JPH0447080B2 - - Google Patents

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JPH0447080B2
JPH0447080B2 JP1420789A JP1420789A JPH0447080B2 JP H0447080 B2 JPH0447080 B2 JP H0447080B2 JP 1420789 A JP1420789 A JP 1420789A JP 1420789 A JP1420789 A JP 1420789A JP H0447080 B2 JPH0447080 B2 JP H0447080B2
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JP
Japan
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paper
crepe
wax
artificial
flowers
Prior art date
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JP1420789A
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JPH02200899A (ja
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Hideko Hirahara
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、造花または造形盆栽等の素材として
用いられる造花用紙の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、この種の造花用紙の製造方法としては、
特公昭50−32664号公報、特公昭52−31443号公報
に開示される如く、和紙に極めて微細なクレープ
加工を施したクレープ紙に、パラフインワツクス
またはクリスタルワツクス等を主剤とする溶融混
合液を塗布する、いわゆる蝋付け加工を施すもの
が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の蝋付け加工を施した造花用クレープ蝋紙
を用いて製作された造花、造形盆栽等は、時間の
経過とともにワツクス分が乾固するため、柔らか
さ、潤い、艷というものが失われ、生花、実際の
盆栽等の有する質感とは全く掛離れたものとなつ
てしまう。
また、実際の葉の如き滑らかさ等を表現する場
合に、クレープ紙の“シワ”を擦つて滑らかにす
る作業が必要であるが、造花用クレープ蝋紙は、
この“シワ”がワツクス分により強度の“シワ”
となつているため、滑らかにする作業は容易では
ないいし、作業中にワツクス分が剥離する虞れも
ある。
さらに、造花用クレープ蝋紙は高温部所(エア
コンの温風吹出口付近、自動車の後部ガラス付近
等)に置かれると、熱によりワツクス分は溶融し
易いため、重合する紙が接着して使用不能となる
虞れもある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、造花用クレープ蝋紙を素材として
造花、造形盆栽等の製作を長年に亘り手懸けてき
たところ、前記問題点はいずれも蝋付加工が施さ
れているためであることを知見し、蝋付加工する
ことなく、生花、実際の盆栽の如き質感を有する
造花用紙の製造方法を種々研究し、検討を重ねた
結果、本発明を完成するに至つたものである。
即ち、本発明は蝋付加工をすることなく、手軽
に生花、実際の盆栽に極めて近い質を表現し得る
造花用紙の製造方法を提供するものであつて、ワ
セリンに重量比50〜70%の不乾性植物油と少量の
グリセリンと少量の酢とを加えて混合し、この混
合液をクレープ紙又は和紙に塗布することを特徴
とするものである。
本発明において用いられるワセリンは、ゼリー
状半固体の炭化水素の混合物であり、空気酸化や
化学薬品の作用を受けにくく、又、ほとんど全て
の薬物と変化なく配合できる。
本発明により製造される造花用紙が長期に亘つ
て柔らかさ、潤い、艷等の質感を維持し、クレー
プ紙の“シワ”を擦つて滑らかにする作業を容易
とし、ワツクス分の剥離も起生しないのは、この
ワセリンが常温で粘着性を有し、容易に乾固せ
ず、クレープ紙又は和紙への付着性も良好である
ことによる。
本発明において用いられる不乾性植物油として
は、オリーブ油または椿油が人害もなく好適であ
つて、本発明により製造される造花用紙が生花の
如き潤い、艷、滑らかさ等の質感を表現し得るの
は、この不乾性植物油によるものである。
グリセリンは、その高沸点、吸湿性により、造
花用紙が長期に亘つて潤い、柔らかさ等の質感を
維持するのを助長する。
また、酢は、含有する酢酸により、造花用紙が
長期に亘つて変質せず、潤い、艷等の質感を維持
するのを助長する。
(実施例) 実施例 1 ワセリンに不乾性植物油であるオリーブ油を重
量比にて60%、グリセリンを0.85%、酢を0.15%
加え、これを50〜70℃に加熱し、撹拌しつつ混合
した。この混合液をスポンジ等の塗布具にしみ込
ませ、クレープ紙に均一に塗布して造花用紙とし
た。
ここで、50〜70℃に加熱するのは、速く混合す
るためであり、その必要がなければ特に強度加す
ることもない。
この造花用紙は、数年に亘つて生花の如き潤
い、艷、滑らかさ等の質感を維持し続けた。
又、この造花用紙を自動車の後部ガラス付近等
の直射日光が照射する高温部所に数時間放置して
も、特に変質し、塗布表面部が溶融することもな
かつた。
さらに、“シワ”を擦つて滑らかにする作業も
容易であり、作業中塗布表面部が剥離することも
なかつた。
実施例 2 不乾性植物油として椿油を重量比にて60%加え
る以外は実施例1と同様の成分及び条件により造
花用紙を製造した。
この造花用紙も、実施例1と同様の効果を奏し
た。
比較例 1 従来の造花用クレープ蝋紙は、1年程度は生花
の如き潤い、艷、滑らかさ等の質感を維持した
が、以後は時の経過とともに生花の有する質感と
は全く掛離れたものとなつていつた。
又、この造花用クレープ蝋紙を自動車の後部ガ
ラス付近等に数時間放置すると、変質し、塗布表
面部が溶融した。
さらに、“シワ”を擦つて滑らかにするにはハ
サミ、センヌキ等の柄で強く擦る必要があり、そ
の作業は容易ではなく、作業中ワツクス分が剥離
する部分も見られた。
(発明の効果) 本発明により製造される造花用紙は、従来の造
花用クレープ蝋紙ではなし得ない、生花、実際の
盆栽等に極めて近い質感を表現し得、また、これ
を用いて製作された造花、造形盆栽等は、塗布し
た混合液が乾固しないから、長期に亘つて柔らか
さ、潤い、艷等の質感を維持し得る。
また、本発明により製造される造花用紙は、そ
もそも塗布した混合液に常温で固形状態のワツク
ス分を含有していないから、“シワ”を擦つて滑
らかにしたり、艷を出す作業は容易であり、従来
のように作業中にワツクス分が剥離するという不
都合は起こり得ず、高温部所におかれても重合す
る紙が接着するという虞れもない。
しかも、本発明により製造される造花用紙は、
従来の造花用クレープ蝋紙に比して極めて安価に
製造し得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワセリンに重量比50〜70%の不乾性植物油と
    少量のグリセリンと少量の酢とを加えて混合し、
    この混合液をクレープ紙又は和紙に塗布すること
    を特徴とする造花用紙の製造方法。
JP1420789A 1989-01-25 1989-01-25 造花用紙の製造方法 Granted JPH02200899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1420789A JPH02200899A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 造花用紙の製造方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1420789A JPH02200899A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 造花用紙の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH02200899A JPH02200899A (ja) 1990-08-09
JPH0447080B2 true JPH0447080B2 (ja) 1992-07-31

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ID=11854659

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1420789A Granted JPH02200899A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 造花用紙の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6103308A (en) * 1998-04-23 2000-08-15 Gencorp Inc. Paper coating lubricant

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JPH02200899A (ja) 1990-08-09

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