JPH0444776Y2 - - Google Patents

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JPH0444776Y2
JPH0444776Y2 JP1985053099U JP5309985U JPH0444776Y2 JP H0444776 Y2 JPH0444776 Y2 JP H0444776Y2 JP 1985053099 U JP1985053099 U JP 1985053099U JP 5309985 U JP5309985 U JP 5309985U JP H0444776 Y2 JPH0444776 Y2 JP H0444776Y2
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vertical rod
locking
fall prevention
connecting plate
protective box
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、多数の保護箱をマトリクス状に積層
された収納棚で保管する貸金庫整備等のオールロ
ツク装置の緩衝機構に関し、特に、施錠時の上下
動の緩衝機構に関する。
〔従来の技術〕
銀行等が顧客との個別な使用契約に基づいて貸
金庫を利用させるシステムは従来より各種存在す
るが、その設備の1種として、顧客に割当てた保
護箱(貸金庫ケース)をマトリクス状に積層され
た収納棚で保管し、利用の都度、自動もしくは手
動で取出すものがある。このような設備に使用さ
れる収納棚としては、例えば、第5図に示される
ような構造の棚が使用されて来た。即ち、保護箱
Aを支持する棚板Bが複数段積層して支柱Cに取
付けられ、保護箱Aの後端下側コーナ部には係止
用の切欠き凹部A′が形成されていて、棚板Bに
も前記凹部と対応する切欠き孔B′が穿設され、
その孔を通つて前記凹部に係合する係止鉤Dが後
部支柱Cに軸支されている。この係止鉤Dに係止
されることにより、保護箱Aは落下を常時防止さ
れていて、貸金庫が利用される場合は、この係止
鉤Dの係合を、ロツドE,レバーF,連動杆Gな
どを介して、係止解除作動手段Hにより解除すれ
ばよい。また、他の係止手段として、棚板に積層
された保護箱の後端面にそれぞれ係止片を設ける
と共に、ロツド(縦杆)における前記係止片と対
応する位置に係合金具を列設し、このロツドを上
下動させ、係止片に対し係合金具を係合・離脱す
るものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の如き収納棚の保護箱係止手段は、そのま
ま貸金庫設備のオールロツク装置として使用する
には複雑かつ専用の構造部分が多く、これらに対
応させるために収納棚や保護箱さえも含む大がか
りな改造が必要であり、しかも、係止鉤、ロツ
ド、レバーなど部材の種類が多くてコスト高にな
り、更に主要部分が収納棚の背部側にあつて組立
てや保守が容易でないうえに、収納棚の外部に付
設される構造なので余分なスペースを占有する無
駄があつた。また、作動パワーを要し、施解錠時
の衝撃が大きく、係止側へも、解除側へも、電磁
ソレノイド等で付勢し続けなければそれぞれの状
態を保持することができず、エネルギーを浪費す
ると共に、停電時のフエールセーフが難しく、オ
ールロツク作動の確実性に不安が残つた。
そこで、収納棚の前面に架設されるタイプの落
下防止金具を利用し、その1端を係止する係止部
を備えて上下動可能な縦杆とその作動機構とで構
成されるオールロツク装置が提案されたが、次の
ような問題点があつた。
イ 縦杆と作動機構の連動が円滑でないと、故障
が発生し易い。
ロ 各部材の製造誤差、組立誤差を如何に調整す
るかの工夫が肝要である。
ハ 縦杆が作動するときに、落下防止金具に必要
以上の荷重をかける。
本考案は、上記の問題点を解決し、調整が容易
で、連動が円滑で、故障のないオールロツク装置
の緩衝機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための具体的手段とし
て、本考案は、収納棚の前面に設けた保護箱の落
下を防止するための落下防止金具と、この落下防
止金具を施錠位置へ係止させる縦杆と、この縦杆
を連結板を介して上下動させる作動機構とを備え
るオールロツク装置において、前記作動機構は、
駆動軸に固着された押上げ部材と、縦杆に取付け
た当接部材と、縦杆および当接部材との間に介装
され、前記押上げ部材が前記当接部材を介して前
記縦杆を上下動させるとき縦杆へ与える衝撃を緩
和する弾性手段とから成ることを特徴とするオー
ルロツク装置の緩衝の支持機構を提案するもので
ある。
落下防止金具は、収納棚の前面に架設された棒
状体で、その1端を側柱等の長孔に揺動可能に遊
嵌され、バネ部材により上方へ付勢され、上方位
置で保護箱の脱落を阻止する。
縦杆は、作動機構により上下動し、前記落下防
止金具の揺動可能な1端を上方の保護箱脱落防止
位置で係止することにより鎖錠を行う。
当接部材の一例としてローラがあり、押上げ部
材の一例としては偏心カムがある。ローラの下方
に偏心カムを配置し、偏心カムをモータ等により
回転させると、その長径縁が上方を向いた時に当
接したローラを押上げる。弾性手段の一例として
は、コイルスプリングがある。
〔作用〕
上記の装置は、落下防止金具の揺動可能な1端
を縦杆により上方の保護箱落下防止位置で係止し
てオールロツクするもので、作動機構は、縦杆の
下部に着設されている連結板に取付けられた当接
部材を押上げ部材により押上げるものである。そ
の連結板と当接部材との間に弾性手段を介在さ
せ、当接部材を押上げ部材側へ付勢しておくの
で、押上げ部材が連結板もしくは縦杆を直接押上
げるのと異なり、弾性手段の付勢に抗しながら当
接部材を押上げることになり、衝撃は小さくな
り、縦杆は落下防止金具に無理な荷重をかけな
い。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例と図面によつて詳細に説
明する。
第1図は、本考案を実施した貸金庫設備のオー
ルロツク装置の好適な一例を示す斜視図である。
第1図において、オールロツク装置は、保護箱A
を支持するため側柱Cに複数段積層して取付けら
れた保護箱受13,13′の前面に架設された落
下防止金具1と、前記側柱Cに上下動可能に付設
された縦杆2と、その縦杆2を上下動させる作動
機構3とから成つている。該作動機構3の緩衝機
構は後記するように当接部材32、弾性手段32
C、押上げ部材33により構成される。
落下防止金具1は、中間部で屈曲された棒状体
で、1方の端部を保護箱受13′の固定孔に遊嵌
され別な端部を他方の保護箱受の長孔11に上下
方向へ揺動可能に遊嵌され、かつ上方へバネ部材
12により付勢されている。その揺動可能な端部
1aが上方へ移動すると、落下防止金具1の中間
屈曲部1bないし前記端部1aの部分は保護箱A
の出入経路を阻止し、脱落を防止する。この保護
箱脱落防止位置へバネ付勢されているのが通常の
状態で、保護箱Aを出庫する際には、バネ付勢に
抗して、スタツカクレーン等に備えた押下げ手段
(図示せず)により落下防止金具1の経路阻止部
分1aないし1bを押下げればよい。
縦杆2は、上下方向へ長手な長孔21を各段の
落下防止金具1に対応させて備え、その長孔21
に落下防止金具1の揺動可能な端部1aを連通さ
せ、縦杆2が上方へ移動させられると、縦杆2
は、落下防止金具1の端部1aを前記保護箱受1
3の長孔21の上端に押しつけ、落下防止金具1
を前記保護箱脱落防止位置に係止する。そして、
係止手段であるプランジヤ36の作用により、こ
の係止状態をロツクする。従つて、縦杆2が上方
へ移動した状態では、貸金庫設備の保守点検時等
に人が中に入つてもオールロツク装置を解錠しな
ければ縦杆2を下方にさげることはできなく、保
護箱Aを取出すことはできず、即ち、施錠された
ことになり、その縦杆に連関する収納棚はオール
ロツクされることになる。
作動機構3は縦杆2を上下動させる機構で、第
2図は、本考案に使用される作動機構の一例を詳
細に示す斜視図である。第2図において、作動機
構は、縦杆2と一体に上下方向へ連動する連結板
31と、該連結板31に取付けられた当接部材で
あるローラ部32と、前記連結板31および前記
ローラ部32を介して縦杆2を施錠位置へ押し上
げる押上げ部材である偏心カム33と、該偏心カ
ム33を軸着させた駆動軸34と、該駆動軸34
を回転させるモータ35と、縦杆2が上方へ移動
した位置で連結板31の係止用切欠き31aに嵌
入するプランジヤ36と、プランジヤ36を切欠
き31aの方向へ付勢する付勢部材37と、該付
勢部材37の付勢に抗してプランジヤ36を切欠
き31aから引抜く係止解除手段38と、縦杆2
が下方へ下降しても前記ローラ部32と前記偏心
カム33との間に所望の間隙を保持させるように
縦杆2の下端に設けられた下端停止位置調整機構
39とからなつている。上記の機構で、モータ3
5が駆動軸34を回転させると、偏心カム33の
長径縁が上向きになり、前記ローラ部32に当接
し、連結板31を介して、縦杆2を施錠位置へ押
し上げる。その位置で、プランジヤ36が付勢部
材37に付勢されて連結板31の切欠き31aに
嵌入し、偏心カム33の長径縁が下方へ回動して
解放状態に復帰しても連結板31をそのまま上方
位置に係止し、縦杆2を施錠位置で保持する。第
5図に示された従来の保護箱係止手段では、係止
側でも解除側でも電磁ソレノイド等で付勢し続け
なければその状態を保持することができなかつた
が、本実施例の作動機構によれば、縦杆2が施錠
位置へ一旦押し上げられるとプランジヤ36に係
止されて施錠状態を保持されるので、エネルギー
を消費し続ける心配はない。そして、その係止は
係止解除手段38によりプランジヤ36が引抜か
れると解除され、縦杆2が下降して、オールロツ
ク装置が解除されることになる。係止解除手段3
8は、電磁ソレノイドおよび手動レバーの両方を
備えていて、停電時にはキーによる手動解錠が可
能であり、手動解錠後でもキーによる錠前を施錠
状態にしておけば電源復帰後は通常の状態で処理
操作することができる。
一方で、縦杆2の下端には停止位置調整部材2
2が取付けられ、側柱部の土台にはその停止位置
調整部材22を受けとめる弾性材のストツパ23
が設けられて、解錠時に縦杆2が落下しても衝撃
が緩和されるようになつている。この停止位置調
整部材22は、縦杆2に対する取付位置が上下に
調整可能であつて、縦杆2が下降しても、当接部
材であるローラ部32と押し上げ部材である偏心
カム33との間に所望の間隙を保持させることが
できる。
第3図は、プランジヤを箱体に内蔵した一例を
示す作動機構の側面図で、係止解除機構の外箱体
38a内に、プランジヤ36も、付勢部材37
も、係止解除手段であるソレノイド38bも収容
されている。連結板31は外箱体38aに設けら
れた溝状窓から遊挿されて上下動し、プランジヤ
36は付勢部材37に付勢されて、外箱体38a
内で連結板31の切欠き31aに嵌入する、ソレ
ノイド38bに通電されると、プランジヤ36は
吸引されて前記切欠き31aから引抜かれるが、
停電時には、キー孔38cへキーを挿入し、アー
ム38dを回動させ、プランジヤ36に連結され
た座金38eを押圧することによつても解錠でき
る。
第4図は、これらの作動機構における本考案の
緩衝機構の一例を示す正面図である。第4図にお
いて、ローラ部32は連結板31に直接取付けら
れるのではなく、連結板31に固定されたコの字
断面の台座32aを上下方向に挿通する芯棒32
bに取付けられている。芯棒32bは台座32a
に対して上下動可能であり、かつ弾性手段である
コイルスプリング32cにより下方へ付勢され、
芯棒座金32dが台座32aに係止された状態
で、ローラ部32と偏心カム33との当接を待機
しているので、駆動軸34が回転し、偏心カム3
3の長径縁33aが上方へ向いてローラ部32を
押し上げようとすると、まずコイルスプリング3
2cの付勢に抗することになり、前記芯棒32b
を押し上げたのち、抗力と重力との均衡に対応し
つつ連結板31および縦杆2を押し上げることに
なる。従つて、当接部材であるローラ部32が押
し上げの当初に受ける衝撃は弾性手段であるコイ
ルスプリング32cに吸収され、縦杆2や前記落
下防止金具には伝わらない。即ち、緩衝機構とし
ての機能を有する。
〔考案の効果〕
以上、説明したとおり、本考案によれば、下記
の効果を有し、調整が容易で、連動が円滑で、故
障のないオールロツク装置の緩衝機構を提供する
ことができる。
イ 縦杆および当接部材との間に介装された弾性
手段により、押上げ部材が、当接部材を介して
縦杆を上下動させるとき縦杆へ与える衝撃を緩
和するので、縦杆と作動機構の連動を円滑化
し、故障のない機構とする。
ロ ローラ部の弾性手段が数十段の棚でマトリツ
クス状に構成される収納棚の中での製作、組立
調整誤差を吸収すると共に、押し上げ動作を円
滑にする。
ハ 弾性手段の工夫により縦杆が落下防止金具に
必要以上の荷重をかけず、故障がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の斜視図、第2図は
本考案の作動機構の斜視図、第3図および第4図
は本考案の作動機構の側面図および正面図、第5
図は従来の保護箱係止手段の説明図である。 1……落下防止金具、1a……揺動可能な端
部、11……長孔、12……バネ部材、13……
保護箱受、2……縦杆、21……係止部、3……
作動機構、31……連結板、32……当接部材
(ローラ部)、32a……台座、32b……芯棒、
32c……弾性手段(コイルスプリング)、33
……押し上げ部材(偏心カム)、34……駆動軸、
35……モータ、36……プランジヤ、37……
付勢部材、38……係止解除手段、A……保護
箱、C……側柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納棚の前面に設けた保護箱の落下を防止する
    ための落下防止金具と、この落下防止金具を施錠
    位置へ係止させる縦杆と、この縦杆を連結板を介
    して上下動させる作動機構とを備えるオールロツ
    ク装置において、前記作動機構は、駆動軸に固着
    された押上げ部材と、縦杆に取付けた当接部材
    と、縦杆および当接部材との間に介装され、前記
    押上げ部材が前記当接部材を介して前記縦杆を上
    下動させるとき縦杆へ与える衝撃を緩和する弾性
    手段とから成ることを特徴とするオールロツク装
    置の緩衝機構。
JP1985053099U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH0444776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985053099U JPH0444776Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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JP1985053099U JPH0444776Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

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