JPH0443992B2 - - Google Patents
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- JPH0443992B2 JPH0443992B2 JP58083715A JP8371583A JPH0443992B2 JP H0443992 B2 JPH0443992 B2 JP H0443992B2 JP 58083715 A JP58083715 A JP 58083715A JP 8371583 A JP8371583 A JP 8371583A JP H0443992 B2 JPH0443992 B2 JP H0443992B2
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- Japan
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- bronze
- mirror surface
- sheet
- tin
- metal sheet
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- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D3/00—Electroplating: Baths therefor
- C25D3/02—Electroplating: Baths therefor from solutions
- C25D3/56—Electroplating: Baths therefor from solutions of alloys
- C25D3/60—Electroplating: Baths therefor from solutions of alloys containing more than 50% by weight of tin
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- Y10T428/12493—Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.]
- Y10T428/12535—Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.] with additional, spatially distinct nonmetal component
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/12708—Sn-base component
- Y10T428/12722—Next to Group VIII metal-base component
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は、ブロンズ調鏡面製品に関するもので
あり、詳しくは、合成樹脂と金属との積層体を素
材としたブロンズ調鏡面製品に関するものであ
る。 近年、合成樹脂シートの表面に金属シートを接
合してなる複合板の金属シート表面にクロムメツ
キを施した鏡が提案されている(特公昭57−
60601号参照)。 上記鏡は、従来のガラス鏡に比し、軽量、加工
性に優れており、建築分野において、特に、装飾
材料として注目とされている。このようなことか
ら、同じような積層体を素材とし、鏡面の色調の
異なる鏡面製品の出現が望まれている。 本発明は、上記実情に鑑みなされたものであ
り、ブロンズ調で金属光沢を有し、特に装飾的用
途に有用な鏡面を有する鏡面製品を提供するもの
である。 すなわち本発明の要旨は、合成樹脂シートの表
面に金属シートを接合してなる複合板の金属シー
ト表面上に、 (a) 錫およびニツケルの塩化物または硫酸塩 (b) モノヒドロキシカルボン酸またはその塩 (c) 導電性塩 を主成分とし且つPH値が3.5〜5.5のメツキ浴組成
物によるSn−Ni合金電気メツキ鏡面を施してな
る、ブロンズ調鏡面製品に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の鏡面製品は、合成樹脂シートの表面に
金属シートを接合してなる複合板を素材として使
用する。複合板としては、合成樹脂シートの片面
に金属シートを接合したものでも使用できるが、
通常は両面に金属シートを接合したものが使用さ
れる。 上記の複合板を構成する合成樹脂シートとして
は、一般的には、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテンのようなポリオレフイン樹脂のシ
ートが使用される。合成樹脂シートの厚みは、通
常1〜10m/m程度である。一方、金属シートと
しては、錫−ニツケル合金電気メツキのできるも
のであれば特に制限はなく、アルミニウム、鉄、
銅、錫又はニツケル等が使用できるが、通常は、
アルミニウム又は鉄が使用される。金属シートの
厚みは、十分に小さくてよく、通常は0.05〜
0.5m/m程度である。 合成樹脂シートと金属シートとは互いに接合し
て複合板を構成する。接合方法は、従来公知の方
法に従つて、例えば、溶融状態の合成樹脂シート
と金属シートとを加熱圧着ローラー間に連続的に
供給して貼合わせを行う方法を採用することがで
きる。 なお、ポリエチレンシートの両面にアルミニウ
ムシートを接合した複合板は、既に市販されてい
るのでこれをそのまま使用すれば簡便である。ま
た、金属シートの表面にエンボス加工を施した複
合板を使用することもできる。 本発明の鏡面製品は、上記のような複合板の金
属シート表面に、特定組成の錫−ニツケル合金メ
ツキ浴による電気メツキ鏡面を施し、これによつ
てブロンズ調の金属光沢を付与したものである。 本発明で用いるメツキ浴は、電着金属成分とし
て錫およびニツケルを含有している。これら金属
としては塩化物もしくは硫酸塩またはその混合物
が用いられる。なお2価の錫は浴中で酸化され易
く従つて浴が不安定なので、4価の錫を用いるの
が好ましい。これらの金属の浴中の濃度は、通
常、錫が5.0〜40g/、ニツケルが2.0〜10g/
である。また、錫とニツケルの比率(重量比)
は通常、1.5:1〜7:1、好ましくは3:1〜
7:1であり、錫の比率がこれよりも小さくなる
と生成するメツキ皮膜がもろくなりかつ耐蝕性も
低下する。逆に錫の比率がこれよりも大きくなる
と皮膜の色調が白つぽくなり、ブロンズ色の皮膜
を生成させるという目的にそぐわなくなる。 モノヒドロキシカルボン酸としては、グリコー
ル酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸等のモノカルボ
ン酸またはポリカルボン酸が用いられる。これら
のモノヒドロキシカルボン酸はそのままで用いて
もよく、またナトリウム塩、カリウム塩、アンモ
ニウム塩等の塩として用いてもよい。モノヒドロ
キシカルボン酸およびその塩の浴中の濃度は、遊
離酸として20〜200g/が適当である。これよ
りも低濃度ではメツキ皮膜が脆くなり、耐蝕性が
低下する。また、これよりも高濃度では皮膜の色
調が白くなる恐れがある。好ましくはグリコール
酸とクエン酸を併用する。特にグリコール酸6.5
〜60g/とクエン酸7.5〜60g/とを併用す
るのが好ましい。導電性塩としては、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、硫酸カ
リウム、硫酸アンモニウムなどメツキ浴に常用さ
れているものが用いられる。その濃度は50〜300
g/が適当であり、これよりも高濃度になると
メツキ皮膜に条痕が発生し易く、逆に低濃度では
浴の電気抵抗が高くて発熱が大きいので、いずれ
も不利である。 本発明で適用されるメツキ処理は表面のメツキ
が、前述の錫−ニツケル合金メツキであれば良
く、その下地処理としては特に該合金メツキに不
適なものでない限り、メツキ技術において常法の
各種の処理を採用することができる。例えば金属
シートの表面を研磨し、脱脂し、洗浄等で表面に
残存する不純物を除去し、活性化もしくは銅、ニ
ツケル、亜鉛等による下地置換し、単層もしくは
複数層のニツケルメツキを行うこと等々を挙げる
ことができるが、本発明に於て最も好ましくはメ
ツキ処理は金属シート特に好ましくはアルミシー
トの表面を研磨および脱脂した後、酸洗し、次い
で、常法により亜鉛置換し、複数の光沢ニツケル
メツキを施し、得られたニツケル被膜上に錫−ニ
ツケル合金電気メツキを施す。 錫−ニツケル合金電気メツキの条件は、浴温30
〜60℃、陰極電流密度0.2〜2.0A/dm2、PH3.5〜
5.5が適当である。浴温が低すぎると金属析出が
不均一になり、色むらが発生し易いと同時に、析
出速度も速くなる。一方、60℃を越えるような高
温では浴の蒸発が激しく、浴の管理上不利であ
る。陰極電流密度が0.2A/dm2より小さいと金
属析出が遅くて生産性が良くないし、逆に
2.0A/dm2より大きくなると部分的に皮膜にこ
げが発生したり析出状態が不良になる恐れがあ
る。浴のPHは皮膜の色調に影響し、PHが3.5より
小さいと色むらが発生しやすくなり、さらにPHが
小さくなると色調が白つぽくなつてブロンズ色の
皮膜が得られなくなる。一方、PHが5.5よりも大
きくなると金属の析出状態が不良になるおそれが
ある。従つて、PH値は3.5〜5.0の範囲にする必要
がある。 陽極としては一般に黒鉛やフエライト等の不溶
性陽極が用いられるが、錫やニツケル金属そのも
のを陽極またはその一部として用い、電着により
消費される金属成分を自動的に補給するようにし
てもよい。 以上説明した本発明の鏡面製品は、従来公知の
錫−ニツケル合金メツキ浴では、ローズピンクま
たはステンレス色と言われる明るく白つぽい色調
の鏡面しか出し得なかつたのに対し、特定組成の
メツキ浴を使用したことによりブロンズ調で金属
光沢を有し、特に装飾的用途に有用な鏡面を有し
ており、しかも、合成樹脂シートと金属シートに
て構成された複合板を素材としていることによつ
て軽量、加工性等にも優れている。 以下に実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以
下の実施例に限定されるものではない。 実施例 厚さ1.5m/mのポリエチレンシートの両面に
厚さ0.25m/mの光輝仕上げを行つたアルミニウ
ムシートを接合してなる複合板(7×10cm)の一
方のアルミニウムシート表面を塗装し、他のアル
ミニウムシート面に次の要領にてメツキ処理を実
施した。 先ず、表面を脱脂、酸洗し、常法に従つて亜鉛
置換を行い、半光沢及び光沢ニツケルメツキを施
した。 次いで、下記表−1の組成の錫−ニツケル合金
電気メツキ浴中に浸漬し、フエライト陽極を用い
PH4.5、40℃、5分間(陰極電流密度0.5A/dm2)
メツキ処理を行つた。 得られた製品は、光沢があり且つブロンズ色を
有する均一なメツキ皮膜よりなる鏡面の製品であ
つた。 なお、上記メツキ皮膜に対し、JIS H8502に規
定する中性塩水噴霧試験を24時間行なつたとこ
ろ、皮膜には何らの変化も認められなかつた。
あり、詳しくは、合成樹脂と金属との積層体を素
材としたブロンズ調鏡面製品に関するものであ
る。 近年、合成樹脂シートの表面に金属シートを接
合してなる複合板の金属シート表面にクロムメツ
キを施した鏡が提案されている(特公昭57−
60601号参照)。 上記鏡は、従来のガラス鏡に比し、軽量、加工
性に優れており、建築分野において、特に、装飾
材料として注目とされている。このようなことか
ら、同じような積層体を素材とし、鏡面の色調の
異なる鏡面製品の出現が望まれている。 本発明は、上記実情に鑑みなされたものであ
り、ブロンズ調で金属光沢を有し、特に装飾的用
途に有用な鏡面を有する鏡面製品を提供するもの
である。 すなわち本発明の要旨は、合成樹脂シートの表
面に金属シートを接合してなる複合板の金属シー
ト表面上に、 (a) 錫およびニツケルの塩化物または硫酸塩 (b) モノヒドロキシカルボン酸またはその塩 (c) 導電性塩 を主成分とし且つPH値が3.5〜5.5のメツキ浴組成
物によるSn−Ni合金電気メツキ鏡面を施してな
る、ブロンズ調鏡面製品に存する。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の鏡面製品は、合成樹脂シートの表面に
金属シートを接合してなる複合板を素材として使
用する。複合板としては、合成樹脂シートの片面
に金属シートを接合したものでも使用できるが、
通常は両面に金属シートを接合したものが使用さ
れる。 上記の複合板を構成する合成樹脂シートとして
は、一般的には、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテンのようなポリオレフイン樹脂のシ
ートが使用される。合成樹脂シートの厚みは、通
常1〜10m/m程度である。一方、金属シートと
しては、錫−ニツケル合金電気メツキのできるも
のであれば特に制限はなく、アルミニウム、鉄、
銅、錫又はニツケル等が使用できるが、通常は、
アルミニウム又は鉄が使用される。金属シートの
厚みは、十分に小さくてよく、通常は0.05〜
0.5m/m程度である。 合成樹脂シートと金属シートとは互いに接合し
て複合板を構成する。接合方法は、従来公知の方
法に従つて、例えば、溶融状態の合成樹脂シート
と金属シートとを加熱圧着ローラー間に連続的に
供給して貼合わせを行う方法を採用することがで
きる。 なお、ポリエチレンシートの両面にアルミニウ
ムシートを接合した複合板は、既に市販されてい
るのでこれをそのまま使用すれば簡便である。ま
た、金属シートの表面にエンボス加工を施した複
合板を使用することもできる。 本発明の鏡面製品は、上記のような複合板の金
属シート表面に、特定組成の錫−ニツケル合金メ
ツキ浴による電気メツキ鏡面を施し、これによつ
てブロンズ調の金属光沢を付与したものである。 本発明で用いるメツキ浴は、電着金属成分とし
て錫およびニツケルを含有している。これら金属
としては塩化物もしくは硫酸塩またはその混合物
が用いられる。なお2価の錫は浴中で酸化され易
く従つて浴が不安定なので、4価の錫を用いるの
が好ましい。これらの金属の浴中の濃度は、通
常、錫が5.0〜40g/、ニツケルが2.0〜10g/
である。また、錫とニツケルの比率(重量比)
は通常、1.5:1〜7:1、好ましくは3:1〜
7:1であり、錫の比率がこれよりも小さくなる
と生成するメツキ皮膜がもろくなりかつ耐蝕性も
低下する。逆に錫の比率がこれよりも大きくなる
と皮膜の色調が白つぽくなり、ブロンズ色の皮膜
を生成させるという目的にそぐわなくなる。 モノヒドロキシカルボン酸としては、グリコー
ル酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸等のモノカルボ
ン酸またはポリカルボン酸が用いられる。これら
のモノヒドロキシカルボン酸はそのままで用いて
もよく、またナトリウム塩、カリウム塩、アンモ
ニウム塩等の塩として用いてもよい。モノヒドロ
キシカルボン酸およびその塩の浴中の濃度は、遊
離酸として20〜200g/が適当である。これよ
りも低濃度ではメツキ皮膜が脆くなり、耐蝕性が
低下する。また、これよりも高濃度では皮膜の色
調が白くなる恐れがある。好ましくはグリコール
酸とクエン酸を併用する。特にグリコール酸6.5
〜60g/とクエン酸7.5〜60g/とを併用す
るのが好ましい。導電性塩としては、塩化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、硫酸カ
リウム、硫酸アンモニウムなどメツキ浴に常用さ
れているものが用いられる。その濃度は50〜300
g/が適当であり、これよりも高濃度になると
メツキ皮膜に条痕が発生し易く、逆に低濃度では
浴の電気抵抗が高くて発熱が大きいので、いずれ
も不利である。 本発明で適用されるメツキ処理は表面のメツキ
が、前述の錫−ニツケル合金メツキであれば良
く、その下地処理としては特に該合金メツキに不
適なものでない限り、メツキ技術において常法の
各種の処理を採用することができる。例えば金属
シートの表面を研磨し、脱脂し、洗浄等で表面に
残存する不純物を除去し、活性化もしくは銅、ニ
ツケル、亜鉛等による下地置換し、単層もしくは
複数層のニツケルメツキを行うこと等々を挙げる
ことができるが、本発明に於て最も好ましくはメ
ツキ処理は金属シート特に好ましくはアルミシー
トの表面を研磨および脱脂した後、酸洗し、次い
で、常法により亜鉛置換し、複数の光沢ニツケル
メツキを施し、得られたニツケル被膜上に錫−ニ
ツケル合金電気メツキを施す。 錫−ニツケル合金電気メツキの条件は、浴温30
〜60℃、陰極電流密度0.2〜2.0A/dm2、PH3.5〜
5.5が適当である。浴温が低すぎると金属析出が
不均一になり、色むらが発生し易いと同時に、析
出速度も速くなる。一方、60℃を越えるような高
温では浴の蒸発が激しく、浴の管理上不利であ
る。陰極電流密度が0.2A/dm2より小さいと金
属析出が遅くて生産性が良くないし、逆に
2.0A/dm2より大きくなると部分的に皮膜にこ
げが発生したり析出状態が不良になる恐れがあ
る。浴のPHは皮膜の色調に影響し、PHが3.5より
小さいと色むらが発生しやすくなり、さらにPHが
小さくなると色調が白つぽくなつてブロンズ色の
皮膜が得られなくなる。一方、PHが5.5よりも大
きくなると金属の析出状態が不良になるおそれが
ある。従つて、PH値は3.5〜5.0の範囲にする必要
がある。 陽極としては一般に黒鉛やフエライト等の不溶
性陽極が用いられるが、錫やニツケル金属そのも
のを陽極またはその一部として用い、電着により
消費される金属成分を自動的に補給するようにし
てもよい。 以上説明した本発明の鏡面製品は、従来公知の
錫−ニツケル合金メツキ浴では、ローズピンクま
たはステンレス色と言われる明るく白つぽい色調
の鏡面しか出し得なかつたのに対し、特定組成の
メツキ浴を使用したことによりブロンズ調で金属
光沢を有し、特に装飾的用途に有用な鏡面を有し
ており、しかも、合成樹脂シートと金属シートに
て構成された複合板を素材としていることによつ
て軽量、加工性等にも優れている。 以下に実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以
下の実施例に限定されるものではない。 実施例 厚さ1.5m/mのポリエチレンシートの両面に
厚さ0.25m/mの光輝仕上げを行つたアルミニウ
ムシートを接合してなる複合板(7×10cm)の一
方のアルミニウムシート表面を塗装し、他のアル
ミニウムシート面に次の要領にてメツキ処理を実
施した。 先ず、表面を脱脂、酸洗し、常法に従つて亜鉛
置換を行い、半光沢及び光沢ニツケルメツキを施
した。 次いで、下記表−1の組成の錫−ニツケル合金
電気メツキ浴中に浸漬し、フエライト陽極を用い
PH4.5、40℃、5分間(陰極電流密度0.5A/dm2)
メツキ処理を行つた。 得られた製品は、光沢があり且つブロンズ色を
有する均一なメツキ皮膜よりなる鏡面の製品であ
つた。 なお、上記メツキ皮膜に対し、JIS H8502に規
定する中性塩水噴霧試験を24時間行なつたとこ
ろ、皮膜には何らの変化も認められなかつた。
【表】
比較例 1
塩酸を加えてメツキ浴のPHを3.0とした以外は
実施例と同様にしてメツキを施した。得られた皮
膜は白つぽい色調であり、ブロンズ調の光沢を有
さず不良なものであつた。 比較例 2 アンモニア水を加えてメツキ浴のPHを6.0とし
た以外は実施例と同様にしてメツキを施した。浴
中には水酸化錫の白色沈殿が認められた。得られ
た皮膜はブロンズ調よりも少し黄味を帯びた明る
い色調であつた。
実施例と同様にしてメツキを施した。得られた皮
膜は白つぽい色調であり、ブロンズ調の光沢を有
さず不良なものであつた。 比較例 2 アンモニア水を加えてメツキ浴のPHを6.0とし
た以外は実施例と同様にしてメツキを施した。浴
中には水酸化錫の白色沈殿が認められた。得られ
た皮膜はブロンズ調よりも少し黄味を帯びた明る
い色調であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂シートの表面に金属シートを接合し
てなる複合板の金属シート表面上に、 (a) 錫およびニツケルの塩化物または硫酸塩 (b) モノヒドロキシカルボン酸またはその塩 (c) 導電性塩 を主成分とし且つPH値が3.5〜5.5のメツキ浴組成
物によるSn−Ni合金電気メツキ鏡面を施してな
る、ブロンズ調鏡面製品。 2 合成樹脂シートの両面に金属シートが接合さ
れ、金属シートの片面にSn−Ni合金電気メツキ
を施したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のブロンズ調鏡面製品。 3 合成樹脂シートがポリオレフインシートであ
り、金属シートがアルミニウムシートであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
載のブロンズ調鏡面製品。 4 合成樹脂シートの厚みが1〜10m/m程度で
あり、金属シートの厚みが0.05〜0.5m/m程度で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第3項のいずれかに記載のブロンズ調鏡面製
品。 5 メツキ浴中の錫が4価の状態にあることを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のい
ずれかに記載のブロンズ調鏡面製品。 6 メツキ浴中の錫とニツケルとの比率が金属と
して1.5:1〜7:1の範囲にあることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
かに記載のブロンズ調鏡面製品。 7 メツキ浴中のモノヒドロキシカルボン酸また
はその塩が、クエン酸およびグリコール酸または
その塩であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第7項のいずれかに記載のブロンズ調
鏡面製品。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58083715A JPS59208094A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | ブロンズ調鏡面製品 |
| EP84105220A EP0128358B1 (en) | 1983-05-13 | 1984-05-08 | Specular product of bronze-like tone |
| US06/608,121 US4560623A (en) | 1983-05-13 | 1984-05-08 | Specular product of bronze-like tone |
| DE8484105220T DE3474045D1 (en) | 1983-05-13 | 1984-05-08 | Specular product of bronze-like tone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58083715A JPS59208094A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | ブロンズ調鏡面製品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59208094A JPS59208094A (ja) | 1984-11-26 |
| JPH0443992B2 true JPH0443992B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=13810197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58083715A Granted JPS59208094A (ja) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | ブロンズ調鏡面製品 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4560623A (ja) |
| EP (1) | EP0128358B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59208094A (ja) |
| DE (1) | DE3474045D1 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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- 1984-05-08 EP EP84105220A patent/EP0128358B1/en not_active Expired
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