JPH0443634Y2 - - Google Patents
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- JPH0443634Y2 JPH0443634Y2 JP1986173565U JP17356586U JPH0443634Y2 JP H0443634 Y2 JPH0443634 Y2 JP H0443634Y2 JP 1986173565 U JP1986173565 U JP 1986173565U JP 17356586 U JP17356586 U JP 17356586U JP H0443634 Y2 JPH0443634 Y2 JP H0443634Y2
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- Japan
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- dust cover
- dust
- outer cylinder
- cylinder
- cylinder outer
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、サスペンシヨンダンパーのダストカ
バー構造に関し、特にダストカバー内部の空気を
外部と吸排させる構造の改良に関する。
バー構造に関し、特にダストカバー内部の空気を
外部と吸排させる構造の改良に関する。
(従来の技術)
従来より、この種のダストカバー構造の1例と
して、例えば、実開昭58−52347号公報に示され
るように、シリンダ外筒と、上端部がマウント部
材を介して車体に取付けられ、下端部が上記シリ
ンダ外筒に上下方向に伸縮可能に嵌挿されるピス
トンロツドとを備えたサスペンシヨンダンパー
(シヨツクアブソーバ)に対し、そのピストンロ
ツドの周りに円筒状のダストカバーを配置し、該
ダストカバーの上端部を上記マウント部材に、下
端部を上記シリンダ外筒にそれぞれ気密状に固定
するとともに、ダストカバーの下部に、上記ピス
トンロツドの伸縮動作に伴つてダストカバー内部
の空気を外部と吸排させるための吸排気口を設け
たものが知られている。
して、例えば、実開昭58−52347号公報に示され
るように、シリンダ外筒と、上端部がマウント部
材を介して車体に取付けられ、下端部が上記シリ
ンダ外筒に上下方向に伸縮可能に嵌挿されるピス
トンロツドとを備えたサスペンシヨンダンパー
(シヨツクアブソーバ)に対し、そのピストンロ
ツドの周りに円筒状のダストカバーを配置し、該
ダストカバーの上端部を上記マウント部材に、下
端部を上記シリンダ外筒にそれぞれ気密状に固定
するとともに、ダストカバーの下部に、上記ピス
トンロツドの伸縮動作に伴つてダストカバー内部
の空気を外部と吸排させるための吸排気口を設け
たものが知られている。
(考案が解決しようとする課題)
しかるに、上記従来のものでは、ダストカバー
下部に設けた吸排気口が単なる開口であるので、
その吸排気口からダストや水が侵入するのは避け
られ得ない。そして、吸排気口からダスト等が侵
入したときには、そのダストがピストンロツドの
まわりに付着してその円滑な摺動を妨げたり、あ
るいはピストンロツドの最大変位時(フルバンプ
時)にはダスト等がピストンロツド上端とその上
方のバンプストツパーとの間に挾まれてバンプス
トツパー等が傷ついたりすることが生じ、ダンパ
ーの耐久性の低下を招く虞れがある。また、水分
等が浸入した場合には、ピストンロツド等が付
いてしまう等の問題が生じる。
下部に設けた吸排気口が単なる開口であるので、
その吸排気口からダストや水が侵入するのは避け
られ得ない。そして、吸排気口からダスト等が侵
入したときには、そのダストがピストンロツドの
まわりに付着してその円滑な摺動を妨げたり、あ
るいはピストンロツドの最大変位時(フルバンプ
時)にはダスト等がピストンロツド上端とその上
方のバンプストツパーとの間に挾まれてバンプス
トツパー等が傷ついたりすることが生じ、ダンパ
ーの耐久性の低下を招く虞れがある。また、水分
等が浸入した場合には、ピストンロツド等が付
いてしまう等の問題が生じる。
そこで、本考案の目的とするところは、上記し
たダストカバーに設ける吸排気口の構造に適切な
改良を加えることにより、ダストカバー内の空気
の吸排気機能を損なうことなく、ダストカバー内
へのダストや水等の侵入を確実に防止して、上記
の諸問題等を一挙に解決しようとすることにあ
る。
たダストカバーに設ける吸排気口の構造に適切な
改良を加えることにより、ダストカバー内の空気
の吸排気機能を損なうことなく、ダストカバー内
へのダストや水等の侵入を確実に防止して、上記
の諸問題等を一挙に解決しようとすることにあ
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的の達成のため、本考案の解決手段は、
シリンダ外筒と、一端が車体にマウント部材を介
して取付けられ、上記シリンダ外筒に対して軸方
向に伸縮するピストンロツドとが備えられ、該ピ
ストンロツドの外側にはその軸方向に伸縮変形可
能な略筒状のダストカバーがその一端を上記マウ
ント部材に、他端を上記シリンダ外筒にそれぞれ
気密状に固定せしめて配置されているサスペンシ
ヨンダンパーが対象となる。
シリンダ外筒と、一端が車体にマウント部材を介
して取付けられ、上記シリンダ外筒に対して軸方
向に伸縮するピストンロツドとが備えられ、該ピ
ストンロツドの外側にはその軸方向に伸縮変形可
能な略筒状のダストカバーがその一端を上記マウ
ント部材に、他端を上記シリンダ外筒にそれぞれ
気密状に固定せしめて配置されているサスペンシ
ヨンダンパーが対象となる。
そして、このサスペンシヨンダンパーにおい
て、上記シリンダ外筒とダストカバーとの間に、
上記ダストカバー内の空気室を外部と連通せしめ
る連通路が迷路状に形成されてなるダスト侵入防
止部材を介設する。さらに、上記連通路に、シリ
ンダ外筒の外周面に沿つて上下方向へ多段に積層
された環状通路と、該各環状通路のうちの互いに
上下に隣接する環状通路同士を、ダストカバー内
の空気室の開口とダストカバー外部の開口との間
を繋ぐ連通経路が非直線となるように連通させる
通気孔とを設ける構成としたものである。
て、上記シリンダ外筒とダストカバーとの間に、
上記ダストカバー内の空気室を外部と連通せしめ
る連通路が迷路状に形成されてなるダスト侵入防
止部材を介設する。さらに、上記連通路に、シリ
ンダ外筒の外周面に沿つて上下方向へ多段に積層
された環状通路と、該各環状通路のうちの互いに
上下に隣接する環状通路同士を、ダストカバー内
の空気室の開口とダストカバー外部の開口との間
を繋ぐ連通経路が非直線となるように連通させる
通気孔とを設ける構成としたものである。
(作用)
上記構成により、本考案によれば、サスペンシ
ヨンダンパーにおけるシリンダ外筒とダストカバ
ーとの間にダスト侵入防止部材が設けられ、この
ダスト侵入防止部材にピストンロツドの伸縮に伴
つてダストカバー内空気室の空気を外部と吸排す
る連通路が迷路状、つまりダストカバー内の空気
室の開口とダストカバー外部の開口との間を繋ぐ
連通経路が非直線となるよう、シリンダ外筒の外
周面に沿つて上下方向へ多段に積層された環状通
路のうちの互いに上下に隣接する環状通路同士が
通気孔を介して連通して形成されているので、そ
の吸排気機能を損うことなくこの迷路状の連通路
により、ダストカバー外部のダスト等が内部の空
気室へ侵入することが確実に防止される。その結
果、ダストの付着によつてピストンロツドの摺動
の円滑が妨たげられることはなくなり、またピス
トンロツド最大変位時(フルバンプ時)にダスト
がピストンロツド上端とバンプストツパーに挾ま
れてバンプストツパー等を傷つけたりすることも
なくなり、よつてそれらの耐久性が向上する。ま
た、上記の如く迷路状の連通路が、ダストカバー
内の空気室の開口とダストカバー外部の開口との
間を繋ぐ連通経路が非直線となるよう、シリンダ
外筒の外周面に沿つて上下方向へ多段に積層され
た環状通路のうちの互いに上下に隣接する環状通
路同士が通気孔を介して連通していることから、
空気室への水分等の浸入にも対処でき、ピストン
ロツド等の錆付き等も防止できることになる。
ヨンダンパーにおけるシリンダ外筒とダストカバ
ーとの間にダスト侵入防止部材が設けられ、この
ダスト侵入防止部材にピストンロツドの伸縮に伴
つてダストカバー内空気室の空気を外部と吸排す
る連通路が迷路状、つまりダストカバー内の空気
室の開口とダストカバー外部の開口との間を繋ぐ
連通経路が非直線となるよう、シリンダ外筒の外
周面に沿つて上下方向へ多段に積層された環状通
路のうちの互いに上下に隣接する環状通路同士が
通気孔を介して連通して形成されているので、そ
の吸排気機能を損うことなくこの迷路状の連通路
により、ダストカバー外部のダスト等が内部の空
気室へ侵入することが確実に防止される。その結
果、ダストの付着によつてピストンロツドの摺動
の円滑が妨たげられることはなくなり、またピス
トンロツド最大変位時(フルバンプ時)にダスト
がピストンロツド上端とバンプストツパーに挾ま
れてバンプストツパー等を傷つけたりすることも
なくなり、よつてそれらの耐久性が向上する。ま
た、上記の如く迷路状の連通路が、ダストカバー
内の空気室の開口とダストカバー外部の開口との
間を繋ぐ連通経路が非直線となるよう、シリンダ
外筒の外周面に沿つて上下方向へ多段に積層され
た環状通路のうちの互いに上下に隣接する環状通
路同士が通気孔を介して連通していることから、
空気室への水分等の浸入にも対処でき、ピストン
ロツド等の錆付き等も防止できることになる。
さらに、上記の如く迷路状の連通路がダスト侵
入防止部材に形成されていることから、ダスト侵
入防止部材をシリンダ外筒とダストカバーとの間
に介設するのみでダストカバー内の空気室の開口
とダストカバー外部の開口との間を繋ぐ連通経路
(連通路)が構成されることになり、シリンダ外
筒またはダストカバーにダスト侵入防止部材を一
体的に設けたりするなどの必要がなく、その加工
が容易なものとなる上、ダスト侵入防止部材を容
易に組付けることができる。
入防止部材に形成されていることから、ダスト侵
入防止部材をシリンダ外筒とダストカバーとの間
に介設するのみでダストカバー内の空気室の開口
とダストカバー外部の開口との間を繋ぐ連通経路
(連通路)が構成されることになり、シリンダ外
筒またはダストカバーにダスト侵入防止部材を一
体的に設けたりするなどの必要がなく、その加工
が容易なものとなる上、ダスト侵入防止部材を容
易に組付けることができる。
しかも、上記の如くダスト侵入防止部材がシリ
ンダ外筒の下端部においてダストカバーとの間に
介設されることから、別途水抜き孔を設ける必要
がなく、連通路が水抜き孔として兼用される。
ンダ外筒の下端部においてダストカバーとの間に
介設されることから、別途水抜き孔を設ける必要
がなく、連通路が水抜き孔として兼用される。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の実施例に係るストラツプ式サ
スペンシヨンを示し、1はサスペンシヨンのダン
パー、2は該ダンパー1を構成するシリンダ外
筒、3は該シリンダ外筒2に対して軸方向に伸縮
可能に嵌挿されたピストンロツドである。上記シ
リンダ外筒2の下端部は図外のホイールハブに連
結されている一方、上記ピストンロツド3の上端
部は車体4にマウント部材5を介して取付けられ
ている。
スペンシヨンを示し、1はサスペンシヨンのダン
パー、2は該ダンパー1を構成するシリンダ外
筒、3は該シリンダ外筒2に対して軸方向に伸縮
可能に嵌挿されたピストンロツドである。上記シ
リンダ外筒2の下端部は図外のホイールハブに連
結されている一方、上記ピストンロツド3の上端
部は車体4にマウント部材5を介して取付けられ
ている。
また、上記シリンダ外筒2及びピストンロツド
3の外側にはその軸方向に伸縮変形可能なゴム等
からなる略筒状のダストカバー6が、その上端を
スプリングアツパープレート7を介して上記マウ
ント部材5に、下端を上記シリンダ外筒2の上部
にそれぞれ気密状に固定せしめて配置されてお
り、このダストカバー6によりダストカバー6内
に密閉状の空気室8が形成されている。尚、上記
空気室8内におけるピストンロツド3上部周りに
は、該ピストンロツド3の最大変位時(フルバン
プ時)にシリンダ外筒2の上端と当接してその上
方向への移動を規制するバンプストツパー9が設
けられている。また、上記シリンダ外筒2にはス
プリングロアプレート10が一体に取り付けら
れ、このスプリングロアプレート10と上記スプ
リングアツパープレート7との間にはコイルスプ
リング11が設けられている。
3の外側にはその軸方向に伸縮変形可能なゴム等
からなる略筒状のダストカバー6が、その上端を
スプリングアツパープレート7を介して上記マウ
ント部材5に、下端を上記シリンダ外筒2の上部
にそれぞれ気密状に固定せしめて配置されてお
り、このダストカバー6によりダストカバー6内
に密閉状の空気室8が形成されている。尚、上記
空気室8内におけるピストンロツド3上部周りに
は、該ピストンロツド3の最大変位時(フルバン
プ時)にシリンダ外筒2の上端と当接してその上
方向への移動を規制するバンプストツパー9が設
けられている。また、上記シリンダ外筒2にはス
プリングロアプレート10が一体に取り付けら
れ、このスプリングロアプレート10と上記スプ
リングアツパープレート7との間にはコイルスプ
リング11が設けられている。
そして、本考案の特徴として、上記シリンダ外
筒2とダストカバー6との間にはゴム製のダスト
侵入防止部材12が介設されている。上記ダスト
侵入防止部材12は、第2図および第3図に拡大
詳示するように、外周面がダストカバー6の下端
部内周面に、下部がシリンダ外筒2の外壁にそれ
ぞれ気密状に固着された略漏斗状のカバー部材1
3と、該カバー部材13の内周面13aに一体に
固着された円筒状のシール部材16とからなる。
該シール部材16はカバー部材13の内周面13
aに固着される円筒状の基部14と、該基部14
内周から各々内方斜め下向きに突出し、内周縁が
シリンダ外筒2外周面に当接してカバー部材13
の内周面13aからシリンダ外筒2外周面までの
空間を上下方向に略等間隔に閉塞シールするテー
パフランジ形状の5つのリツプ部15,15,…
…と、該各リツプ部15間に形成され、シリンダ
外筒2の外壁に沿つて上下方向へ多段に積層され
た複数の環状通路18,18,……とを備えてな
る。また、上記リツプ部15,15,……のう
ち、互いに上下に隣接する各リツプ部15には、
そのシリンダ外筒2の外周面に当接する内周縁部
に直径方向に対向する1対の半円状の通気孔15
a,15aが切り欠いて形成され、各リツプ部1
5における1対の通気孔15a,15aは、その
位相が上側および下側のリツプ部15に対し90°
ずつずらして交互に配置されている。そして、上
記カバー部材13には1対の貫通する通気孔13
b,13bが上記最下部のリツプ部15の通気孔
15a,15aに対応して設けられ、この通気孔
13b,13bおよび位相が90°ずれた各リツプ
部15の通気孔15a,15aにより、ダストカ
バー6外部と内部の空気室8とを連通する連通経
路(第2図および第3図に示す矢印)が非直線と
なるよう、上記上下に隣接する各環状通路18を
連通させる迷路状の連通路17が構成されてい
る。
筒2とダストカバー6との間にはゴム製のダスト
侵入防止部材12が介設されている。上記ダスト
侵入防止部材12は、第2図および第3図に拡大
詳示するように、外周面がダストカバー6の下端
部内周面に、下部がシリンダ外筒2の外壁にそれ
ぞれ気密状に固着された略漏斗状のカバー部材1
3と、該カバー部材13の内周面13aに一体に
固着された円筒状のシール部材16とからなる。
該シール部材16はカバー部材13の内周面13
aに固着される円筒状の基部14と、該基部14
内周から各々内方斜め下向きに突出し、内周縁が
シリンダ外筒2外周面に当接してカバー部材13
の内周面13aからシリンダ外筒2外周面までの
空間を上下方向に略等間隔に閉塞シールするテー
パフランジ形状の5つのリツプ部15,15,…
…と、該各リツプ部15間に形成され、シリンダ
外筒2の外壁に沿つて上下方向へ多段に積層され
た複数の環状通路18,18,……とを備えてな
る。また、上記リツプ部15,15,……のう
ち、互いに上下に隣接する各リツプ部15には、
そのシリンダ外筒2の外周面に当接する内周縁部
に直径方向に対向する1対の半円状の通気孔15
a,15aが切り欠いて形成され、各リツプ部1
5における1対の通気孔15a,15aは、その
位相が上側および下側のリツプ部15に対し90°
ずつずらして交互に配置されている。そして、上
記カバー部材13には1対の貫通する通気孔13
b,13bが上記最下部のリツプ部15の通気孔
15a,15aに対応して設けられ、この通気孔
13b,13bおよび位相が90°ずれた各リツプ
部15の通気孔15a,15aにより、ダストカ
バー6外部と内部の空気室8とを連通する連通経
路(第2図および第3図に示す矢印)が非直線と
なるよう、上記上下に隣接する各環状通路18を
連通させる迷路状の連通路17が構成されてい
る。
したがつて、この実施例では、サスペンシヨン
ダンパー1におけるシリンダ外筒2とダストカバ
ー6との間にダスト侵入防止部材12が介設さ
れ、このダスト侵入防止部材12に設けられて、
ダストカバー6外部と内部の空気室8とを連通す
る連通路17は迷路状、つまり位相が上側および
下側のリツプ部15に対し90°ずつずらして交互
に配置された各リツプ部15における1対の通気
孔15a,15aおよび最下部のリツプ部15の
通気孔15a,15aに対応して設けたカバー部
材13の1対の通気孔13b,13bによつてダ
ストカバー6外部と内部の空気室8とを連通する
連通経路が非直線となるよう、上記上下に隣接す
る各環状通路18を連通させて構成されているの
で、サスペンシヨンダンパー1の伸縮動作に伴い
上記連通路17を通つてダストカバー6内の空気
室8に出入する空気は、各リツプ部15の通気孔
15a,15aで位相を90°変えるようにして流
通することになる。このように空気が連通路17
を方向を変えながら複雑な流路で流れることによ
りその吸排気機能を損うことなしに、空気中に含
まれるダスト等が連通路17を通じてダストカバ
ー6内の空気室8に侵入することを確実に防止す
ることができる。よつて、ダストがピストンロツ
ド3の周りに付着してその円滑な摺動を妨たげた
り、ピストンロツド3の最大変位時(フルバンプ
時)にダスト等がピストンロツド3上端とバンプ
ストツパー9との間に挾まれてバンプストツパー
9等を傷つけたりするのを確実に防止することが
でき、それら部材の耐久性を向上させることがで
きる。
ダンパー1におけるシリンダ外筒2とダストカバ
ー6との間にダスト侵入防止部材12が介設さ
れ、このダスト侵入防止部材12に設けられて、
ダストカバー6外部と内部の空気室8とを連通す
る連通路17は迷路状、つまり位相が上側および
下側のリツプ部15に対し90°ずつずらして交互
に配置された各リツプ部15における1対の通気
孔15a,15aおよび最下部のリツプ部15の
通気孔15a,15aに対応して設けたカバー部
材13の1対の通気孔13b,13bによつてダ
ストカバー6外部と内部の空気室8とを連通する
連通経路が非直線となるよう、上記上下に隣接す
る各環状通路18を連通させて構成されているの
で、サスペンシヨンダンパー1の伸縮動作に伴い
上記連通路17を通つてダストカバー6内の空気
室8に出入する空気は、各リツプ部15の通気孔
15a,15aで位相を90°変えるようにして流
通することになる。このように空気が連通路17
を方向を変えながら複雑な流路で流れることによ
りその吸排気機能を損うことなしに、空気中に含
まれるダスト等が連通路17を通じてダストカバ
ー6内の空気室8に侵入することを確実に防止す
ることができる。よつて、ダストがピストンロツ
ド3の周りに付着してその円滑な摺動を妨たげた
り、ピストンロツド3の最大変位時(フルバンプ
時)にダスト等がピストンロツド3上端とバンプ
ストツパー9との間に挾まれてバンプストツパー
9等を傷つけたりするのを確実に防止することが
でき、それら部材の耐久性を向上させることがで
きる。
また、同様にダストカバー6内の空気室8に水
分等が侵入するのを防止できる。たとえ水分等が
浸入したとしても、その水分は上記内方斜め下向
きに突出するテーパ状のリツプ部15,15,…
…により下方へ流れてカバー部材13の通気孔1
3b,13bを通じて外部へ排水され、よつてピ
ストンロツド3等の錆付きをも有効に防止するこ
とができる。
分等が侵入するのを防止できる。たとえ水分等が
浸入したとしても、その水分は上記内方斜め下向
きに突出するテーパ状のリツプ部15,15,…
…により下方へ流れてカバー部材13の通気孔1
3b,13bを通じて外部へ排水され、よつてピ
ストンロツド3等の錆付きをも有効に防止するこ
とができる。
さらに、上記の如く迷路状の連通路17がダス
ト侵入防止部材12に形成されていることから、
ダスト侵入防止部材12をシリンダ外筒2とダス
トカバー6との間に介設するのみでダストカバー
6外部と内部の空気室8とを連通する連通経路
(連通路17)が構成されることになり、シリン
ダ外筒またはダストカバーにダスト侵入防止部材
を一体的に設けたりするなどの必要がなく、その
加工性が向上する上、ダスト侵入防止部材12の
組付性を向上させることができる。
ト侵入防止部材12に形成されていることから、
ダスト侵入防止部材12をシリンダ外筒2とダス
トカバー6との間に介設するのみでダストカバー
6外部と内部の空気室8とを連通する連通経路
(連通路17)が構成されることになり、シリン
ダ外筒またはダストカバーにダスト侵入防止部材
を一体的に設けたりするなどの必要がなく、その
加工性が向上する上、ダスト侵入防止部材12の
組付性を向上させることができる。
しかも、上記の如くダスト侵入防止部材12が
シリンダ外筒2の下端部においてダストカバー6
との間に介設されることから、別途水抜き孔を設
ける必要がなくなつて、連通路17を水抜き孔と
して兼用させることができる。
シリンダ外筒2の下端部においてダストカバー6
との間に介設されることから、別途水抜き孔を設
ける必要がなくなつて、連通路17を水抜き孔と
して兼用させることができる。
(考案の効果)
以上述べたように、本考案では、ダスト侵入防
止部材をサスペンシヨンダンパーにおけるシリン
ダ外筒とダストカバーとの間に介設し、このダス
ト侵入防止部材にダストカバー内空気室の空気を
外部と吸排せしめる連通路を、その連通経路が非
直線となるよう、シリンダ外筒の外周面に沿つて
上下方向へ多段に積層された環状通路のうちの互
いに上下に隣接する環状通路同士が通気孔を介し
て連通して迷路状に形成したので、その吸排気機
能を損うことなくダストカバー外部のダストや水
分などの異物が内部の空気室へ侵入することを確
実に防止できることになり、ダストの付着による
ピストンロツドの摺動抵抗の増大や、ピストンロ
ツド最大変位時にダストによるダンプストツパー
等の損傷、あるいは水分等の浸入によるピストン
ロツド等の錆付き等を確実に防止することがで
き、延いてはサスペンシヨンダンパー全体の耐久
性の向上を図ることができる。しかも、迷路状の
連通路をダスト侵入防止部材に形成したことによ
り、シリンダ外筒またはダストカバーにダスト侵
入防止部材を一体的に設けたりするなどの必要が
なくなつて加工性および組付性を共に向上させる
ことができる上、シリンダ外筒の下端部において
ダストカバーとの間に介設したダスト侵入防止部
材によつて連通路を水抜き孔として兼用すること
ができる。
止部材をサスペンシヨンダンパーにおけるシリン
ダ外筒とダストカバーとの間に介設し、このダス
ト侵入防止部材にダストカバー内空気室の空気を
外部と吸排せしめる連通路を、その連通経路が非
直線となるよう、シリンダ外筒の外周面に沿つて
上下方向へ多段に積層された環状通路のうちの互
いに上下に隣接する環状通路同士が通気孔を介し
て連通して迷路状に形成したので、その吸排気機
能を損うことなくダストカバー外部のダストや水
分などの異物が内部の空気室へ侵入することを確
実に防止できることになり、ダストの付着による
ピストンロツドの摺動抵抗の増大や、ピストンロ
ツド最大変位時にダストによるダンプストツパー
等の損傷、あるいは水分等の浸入によるピストン
ロツド等の錆付き等を確実に防止することがで
き、延いてはサスペンシヨンダンパー全体の耐久
性の向上を図ることができる。しかも、迷路状の
連通路をダスト侵入防止部材に形成したことによ
り、シリンダ外筒またはダストカバーにダスト侵
入防止部材を一体的に設けたりするなどの必要が
なくなつて加工性および組付性を共に向上させる
ことができる上、シリンダ外筒の下端部において
ダストカバーとの間に介設したダスト侵入防止部
材によつて連通路を水抜き孔として兼用すること
ができる。
第1図はサスペンシヨンダンパーの全体構造を
示す断面図、第2図は要部拡大断面図、第3図は
第2図の−線断面図である。 1……ダンパー、2……シリンダ外筒、3……
ピストンロツド、4……車体、5……マウント部
材、6……ダストカバー、8……空気室、12…
…ダスト侵入防止部材、17……連通路、18…
…環状通路。
示す断面図、第2図は要部拡大断面図、第3図は
第2図の−線断面図である。 1……ダンパー、2……シリンダ外筒、3……
ピストンロツド、4……車体、5……マウント部
材、6……ダストカバー、8……空気室、12…
…ダスト侵入防止部材、17……連通路、18…
…環状通路。
Claims (1)
- シリンダ外筒と、一端が車体にマウント部材を
介して取付けられ、上記シリンダ外筒に対して軸
方向に伸縮するピストンロツドとを備え、上記シ
リンダ外筒及びピストンロツドの外側には軸方向
に伸縮変形可能な略筒状のダストカバーがその一
端を上記マウント部材に、他端を上記シリンダ外
筒にそれぞれ気密状に固定せしめて配置されたサ
スペンシヨンダンパーにおいて、上記シリンダ外
筒とダストカバーとの間には、ダストカバー内の
空気室を外部と連通せしめる連通路を迷路状に形
成してなるダスト侵入防止部材が介設されてお
り、上記連通路は、シリンダ外筒の外周面に沿つ
て上下方向へ多段に積層された環状通路と、該各
環状通路のうちの互いに上下に隣接する環状通路
同士を、ダストカバー内の空気室の開口とダスト
カバー外部の開口との間を繋ぐ連通経路が非直線
となるように連通させる通気孔とを有しているこ
とを特徴とするサスペンシヨンダンパーのダスト
カバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986173565U JPH0443634Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986173565U JPH0443634Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379204U JPS6379204U (ja) | 1988-05-25 |
| JPH0443634Y2 true JPH0443634Y2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31111143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986173565U Expired JPH0443634Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0443634Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448513B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2004-09-13 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 더스트 커버 |
| JP5912621B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2016-04-27 | 株式会社ショーワ | 懸架装置およびダストカバーの保持部材 |
| JP6001954B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2016-10-05 | Kyb株式会社 | 緩衝器 |
| US10816055B2 (en) * | 2018-04-27 | 2020-10-27 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Damper bumper cap with labyrinth air passageway |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57194885U (ja) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | ||
| JPS59174435U (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | 株式会社 昭和製作所 | 油圧緩衝器のダストシ−ル構造 |
| JPS60122036U (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | シヨツクアブソ−バのダストカバ−付バウンドストツパ |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP1986173565U patent/JPH0443634Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379204U (ja) | 1988-05-25 |
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