JPH0446142Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446142Y2 JPH0446142Y2 JP1986087792U JP8779286U JPH0446142Y2 JP H0446142 Y2 JPH0446142 Y2 JP H0446142Y2 JP 1986087792 U JP1986087792 U JP 1986087792U JP 8779286 U JP8779286 U JP 8779286U JP H0446142 Y2 JPH0446142 Y2 JP H0446142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- seal
- rotating body
- sealing member
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、嵌合して相対回転する二部材間を
密封するシール構造に関する。
密封するシール構造に関する。
[従来技術]
従来のこの種のシール構造として、例えば実開
昭60−99333号公報に記載されたようなものがあ
る。このものは、流体の粘性抵抗を利用してトル
ク伝達を行なういわゆるビスカスカツプリングの
作動室を密閉するものである。そして、このシー
ル構造には一般的なオイルシールが使用されてい
る。
昭60−99333号公報に記載されたようなものがあ
る。このものは、流体の粘性抵抗を利用してトル
ク伝達を行なういわゆるビスカスカツプリングの
作動室を密閉するものである。そして、このシー
ル構造には一般的なオイルシールが使用されてい
る。
ところで、ビスカスカツプリングのような装置
では、差動回転時に内部圧力が上昇し、この圧力
上昇は大きなものとなる。このため、耐圧性の低
い一般的なオイルシールでは1箇所にオイルシー
ルを複数設けその組込み方向も変えなければなら
ないものとなつている。
では、差動回転時に内部圧力が上昇し、この圧力
上昇は大きなものとなる。このため、耐圧性の低
い一般的なオイルシールでは1箇所にオイルシー
ルを複数設けその組込み方向も変えなければなら
ないものとなつている。
これに対し、実開昭57−179649号公報に記載さ
れているような耐圧性のシールを用いることがあ
る。しかし、この場合は、カツプリング内部の圧
力が異常圧になつたとき等にシール部材の一部が
相対回転する両部材間に入り込んでその一部が切
断され、これが両部材間に詰まり込んで異常圧で
も抜けることがなくなる。しかしながら、このた
めに逆にカツプリング本体の肉厚を相当に厚くし
なければ本体そのものが破壊される恐れが生じ
る。
れているような耐圧性のシールを用いることがあ
る。しかし、この場合は、カツプリング内部の圧
力が異常圧になつたとき等にシール部材の一部が
相対回転する両部材間に入り込んでその一部が切
断され、これが両部材間に詰まり込んで異常圧で
も抜けることがなくなる。しかしながら、このた
めに逆にカツプリング本体の肉厚を相当に厚くし
なければ本体そのものが破壊される恐れが生じ
る。
[考案が解決しようとする問題点]
以上のように、一般的なシール部材を用いる場
合には装置のコンパクト化がむずかしいと共に組
付けも煩雑なものとなる。また耐圧性のシール部
材を用いる場合には異常圧によつてシール部材の
一部が両部材間に詰まり込んで装置そのものが破
壊するか、これを避けるために大型化重量増を余
儀なくされた。
合には装置のコンパクト化がむずかしいと共に組
付けも煩雑なものとなる。また耐圧性のシール部
材を用いる場合には異常圧によつてシール部材の
一部が両部材間に詰まり込んで装置そのものが破
壊するか、これを避けるために大型化重量増を余
儀なくされた。
そこでこの考案は、耐圧性のシール部材を用い
ながら内部の異常圧力をスムーズに抜くことので
きるシール構造の提供を目的とする。
ながら内部の異常圧力をスムーズに抜くことので
きるシール構造の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するためにこの考案は、受け面
より密封外側にて2部材間に凹部を設ける構成と
した。
より密封外側にて2部材間に凹部を設ける構成と
した。
[作用]
異常圧等によつてシール部材の一部が2部材間
に入り込み、その一部が切れ込んでも、その小片
は凹部内に逃がされ、2部材間に詰まり込むこと
はない。
に入り込み、その一部が切れ込んでも、その小片
は凹部内に逃がされ、2部材間に詰まり込むこと
はない。
[実施例]
以下、この考案の一実施例を第1図および第2
図について説明する。
図について説明する。
第1図はシール構造の断面図を示し、例えば第
2図のいわゆるビスカスカツプリングに用いられ
ている。環状シール部材1は、ゴム状弾性材によ
り断面がほぼX形状に形成されており、軸方向受
圧側側面に受圧溝3を介するとともに、該受圧溝
3に対して軸方向反対側側面に変形溝5を設けて
ある。そして、内周側の周面には受圧側に圧力シ
ール部7を該圧力シール部7の軸方向反対側に流
体シール部9を設けている。また、外周面には軸
方向両端側にそれぞれ固定シール部11,13が
設けられている。さらに、内外周面には環状溝1
5,17が設けられている。
2図のいわゆるビスカスカツプリングに用いられ
ている。環状シール部材1は、ゴム状弾性材によ
り断面がほぼX形状に形成されており、軸方向受
圧側側面に受圧溝3を介するとともに、該受圧溝
3に対して軸方向反対側側面に変形溝5を設けて
ある。そして、内周側の周面には受圧側に圧力シ
ール部7を該圧力シール部7の軸方向反対側に流
体シール部9を設けている。また、外周面には軸
方向両端側にそれぞれ固定シール部11,13が
設けられている。さらに、内外周面には環状溝1
5,17が設けられている。
バツクアツプリング19は、前記環状シール部
材1の変形溝5を有する側面を受けるもので、樹
脂、あるいは軟質金属等で成形されているもので
ある。これらシール部材1及びバツクアツプリン
グ19は、相対回転自在な2部材の一方を構成す
る第1回転体21側の嵌合周面に沿つて形成され
た環状溝23内に支持されており、このバツクア
ツプリング19は環状溝23内の軸方向一側の受
け面24に受けられている。バツクアツプリング
19は側面に圧力を受けると径方向に伸びて2部
材の他方を構成する第2回転体25周面に密接す
るようになつている。
材1の変形溝5を有する側面を受けるもので、樹
脂、あるいは軟質金属等で成形されているもので
ある。これらシール部材1及びバツクアツプリン
グ19は、相対回転自在な2部材の一方を構成す
る第1回転体21側の嵌合周面に沿つて形成され
た環状溝23内に支持されており、このバツクア
ツプリング19は環状溝23内の軸方向一側の受
け面24に受けられている。バツクアツプリング
19は側面に圧力を受けると径方向に伸びて2部
材の他方を構成する第2回転体25周面に密接す
るようになつている。
一方、前記第1回転体21の受け面24よりも
密封外側位置にて、第1回転体21内面に凹部と
しての周方向の逃がし溝27が設けられている。
密封外側位置にて、第1回転体21内面に凹部と
しての周方向の逃がし溝27が設けられている。
なお、第2図中29は両回転体21,25間に
形成された密封室で内部に粘性流体が封入されて
いる。31は第1回転体21側に係合する第1抵
抗板、33は第2回転体25側に係合する第2抵
抗板、35はスペーサーリングである。
形成された密封室で内部に粘性流体が封入されて
いる。31は第1回転体21側に係合する第1抵
抗板、33は第2回転体25側に係合する第2抵
抗板、35はスペーサーリングである。
つぎに上記一実施例の作用について述べる。
まず、第1回転体21と第2回転体25との間
に差動回転が起こると、第1、第2抵抗板31,
33が相対回転し、内部の粘性流体の粘性抵抗が
作用する。従つて、両回転体21,25間の差動
が制限され、両回転体21,25間のトルク伝達
がおこなわれる。
に差動回転が起こると、第1、第2抵抗板31,
33が相対回転し、内部の粘性流体の粘性抵抗が
作用する。従つて、両回転体21,25間の差動
が制限され、両回転体21,25間のトルク伝達
がおこなわれる。
そして、差動回転によつて内部の粘性流体の温
度が上昇し、密封室29の内部圧が上昇すると、
シール部材1の受圧溝3側が内部圧力を受ける。
すると、圧力シール部7と固定シール部11とが
径方向に伸ばされて第2回転体25の外周面と外
側第1回転体21の環状溝23内周面とに密接し
て内部圧力をシールする。同時にシール部材1は
軸方向に圧縮されるように変形し、変形溝5を形
成する面はバツクアツプリング19の側面に接面
し、流体シール部9と固定シール部13とは相反
する径方向に伸ばされ、流体シール部9はバツク
アツプリング19と第2回転体25との接触面に
密接する。さらに、パツクアツプリング19は受
け面24で受け止められているため径方向に伸ば
されて第2回転体25と密接する。
度が上昇し、密封室29の内部圧が上昇すると、
シール部材1の受圧溝3側が内部圧力を受ける。
すると、圧力シール部7と固定シール部11とが
径方向に伸ばされて第2回転体25の外周面と外
側第1回転体21の環状溝23内周面とに密接し
て内部圧力をシールする。同時にシール部材1は
軸方向に圧縮されるように変形し、変形溝5を形
成する面はバツクアツプリング19の側面に接面
し、流体シール部9と固定シール部13とは相反
する径方向に伸ばされ、流体シール部9はバツク
アツプリング19と第2回転体25との接触面に
密接する。さらに、パツクアツプリング19は受
け面24で受け止められているため径方向に伸ば
されて第2回転体25と密接する。
このようにして第1回転体21と第2回転体2
5との摺動部の間〓を耐圧機能を有しながら密封
するものであるが、内部圧力が異常に高くなると
シール部材1の一部(流体シール部9)が圧力に
押されてバツクアツプリング9と第2回転体25
との間から両回転体21,25間に入り込み両回
転体21,25の相対回転で切断される。こうし
て切断されたシール部材1の小片は、逃がし溝2
7内に送り込まれる。従つてシール部材1の小片
が第1回転体21と第2回転体25との微小〓間
に詰まることがなく、シール部材1が設定圧力以
上の異常圧力を受けたときには、圧力シール部7
及び潤滑シール部9から前記微小〓間に粘性流体
が洩れでるため、内圧の上昇による密閉室の破壊
を防止することができる。
5との摺動部の間〓を耐圧機能を有しながら密封
するものであるが、内部圧力が異常に高くなると
シール部材1の一部(流体シール部9)が圧力に
押されてバツクアツプリング9と第2回転体25
との間から両回転体21,25間に入り込み両回
転体21,25の相対回転で切断される。こうし
て切断されたシール部材1の小片は、逃がし溝2
7内に送り込まれる。従つてシール部材1の小片
が第1回転体21と第2回転体25との微小〓間
に詰まることがなく、シール部材1が設定圧力以
上の異常圧力を受けたときには、圧力シール部7
及び潤滑シール部9から前記微小〓間に粘性流体
が洩れでるため、内圧の上昇による密閉室の破壊
を防止することができる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されな
い。例えば凹部を軸方向の螺旋溝にすることもで
きる。凹部を軸方向の長溝とし、その端部を外部
に解放することもできる。
い。例えば凹部を軸方向の螺旋溝にすることもで
きる。凹部を軸方向の長溝とし、その端部を外部
に解放することもできる。
[考案の効果]
以上の説明より明らかなように、この考案の構
成によれば、耐圧性のシール部材を用いながらシ
ール部材から発生する小破片による二部材間の微
小〓間の詰まりを防止することができる。従つ
て、シール部材の受圧側に設定圧力以上の圧力が
かかるとシール部から内圧を洩らすことができる
ため、装置内の圧力上昇による破壊を未然に防止
することができる。
成によれば、耐圧性のシール部材を用いながらシ
ール部材から発生する小破片による二部材間の微
小〓間の詰まりを防止することができる。従つ
て、シール部材の受圧側に設定圧力以上の圧力が
かかるとシール部から内圧を洩らすことができる
ため、装置内の圧力上昇による破壊を未然に防止
することができる。
第1図はこの考案の一実施例に係るシール構造
の断面図、第2図はビスカスカツプリングの断面
図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……シー
ル部材、21……第1回転(体(部材)、24…
…受け面、25……第2回転体(部材)、27…
…逃がし溝(凹部)。
の断面図、第2図はビスカスカツプリングの断面
図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……シー
ル部材、21……第1回転(体(部材)、24…
…受け面、25……第2回転体(部材)、27…
…逃がし溝(凹部)。
Claims (1)
- 相対回転自在な2部材を密閉する耐圧性のシー
ル部材と、このシール部材を保持する環状溝と、
この環状溝の密封外側に設けられて前記シール部
材と接触することによりシール部材を受ける受け
面と、この受け面より密封外側にて前記2部材間
に形成された凹部を備えたことを特徴とするシー
ル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986087792U JPH0446142Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986087792U JPH0446142Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62200864U JPS62200864U (ja) | 1987-12-21 |
| JPH0446142Y2 true JPH0446142Y2 (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=30945321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986087792U Expired JPH0446142Y2 (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446142Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4927149Y2 (ja) * | 1971-02-10 | 1974-07-23 | ||
| JPS5827163Y2 (ja) * | 1978-10-23 | 1983-06-13 | 内山工業株式会社 | 軸受溝サイドシ−ル |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP1986087792U patent/JPH0446142Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62200864U (ja) | 1987-12-21 |
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