JPH0443130B2 - - Google Patents
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- JPH0443130B2 JPH0443130B2 JP3848986A JP3848986A JPH0443130B2 JP H0443130 B2 JPH0443130 B2 JP H0443130B2 JP 3848986 A JP3848986 A JP 3848986A JP 3848986 A JP3848986 A JP 3848986A JP H0443130 B2 JPH0443130 B2 JP H0443130B2
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- beams
- frame
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、建築物の骨組を構成する構造体、
特にチユーブ架構形式の高層建築物の骨組に適用
して有効な構造体に関するものである。
特にチユーブ架構形式の高層建築物の骨組に適用
して有効な構造体に関するものである。
「従来の技術」
鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造の高層建築物
の架構形式として、第5図に示すようなチユーブ
架構が知られている。この架構形式は、それぞれ
柱1…と梁2…とで構成したX方向フレーム3,
3、およびY方向フレーム4,4とによつて、建
築物の外周フレームを構成するチユーブ状(筒
状)の構造体5を構築し、この構造体5のみに地
震力を負担させるものである。このような架構形
式では、構造体5の内部を無柱および無梁とする
ことが可能であり、平面計画上自由度の高い、ま
た居住性に優れた内部空間を得ることができる。
の架構形式として、第5図に示すようなチユーブ
架構が知られている。この架構形式は、それぞれ
柱1…と梁2…とで構成したX方向フレーム3,
3、およびY方向フレーム4,4とによつて、建
築物の外周フレームを構成するチユーブ状(筒
状)の構造体5を構築し、この構造体5のみに地
震力を負担させるものである。このような架構形
式では、構造体5の内部を無柱および無梁とする
ことが可能であり、平面計画上自由度の高い、ま
た居住性に優れた内部空間を得ることができる。
このようなチユーブ架構においては、構造体5
全体で地震力に抵抗するために、地震力をその加
力方向に並行するフレームだけでなくそれに直交
するフレームに対しても負担させるようにしてい
る。このことは、地震力を、その向きに並行する
フレームのみに負担させようとする従来一般の架
構形式と大きく異なる点である。
全体で地震力に抵抗するために、地震力をその加
力方向に並行するフレームだけでなくそれに直交
するフレームに対しても負担させるようにしてい
る。このことは、地震力を、その向きに並行する
フレームのみに負担させようとする従来一般の架
構形式と大きく異なる点である。
たとえば、第5図中に実線矢印で示すようなX
方向の地震力が加わつた時には、それに並行する
X方向フレーム3,3に生じた軸力の一部を、そ
れに直交するY方向フレーム4,4に伝達して、
地震時軸力を両者で負担するようになつている。
この場合、X方向フレーム3,3の各柱1…は、
引き抜き力または地盤からの反力を受け、第5図
下部に示す向きの軸力が生じるが、これらの応力
がY方向フレーム4,4にも伝達されて、それら
の各柱1…にも第5図下部に示すような軸力が生
じることになる。チユーブ架構によらない場合に
は、直交フレームにはこのような応力は生じな
い。第6図は、このようなX方向の地震力に対し
てY方向フレーム(直交フレーム)4の各柱1…
に生じる応力の軸力分布状態を示すものであり、
この図から明らかなように、軸力は外側の柱で大
きくなつている。
方向の地震力が加わつた時には、それに並行する
X方向フレーム3,3に生じた軸力の一部を、そ
れに直交するY方向フレーム4,4に伝達して、
地震時軸力を両者で負担するようになつている。
この場合、X方向フレーム3,3の各柱1…は、
引き抜き力または地盤からの反力を受け、第5図
下部に示す向きの軸力が生じるが、これらの応力
がY方向フレーム4,4にも伝達されて、それら
の各柱1…にも第5図下部に示すような軸力が生
じることになる。チユーブ架構によらない場合に
は、直交フレームにはこのような応力は生じな
い。第6図は、このようなX方向の地震力に対し
てY方向フレーム(直交フレーム)4の各柱1…
に生じる応力の軸力分布状態を示すものであり、
この図から明らかなように、軸力は外側の柱で大
きくなつている。
なお、地震力の向きが第1図中の破線矢印のよ
うなY方向である場合には、その場合の並行フレ
ームであるY方向フレーム4,4から、直交フレ
ームであるX方向フレーム3,3に対して、同様
に応力が伝達されることになる。
うなY方向である場合には、その場合の並行フレ
ームであるY方向フレーム4,4から、直交フレ
ームであるX方向フレーム3,3に対して、同様
に応力が伝達されることになる。
ところで、以上で述べたような地震時の応力が
並行フレームから直交フレームに有効に伝達さ
れ、構造体5全体で地震力を負担することが可能
となるためには、直交フレームの梁2…の剛性が
充分に高いことが必要である。そして、地震力の
向きは特定の方向に限定することができないか
ら、チユーブ架構の構造体5においては、チユー
ブ架構によらない従来一般の構造体に比して、各
フレーム3,3,4,4の柱間隔(スパン)を小
さくし、また梁成を大きいものとして、梁2…の
剛性を高いものとしている。
並行フレームから直交フレームに有効に伝達さ
れ、構造体5全体で地震力を負担することが可能
となるためには、直交フレームの梁2…の剛性が
充分に高いことが必要である。そして、地震力の
向きは特定の方向に限定することができないか
ら、チユーブ架構の構造体5においては、チユー
ブ架構によらない従来一般の構造体に比して、各
フレーム3,3,4,4の柱間隔(スパン)を小
さくし、また梁成を大きいものとして、梁2…の
剛性を高いものとしている。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが、上記のように梁成寸法を大きくする
と、階高が高くなつてコストアツプとなるばかり
でなく、建築物の高さ制限に抵触する等の問題を
生じる。
と、階高が高くなつてコストアツプとなるばかり
でなく、建築物の高さ制限に抵触する等の問題を
生じる。
このため、梁成を大きくすることなく各フレー
ム3,4にブレースを設けることによつて応力を
伝達させることが考えられるが、この場合は、外
壁に設ける窓等の開口部の位置や大きさが制約さ
れてしまうという問題がある。また、階高増大を
防止するために、梁2…を各階の全てに設けるこ
となく、一層おきに、すなわち二層の間隔で設け
ることも考えられてはいるが、この場合には実質
的に構造階高が二倍になり、柱1…の曲げモーメ
ントが増大して構造体5の水平剛性が低下してし
まうという問題があり、現実的ではない。
ム3,4にブレースを設けることによつて応力を
伝達させることが考えられるが、この場合は、外
壁に設ける窓等の開口部の位置や大きさが制約さ
れてしまうという問題がある。また、階高増大を
防止するために、梁2…を各階の全てに設けるこ
となく、一層おきに、すなわち二層の間隔で設け
ることも考えられてはいるが、この場合には実質
的に構造階高が二倍になり、柱1…の曲げモーメ
ントが増大して構造体5の水平剛性が低下してし
まうという問題があり、現実的ではない。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、鉄骨量を削減することができ、工事費の低減
を図ることの可能な構造体を提供することを目的
としている。
で、鉄骨量を削減することができ、工事費の低減
を図ることの可能な構造体を提供することを目的
としている。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、多層階建築物の平面視外周部の位
置に立設された複数の柱と、それらの柱相互間に
架け渡された梁とによつて構築された建築物の構
造体であつて、前記梁の一部または全部は、前記
柱相互間のそれぞれに、建築物の二層の間隔でそ
の建築物の床の位置にそれぞれ設けられ、かつ、
隣り合う柱相互間に設けられる梁同士は、互いに
その建築物の一層分ずれていることを特徴として
いる。
置に立設された複数の柱と、それらの柱相互間に
架け渡された梁とによつて構築された建築物の構
造体であつて、前記梁の一部または全部は、前記
柱相互間のそれぞれに、建築物の二層の間隔でそ
の建築物の床の位置にそれぞれ設けられ、かつ、
隣り合う柱相互間に設けられる梁同士は、互いに
その建築物の一層分ずれていることを特徴として
いる。
「実施例」
以下、この発明を高層集合住宅建築物に適用し
た場合の実施例について、第1図ないし第4図を
参照して説明する。第1図はこの建築物の外周フ
レームを構成している構造体10の全体概略構成
を示す斜視図であり、第2図はその部分立面図、
第3図は部分断面図である。
た場合の実施例について、第1図ないし第4図を
参照して説明する。第1図はこの建築物の外周フ
レームを構成している構造体10の全体概略構成
を示す斜視図であり、第2図はその部分立面図、
第3図は部分断面図である。
この建築物は、上述した従来の構造体5と同様
のチユーブ架構によるものであり、その構造体1
0は、それぞれ柱11…および梁12…によつて
構成されているX方向フレーム13,13および
Y方向フレーム14,14によりチユーブ状に構
築されていて、この構造体10全体で地震力に抵
抗するようにされている。
のチユーブ架構によるものであり、その構造体1
0は、それぞれ柱11…および梁12…によつて
構成されているX方向フレーム13,13および
Y方向フレーム14,14によりチユーブ状に構
築されていて、この構造体10全体で地震力に抵
抗するようにされている。
そして、この構造体10においては、その梁1
2…は各柱11…の相互間のそれぞれに、この建
築物の二層の間隔でこの建築物の床の位置に架け
渡され、そして、隣り合う柱11……の相互間の
梁12…同士は互いにこの建築物の一層分ずれて
いる。すなわち、各階の梁12…は、互いに連続
することなく1スパンにおきに掛け渡されてお
り、その梁12…の設けられたスパンの直上およ
び直下の階の梁は省略された形態とされている。
2…は各柱11…の相互間のそれぞれに、この建
築物の二層の間隔でこの建築物の床の位置に架け
渡され、そして、隣り合う柱11……の相互間の
梁12…同士は互いにこの建築物の一層分ずれて
いる。すなわち、各階の梁12…は、互いに連続
することなく1スパンにおきに掛け渡されてお
り、その梁12…の設けられたスパンの直上およ
び直下の階の梁は省略された形態とされている。
また、これらの梁12…は、第2図および第3
図に示すように、逆梁すなわち梁12…の下端部
で床15…を支持するようにされている(第2図
および第3図中のFLは各階の上面の位置を示
す)。また梁12…の設けられていないスパンに
は、小梁16…が設けられている。この小梁16
…は床15…を支えられるだけの断面のごく小さ
なもので良いし、あるいは設計上不要であれば省
略しても良い。
図に示すように、逆梁すなわち梁12…の下端部
で床15…を支持するようにされている(第2図
および第3図中のFLは各階の上面の位置を示
す)。また梁12…の設けられていないスパンに
は、小梁16…が設けられている。この小梁16
…は床15…を支えられるだけの断面のごく小さ
なもので良いし、あるいは設計上不要であれば省
略しても良い。
なお、この建築物では、第3図に示すように、
柱11…の外側に床15…が突出してバルコニー
が設けられている。
柱11…の外側に床15…が突出してバルコニー
が設けられている。
この構造体10は、従来の構造体に比して約半
分の本数の梁12…で鉛直荷重を支え、また上述
のように柱11…とともにチユーブ架構を形成し
て全体で地震力を負担するようにされていること
から、梁12…の梁成寸法は、従来一般の架構形
式による場合に比して大きなものとされており、
また第5図に示した従来のチユーブ架構の構造体
5における梁2…に比してもさらに大きなものと
され、これにより充分な剛性が確保されている。
分の本数の梁12…で鉛直荷重を支え、また上述
のように柱11…とともにチユーブ架構を形成し
て全体で地震力を負担するようにされていること
から、梁12…の梁成寸法は、従来一般の架構形
式による場合に比して大きなものとされており、
また第5図に示した従来のチユーブ架構の構造体
5における梁2…に比してもさらに大きなものと
され、これにより充分な剛性が確保されている。
上記構成の構造体10では、梁2…が各スパン
に連続している従来の構造体5と比較した場合、
それと同等以上の剛性および耐力を確保した上
で、鉄骨量を削減することができる。
に連続している従来の構造体5と比較した場合、
それと同等以上の剛性および耐力を確保した上
で、鉄骨量を削減することができる。
このことについて、それぞれの設計例を示して
説明する。まず、従来の構造体5での梁2が、H
形鋼で各部位の寸法が550mm(梁成)×300mm(幅)
×16mm(ウエブ厚)×25mm(フランジ厚)である
場合、この梁2の鉄骨量は全スパンの長さ1mあ
たり180Kg/mであり、その梁2の剛性を現す断
面二次モーメントの値はI=1.20×105(cm4)、ま
た、耐力を現す断面係数の値はZ=4367(cm3)で
ある。
説明する。まず、従来の構造体5での梁2が、H
形鋼で各部位の寸法が550mm(梁成)×300mm(幅)
×16mm(ウエブ厚)×25mm(フランジ厚)である
場合、この梁2の鉄骨量は全スパンの長さ1mあ
たり180Kg/mであり、その梁2の剛性を現す断
面二次モーメントの値はI=1.20×105(cm4)、ま
た、耐力を現す断面係数の値はZ=4367(cm3)で
ある。
これに対し、この実施例の構造体10における
梁12…を、上記梁2の2本分の耐力を1本で確
保できるように、H形鋼で各部位の寸法を900mm
×300mm×16mm×28mmとした場合、その鉄骨量は
238Kg/m、断面二次モーメントはI=4.0×105
(cm4)、断面係数はZ=8880(cm3)となり、上記従
来の梁2(H−550×300×16×25)の2本分に対
し、Zはほぼ同等(すなわち同耐力)、Iは70%
増大(剛性向上)、鉄骨量は34%減少(コストダ
ウン)となる。
梁12…を、上記梁2の2本分の耐力を1本で確
保できるように、H形鋼で各部位の寸法を900mm
×300mm×16mm×28mmとした場合、その鉄骨量は
238Kg/m、断面二次モーメントはI=4.0×105
(cm4)、断面係数はZ=8880(cm3)となり、上記従
来の梁2(H−550×300×16×25)の2本分に対
し、Zはほぼ同等(すなわち同耐力)、Iは70%
増大(剛性向上)、鉄骨量は34%減少(コストダ
ウン)となる。
すなわち、この構造体10においては、個々の
梁12…は従来の梁2…より大きくなるものの、
その所要本数が約半分ですむことから、構造体1
0全体としては鉄骨量を削減できる。そして、そ
れによつて剛性や耐力が低下することはなく、上
記のI、Zの値から明らかなように、同等あるい
は逆に増大させることができる。
梁12…は従来の梁2…より大きくなるものの、
その所要本数が約半分ですむことから、構造体1
0全体としては鉄骨量を削減できる。そして、そ
れによつて剛性や耐力が低下することはなく、上
記のI、Zの値から明らかなように、同等あるい
は逆に増大させることができる。
また、この構造体10では、地震力の加力方向
に対して直交にするフレームへの応力の伝達が、
従来の構造体5に比して、より効果的になされ
る。すなわち、加力方向に直交するフレームの各
柱11…には、第4図イに示すような分布状態で
軸力が生じるが、この分布は第6図に示した従来
の場合(図中破線で示す)に比して、外側の柱で
は小さくなるとともに、中間部の柱では大きくな
る。これは、中間部の柱にも応力が有効に伝達さ
れ、その分外側の柱での負担が減少して、このフ
レーム全体で応力を負担することを示している。
また、このフレームの剪断力分布は第4図ロに示
すようなものとなり、これも従来の場合(図中破
線で示す)に比して、中間部の柱での応力は小さ
くなり、負担の小さかつた外側の柱11ではやや
大きくなつて、全体でほぼ均等に負担するように
なつている。
に対して直交にするフレームへの応力の伝達が、
従来の構造体5に比して、より効果的になされ
る。すなわち、加力方向に直交するフレームの各
柱11…には、第4図イに示すような分布状態で
軸力が生じるが、この分布は第6図に示した従来
の場合(図中破線で示す)に比して、外側の柱で
は小さくなるとともに、中間部の柱では大きくな
る。これは、中間部の柱にも応力が有効に伝達さ
れ、その分外側の柱での負担が減少して、このフ
レーム全体で応力を負担することを示している。
また、このフレームの剪断力分布は第4図ロに示
すようなものとなり、これも従来の場合(図中破
線で示す)に比して、中間部の柱での応力は小さ
くなり、負担の小さかつた外側の柱11ではやや
大きくなつて、全体でほぼ均等に負担するように
なつている。
さらにこの構造体10では、梁12…が逆梁で
あることから、階高が小さい場合であつても梁下
寸法を充分確保でき、外壁(図示せず)にはその
梁12…の下端から下階の床15…までの範囲に
自由に開口部を設けることができ、バルコニーへ
の出入りに使用できるいわゆる掃き出し窓を設け
ることができる。また、この梁12…が床上に出
てくるスパンでは掃き出し窓を設けることはでき
ないが、梁12…の天端から小梁16…の下端の
間に開口部を設けることができ、ここでも充分な
窓面積を確保できる。したがつて、チユーブ構造
では柱間隔が小さく1住戸は2スパン以上で構成
されるため、バルコニーへの出入口が確保でき、
使用勝手を損なうことなく、窓面積を充分に確保
して居住性に優れた住戸とすることができる。
あることから、階高が小さい場合であつても梁下
寸法を充分確保でき、外壁(図示せず)にはその
梁12…の下端から下階の床15…までの範囲に
自由に開口部を設けることができ、バルコニーへ
の出入りに使用できるいわゆる掃き出し窓を設け
ることができる。また、この梁12…が床上に出
てくるスパンでは掃き出し窓を設けることはでき
ないが、梁12…の天端から小梁16…の下端の
間に開口部を設けることができ、ここでも充分な
窓面積を確保できる。したがつて、チユーブ構造
では柱間隔が小さく1住戸は2スパン以上で構成
されるため、バルコニーへの出入口が確保でき、
使用勝手を損なうことなく、窓面積を充分に確保
して居住性に優れた住戸とすることができる。
このように、梁12…を逆梁とすることで、従
来においては外壁に設ける開口部の制約から適用
することが困難であつた集合住宅等の比較的階高
の小さい建築物に対しても、チユーブ架構を適用
することが可能となる。
来においては外壁に設ける開口部の制約から適用
することが困難であつた集合住宅等の比較的階高
の小さい建築物に対しても、チユーブ架構を適用
することが可能となる。
以上、この発明の一実施例を説明したが、この
発明は、種々の形態(平面形状や階数)の建築
物、種々の用途の建築物に対して適用できるもの
ではない。また、梁は必ずしも逆梁とすることは
なく、順梁であつても良い。
発明は、種々の形態(平面形状や階数)の建築
物、種々の用途の建築物に対して適用できるもの
ではない。また、梁は必ずしも逆梁とすることは
なく、順梁であつても良い。
なお、構造体の内部の設計は適宜で良く、無柱
無梁とすることもできるし、所要箇所に柱、梁を
設けても勿論良い。さらに、構造体の内部にも上
記の構造体と同様のチユーブ状の構造体を設け
て、二重チユーブ架構とすることもできる。
無梁とすることもできるし、所要箇所に柱、梁を
設けても勿論良い。さらに、構造体の内部にも上
記の構造体と同様のチユーブ状の構造体を設け
て、二重チユーブ架構とすることもできる。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、梁をそれぞれの柱相互間に二層の間隔で床の
位置に設けるとともに、隣り合う柱相互間に設け
られる梁同士を一層分ずらした構成としたので、
建築物の耐力を低下させることなく、鉄骨量を従
来の構造体に比して削減することが可能であり、
工事費の大幅な削減を図ることができるという効
果を奏する。
ば、梁をそれぞれの柱相互間に二層の間隔で床の
位置に設けるとともに、隣り合う柱相互間に設け
られる梁同士を一層分ずらした構成としたので、
建築物の耐力を低下させることなく、鉄骨量を従
来の構造体に比して削減することが可能であり、
工事費の大幅な削減を図ることができるという効
果を奏する。
第1図ないし第4図はこの発明の実施例を示す
図である。第1図は、この実施例の構造体の全体
概略構成を示す斜視図、第2図は構造体の部分立
面図、第3図はその断面図、第4図はこの構造体
の各柱の応力分布状態を示す図であつて、このう
ちイは軸力分布を示す図、ロは剪断力分布を示す
図である。第5図および第6図は、従来の構造体
を示す図であつて、第5図はその全体概略構成を
示す斜視図、第6図は直交フレームでの柱軸力分
布を示す図ある。 10……構造体、11……柱、12……梁。
図である。第1図は、この実施例の構造体の全体
概略構成を示す斜視図、第2図は構造体の部分立
面図、第3図はその断面図、第4図はこの構造体
の各柱の応力分布状態を示す図であつて、このう
ちイは軸力分布を示す図、ロは剪断力分布を示す
図である。第5図および第6図は、従来の構造体
を示す図であつて、第5図はその全体概略構成を
示す斜視図、第6図は直交フレームでの柱軸力分
布を示す図ある。 10……構造体、11……柱、12……梁。
Claims (1)
- 1 多層階建築物の平面視外周部の位置に立設さ
れた複数の柱と、それらの柱相互間に架け渡され
た梁とによつて構築された建築物の構造体であつ
て、前記梁の一部または全部は、前記柱相互間の
それぞれに、建築物の二層の間隔でその建築物の
床の位置にそれぞれ設けられ、かつ、隣り合う柱
相互間に設けられる梁同士は、互いにその建築物
の一層分ずれていることを特徴とする建築物の構
造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3848986A JPS62197540A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 建築物の構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3848986A JPS62197540A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 建築物の構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197540A JPS62197540A (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0443130B2 true JPH0443130B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=12526672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3848986A Granted JPS62197540A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 建築物の構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62197540A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009122562A1 (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-08 | 株式会社アイ・アイ・イー国際環境研究所 | 建物の構築方法 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3848986A patent/JPS62197540A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62197540A (ja) | 1987-09-01 |
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