JPH0446808Y2 - - Google Patents

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JPH0446808Y2
JPH0446808Y2 JP1986144695U JP14469586U JPH0446808Y2 JP H0446808 Y2 JPH0446808 Y2 JP H0446808Y2 JP 1986144695 U JP1986144695 U JP 1986144695U JP 14469586 U JP14469586 U JP 14469586U JP H0446808 Y2 JPH0446808 Y2 JP H0446808Y2
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desiccant
oil
air
air dryer
holding plate
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、車輛のエアブレーキ等に用いられる
エアドライヤに係り、特に乾燥剤に付着した水分
を取り除く再生作用時に、乾燥したエア中の小さ
なオイル粒が油滴となつて乾燥剤内に流入するの
を効果的に防止できるようにしたエアドライヤに
関する。
従来技術 従来、車輛のエアブレーキ装置等には、エアコ
ンプレツサで圧縮された空気中の水分を除去して
乾燥したエアをエアタンクに送り出すための装置
として、第4図に示すようなエアドライヤ1が用
いられていた。このエアドライヤ1は、一例とし
て乾燥剤2に吸着された水分を該吸着剤から除去
するための再生作用を行うためのパージタンク3
がエアドライヤ本体4の上部に一体化された構造
のものを示している。エアドライヤ本体4の上部
にはエアが下方から上方にのみ流れるようにした
逆止弁5が設けられ、その側方には再生作用時に
エアが矢印Aの如く逆流して減圧膨脹するための
オリフイス6が形成され、逆止弁5の弁体8は、
弁座部9に対して圧縮ばね10により押圧付勢さ
れ、該圧縮ばねはエアドライヤ本体4に上方から
嵌入した蓋部材11の中央円筒部11aに係止さ
れた止め輪12により上方移動が規制されたばね
受13により上端10aが支持されている。エア
ドライヤ本体4の内部には、周囲にエア通路14
を残して円筒15が収容され、該円筒内には乾燥
剤2が充填され、該乾燥剤は最上部からフイルタ
16を介して乾燥剤押え板18により押えられ、
該乾燥剤押え板は上端19aが蓋部材11により
支持された圧縮ばね19により下方に押圧付勢さ
れている。そして乾燥剤押え板18には、第5図
も参照して、エアを通過させるための複数の穴1
8aが設けられ、基本的に平円板状に形成され、
また複数の穴18aの周囲は平坦に形成されてい
た。
このため従来のエアドライヤ1においては、再
生作用時にパージタンク3からオリフイス6を通
つて矢印Aの如く乾燥したエアが乾燥剤2に逆流
する際に、乾燥したエア中に混入したオイル粒が
エアの減圧膨脹に伴なつて油滴20となるが、穴
18aの周囲が平坦であり、またこの油滴20を
外部に導く構造を有していないので、油滴20は
穴18a内に流入して乾燥剤2に付着してしま
い、乾燥剤2の性能を低下させる欠点があつた。
またこの欠点を除くため、種々のオイルフイルタ
を用いていたが油滴20の除去は十分に行うこと
ができなかつた。
また特開昭59−22627には、圧縮空気乾燥装置
が開示されているが、該従来例は、乾燥剤を上方
から押圧する仕切板と一体に、又は本体の天井部
下面から懸吊するようにバツフル部材を設け、逆
流する乾燥エア中の油分がこのバツフル部材中に
溜まることにより該油分が乾燥剤中に混入しない
ようにする技術を開示しているものの、バツフル
部材中に溜まつた油分を簡単に外部に排出する構
成を全く開示しておらず、この油分を外部に排出
するためには、圧縮空気乾燥装置を分解しなけれ
ばならないという不便があり、またこれを怠れば
油分がバツフル部材から溢れ出て、乾燥剤中に混
入してしまうおそれがあつた。
また特公昭45−30759には、圧縮ガス乾燥装置
が開示されているが、該従来例は、乾燥剤を押圧
する上側裏当板と一体に上方に開口したカツプを
設け、該カツプに油分を溜めるようにしただけの
ものであり、上記従来例と同様に、この溜まつた
油分を外部に排出する手段を何ら開示していな
い。このため溜まつた油分を外部に排出するため
には、装置全体を分解しなければならず、またこ
れを怠れば油分がカツプから溢れ出て、乾燥剤中
に混入してしまうおそれがあつた。
目 的 本考案は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、車輛のエアブレーキ等に用いられるエアドラ
イヤであつて、エアドライヤ本体に形成された空
間内に乾燥剤が収容され、該乾燥剤の上方に配設
されて該乾燥剤を下方に押圧する乾燥剤押え板
と、該乾燥剤押え板をエアドライヤ本体と一体の
部分から下方に押圧付勢する圧縮ばねとを備えた
エアドライヤの乾燥剤押え板を、平板状に形成す
ることなく、中央部が頂部となる上に凸の形状に
形成した油滴分離部と、該油滴分離部の周囲に形
成された油溜り部と、該油溜り部から立ち上がり
形成された円筒部とから構成し、しかも油滴分離
部に設けられた複数の穴の周囲には上方に突出し
たフランジ部を形成し、また油溜り部に溜まつた
油を外部に排出するためのコツクを設けることに
よつて、乾燥したエアから油滴を分離し、この分
離された油滴が複数の穴の中に流入しないでほと
んどその全量が油溜り部に溜るようにし、ある程
度の量の油滴が溜まつたらコツクを開いてエアド
ライヤの外部に該油滴を排出できるようにするこ
とであり、またこれによつて乾燥剤に付着するオ
イルの量を大幅に減少させ、エアドライヤの性能
が長期にわたつて良好に維持されるようにするこ
とである。
構 成 要するに本考案は、エアドライヤ本体に形成さ
れた空間内に乾燥剤が収容され、該乾燥剤の上方
に配設されて該乾燥剤を下方に押圧する乾燥剤押
え板と、該乾燥剤押え板を前記エアドライヤ本体
と一体の部分から下方に押圧付勢する圧縮ばねと
を備えたエアドライヤにおいて、乾燥したエアが
逆流する際に該乾燥したエアが吹き付けられる中
央部が頂部となる上に凸の形状に形成された油滴
分離部と該油滴分離部の周囲に形成された油溜り
部と該油溜り部から立ち上がり形成された円筒部
とからなる乾燥剤押え板と、前記油溜り部に溜ま
つた油を外部に排出するためのコツクとを設け、
前記乾燥剤押え板の前記油滴分離部に設けられた
複数の穴の周囲には上方に突出したフランジ部を
夫々形成すると共に前記円筒部に油排出口を形成
し、該油排出口と同一高さの位置に前記コツクの
流路を連通接続してなることを特徴とするもので
ある。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第1図から第3図に示す本考案に係るエアド
ライヤ31において、第4図に示す従来例と同一
の部分については図面に同一の符号を付して説明
を省略する。本考案に係るエアドライヤ31にお
いては、従来例の乾燥剤押え板18を改良した特
殊な形状の乾燥剤押え板28と、コツク29とを
設けたものである。
乾燥剤押え板28は、乾燥したエアが逆流する
際に該乾燥したエアが吹き付けられる中央部28
aが頂部28bとなる上に凸の形状の一例たる円
錐台形に形成された油滴分離部28cと、該油滴
分離部の周囲に形成された油溜り部28dと、該
油溜り部から立ち上がり形成された円筒部28e
とから構成されている。そして油滴分離部28c
にはエアを通過させるための複数の穴28fが形
成され、しかも該穴の周囲には上方に突出したフ
ランジ部28gが夫々形成され、油滴分離部20
が該穴に流入しないように構成されている。
コツク29は、その流路29aが乾燥剤押え板
28の円筒部28eに形成された油排出口28h
に同一高さで連通接続され、エアドライヤ本体4
に装着され、レバー29bが取り付けられて、該
レバーを操作することにより乾燥剤押え板28の
油溜り部28dに溜まつた油滴20を外部に排出
することができるように構成され、また必要以外
の場合にはレバー29によつて流路29aを閉じ
て油滴20の排出を停止させることができるよう
になつている。
乾燥剤押え板28の複数の穴28hのフランジ
部28gは、例えば下方からのバーリング加工に
よつて形成することができる。また図示の実施例
においては油滴分離部28cは、円錐台形に形成
されているが、これは上に凸の形状であればどの
ような形状であつてもよく、例えば丸みをおびた
凸面に形成してもよいことは明らかである。
なお第1図において、32はエアコンプレツサ
(図示せず)からのエアの流入口、33はパージ
タンク3からのエアの吐出口、34は下側のフイ
ルタ、35は下側の乾燥剤押え板、36は底板、
38はパージバルブ、39は弁体、40はコント
ロールピストン、41は圧縮ばね、42はガバナ
(図示せず)に連通接続されたコントロールポー
ト、43はコントロール用のエア通路である。
作 用 本考案は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。まず通常のエアの乾
燥作用について説明すると、コントロールポート
42に対してはガバナの作用によりエアが送られ
ず、従つてエア通路43は大気圧に開放され、こ
の結果コントロールピストン40は圧縮ばね41
により上方に押圧されて弁体39がパージバルブ
38を閉鎖している。このためエアコンプレツサ
から流入口32に高圧のエアが送られて来ると、
エアドライヤ本体4の周囲のエア通路14に流入
して、該エア通路を通つて下方に流れ、円筒15
の下方からフイルタ17を半径方向内側へ通過
し、更に底板36を通過して下側の乾燥剤押え板
35を通り、更に下側のフイルタ34を通過して
濾過され、乾燥剤2の中に入り、該乾燥剤により
水分を除去されて乾燥し、フイルタ16によつて
更に濾過されて、乾燥剤押え板28の複数の穴2
8fを通過し、逆止弁5の弁体8を圧縮ばね10
の押圧力に抗して押し上げて、ばね受13の中央
の穴13aを通つてパージタンク3内に入り、吐
出口33からエアタンク(図示せず)に送り出さ
れる。この一連の作用によつて湿つたエアは乾燥
し、順次エアタンクに貯蔵される。そしてこのよ
うな乾燥作用が継続して行われると、乾燥剤2に
は多量の水分が付着してその吸水機能の限界に到
達すると、それ以上水分を吸収することができな
くなる。
次に、このような場合の乾燥剤2の再生作用に
ついて説明する。この再生作用時においては、ガ
バナが作用してコントロールポート42にエアが
送られ、エア通路43内は圧力が高くなり、コン
トロールピストン40が圧縮ばね41の押圧力に
抗して下方に押圧されて移動し、弁体39が同様
に下方に移動して、パージバルブ38が開かれ
る。このためエアドライヤ本体4の内部は円筒1
5の内部も含めて大気圧に開放される。この結果
パージタンク3内のエアはオリフイス6を通つて
エアドライヤ本体4内に流入することとなり、こ
のオリフイス6の通路断面積は非常に小さいの
で、乾燥したエアはこのオリフイス6を通過後急
激に膨脹して減圧され、この結果超乾燥状態のエ
アとなつて、該エア中に含まれたオイル粒は油滴
となつて第2図に示すように乾燥剤押え板28の
上に落下するが、穴28fの周囲には上方に突出
したフランジ部28gが形成されているため、該
油滴は穴28fの中には流入することができず、
頂部28bから油滴分離部28cの斜面を流れ落
ちて油溜り部28dに溜まることになる。この結
果乾燥したエア中のオイル粒が集まつて形成され
た油滴20がフイルタ16を通つて乾燥剤2の中
に流入する可能性が非常に小さくなり、該乾燥剤
がオイルによつて汚染されてその性能が低下する
ことがほとんどなくなる。また油溜り部28dに
一定量以上の油滴20が溜まつた場合には、コツ
ク29のレバー29bを第1図又は第2図に示す
ように開くことによつて流路29aが開かれ、油
滴20は矢印Dで示す如く該コツクを通つてすべ
て外部に排出することができる。その後レバー2
9bを閉めておけば再び油滴20は油溜り部28
dに少しずつ溜まることとなる。
以上のように、本考案によれば乾燥したエア中
のオイル粒が集まつて形成される油滴20が乾燥
剤2の再生作用時に該乾燥剤に付着する可能性が
非常に小さくなるので、該乾燥剤2の性能の劣化
を防止することができる。
効 果 本考案は、上記のように車輛のエアブレーキ等
に用いられるエアドライヤであつて、エアドライ
ヤ本体に形成された空間内に乾燥剤が収容され、
該乾燥剤の上方に配設されて該乾燥剤を下方に押
圧する乾燥剤押え板と、該乾燥剤押え板をエアド
ライヤ本体と一体の部分から下方に押圧付勢する
圧縮ばねとを備えたエアドライヤの乾燥剤押え板
を、平板状に形成することなく、中央部が頂部と
なる上に凸の形状に形成した油滴分離部と、該油
滴分離部の周囲に形成された油溜り部と、該油溜
り部から立ち上がり形成された円筒部とから構成
し、しかも油滴分離部に設けられた複数の穴の周
囲には上方に突出したフランジ部を形成し、また
油溜り部に溜まつた油を外部に排出するためのコ
ツクを設けたので、乾燥したエアから油滴を分離
し、この分離された油滴が複数の穴の中に流入し
ないで、ほとんどその全量が油溜り部に溜まるよ
うにすることができ、ある程度の量の油滴が溜ま
つたらコツクを開いてエアドライヤの外部に該油
滴を排出できるようになり、この結果乾燥剤に付
着するオイルの量を大幅に減少させることがで
き、エアドライヤの性能が長期にわたつて良好に
維持されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の実施例に係り、第
1図はエアドライヤの縦断面図、第2図は油滴の
分離状態を示す要部縦断面図、第3図は乾燥剤押
え板の斜視図、第4図及び第5図は従来例に係
り、第4図は第2図と同様の縦断面図、第5図は
第3図と同様の斜視図である。 20は油滴、28は乾燥剤押え板、28aは中
央部、28bは頂部、28cは油滴分離部、28
dは油溜り部、28eは円筒部、28fは複数の
穴、28gはフランジ部、29はコツク、31は
エアドライヤである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアドライヤ本体に形成された空間内に乾燥剤
    が収容され、該乾燥剤の上方に配設されて該乾燥
    剤を下方に押圧する乾燥剤押え板と、該乾燥剤押
    え板を前記エアドライヤ本体と一体の部分から下
    方に押圧付勢する圧縮ばねとを備えたエアドライ
    ヤにおいて、乾燥したエアが逆流する際に該乾燥
    したエアが吹き付けられる中央部が頂部となる上
    に凸の形状に形成された油滴分離部と該油滴分離
    部の周囲に形成された油溜り部と該油溜り部から
    立ち上がり形成された円筒部とからなる乾燥剤押
    え板と、前記油溜り部に溜まつた油を外部に排出
    するためのコツクとを設け、前記乾燥剤押え板の
    前記油滴分離部に設けられた複数の穴の周囲には
    上方に突出したフランジ部を夫々形成すると共に
    前記円筒部に油排出口を形成し、該油排出口と同
    一高さの位置に前記コツクの流路を連通接続して
    なることを特徴とするエアドライヤ。
JP1986144695U 1986-09-20 1986-09-20 Expired JPH0446808Y2 (ja)

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JP1986144695U JPH0446808Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JP1986144695U JPH0446808Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6351627U JPS6351627U (ja) 1988-04-07
JPH0446808Y2 true JPH0446808Y2 (ja) 1992-11-05

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JP1986144695U Expired JPH0446808Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922627A (ja) * 1982-07-30 1984-02-04 Nippon Air Brake Co Ltd 圧縮空気乾燥装置

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JPS6351627U (ja) 1988-04-07

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