JPH0445973Y2 - - Google Patents

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JPH0445973Y2
JPH0445973Y2 JP1988169080U JP16908088U JPH0445973Y2 JP H0445973 Y2 JPH0445973 Y2 JP H0445973Y2 JP 1988169080 U JP1988169080 U JP 1988169080U JP 16908088 U JP16908088 U JP 16908088U JP H0445973 Y2 JPH0445973 Y2 JP H0445973Y2
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piston
hole
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cylinder body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のブレーキ回路で使用される
タンデムマスタシリンダに関するものである。 〔従来の技術及びその問題点〕 例えば実公昭63−1637号公報に記載されるマス
タシリンダでは、シリンダ孔を形成したシリンダ
本体と、前記シリンダ孔に摺動自在に嵌入される
一対のピストンと、該一対のピストン間で前記シ
リンダ孔内に区画される主圧力室と、前記一対の
ピストンの一方と前記シリンダ孔底部との間に区
画される従圧力室とを備えたタンデムマスタシリ
ンダが開示されている。このマスタシリンダでは
全体の短縮化を図るためピストンの一部を外部に
突出させ、その内部はシリンダ孔内壁を摺動させ
ている。然るに、このピストンは段付きでシリン
ダ孔内で異なる径の2ケ所でガイドされている
が、摺動が不安定であり、ピストンに装着されて
いるカツプシールとホイールシリンダへの接続孔
との距離は、該ピストンの非作動位置でカツプシ
ールが上記接続孔をピストンのストローク時に、
通過しないように充分に大きくしなければならな
いのでより短縮化することは困難である。 これを解決するにあたつては、特開昭63−
219468号公報に示されるように、シリンダ孔の開
口部に前記一対のピストンのうち他方ピストンを
摺動案内するガイド部材を設け、他方のピストン
をその摺動部が同一外径をなすプランジヤ型ピス
トンとすることが考えられる。しかしながら、こ
のようにした場合、一対のピストンが同一外径で
あると、プランジヤ型とした他方のピストンが上
記接続孔を越えてストロークした時にも主圧力室
に対する液通路を確保するために、ピストンのス
トローク範囲にわたつて上記他方のピストンの外
周とシリンダ孔内壁との間に隙間を形成する必要
が生じることから、シリンダ孔内にスリーブを挿
入しなければならず、また、このスリーブ挿入を
したり液通路となる凹所を設けるために、シリン
ダ孔をその奥深くに段部が形成される段付形状に
加工しなければならず、シリンダ本体が複雑化す
るという問題がある。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は上記問題に鑑みてなされ、シリンダ本
体を複雑化することなくマスタシリンダ全体を短
縮化しながら、ピストンのガイドを安定化し得る
マスタシリンダを提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、一端開口のシリンダ孔を形成した
シリンダ本体と、前記シリンダ孔に移動自在に嵌
入される一対のピストンと、該一対のピストン間
で前記シリンダ孔内に区画される主圧力室と、前
記シリンダ孔の底部と前記一対のピストンのうち
一方のピストンとの間に区画される従圧力室と、
前記シリンダ孔の開口部に設けられ前記一対のピ
ストンのうち他方のピストンを摺動案内するガイ
ド部材とを備え、前記他方のピストンをその摺動
部が同一外径をなすプランジヤ型ピストンとした
マスタシリンダにおいて、前記他方のピストンの
外径を、前記一方のピストンの摺動部外径よりも
小径としたマスタシリンダによつて達成される。 〔作用〕 一対のピストンの内シリンダ孔の開口側に位置
するピストンの摺動部が従来のように段付きでは
なく同一外径とされているので、ガイド機構を簡
単とすることができ、また、その内端側はシリン
ダ孔の内壁に形成される圧液吐出口を越えて移動
させることもできるのでそれだけマスタシリンダ
全体の長さを小さくすることができる。また摺動
部が同一外径であるため、内方のシリンダ孔壁を
摺動させなくてよいので、シリンダ孔とガイド機
構内孔との同心度に多少の誤差があつても、ピス
トンのガイドを安定に行うことができ、こじりを
生じさせることはない。よつて安定な作動を保証
するものである。また、シリンダ孔底部側に位置
するピストンの摺動部外径よりも、開口側に位置
するピストンの外径を小さくしているため、開口
側ピストンとシリンダ孔との間には、シリンダ孔
内にそのピストンのストローク範囲にわたるスリ
ーブを挿入しなくても、また、シリンダ孔の開口
から奥深い位置に段部を形成するような加工を施
さなくとも、主圧力室と圧液吐出口とを連通させ
る液通路となる隙間が確保される。 〔実施例〕 以下、本考案の実施例によるタンデムマスタシ
リンダについて図面を参照して説明する。 第1図は第1実施例によるタンデムマスタシリ
ンダを示すが図において、タンデムマスタシリン
ダは全体として1で示され、シリンダ本体2には
ボス部2a,2bが形成され、これには図示せず
ともリザーバが取り付けられている。またシリン
ダ本体2にはボス部2a,2bの内孔に連通して
軸方向に延びる段付孔3が形成され、これはこの
大部分を占める小径孔部4、開口端部近くに位置
して中径孔部5及び大径孔部6から成つている。
小径孔部4には遊動ピストン7がカツプシール1
0,11を装着して摺動自在に嵌合しており、カ
ツプシール10,11間には軸方向に延びるスリ
ツト12が形成され、こゝに液補給室13を画成
している。またシリンダ本体2の下壁部にはスト
ツパボルト14が螺着固定されており、この軸部
は通常は、図示するようにスリツト12の左端壁
と当接して、遊動ピストン7の戻り位置を規制し
ている。シリンダ本体2の閉塞端壁と遊動ピスト
ン7との間には第1液圧室15が画成され、こゝ
に配設される戻しばね9により遊動ピストン7を
図において右方へと付勢している。また、シリン
ダ本体2の上壁部には一方のボス部2aの内孔に
連通して液補給孔16が形成され、これは上述の
液補給室13と常時、連通している。シリンダ本
体2の下壁部には更に車輪のホイールシリンダへ
の接続孔17,39が形成され、この内、一方の
接続孔17は第1液圧室15と常時、連通してい
る。 遊動ピストン7の左方部は筒部18として形成
され、この開口端部には、ばね受け19が嵌着固
定され、これと弁ロツド21の先端部に取付けら
れた弁ゴム20との間にばね24を張設してお
り、弁ロツド21を図において右方へと付勢して
いる。弁ロツド21は遊動ピストン7の右方部に
形成した軸方向通孔23に摺動自在に嵌合してお
り、その右端部はストツパーボルト14に当接し
ている。また筒部18の周壁部には孔22が形成
され、これにより筒部18内の内孔と液圧発生室
15との液連通を容易なものとしている。内孔
は、またばね受け19に形成した中心孔19aを
介しても連通している。また筒部18の底壁に対
応する部分は弁座18aとして機能し、上述の弁
ゴム20の端面と通常は図示するように所定の間
隙をおいて対向している。後述するように遊動ピ
ストン7が左方へ移動すると弁ゴム20は弁座1
8aに着座するが、この状態では弁ゴム20、弁
座18a、ばね24などは液圧室15への方向を
順方向とする逆止弁として働らく。 シリンダ本体2の開口端部においてはシールリ
ング27を装着したガイド部材26が嵌着固定さ
れており、この右方内周壁部にはカツプシール2
9が装着されており、ガイド部材26によつて案
内される主ピストン8の周壁面に摺接してシール
作用を行つている。 また開口端部には支持リング28が螺着固定さ
れ、これとガイド部材26との間でカツプシール
29を図示する位置で安定に保持している。また
段付孔3の中径孔部5においてもカツプシール3
1が嵌着固定されており、これは支持リング32
により図示の位置で保持されており、支持リング
32には液連通を容易にするために切欠き32a
が形成されている。主ピストン8の内方端部近く
には小孔38が形成されており、図示する戻り位
置ではカツプシール31の左端部に対向してい
る。またガイド部材26には通孔26aが形成さ
れており、これはシリンダ本体2に成した通孔3
3を介してボス部2bの内孔に常時連通してい
る。 主ピストン8は全長にわたつて同一径でなる
が、この外径は遊動ピストン7の小径孔部4に摺
動している部分の外径より小さい。又、この左方
部は上述の遊動ピストン7と同様に筒状に形成さ
れ、この内孔に断面がT字状のばね受け部材34
を配設させており、この軸状部に係止部材36を
取付けておれ、これをほゞコツプ形状のばね受け
部材37の底壁に形成した孔に係合させている。
そしてこのばね受け部材37のフランジ部と、ば
ね受け部材34との間に、ばね35を張設してい
る。このばね35のばね力は第1の液圧発生室
5に配設された戻しばね9のばね力より大きい。
主ピストン8と遊動ピストン7との間に第2液圧
発生室25が画成され、これはシリンダ本体2の
下壁部に形成した接続孔39に常時連通してい
る。なお、主ピストン8の外端に形成した凹所3
0には図示しないブレーキペダルのプツシユロツ
ドが係合している。 本考案の実施例によるタンデムマスタシリンダ
は以上のように構成されるが、次にこの作用につ
いて説明する。 図示しないブレーキペダルを踏み込むと主ピス
トン8は図において左方へと押動され、強いばね
35のばね力を介して、遊動ピストン7を左方へ
と押動する。遊動ピストン7は戻しばね9のばね
力に抗して図において左方へと移動する。これに
よりスリツト12の左端壁に当接している。スト
ツパーボルト14がこれから離れる事により、ば
ね24のばね力で弁ロツド21が右方へと移動
し、弁ゴム20が弁座18aに着座する。よつて
第1液圧発生室15と液補給室13とは遮断され
る。よつて以後、遊動ピストン7の左方への移動
により第1液圧発生室15に液圧が発生し、これ
が接続孔17を介して車輪のホイールシリンダに
伝達される。また主ピストン8と遊動ピストン7
との間もばね35のばね力に抗して、その距離が
縮小する事により第2液圧発生室25にも液圧が
発生し、これは接続孔39を介して他方の車輪の
ホイールシリンダに伝達される。よつて各車輪に
ブレーキがかけられる。なお、主ピストン8の左
方への押動は、その外径が遊動ピストン7の小径
孔部4に摺動している部分の外径より小さいこと
から、小径孔部4の内周壁面を摺動することなく
行なわれ、この主ピストン8と小径孔部4の内周
壁面との間には、例え主ピストン8の左端部が接
続孔39の位置を越えて移動したとしても、第2
液圧発生室25と接続孔39とを連通させる液通
路となる隙間が確保される。 ブレーキペダルへの踏力を解除すると戻しばね
9及びばね35のばね力により主ピストン8及び
遊動ピストン7は図において右方へと移動する。
これにより第2液圧発生室25には負圧が発生す
るが、図示しないリザーバからの液がボス部2b
の内孔、通孔33、ガイド部材26に形成した通
孔26a、ガイド部材26と主ピストン8の周壁
部との間の隙間を通りカツプシール31のリツプ
部をたわませ支持リング32の切欠き32aを通
つて液が補給される。よつて主ピストン8の復帰
位置への移動をすみやかにし、この筒部に形成し
た小孔38がカツプシール31のリツプ部を越え
て更に右方へと移動すると、この孔38を通つて
リザーバから液が供給され、更にすみやかに液圧
25への液補給が行われて図示する復帰位置へ
とすみやかに主ピストン8を復動させる。 他方、遊動ピストン7の右方への移動により液
圧発生室15に負圧が発生するが、液補給室13
からの液が弁ゴム20を開弁させて液圧発生室
5内に流入し、速やかなピストン7の移動を保証
する。更にピストン7が移動すると弁ロツド21
の右端部がストツパーボルト14と当接する事に
より、弁ゴム20が弁座18aから図示するよう
に離座し、よつて液圧発生室15と液補給室13
とは自由連通し、リザーバからのブレーキ液は液
補給室13及び弁ロツド21を挿通させている通
孔23、筒部18内の内孔22及びばね受け19
の中心孔19aを通つて液が補給される。よつて
液圧発生室15には負圧が発生することなく、液
補給室13からすみやかに液が補給され、主ピス
トン8と同様、復帰位置へのすみやかな移動を行
う事が出来る。以上によりホイールシリンダの圧
液は液圧発生室1540へと戻る。これにより
ブレーキが緩められる。 以上が本考案の第1実施例の作用であるが、次
のような効果を奏するものである。即ち本実施例
によれば主ピストン8は全長において径が同一で
あり、ガイド部材26によつて案内され、ブレー
キをかけた時には第1図で示す位置より左方へと
移動するが、主ピストン8の外径は遊動ピストン
7の小径孔部4に摺動している部分の外径より小
さいことから、主ピストン8はこの小径孔部4に
おいては摺動せず、空隙をおいて移動するので主
ピストン8の左端部が接続孔39の位置を越えて
更に左方へと移動しても液圧発生室25と接続孔
39とを連通させる液通路となる隙間が確保され
る。すなわち、従来のようにシリンダ孔内にスリ
ーブを挿入したり、シリンダ孔の奥深くに段部を
形成したりすることによつてシリンダ本体が複雑
化することなく、本実施例によれば、シリンダ本
体2の構造が簡単であるにもかかわらず、主ピス
トン8はシリンダ本体2内で接続孔39を越えて
移動することができる。従つてスリーブを設ける
ことや難しい加工が不要であるので、生産性を向
上させ、コスト低減を図ることができる。また筒
状でばね35の長さの大半をこの筒内に位置させ
ているのでタンデムマスタシリンダ1全体の長さ
を短縮化する事が出来る。 更に本実施例によれば主ピストン8は全体とし
て同一の径(プランジヤ型ピストン)で成るので
ガイド部材26は一個所でよく従来のように段付
のピストンであれば少くとも2個所においてガイ
ド部材を必要とするので本実施例の方がはるかに
構成が簡単である。また主ピストン8はシリンダ
本体2の段付孔3の小径孔部4においては、間隙
をおいて移動するだけでよいので、加工時におけ
るこれらの間の同芯性を得るための作業を容易と
する。即ちシリンダ2の小径孔部4に対する主ピ
ストン8の同芯性はそれ程、精密さを必要とせず
加工する事が出来るので生産コストを従来より一
段と低下させる事が出来る。 第2図は本考案の第2実施例によるタンデムマ
スタシリンダを示すが、これは全体として41と
して示されている。また第1実施例に対応する部
分については同一の符号を付しその詳細な説明は
省略する。 シリンダ本体42には段付孔43が形成され
る。左方から順に小径孔部44、中径孔部45、
第1大径孔部49a、第2大径孔部49bから成
つており、小径孔部44には遊動ピストン46が
カツプシール50,51を装着して摺動自在に嵌
合している。カツプシール50,51間でピスト
ン46は筒状に形成され、この筒状部47の内孔
に戻しばね48をシリンダ本体42の内端壁との
間で張設されている。 シリンダ本体42の上壁部にはボス部42aが
形成され、この内孔と連通して液補給孔53及び
戻し孔54が形成されている。また遊動ピストン
46のカツプシール50,51間の環状の液室を
液補給室58としており、またシリンダ本体42
の内端壁と遊動ピストン46の間には第1液圧発
生室52を画成している。これはホイールシリン
ダに接続される接続孔55に常時連通している。
遊動ピストン46の右方で中径孔部45の端部に
おいてはリング状のストツパー部材56が嵌着固
定されており、これはストツパーボルト57によ
り図示の位置に保持されている。ストツパー部材
56は遊動ピストン46の端面と通常は図示する
如く当接している。なおストツパーボルト57は
一個しか図示されないが実際には等角度間隔で二
個または三個、螺着固定するようにしてもよい。
これによりストツパー部材56を更に安定に保持
するようにしている。 なお遊動ピストン46の外径をD2、またスト
ツパー部材56の内径をD1及び主ピストン8の
外径をD3とすればD3<D1<D2という関係が与え
られている。即ち主ピストン8が図示する位置よ
り左方へと移動した時にその前端部分がストツパ
ー部材56の開口を通つて更に左方へと移動し得
るようにしている。なお第2液圧発生室25に連
通する接続孔(第1実施例の接続孔39に対応す
る)はストツパーボルト57とは角度的に偏位し
た位置に形成されているものとする。例えば90°
偏位した位置に形成されていてよい。 本実施例は以上のように構成されるが、この作
用について説明する。なお主ピストン8の作用に
ついては第1実施例と同様であるので主として遊
動ピストン46の作用について説明する。 図示しないブレーキペダルを踏み込むと、第1
実施例と同様にして遊動ピストン46が戻しばね
48のばね力に抗し、図において左方へと移動す
る。カツプシール50が戻し孔54を通過すると
第1液圧発生室52に液圧が発生し、これが接続
孔55を介して車輪のホイールシリンダに伝達さ
れ、よつてブレーキがかけられる。 次いで、ブレーキペダルへの踏力を解除すると
遊動ピストン46は右方へと移動するのである
が、この時、液圧発生室52に負圧が発生すると
液補給室58を介してリザーバからのブレーキ液
がカツプシール50のリツプ部をたわませて液を
補給する。よつて負圧が発生しても液が補給され
る事により、遊動ピストン46は速やかに図示す
る復帰位置へと移動する事が出来る。なおストツ
パー部材56に当接する事により、その復帰位置
は規正される。 その他の作用及び効果については第1実施例と
同様であるのでその説明は省略する。 第3図は本考案の第3実施例によるタンデムマ
スタシリンダを示すが、図において第1図に対応
する部分については同一の符号を付し、その詳細
な説明は省略する。 即ち本実施例によれば、遊動ピストンは第1実
施例に対しシリンダ孔内において90°偏位した角
度位置において嵌合している。また主ピストン8
のガイド機構が第1実施例とは異なる。 シリンダ本体62内には軸方向に伸びる段付孔
63が形成され、これは小径孔部64及び大径孔
部65からなつているが、小径孔部64に遊動ピ
ストン7が嵌合している。 ガイド機構においては第1実施例と同様に大径
孔部65に支持リング67及びカツプシール66
が嵌着されているが、ガイド部材68は段付形状
であるが、その小径部がシリンダ本体62の開口
端部に嵌合している。その大径部はシリンダ本体
62の右端面に当接している。そして本実施例で
は第1実施例と異なり、シールリングを装着して
いない。ガイド部材68には通孔68aが形成さ
れている。またこの右方にはカツプシール70が
シリンダ本体62の端部に形成される環状空間に
螺着固定される蓋部材69の底壁部により支持さ
れている。カツプシール66,70は主ピストン
8の周壁部に摺接してシールを行つているが、蓋
部材69の底壁部には主ピストン8を挿通させる
開口が形成されている。また蓋部材69の周壁部
とシリンダ本体62との端壁との間は、シールリ
ング70′を装着しており、外部とシリンダ本体
62内とのシールを行つているのであるが、更に
本実施例によれば図示せずとも右方にバキユーム
ブースタが配設されており、これの本体はフロン
トシエルとリヤーシエルとからなるがそのフロン
トシエルがシリンダ本体62の右端面に当接して
配設され、これとマスタシリンダ61との間のシ
ールをもこのシールリング70によつて行つてい
る。従つて図示しないフロントシエルの内部には
蓋部材69及び主ピストン8の図において突出し
ている部分が、挿入されている事になる。 第3実施例は以上のように構成されるが、この
作用については上記実施例と同様であるのでその
説明は省略する。 また上記実施例と同様な効果を奏するものであ
るが、本実施例では特にリヤーシエル、すなわち
バキユームブースタとの組合せにおいて、その全
長を短かくする事が出来るという効果を合わせ持
つものである。 以上、本考案の各実施例について説明したが、
勿論、本考案は、これ等に限定される事なく、本
考案の技術的思想に基づいて種々の変形が可能で
ある。 例えば以上の実施例ではガイド部材26は内周
壁部において、減径部を有し、この両側で主ピス
トン8を安定にガイドしているが液連通を容易に
する為に、左方のガイド部分において軸方向に伸
びる溝を多数形成して第2液圧発生室25とリザ
ーバ側との液連通を容易なものとしてもよい。 また第3実施例ではバキユームブースタ(図示
せず)と結合される場合を説明したが、第1、第
2実施例のマスタシリンダにも一体的にバキユー
ムブースタを結合するようにしてもよい。 また以上の実施例では主ピストン8はその全領
域に亘つて同一外径としたが、これがフルストロ
ークしてもシリンダ本体内には突入しない部分は
増径または減径させるようにしてもよい。 〔考案の効果〕 以上述べたように本考案のマスタシリンダによ
れば、一対のピストンの内、シリンダ孔の開口側
に位置するピストンを摺動部を同一外径としたプ
ランジヤ型ピストンとし、かつこのピストンの外
径を、シリンダ孔の底部側に位置するピストンの
シリンダ孔と摺動する部分の外径より小さくして
いるので、簡単な構造でマスタシリンダ全体の長
さを短縮化する事が出来、また加工を容易とし、
生産コストを低下させる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ本考案の第1、第
2、第3実施例によるタンデムマスタシリンダの
側断面図である。 なお図において、8……主ピストン、3,4
3,63……段付孔(シリンダ孔)、7,46…
…遊動ピストン、26……ガイド部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端開口のシリンダ孔を形成したシリンダ本体
    と、前記シリンダ孔に移動自在に嵌入される一対
    のピストンと、該一対のピストン間で前記シリン
    ダ孔内に区画される主圧力室と、前記シリンダ孔
    の底部と前記一対のピストンのうち一方のピスト
    ンとの間に区画される従圧力室と、前記シリンダ
    孔の開口部に設けられ前記一対のピストンのうち
    他方のピストンを摺動案内するガイド部材とを備
    え、前記他方のピストンをその摺動部が同一外径
    をなすプランジヤ型ピストンとしたマスタシリン
    ダにおいて、前記他方のピストンの外径を前記一
    方のピストンの摺動部外径よりも小径としたマス
    タシリンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63219468A (ja) * 1987-03-06 1988-09-13 Nissin Kogyo Kk タンデム型マスタシリンダ

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