JPH0444764Y2 - - Google Patents

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JPH0444764Y2
JPH0444764Y2 JP2254488U JP2254488U JPH0444764Y2 JP H0444764 Y2 JPH0444764 Y2 JP H0444764Y2 JP 2254488 U JP2254488 U JP 2254488U JP 2254488 U JP2254488 U JP 2254488U JP H0444764 Y2 JPH0444764 Y2 JP H0444764Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 () 産業上の利用分野 本考案は、電柱等の支線保護のために使用する
支線ガードに関する。
() 従来の技術 2本の分岐支線を用いて電柱を地上に固定する
いわゆるY形支線(第6図参照)に用いられる支
線ガードは、例えば、実公昭54−23947号、実公
昭61−29897号あるいは実開昭55−82348号の各公
報に記載されている。しかしながら、これら各公
報に開示されるY形支線ガードはそのいづれもが
ほぼV字形状をなす分岐支線の挟角(θ)を一定
として設計されているか、あるいは挟角の幅の変
動に十分に追従できるものではなかつた。
() 考案が解決しようとする課題 したがつて、本願考案は上述の従来技術の問題
点を解消し、分岐支線の任意の挟角に対応するこ
とができる支線ガードを提供することを目的とす
る。
(2) 考案の構成 () 課題を解決するための手段 本願考案によれば、2本の分岐支線および支線
棒が連結されている分岐部を有する支線に用いら
れる支線ガードを一対のカバー本体から構成し、
これら各々のカバー本体を、分岐部を包囲するよ
うになされた略半円形状断面を有する分岐部収容
部と、この分岐部収容部の一端から延びて円筒形
状の支線棒保護管の一端部を連結するようになさ
れた略半円形状の支線棒保護管連結部と、前記分
岐部収容部の他端から延びて円筒形状の分岐支線
保護管を連結するようになされた分岐支線保護管
連結部と、この分岐支線保護管連結部の側部開口
を開閉する蓋体と、から構成し、更に、前記分岐
支線保護管連結部と前記分岐部収容部とをこれら
の間の相対的な屈曲を可能とする半円形状断面を
有する蛇腹状構造により連結するとともに、各々
のカバー本体を少なくとも前記分岐部収容部にお
いて互いに連結可能になしている。
() 作用 このように、本願考案においては、分岐部を包
囲する分岐部収容部とこの分岐部から延びる分岐
支線のための分岐支線保護管連結部とを蛇腹状構
造を介して連結しているために、分岐支線保護管
連結部の分岐部収容部に対する相対的な屈曲が許
容され、したがつて挟角が異なる分岐支線を有す
る支線に自由に対応することができる。
() 実施例 次に図面を参照して本願考案の実施例を説明す
る。
本願考案の実施例である支線ガード10が第1
図に示されており、一方この支線ガードを取り付
けるべき電柱等のY形支線1をその上部を省略し
た状態で第6図に示してある。
第6図を参照すると、支線1は地面に対して固
定された支線棒2と、この支線棒の上部の環状部
から挟角θをなして上方に延びその先端を電柱に
固定される2本の分岐支線3,4から成つてお
り、支線棒と2本の分岐支線が連結されている部
分がいわゆる分岐部5を構成している。
本願考案の支線ガードはこの分岐部に取り付け
られて、第2図に示すように、支線棒を保護する
ための支線棒保護管6および分岐支線を保護する
ための分岐支線保護管7,8を保持するのであ
る。
これら保護管は周知のようにその長手方向の全
長に延びる切割(開口部)を有しており、この切
割を介して支線あるいは支線棒が保護管の中に収
容される。
再び第1図を参照すると、本願考案の支線ガー
ド10は、一対のカバー本体12a,12bから
構成されている。各々のカバー本体は長手方向に
おいて異なつた直径を有する筒状体をほぼ半割り
にして得られる形状をなしており、したがつて第
1図に示すように両カバー本体を組み合わせた状
態では略円筒状の中空体となる。
各カバー本体12a,12bはそれぞれ、分岐
部5を収容するためのほぼ半円形状断面を有する
分岐部収容部14a,14bと、この分岐部収容
部から下方に延び支線棒保護管6を連結するため
のほぼ半円形状断面を有する支線棒保護管連結部
16a,16bと、分岐部収容部の上方にあつて
それぞれの分岐支線保護管7,8を連結するため
の分岐支線保護管連結部18a,18bと、を備
えている。
図示のように、分岐部収容部14a,14bと
分岐支線保護管連結部18a,18bとはそれぞ
れ半円形状の蛇腹状構造部20a,20bによつ
て連結されており、これによつて連結部18a,
18bが収容部14a,14bに対して屈曲すな
わち首振りを行うことができ、したがつて支線ガ
ードを支線の分岐部に取り付けたときに分岐支線
の挟角に合わせて方向を自由に定めることができ
るのである。第1図には連結部18aが屈曲した
状態を鎖線で示してある。
カバー本体12a,12bの連結はそれぞれの
カバー本体の周側部に延在するフランジ部22
a,22bに形成された突起24およびこの突起
を収容する開口の間の嵌合により行われる。
保護管6はカバー本体を組み合わせるときに連
結部16a,16bの間で凹凸係合あるいは他の
適宜な手段で着脱自在に固定されるようにするこ
ともできるが、あらかじめいずれか一方のカバー
本体の支線棒保護管連結部16a又は16bに溶
着しておくこともできる。
同様にして、保護管7,8も連結部18a,1
8bに着脱自在に固定するようになすか、あるい
はそれぞれの連結部にあらかじめ溶着しておくこ
ともできる。
第1図においては、カバー本体の各部の説明を
容易にするために、各部の符号に添字aまたはb
を示してカバー本体12a,12bを区別して説
明したが、これらカバー本体は全く同一の形状を
有している。
すなわち、本願考案の支線ガードの一対のカバ
ー本体12a,12bのいづれとしても使用する
ことのできるカバー本体12を示す第3図および
この第3図を紙面において右側から見た状態で示
す第4図を参照すると、このカバー本体は、上述
のように、分岐部収容部14と、支線棒保護管連
結部16と、分岐支線保護管連結部18と、収容
部14および連結部18を屈曲自在に連結する蛇
腹状構造部20とを備えている。
収容部14および連結部16により画成される
側部開口25の周囲に延在するフランジ部22に
は長手方向において整合される突起24およびこ
の突起を嵌合する寸法の開口26の対が複数個
(図示の例では3つ)形成されている。
また、蛇腹状構造部20および連結部18によ
り画成される側部開口27の周囲にもフランジ部
28が形成されるとともに、側部開口27を閉じ
るための板状の蓋体30がフランジ28に形成さ
れるヒンジ部32を介して連結部18に取り付け
られている。
フランジ部28および蓋体30に形成される突
起34およびこれを嵌合するように収容する開口
36が設けられており、これらの間の嵌合により
蓋体30を連結部18に固定して側部開口27を
閉じることができる。
次に第3図および第4図に示したカバー本体1
2を用いて、第1図に示す支線ガードを組み立て
る手順を説明する(ただし、保護管を固定して実
際に支線に取り付ける手段は後述する)。
第3,4図のカバー本体をその蓋体30を閉
じ、ヒンジ部32を紙面の手前側にして置くと第
1図のカバー本体12aが完成する(第5図)。
同様にして蓋体を閉じた状態の第3,4図のカバ
ー本体をそのヒンジ部を紙面の裏側にして上記カ
バー本体12aに向かい合わせて置くと第1図の
カバー本体12bが完成する。その後これら両カ
バー本体を互いに近付けて突起および開口の間の
嵌合により連結すると第1図の支線ガード10が
完成する。
上述のように、同一の形状のカバー本体を用い
て支線ガードを構成する場合には、フラ ンジ部
22に形成される突起24および開口26の対が
長手方向において整合されかつ、各対において一
方が突起であれば他方を必ず開口とすることが必
要であることは理解されよう。
また、本願考案の支線ガードは必ずしも同一形
状のカバー本体を用いる必要はなく、用途に応じ
て突起および開口の位置を任意に変更して用いる
ことができ、また蓋体のヒンジ止めとするほか、
別個の蓋体とすることもできる。
次に、本願考案の支線ガードをY形支線に取り
付ける手順を説明する。
まず、支線棒2の長さに合わせてカバー本体の
一方に溶着された支線棒保護管6を適当な長さに
切断し、その後保護管の長手方向全長に延びる切
割を介して支線棒を保護管6の中に収容する。次
いで同じく連結部18aに溶着された分岐支線保
護管7の長手方向全長に延びる切割を介して分岐
支線3をこの保護管7の中に収容しその後蓋体3
0を閉じる。これによつて一方のカバー本体12
aが分岐部5に固定される。残りのカバー本体1
2bも同様にして分岐部に取り付けた後、上述し
た突起24及び開口26を嵌合することにより両
方のカバー本体12a,12bを連結する。
このようにすると、カバー本体の蛇腹状構造部
20a,20bの作用により、分岐支線保護管連
結部18a,18bは支線の挟角θに従つて屈曲
して第2図に示した状態となる。
(3) 考案の効果 本願考案の支線ガードは上記構成を有するため
以下のごとき効果を奏功する: Y形支線の挟角に合わせ自由に取り付け角度
を変えることができ、従つて支線の挟角に合わ
せた支線ガードを準備する必要がない; カバー本体と保護管を溶着することにより、
連結部の強度が増し、取り付け作業が容易に行
える; 一対のカバー本体は同一形状のものを使用で
きるため、単一の形状のカバー本体を製作すれ
ばよく製造コストを低減することができるとと
もに、少なくとも2種類のカバー本体を準備し
ておく必要がなく、在庫管理等が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の支線ガードを組み立てた状
態で示す立面図、第2図は本願考案の支線ガード
をY形支線に取り付けた状態を示す図、第3図は
第1図の支線ガードを構成するカバー本体の立面
図、第4図は第3図のカバー本体を紙面の右側か
ら見た側面図、第5図は第3図および第4図に示
すカバー本体を第1図の組み立てた状態にする過
程を説明する図、および第6図はY形支線の概略
を示す図である。 主要符号の説明、1……Y形支線、2……支線
棒、3,4……分岐支線、6……支線棒保護管、
7,8……分岐支線保護管、10……支線ガー
ド、12a,12b,12……カバー本体、14
a,14b,14……分岐部収容部、16a,1
6b,16……支線棒保護管連結部、18a,1
8b,18……分岐支線保護管連結部、20a,
20b,20……蛇腹状構造、22,28……フ
ランジ部、24……突起、26……開口、30…
…蓋体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 2本の分岐支線および支線棒が連結されてい
    る分岐部を有する支線に用いられる支線ガード
    であつて、一対のカバー本体から成り、各々の
    カバー本体は分岐部を包囲するようになされた
    略半円形状断面を有する分岐部収容部と、この
    分岐部収容部の一端から延びて円筒形状の支線
    棒保護管の一端部を連結するようになされた略
    半円形状の支線棒保護管連結部と、前記分岐部
    収容部の他端から延びて円筒形状の分岐支線保
    護管を連結するようになされた分岐支線保護管
    連結部と、この分岐支線保護管連結部の側部開
    口を開閉する蓋体と、を備えており、前記分岐
    支線保護管連結部と前記分岐部収容部とはこれ
    らの間の相対的な屈曲を可能とする蛇腹状構造
    により連結されており、各々のカバー本体は少
    なくとも前記分岐部収容部において互いに連結
    可能になされていることを特徴とする支線ガー
    ド。 2 請求項1の支線ガードにおいて、前記一対の
    カバー本体は互いに同一形状であり、各々のカ
    バー本体には前記分岐部収容部および支線棒保
    護管連結部の側部開口の両側において長手方向
    に延びるフランジ部が設けられ、各々のカバー
    本体のフランジ部には開口及び突起が設けら
    れ、一方及び他方のカバー本体の各突起は夫々
    他方及び一方のカバー本体の開口に嵌合可能で
    あることを特徴とする支線ガード。 3 請求項1または2の支線ガードにおいて、前
    記分岐支線保護管はその長手方向全長に延在す
    る切割を有しており、この分岐支線保護管の一
    端部が前記それぞれの分岐支線保護管連結部に
    溶着されていることを特徴とする支線ガード。 4 請求項1、2または3の支線ガードにおい
    て、前記支線棒保護管はその長手方向全長に延
    在する切割を有しており、この支線棒保護管の
    一端部が前記一対のカバー本体のいずれかの支
    線棒保護管連結部に溶着されていることを特徴
    とする支線ガード。 5 請求項1、2、3、又は4の支線ガードにお
    いて、前記蓋体は前記分岐支線保護管連結部に
    ヒンジ止めされていることを特徴とする支線ガ
    ード。
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