JPH0444842Y2 - - Google Patents
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- JPH0444842Y2 JPH0444842Y2 JP1985123506U JP12350685U JPH0444842Y2 JP H0444842 Y2 JPH0444842 Y2 JP H0444842Y2 JP 1985123506 U JP1985123506 U JP 1985123506U JP 12350685 U JP12350685 U JP 12350685U JP H0444842 Y2 JPH0444842 Y2 JP H0444842Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pressure
- actuator
- valve
- reservoir
- Prior art date
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、特にデイーゼルエンジンの燃料供給
システムに設けられる燃料噴射弁に関するもので
ある。
システムに設けられる燃料噴射弁に関するもので
ある。
この種の燃料噴射弁は、高圧燃料を所定時期に
所定量だけ噴射するためにアクチユエータとして
圧電素子を用いて電気的に開閉制御され、燃料噴
射のための噴口を開閉するニードル弁を、圧電素
子に電圧を印加することにより直接閉弁させ、電
圧を開放して開弁させるよう構成されている。と
ころが燃料圧が高い場合、圧電素子はこの燃料圧
に打勝つてニードル弁を閉じるべく大きな付勢力
を発揮する必要があり、構造を大型化せざるを得
ない。また圧電素子の駆動回路に異常が発生して
電圧印加が不可能になると、ニードル弁が開放し
て燃料噴射の状態になり、エンジンにとつてフエ
イルセイフではない。
所定量だけ噴射するためにアクチユエータとして
圧電素子を用いて電気的に開閉制御され、燃料噴
射のための噴口を開閉するニードル弁を、圧電素
子に電圧を印加することにより直接閉弁させ、電
圧を開放して開弁させるよう構成されている。と
ころが燃料圧が高い場合、圧電素子はこの燃料圧
に打勝つてニードル弁を閉じるべく大きな付勢力
を発揮する必要があり、構造を大型化せざるを得
ない。また圧電素子の駆動回路に異常が発生して
電圧印加が不可能になると、ニードル弁が開放し
て燃料噴射の状態になり、エンジンにとつてフエ
イルセイフではない。
本考案は、構造が小型であり、かつ圧電素子に
電圧を印加できない状態になつても誤つて燃料噴
射をすることがない燃料噴射弁を得ることを目的
とする。
電圧を印加できない状態になつても誤つて燃料噴
射をすることがない燃料噴射弁を得ることを目的
とする。
なお圧電素子を利用した噴射弁として、特公昭
47−35245号公報には、非作動時ばねによりニー
ドル弁を閉じ、燃料噴射時、高圧燃料によりニー
ドル弁を開く構成が開示されている。
47−35245号公報には、非作動時ばねによりニー
ドル弁を閉じ、燃料噴射時、高圧燃料によりニー
ドル弁を開く構成が開示されている。
本考案による燃料噴射弁は、印加される電圧に
応じて伸縮する圧電素子を有するアクチユエータ
と、所定圧力の高圧燃料を保持するリザーバと常
時連通していることによつて上記リザーバから高
圧燃料を受け入れている燃料溜と、上記燃料溜に
連通することができる噴口と、上記噴口を開閉し
上記燃料溜の燃料を上記噴口から噴射させるため
に、上記燃料溜へ常時供給されている燃料の圧力
によつて開弁方向に付勢されているニードル弁
と、それとは反対に上記噴口を閉塞させるために
上記ニードル片を閉弁方向に付勢するスプリング
と、上記スプリングと共働して上記ニードル弁を
閉弁方向に付勢する圧力が作用する加圧室と、上
記アクチユエータの伸縮に応じて変位して低圧燃
料貯溜部と上記リザーバとを選択的に上記加圧室
に連通させる切換弁とを備えており、上記切換弁
は、ハウジングをその軸方向に貫通するボア内に
摺動可能に配置され、その上端面には上記アクチ
ユエータのポンプ室の圧力が導かれていると共
に、その下端面にはリターンスプリングが配置さ
れていて、上記アクチユエータに電圧が印加され
ない非通電時においては、上記リターンスプリン
グの押圧力により上記アクチユエータ側に変位し
て上記リザーバと上記加圧室とを連通させ、上記
加圧室の圧力を高めることにより上記ニードル弁
を閉弁させると共に、上記アクチユエータに電圧
が印加される通電時においては、上記ポンプ室の
圧力の上昇により上記リターンスプリングの押圧
力に抗して上記アクチユエータの反対側に変位し
て上記加圧室と上記低圧燃料貯溜部とを連通さ
せ、上記加圧室の圧力を低下させることにより上
記ニードル弁を開弁させるように構成されている
ことを特徴とする。
応じて伸縮する圧電素子を有するアクチユエータ
と、所定圧力の高圧燃料を保持するリザーバと常
時連通していることによつて上記リザーバから高
圧燃料を受け入れている燃料溜と、上記燃料溜に
連通することができる噴口と、上記噴口を開閉し
上記燃料溜の燃料を上記噴口から噴射させるため
に、上記燃料溜へ常時供給されている燃料の圧力
によつて開弁方向に付勢されているニードル弁
と、それとは反対に上記噴口を閉塞させるために
上記ニードル片を閉弁方向に付勢するスプリング
と、上記スプリングと共働して上記ニードル弁を
閉弁方向に付勢する圧力が作用する加圧室と、上
記アクチユエータの伸縮に応じて変位して低圧燃
料貯溜部と上記リザーバとを選択的に上記加圧室
に連通させる切換弁とを備えており、上記切換弁
は、ハウジングをその軸方向に貫通するボア内に
摺動可能に配置され、その上端面には上記アクチ
ユエータのポンプ室の圧力が導かれていると共
に、その下端面にはリターンスプリングが配置さ
れていて、上記アクチユエータに電圧が印加され
ない非通電時においては、上記リターンスプリン
グの押圧力により上記アクチユエータ側に変位し
て上記リザーバと上記加圧室とを連通させ、上記
加圧室の圧力を高めることにより上記ニードル弁
を閉弁させると共に、上記アクチユエータに電圧
が印加される通電時においては、上記ポンプ室の
圧力の上昇により上記リターンスプリングの押圧
力に抗して上記アクチユエータの反対側に変位し
て上記加圧室と上記低圧燃料貯溜部とを連通さ
せ、上記加圧室の圧力を低下させることにより上
記ニードル弁を開弁させるように構成されている
ことを特徴とする。
以下図示実施例により本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す。燃料タンク
10内に貯溜された燃料は、燃料フイード用低圧
ポンプ11、高圧ポンプ12、および燃料の圧力
変動を抑制するリザーバ13を介して燃料噴射弁
へ圧送され、後に詳述するようにニードル弁21
を押上げて噴口22から噴射される。ニードル弁
21はアクチユエータ23により制御されて、強
制的に閉弁され、あるいは開弁可能にされる。ア
クチユエータ23は駆動回路14が電極プラグ1
5を介して電圧を印加あるいは開放することによ
り制御される。マイクロコンピユータを備えた電
子制御部(ECU)16は、エンジン17から得
られる種々のデータに基いて駆動回路14を制御
する。なお、高圧ポンプ12はエンジン17によ
り駆動される。
10内に貯溜された燃料は、燃料フイード用低圧
ポンプ11、高圧ポンプ12、および燃料の圧力
変動を抑制するリザーバ13を介して燃料噴射弁
へ圧送され、後に詳述するようにニードル弁21
を押上げて噴口22から噴射される。ニードル弁
21はアクチユエータ23により制御されて、強
制的に閉弁され、あるいは開弁可能にされる。ア
クチユエータ23は駆動回路14が電極プラグ1
5を介して電圧を印加あるいは開放することによ
り制御される。マイクロコンピユータを備えた電
子制御部(ECU)16は、エンジン17から得
られる種々のデータに基いて駆動回路14を制御
する。なお、高圧ポンプ12はエンジン17によ
り駆動される。
アクチユエータ23は、多数の圧電素子を積層
重合して成り、電圧を印加された時軸方向に伸長
し、電圧を開放された時収縮するようになつてい
る。アクチユエータ23は上部ボデイ24内に収
容される。アクチユエータの上端部はボデイ24
の上部内壁に固定され、下端部にはピストン25
が取付けられるとともにこのピストン25とボデ
イ24の内壁段部27との間に皿ばね26が介挿
される。ピストン25の下面とボデイ24の下部
内壁との間にはポンプ室28が形成される。しか
して、アクチユエータ23は、電圧を印加された
時、皿ばね26に抗してピストン25を下降さ
せ、ポンプ室28を圧縮してこの室内を加圧す
る。逆に、電圧を開放された時、アクチユエータ
23が収縮するので、ピストン25は皿ばね26
に付勢されて上昇し、ポンプ室28は膨張して減
圧される。なお、上部ボデイ24内には、低圧ポ
ンプ11を介して燃料が導かれ、アクチユエータ
23を冷却するようになつている。
重合して成り、電圧を印加された時軸方向に伸長
し、電圧を開放された時収縮するようになつてい
る。アクチユエータ23は上部ボデイ24内に収
容される。アクチユエータの上端部はボデイ24
の上部内壁に固定され、下端部にはピストン25
が取付けられるとともにこのピストン25とボデ
イ24の内壁段部27との間に皿ばね26が介挿
される。ピストン25の下面とボデイ24の下部
内壁との間にはポンプ室28が形成される。しか
して、アクチユエータ23は、電圧を印加された
時、皿ばね26に抗してピストン25を下降さ
せ、ポンプ室28を圧縮してこの室内を加圧す
る。逆に、電圧を開放された時、アクチユエータ
23が収縮するので、ピストン25は皿ばね26
に付勢されて上昇し、ポンプ室28は膨張して減
圧される。なお、上部ボデイ24内には、低圧ポ
ンプ11を介して燃料が導かれ、アクチユエータ
23を冷却するようになつている。
上部ボデイ24の下端に固定された下部ボデイ
31内には、ハウジング32、デイスク部材33
が収容され、ピン34を介して相互に一体的に連
結されたシリンダ部材35、デイスタンスピース
36およびノズルボデイ37は、デイスク部材3
3の下方に配置される。これらのハウジング3
2、デイスク部材33、シリンダ部材35、デイ
スタンスピース36およびノズルボデイ37は、
下部ボデイ31に螺着されるリテーニングナツト
38により相互に固定される。下部ボデイ31
は、高圧燃料をこのボデイ31内に導くための入
口ポート41と、余剰燃料をボデイ31の外へ排
出するための出口ポート42とを有し、入口ポー
ト41はリザーバ13に連結され、出口ポート4
2は燃料タンク10に連通する。
31内には、ハウジング32、デイスク部材33
が収容され、ピン34を介して相互に一体的に連
結されたシリンダ部材35、デイスタンスピース
36およびノズルボデイ37は、デイスク部材3
3の下方に配置される。これらのハウジング3
2、デイスク部材33、シリンダ部材35、デイ
スタンスピース36およびノズルボデイ37は、
下部ボデイ31に螺着されるリテーニングナツト
38により相互に固定される。下部ボデイ31
は、高圧燃料をこのボデイ31内に導くための入
口ポート41と、余剰燃料をボデイ31の外へ排
出するための出口ポート42とを有し、入口ポー
ト41はリザーバ13に連結され、出口ポート4
2は燃料タンク10に連通する。
ハウジング32は上部ボデイ24の下面に密着
して設けられ、ハウジング32軸心部を貫通して
形成されたボア43には切換弁44が摺動自在に
収容される。リターンスプリング45は、切換弁
44とデイスク部材33との間に設けられ、切換
弁44を常時上方へ付勢する。ボア43には第1
および第2環状溝46,47が形成され、第1環
状溝46は入口ポート41に連通し、第2環状溝
47は切換弁44内に穿設された通路48および
ボア43内を介して出口ポート42に連通する。
切換弁44は外周面の中央に小径部44aが形成
され、この小径部44aは、切換弁44が上方位
置にある時第1環状溝46に連通し、切換弁44
が下方位置にある時第2環状溝47に連通する。
して設けられ、ハウジング32軸心部を貫通して
形成されたボア43には切換弁44が摺動自在に
収容される。リターンスプリング45は、切換弁
44とデイスク部材33との間に設けられ、切換
弁44を常時上方へ付勢する。ボア43には第1
および第2環状溝46,47が形成され、第1環
状溝46は入口ポート41に連通し、第2環状溝
47は切換弁44内に穿設された通路48および
ボア43内を介して出口ポート42に連通する。
切換弁44は外周面の中央に小径部44aが形成
され、この小径部44aは、切換弁44が上方位
置にある時第1環状溝46に連通し、切換弁44
が下方位置にある時第2環状溝47に連通する。
上部ボデイ24の下端壁部に形成された孔51
には変位増巾ピストン52が摺動自在に支持され
る。この変位増巾ピストン52はポンプ室28よ
りも小さい断面積を有し、したがつてピストン2
5の変位よりも大きく変位する。変位増巾ピスト
ン52の下端部は切換弁44の上端面に常時当接
するようになつている。しかしてアクチユエータ
23を介してピストン25が下降しポンプ室28
が加圧されると、変位増巾ピストン52が下降し
て切換弁44をリターンスプリング45に抗して
押下し、逆にアクチユエータ23が収縮してピス
トン25が上昇しポンプ室28が減圧されると、
切換弁44はリターンスプリング45に付勢さ
れ、変位増巾ピストン52を押上げて上昇する。
には変位増巾ピストン52が摺動自在に支持され
る。この変位増巾ピストン52はポンプ室28よ
りも小さい断面積を有し、したがつてピストン2
5の変位よりも大きく変位する。変位増巾ピスト
ン52の下端部は切換弁44の上端面に常時当接
するようになつている。しかしてアクチユエータ
23を介してピストン25が下降しポンプ室28
が加圧されると、変位増巾ピストン52が下降し
て切換弁44をリターンスプリング45に抗して
押下し、逆にアクチユエータ23が収縮してピス
トン25が上昇しポンプ室28が減圧されると、
切換弁44はリターンスプリング45に付勢さ
れ、変位増巾ピストン52を押上げて上昇する。
デイスク部材33の中央に形成された孔内には
加圧ピストン61が摺動自在に収容され、この孔
と加圧ピストン61の上面とにより形成される加
圧室62は、ハウジング32に穿設された通路6
3を介してボア43内に連通する。この通路63
は第1および第2環状溝46,47の間において
ボア43内に開口する。しかして通路63は、切
換弁44が上方位置にある時切換弁44の小径部
44aを介して第1環状溝46に連通し、切換弁
44が下方位置にある時小径部44aを介して第
2環状溝47に連通する。
加圧ピストン61が摺動自在に収容され、この孔
と加圧ピストン61の上面とにより形成される加
圧室62は、ハウジング32に穿設された通路6
3を介してボア43内に連通する。この通路63
は第1および第2環状溝46,47の間において
ボア43内に開口する。しかして通路63は、切
換弁44が上方位置にある時切換弁44の小径部
44aを介して第1環状溝46に連通し、切換弁
44が下方位置にある時小径部44aを介して第
2環状溝47に連通する。
シリンダ部材35の軸心部に穿設された室64
内にはプツシユロツド65が収容され、このプツ
シユロツド65はスプリング66により常時下方
へ付勢される。プツシユロツド65の上端部は、
デイスク部材33の孔内に嵌入して加圧ピストン
61に当接し、一方下端部は、スプリング66に
付勢されてニードル弁21の上端部に当接する。
ニードル弁21はノズルボデイ37の孔67内に
摺動自在に支持され、その上端部はデイスタンス
ピース36の中央孔68を貫通してシリンダ部材
35の室64内に嵌入する。しかしてニードル弁
21はスプリング66の弾発力と加圧室62内の
圧力とにより常時下方へ付勢され、非作動時、下
端位置にあつて噴口22を閉塞する。
内にはプツシユロツド65が収容され、このプツ
シユロツド65はスプリング66により常時下方
へ付勢される。プツシユロツド65の上端部は、
デイスク部材33の孔内に嵌入して加圧ピストン
61に当接し、一方下端部は、スプリング66に
付勢されてニードル弁21の上端部に当接する。
ニードル弁21はノズルボデイ37の孔67内に
摺動自在に支持され、その上端部はデイスタンス
ピース36の中央孔68を貫通してシリンダ部材
35の室64内に嵌入する。しかしてニードル弁
21はスプリング66の弾発力と加圧室62内の
圧力とにより常時下方へ付勢され、非作動時、下
端位置にあつて噴口22を閉塞する。
ノズルニードル21の孔67の中央部には燃料
溜71が形成され、またニードル弁21の燃料溜
71より下方部分は小径に形成されて孔67との
間に〓間72が形成される。燃料通路73は、ハ
ウジング32、デイスク部材33、シリンダ部材
35、デイスタンスピース36およびノズルボデ
イ37を貫通して形成され、入口ポート41と燃
料溜71とを連通させ、燃料溜71に常時高圧燃
料を導く。
溜71が形成され、またニードル弁21の燃料溜
71より下方部分は小径に形成されて孔67との
間に〓間72が形成される。燃料通路73は、ハ
ウジング32、デイスク部材33、シリンダ部材
35、デイスタンスピース36およびノズルボデ
イ37を貫通して形成され、入口ポート41と燃
料溜71とを連通させ、燃料溜71に常時高圧燃
料を導く。
本実施例装置の次のように作動して燃料噴射を
行なう。
行なう。
アクチユエータ23は、駆動回路14により電
圧を印加されると伸長してピストン25を押下
げ、ポンプ室28の容積をS1×X1(S1はピストン
25の断面積、X1はピストン25の変位)だけ
減少させる。ポンプ室28内には燃料油が保持さ
れており、ポンプ室28の容積の減少分の油は孔
51内に流入して変位増巾ピストン52を押下げ
る。この時変位増巾ピストン52は、その断面積
をS2とするとS1/S2×X1だけ変位する。
圧を印加されると伸長してピストン25を押下
げ、ポンプ室28の容積をS1×X1(S1はピストン
25の断面積、X1はピストン25の変位)だけ
減少させる。ポンプ室28内には燃料油が保持さ
れており、ポンプ室28の容積の減少分の油は孔
51内に流入して変位増巾ピストン52を押下げ
る。この時変位増巾ピストン52は、その断面積
をS2とするとS1/S2×X1だけ変位する。
すなわち、切換弁44はスプリング45を圧縮
してS1/S2×X1だけ下方へ変位し、この結果第2図 に示すように切換弁44は、第1環状溝46を閉
塞するとともに第2環状溝47を通路63に連通
させる。しかして加圧室62は通路63、第2環
状溝47、および出口ポート42を介して燃料タ
ンク10に連通し、加圧室62内の圧力は低下す
る。ポンプ11,12により供給される高圧燃料
は、入口ポート41から燃料通路73を通つて燃
料溜71へ導かれ、ニードル弁21を上方へ付勢
しているが、加圧室62内の圧力の低下ととも
に、この圧力とスプリング66の弾発力に抗して
ニードル弁を上昇させる。すなわち、噴口22は
開放され高圧燃料は噴口22から吐出される。
してS1/S2×X1だけ下方へ変位し、この結果第2図 に示すように切換弁44は、第1環状溝46を閉
塞するとともに第2環状溝47を通路63に連通
させる。しかして加圧室62は通路63、第2環
状溝47、および出口ポート42を介して燃料タ
ンク10に連通し、加圧室62内の圧力は低下す
る。ポンプ11,12により供給される高圧燃料
は、入口ポート41から燃料通路73を通つて燃
料溜71へ導かれ、ニードル弁21を上方へ付勢
しているが、加圧室62内の圧力の低下ととも
に、この圧力とスプリング66の弾発力に抗して
ニードル弁を上昇させる。すなわち、噴口22は
開放され高圧燃料は噴口22から吐出される。
以上の燃料噴射動作において、変位増巾ピスト
ン52が切換弁44を押下する力は、アクチユエ
ータ23がピストン25を下方へ変位させる力の
S2/S1倍になり、変位増巾ピストン52の断面積
とポンプ室28の断面積の比だけ減少する。しか
し、本実施例においては、アクチユエータ23は
ニードル弁21を直接閉塞させるのではなく、変
位増巾ピストン52を介して切換弁44をリター
ンスプリング45に抗して変位させるだけでよい
ので、変位増巾ピストン52を強く押下する必要
はない。
ン52が切換弁44を押下する力は、アクチユエ
ータ23がピストン25を下方へ変位させる力の
S2/S1倍になり、変位増巾ピストン52の断面積
とポンプ室28の断面積の比だけ減少する。しか
し、本実施例においては、アクチユエータ23は
ニードル弁21を直接閉塞させるのではなく、変
位増巾ピストン52を介して切換弁44をリター
ンスプリング45に抗して変位させるだけでよい
ので、変位増巾ピストン52を強く押下する必要
はない。
上記とは逆にアクチユエータ23への電圧印加
を遮断すると、アクチユエータ23は収縮して元
の長さに戻り、ピストン25は皿ばね27に押さ
れて上昇し、ポンプ室28の容積を拡大する。し
たがつて変位増巾ピストン52および切換弁44
は、ポンプ室28に発生する負圧とリターンスプ
リング45の弾発力とにより上昇して元の位置に
復帰する。この結果、第1図に示すように、切換
弁44は第2環状溝47を閉塞するとともに第1
環状溝46と通路63を連通させる。入口ポート
41に供給される高圧燃料は、第1環状溝46お
よび通路63を通つて加圧室62へ導かれ、加圧
ピストン61は下方へ付勢される。この付勢力は
プツシユロツド65を介してニードル弁21へ伝
達され、ニードル弁21は加圧ピストン61によ
る付勢力をスプリング66の弾発力により噴口2
2を閉じて燃料噴射を終了する。
を遮断すると、アクチユエータ23は収縮して元
の長さに戻り、ピストン25は皿ばね27に押さ
れて上昇し、ポンプ室28の容積を拡大する。し
たがつて変位増巾ピストン52および切換弁44
は、ポンプ室28に発生する負圧とリターンスプ
リング45の弾発力とにより上昇して元の位置に
復帰する。この結果、第1図に示すように、切換
弁44は第2環状溝47を閉塞するとともに第1
環状溝46と通路63を連通させる。入口ポート
41に供給される高圧燃料は、第1環状溝46お
よび通路63を通つて加圧室62へ導かれ、加圧
ピストン61は下方へ付勢される。この付勢力は
プツシユロツド65を介してニードル弁21へ伝
達され、ニードル弁21は加圧ピストン61によ
る付勢力をスプリング66の弾発力により噴口2
2を閉じて燃料噴射を終了する。
なお切換弁44は、入口ポート41および出口
ポート42を選択的に通路63すなわち加圧室6
2に導くものであれば、他のいかなる構造のもの
であつてもよい。また、変位増巾ピストン52を
省略し、切換弁44をアクチユエータ23により
直接駆動するようにしてもよい。
ポート42を選択的に通路63すなわち加圧室6
2に導くものであれば、他のいかなる構造のもの
であつてもよい。また、変位増巾ピストン52を
省略し、切換弁44をアクチユエータ23により
直接駆動するようにしてもよい。
本考案においては、圧電素子を有するアクチユ
エータが直接にニードル弁を駆動するのではな
く、高圧ポンプから供給される燃料の高い圧力
を、応答性の高い圧電素子によつて制御して、開
弁及び閉弁のいずれの場合にもニードル弁を駆動
するために利用することができるようにしたの
で、圧電素子を直接ニードル弁の駆動に使用する
従来例に比して、アクチユエータが出力の小さい
小型のもので済み、また、開弁、閉弁のいずれか
一方をスプリングの力によつて行つている従来例
に比して、制御に対する応答性が開弁、閉弁の双
方共良くなり、それによつて燃料噴射弁の噴射時
期及び噴射量を正確に制御することが可能にな
る。また、アクチユエータへ電圧を印加しない時
には、ニードル弁を確実に閉弁させて決して燃料
を放出することがないという、フエイルセイフの
機能も得られる。
エータが直接にニードル弁を駆動するのではな
く、高圧ポンプから供給される燃料の高い圧力
を、応答性の高い圧電素子によつて制御して、開
弁及び閉弁のいずれの場合にもニードル弁を駆動
するために利用することができるようにしたの
で、圧電素子を直接ニードル弁の駆動に使用する
従来例に比して、アクチユエータが出力の小さい
小型のもので済み、また、開弁、閉弁のいずれか
一方をスプリングの力によつて行つている従来例
に比して、制御に対する応答性が開弁、閉弁の双
方共良くなり、それによつて燃料噴射弁の噴射時
期及び噴射量を正確に制御することが可能にな
る。また、アクチユエータへ電圧を印加しない時
には、ニードル弁を確実に閉弁させて決して燃料
を放出することがないという、フエイルセイフの
機能も得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は実施例の作動状態を示し、構造を簡略化して
示す断面図である。 10……燃料タンク(低圧燃料貯溜部)、12
……高圧ポンプ(圧力源)、21……ニードル弁、
22……噴口、23……アクチユエータ、44…
…切換弁、62……加圧室。
図は実施例の作動状態を示し、構造を簡略化して
示す断面図である。 10……燃料タンク(低圧燃料貯溜部)、12
……高圧ポンプ(圧力源)、21……ニードル弁、
22……噴口、23……アクチユエータ、44…
…切換弁、62……加圧室。
Claims (1)
- 印加される電圧に応じて伸縮する圧電素子を有
するアクチユエータと、所定圧力の高圧燃料を保
持するリザーバと常時連通していることによつて
上記リザーバから高圧燃料を受け入れている燃料
溜と、上記燃料溜に連通することができる噴口
と、上記噴口を開閉し上記燃料溜の燃料を上記噴
口から噴射させるために、上記燃料溜へ常時供給
されている燃料の圧力によつて開弁方向に付勢さ
れているニードル弁と、それとは反対に上記噴口
を閉塞させるために上記ニードル片を閉弁方向に
付勢するスプリングと、上記スプリングと共働し
て上記ニードル弁を閉弁方向に付勢する圧力が作
用する加圧室と、上記アクチユエータの伸縮に応
じて変位して低圧燃料貯溜部と上記リザーバとを
選択的に上記加圧室に連通させる切換弁とを備え
ており、上記切換弁は、ハウジングをその軸方向
に貫通するボア内に摺動可能に配置され、その上
端面には上記アクチユエータのポンプ室の圧力が
導かれていると共に、その下端面にはリターンス
プリングが配置されていて、上記アクチユエータ
に電圧が印加されない非通電時においては、上記
リターンスプリングの押圧力により上記アクチユ
エータ側に変位して上記リザーバと上記加圧室と
を連通させ、上記加圧室の圧力を高めることによ
り上記ニードル弁を閉弁させると共に、上記アク
チユエータに電圧が印加される通電時において
は、上記ポンプ室の圧力の上昇により上記リター
ンスプリングの押圧力に抗して上記アクチユエー
タの反対側に変位して上記加圧室と上記低圧燃料
貯溜部とを連通させ、上記加圧室の圧力を低下さ
せることにより上記ニードル弁を開弁させるよう
に構成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985123506U JPH0444842Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985123506U JPH0444842Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6231767U JPS6231767U (ja) | 1987-02-25 |
| JPH0444842Y2 true JPH0444842Y2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31014672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985123506U Expired JPH0444842Y2 (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0444842Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19949528A1 (de) * | 1999-10-14 | 2001-04-19 | Bosch Gmbh Robert | Doppelschaltendes Steuerventil für einen Injektor eines Kraftstoffeinspritzsystems für Brennkraftmaschinen mit hydraulischer Verstärkung des Aktors |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59231170A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-25 | Nippon Denso Co Ltd | 燃料噴射弁 |
| JPH0670413B2 (ja) * | 1985-02-28 | 1994-09-07 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 内燃機関の燃料噴射弁 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP1985123506U patent/JPH0444842Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6231767U (ja) | 1987-02-25 |
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