JPH0443286B2 - - Google Patents
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- JPH0443286B2 JPH0443286B2 JP58017431A JP1743183A JPH0443286B2 JP H0443286 B2 JPH0443286 B2 JP H0443286B2 JP 58017431 A JP58017431 A JP 58017431A JP 1743183 A JP1743183 A JP 1743183A JP H0443286 B2 JPH0443286 B2 JP H0443286B2
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- voltage
- circuit
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- phase control
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- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、リアクトルと双方向性サイリスタを
直列に接続してなるサイリスタ位相制御リアクト
ルを用いた電力系統の無効電力補償装置に関す
る。
直列に接続してなるサイリスタ位相制御リアクト
ルを用いた電力系統の無効電力補償装置に関す
る。
電力系統の無効電力補償を行なう場合、従来よ
りリアクトルと双方向性サイリスタを直列に接続
してなるサイリスタ位相制御リアクトルを用いて
電力系統のゆつくりとした電圧変動に電圧基準値
を追従させる電圧基準値可変方式(以下Vref可
変方式と称す)が用いられている。このVref可
変方式を第1図及び第2図を用いて説明する。
りリアクトルと双方向性サイリスタを直列に接続
してなるサイリスタ位相制御リアクトルを用いて
電力系統のゆつくりとした電圧変動に電圧基準値
を追従させる電圧基準値可変方式(以下Vref可
変方式と称す)が用いられている。このVref可
変方式を第1図及び第2図を用いて説明する。
第1図は、従来のVref可変方式のサイリスタ
位相制御リアクトル回路図を示すもので、電源系
統Sと負荷の電力系統Lとは母線1を介して接続
している。逆並列のサイリスタ5,6とリアクト
ル4が直列接続されているサイリスタ位相制御リ
アクトル3及びキヤパシタンス8はそれぞれ遮断
器2及び7を介して母線1に接続されている。こ
の母線1には電圧変成器9から検出された電圧に
基づいてサイリスタ位相制御リアクトル3を制御
する制御装置10が設けられている。この制御装
置10は、電圧変成器9の2次側に2個の加算器
11,13、定電圧制御回路15、位相制御回路
16及びゲート制御回路17を直列接続して構成
されたものである。このゲート制御回路17の出
力を前記サイリスタ位相制御リアクトルのサイリ
スタ5,6のゲート端子に入力する。また電圧変
成器9の出力を1次遅れ回路12に導入し、この
1次遅れ回路12の出力を電圧基準値Vrefとし、
この電圧基準値Vrefを減算するように加算器1
1に加算する。他方、加算器13にはバイアス設
定回路14からのバイアス値が加算される。
位相制御リアクトル回路図を示すもので、電源系
統Sと負荷の電力系統Lとは母線1を介して接続
している。逆並列のサイリスタ5,6とリアクト
ル4が直列接続されているサイリスタ位相制御リ
アクトル3及びキヤパシタンス8はそれぞれ遮断
器2及び7を介して母線1に接続されている。こ
の母線1には電圧変成器9から検出された電圧に
基づいてサイリスタ位相制御リアクトル3を制御
する制御装置10が設けられている。この制御装
置10は、電圧変成器9の2次側に2個の加算器
11,13、定電圧制御回路15、位相制御回路
16及びゲート制御回路17を直列接続して構成
されたものである。このゲート制御回路17の出
力を前記サイリスタ位相制御リアクトルのサイリ
スタ5,6のゲート端子に入力する。また電圧変
成器9の出力を1次遅れ回路12に導入し、この
1次遅れ回路12の出力を電圧基準値Vrefとし、
この電圧基準値Vrefを減算するように加算器1
1に加算する。他方、加算器13にはバイアス設
定回路14からのバイアス値が加算される。
次に、上記第1図の従来のVref可変方式のサ
イリスタ位相制御回路の動作について説明する。
イリスタ位相制御回路の動作について説明する。
電圧変成器9により検出された系統の電圧値を
加算器11と1次遅れ回路12に入力する。この
1次遅れ回路12の出力電圧値を電圧基準値
Vrefとし、この電圧基準値Vrefを減算するよう
に加算器11に入力する。加算器13では加算器
11からの入力にバイアス設定回路14のバイア
ス値が加算される。この加算された電圧偏差を入
力として、定電圧制御回路15が働き、電力系統
電圧を電圧基準値Vrefに保持するのに要するリ
アクトル4の通過電流を求め、位相制御回路16
によつてサイリスタ5,6の点弧位相を計算す
る。この計算値に基づいてゲート制御回路17か
らサイリスタ5,6に点弧パルスが出され、サイ
リスタ5,6を動作させ、リアクトル4に必要な
だけの電流が流される。すなわち電力系統の無効
電力が制御されることになり、従つて、電力系統
の電圧も制御されることになる。しかして、前記
1次遅れ回路12は電力系統のゆつくりとした電
圧変動に応動し、可変の電圧基準値Vrefを与え
るものである。
加算器11と1次遅れ回路12に入力する。この
1次遅れ回路12の出力電圧値を電圧基準値
Vrefとし、この電圧基準値Vrefを減算するよう
に加算器11に入力する。加算器13では加算器
11からの入力にバイアス設定回路14のバイア
ス値が加算される。この加算された電圧偏差を入
力として、定電圧制御回路15が働き、電力系統
電圧を電圧基準値Vrefに保持するのに要するリ
アクトル4の通過電流を求め、位相制御回路16
によつてサイリスタ5,6の点弧位相を計算す
る。この計算値に基づいてゲート制御回路17か
らサイリスタ5,6に点弧パルスが出され、サイ
リスタ5,6を動作させ、リアクトル4に必要な
だけの電流が流される。すなわち電力系統の無効
電力が制御されることになり、従つて、電力系統
の電圧も制御されることになる。しかして、前記
1次遅れ回路12は電力系統のゆつくりとした電
圧変動に応動し、可変の電圧基準値Vrefを与え
るものである。
ところで、前記サイリスタ位相制御リアクトル
の特性を第2図について説明する。同図におい
て、横軸にリアクトル通過電流iまたは無効電力
を、縦軸にリアクトルの遮断器側の電圧v(単位
をPUとする)をとると、縦軸の電圧は電力系統
の電圧と一致し、この電圧が1PUの時は、直線
L1で示す特性となる。直線L1線上の点B1は、第
1図のバイアス設定回路14からのバイアス値に
よつて作られ、点B1のときに1PUとなるように
バイアス値を調整する。この点B1を中心にして、
直線L1に沿つて動作し、遅れ無効電力を供給あ
るいは吸収して電力系統の電圧を抑制あるいは高
めるものである。
の特性を第2図について説明する。同図におい
て、横軸にリアクトル通過電流iまたは無効電力
を、縦軸にリアクトルの遮断器側の電圧v(単位
をPUとする)をとると、縦軸の電圧は電力系統
の電圧と一致し、この電圧が1PUの時は、直線
L1で示す特性となる。直線L1線上の点B1は、第
1図のバイアス設定回路14からのバイアス値に
よつて作られ、点B1のときに1PUとなるように
バイアス値を調整する。この点B1を中心にして、
直線L1に沿つて動作し、遅れ無効電力を供給あ
るいは吸収して電力系統の電圧を抑制あるいは高
めるものである。
今、電力系統の電圧がゆつくりと上昇し、第1
図の1次遅れ回路12が追従して、1PU以上の電
圧基準値Vrefになつたとする。これは、直線L2
に相当する。この時、電力系統側の過電圧を抑制
するために、遅れ無効電力を供給できる範囲は、
リアクトルの通過電流で言えば、直線L2上の点
B2から点X2に相当する範囲の電流である。ここ
で、もし、電圧基準値Vrefが電力系統のゆつく
りした電圧上昇に追従しないとすると、系統電圧
が(1+α)PUになつたとしても、サイリスタ
位相制御リアクトルの特性は、直線L1のままで
ある。従つて、その時の運転は、直線L1上の点
Aを中心に動作することになり、電力系統側の過
電圧を抑制するための遅れ無効電力を供給できる
範囲は、直線L1上の点Aから点X1の範囲までし
かない。すなわち、Vref可変方式によつて、電
力系統の電圧が1PU以上になつた場合は、過電圧
抑制に対する裕度を増すことができる。
図の1次遅れ回路12が追従して、1PU以上の電
圧基準値Vrefになつたとする。これは、直線L2
に相当する。この時、電力系統側の過電圧を抑制
するために、遅れ無効電力を供給できる範囲は、
リアクトルの通過電流で言えば、直線L2上の点
B2から点X2に相当する範囲の電流である。ここ
で、もし、電圧基準値Vrefが電力系統のゆつく
りした電圧上昇に追従しないとすると、系統電圧
が(1+α)PUになつたとしても、サイリスタ
位相制御リアクトルの特性は、直線L1のままで
ある。従つて、その時の運転は、直線L1上の点
Aを中心に動作することになり、電力系統側の過
電圧を抑制するための遅れ無効電力を供給できる
範囲は、直線L1上の点Aから点X1の範囲までし
かない。すなわち、Vref可変方式によつて、電
力系統の電圧が1PU以上になつた場合は、過電圧
抑制に対する裕度を増すことができる。
一方、電力系統側にゆつくりとした電圧低下が
発生し、Vref可変方式によつて、電圧基準値が
(1−α)PUになつたとする。この時のサイリス
タ位相制御リアクトルの特性は、直線L3となり、
遅れ無効電力の供給範囲は直線L3上の点B3から
点X3までの範囲である。しかも、電力系統側の
電圧が低下しているのに、バイアス設定回路14
によつて、点B3に相当する遅れ無効電力が供給
される状態になつている。つまり、不必要な遅れ
無効電力の供給がなされていることになる。この
ような時に、負荷の電力系統が遮断された場合、
例えば負荷の電力系統として変換用変圧器と交直
変換器よりなる直流送電系統を想定し、この直流
送電系統が、何らかの理由で負荷遮断を行なつた
場合、フイルタ構成となつているキヤパシタ8が
母線1に残つているので、これにより母線電圧の
上昇をもたらすことになる。そして、母線電圧が
上昇すると、サイリスタ位相制御リアクトルによ
り遅れ無効電力の供給量が増加するが、その増加
幅は、最大で、直線L3の点B3から点X3までの範
囲であり、発生過電圧の抑制に、サイリスタ位相
制御リアクトルのもつ容量を最大限に利用するこ
とができないという不具合がある。
発生し、Vref可変方式によつて、電圧基準値が
(1−α)PUになつたとする。この時のサイリス
タ位相制御リアクトルの特性は、直線L3となり、
遅れ無効電力の供給範囲は直線L3上の点B3から
点X3までの範囲である。しかも、電力系統側の
電圧が低下しているのに、バイアス設定回路14
によつて、点B3に相当する遅れ無効電力が供給
される状態になつている。つまり、不必要な遅れ
無効電力の供給がなされていることになる。この
ような時に、負荷の電力系統が遮断された場合、
例えば負荷の電力系統として変換用変圧器と交直
変換器よりなる直流送電系統を想定し、この直流
送電系統が、何らかの理由で負荷遮断を行なつた
場合、フイルタ構成となつているキヤパシタ8が
母線1に残つているので、これにより母線電圧の
上昇をもたらすことになる。そして、母線電圧が
上昇すると、サイリスタ位相制御リアクトルによ
り遅れ無効電力の供給量が増加するが、その増加
幅は、最大で、直線L3の点B3から点X3までの範
囲であり、発生過電圧の抑制に、サイリスタ位相
制御リアクトルのもつ容量を最大限に利用するこ
とができないという不具合がある。
本発明の上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、Vref可変方式において、電力系統側
のゆつくりとした電圧変動が1PU以下になつた場
合に、不必要な遅れ無効電力の供給を避けるとと
もに電力系統側の過電圧発生に対しては、より一
層の効果を発揮できるようにした電力系統の無効
電力補償装置を提供するにある。
の目的は、Vref可変方式において、電力系統側
のゆつくりとした電圧変動が1PU以下になつた場
合に、不必要な遅れ無効電力の供給を避けるとと
もに電力系統側の過電圧発生に対しては、より一
層の効果を発揮できるようにした電力系統の無効
電力補償装置を提供するにある。
本発明は、上記目的を達成するために、電力系
統にリアクトルと双方向性サイリスタを直列接続
してなるサイリスタ位相制御リアクトルと電力系
統の電圧を検出する電圧変成器を接続するととも
に前記電圧変成器の出力を1次遅れ回路に導入
し、かつ、前記電圧変成器の出力と前記1次遅れ
回路の出力との差が零となるように前記サイリス
タ位相制御リアクトルの通電電流を制御するよう
にした電力系統の無効電力補償装置において、電
圧設定器と高値選択回路とを設け、前記電圧設定
器の出力と前記1次遅れ回路の出力とを前記高値
選択回路に導入し、前記高値選択回路の出力と前
記電圧変成器の出力との差が零になるように前記
サイリスタ位相制御リアクトルの通電電流を制御
するようにしたものである。
統にリアクトルと双方向性サイリスタを直列接続
してなるサイリスタ位相制御リアクトルと電力系
統の電圧を検出する電圧変成器を接続するととも
に前記電圧変成器の出力を1次遅れ回路に導入
し、かつ、前記電圧変成器の出力と前記1次遅れ
回路の出力との差が零となるように前記サイリス
タ位相制御リアクトルの通電電流を制御するよう
にした電力系統の無効電力補償装置において、電
圧設定器と高値選択回路とを設け、前記電圧設定
器の出力と前記1次遅れ回路の出力とを前記高値
選択回路に導入し、前記高値選択回路の出力と前
記電圧変成器の出力との差が零になるように前記
サイリスタ位相制御リアクトルの通電電流を制御
するようにしたものである。
本発明の一実施例を図面に参照して説明する。
第3図は、本発明による電力系統の無効電力補償
装置の回路図を示すもので第1図と同一箇所には
同一符号を附して説明する。母線1を通じて、電
源系統Sと負荷の電力系統Lとが接続され、また
この母線1には逆並列のサイリスタ5,6にリア
クトル4が直列に接続されてなるサイリスタ位相
制御リアクトル3およびキヤパシタ8がそれぞれ
遮断器2および7を介して接続されている。この
母線1には電圧変成器9から検出された電圧に基
づいてサイリスタ位相制御リアクトル3を制御す
る制御装置20が設けられている。この制御装置
20は電圧変成器9の2次側に2個の加算器1
1,13定電圧制御回路15、位相制御回路16
及びゲート制御回路17が直列接続されるととも
に一方の加算器11には1次遅れ回路12を通つ
た電圧変成器9の出力と電圧基準値設定器19で
設定された電圧基準値とが高値選択回路18を介
して減ずるように加算され、また、他方の加算器
13では加算器11からの入力がバイアス設定回
路14で設定されたバイアス値に加算されるよう
に構成されている。加算器13の出力は定電圧制
御回路15を介して、位相制御回路16に入力さ
れ、位相制御回路16によつてサイリスタ5,6
の点弧位相を演算しゲート制御回路17を通して
サイリスタ位相制御リアクトル3のサイリスタ
5,6を制御し、これによつて、リアクトル4に
流れる電流が制御される。なお電圧基準値設定器
19で設定される基準値は電力系統の定格電圧
(1PU)とする。
第3図は、本発明による電力系統の無効電力補償
装置の回路図を示すもので第1図と同一箇所には
同一符号を附して説明する。母線1を通じて、電
源系統Sと負荷の電力系統Lとが接続され、また
この母線1には逆並列のサイリスタ5,6にリア
クトル4が直列に接続されてなるサイリスタ位相
制御リアクトル3およびキヤパシタ8がそれぞれ
遮断器2および7を介して接続されている。この
母線1には電圧変成器9から検出された電圧に基
づいてサイリスタ位相制御リアクトル3を制御す
る制御装置20が設けられている。この制御装置
20は電圧変成器9の2次側に2個の加算器1
1,13定電圧制御回路15、位相制御回路16
及びゲート制御回路17が直列接続されるととも
に一方の加算器11には1次遅れ回路12を通つ
た電圧変成器9の出力と電圧基準値設定器19で
設定された電圧基準値とが高値選択回路18を介
して減ずるように加算され、また、他方の加算器
13では加算器11からの入力がバイアス設定回
路14で設定されたバイアス値に加算されるよう
に構成されている。加算器13の出力は定電圧制
御回路15を介して、位相制御回路16に入力さ
れ、位相制御回路16によつてサイリスタ5,6
の点弧位相を演算しゲート制御回路17を通して
サイリスタ位相制御リアクトル3のサイリスタ
5,6を制御し、これによつて、リアクトル4に
流れる電流が制御される。なお電圧基準値設定器
19で設定される基準値は電力系統の定格電圧
(1PU)とする。
次に、本発明による無効電力補償装置の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
今、電力系統側のゆつくりとした電圧変動が
1PUを越えたとすると1次遅れ回路12の出力
Vrefは1PUを越える。従つて、高値選択回路1
8では1次遅れ回路12の出力Vrefが選択され、
電圧基準値が1PUを越えた値(1+α)PUに設
定され、第2図の特性図で直線L1から直線L2に
移行し、電力系統側の過電圧を抑制するために遅
れ無効電力を供給できる範囲を点B2と点X2の範
囲へ広げるように機能することは従来と同様であ
る。
1PUを越えたとすると1次遅れ回路12の出力
Vrefは1PUを越える。従つて、高値選択回路1
8では1次遅れ回路12の出力Vrefが選択され、
電圧基準値が1PUを越えた値(1+α)PUに設
定され、第2図の特性図で直線L1から直線L2に
移行し、電力系統側の過電圧を抑制するために遅
れ無効電力を供給できる範囲を点B2と点X2の範
囲へ広げるように機能することは従来と同様であ
る。
他方、電力系統側のゆつくりとした電圧変動
が、1PU以下の場合には、1次遅れ回路12の出
力Vrefは1PU以下の(1−α)PUとなる。この
ため高値選択回路18では、電圧基準設定器19
によつて設定された1PUが選択される。そうする
と第2図の特性図において、直線L1から直線L3
に移行することはなく直線L1がそのまま保持さ
れることになり、第2図の特性図から明らかなよ
うに、電力系統側の過電圧に対する余裕が、直線
L1上の点Cから点X1までとなり、直線L3に移行
した場合の点B3から点X3までの範囲より大きく
なる。つまり、電力系統のゆつくりとした電圧低
下時に、突発的に生じた過電圧に対する抑制効果
が、従来のVref可変方式に較べて大きいものと
なる。
が、1PU以下の場合には、1次遅れ回路12の出
力Vrefは1PU以下の(1−α)PUとなる。この
ため高値選択回路18では、電圧基準設定器19
によつて設定された1PUが選択される。そうする
と第2図の特性図において、直線L1から直線L3
に移行することはなく直線L1がそのまま保持さ
れることになり、第2図の特性図から明らかなよ
うに、電力系統側の過電圧に対する余裕が、直線
L1上の点Cから点X1までとなり、直線L3に移行
した場合の点B3から点X3までの範囲より大きく
なる。つまり、電力系統のゆつくりとした電圧低
下時に、突発的に生じた過電圧に対する抑制効果
が、従来のVref可変方式に較べて大きいものと
なる。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、前
記実施例と同一箇所には同一符号を附して説明す
る。
記実施例と同一箇所には同一符号を附して説明す
る。
母線1を介して電源系統Sと負荷の電力系統L
とが接続され、また、この母線1には、逆並列の
サイリスタ5,6にリアクトル4が直列に接続さ
れているサイリスタ位相制御リアクトル3および
キヤパシタ8がそれぞれ遮断器2および7を介し
て接続されている。この母線1には電圧変成器9
から検出された電圧に基づいてサイリスタ位相制
御リアクトル3を制御する制御装置21が設けら
れており、そして、この制御装置21は電圧変成
器9の2次側に2個の加算器11,13、定電圧
制御回路15、位相制御回路16及びゲート制御
回路17が直列接続されるとともに一方の加算器
11には1次遅れ回路12を通つた電圧変成器9
の出力と電圧基準値設定器19で設定された電圧
基準値とが高値選択回路18を介して減ずるよう
に加算し、また他方の加算器13には加算器11
の出力がバイアス設定回路22で設定されたバイ
アス値に加算されるように構成されている。この
バイアス設定回路22には1次遅れ回路12の出
力を与えるように構成しており、この出力が1PU
以上ならば、第2図中の点B1または点B2に相当
するバイアス値を加算器13に与える。また、1
次遅れ回路12の出力が1PU未満ならば、加算器
13に与えるバイアス値は0とする。
とが接続され、また、この母線1には、逆並列の
サイリスタ5,6にリアクトル4が直列に接続さ
れているサイリスタ位相制御リアクトル3および
キヤパシタ8がそれぞれ遮断器2および7を介し
て接続されている。この母線1には電圧変成器9
から検出された電圧に基づいてサイリスタ位相制
御リアクトル3を制御する制御装置21が設けら
れており、そして、この制御装置21は電圧変成
器9の2次側に2個の加算器11,13、定電圧
制御回路15、位相制御回路16及びゲート制御
回路17が直列接続されるとともに一方の加算器
11には1次遅れ回路12を通つた電圧変成器9
の出力と電圧基準値設定器19で設定された電圧
基準値とが高値選択回路18を介して減ずるよう
に加算し、また他方の加算器13には加算器11
の出力がバイアス設定回路22で設定されたバイ
アス値に加算されるように構成されている。この
バイアス設定回路22には1次遅れ回路12の出
力を与えるように構成しており、この出力が1PU
以上ならば、第2図中の点B1または点B2に相当
するバイアス値を加算器13に与える。また、1
次遅れ回路12の出力が1PU未満ならば、加算器
13に与えるバイアス値は0とする。
次に、その作用を説明すると、電力系統のゆつ
くりした電圧変化が1PU以上になつたとすると、
1次遅れ回路12の出力は1PUを越える。従つ
て、高値選択回路18では1次遅れ回路12の出
力が選択され、電圧基準値が1PUを越えた値(1
+α)PUに設定され第2図の特性図で直線L1か
ら直線L2に移行し、電力系統側の過電圧を抑制
するために遅れ無効電力を供給できる範囲が点
B2から点X2の範囲となり、広がることは前記実
施例の場合と同様である。
くりした電圧変化が1PU以上になつたとすると、
1次遅れ回路12の出力は1PUを越える。従つ
て、高値選択回路18では1次遅れ回路12の出
力が選択され、電圧基準値が1PUを越えた値(1
+α)PUに設定され第2図の特性図で直線L1か
ら直線L2に移行し、電力系統側の過電圧を抑制
するために遅れ無効電力を供給できる範囲が点
B2から点X2の範囲となり、広がることは前記実
施例の場合と同様である。
一方、電力系統のゆつくりとした電圧変化が
1PU未満になつたとすると、1次遅れ回路12の
出力も1PU未満となり、加算器13に与えるバイ
アス値は0となるため、第2図の点Y1でサイリ
スタ位相制御リアクトル3は待機していることに
なる。つまり電力系統の電圧が低下している時
に、不必要な遅れ無効電力を供給することがなく
なるとともに過電圧発生に対しては、最大の遅れ
無効電力を供給できる状態を保持していることに
なる。これをリアクトル通過電流で言えば、第2
図中の点Y1から点X1までの広い範囲に亘つて供
給できることになる。
1PU未満になつたとすると、1次遅れ回路12の
出力も1PU未満となり、加算器13に与えるバイ
アス値は0となるため、第2図の点Y1でサイリ
スタ位相制御リアクトル3は待機していることに
なる。つまり電力系統の電圧が低下している時
に、不必要な遅れ無効電力を供給することがなく
なるとともに過電圧発生に対しては、最大の遅れ
無効電力を供給できる状態を保持していることに
なる。これをリアクトル通過電流で言えば、第2
図中の点Y1から点X1までの広い範囲に亘つて供
給できることになる。
なお、前記各実施例の説明では、電圧基準設定
器で設定する値は、電力系統の定格電圧値である
1PUとしたが、この設定値は、1PUに限定する必
要はなく、電力系統の特性に合わせて自由に選択
できることは言うまでもない。
器で設定する値は、電力系統の定格電圧値である
1PUとしたが、この設定値は、1PUに限定する必
要はなく、電力系統の特性に合わせて自由に選択
できることは言うまでもない。
本発明によると、電力系統のゆつくりとした電
圧低下時に、突発的に発生する過電圧に対する抑
制効果を大きくすることができる。さらに、電力
系統電圧の低下時の不必要な無効電力供給を減ら
すとともにサイリスタ位相制御リアクトルの損失
を低減させることができる。
圧低下時に、突発的に発生する過電圧に対する抑
制効果を大きくすることができる。さらに、電力
系統電圧の低下時の不必要な無効電力供給を減ら
すとともにサイリスタ位相制御リアクトルの損失
を低減させることができる。
第1図は、従来のVref可変方式のサイリスタ
位相制御リアクトル回路図、第2図はサイリスタ
位相制御リアクトルの特性図、第3図及び第4図
はそれぞれ本発明の異なる実施例の回路図であ
る。 S……電源系統、L……負荷の電力系統、1…
…母線、2,7……遮断器、3……サイリスタ位
相制御リアクトル、8……キヤパシタ、9……電
圧変成器、10,20,21……制御装置、1
1,13……加算器、12……1次遅れ回路、1
4,22……バイアス値設定回路、15……定電
圧制御回路、16……位相制御回路、17……ゲ
ート制御回路、18……高値選択回路、19……
電圧基準値設定器。
位相制御リアクトル回路図、第2図はサイリスタ
位相制御リアクトルの特性図、第3図及び第4図
はそれぞれ本発明の異なる実施例の回路図であ
る。 S……電源系統、L……負荷の電力系統、1…
…母線、2,7……遮断器、3……サイリスタ位
相制御リアクトル、8……キヤパシタ、9……電
圧変成器、10,20,21……制御装置、1
1,13……加算器、12……1次遅れ回路、1
4,22……バイアス値設定回路、15……定電
圧制御回路、16……位相制御回路、17……ゲ
ート制御回路、18……高値選択回路、19……
電圧基準値設定器。
Claims (1)
- 1 電力系統に、リアクトルと双方向性サイリス
タを直接接続してなるサイリスタ位相制御リアク
トルと電力系統の電圧を検出する電圧変成器を接
続するとともに前記電圧変成器の出力を1次遅れ
回路に導入し、かつ前記電圧変成器の出力と前記
1次遅れ回路の出力との差が零となるように前記
サイリスタ位相制御リアクトルの通電電流を制御
するようにした電力系統の無効電力補償装置にお
いて、電圧設定器と高値選択回路とを設け、前記
電圧設定器の出力と前記1次遅れ回路の出力とを
前記高値選択回路に導入し、前記高値選択回路の
出力と前記電圧変成器の出力との差が零になるよ
うに前記サイリスタ位相制御リアクトルの通電電
流を制御するようにしたことを特徴とする電力系
統の無効電力補償装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017431A JPS59149742A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 電力系統の無効電力補償装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58017431A JPS59149742A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 電力系統の無効電力補償装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59149742A JPS59149742A (ja) | 1984-08-27 |
| JPH0443286B2 true JPH0443286B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=11943832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58017431A Granted JPS59149742A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 電力系統の無効電力補償装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59149742A (ja) |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP58017431A patent/JPS59149742A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59149742A (ja) | 1984-08-27 |
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