JPH072889Y2 - 支索の保護具 - Google Patents
支索の保護具Info
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- JPH072889Y2 JPH072889Y2 JP1989080611U JP8061189U JPH072889Y2 JP H072889 Y2 JPH072889 Y2 JP H072889Y2 JP 1989080611 U JP1989080611 U JP 1989080611U JP 8061189 U JP8061189 U JP 8061189U JP H072889 Y2 JPH072889 Y2 JP H072889Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- divided
- strut
- cylinder
- rope
- Prior art date
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
本考案に係る支索の保護具は構築物、主として電柱を支
える支索に装着されて使用される保護に関するものであ
る。
える支索に装着されて使用される保護に関するものであ
る。
地上から電柱の上方近くにまで斜めに支索を張り渡して
道端に植立した電柱を支えるようにしてあるが、特に郊
外の道端に植立した電柱の支索には地上に生えている蔦
性の植物が上方にまで次第に巻きついてしまう。こうし
て蔦性植物が電柱の上部近傍にまで支索を伝って巻きつ
くと、この蔦性植物を伝って蛇や蜥蜴等が上り、電線に
触れてショートさせ、これが為に停電を引き起こす原因
になっていた。 こうした問題を防止するために支索の途中に碗形の蔦返
し具や筒状の支索保護具を取付けて蔦性植物が巻きつい
て上るのを阻止するようにしたものや、例えば実開昭52
−56436号公報に示すように、円筒とその内方に支持具
で支持された補助筒を設けたもの、更には円筒を半割に
しその内部に支索に連結具で連結する構造の蔦性植物が
巻きついて上るのを阻止するようにした実公昭47−3419
6号公報に示されたものが知られている。
道端に植立した電柱を支えるようにしてあるが、特に郊
外の道端に植立した電柱の支索には地上に生えている蔦
性の植物が上方にまで次第に巻きついてしまう。こうし
て蔦性植物が電柱の上部近傍にまで支索を伝って巻きつ
くと、この蔦性植物を伝って蛇や蜥蜴等が上り、電線に
触れてショートさせ、これが為に停電を引き起こす原因
になっていた。 こうした問題を防止するために支索の途中に碗形の蔦返
し具や筒状の支索保護具を取付けて蔦性植物が巻きつい
て上るのを阻止するようにしたものや、例えば実開昭52
−56436号公報に示すように、円筒とその内方に支持具
で支持された補助筒を設けたもの、更には円筒を半割に
しその内部に支索に連結具で連結する構造の蔦性植物が
巻きついて上るのを阻止するようにした実公昭47−3419
6号公報に示されたものが知られている。
上記碗形の蔦返し具では蔦性植物の支索への巻付きを一
時的に防止することは出来るものの、蔦性植物が成長す
ると、この碗形の蔦返し具は肉厚が薄いために蔦性植物
がこの蔦返し具を簡単に乗り越えてしまい、ついには蔦
返し具の上方の支索に巻付いて電柱の上部近傍にまで登
ってしまうと言う問題があった。 また、上記筒状の支索保護具の殆どが、厚さが薄く、幅
の短い合成樹脂板を円筒状に曲げにより形成され、この
円筒の両端に嵌着する円板状の蓋板を支索に固定するこ
とにより筒状の支索保護具を止め付けるようにしている
が、円板状の蓋板を支索にとめつける作業に加えて両蓋
板に亙って円筒を固定する面倒な作業をしなくてはなら
ず、手間が掛り作業能率が悪いと言う問題があった。 加えて、こうして支索に取付けられた筒状の支索保護具
も、その直径及び長さが不充分な為に支索保護具の下端
部に巻付いて登って来た蔦性植物が成長して支索保護具
の外周に巻付きながら更に攀じ登ってしまうと言う問題
もある。 更に、支索に取付けられた円筒状の支索保護具は四季の
温度差等、周囲の環境の変化により円筒部が簡単に変形
して円筒の継ぎ目部分が口を開き、この開口から蔦性植
物が円筒内部に入り込んだり、内部に入り込んでいる蔦
性植物がここから外部に出て更に上方に登り易く成って
しまうと言う問題もあった。 また、実開昭52−56436号公報に示すように、円筒とそ
の内方に支持具で支持された補助筒を設けたものでは、
円筒内に補助筒を支持具を介して固定する作業を必要と
するだけでなく、円筒の下端部が開放されていることか
らこの開放部分から蔦性植物が侵入するとともに、光も
入ることからこの円筒内で蔦性植物が成長し、上方の隙
間から蔦性植物が支索を登ってしまうという問題があっ
た。 加えて、実公昭47−34196号公報に示されているように
円筒を半割にし、支索に直交する状態で固定された支持
具の先端に部分円筒の側縁部同士を突き合わせた状態で
固定するようにしたものでは、部分円筒が1枚の板状に
形成されていることから、この部分円筒が太陽熱や雪の
低温等の熱歪みにより簡単に変形し易く、側縁部の接合
部分が口を開いた状態に成ってしまい遮光性が損なわれ
てしまい、円筒内で蔦性植物が成長して蔦性植物が支索
を登ってしまうという問題があった。 特にこれらの公報に示された構造のものでは、上下両端
が開放された状態であることから、蔦性植物は円筒の外
周を通ること無く内方の支索に直接まきついて登ってし
まうという問題がある。 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、支索に簡
単に取付けることが出来、蔦性植物の巻付きを確実に防
止することが出来るとともに、耐久性にすぐれた支索の
保護具を提供できるようにすることを目的とするもので
ある。
時的に防止することは出来るものの、蔦性植物が成長す
ると、この碗形の蔦返し具は肉厚が薄いために蔦性植物
がこの蔦返し具を簡単に乗り越えてしまい、ついには蔦
返し具の上方の支索に巻付いて電柱の上部近傍にまで登
ってしまうと言う問題があった。 また、上記筒状の支索保護具の殆どが、厚さが薄く、幅
の短い合成樹脂板を円筒状に曲げにより形成され、この
円筒の両端に嵌着する円板状の蓋板を支索に固定するこ
とにより筒状の支索保護具を止め付けるようにしている
が、円板状の蓋板を支索にとめつける作業に加えて両蓋
板に亙って円筒を固定する面倒な作業をしなくてはなら
ず、手間が掛り作業能率が悪いと言う問題があった。 加えて、こうして支索に取付けられた筒状の支索保護具
も、その直径及び長さが不充分な為に支索保護具の下端
部に巻付いて登って来た蔦性植物が成長して支索保護具
の外周に巻付きながら更に攀じ登ってしまうと言う問題
もある。 更に、支索に取付けられた円筒状の支索保護具は四季の
温度差等、周囲の環境の変化により円筒部が簡単に変形
して円筒の継ぎ目部分が口を開き、この開口から蔦性植
物が円筒内部に入り込んだり、内部に入り込んでいる蔦
性植物がここから外部に出て更に上方に登り易く成って
しまうと言う問題もあった。 また、実開昭52−56436号公報に示すように、円筒とそ
の内方に支持具で支持された補助筒を設けたものでは、
円筒内に補助筒を支持具を介して固定する作業を必要と
するだけでなく、円筒の下端部が開放されていることか
らこの開放部分から蔦性植物が侵入するとともに、光も
入ることからこの円筒内で蔦性植物が成長し、上方の隙
間から蔦性植物が支索を登ってしまうという問題があっ
た。 加えて、実公昭47−34196号公報に示されているように
円筒を半割にし、支索に直交する状態で固定された支持
具の先端に部分円筒の側縁部同士を突き合わせた状態で
固定するようにしたものでは、部分円筒が1枚の板状に
形成されていることから、この部分円筒が太陽熱や雪の
低温等の熱歪みにより簡単に変形し易く、側縁部の接合
部分が口を開いた状態に成ってしまい遮光性が損なわれ
てしまい、円筒内で蔦性植物が成長して蔦性植物が支索
を登ってしまうという問題があった。 特にこれらの公報に示された構造のものでは、上下両端
が開放された状態であることから、蔦性植物は円筒の外
周を通ること無く内方の支索に直接まきついて登ってし
まうという問題がある。 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、支索に簡
単に取付けることが出来、蔦性植物の巻付きを確実に防
止することが出来るとともに、耐久性にすぐれた支索の
保護具を提供できるようにすることを目的とするもので
ある。
上記目的を達成するために本考案に係る支索の保護具
は、地面から延びて構築物を支える支索の中途部に取付
けられる支索の保護具であって、遮光性を有する不透明
の合成樹脂で保護具本体を形成し、該保護具本体は中空
の二重壁構造で且つ長手方向に半割の円筒の分割体と
し、該分割体同士は一端部が薄肉のヒンジ部で連結され
た状態で一体に成形され、分割体の内面部分は支索を挟
持する構成とし、分割体の遊端部同士を連結手段で筒状
に固定した時に、円筒状の両端部が遮光状態に支索に当
接するように構成したことを特徴とするものである。
は、地面から延びて構築物を支える支索の中途部に取付
けられる支索の保護具であって、遮光性を有する不透明
の合成樹脂で保護具本体を形成し、該保護具本体は中空
の二重壁構造で且つ長手方向に半割の円筒の分割体と
し、該分割体同士は一端部が薄肉のヒンジ部で連結され
た状態で一体に成形され、分割体の内面部分は支索を挟
持する構成とし、分割体の遊端部同士を連結手段で筒状
に固定した時に、円筒状の両端部が遮光状態に支索に当
接するように構成したことを特徴とするものである。
本考案に係る支索の保護具では、分割体がその端部同士
が薄肉のヒンジ部で連結されているので、このヒンジ部
を回動中心として分割体の内面同士をあわせて円筒状に
し、所望の場所に搬送する。 こうして搬送された支索の保護具は、一旦分割体を開き
支索がその中央部を貫通する状態にし、分割体をヒンジ
部を回動中心として分割体の内面同士を合わせて連結手
段で連結し、再び円筒状に固定すると支索の保護具は支
索の中途部に連結される。 こうして支索の中途部に取付けられた支索の保護具は、
その下端近傍にまで支索に巻付きながら攀じ登って来た
蔦性植物が巻付こうと更に成長するが、筒の外径並びに
長さが蔦性植物が巻付け無い大きさであることから1周
するまでにその自重で滑り落ちてしまうので、蔦性植物
の巻付きが確実に防止されるのである。 また、本考案に係る支索の保護具では、各分割体を中空
に形成した状態で一体に形成されていることから、外壁
部分が周囲の熱等により歪もうとしてもこれを内壁部分
が確りと受け止めるので分割体の接合面部分が熱歪み等
で変形するのが防止される。
が薄肉のヒンジ部で連結されているので、このヒンジ部
を回動中心として分割体の内面同士をあわせて円筒状に
し、所望の場所に搬送する。 こうして搬送された支索の保護具は、一旦分割体を開き
支索がその中央部を貫通する状態にし、分割体をヒンジ
部を回動中心として分割体の内面同士を合わせて連結手
段で連結し、再び円筒状に固定すると支索の保護具は支
索の中途部に連結される。 こうして支索の中途部に取付けられた支索の保護具は、
その下端近傍にまで支索に巻付きながら攀じ登って来た
蔦性植物が巻付こうと更に成長するが、筒の外径並びに
長さが蔦性植物が巻付け無い大きさであることから1周
するまでにその自重で滑り落ちてしまうので、蔦性植物
の巻付きが確実に防止されるのである。 また、本考案に係る支索の保護具では、各分割体を中空
に形成した状態で一体に形成されていることから、外壁
部分が周囲の熱等により歪もうとしてもこれを内壁部分
が確りと受け止めるので分割体の接合面部分が熱歪み等
で変形するのが防止される。
以下本考案の支索の保護具の一実施例を図面に基づいて
説明する。 第1図は支索の保護具の分解斜視図を示し、符号1は支
索の保護具を全体的に示す。 この支索の保護具1は円筒を2つ割にした分割体2a・2b
をその1側面部分を薄肉で形成されたヒンジ部3で連結
して構成されており、各分割体2a・2bは、黒色で遮光性
を有するポリエチレン樹脂をブロー形成で第2図及び第
3図に示すように内外に夫々薄肉の筒壁4・5を形成し
た二重壁構造で薄肉の筒壁4・5間を中空Sに成形され
ている。 ここで、保護具1の直径φは約18cm以上で長さLは50cm
以上に形成されている。 各分割体2a・2bの上端部6及び下端部7の夫々中央部分
には後述する支索8が貫通する半円状の凹部9・10が形
成されており、この凹部9・10の中間部にはスポンジ製
の遮光シール11が嵌着される嵌合溝12が形成されてい
る。 このスポンジ製の遮光シール11にはその中央部分に支索
8外周面に外嵌する嵌着孔13が設けられている。 各分割体2a・2bの組み立てられた時に対面しあう上端部
6、下端部7、左右の側縁部14・15の各上面には遮光用
嵌合手段16と各分割体2a・2bを円筒状に組み立てられた
状態を固定する連結手段17が設けられている。 上記遮光用嵌合手段16は、一方の分割体2aの上端部6、
下端部7、左右の側縁部14・15の各上面の夫々の長手方
向に沿って直線状の嵌合用突起18を突出形成するととも
に他方の分割体2bの上端部6、下端部7、左右の側縁部
14・15の各上面に上記嵌合用突起18が嵌合する嵌合溝19
が凹設されて構成されている。 また、各分割体2a・2bの内方の筒壁4の上端部には支索
8に固定される取付け具20を内包する嵌合固定部21が形
成されており、この取付け具20は第3図に示すようにボ
ルト22で支索に固定される2つ割形の箱状の金具23で形
成されている。 そして、連結手段17は両端部に矢形が形成されたファス
ナー24と、このファスナー24の矢形部分が挿入固定され
る嵌合孔25とで形成されている。 上記支索8は比較的太めのワイヤを撚り合わせて形成さ
れたもので、第4図に示すように道端に植設された電柱
(構築物)26の上部と地中27に埋設されたペグ28との間
に亙って張り渡されている。 尚、図中符号30は各分割体2a・2bの内部中央に形成され
た支索8の支持部である。 上記のように電柱26と地中27に埋設されたペグ28との間
に張り渡された支索8に保護具1を装着する場合を説明
する。 先ず、保護具1を取りつけようとする支索8の位置に取
付け具23をボルト22で確りと固定する。 次ぎに、第1図に示すように分割体2a・2bを左右に開い
た状態にし、一方の分割体2aの嵌合孔25にファスナー24
を嵌着するとともに、分割体2aの上端部6及び下端部7
の嵌合溝12に遮光シール11を嵌着する。 然る後、分割体2a・2bをその上端部6及び下端部7に嵌
着された遮光シール12の嵌着孔13に亙って支索8が位置
し、且つ、分割体2aの上端部6の嵌合固定部21が取付け
具23に対面する用に位置させた後、他方の分割体2bをヒ
ンジ部3で折り返しその上面同士を当接させるとファス
ナー24が他方の分割体2bの嵌合孔25に嵌殺し状に嵌合し
て両分割体2a・2bが円筒状に組み立てられて保護具1が
形成され、保護具1の内部に形成されている嵌合固定部
21が支索8に固定された取付け具23を内包してズレ動く
ことなく固定されるのである。 こうして支索8に取付けられた保護具1では、その下端
近傍にまで支索8に巻付きながら攀じ登って来た蔦性植
物29が保護具1の筒状の外周面に巻付こうと更に成長す
るが、この蔦性植物19は一般的に約50cmまでは垂直で上
方に成長することが出来るが、これ以上若しくは少し斜
めに向くと約50cmに成長するまでにその自重で垂れ下が
ってしまう習性がある。 従って、保護具1の直径φを18cm以上にするとその周囲
は18×π≒56.548となり、蔦性植物29が単独で巻きつく
能力の限度を越えており、加えてその長さLが50cm以上
に形成されている保護具1には巻きつけず、保護具1か
ら上方の支索8に延びるのが防止されるのである。 因に、蔦性植物が単独で立ち上がれる能力から保護具1
の直径φを算出すると、50÷π≒15.915となり、16cm以
上の直径φでその効果を発生させることができるのであ
る。 尚、上記実施例では保護具1を電柱を支える支索8に装
着するようしてあるが、こうした電柱だけでなく、看板
等の構築物を支える支索にも実施することが出来るのは
勿論のこと、保護具1を形成する分割体の数は3つ以上
にすることができるのはいうまでもないことである。 また、上記実施例では各分割体2a・2bが内外の筒壁4・
5間を中空Sにしてあるが、この中空部分に発泡スチロ
ール等を充填することも出来るのである。 更に、上記実施例では各分割体2a・2bをヒンジ3で連結
し、ブロー成形で一体成形するようにしてあるが、夫々
独立して形成するようにしたり、分割体2a・2bの内外の
筒壁4・5を夫々別部品で成形した後、これらを組み立
てて分割体2a・2bを形成することが出来ることは言うま
でもないことである。 加えて、各分割体2a・2bを接合面を接着剤(連結手段)
で接合したり、接合面の周縁部分にテープ(連結手段)
を貼着するよにうすればファスナー24及び遮光用嵌合手
段14を省略することが出来る。 尚、上記実施例の遮光シール12に代えて接着剤やコーキ
ング剤等を充填して保護具1を直接支索8に固定するよ
うにすると取付け具23とこれを内包する嵌合固定部21を
省略することもできるのである。
説明する。 第1図は支索の保護具の分解斜視図を示し、符号1は支
索の保護具を全体的に示す。 この支索の保護具1は円筒を2つ割にした分割体2a・2b
をその1側面部分を薄肉で形成されたヒンジ部3で連結
して構成されており、各分割体2a・2bは、黒色で遮光性
を有するポリエチレン樹脂をブロー形成で第2図及び第
3図に示すように内外に夫々薄肉の筒壁4・5を形成し
た二重壁構造で薄肉の筒壁4・5間を中空Sに成形され
ている。 ここで、保護具1の直径φは約18cm以上で長さLは50cm
以上に形成されている。 各分割体2a・2bの上端部6及び下端部7の夫々中央部分
には後述する支索8が貫通する半円状の凹部9・10が形
成されており、この凹部9・10の中間部にはスポンジ製
の遮光シール11が嵌着される嵌合溝12が形成されてい
る。 このスポンジ製の遮光シール11にはその中央部分に支索
8外周面に外嵌する嵌着孔13が設けられている。 各分割体2a・2bの組み立てられた時に対面しあう上端部
6、下端部7、左右の側縁部14・15の各上面には遮光用
嵌合手段16と各分割体2a・2bを円筒状に組み立てられた
状態を固定する連結手段17が設けられている。 上記遮光用嵌合手段16は、一方の分割体2aの上端部6、
下端部7、左右の側縁部14・15の各上面の夫々の長手方
向に沿って直線状の嵌合用突起18を突出形成するととも
に他方の分割体2bの上端部6、下端部7、左右の側縁部
14・15の各上面に上記嵌合用突起18が嵌合する嵌合溝19
が凹設されて構成されている。 また、各分割体2a・2bの内方の筒壁4の上端部には支索
8に固定される取付け具20を内包する嵌合固定部21が形
成されており、この取付け具20は第3図に示すようにボ
ルト22で支索に固定される2つ割形の箱状の金具23で形
成されている。 そして、連結手段17は両端部に矢形が形成されたファス
ナー24と、このファスナー24の矢形部分が挿入固定され
る嵌合孔25とで形成されている。 上記支索8は比較的太めのワイヤを撚り合わせて形成さ
れたもので、第4図に示すように道端に植設された電柱
(構築物)26の上部と地中27に埋設されたペグ28との間
に亙って張り渡されている。 尚、図中符号30は各分割体2a・2bの内部中央に形成され
た支索8の支持部である。 上記のように電柱26と地中27に埋設されたペグ28との間
に張り渡された支索8に保護具1を装着する場合を説明
する。 先ず、保護具1を取りつけようとする支索8の位置に取
付け具23をボルト22で確りと固定する。 次ぎに、第1図に示すように分割体2a・2bを左右に開い
た状態にし、一方の分割体2aの嵌合孔25にファスナー24
を嵌着するとともに、分割体2aの上端部6及び下端部7
の嵌合溝12に遮光シール11を嵌着する。 然る後、分割体2a・2bをその上端部6及び下端部7に嵌
着された遮光シール12の嵌着孔13に亙って支索8が位置
し、且つ、分割体2aの上端部6の嵌合固定部21が取付け
具23に対面する用に位置させた後、他方の分割体2bをヒ
ンジ部3で折り返しその上面同士を当接させるとファス
ナー24が他方の分割体2bの嵌合孔25に嵌殺し状に嵌合し
て両分割体2a・2bが円筒状に組み立てられて保護具1が
形成され、保護具1の内部に形成されている嵌合固定部
21が支索8に固定された取付け具23を内包してズレ動く
ことなく固定されるのである。 こうして支索8に取付けられた保護具1では、その下端
近傍にまで支索8に巻付きながら攀じ登って来た蔦性植
物29が保護具1の筒状の外周面に巻付こうと更に成長す
るが、この蔦性植物19は一般的に約50cmまでは垂直で上
方に成長することが出来るが、これ以上若しくは少し斜
めに向くと約50cmに成長するまでにその自重で垂れ下が
ってしまう習性がある。 従って、保護具1の直径φを18cm以上にするとその周囲
は18×π≒56.548となり、蔦性植物29が単独で巻きつく
能力の限度を越えており、加えてその長さLが50cm以上
に形成されている保護具1には巻きつけず、保護具1か
ら上方の支索8に延びるのが防止されるのである。 因に、蔦性植物が単独で立ち上がれる能力から保護具1
の直径φを算出すると、50÷π≒15.915となり、16cm以
上の直径φでその効果を発生させることができるのであ
る。 尚、上記実施例では保護具1を電柱を支える支索8に装
着するようしてあるが、こうした電柱だけでなく、看板
等の構築物を支える支索にも実施することが出来るのは
勿論のこと、保護具1を形成する分割体の数は3つ以上
にすることができるのはいうまでもないことである。 また、上記実施例では各分割体2a・2bが内外の筒壁4・
5間を中空Sにしてあるが、この中空部分に発泡スチロ
ール等を充填することも出来るのである。 更に、上記実施例では各分割体2a・2bをヒンジ3で連結
し、ブロー成形で一体成形するようにしてあるが、夫々
独立して形成するようにしたり、分割体2a・2bの内外の
筒壁4・5を夫々別部品で成形した後、これらを組み立
てて分割体2a・2bを形成することが出来ることは言うま
でもないことである。 加えて、各分割体2a・2bを接合面を接着剤(連結手段)
で接合したり、接合面の周縁部分にテープ(連結手段)
を貼着するよにうすればファスナー24及び遮光用嵌合手
段14を省略することが出来る。 尚、上記実施例の遮光シール12に代えて接着剤やコーキ
ング剤等を充填して保護具1を直接支索8に固定するよ
うにすると取付け具23とこれを内包する嵌合固定部21を
省略することもできるのである。
本考案に係る支索の保護具は以上に説明したように、支
索の中途部に分割体を連結手段で円筒状に連結するだけ
で簡単にしかも手早く取付けることが出来るのでその作
業能率を大幅に向上させることが出来る。 加えて、各分割体はその内部を中空の二重壁を一体に形
成した構造となっており、各分割体は二重壁が互いに補
強しあうので、四季の温度変化等にも変形し難く、分割
体を合わせて形成された円筒状の支索の保護具は永年に
亙って変形を防止でき、従来のような接合部分の開きも
無く、蔦性植物の攀じ登りを永年に亙って確実に防止す
ることが出来る。 これにより、蛇等が支索に巻付いた蔦性植物を伝って登
るのを防止して、蛇等の電線への接触による停電事故を
確実になくすことが出来るという利点がある。 また、支索の保護具を形成する各分割体は中空の二重壁
に一体形成した構造となっており、この中空部分が断熱
作用をし、恰も魔法瓶のように周囲の熱が内方の筒壁に
伝わるのが防止され、内方の筒壁を確実に防止して保護
具の変形を防止してその耐久性を大幅に向上させること
ができると言う利点もある。 更に、本考案に係る支索の保護具は二重壁を一体に形成
した分割体の一端同士が薄肉のヒンジ部で連結された状
態で保護具本体が形成されており、分割体同士を連結す
る手間を省略してその作業能率を大幅に向上させること
ができるという利点もある。 加えて、遮光性を有する不透明の合成樹脂で保護具本体
を形成するようにしてあるので、上記の保護具が変形し
ないのと相俟って、分割体の接合部分が口を開いてここ
に蔦性植物が侵入してその接合部分を大きく開けたり、
此処で成育した蔦性植物が視線を更に攀じ登ったりする
ことを確実に無くすことができるという利点がある。
索の中途部に分割体を連結手段で円筒状に連結するだけ
で簡単にしかも手早く取付けることが出来るのでその作
業能率を大幅に向上させることが出来る。 加えて、各分割体はその内部を中空の二重壁を一体に形
成した構造となっており、各分割体は二重壁が互いに補
強しあうので、四季の温度変化等にも変形し難く、分割
体を合わせて形成された円筒状の支索の保護具は永年に
亙って変形を防止でき、従来のような接合部分の開きも
無く、蔦性植物の攀じ登りを永年に亙って確実に防止す
ることが出来る。 これにより、蛇等が支索に巻付いた蔦性植物を伝って登
るのを防止して、蛇等の電線への接触による停電事故を
確実になくすことが出来るという利点がある。 また、支索の保護具を形成する各分割体は中空の二重壁
に一体形成した構造となっており、この中空部分が断熱
作用をし、恰も魔法瓶のように周囲の熱が内方の筒壁に
伝わるのが防止され、内方の筒壁を確実に防止して保護
具の変形を防止してその耐久性を大幅に向上させること
ができると言う利点もある。 更に、本考案に係る支索の保護具は二重壁を一体に形成
した分割体の一端同士が薄肉のヒンジ部で連結された状
態で保護具本体が形成されており、分割体同士を連結す
る手間を省略してその作業能率を大幅に向上させること
ができるという利点もある。 加えて、遮光性を有する不透明の合成樹脂で保護具本体
を形成するようにしてあるので、上記の保護具が変形し
ないのと相俟って、分割体の接合部分が口を開いてここ
に蔦性植物が侵入してその接合部分を大きく開けたり、
此処で成育した蔦性植物が視線を更に攀じ登ったりする
ことを確実に無くすことができるという利点がある。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は保護具
の一部切欠き分解斜視図、第2図は保護具を組み立てた
状態の縦断正面図、第3図は保護具を組み立てた状態の
縦断側面図、第4図は使用状態の側面図である。 1……保護具、2a・2b……分割体、4……内側の筒壁、
5……外側の筒壁、8……支索、17……連結手段(24…
…ファスナー)、26……構築物(電柱)、S……中空部
分。
の一部切欠き分解斜視図、第2図は保護具を組み立てた
状態の縦断正面図、第3図は保護具を組み立てた状態の
縦断側面図、第4図は使用状態の側面図である。 1……保護具、2a・2b……分割体、4……内側の筒壁、
5……外側の筒壁、8……支索、17……連結手段(24…
…ファスナー)、26……構築物(電柱)、S……中空部
分。
Claims (1)
- 【請求項1】地面から延びて構築物を支える支索の中途
部に取付けられる支索の保護具であって、遮光性を有す
る不透明の合成樹脂で保護具本体を形成し、該保護具本
体は中空の二重壁構造で且つ長手方向に半割の円筒の分
割体とし、該分割体同士は一端部が薄肉のヒンジ部で連
結された状態で一体に成形され、分割体の内面部分は支
索を挟持する構成とし、分割体の遊端部同士を連結手段
で筒状に固定した時に、円筒状の両端部が遮光状態に支
索に当接するように構成したことを特徴とする支索の保
護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989080611U JPH072889Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 支索の保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989080611U JPH072889Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 支索の保護具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0320663U JPH0320663U (ja) | 1991-02-28 |
| JPH072889Y2 true JPH072889Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31625828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989080611U Expired - Lifetime JPH072889Y2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 支索の保護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072889Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006188916A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Marujun Heavy Industry Co Ltd | 油圧回転装置及び油圧回転装置を用いた地盤改良用作業機 |
| JP5718727B2 (ja) * | 2011-05-26 | 2015-05-13 | 名伸電機株式会社 | 支線ガード |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4734196U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-12-16 | ||
| JPS5256436U (ja) * | 1975-10-21 | 1977-04-23 | ||
| JPS5858507B2 (ja) * | 1979-09-21 | 1983-12-26 | ヨツギ株式会社 | 支線への葛の巻上り防止具 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1989080611U patent/JPH072889Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0320663U (ja) | 1991-02-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |