JPH0445182Y2 - - Google Patents

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JPH0445182Y2
JPH0445182Y2 JP1984122292U JP12229284U JPH0445182Y2 JP H0445182 Y2 JPH0445182 Y2 JP H0445182Y2 JP 1984122292 U JP1984122292 U JP 1984122292U JP 12229284 U JP12229284 U JP 12229284U JP H0445182 Y2 JPH0445182 Y2 JP H0445182Y2
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pair
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walls
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデジタル信号例えばPCM信号を記録
するのに使用して好適なテープカセツトに関す
る。
背景技術とその問題点 現在、音響信号等のアナログ信号をデジタル信
号例えばPCM信号に変換して磁気テープに記録
(又は再生)するPCM記録再生装置が提案されて
いる。このPCM記録再生装置として回転ヘツド
を使用して比較的高い記録密度が得られるように
したものがある。この回転ヘツドを使用した
PCM記録再生装置においては、記録又は再生時
に磁気テープがテープカセツトから引き出され回
転ヘツドが設けられた回転ドラムにローデイング
された状態で記録又は再生がなされる。
ところで、この磁気テープを装填するテープカ
セツトにおいては、磁気テープに指が触れて油脂
成分が付着したり、塵埃がついたりすると再生信
号にドロツプウアウトを生じるので、磁気テープ
に指が触れたり塵埃がつくことがないように磁気
テープをできるだけ密封する必要がある。又、記
録又は再生時にテープカセツトから磁気テープを
引き出すことができるようにガイド係を挿入する
ための空間が必要である。
この為、第1図及び第2図に示す如きテープカ
セツトが提案されている。即ち第1図及び第2図
において、1はカセツト匣体を示し、このカセツ
ト匣体1はねじ止めにより合体された一対の上ハ
ーフ2及び下ハーフ3より構成されている。2a
は上ハーフ2の上面部に設けられた透明な窓板で
ある。4a及び4bはカセツト匣体1内に収納さ
れ下ハーフ3の所定位置に設けられた一対のリー
ル軸挿入孔5a及び5bに回転できるように遊嵌
された一対のリールハブであり、この一対のリー
ルハブ4a,4bに磁気テープ6が巻回される。
7a及び7bは夫々前面部に面して左右の側壁部
寄りに設けられたテープガイド柱であり、磁気テ
ープ6がこのテープガイド柱7a及び7bに巻架
されることにより前面部の所定位置を走行できる
ようになされる。3aはテープガイド柱7a及び
7bに巻架された磁気テープ6の背面側の下ハー
フ3が所定幅に亘つて略長方形状に切り欠かれた
切欠部であり、記録又は再生時にこの切欠部3a
内に記録再生装置から磁気テープ引出し用のガイ
ド系が挿入される。
8は左右両側部に設けたアーム部8a及び8b
にてカセツト匣体1の前面部側に回動できるよう
に軸支された前面蓋であり、この前面蓋8により
カセツト匣体1の前面部が開閉される。
9は下ハーフ3の下面部及び左右の側壁部に対
向し前後方向に摺動するちようになされた略コ字
状のスライダである。又、9a及び9bは夫々ス
ライダ9が切欠部3aを開くように後方に摺動さ
れた状態においてリール軸挿入孔5a及び5bに
対応してスライダ9に穿設されたリール軸挿入対
応孔である。尚、10a及び10bは夫々テープ
ガイド柱7a及び7bに対応して下面部側に設け
られた位置決め穴である。
この様なテープカセツトは不使用時において第
1図に示す如くカセツト匣体1の前面部が前面蓋
8により閉じられると共にスライダ9が前方に摺
動され切欠部3a、リール軸挿入孔5a,5b及
び位置決め穴10a,10bがスライダ9により
閉じられ、磁気テープ6がカセツト匣体1内に密
封される。
又、使用時において第2図に示す如くスライダ
9が後方に摺動され切欠部3a、リール軸挿入孔
5a,5b及び位置決め穴10a,10bが開か
れると共に前面蓋8が上方向に回動され、カセツ
ト匣体1の前面部に磁気テープ6が露呈され、切
欠部3a、リール軸挿入孔5a,5b及び位置決
め穴10a,10b内に夫々ガイド系、リール軸
及び位置決めピンが挿入され、ガイド系により磁
気テープ6がカセツト匣体1の前面部から前方に
引き出され回転ドラムにローデイングされて所定
の記録又は再生が行われる。
ところで、この様なテープカセツトにおいては
磁気テープ6に弛みを生じ易く、磁気テープ6に
弛みを生じると第1図に示す如く前面蓋8がカセ
ツト匣体1の前面部を閉じた状態から第2図に示
す如く前面蓋8がカセツト匣体1の前面部を開く
ように上方に回動された状態になされるときには
磁気テープ6と前面蓋8の縁部とが接触して、磁
気テープ6を傷つけたり、引つ掛けて磁気テープ
6をカセツト匣体1内から引き出し、磁気テープ
6に大きな弛みを与えガイド系に対す磁気テープ
6の所定の位置関係が得られず、ガイド系により
磁気テープ6を引き出すことができなくなる虞れ
があつた。又、上述とは逆に前面蓋8が上方向に
回動された状態からカセツト匣体1の前面部を閉
じる状態になされるときには弛みを生じた磁気テ
ープ6が前面蓋8とカセツト匣体1との間に挟ま
れ、磁気テープ6に折れじわや傷がついてしまう
という不都合があつた。
そこで、カセツト匣体1内にブレーキ体を設
け、このブレーキ体によりリールハブ4a,4b
の回転を規制するようにした第3図乃至第8図に
示す如きものが提案されている。即ち、第3図に
おいて、2及び3は夫々上ハーフ及び下ハーフを
示し、これら上ハーフ2及び下ハーフ3を合成樹
脂例えばABS樹脂にて構成し、その所定位置に
前面蓋8、スライダ9及び後述するブレーキ体1
1を配設することによりテープカセツトを得る。
ここで、下ハーフ3について説明する。この下
ハーフ3をリール軸挿入孔5a,5bが設けられ
る略長方形状の平板部と、前面蓋8が配される前
面部を除く左右の側壁部及び背面壁部からなるフ
レーム部とより構成する。この場合、スライダ9
の摺動範囲以外の下ハーフ3の左右の側壁部及び
下面部をスライダ9の板厚分だけ厚くし、スライ
ダ9の摺動範囲に対応する下ハーフ3の左右の側
壁部及び下面部に対して段差を設けて、スライダ
9をこの下ハーフ3に配したときに下ハーフ3と
スライダ9との間に段差を生じないようになす。
左右の側壁部の前面部寄りを夫々前面蓋8のアー
ム部8a,8bの厚さ分だけ内側に段差を持たせ
て支持壁12を設け、この支持壁12に後述する
前面蓋8の回動軸を軸支する為の軸孔を形成する
と共に前面蓋8が上方向に回動されたときに前面
蓋8のアーム部8a,8bの背面部側下端部が支
持壁12を覆う位置即ち支持壁12の前面部側下
端寄りに長方形状の操作子挿通孔13を設ける。
又、切欠部3aの左右両側及び背面部側に夫々遮
蔽壁14a,14b,14cを設け、切欠部3a
とカセツト匣体1内とを遮蔽するようになす。
又、左右の側壁部の上端部に前後方向に平行な横
溝15を夫々設けると共にこの横溝15の下側に
スライダ9の摺動範囲に対応して方形状の摺動案
内溝16を設ける。この場合、横溝15及び摺動
案内溝16の深さを前面蓋8のアーム部8a,8
bの厚さよりも浅くする。
更に、17a及び17bは一対のリール軸挿入
孔5a,5bの周囲に環状に設けた鍔部である。
18はリール軸挿入孔5a及び5bの中間位置に
前後方向に平行に設けた長方形状のバネ収納部、
19はこのバネ収納部18の前面部側近傍に植立
したバネ係止柱であり、このバネ収納部18内に
後述するスライダ9付勢用の引張コイルバネが収
納され、この引張コイルバネの一端がバネ係止柱
19に係止される。
次に、上ハーフ2について第3図及び第4図を
参照しながら説明する。この上ハーフ2を下ハー
フ3と同様に窓板2aが配される略長方形状の平
板部と、前面蓋8が配される前面部を除く左右の
側壁部及び背面壁部からなるフレーム部とより構
成する。この場合、この上ハーフ2の外形寸法を
下ハーフ3にスライダ9が配されたときの外形寸
法に略等しくなし、組み立てたときにこの上ハー
フ2と下ハーフ3及びスライダ9との間に段差を
生じないようにする。20は下ハーフ3の支持壁
12に対応して左右の側壁部の前面部寄りを夫々
前面蓋8のアーム部8a,8bの厚さ分だけ内側
に段差を持たせて設けた支持壁であり、この支持
壁20と下ハーフ3側の支持壁12との突き合せ
部の形状を相補なものとなす。14dは下ハーフ
3の切欠部3aの後方の遮蔽壁14cに対応して
設けた遮蔽壁を示し、上ハーフ2と下ハーフ3と
が合体されたときにこの上ハーフ2側の遮蔽壁1
4dと下ハーフ3側の遮蔽壁14cとが突き合さ
り切欠部3aとカセツト匣体1内とが遮蔽され
る。21a,21b,21c及び21dは夫々下
ハーフ3の環状の鍔部17a,17bに対応して
設けた円弧状の鍔部を示し、この上ハーフ2側の
鍔部21a,21b及び21c,21dと下ハー
フ3側の鍔部17a及び17bとにより磁気テー
プ6を巻回したリールハブ4a及び4bが回転で
きるように遊嵌される。この場合、鍔部21a,
21b,21c,及び21dの高さを後述するブ
レーキ体11のこの上ハーフ2に沿う部分の厚さ
に略等しくなし、ブレーキ体11が鍔部21a,
21b,21c,21dよりも突き出さないよう
にしてリールハブ4a,4bに巻回される磁気テ
ープ6に悪影響を与えないようになす。22a及
び22bは夫々遮蔽壁14dの側端部斜め後方で
且つ左右の側壁部寄りに垂設した鉤状のブレーキ
体支持片を示し、このブレーキ体支持片22a,
22bにブレーキ体11の後述する摺動案内孔が
嵌合される。23は下ハーフ3のバネ係止柱19
に対応して設けたU字状の固定ボスであり、上ハ
ーフ2と下ハーフ3とを合体したときにこの固定
ボス23の開口部内にバネ係止柱19ガ位置し、
この固定ボス23の端部にてバネ係止柱19に係
止しされる後述する引張ハイルバネの一端が固定
される。尚、24は左右の側壁部の背面部寄りに
夫々設けたすべり止め用の凹凸部、25は左右の
側壁部の略中央部に夫々設けた略V字状の支持凹
部であり、テープカセツトを記録再生装置に装填
したときにこの支持凹部25が左右両方向からの
支持爪により咬持される。
更にここで、ブレーキ体11について説明す
る。このブレーキ体11を上ハーフ2の内面に沿
う摺動案内板11aと、この摺動案内板11aの
左右の両端部下方に垂設したL字状のアーム11
b及び11cとより構成する。この場合、摺動案
内板11aの背面部側にリールハブ4a及び4b
に夫々対応してブレーキ爪11d及び11eを
夫々設ける。尚、このブレーキ爪11d,11e
に対応してリールハブ4a,4bの上ハーフ2側
の外周部につめ車26a,26bを設ける。
又、摺動案内板11aの中央部にバネ支持柱1
1fが植立されたバネ受板11gと、このバネ受
板11gの両側に位置しこのバネ受板11gに対
して後述するバネのコイル部の高さ分だけ間隔を
持たせた一対のバネ押片11h及び11iとを設
け、上ハーフ2のブレーキ体支持片22a,22
bに対応して摺動案内板11aの左右両端寄りに
長方形状の摺動案内孔11j,11kを設けると
共にアーム11b及び11cの端部に操作子11
l及び11mを夫々設ける。この場合、バネ支持
柱11fにブレーキ体11付勢用のバネ27のコ
イル部27aを嵌合し、このバネ27の一腕部お
よび他腕部をバネ受板11g及び一対のバネ押片
11h,11i間に位置させ、このバネ27の一
腕部および他腕部が上ハーフ2の遮蔽壁14dを
押圧するようにして、このバネ27の偏倚力によ
りブレーキ爪11d,11eがリールハブ4a,
4bのつめ車26a,26bに引つ掛かりリール
ハブ4a,4bが回転できないようにロツクされ
る。又、ブレーキ体11がカセツト匣体1内に配
されたときに操作子11l,11mの端部が下ハ
ーフ3の操作子挿通孔13を介して支持壁12の
外側に所定量突出するようにして、前面蓋8が上
方向に回動されたときに、この突出した操作子1
1l,11mが前面蓋8のアーム部8a,8bの
端部により押圧され、ブレーキ体11がバネ27
の偏倚力に抗して前方に摺動され、ブレーキ爪1
1d,11eがリールハブ4a,4bのつめ車2
6a,26bから離れ、リールハブ4a,4bが
回転できるようになされる。
更にここで前面蓋8について説明する。この前
面蓋8をカセツト匣体1の前面部を閉じる為の板
部8cと、この板部8cの左右両端部に互いに対
向するように設けたアーム部8a及び8bとから
略コ字状に構成する。この場合、前面蓋8が前面
部を閉じる位置に回動されたときに、この前面蓋
8のアーム8a,8bが上ハーフ2の左右の支持
壁12を覆うようにし、前面蓋8がこの回動位置
にあるときスライダ9がアーム部8a,8bの下
方に位置できるようになす。又、このアーム部8
a,8bの内側の略中央位置に回動軸8dを設け
る。8e及び8fは夫々下ハーフ3の切欠部3a
の左右両側に対応して板部8cをコ字状に切り欠
いた切通し部である。
更にここで、スライダ9について説明する。こ
のスライダ9を下ハーフ3の下面部に沿う平板部
9cと、この平板部9cの左右両側に位置し下ハ
ーフ3の左右の側壁部に沿う側板部9d及び9e
とより前後方向から見て略コ字状に金属例えばス
テンレスにて構成する。9f及び9gは夫々側板
部9d及び9eの上端部を鉤形に折曲した折曲部
を示し、この折曲部9f,9gはスライダ9がカ
セツト匣体1に配されたときに横溝15内に位置
する。又、下ハーフ3の摺動案内溝16に対応し
て左右の側板部9d,9eの所定位置にカセツト
匣体1側に突出する絞り部28を設ける。この絞
り部28のカセツト匣体1側を摺動案内溝16と
の接触角が鈍角となるように滑らかな曲面状とな
し、この絞り部28の頂上部と摺動案内溝16の
底面部との接触によりスライダ9のカセツト匣体
1の左右方向における位置決めをするようにな
し、絞り部28の頂上部の上下側部と摺動案内溝
16の側面部との接触によりスライダ9のカセツ
ト匣体1の上下方向における位置決めをするよう
になす。
9hは下ハーフ3のバネ収納部18に対応した
設けたバネ係止片、29はスライダ9付勢用の引
張コイルバネであり、この引張コイルバネ29の
一端を下ハーフ3のバネ係止柱19に係止し、他
端をこのバネ係止片9hに係止することによりス
ライダ9が切欠部3aを閉じるように前方に付勢
される。9i及び9jは夫々前面蓋8の切通し部
8e及び8fに対応して平板部9cの前方端部に
垂設した当接片である。その他は第1図及び第2
図に示すテープカセツトと同様に構成する。
この様にしてなるテープカセツトの動作につい
て第5図乃至第8図を参照しながら説明する。
先ず、不使用時においては第5図及び第6図に
示す如く前面蓋8によりカセツト匣体1の前面部
が閉じられ、引張コイルバネ28により前方に付
勢されたスライダ9により切欠部3a,リール軸
挿入孔5a,5b及び位置決め穴10a,10b
が閉じられ、磁気テープ9がカセツト匣体1内に
密封される。このとき、ブレーキ体11がバネ2
7により後方、即ちリールハブ4a,4b側に付
勢され、ブレーキ爪11d,11eがリールハブ
4a,4bのつめ車26a,26bに係合し、リ
ールハブ4a,4bが回転できないようにロツク
される。又、スライダ9の側板部9d,9eが前
面蓋8のアーム部8a,8bの下方に位置し、ス
ライダ9の側板部9d,9eの上端面と前面蓋8
のアーム部8a,8bの下端面とが突き当たり、
前面蓋8が回動しようとしても回動できないよう
にロツクされ、不使用時に前面蓋9が不用意に回
動することがない。従つて、不使用時に前面蓋8
が不用意に回動してカセツト匣体1の前面部に磁
気テープ6が露呈して、磁気テープ6に指等が触
れることがないようにすることができる。
次に、使用時においては記録再生装置にテープ
カセツトが装填される。すなわち、記録再生装置
にテープカセツトを挿入するとき記録再生装置側
の固定爪が前面蓋8の切通し部8e,8fを介し
てスライダ9の当接片9i,9jに当接し、この
状態で更にテープカセツトが記録再生装置の所定
位置にまで挿入されることにより、固定爪により
スライダ9が固定された状態で引張コイルバネ2
9の偏倚力に抗してカセツト匣体1側が移動され
相対的にカセツト匣体1に対してスライダ9が後
方に摺動される。この様にしてスライダ9が後方
に摺動されることにより切欠部3a、位置決め穴
10a,10b及びリール軸挿入孔5a,5bが
開かれる。そして、この状態から記録再生装置の
蓋回動部材により前面蓋8が上方向に回動され第
7図及び第8図に示す如き状態となされる。この
場合、前面蓋8が上方向に回動されるとアーム部
8a,8bの下端部によりブレーキ体11の操作
子11l,11mが前方に押圧され、ブレーキ体
11がバネ27の偏倚力に抗して前方、即ち遮蔽
壁14c側に摺動される。このとき、ブレーキ体
11のブレーキ爪11d,11eとリールハブ4
a,4bのつめ車26a,26bとの係合が解除
され、リールハブ4a,4bが回動できるように
なされる。
この様な状態において位置決め穴10a,10
b及びリール軸挿入孔5a,5b内に夫々位置決
めピン及びリール軸が挿入されると共にカセツト
匣体1の前面部に磁気テープ6が露呈され、切欠
部3a内にガイド系が挿入され、このガイド系に
より磁気テープ6がローデイングされ、所定の記
録又は再生が行われる。
尚、上述の如く不使用時から使用時になされる
ときとは逆に使用時から不使用時になされるとき
には、上述とは逆の動作がなされる。
この様なテープカセツトに依れば前面蓋8の回
動に伴うブレーキ体11の摺動によりリールハブ
4a,4bの回転を規制でき、磁気テープ6に不
要な弛みを生じることなく、磁気テープ6に生じ
る弛みによる不都合を除去できる。又、ブレーキ
機構としてリールハブ4a,4bの回転を規制す
るブレーキ体11と、このブレーキ体11をリー
ルハブ4a,4b側に位置するバネ27とを別途
に設けるだけで構成できるので、部品点数が比較
的少なく組み立て工程数を少なくできる利益があ
る。
一方、この様なテープカセツトにおいては、組
み立て時に第9図に示す如くバネ支持柱11f上
にバネ27のコイル部27aを対応させた状態で
バネ27の一腕部および他腕部をつまんで一対の
バネ押片11h及び11i間を通過するように一
旦近づけて落とし込み、バネ27のコイル部27
aをバネ支持柱11fに嵌合させ、バネ受板11
g上にバネ27を位置させた後、バネ27の一腕
部および他腕部をフリーにしてバネ受板11gと
一対のバネ押片11h及び11iとの間に位置さ
せ、ブレーキ体11に対してバネ27をはずれる
ことがないように取り付けている。従つて、ブレ
ーキ体11とバネ27とを一体にして取り扱うこ
とができ、取り扱い易い。
他方、このブレーキ体11とバネ27との取付
においては、ブレーキ体11が摺動した際バネ2
7の一腕部および他腕部が弾性変形できるように
フリーとなされている。この為、ブレーキ体11
に対してバネ27を取取り付けたときに第10図
に示す如くブレーキ体11に対してバネ27がバ
ネ支持柱11fを中心にして矢印A方向に回動し
易く、ブレーキ体支持片22a,22bと摺動案
内孔11j,11kとを係合させて上ハーフ2に
対してブレーキ体11を取り付けるときにバネ2
7の一腕部および他腕部が遮蔽壁14dの端部と
接触して、取り付け難いという不都合があつた。
考案の目的 本考案は斯かる点に鑑み簡単な構成で組み立て
が容易にできるものを得るということを目的とす
る。
考案の概要 本考案はカセツト匣体内にテープを巻装するリ
ールハブと、このリールハブの回転を規制するブ
レーキ体と、このブレーキ体をリールハブ側に付
勢するバネとを設けたテープカセツトにおいて、
ブレーキ体の板部の所定位置にバネ支持柱及び一
対のバネ押壁を設けると共にこの一対のバネ押壁
の板部側に抜け防止爪を設け、バネ支持柱にバネ
のコイル部を嵌合すると共にバネの一端及び他端
を夫々バネ押壁及び板部間に位置させ、バネの一
端及び他端のバネ押壁及び板部間からの抜けを抜
け防止爪にて防止するようにしたものであり、斯
かる本考案テープカセツトに依れば簡単な構成で
組み立てが容易にできる利益がある。
実施例 以下、第11図乃至第14図を参照しながら本
考案テープカセツトの一実施例について説明しよ
う。この第11図乃至第14図において第1図乃
至第10図と対応する部分に同一符号を付してそ
の詳細な説明は省略する。
本例に於いては第11図及び第12図に示す如
くブレーキ体11の摺動案内板11aのブレーキ
爪11d及び11eの中間位置にバネ支持柱11
fを植立し、このバネ支持柱11fの両側近傍に
一対の略L字状の壁部30a及び30bを設け、
この壁部30a及び30bの屈曲部上端部に略円
形状のバネ押壁31a及び31bを設けると共に
このバネ押壁31a及び31bの摺動案内板11
aと対向する面側の先端部に断面略三角形状の抜
け防止爪32a及び32bを設ける。この場合、
壁部30a及び30bはその夫々の一側が摺動案
内板11aの長手方向においてバネ支持柱11f
の両側に位置し、その夫々の他側が上ハーフ2の
遮蔽壁14d方向に斜めに向くようになす。又、
バネ押壁31a及び31b間に第11図に二点鎖
線にて示す如く一腕部および他腕部をつまんだバ
ネ27が通過できる程の間隔を設けると共に、第
13図に示す如きバネ押壁31a及び31bと摺
動案内板11aとの間隔l及びhをバネ27のコ
イル部27aをバネ支持柱11fに嵌合したとき
のバネ27の一腕部および他腕部の高さに略等し
くなし、抜け防止爪32a,32bのバネ押壁3
1a,31bからの突出高さをバネ押壁31a,
31b及び摺動案内板11a間に位置するバネ2
7の一腕部および他腕部が容易に抜けることがな
い程度となす。
33a及び33bは夫々第14図に示す如く摺
動案内板11aのバネ押壁31a及び31bに対
向する部分に設けた略円形状の抜き孔である。そ
の他上ハーフ2、下ハーフ3、リールハブ4a,
4b、前面蓋8、スライダ9は上述第3図乃至第
10図に示すテープカセツトと同様に構成する。
斯かる構成に依れば組み立て時において第11
図に二点鎖線にて示す如くバネ支持柱11f上に
バネ27のコイル部27aを対応させた状態でバ
ネ27の一腕部および他腕部をつまんで一対のバ
ネ押壁31a及び31b間を通過するように一旦
近づけて落とし込み、バネ27のコイル部27a
をバネ支持柱11fに嵌合させて、摺動案内板1
1a上にバネ27を位置させた後、バネ27の一
腕部および他腕部をフリーにして摺動案内板11
aと一対のバネ押壁31a及び31bとの間に位
置させる。この場合、バネ27の一腕部および他
腕部が摺動案内板11aと一対のバネ押壁31a
及び31bとの間に所定位置に移動する際、バネ
押壁31a,31bを弾性変形させて抜け防止爪
32a,32bを乗り越える。この為、バネ27
の一腕部および他腕部は摺動案内板11aと一対
のバネ押壁31a,31bとの間の所定位置に位
置させられると、抜け防止爪32a,32bによ
りバネ27の一腕部および他腕部が抜け防止爪3
2a,32bを乗り越えて摺動案内板11aと一
対のバネ押壁31a,31bとの間から抜けない
ようになされる。この様な簡単な作業によりブレ
ーキ体11とバネ27とを一体にして取り扱うこ
とができ、非常に取り扱い易い。
又、第11図及び第12図に示す如くバネ27
が取り付けられたブレーキ体11を上ハーフ2に
取り付けられる場合、バネ27の一腕部および他
腕部の移動範囲が抜け防止爪32a,32bによ
り規制されることにより、バネ支持柱11fを中
心にして矢印A方向に回動するバネ27の位置が
所定範囲に規制され、バネ27の一腕部および他
腕部が遮蔽壁14dの端部に接触することがな
く、取り付け、即ち組み立てが容易にできる。
更に、ブレーキ体11を射出成形により成形す
る場合、摺動案内板11aのバネ押壁31a,3
1bに対向する位置に抜き孔33a,33bを設
けるようにしたので、単純な構成の金型にて得る
ことができる。
尚、斯かるテープカセツトの使用時の不使用時
における動作は上述した第3図乃至第10図に示
すテープカセツトと同様である。
以上述べた如く本例のテープカセツトに依れ
ば、カセツト匣体1内に磁気テープ6を巻装する
リールハブ4a,4aと、このリールハブ4a,
4aの回転を規制するブレーキ体11と、このブ
レーキ体11をリールハブ4a,4b側に付勢す
るバネ27とを設けたテープカセツトにおいて、
ブレーキ体11の板部としての摺動案内板11a
の所定位置にバネ支持柱11f及び一対のバネ押
壁31a及び31bを設けると共にこの一対のバ
ネ押壁31a及び31bの板部11a側に抜け防
止爪32a,32bを設け、バネ支持柱11fに
バネ27のコイル部27aを嵌合すると共にバネ
27の一腕部および他腕部を夫々バネ押壁31
a,31b及び板部11a間に位置させ、バネ2
7の一腕部および他腕部のバネ押壁31a,31
b及び板部11a間からの抜けを抜け防止爪32
a,32bにて防止するようにした為、簡単な組
み立てが容易にできる利益がある。
尚、本考案は上述実施例に限らず本考案の要旨
を逸脱することなくその他種々の構成を取り得る
ことは勿論である。
考案の効果 本考案テープカセツトに依れば、カセツト匣体
内にテープを巻装するリールハブと、このリール
ハブの回転を規制するブレーキ体と、このブレー
キ体をリールハブ側に付勢するバネとを設けたテ
ープカセツトにおいて、ブレーキ体の板部の所定
位置にバネ支持柱及び一対のバネ押壁を設けると
共にこの一対のバネ押壁の板部側に抜け防止爪を
設け、バネ支持柱にバネのコイル部を嵌合すると
共にバネの一端及び他端を夫々バネ押壁及び板部
間に位置させ、バネの一腕部および他腕部のバネ
押壁及び板部間からの抜けを抜け防止爪にて防止
するようにした為、簡単な構成で組み立てが容易
にできる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は回動可能な前面蓋と摺動可能なスライ
ダとを有するテープカセツトの例を示す斜視図、
第2図は第1図の前面蓋を上方向に回動すると共
にスライダを後方に摺動した状態を示す斜視図、
第3図はブレーキ体を有するテープカセツトの例
を示す分解斜視図、第4図は第3図の上ハーフの
内側を示す斜視図、第5図は第3図の不使用時の
状態を示す略線的平面図、第6図は第5図の説明
に供する略線図、第7図は第3図の使用時の状態
を示す略線的平面図、第8図は第7図の説明に供
する略線図、第9図及び第10図は夫々ブレーキ
体とバネとの説明に供する略線図、第11図は本
考案テープカセツトの要部の一実施例を示す平面
図、第12図は第11図の正面図、第13図及び
第14図は夫々ブレーキ体の説明に供する線図で
ある。 1はカセツト匣体、2及び3は夫々上ハーフ及
び下ハーフ、3aは切欠部、4a及び4bは夫々
リールハブ、6は磁気テープ、8は前面蓋、11
はブレーキ体、11aは摺動案内板、11d及び
11eは夫々ブレーキ爪、11fはバネ支持柱、
14dは遮蔽壁、26a及び26bは夫々つめ
車、27はバネ、27aはコイル部、31a及び
31bは夫々バネ押壁、32a及び32bは夫々
抜け防止爪である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カセツト筐体内にテープを巻装する一対のリー
    ルハブと、 該一対のリールハブの回転を規制する一対のブ
    レーキ爪が板部に一体的に配設される摺動可能な
    ブレーキ体と、 カセツト筐体内に設けられた当接部に当接し、
    上記ブレーキ体を上記リールハブ側に付勢する付
    勢用トグルバネとを設けたテープカセツトにおい
    て、 バネ支持柱と、該バネ支持柱の両側近傍に設け
    られた一対の壁部と、上記ブレーキ体の板部と対
    向する両側の先端に抜け防止爪を配し、上記一対
    の壁部の上端に設けられた弾性変形可能な一対の
    ばね押壁とを上記ブレーキ体の板部の上記一対の
    ブレーキ爪の中間位置に一体的に形成し、上記バ
    ネ支持柱に上記付勢用トグルバネのコイル部を嵌
    合すると共に、上記付勢用トグルバネの一腕部及
    び他腕部を上記一対のバネ押壁と上記板部との間
    に位置させ、上記付勢用トグルバネの一腕部及び
    他腕部の上記一対のバネ押壁と上記板部間からの
    抜けを、上記抜け防止爪にて防止するようにした
    ことを特徴とするテープカセツト。
JP12229284U 1984-08-09 1984-08-09 テ−プカセツト Granted JPS6137180U (ja)

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JPS6137180U JPS6137180U (ja) 1986-03-07
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