JPH0444345Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444345Y2 JPH0444345Y2 JP6305787U JP6305787U JPH0444345Y2 JP H0444345 Y2 JPH0444345 Y2 JP H0444345Y2 JP 6305787 U JP6305787 U JP 6305787U JP 6305787 U JP6305787 U JP 6305787U JP H0444345 Y2 JPH0444345 Y2 JP H0444345Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- golf ball
- mold
- pin
- mold cavity
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
この考案は、ゴルフボール用の成形型に関し、
より詳しくは、心材の周囲を合成樹脂等のカバー
で被覆しているゴルフボールを射出成形するのに
好適に使用される成形型に関する。 <従来の技術> 従来より、上記ゴルフボールの射出成形方法と
して、型窩内に装填された心材を、型窩の中心位
置に浮揚状態に支承した状態で、溶融状態の熱可
塑性樹脂等からなるカバー材を、型窩内に充填す
る方法が採用されており、この射出成形において
使用される成形型として、例えば第5図に示すよ
うに、一対の半割り型10,11のそれぞれに、
鉛直方向へ進退自在な複数の保持ピン12を並列
に配設したものが提供されている。 上記の構成の成形型であれば、保持ピン12を
型窩13内に進出させた状態で、心材Cを型窩1
3の中心位置に保持することができ、この状態
で、パーテイングライン上に設けられた湯口14
を通してカバー材Aを充填し、ある程度カバー材
Aを充填した時点で、保持ピン12を型窩13か
ら所定ストローク退出させるとともに、保持ピン
12の退出跡にカバー材Aを充填することによ
り、ゴルフボールを成形することができる。そし
て、所定時間冷却して型開きすると同時に、再び
保持ピン12を進出させることにより、ゴルフボ
ールを半割り型から突き出して回収することがで
きる。 <考案が解決しようとする問題点> 上記の構成の成形型においては、外層カバーの
偏肉を防ぐために、保持ピン12の退出を射出成
形完了直前に行なわせているので、カバー材A
は、保持ピン12の退出跡(以下ピン跡という)
およびその周辺部に対して最後に充填されること
になる。したがつて、ピン跡およびその周辺部に
おいて、カバー材Aの硬化が最も遅くなるととも
に、カバー材Aの流れによる歪も大きくなること
から、当該ピン跡およびその周辺部における強度
が最も弱い部分となる。 ところが、上記従来の成形型によると、成形さ
れたゴルフボールを、保持ピン12によつて離型
させているので、この離型時にゴルフボールの最
も弱い部分に対して応力が集中的に負荷されるこ
とになる。このため、ゴルフボールの外表面に、
保持ピンの突き当て傷が生じて外観が悪くなると
ともに、ピン跡の歪が増長されて当該ピン後部分
からひび割れを生じ易く、耐久性が低下すること
になる。 したがつて、従来の射出成形においては、上記
問題点に対処すべく、冷却時間を長くとつたり、
ピンに対応する部分をゴルフボールの外表面から
突出させて、これを後工程で切削したり(例えば
特開昭59−86169号公報参照)、ピン跡を冷却空気
で強制的に冷却させたり(例えば特公昭60−
26691号公報参照)しているが、何れも根本的な
解決策になり得ず、生産性が低下するという問題
があつた。 <考案の目的> この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、外観が良好で、耐久性に優れるゴルフボー
ルを、能率よく成形することができるゴルフボー
ル用の成形型を提供することを目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するためのこの考案のゴルフボ
ール用の成形型としては、保持ピンから所定間隔
離れた位置に、射出成形されたゴルフボールを離
型するエジエクターピンが設けられている。 ただし、上記エジエクターピンについては、下
式(I)を満足する位置に設けられているのが好
ましい。 θ1<θ2 …(I) (θ1は、保持ピンの軸線と型窩の内面との交点
および型窩の中心点を通る線l1と、型窩の鉛直方
向中心線l2とのなす角度、θ2は、エジエクターピ
ンの軸線と型窩の内面との交点および型窩の中心
点を通る線l3と、型窩の鉛直方向中心線l2とのな
す角度) また、エジエクターピンは、各保持ピンの相互
間に対応させて設けられているのが好ましい。 <作用> 上記の構成のゴルフボール用の成形型によれ
ば、エジエクターピンが、保持ピンと独立に設け
られているので、ゴルフボールを離型する場合に
おいて、上記エジエクターピンを、ピン跡以外の
部分つまり、硬化が進み、樹脂(カバー材)の流
れによる歪みの少ない部分に突き当てて離型させ
ることができる。このため、ピン跡に対して過大
な応力が作用するのを防止することができる。 特に、エジエクターピンが、前記式(I)を満
足する位置に設けられている場合には、ゴルフボ
ールのより冷却の進んだ部分に当該エジエクター
ピンを突き当てることができる。 また、エジエクターピンが、各保持ピンの相互
間に対応させて設けられている場合には、ゴルフ
ボールのピン跡からより離反する部分に当該エジ
エクターピンを突き当てることができる。 <実施例> 以下実施例を示す添付図面によつて詳細に説明
する。 第1図は、この考案のゴルフボール用の成形型
を示す概略断面図である。上記成形型は、半球状
の成形部1a,2aを有する開閉可能な一対の半
割り型1,2のそれぞれに、複数本の保持ピン3
が挿通されているものであり、この保持ピン3に
て、型窩4内に装填されたゴルフボール用の心材
Cを型窩4の中心位置に浮揚状態に支承してい
る。 上記保持ピン3は、それぞれ型窩4の鉛直方向
中心線l2を挟んで対称的に配設されているととも
に、図示しない駆動手段にて、鉛直方向へ沿つて
進退自在に設けられている。 また、上記保持ピン3の周囲には、射出成形さ
れたゴルフボールを離型するエジエクターピン5
が設けられており、このエジエクターピン5は、
保持ピン3と型窩4のポール部Pとの離反間隔を
L1とすると、その離反間隔L1よりもさらにΔLだ
け離反する位置に配設されている(第4図参照)。
即ち、保持ピン3の軸線と型窩4の内面との交点
および型窩4の中心点Oを通る線l1と、型窩4の
鉛直方向中心線l2とのなす角度をθ1とし、エジエ
クターピン5の軸線と型窩4の内面との交点およ
び型窩4の中心点Oを通る線l3と、型窩4の鉛直
方向中心線l2とのなす角度をθ2とすると、 θ1<θ2 となるように設定されている。 さらに、上記エジエクターピン5は、各保持ピ
ン3の相互間に対応させて、つまり、型窩4のポ
ール部Pと保持ピン3とを結ぶ線の延長線上に位
置しないように設けられているとともに、図示し
ない駆動手段にて、鉛直方向へ沿つて進退自在に
構成されている。 そして、上記半割り型1,2の突合せ部には、
熱可塑性樹脂、合成ゴム等からなる溶融状態のカ
バー材Aを型窩4内に充填するための湯口6が設
けられている。 上記の構成の成形型であれば、第1図に示すご
とく保持ピン3にて心材Cを保持した状態で、上
記湯口6を通してカバー材Aを充填するととも
に、射出成形が完了する直前に、第2図に示すご
とく、保持ピン3を型窩4から所定ストローク退
出させて、上記保持ピン3の退出跡(ピン跡)に
カバー材Aを充填することにより、ゴルフボール
Gを成形することができる。 そして、所定時間冷却した後、半割り型1,2
を解放するとともに、エジエクターピン5を進出
させることにより(第3図参照)、ゴルフボール
Gを半割り型1,2から離型して回収することが
できる。この際、上記エジエクターピン5を、ピ
ン跡以外の部分つまり、硬化が進み、樹脂の流れ
による歪みの少ない部分に突き当てて、離型させ
ることができる。このため、ピン跡部位に対して
過大な応力が作用するのを防止することができ、
ゴルフボールGの表面に保持ピン3の痕跡が付い
たり、歪が生じたりするのを防止することができ
る。 特に、エジエクターピン5が、保持ピン3と型
窩4のポール部Pとの離反間隔L1よりもさらに
離反させて設けられており、ゴルフボールGのよ
り冷却の進んだ部分に当該エジエクターピン5を
突き当てることができるので、保持ピン3の痕跡
が着いたり、歪が生じたりするのをより確実に防
止することができる。即ち、上記ゴルフボールG
の冷却硬化は、ポール部Pに近付くほど遅くなる
ので、エジエクターピン5をポール部Pに近付け
て配設するほど、保持ピン3の痕跡が着いたり、
歪が生じたりするのを防止し難くなる。 しかも、エジエクターピン5が、各保持ピン3
の相互間に対応させて設けられおり、ゴルフボー
ルGのピン跡からより離反する部分に当該エジエ
クターピン5を突き当てることができるので、上
記作用効果が一層顕著となる。 なお、上記ゴルフボールGの成形に際しては、
デインプルパターンを同時に形成してもよい。 この考案のゴルフボール用の成形型は、上記実
施例に限定されるものでなく、例えば、保持ピン
3およびエジエクターピン5を、法線方向(放射
方向)に進退移動するように配設すること等、
種々の設計変更を施すことができる。 <試験例> 上記の構成の成形型を用いてゴルフボールを成
形した。ただし、保持ピンおよびエジエクターピ
ンとして、直径3.0mmのものを使用し、カバー材
として、アイオノマー樹脂(商品名サーリン
#1605)を使用した。この結果を試験例1〜5と
して表に示す。なお、従来の成形型を使用して成
形したものを比較例として合せて示す。 ただし、保持ピンおよびエジエクターピンとし
ては、ゴルフボールの成形と同時にその先端部に
てゴルフボールのデインプルを形成すべく、半割
り型の上記デインプルに対応する部分に設けられ
るデインプルタイプを使用した。さらに、耐久試
験方法としては、ゴルフボールに対して繰り返し
て衝撃を与え、該ボールが破壊するまでの衝撃回
数を指数(比較例1を100とする)で表示してい
る。
より詳しくは、心材の周囲を合成樹脂等のカバー
で被覆しているゴルフボールを射出成形するのに
好適に使用される成形型に関する。 <従来の技術> 従来より、上記ゴルフボールの射出成形方法と
して、型窩内に装填された心材を、型窩の中心位
置に浮揚状態に支承した状態で、溶融状態の熱可
塑性樹脂等からなるカバー材を、型窩内に充填す
る方法が採用されており、この射出成形において
使用される成形型として、例えば第5図に示すよ
うに、一対の半割り型10,11のそれぞれに、
鉛直方向へ進退自在な複数の保持ピン12を並列
に配設したものが提供されている。 上記の構成の成形型であれば、保持ピン12を
型窩13内に進出させた状態で、心材Cを型窩1
3の中心位置に保持することができ、この状態
で、パーテイングライン上に設けられた湯口14
を通してカバー材Aを充填し、ある程度カバー材
Aを充填した時点で、保持ピン12を型窩13か
ら所定ストローク退出させるとともに、保持ピン
12の退出跡にカバー材Aを充填することによ
り、ゴルフボールを成形することができる。そし
て、所定時間冷却して型開きすると同時に、再び
保持ピン12を進出させることにより、ゴルフボ
ールを半割り型から突き出して回収することがで
きる。 <考案が解決しようとする問題点> 上記の構成の成形型においては、外層カバーの
偏肉を防ぐために、保持ピン12の退出を射出成
形完了直前に行なわせているので、カバー材A
は、保持ピン12の退出跡(以下ピン跡という)
およびその周辺部に対して最後に充填されること
になる。したがつて、ピン跡およびその周辺部に
おいて、カバー材Aの硬化が最も遅くなるととも
に、カバー材Aの流れによる歪も大きくなること
から、当該ピン跡およびその周辺部における強度
が最も弱い部分となる。 ところが、上記従来の成形型によると、成形さ
れたゴルフボールを、保持ピン12によつて離型
させているので、この離型時にゴルフボールの最
も弱い部分に対して応力が集中的に負荷されるこ
とになる。このため、ゴルフボールの外表面に、
保持ピンの突き当て傷が生じて外観が悪くなると
ともに、ピン跡の歪が増長されて当該ピン後部分
からひび割れを生じ易く、耐久性が低下すること
になる。 したがつて、従来の射出成形においては、上記
問題点に対処すべく、冷却時間を長くとつたり、
ピンに対応する部分をゴルフボールの外表面から
突出させて、これを後工程で切削したり(例えば
特開昭59−86169号公報参照)、ピン跡を冷却空気
で強制的に冷却させたり(例えば特公昭60−
26691号公報参照)しているが、何れも根本的な
解決策になり得ず、生産性が低下するという問題
があつた。 <考案の目的> この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、外観が良好で、耐久性に優れるゴルフボー
ルを、能率よく成形することができるゴルフボー
ル用の成形型を提供することを目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するためのこの考案のゴルフボ
ール用の成形型としては、保持ピンから所定間隔
離れた位置に、射出成形されたゴルフボールを離
型するエジエクターピンが設けられている。 ただし、上記エジエクターピンについては、下
式(I)を満足する位置に設けられているのが好
ましい。 θ1<θ2 …(I) (θ1は、保持ピンの軸線と型窩の内面との交点
および型窩の中心点を通る線l1と、型窩の鉛直方
向中心線l2とのなす角度、θ2は、エジエクターピ
ンの軸線と型窩の内面との交点および型窩の中心
点を通る線l3と、型窩の鉛直方向中心線l2とのな
す角度) また、エジエクターピンは、各保持ピンの相互
間に対応させて設けられているのが好ましい。 <作用> 上記の構成のゴルフボール用の成形型によれ
ば、エジエクターピンが、保持ピンと独立に設け
られているので、ゴルフボールを離型する場合に
おいて、上記エジエクターピンを、ピン跡以外の
部分つまり、硬化が進み、樹脂(カバー材)の流
れによる歪みの少ない部分に突き当てて離型させ
ることができる。このため、ピン跡に対して過大
な応力が作用するのを防止することができる。 特に、エジエクターピンが、前記式(I)を満
足する位置に設けられている場合には、ゴルフボ
ールのより冷却の進んだ部分に当該エジエクター
ピンを突き当てることができる。 また、エジエクターピンが、各保持ピンの相互
間に対応させて設けられている場合には、ゴルフ
ボールのピン跡からより離反する部分に当該エジ
エクターピンを突き当てることができる。 <実施例> 以下実施例を示す添付図面によつて詳細に説明
する。 第1図は、この考案のゴルフボール用の成形型
を示す概略断面図である。上記成形型は、半球状
の成形部1a,2aを有する開閉可能な一対の半
割り型1,2のそれぞれに、複数本の保持ピン3
が挿通されているものであり、この保持ピン3に
て、型窩4内に装填されたゴルフボール用の心材
Cを型窩4の中心位置に浮揚状態に支承してい
る。 上記保持ピン3は、それぞれ型窩4の鉛直方向
中心線l2を挟んで対称的に配設されているととも
に、図示しない駆動手段にて、鉛直方向へ沿つて
進退自在に設けられている。 また、上記保持ピン3の周囲には、射出成形さ
れたゴルフボールを離型するエジエクターピン5
が設けられており、このエジエクターピン5は、
保持ピン3と型窩4のポール部Pとの離反間隔を
L1とすると、その離反間隔L1よりもさらにΔLだ
け離反する位置に配設されている(第4図参照)。
即ち、保持ピン3の軸線と型窩4の内面との交点
および型窩4の中心点Oを通る線l1と、型窩4の
鉛直方向中心線l2とのなす角度をθ1とし、エジエ
クターピン5の軸線と型窩4の内面との交点およ
び型窩4の中心点Oを通る線l3と、型窩4の鉛直
方向中心線l2とのなす角度をθ2とすると、 θ1<θ2 となるように設定されている。 さらに、上記エジエクターピン5は、各保持ピ
ン3の相互間に対応させて、つまり、型窩4のポ
ール部Pと保持ピン3とを結ぶ線の延長線上に位
置しないように設けられているとともに、図示し
ない駆動手段にて、鉛直方向へ沿つて進退自在に
構成されている。 そして、上記半割り型1,2の突合せ部には、
熱可塑性樹脂、合成ゴム等からなる溶融状態のカ
バー材Aを型窩4内に充填するための湯口6が設
けられている。 上記の構成の成形型であれば、第1図に示すご
とく保持ピン3にて心材Cを保持した状態で、上
記湯口6を通してカバー材Aを充填するととも
に、射出成形が完了する直前に、第2図に示すご
とく、保持ピン3を型窩4から所定ストローク退
出させて、上記保持ピン3の退出跡(ピン跡)に
カバー材Aを充填することにより、ゴルフボール
Gを成形することができる。 そして、所定時間冷却した後、半割り型1,2
を解放するとともに、エジエクターピン5を進出
させることにより(第3図参照)、ゴルフボール
Gを半割り型1,2から離型して回収することが
できる。この際、上記エジエクターピン5を、ピ
ン跡以外の部分つまり、硬化が進み、樹脂の流れ
による歪みの少ない部分に突き当てて、離型させ
ることができる。このため、ピン跡部位に対して
過大な応力が作用するのを防止することができ、
ゴルフボールGの表面に保持ピン3の痕跡が付い
たり、歪が生じたりするのを防止することができ
る。 特に、エジエクターピン5が、保持ピン3と型
窩4のポール部Pとの離反間隔L1よりもさらに
離反させて設けられており、ゴルフボールGのよ
り冷却の進んだ部分に当該エジエクターピン5を
突き当てることができるので、保持ピン3の痕跡
が着いたり、歪が生じたりするのをより確実に防
止することができる。即ち、上記ゴルフボールG
の冷却硬化は、ポール部Pに近付くほど遅くなる
ので、エジエクターピン5をポール部Pに近付け
て配設するほど、保持ピン3の痕跡が着いたり、
歪が生じたりするのを防止し難くなる。 しかも、エジエクターピン5が、各保持ピン3
の相互間に対応させて設けられおり、ゴルフボー
ルGのピン跡からより離反する部分に当該エジエ
クターピン5を突き当てることができるので、上
記作用効果が一層顕著となる。 なお、上記ゴルフボールGの成形に際しては、
デインプルパターンを同時に形成してもよい。 この考案のゴルフボール用の成形型は、上記実
施例に限定されるものでなく、例えば、保持ピン
3およびエジエクターピン5を、法線方向(放射
方向)に進退移動するように配設すること等、
種々の設計変更を施すことができる。 <試験例> 上記の構成の成形型を用いてゴルフボールを成
形した。ただし、保持ピンおよびエジエクターピ
ンとして、直径3.0mmのものを使用し、カバー材
として、アイオノマー樹脂(商品名サーリン
#1605)を使用した。この結果を試験例1〜5と
して表に示す。なお、従来の成形型を使用して成
形したものを比較例として合せて示す。 ただし、保持ピンおよびエジエクターピンとし
ては、ゴルフボールの成形と同時にその先端部に
てゴルフボールのデインプルを形成すべく、半割
り型の上記デインプルに対応する部分に設けられ
るデインプルタイプを使用した。さらに、耐久試
験方法としては、ゴルフボールに対して繰り返し
て衝撃を与え、該ボールが破壊するまでの衝撃回
数を指数(比較例1を100とする)で表示してい
る。
【表】
◎…極めて良好、○…良好、×…悪
い
表から明らかなように、試験例1〜3において
特に顕著な効果が認められた。 <考案の効果> 以上のように、この考案のゴルフボール用の成
形型によれば、エジエクターピンを、ゴルフボー
ルのうちの硬化が進み、樹脂の流れによる歪みの
少ないピン跡以外の部分に突き当てることによ
り、当該ゴルフボールを離型するので、ゴルフボ
ールのピン跡に対して過大な応力が作用するのを
防止することができ、ゴルフボールの表面に保持
ピンの痕跡が着いたり、歪が生じたりするのを防
止することができる。また、成形品の冷却時間を
余分にとる必要がないので、ゴルフボールを能率
よく製造することができる。 したがつて、外観が良好で、耐久性に優れるゴ
ルフボールを、コスト安価に製造することができ
るという特有の実用的効果を奏する。
い
表から明らかなように、試験例1〜3において
特に顕著な効果が認められた。 <考案の効果> 以上のように、この考案のゴルフボール用の成
形型によれば、エジエクターピンを、ゴルフボー
ルのうちの硬化が進み、樹脂の流れによる歪みの
少ないピン跡以外の部分に突き当てることによ
り、当該ゴルフボールを離型するので、ゴルフボ
ールのピン跡に対して過大な応力が作用するのを
防止することができ、ゴルフボールの表面に保持
ピンの痕跡が着いたり、歪が生じたりするのを防
止することができる。また、成形品の冷却時間を
余分にとる必要がないので、ゴルフボールを能率
よく製造することができる。 したがつて、外観が良好で、耐久性に優れるゴ
ルフボールを、コスト安価に製造することができ
るという特有の実用的効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例を示す概略断面
図、第2図は保持ピンを退出させた状態を示す概
略断面図、第3図は型開き状態を示す概略断面
図、第4図は平面図、第5図は従来例を示す概略
断面図。 1,2……半割り型、3……保持ピン、4……
型窩、5……エジエクターピン、C……心材、G
……ゴルフボール、P……ポール部。
図、第2図は保持ピンを退出させた状態を示す概
略断面図、第3図は型開き状態を示す概略断面
図、第4図は平面図、第5図は従来例を示す概略
断面図。 1,2……半割り型、3……保持ピン、4……
型窩、5……エジエクターピン、C……心材、G
……ゴルフボール、P……ポール部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 型窩内に進退自在な複数の保持ピンにより、
型窩内に装填された心材を型窩の中心位置に浮
揚状態に保持した状態で、カバー材を充填して
ゴルフボールを射出成形するゴルフボール用の
成形型において、上記保持ピンから所定間隔離
れた位置に、射出成形されたゴルフボールを離
型するエジエクータピンが設けられていること
を特徴とするゴルフボール用の成形型。 2 エジエクータピンが、下記式(I)を満足す
る位置に設けられている上記実用新案登録請求
の範囲第1項記載のゴルフボール用の成形型。 θ1<θ2 …(I) (ただし、θ1は、保持ピンの軸線と型窩の内面
との交点および型窩の中心点を通る線l1と、型窩
の鉛直方向中心線l2とのなす角度、θ2は、エジエ
クターピンの軸線と型窩の内面との交点および型
窩の中心点を通る線l3と、型窩の鉛直方向中心線
l2とのなす角度) 3 エジエクターピンが、各保持ピンの相互間に
対応させて設けられている上記実用新案登録請
求の範囲第1項記載のゴルフボール用の成形
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305787U JPH0444345Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305787U JPH0444345Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63170218U JPS63170218U (ja) | 1988-11-07 |
| JPH0444345Y2 true JPH0444345Y2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=30897927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6305787U Expired JPH0444345Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0444345Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-25 JP JP6305787U patent/JPH0444345Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63170218U (ja) | 1988-11-07 |
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