溝39が内周縁から外周縁にかけて設けて
あり、外周縁側における開口端が軸受内部に面し
て連通し、内周縁側において軸受外部に面する側
の開口端は、主リツプ部37の先端面にこれと同
一面で設けられた薄肉部40によつて閉塞されて
いる。
37についても、その先端面に1個または複数個
の通気溝39が内周縁から外周縁にかけて設けて
あり、外周縁側における開口端が軸受内部に面し
て連通し、内周縁側において軸受外部に面する側
の開口端は、主リツプ部37の先端面にこれと同
一面で設けられた薄肉部40によつて閉塞されて
いる。
上記のシール体30の固定側の薄肉部35とリ
ツプ側の薄肉部40との肉厚は、軸受の使用中に
おける内圧が所定の値まで上下動したとき、その
変動に追従して膨出する程度の弾性変形可能な厚
さに選定されている。
ツプ側の薄肉部40との肉厚は、軸受の使用中に
おける内圧が所定の値まで上下動したとき、その
変動に追従して膨出する程度の弾性変形可能な厚
さに選定されている。
上記構成のシール体30が組み付けられた玉軸
受は、シール体30の固定部32に設けられた軸
方向の通気溝34と主リツプ37に設けられた通
気溝39との軸受外部に面する側の開口端が、そ
れぞれ薄肉部35,40によつて閉塞されている
ため、シール体30によつて完全に密封された状
態となつている。
受は、シール体30の固定部32に設けられた軸
方向の通気溝34と主リツプ37に設けられた通
気溝39との軸受外部に面する側の開口端が、そ
れぞれ薄肉部35,40によつて閉塞されている
ため、シール体30によつて完全に密封された状
態となつている。
したがつて、軸受使用中の温度変化その他の使
用条件によつて軸受内部の圧力が変動することに
なるが、シール体30の通気溝34,39を閉塞
している薄肉部35,40の肉厚は、軸受内圧の
変動に追従して弾性変形する厚さになつているか
ら、軸受内圧が所定値以下に低下したときは軸受
内部側に膨出し、その反対に軸受内圧が所定値以
上に上昇したときは軸受外部側に膨出して、シー
ル体30の固定部32の外周縁と外輪10のシー
ル固定溝11との間には、薄肉部35がシール固
定溝11に接触している面ですき間が生じ、シー
ル体30の主リツプ37の内周縁と内輪20のシ
ール摺接溝21との間には、薄肉部40がシール
摺接溝21に接触している面ですき間が生じる。
第1図は、薄肉部35,40が軸受外部側に膨出
した状態を示している。このため、外輪10とシ
ール体30との間では、シール体30の固定部3
2と外輪10のシール固定溝11との間の空間部
13を介し連通している通気溝33,34が、薄
肉部35に生じたすき間を介して軸受外部と連通
して、軸受内外部に開通する通気経路が形成さ
れ、内輪20とシール体30との間では、シール
体30の主リツプ37の通気溝39が薄肉部40
に生じたすき間を介して軸受外部と連通して、軸
受内外部に開通する通気経路が形成されることに
なる。
用条件によつて軸受内部の圧力が変動することに
なるが、シール体30の通気溝34,39を閉塞
している薄肉部35,40の肉厚は、軸受内圧の
変動に追従して弾性変形する厚さになつているか
ら、軸受内圧が所定値以下に低下したときは軸受
内部側に膨出し、その反対に軸受内圧が所定値以
上に上昇したときは軸受外部側に膨出して、シー
ル体30の固定部32の外周縁と外輪10のシー
ル固定溝11との間には、薄肉部35がシール固
定溝11に接触している面ですき間が生じ、シー
ル体30の主リツプ37の内周縁と内輪20のシ
ール摺接溝21との間には、薄肉部40がシール
摺接溝21に接触している面ですき間が生じる。
第1図は、薄肉部35,40が軸受外部側に膨出
した状態を示している。このため、外輪10とシ
ール体30との間では、シール体30の固定部3
2と外輪10のシール固定溝11との間の空間部
13を介し連通している通気溝33,34が、薄
肉部35に生じたすき間を介して軸受外部と連通
して、軸受内外部に開通する通気経路が形成さ
れ、内輪20とシール体30との間では、シール
体30の主リツプ37の通気溝39が薄肉部40
に生じたすき間を介して軸受外部と連通して、軸
受内外部に開通する通気経路が形成されることに
なる。
このように、軸受内圧が所定値以下また以上に
変動したときは、外輪10および内輪20とシー
ル体30との間に開通された通気経路を経て、軸
受内部への空気の流入、軸受外部への空気の排出
が行われ、軸受内圧を調整することができるか
ら、シール体30の主リツプ37は常に一定の接
触圧でシール摺接溝21に接触し、トルクの増
大、ひいては回転性能の低減が生ずることはな
く、また主リツプ37がシール摺接溝21から外
れて密封性能を損なうという問題も生じない。
変動したときは、外輪10および内輪20とシー
ル体30との間に開通された通気経路を経て、軸
受内部への空気の流入、軸受外部への空気の排出
が行われ、軸受内圧を調整することができるか
ら、シール体30の主リツプ37は常に一定の接
触圧でシール摺接溝21に接触し、トルクの増
大、ひいては回転性能の低減が生ずることはな
く、また主リツプ37がシール摺接溝21から外
れて密封性能を損なうという問題も生じない。
また、軸受内圧の変動が少ない通常の条件で使
用する場合、あるいは軸受の回転停止中において
は、シール体30の固定部32の通気溝34と主
リツプ37の通気溝39とは、いずれもその開口
端が薄肉部35,40によつて閉塞された状態と
なつているから、軸受外部から異物が侵入するこ
とはなく、水のかかる場所や水中で使用する場合
でも水の侵入が阻止され、防水性が高くなるほ
か、軸受外部へのグリースの流出を防止すること
もできる。
用する場合、あるいは軸受の回転停止中において
は、シール体30の固定部32の通気溝34と主
リツプ37の通気溝39とは、いずれもその開口
端が薄肉部35,40によつて閉塞された状態と
なつているから、軸受外部から異物が侵入するこ
とはなく、水のかかる場所や水中で使用する場合
でも水の侵入が阻止され、防水性が高くなるほ
か、軸受外部へのグリースの流出を防止すること
もできる。
前記実施例では、シール体の固定側とリツプ側
との双方に通気溝を設けて、通気溝の開口端を薄
肉部で閉塞した軸受について説明したが、シール
体の通気溝を固定側とリツプ側との何れか一方に
設けた軸受についても、前記と同様にこの考案を
適用することができる。
との双方に通気溝を設けて、通気溝の開口端を薄
肉部で閉塞した軸受について説明したが、シール
体の通気溝を固定側とリツプ側との何れか一方に
設けた軸受についても、前記と同様にこの考案を
適用することができる。
また、前記実施例のシール体は、軸受の外輪に固
定する型式のものであるが、シール体の内周側に
固定部を、外周側にリツプ部を形成し、軸受の内
輪に密着固定する型式のものについても、前記と
同様の構成にすることができる。
定する型式のものであるが、シール体の内周側に
固定部を、外周側にリツプ部を形成し、軸受の内
輪に密着固定する型式のものについても、前記と
同様の構成にすることができる。
なお、シール体自体についても、その形状、リ
ツプの数、通気溝の形状、大きさ等の細部の構造
については、前記実施例のものに限らず、他の構
造の接触形シール体についても、この考案を適用
することができる。
ツプの数、通気溝の形状、大きさ等の細部の構造
については、前記実施例のものに限らず、他の構
造の接触形シール体についても、この考案を適用
することができる。
以上説明したしように、この考案の密封装置
は、ころがり軸受の端面側に組み付けられた接触
形シール体の固定側とリツプ側との少なくとも一
方に、軸受の内部と外部とを連通する通気溝を設
け、通気溝の開口端を軸受内圧の変動に追従して
弾性変形する薄肉部によつて閉塞している。した
がつて、この考案によれば、軸受内圧が変動した
ときは、薄肉部が膨出して軸受の内部と外部との
間を連通させる弁体として作用して、空気の流
入、排出が行われるため、内圧調整機構付き密封
装置となるだけでなく、通常の使用条件下におい
ては、軸受外部からの異物や水は薄肉部に阻止さ
れて軸受内部に入り込むことがなくなるから、密
封性能にすぐれたころがり軸受として使用するこ
とができる。
は、ころがり軸受の端面側に組み付けられた接触
形シール体の固定側とリツプ側との少なくとも一
方に、軸受の内部と外部とを連通する通気溝を設
け、通気溝の開口端を軸受内圧の変動に追従して
弾性変形する薄肉部によつて閉塞している。した
がつて、この考案によれば、軸受内圧が変動した
ときは、薄肉部が膨出して軸受の内部と外部との
間を連通させる弁体として作用して、空気の流
入、排出が行われるため、内圧調整機構付き密封
装置となるだけでなく、通常の使用条件下におい
ては、軸受外部からの異物や水は薄肉部に阻止さ
れて軸受内部に入り込むことがなくなるから、密
封性能にすぐれたころがり軸受として使用するこ
とができる。
第1図は、この考案の実施例を示す上半部縦断
側面図、第2図はシール体の要部を示す背面図で
ある。 図中、10は外輪、11はシール固定溝、20
は内輪、21はシール摺接溝、30はシール体、
32は固定部、33,34は固定部の通気溝、3
5は薄肉部、37は主リツプ、39は主リツプの
通気溝、40は薄肉部である。
側面図、第2図はシール体の要部を示す背面図で
ある。 図中、10は外輪、11はシール固定溝、20
は内輪、21はシール摺接溝、30はシール体、
32は固定部、33,34は固定部の通気溝、3
5は薄肉部、37は主リツプ、39は主リツプの
通気溝、40は薄肉部である。
Claims (1)
- ゴム等の弾性体からなるシール体の固定部をこ
ろがり軸受の固定輪のシール固定溝に密着させて
固定し、リツプ部を回転輪のシール摺接溝に接触
させて組み付けてなり、シール体の固定部のシー
ル固定溝との固定面とリツプ部のシール摺接溝と
の接触面との少なくとも一方に軸受の内外部に連
通する通気溝を設けた密封装置において、前記シ
ール体の固定部とリツプ部との少なくとも一方に
設けた通気溝には、軸受外部に面する側の開口端
を閉塞する薄肉部を設け、該薄肉部の肉厚を軸受
内圧の変動に追従して弾性変形可能な厚さとした
ことを特徴とするころがり軸受の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986081338U JPH0442572Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986081338U JPH0442572Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62194215U JPS62194215U (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0442572Y2 true JPH0442572Y2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=30932985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986081338U Expired JPH0442572Y2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442572Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH059533Y2 (ja) * | 1987-07-03 | 1993-03-09 | ||
| JPH0648186Y2 (ja) * | 1988-04-25 | 1994-12-12 | エヌティエヌ株式会社 | 軸受のシール装置 |
| JP2005163900A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Koyo Seiko Co Ltd | 転がり軸受 |
| JP4811194B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2011-11-09 | 日本精工株式会社 | 軸受ユニット用密封装置及び軸受ユニット |
| JP4956138B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2012-06-20 | 光陽産業株式会社 | ガス栓 |
| JP5595692B2 (ja) * | 2009-08-27 | 2014-09-24 | Ntn株式会社 | 密封型転がり軸受 |
| WO2016104556A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 日本精工株式会社 | エアタービン用軸受ユニット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6077818U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | 光洋精工株式会社 | ころがり軸受の密封装置 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP1986081338U patent/JPH0442572Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62194215U (ja) | 1987-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2525536Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH0535247Y2 (ja) | ||
| JPH0663541B2 (ja) | 軸受シール装置 | |
| JPH0442572Y2 (ja) | ||
| JP2004044622A (ja) | 自在継手用ブーツ | |
| JP2557032B2 (ja) | シール付き球面ころがり軸受 | |
| JPS6143003Y2 (ja) | ||
| JP2605197Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH0726609Y2 (ja) | 転がり軸受の密封装置 | |
| WO2004023007A1 (ja) | 密封装置 | |
| US7229356B2 (en) | Boot for universal joint | |
| JP4649811B2 (ja) | 密封装置 | |
| JPH08232967A (ja) | 外輪回転軸受用の密封装置 | |
| JP2003004054A (ja) | 転がり軸受の密封装置 | |
| JPH0828704A (ja) | 自在継手用ブーツ | |
| JPH0647136Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JPS5936735Y2 (ja) | ころがり軸受の密封装置 | |
| JPH0419237Y2 (ja) | ||
| JPH026303Y2 (ja) | ||
| JPH0211623Y2 (ja) | ||
| JPH043159Y2 (ja) | ||
| JPH0135984Y2 (ja) | ||
| JP2597961Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JP2535455Y2 (ja) | シール装置 | |
| JP2004353560A (ja) | スロットルバルブ装置用回転支持装置 |