JPH0448218Y2 - - Google Patents

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JPH0448218Y2
JPH0448218Y2 JP18222687U JP18222687U JPH0448218Y2 JP H0448218 Y2 JPH0448218 Y2 JP H0448218Y2 JP 18222687 U JP18222687 U JP 18222687U JP 18222687 U JP18222687 U JP 18222687U JP H0448218 Y2 JPH0448218 Y2 JP H0448218Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、全体の向きを変えることにより外
形が変化する変形玩具に関するものである。
従来技術とその欠点 従来の変形玩具は、それに備えた何等かの部材
に直接力を加えることにより、その部材又はその
部材に連結された部材が移動して、外形を変化す
るものである。
従つて、玩具所持者の外力付与動作と変形の間
には直接因果関係があり、玩具所持者はその変形
とそのタイミングについて明らかに予測可能であ
るので、変形のための外力付与位置を知れば、思
考力、推測力が不要であり、玩具らしさとして要
望される偶然性、意外性、ゲーム性に乏しいとい
う欠点がある。
解決しようとする技術課題 この考案は、上記の点に鑑み、全体の向きを変
えることにより外形が変化するようにした玩具に
おいて、その玩具の傾斜方向を所定順序で変化さ
せ、あるいは所定方向に回転したときのみ、内蔵
されている部材が作動して、自動的に外形が変化
するようにして、遊戯に思考力と推測力を働かせ
る余地を持たせ、また、偶然性、意外性、ゲーム
性を備えた変形玩具を提供しようとするものであ
る。
課題解決手段 この考案にかかる変形玩具は、 (イ) 基体にフツクを有する係止部材を係止方向に
付勢して移動自在に設け、 (ロ) 前記係止部材に向けて一端が開口され、一定
の質量を有する移動物体を収容した迷路を有す
る迷路ボツクスを前記基体に備え、 (ハ) 前記係止部材のフツクに係止されるフツクを
有する被覆部材を前記基体の表面に、展開し、
離間し又は回転する方向に付勢して連結してな
り、 (ニ) 前記迷路の一端から前記移動物体を前記係止
部材に落下させたことにより、前記係止部材の
フツクと前記被覆部材のフツクの係止が解かれ
るようにしたこと、 を特徴とする。
この考案の実施例 次に、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
図示の実施例は上下対称形に形成されているの
で、以下には上部の構造についてのみ説明し、下
部については図面に上部の部材に対応するものの
符号にeを付加した符号で示して、詳細な説明を
省略する。
この変形玩具は、上下方向中央部に基体1を有
する。この基体は平面形状が正方形に形成されて
おり、その中央部に上方に突出する筒2を有し、
その筒内に係止部材3の中央において下方に突出
する筒4を嵌合し、その係止部材の中央上面から
筒4に貫通した頭付き釘5を基体1に固定するこ
とにより、係止部材3を昇降自在に保持してい
る。
係止部材3は基体1の対角線に沿つた方向に十
字形に突出し、先端に上向きの爪を備えたフツク
6を有する。そして、係止部材3と基体1の間に
おいて筒2に巻装したバネ7により、係止部材3
をフツク6の係止方向、すなわち、上方に付勢し
ている。
基体1の上面には、また、前記係止部材3の周
囲において上方に突出する固定部材8が配設され
ている。この固定部材は後述される迷路ボツクス
20を基体の所定位置に固定するためのものであ
り、係止部材3の各フツク6に対応する部分が切
欠8Aされている。
図示の実施例では、この玩具の変形時に離間開
放した後記被覆部材28の間に、被覆部材と異な
る形状・模様などの表出を可能とするため、迷路
ボツクス20の外側に内装部材9を備えている。
この内装部材を基体1に取り付けるため、基体1
の各辺の中央部に上方に開口する溝10を有する
固定部11を設けてある。また、基体の上面の、
前記固定部材8の各切欠8Aと基体の各隅角部と
の間に、基体の対角線の両側においてその対角線
と平行な線分の両端において上方に突出する案内
部材12,13が設けられ、さらに好ましくはそ
の案内部材の間を延長する補助案内部材14が設
けられている。これらの案内部材は、後記被覆部
材28を基体1の対角線に沿つて移動するように
案内するものである。
基体1の各隅角部には、前記対角線上において
上方に突出する軸15が設けてある。
前記内装部材9は、第3,4,7,8図に示す
ように、平面形状が十字形に形成され、各突出片
9Aの先端に下方に延びる固定脚16を有し、こ
の固定脚を基体の固定部11の溝10に嵌合し、
内装部材9の各突出片に設けた筒17に上方から
挿入した長い頭付きねじを基体1の上面に上方に
突設したねじ受け軸18にねじ込むことにより内
装部材9を基体1に固定しており、内装部材の各
突出片の下面は基体の固定部材8の上面とほぼ同
一面に存するため、固定部材8の各切欠8Aは依
然として基体1の対角線方向に開口されている。
内装部材9の中央には、下方に開口する矩形の
嵌合凹部19が各突出片に対して垂直線まわりに
90度回転させた状態で設けてある。この嵌合凹部
19に、迷路ボツクス20が嵌合して取り付けら
れている。
迷路ボツクス20は、第9図及び10図に示す
ように、内部に立体的迷路21を形成する迷路形
成部材22を、出口部材23の嵌合部24に嵌合
して、迷路形成部材の迷路の一端を出口部材を出
口部25に連通させて構成されており、迷路形成
部材22を出口部材23に嵌合することにより、
迷路形成部材の下面は、迷路の前記一端を除いて
閉鎖されている。出口部材23の出口部25は下
方に延長され、その延長部に十字に沿つて放射方
向に開口する切欠26が形成してある。そして、
この迷路ボツクス20の迷路21に一定の質量を
有する移動物体、例えば、鋼球等で作られた重い
ボール27を迷路に沿つて移動可能に収容した
後、迷路ボツクス20を第8図に示すように前記
内装部材9の嵌合凹部19に嵌合することによ
り、迷路形成部材22の上面も閉鎖されて、迷路
が完成されると同時に、迷路ボツクスが内装部材
に固定されている。
迷路ボツクス20は内装部材9を基体1に固定
する際に、前記出口部材23の出口部25を各切
欠26において前記基体1の中央に設けてある係
止部材3の各フツク6を跨がらせて、出口部25
のの下端を基体の上面に当接させて、迷路ボツク
ス20の遊びを阻止するとともに、迷路の一端部
を前記係止部材3の上面中央に臨ませてある。
内装部材9を基体1に固定した状態では、内装
部材の各突出片9Aの上面と基体の内装部材の外
側に残された上面において上方に突出する前記案
内部材12,13及び補助案内部材14の上端面
はほぼ共通な水平面上に存する。
そして、各対の案内部材及び補助案内部材には
それぞれ一枚の被覆部材28が基体1の対角線に
沿つてこれと平行に移動可能に保持されている。
各被覆部材28は、第11図ないし第13図に示
すように、三枚の正方形の板28a〜28cを隣
接する二辺において相互に直角となるように接続
してなり、一辺の長さが基体1の平面形状の一辺
よりわずかに長い立方体の、一つの隅角部を含む
八分の一の部分の外形と等しい外観を備えてい
る。
被覆部材28を前記案内部材12,13及び補
助案内部材14で移動自在に保持するには、第1
1図に示すように、被覆部材の上部板28aに二
つの平行な長孔29を設け、各長孔の下面に前記
案内部材12,13の上端部を当接し、長孔29
にその上方から頭付きねじを挿通するとともに、
案内部材12,13にねじ込んでそのねじを長孔
に沿つて移動可能に固定し、上部板の上面に長孔
29を隠蔽する表紙30を貼つている。
被覆部材28の上部板28aの下面中央には、
L字形の突起31が設けられ、その垂直部にコイ
ルバネ32の一端が固定されており、このコイル
バネの他端は基体の各隅角部に設けてある突起1
5に結合されている。これにより、各被覆部材は
常時、基体1の中心と反対方向、すなわち、相互
に離間する方向に付勢されている。突起31の水
平部の先端には、前記基体1の係止部材3のフツ
ク6の爪と反対方向に突出する爪を有するフツク
33が設けられている。
そして、被覆部材28を前記コイルバネ32に
抗して基体中心方向に移動させた場合は、前記頭
付きねじが長孔29の端部に当たつて止められ、
その時は前記仮想立方体の八分の一の部分を構成
するとともに、前記フツク33が固定部材8の切
欠8Aの間に進入して、係止部材3のフツク6に
形成してあるテーパを介して係止部材3をバネ7
に打勝つて押下させて乗り越えるため、第6図に
示すように、被覆部材のフツク33が係止部材3
のフツク6に係止される。
上記のようにして、すべての被覆部材28を相
互に接近するように内装部材9の中央方向に押し
て移動すると、各被覆部材のフツク33が係止部
材のフツク6に係止されるため、この玩具は全体
として第1図に示すように立方体となり、その形
態を維持する。この場合、迷路ボツクス20内の
ボール27は迷路21内の任意の位置に存し、出
口部25には存しないものとする。
次に、この玩具を持ち上げ、適当な方向に傾斜
しその方向を変え、あるいは回転すると、迷路ボ
ツクス20内のボール27が迷路21に沿つて移
動するが、傾斜方向の変化あるいは回転方向が所
定の順序に沿つていないときは、ボールが単に迷
路内で右往左往するだけで迷路の出口に達しない
ため、係止部材3が作動されず、被覆部材28の
基体に対する係止が解除されないので、玩具は外
観形状を変化させない。
これに対して、玩具を迷路ボツクスの迷路に対
応して所定の順序で傾斜方向の変化あるいは回転
をさせたときは、ボール27が迷路21に沿つて
移動して、逐には出口25に辿り着き、出口から
係止部材3の上面に落下する。ボール27は所要
の質量を有するので、係止部材3の上面に落下し
たときに、バネ7に打勝つて係止部材3を下方に
移動させる。従つて、係止部材のフツク6と被覆
部材のフツク33の係止が解かれる。これによ
り、バネ32により外方向に付勢されている各被
覆部材28は、案内部材12,13及び補助案内
部材14により案内されて基体の対角線と平行に
外方向に勢い良く移動し、第2図に示すように開
放する。
この場合、被覆部材28の内側に内装部材9を
備えてあるので、迷路ボツクス20の存在が外部
に露見することがないばかりでなく、内装部材9
の表面に施した各種形状、模様及びその組合わせ
など、被覆部材の外側から予測できないものを表
出させることが可能である。
上記では、玩具の上半分について説明したが、
上述のように下半分も対称形に形成されているの
で、この玩具を上下逆に持つて同様に所定順序で
傾斜方向の変化あるいは回転をさせた場合は、ボ
ールが迷路の出口に到達して、その出口から係止
部材の上面落下し、係止部材を作動させて、各被
覆部材を同様に外方向に移動させることができ
る。
従つて、立方体の外観を有していたものが、傾
斜、その方向変化、回転などにより、ボールが迷
路のゴールに到達すると、立方体が割れ、その中
から内装部材9に施した各種の形状や模様などを
表出するものに変形する。
このように何等操作をすることなく、ある一定
の運動のみにより変形し、その変化原理が外部に
見えないので、意外性、偶然性を備え、ゲーム性
をも有するので、ゲーム具としても使用可能であ
る。また変形後の形状・模様などを楽しむことも
できる。
上記の内装部材は単なる一例に過ぎず、玩具の
外形又は希望する表出内容に応じて、実現形態を
任意に設定可能である。また、被覆部材も、上記
の例では、基体の対角線方向に移動させるように
実現したが、被覆部材の形状に応じて回転により
展開するように取り付けることもできる。さら
に、迷路ボツクスと内装部材は別体、一体いずれ
であつても良い。一体の場合は、迷路ボツクス2
0を直接に基体に取り付け、被覆部材が展開した
場合に内側に表出させる形状、模様などをその迷
路ボツクスに備えたものと理解することもでき
る。
この考案の効果 上述のように、この考案によれば、迷路ボツク
スを内蔵し、その迷路内の移動物体を迷路の出口
に到達させた場合にその出口から落下する移動物
体により係止部材を作動させて被覆部材を移動、
展開又は回転させるようにしたものであるから、
玩具を所定順序で傾斜方向を変化させ、あるいは
回転させたときのみ、自動的に外形が変化するの
で、遊戯に思考力と推測力、記憶力などが要求さ
れ、また、変化に偶然性、意外性、ゲーム性があ
るので、玩具として大きな魅力を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図は変形前の斜視図、第2図は一部のみを変
形させた場合の斜視図、第3図は一部の被覆部材
を除去して示す斜視図、第4図は同じく平面図、
第5図は内装部材及び迷路ボツクスを取除いた状
態の平面図、第6図は第4図の−線断面図、
第7図は迷路ボツクスを取付けた内装部材の正面
図、第8図は同じ内装部材を底面側より見た斜視
図、第9図は迷路ボツクスを内装部材から分離し
て示す要部分解斜視図、第10図は迷路ボツクス
の迷路形成部材の斜視図であり、イは上面側より
見たもの、ロは底面側より見たものである。第1
1図は被覆部材の斜視図、第12図は底面図、第
13図は側面図である。 1……基体、3……係止部材、6……フツク、
7……バネ、8……固定部材、9……内装部材、
12,13……案内部材、20……迷路ボツク
ス、21……迷路、25……出口部、27……移
動物体(ボール)、28……被覆部材、29……
長孔、32……バネ、33……フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 基体にフツクを有する係止部材を係止方向に
    付勢して移動自在に設け、 (ロ) 前記係止部材に向けて一端が開口され、一定
    の質量を有する移動物体を収容した迷路を有す
    る迷路ボツクスを前記基体に備え、 (ハ) 前記係止部材のフツクに係止されるフツクを
    有する被覆部材を前記基体の表面に、展開し、
    離間し又は回転する方向に付勢して連結してな
    り、 (ニ) 前記迷路の一端から前記移動物体を前記係止
    部材に落下させたことにより、前記係止部材の
    フツクと前記被覆部材のフツクの係止が解かれ
    ること、 を特徴とする変形玩具。
JP18222687U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0448218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18222687U JPH0448218Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP18222687U JPH0448218Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0184687U JPH0184687U (ja) 1989-06-06
JPH0448218Y2 true JPH0448218Y2 (ja) 1992-11-13

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