JPH0447434Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0447434Y2 JPH0447434Y2 JP5552286U JP5552286U JPH0447434Y2 JP H0447434 Y2 JPH0447434 Y2 JP H0447434Y2 JP 5552286 U JP5552286 U JP 5552286U JP 5552286 U JP5552286 U JP 5552286U JP H0447434 Y2 JPH0447434 Y2 JP H0447434Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- piston
- connecting rod
- crank pin
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本案は圧縮機のピストン装置の改良に係り、特
に、一端に球体を有する連接棒によつてピストン
とクランクピンとを連結しているいわゆるボール
ジヨイント式のピストン装置に関する。
に、一端に球体を有する連接棒によつてピストン
とクランクピンとを連結しているいわゆるボール
ジヨイント式のピストン装置に関する。
(ロ) 従来の技術
一般に、この種のボールジヨイント式のピスト
ン装置は、特公昭51−21165号公報等に記載され、
第4図に示すように、一端に球体20を有し他端
に円筒体21を有する連接棒22と、球面軸受部
23に前記球体20をカシメ固定することにより
球体20に接続されたピストン24と、前記円筒
体21が挿入されるクランク軸25のクランクピ
ン26とから構成されている。また、前記連接棒
22と円筒体21とは、円筒体21の軸線と連接
棒22の軸線が垂直となるように、円筒体21の
軸線方向の中央で接続されている。そして、斯る
構成のピストン装置は、ピストン24と連接棒2
2との連接部分を球体20とすることにより、ピ
ストンの自由度を大きく確保して、ピストン24
の往復動時におけるシリンダ27内への片当りを
低減させ、ピストン24の耐久性を向上すると共
にスコツチヨーク式等に比べて部品点数を少なく
できるものであつた。
ン装置は、特公昭51−21165号公報等に記載され、
第4図に示すように、一端に球体20を有し他端
に円筒体21を有する連接棒22と、球面軸受部
23に前記球体20をカシメ固定することにより
球体20に接続されたピストン24と、前記円筒
体21が挿入されるクランク軸25のクランクピ
ン26とから構成されている。また、前記連接棒
22と円筒体21とは、円筒体21の軸線と連接
棒22の軸線が垂直となるように、円筒体21の
軸線方向の中央で接続されている。そして、斯る
構成のピストン装置は、ピストン24と連接棒2
2との連接部分を球体20とすることにより、ピ
ストンの自由度を大きく確保して、ピストン24
の往復動時におけるシリンダ27内への片当りを
低減させ、ピストン24の耐久性を向上すると共
にスコツチヨーク式等に比べて部品点数を少なく
できるものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら上記の構成によるとピストン24
と連接棒22は球体20によつて連結されている
ため、連接棒22が上下左右の広い範囲に亘つて
自由度をもつこととなり、円筒体21とクランク
ピン26との挿入部における嵌合隙間、及び連接
棒22の自重によつて下方向に作用する力F等か
ら、円筒体21がクランクピン26の偏心回転に
伴なつて下方向にズレて第4図に示す如く傾き易
く(傾斜角度α)、円筒体21の内周面における
上端及び下端で偏摩耗を生ずると共に円筒体21
がクランクピン26に偏つて接触することから、
ピストン24の往復運動がスムーズに行えずロツ
ク等の発生原因となるという問題があつた。
と連接棒22は球体20によつて連結されている
ため、連接棒22が上下左右の広い範囲に亘つて
自由度をもつこととなり、円筒体21とクランク
ピン26との挿入部における嵌合隙間、及び連接
棒22の自重によつて下方向に作用する力F等か
ら、円筒体21がクランクピン26の偏心回転に
伴なつて下方向にズレて第4図に示す如く傾き易
く(傾斜角度α)、円筒体21の内周面における
上端及び下端で偏摩耗を生ずると共に円筒体21
がクランクピン26に偏つて接触することから、
ピストン24の往復運動がスムーズに行えずロツ
ク等の発生原因となるという問題があつた。
本案は斯る点に鑑みなされたものであり、クラ
ンクピンへ挿入される円筒体の下方向のズレを低
減し、円筒体の内周面の偏摩耗や円筒体とクラン
クピンの偏つた当たりを防止して、安定した運動
が行なえるボールジヨイント式のピストン装置を
提供することを目的とする。
ンクピンへ挿入される円筒体の下方向のズレを低
減し、円筒体の内周面の偏摩耗や円筒体とクラン
クピンの偏つた当たりを防止して、安定した運動
が行なえるボールジヨイント式のピストン装置を
提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本案は、一端に球体を有し、かつ、他端に円筒
体を有する連接棒によつてピストンとクランク軸
のクランクピンを連結しているピストン装置にお
いて、前記連接棒と円筒体とを、連接棒の軸線と
円筒体の軸線とのなす角度が円筒体のピストン側
上部において90°より小さくなるように傾いた位
置で接続したものである。
体を有する連接棒によつてピストンとクランク軸
のクランクピンを連結しているピストン装置にお
いて、前記連接棒と円筒体とを、連接棒の軸線と
円筒体の軸線とのなす角度が円筒体のピストン側
上部において90°より小さくなるように傾いた位
置で接続したものである。
(ホ) 作用
本案の圧縮機のピストン装置は上記の構成によ
り、前記円筒体を、連接棒の自重による力が円筒
体とクランクピンとの嵌合面に作用する方向と反
対方向に予め傾けておくことができ、ピストンの
往復動時において、クランクピンに対する円筒体
の傾きを少く押え、連接棒の自重による力が円筒
体とクランクピンとの嵌合面に偏つてかからない
ようにして円筒体の内周面における上端及び下端
で生ずる偏摩耗や円筒体とクランクピンの偏つた
当たりを低減し、ピストンの往復運動がスムーズ
に行なえるようにしている。
り、前記円筒体を、連接棒の自重による力が円筒
体とクランクピンとの嵌合面に作用する方向と反
対方向に予め傾けておくことができ、ピストンの
往復動時において、クランクピンに対する円筒体
の傾きを少く押え、連接棒の自重による力が円筒
体とクランクピンとの嵌合面に偏つてかからない
ようにして円筒体の内周面における上端及び下端
で生ずる偏摩耗や円筒体とクランクピンの偏つた
当たりを低減し、ピストンの往復運動がスムーズ
に行なえるようにしている。
(ヘ) 実施例
以下本案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は密閉容器2内の上部に圧縮機部3を、下部に
電動機部4を収納しており、かつ、この両機部
3,4をクランク軸5で連結して構成した密閉型
圧縮機である。6は前記圧縮機部3を構成するピ
ストン装置である。この装置は、一端に球体7を
有し、かつ、他端に円筒体8を有する連接棒9
と、球面軸受部10に前記球体7をカシメ固定す
ることにより球体7に接続されたピストン11
と、このピストンを往復摺動させるシリンダ12
と、前記円筒体8が挿入されるクランク軸5のク
ランクピン5aとから構成されている。ここで、
前記連接棒9と円筒体8とは、第3図に示すよう
に、連接棒9の軸線lと円筒体8の軸線mとのな
す角度βが、円筒体8のピストン11側上部にお
いて90°より小さくなるように傾いた位置で接続
されている。そして、この円筒体8をクランクピ
ン5aに挿入した状態では、第2図に示すように
連接棒9が円筒体8側で角度γだけ下がつた形で
セツトされる。
1は密閉容器2内の上部に圧縮機部3を、下部に
電動機部4を収納しており、かつ、この両機部
3,4をクランク軸5で連結して構成した密閉型
圧縮機である。6は前記圧縮機部3を構成するピ
ストン装置である。この装置は、一端に球体7を
有し、かつ、他端に円筒体8を有する連接棒9
と、球面軸受部10に前記球体7をカシメ固定す
ることにより球体7に接続されたピストン11
と、このピストンを往復摺動させるシリンダ12
と、前記円筒体8が挿入されるクランク軸5のク
ランクピン5aとから構成されている。ここで、
前記連接棒9と円筒体8とは、第3図に示すよう
に、連接棒9の軸線lと円筒体8の軸線mとのな
す角度βが、円筒体8のピストン11側上部にお
いて90°より小さくなるように傾いた位置で接続
されている。そして、この円筒体8をクランクピ
ン5aに挿入した状態では、第2図に示すように
連接棒9が円筒体8側で角度γだけ下がつた形で
セツトされる。
このように構成された密閉型圧縮機において、
連接棒9と円筒体8とは、上述したように、連接
棒9の軸線lと円筒体8の軸線mとのなす角度β
が、ピストン11側上部において、予め90°より
小さくなるように傾いた位置で接続されているた
め、円筒体8のクランクピン5aへの挿入部にお
いて、連接棒9の自重による力Fが、円筒体8と
クランクピン5aとの嵌合面の上下端で偏つて作
用するのを低減することができ、ピストン11の
往復動時における円筒体8とクランクピン5aと
の接触面積を増加して、円筒体8の内周面の上下
端で生ずる偏摩耗や円筒体8とクランクピン5a
の偏つた当たりを低減し、ピストン11の往復運
動がスムーズに行なえるようにしている。
連接棒9と円筒体8とは、上述したように、連接
棒9の軸線lと円筒体8の軸線mとのなす角度β
が、ピストン11側上部において、予め90°より
小さくなるように傾いた位置で接続されているた
め、円筒体8のクランクピン5aへの挿入部にお
いて、連接棒9の自重による力Fが、円筒体8と
クランクピン5aとの嵌合面の上下端で偏つて作
用するのを低減することができ、ピストン11の
往復動時における円筒体8とクランクピン5aと
の接触面積を増加して、円筒体8の内周面の上下
端で生ずる偏摩耗や円筒体8とクランクピン5a
の偏つた当たりを低減し、ピストン11の往復運
動がスムーズに行なえるようにしている。
(ト) 考案の効果
以上のように本案は、一端に球体を有し、か
つ、他端に円筒体を有する連接棒によつてピスト
ンとクランク軸のクランクピンを連結しているピ
ストン装置において、前記連接棒と円筒体とを、
連接棒の軸線と円筒体の軸線とのなす角度が円筒
体のピストン側上部において90°より小さくなる
ように予め傾いた位置で接続したものであるか
ら、連接棒の自重による力が、円筒体とクランク
ピンとの嵌合面になるべく偏つて作用しないよう
にすることができ、ピストンの往復動時における
円筒体の傾きを減少させ、円筒体とクランクピン
との接触面積を増加させて、円筒体の内周面の上
下端で生ずる偏摩耗や円筒体とクランクピンの偏
つた当たりを防ぎ、ピストンの往復運動をスムー
ズに行うことができる。
つ、他端に円筒体を有する連接棒によつてピスト
ンとクランク軸のクランクピンを連結しているピ
ストン装置において、前記連接棒と円筒体とを、
連接棒の軸線と円筒体の軸線とのなす角度が円筒
体のピストン側上部において90°より小さくなる
ように予め傾いた位置で接続したものであるか
ら、連接棒の自重による力が、円筒体とクランク
ピンとの嵌合面になるべく偏つて作用しないよう
にすることができ、ピストンの往復動時における
円筒体の傾きを減少させ、円筒体とクランクピン
との接触面積を増加させて、円筒体の内周面の上
下端で生ずる偏摩耗や円筒体とクランクピンの偏
つた当たりを防ぎ、ピストンの往復運動をスムー
ズに行うことができる。
第1図乃至第3図は本案の実施例を示し、第1
図は密閉型圧縮機の縦断面図、第2図はピストン
装置の縦断面図、第3図はピストン装置の要部断
面図、第4図は従来例を示すピストン装置の縦断
面図である。 1……密閉型圧縮機、5……クランク軸、5a
……クランクピン、6……ピストン装置、7……
球体、8……円筒体、9……連接棒、11……ピ
ストン。
図は密閉型圧縮機の縦断面図、第2図はピストン
装置の縦断面図、第3図はピストン装置の要部断
面図、第4図は従来例を示すピストン装置の縦断
面図である。 1……密閉型圧縮機、5……クランク軸、5a
……クランクピン、6……ピストン装置、7……
球体、8……円筒体、9……連接棒、11……ピ
ストン。
Claims (1)
- 一端に球体を有し、かつ、他端に円筒体を有す
る連接棒によつてピストンとクランク軸のクラン
クピンを連結しているピストン装置において、前
記連接棒と円筒体とは、連接棒の軸線と円筒体の
軸線とのなす角度が円筒体のピストン側上部にお
いて90°より小さくなるように傾いた位置で接続
されていることを特徴とする圧縮機のピストン装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5552286U JPH0447434Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5552286U JPH0447434Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317876U JPS6317876U (ja) | 1988-02-05 |
| JPH0447434Y2 true JPH0447434Y2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=30883490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5552286U Expired JPH0447434Y2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0447434Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP5552286U patent/JPH0447434Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317876U (ja) | 1988-02-05 |
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