JPH0446158Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446158Y2 JPH0446158Y2 JP1989092701U JP9270189U JPH0446158Y2 JP H0446158 Y2 JPH0446158 Y2 JP H0446158Y2 JP 1989092701 U JP1989092701 U JP 1989092701U JP 9270189 U JP9270189 U JP 9270189U JP H0446158 Y2 JPH0446158 Y2 JP H0446158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- polybutene
- chemical solution
- pipes
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案は、建築物の床下木部、土壌、空間およ
び2階床下小屋組および室内の木部空間等の防
虫、防腐、防菌処理を散布者が前記床下等にもぐ
り込むことなく処理するために用いる材質限定し
たポリブテンパイプの構造に関する。 〔従来の技術〕 木造建築の床下木部に配置して、該配管内に薬
液を注入して木部の防虫、防腐を計ることは知ら
れている(例えば実開昭61−115405号公報および
特開昭62−288241号公報参照)。 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の公報には、用いられる配管パイプの材質
開示がない。即ち、本願考案者等も長年白蟻を初
めとする防虫駆除処理に携つてきたが、強力な殺
虫性能をもつ薬液に耐えうる配管パイプが見出せ
ないのが現状であつた。更に追い打ちをかけるよ
うに、昭和61年9月11日には従前の薬液の一種で
あつたクロルデンが化学物質審査規制法上の特定
化学物質に指定され、散布者の健康管理の保護が
強化され、当業者としては、早急な対策にせまら
れていた。従つて本願考案者等は昭和61年末より
これら薬液に耐えうるパイプの材質について、日
夜研究を重ねた結果分子式
び2階床下小屋組および室内の木部空間等の防
虫、防腐、防菌処理を散布者が前記床下等にもぐ
り込むことなく処理するために用いる材質限定し
たポリブテンパイプの構造に関する。 〔従来の技術〕 木造建築の床下木部に配置して、該配管内に薬
液を注入して木部の防虫、防腐を計ることは知ら
れている(例えば実開昭61−115405号公報および
特開昭62−288241号公報参照)。 〔考案が解決しようとする課題〕 従来の公報には、用いられる配管パイプの材質
開示がない。即ち、本願考案者等も長年白蟻を初
めとする防虫駆除処理に携つてきたが、強力な殺
虫性能をもつ薬液に耐えうる配管パイプが見出せ
ないのが現状であつた。更に追い打ちをかけるよ
うに、昭和61年9月11日には従前の薬液の一種で
あつたクロルデンが化学物質審査規制法上の特定
化学物質に指定され、散布者の健康管理の保護が
強化され、当業者としては、早急な対策にせまら
れていた。従つて本願考案者等は昭和61年末より
これら薬液に耐えうるパイプの材質について、日
夜研究を重ねた結果分子式
上記目的を達成するために、本考案に用いるパ
イプは分子式
イプは分子式
上記のように構成された建築物の防虫防腐防菌
用のパイプをポリブテンパイプに材質限定した理
由について述べる。 (1) 耐用年数について:A液はステンレス
SUS 304TPD、SUS 316TPDパイプとも浸漬
40℃で3ケ月で内面に+変化、B液は++変化
が認められた。同様に12ケ月常温浸漬におい
て、A液は内面に+変化、B液は+++変化が
認められ、長期の使用には問題があることが判
明した。 高質塩化ビニルパイプは浸漬40℃で1ケ月で
A、B液共内面に+変化が認められ、3ケ月で
はA液は軟化ヒビワレが発生し、B液は使用不
能となつた。 (2) パイプの配設作業性について:ステンレスパ
イプについては表−1の線膨張率、引張弾性率
値から非常に難しい。高質塩化ビニルパイプに
ついても前記両値から難かしい。 (3) パイプ材料費指数:ポリブテンパイプを1と
した場合、ステンレスパイプについては2000
倍、高質塩化ビニルパイプについても500倍と
高価である。 (4) 散布者の健康管理:ステンレスパイプについ
ては前記諸条件を無視すれば実施は可能であり
安全確保は計れるが、実際には長期耐用年数に
は問題がある。 高質塩化ビニルパイプでは実質実施が不能であ
る。本願考案者等は、次のような試験結果(表−
1)に基づきパイプ材質を分子式
用のパイプをポリブテンパイプに材質限定した理
由について述べる。 (1) 耐用年数について:A液はステンレス
SUS 304TPD、SUS 316TPDパイプとも浸漬
40℃で3ケ月で内面に+変化、B液は++変化
が認められた。同様に12ケ月常温浸漬におい
て、A液は内面に+変化、B液は+++変化が
認められ、長期の使用には問題があることが判
明した。 高質塩化ビニルパイプは浸漬40℃で1ケ月で
A、B液共内面に+変化が認められ、3ケ月で
はA液は軟化ヒビワレが発生し、B液は使用不
能となつた。 (2) パイプの配設作業性について:ステンレスパ
イプについては表−1の線膨張率、引張弾性率
値から非常に難しい。高質塩化ビニルパイプに
ついても前記両値から難かしい。 (3) パイプ材料費指数:ポリブテンパイプを1と
した場合、ステンレスパイプについては2000
倍、高質塩化ビニルパイプについても500倍と
高価である。 (4) 散布者の健康管理:ステンレスパイプについ
ては前記諸条件を無視すれば実施は可能であり
安全確保は計れるが、実際には長期耐用年数に
は問題がある。 高質塩化ビニルパイプでは実質実施が不能であ
る。本願考案者等は、次のような試験結果(表−
1)に基づきパイプ材質を分子式
【式】からなるポリブテンパイプ
に限定した。
【表】
実施例について図面を参照して説明すると、
(1) 第1図は、ポリブテンパイプ1(外径10mm
φ、肉厚1.5mm)に1個所3個の噴出孔2(孔
径1mmφ交差すべく角度90°)を間隔50cmおき
に設けたものを床下と2階床下小屋組に配設し
パイプ両端より0.5〜1.5/分の薬液3を5〜
15Kg/cm2の圧入噴射圧力でポンプを用いて圧入
した。 (2) 第2図は、ポリブテンパイプ(外径17mmφ、
肉厚2mm)に1個所4個の噴出孔(孔径1.0mm
φ交差すべく角度4120°)と1個所3個の噴出
孔(孔径1.2mmφ交差すべく角度490°)を交互
に間隔100cmおきに設け、浴室の床下にパイプ
の一端を封鎖したものを配設しパイプ他端より
0.7〜1.2/分の薬液を5〜15Kg/cm2の圧入噴
射圧力でポンプを用いて圧入した。 (1)(2)に用いた薬液はA液(土壌用):ロングラ
ール30(プロペタンホス15%、S421 15%、残部
水) B液(木部用):サンプラス60(トリハロル系の
防腐剤60%を含有し、A液:B液=1:2の割合
で配合、残部水)で上記条件で圧入し薬液を噴霧
状態5としながら木部、土壌に含浸させ防虫、防
腐、防菌処理を実施した。処理後はパイプ内にエ
アー又は注水して薬液の洗浄を実施した。防蟻再
処理は5年毎に一度でもよいが、他の害虫処理は
毎年実施してもよい。 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。 材質限定したポリブテンパイプを使用すること
により強い薬液を使用しても腐蝕が進行せず長年
の耐用に耐え、しかもその構成上散布者が、床下
や2階床下小屋組および室内空間にもぐり込む必
要がないことから大巾に健康管理が向上し、処理
作業費の削減が可能となつた。 ポリブテンパイプは柔らかく自由に曲げ加工が
出来ることから配設工事はやり易くパイプの材料
費はステンレスパイプの1/2000に削減出来た。1
個所に少なくとも3個以上の噴出孔から噴射する
薬液が交差して噴霧状態が確保できることから散
布効率は約3倍に向上した。
φ、肉厚1.5mm)に1個所3個の噴出孔2(孔
径1mmφ交差すべく角度90°)を間隔50cmおき
に設けたものを床下と2階床下小屋組に配設し
パイプ両端より0.5〜1.5/分の薬液3を5〜
15Kg/cm2の圧入噴射圧力でポンプを用いて圧入
した。 (2) 第2図は、ポリブテンパイプ(外径17mmφ、
肉厚2mm)に1個所4個の噴出孔(孔径1.0mm
φ交差すべく角度4120°)と1個所3個の噴出
孔(孔径1.2mmφ交差すべく角度490°)を交互
に間隔100cmおきに設け、浴室の床下にパイプ
の一端を封鎖したものを配設しパイプ他端より
0.7〜1.2/分の薬液を5〜15Kg/cm2の圧入噴
射圧力でポンプを用いて圧入した。 (1)(2)に用いた薬液はA液(土壌用):ロングラ
ール30(プロペタンホス15%、S421 15%、残部
水) B液(木部用):サンプラス60(トリハロル系の
防腐剤60%を含有し、A液:B液=1:2の割合
で配合、残部水)で上記条件で圧入し薬液を噴霧
状態5としながら木部、土壌に含浸させ防虫、防
腐、防菌処理を実施した。処理後はパイプ内にエ
アー又は注水して薬液の洗浄を実施した。防蟻再
処理は5年毎に一度でもよいが、他の害虫処理は
毎年実施してもよい。 〔考案の効果〕 本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載する効果を奏する。 材質限定したポリブテンパイプを使用すること
により強い薬液を使用しても腐蝕が進行せず長年
の耐用に耐え、しかもその構成上散布者が、床下
や2階床下小屋組および室内空間にもぐり込む必
要がないことから大巾に健康管理が向上し、処理
作業費の削減が可能となつた。 ポリブテンパイプは柔らかく自由に曲げ加工が
出来ることから配設工事はやり易くパイプの材料
費はステンレスパイプの1/2000に削減出来た。1
個所に少なくとも3個以上の噴出孔から噴射する
薬液が交差して噴霧状態が確保できることから散
布効率は約3倍に向上した。
第1図は本考案ポリブテンパイプに3個の噴出
孔を有する部分平面図、第2図は4個と3個の噴
出孔を有する部分平面図、第3図は第2図のA−
A′断面図、第4図は従来のステンレスパイプ6
に1個の噴出孔を有する部分平面図である。 図中、1……ポリブテンパイプ、2……噴出
孔、3……薬液、4……交差すべく角度、5……
噴霧状態、6……ステンレスパイプ。
孔を有する部分平面図、第2図は4個と3個の噴
出孔を有する部分平面図、第3図は第2図のA−
A′断面図、第4図は従来のステンレスパイプ6
に1個の噴出孔を有する部分平面図である。 図中、1……ポリブテンパイプ、2……噴出
孔、3……薬液、4……交差すべく角度、5……
噴霧状態、6……ステンレスパイプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 材質の分子式【式】からなるポ リブテンのパイプに薬液が交差すべく角度を有す
る噴出孔を1個所に少なくとも3個群で複数個所
設けてなる建築物の防虫防腐防菌用のポリブテン
パイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989092701U JPH0446158Y2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989092701U JPH0446158Y2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0332275U JPH0332275U (ja) | 1991-03-28 |
| JPH0446158Y2 true JPH0446158Y2 (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31642113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989092701U Expired JPH0446158Y2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446158Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353169U (ja) * | 1976-10-07 | 1978-05-08 |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1989092701U patent/JPH0446158Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0332275U (ja) | 1991-03-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5184418A (en) | Permanent termite protection system | |
| US6881247B2 (en) | Protective barrier coating composition | |
| AU652517B1 (en) | Rechargeable termite barrier for buildings | |
| Rust et al. | Control of American cockroaches (Dictyoptera: Blattidae) in sewers | |
| US4320113A (en) | Process for controlling cockroaches and other crawling insects | |
| CN1780644A (zh) | 消毒抗菌密封组合物及其使用方法 | |
| DE69700451T2 (de) | Verfahren zur verbesserung der raumluftqualität durch thermische zerstörung von pilzen auf bauflächen | |
| US4800672A (en) | Centralized fumigation system for exterminating insects in a building | |
| US20060201053A1 (en) | Barrier preventing wood pest access to wooden structures | |
| Lewis et al. | Field comparison of sand or insecticide barriers for control of Reticulitermes spp.(Isoptera: Rhinotermitidae) infestations in homes in Northern California. | |
| US8359784B2 (en) | Method for controlling subterranean termite activity by forming a barrier | |
| US3285810A (en) | Method for preventing termite infesta tion in structures | |
| JP4383019B2 (ja) | 防蟻性組成物並びに防蟻性塗料及びその製造方法 | |
| US11445720B2 (en) | Barrier system | |
| CN106479320A (zh) | 一种木龙骨防霉剂 | |
| Ahmed et al. | Review of remedial and preventative methods to protect timber in service from attack by subterranean termites in Australia | |
| JPH06327390A (ja) | 白アリ駆除薬剤の散布システム | |
| Brier et al. | Structural pest management: Characteristics of decay and insect attack in California homes | |
| Carter et al. | Permethrin as a residual insecticide against cockroaches | |
| KR100374852B1 (ko) | 건축물의 해충 침입 방지방법 | |
| JPH03176532A (ja) | 建物の壁構造内部への薬液塗布方法 | |
| JPH03146304A (ja) | 防腐、防虫、防カビ木材 | |
| JPH0151972B2 (ja) | ||
| CN205685887U (zh) | 一种高强度防腐篷布 | |
| CN213819467U (zh) | 白蚁智能监测防控装置 |