JPH0444806Y2 - - Google Patents

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JPH0444806Y2
JPH0444806Y2 JP13152886U JP13152886U JPH0444806Y2 JP H0444806 Y2 JPH0444806 Y2 JP H0444806Y2 JP 13152886 U JP13152886 U JP 13152886U JP 13152886 U JP13152886 U JP 13152886U JP H0444806 Y2 JPH0444806 Y2 JP H0444806Y2
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crank pin
connecting rod
large end
lubricating oil
bearing
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は内燃機関のコンロツド大端部の潤滑構
造に関する。
〈従来の技術〉 一般に、内燃機関のコンロツドの大端部は軸受
メタルを用い、かつ潤滑油を圧送することにより
潤滑しているが、軸受メタルに対する負荷は主に
コンロツドの軸線方向に加わり、それに直交する
方向の負荷は比較的小さい。
ところで、メタル軸受の性能を向上させるに
は、一方に於いて、軸受隙間を小さくして油膜形
成能力を高めるのが望ましく、他方に於いて、メ
タル軸受部に於けるオイル交換を良好に行いメタ
ル軸受部の温度を低く保つと良いが、軸受隙間が
小さければオイルの交換が行われ難くなり、また
軸受隙間が大きいとオイル保持能力が損われ、こ
れら2つの条件は互いに矛盾することとなる。
例えば、実開昭58−119618号公報に図示される
ように、コンロツド大端ベアリングとクランクピ
ンとの間に、円周方向溝を形成することによりオ
イル保持力の改善を企図したり、或いは、実開昭
60−12718号公報に図示されるように、コンロツ
ド大端部の側端面に溝を凹設し、これによりオイ
ルの排出性を向上せんとする技術も知られている
が、前記した2つの条件を両立させるためには必
ずしも充分とは言い難い。
そこで、クランクピンと軸受メタルとの間のク
リアランスを、荷重のかかる方向については小さ
く、その直角方向については大きくなるようにメ
タルの厚さを調節することにより潤滑効果を改善
する技術が知られている。また、クランクピンの
断面形状を僅かに長円形として上記と同様の作用
効果を得ることもできる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、軸受メタルの厚さを精度良く制
御することは困難であり、またクランクピンを長
円形断面をなすように切削することも厄介であ
り、製造上の問題が大きく、必ずしも所期の作用
効果を得ることは容易でない。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、容易かつ低コストに製作可能であつ
て、しかも好適な潤滑が可能なコンロツド大端部
の潤滑構造を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、クランク
ピンの外周の対角位置に形成された平坦面と、前
記平坦面に向けて開口するように前記クランクピ
ン内に設けられた潤滑油通路とを有することを特
徴とするコンロツド大端部の潤滑構造を提供する
ことにより達成される。
〈作用〉 このようにして、平坦面と軸受メタルとの空隙
に貯留された潤滑油が、エンジンの回転に伴いク
ランクピンの全周に亘つて供給されることから、
軸受クリアランスを小さくした場合でも潤滑油の
交換が好適に行われ、その潤滑効果を高めること
ができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図〜第3図は本考案が適用されたコンロツ
ドの大端部を示す。シリンダブロツク1と軸受キ
ヤツプ3とにより郭成される軸受孔に、軸受メタ
ル4を介してクランクシヤフト2のジヤーナル部
5がそれぞれ軸支されている。一対のジヤーナル
部5の間には、クランクピン6が偏心的に形成さ
れており、このクランクピン6には軸受メタル7
を介してコンロツド8の大端部9が回転自在に結
合されている。クランクピン6とジヤーナル5と
の間には、動的釣合をとるために、クランクウエ
ブ10がクランクピン6の偏心方向に相反する向
きに突出形成されている。
第2図及び第3図に良く示されているように、
コンロツド8の大端部9は、本体11にキヤツプ
12を組み合わせ、これら両部分の当接面の近傍
に於て横方向に膨出形成された肩部11a,12
a内にコンロツドボルト13を挿通締結して形成
してなるものである。これら両部分11,12の
当接面は、第3図に良く示されているように、ク
ランクシヤフト2の軸線方向に長い長方形をなし
ており、その外側の互いに対角方向に位置する隅
部の一方が符号14により示されるように切除さ
れていると共に、隅部の他方には両部分11,1
2の相対位置決めを行うためのノツクピン15が
嵌合されている。
第1図に示されたように、クランクシヤフト2
に対して斜め方向にドリル孔を穿設し、その開口
部をプラグ17により閉塞することにより、第1
の潤滑油通路16が形成されている。この通路1
6は、ジヤーナル部5に別途設けられた潤滑油通
路16aを介して、シリンダブロツク1或いは軸
受キヤツプ3から圧送される潤滑油の供給を受け
る。更に、クランクピン6には直径方向に第2の
潤滑油通路18が穿設され、第1の潤滑油通路1
6と連通している。
この第2の潤滑油通路18の開口端には、平坦
面19が、クランクシヤフト2の軸線方向に沿つ
てクランクピン6の外周面に削成され、クランク
ピン6の軸受メタル7に対する有効接触面の外部
或いはその近傍に達している。また、コンロツド
8の本体部分11の軸線方向端面20の中央には
それぞれ溝21が凹設されている。従つて、クラ
ンクピン6の軸線方向両端を郭成する肩面22と
大端部9の軸線方向端面20,20aとの間は、
略全周に亘つて摺接しているが、溝21の領域に
於てのみ或る空隙が設けられている。
次に本実施例の作動の要領について説明する。
シリンダブロツク1または軸受キヤツプ3から
クランクシヤフト内の潤滑油通路16a,16に
供給された潤滑油は、クランクピンの潤滑油通路
18の開口端から、クランクピン6の平坦面19
と軸受メタル7との間に郭成される空隙内に供給
される。エンジンの回転に伴いクランクピン6と
コンロツド8の大端部9即ち軸受メタル7との間
に相対回転運動が行われることから、軸受メタル
7の全周がこの平坦面19を通過することとな
り、軸受メタル7の全周に亘つて常時新鮮な潤滑
油が供給される。従つて、クランクピン6と軸受
メタル7との間の空隙を比較的小さく保つことが
可能となり、好適な潤滑が行われる。
更に、クランクピン6と軸受メタル7との間を
潤滑した潤滑油は、大端部9の端面の溝21から
排出されることとなるが、潤滑油が圧送されてい
ることにより噴流として排出され、大量の潤滑油
がピストンの内部に達し、ピストンの冷却性能を
向上させることができる。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、クランクピンに平
坦面を削成するのみでクランクピンの大端部の潤
滑を好適に行うことができ、その効果は極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づくコンロツドの大端部の
潤滑構造を示す部分断面図である。第2図は第1
図のコンロツドの大端部を一部破断して軸線方向
から見た正面図である。第3図は第2図の−
線について見たコンロツドの端面図である。 1……シリンダブロツク、2……クランクシヤ
フト、3……軸受キヤツプ、4……軸受メタル、
5……ジヤーナル部、6……クランクピン、7…
…軸受メタル、8……コンロツド、9……大端
部、10……クランクウエブ、11……本体、1
2……キヤツプ、11a,12a……肩部、13
……コンロツドボルト、14……部分、15……
ノツクピン、16,16a,18……潤滑油通
路、17……プラグ、19……平坦面、20,2
0a……軸線方向端面、21……溝、22……肩
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンロツド大端部の潤滑構造であつて、クラ
    ンクピンの外周の対角位置に形成された平坦面
    と、 前記平坦面に向けて開口するように前記クラ
    ンクピン内に設けられた潤滑油通路とを有する
    ことを特徴とするコンロツド大端部の潤滑構
    造。 (2) 前記平坦面が、少なくとも前記コンロツド大
    端部の前記クランクピンに対する有効接触面の
    軸線方向寸法の略全長に亘つて形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のコンロツド大端部の潤滑構造。
JP13152886U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0444806Y2 (ja)

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JP13152886U JPH0444806Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP13152886U JPH0444806Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JPS6338610U JPS6338610U (ja) 1988-03-12
JPH0444806Y2 true JPH0444806Y2 (ja) 1992-10-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2580938Y2 (ja) * 1992-03-31 1998-09-17 三菱自動車工業株式会社 クランク軸の潤滑構造
JP2542704Y2 (ja) * 1992-11-10 1997-07-30 本田技研工業株式会社 クランク軸
JP4748881B2 (ja) * 2001-06-04 2011-08-17 川崎重工業株式会社 エンジンのコンロッド及びその取付構造

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JPS6338610U (ja) 1988-03-12

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