JPH0448321B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0448321B2 JPH0448321B2 JP61142653A JP14265386A JPH0448321B2 JP H0448321 B2 JPH0448321 B2 JP H0448321B2 JP 61142653 A JP61142653 A JP 61142653A JP 14265386 A JP14265386 A JP 14265386A JP H0448321 B2 JPH0448321 B2 JP H0448321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latex
- adhesive
- manufacturing
- particle board
- chips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明はパーテイクルボードの製造法に関し、
特に、全体が柔軟にしてかつゴム弾性をもち耐久
性に富むパーテイクルボードを得る技術に関す
る。 [従来の技術] 木材チツプを接着剤で成形熱圧して得られるパ
ーテイクルボードは、木材資源の利用度が高いこ
と、均一な長大製品が得られる等の特徴があり、
近年、建築材料,家具材料,自動車内装材等に広
く利用されている。 従来、パーテイクルボードの製造に使用される
接着剤としては、一般に、ユリア系,フエノール
系,メラミン系,イソシアネート系樹脂などの樹
脂系接着剤が用いられており(特開昭57−207058
号公報)、場合により硬化を促進するために硬化
剤を添加したりすることもあり、さらに、接着剤
の塗布に関しては、接着剤を小片の全表面に必要
にして最小限の厚さの層で均一に塗布すること
が、塗布に際しての一つの要件とされていた[昭
和57年6月30日丸善(株)発行「木材工業ハンドブツ
ク」P665〜701]。 従つて、パーテイクルボードには柔軟性や弾
性,クツシヨン性,之等の耐久性などの特性は全
く異質のものでありかかる特性を必要とする分野
への用途は殆んど皆無であつた。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、パーテイクルボードにおいて、特
に、柔軟にして耐屈曲性に優れ、かつ、反ぱつ弾
性をもちゴム様のパーテイクルボードであつて、
耐久性に優れたものを提供することを目的とす
る。 本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述からもあきらかになるで
あろう。 [発明が解決しようとする手段]及び[作用] 本発明は、木質材より成るパーテイクルボード
の製造に際し、接着剤として、共役二重結合を持
つモノマーを主組成として乳化重合法により共重
合又は単独重合により得られる合成ゴムラテツク
スの1種又は2種以上を混合し又は当該合成ゴム
ラテツクスの一部を天然ゴムラテツクスで置き換
えて得られる混合ラテツクスを主剤として、該主
剤に少なくとも前記ラテツクス中のゴム成分を加
硫するのに必要な添加剤を添加して成る接着剤
(ラテツクス接着剤)を使用し、かつ、該ラテツ
クス接着剤をパーテイクルボード原材料間の接着
に必要とする塗布量を超えて過剰に当該原材料に
塗布し、次いで、ラテツクス接着剤を塗布した当
該原材料をホーミング後熱圧することを特徴とす
るパーテイクルボードの製造法に存する。 本発明による作用を、本発明の代表的なものの
概要とともに簡単に説明すると次の通りである。
すなわち、本発明ではパーテイクルボードの製造
に際し、柔軟性と弾性を有する特に共役二重結合
を持つモノマー70%以上の組成の合成ゴムラテツ
クスなどよりなるラテツクス系接着剤を使用し、
パーテイクルボードの原材料である木材チツプに
対し、当該チツプ間を接着するに必要とする塗布
量を超えて過剰に塗布することにより、必要とす
る接着層がチツプ間に形成されてるとともに、過
剰分の接着剤がチツプ内部まで熱圧工程などで浸
透し、チツプ木質を柔軟にし、かつ、反ぱつ力の
あるゴム弾性を有するパーテイクルボードが得ら
れ、また、ラテツクス接着剤の加硫処理により耐
久性にも富ますことができ、ゴム製品と同様のパ
ーテイクルボードが得られる。 次に、本発明による構成及び作用を、好ましい
実施態様とともに更に詳述する。 本発明に使用するパーテイクルボード原材料と
しては、一般のパーテイクルボードに使用する各
種のものを用いることができる。パーテイクルボ
ードの原材料は、一般に、木材チツプとかパーテ
イクルなどと称せられている。本発明では、木材
を切削又は破砕して得られる木片チツプを原料と
して用いることが好ましい。該木片チツプは水分
10%以下に乾燥したものが好ましい。 本発明に使用されるラテツクス接着剤は、合成
ゴムラテツクスを主剤としてなる。 該合成ゴムラテツクスの例としては、ブタジエ
ンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ス
チレン・ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニト
リル・ブタジエンゴムのラテツクスがあげられ
る。 合成ゴムラテツクスは、共役二重結合(ジエン
結合とも云う)を持つモノマー70%以上の組成で
乳化重合法により共重合又は単独重合により得ら
れる合成ゴムラテツクスを使用するとパーテイク
ルボードに柔軟性,ゴム弾性を付与することがで
きることが判つた。 合成ゴムラテツクスは共役二重結合を持つモノ
マーの種類により、又は共重合される他のモノマ
ーの性質により、それぞれラテツクスの性質、ゴ
ム成分の特徴を異にする。 従つて、使用目的に合う適度の柔軟性があり且
つ反揆弾性が優れること更に之等の特性の耐久
性,耐水性,耐熱性,耐油性の向上又使用上の作
業性,及び価格の点より2種以上のゴムラテツク
スを混合使用することが好ましい。 合成ゴムラテツクスの一部を天然ゴムラテツク
スで置き換えてもよい。 本発明では、合成ゴムラテツクスや上記のごと
くこれと天然ゴムラテツクスとを混合してなる混
合ラテツクスを主剤とし、これに必要に応じて各
種の添加剤を添加する。 本発明ではラテツクス接着剤を用いており、当
該ラテツクス中のゴム成分を加硫し、必要な加硫
効果を得、ボードに耐久性をもたせるためには、
加硫効果のある加硫剤をラテツクス中に分散せし
めるとよい。加硫剤としては、市販のゴム加硫用
硫黄粉末などを使用することができる。加硫促進
剤や加硫助剤を併用してもよい。合成ゴムラテツ
クスなどの種類などによつては、これら単独でも
加硫効果を奏することができる。例えば、亜鉛華
粉末で例示される加硫助剤は、カルボキシ基変性
のSBRやニトリルゴムやクロロプレンゴムラテ
ツクスなどに対しては加硫剤として働く。 加硫促進剤としては、各種のものを使用するこ
とができ、例えばチアゾール系の商品記号MZで
示される市販品やあるいはジチオカルバミン酸塩
系の商品記号EZ及びPXで示される市販品を使用
することができる。 本発明においてラテツクスの老化を防止するた
めに老化防止剤を用いることが好ましい。その具
体例としてはフエノール類老化防止剤があげられ
る。 本発明において、ラテツクスを安定化させる必
要のあるときは、安定剤を用いることが好まし
い。この安定剤の例としては金属石鹸があげら
れ、その具体例としてはオレイン酸カリ,ロジン
酸カリなどがあげられ、合成ゴムラテツクスの2
種以上を混合する場合オレイン酸カリを添加する
ことが有効である。 加硫剤や加硫促進剤や加硫助剤や老化防止剤は
それぞれ使用に際しては水によく分散して用いる
ことが好ましい。 次に、ラテツクス接着剤の製法の一例とともに
上記添加剤の使用量の好ましい範囲を示す。 製造の順序としてはミキサーに所要のラテツク
スを入れる。混合ラテツクスとする場合必要ある
ときはラテツクスに対し0.5〜1%のオレイン酸
カリを添加して撹拌混合する。各添加剤の添加は
ミキサーを運転しつつ、老化防止剤1〜2%,加
硫促進剤1〜5%、硫黄2〜3%、亜鉛華2〜6
%の順序に添加し撹拌混合する。(尚%の数値は
ラテツクスに対しての使用比率(wt)を示す)。 撹拌混合完了によりラテツクス接着剤を得る。 ラテツクス接着剤のパーテイクルボード原材料
(以下チツプという)への塗布は、例えばブレン
ダーと呼ばれる塗布機に当該チツプを容れスプレ
ー法により塗布すればよい。その塗布量は一般に
パーテイクルボードの製造法ではチツプ重量に対
して接着剤の後傾分として15%(wt以下)の割
合で接着剤が塗布されているが、本発明ではチツ
プに対し固形分として20%以上の塗布が効果的で
あり30%以上を塗布する場合にはより一層柔軟に
して耐屈曲性に優れかつ反ぱつ弾性有するパーテ
イクルボードとすることが出来る。 当該接着剤の塗布されたチツプは一般のパーテ
イクルボードの製造法によるホーミングをする。
このチツプのマツトをホツトプレスに挿入し熱圧
する。 熱圧は原料チツプの形状、製品厚みなどにより
熱圧条件を異にするが、熱圧温度120〜150℃、加
圧力10〜30Kg/cm2が適当である。 熱圧下におけるチツプに塗られた接着剤の一部
は木片に存在する多くの割れめ、裂けめなどを通
してチツプ内に浸透し、特に、過剰に塗られた場
合はその浸透量は多くなる。また、ゴムは熱可塑
性であるので、温度は高い程、加圧力の高い程浸
透量は増加する。 ゴム成分の浸透によりチツプの木質は柔軟の性
質に変化する。 熱圧による加熱を続ける方法、又は別に加熱室
に入れ、あるいは加熱装置を通すなどの方法によ
り加熱処理して接着剤のゴム成分について適度の
加硫を完了せしめ、所要のゴム弾性保持並びに耐
久特性を向上せしめる。 以上の製造方法により得られるパーテイクルボ
ードは柔軟にしてかつ反ぱつ力のあるゴム弾性に
優れ耐久性のパイテイクルボード製品とすること
が出来る。 又このパーテイクルボードを難燃化する為に、
上記した接着剤に、更に、難燃(化)剤例えば酸
化アンチモン系、ハロゲン化合物系、燐酸化合物
系難燃剤の1種又は2種以上を添加分散せしめた
ラテツクス接着剤を用い、本発明の製法に従い、
難燃性を兼備した建材などに有利なパーテイクル
ボードとすることができる。 又、防腐剤,耐水剤,防蟻剤,金属板に対する
ハクリ剤などを添加することも有効である。 [実施例] 次に、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 1 チツプは一般のパーテイクルボードの製造に使
用する木材を破砕した木片チツプを使用した。そ
の形状は棒状で長さ4〜15m/m、太さは0.5〜
1m/m両端は細い形の木片チツプである。接着
剤としてはゴムラテツクスとして固形分60%のフ
タジエン約75%、ステレン約25%のモノマー組成
で共重合されたSBRラテツクスを主剤として用
い添加薬剤は次の配合とした。
特に、全体が柔軟にしてかつゴム弾性をもち耐久
性に富むパーテイクルボードを得る技術に関す
る。 [従来の技術] 木材チツプを接着剤で成形熱圧して得られるパ
ーテイクルボードは、木材資源の利用度が高いこ
と、均一な長大製品が得られる等の特徴があり、
近年、建築材料,家具材料,自動車内装材等に広
く利用されている。 従来、パーテイクルボードの製造に使用される
接着剤としては、一般に、ユリア系,フエノール
系,メラミン系,イソシアネート系樹脂などの樹
脂系接着剤が用いられており(特開昭57−207058
号公報)、場合により硬化を促進するために硬化
剤を添加したりすることもあり、さらに、接着剤
の塗布に関しては、接着剤を小片の全表面に必要
にして最小限の厚さの層で均一に塗布すること
が、塗布に際しての一つの要件とされていた[昭
和57年6月30日丸善(株)発行「木材工業ハンドブツ
ク」P665〜701]。 従つて、パーテイクルボードには柔軟性や弾
性,クツシヨン性,之等の耐久性などの特性は全
く異質のものでありかかる特性を必要とする分野
への用途は殆んど皆無であつた。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、パーテイクルボードにおいて、特
に、柔軟にして耐屈曲性に優れ、かつ、反ぱつ弾
性をもちゴム様のパーテイクルボードであつて、
耐久性に優れたものを提供することを目的とす
る。 本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述からもあきらかになるで
あろう。 [発明が解決しようとする手段]及び[作用] 本発明は、木質材より成るパーテイクルボード
の製造に際し、接着剤として、共役二重結合を持
つモノマーを主組成として乳化重合法により共重
合又は単独重合により得られる合成ゴムラテツク
スの1種又は2種以上を混合し又は当該合成ゴム
ラテツクスの一部を天然ゴムラテツクスで置き換
えて得られる混合ラテツクスを主剤として、該主
剤に少なくとも前記ラテツクス中のゴム成分を加
硫するのに必要な添加剤を添加して成る接着剤
(ラテツクス接着剤)を使用し、かつ、該ラテツ
クス接着剤をパーテイクルボード原材料間の接着
に必要とする塗布量を超えて過剰に当該原材料に
塗布し、次いで、ラテツクス接着剤を塗布した当
該原材料をホーミング後熱圧することを特徴とす
るパーテイクルボードの製造法に存する。 本発明による作用を、本発明の代表的なものの
概要とともに簡単に説明すると次の通りである。
すなわち、本発明ではパーテイクルボードの製造
に際し、柔軟性と弾性を有する特に共役二重結合
を持つモノマー70%以上の組成の合成ゴムラテツ
クスなどよりなるラテツクス系接着剤を使用し、
パーテイクルボードの原材料である木材チツプに
対し、当該チツプ間を接着するに必要とする塗布
量を超えて過剰に塗布することにより、必要とす
る接着層がチツプ間に形成されてるとともに、過
剰分の接着剤がチツプ内部まで熱圧工程などで浸
透し、チツプ木質を柔軟にし、かつ、反ぱつ力の
あるゴム弾性を有するパーテイクルボードが得ら
れ、また、ラテツクス接着剤の加硫処理により耐
久性にも富ますことができ、ゴム製品と同様のパ
ーテイクルボードが得られる。 次に、本発明による構成及び作用を、好ましい
実施態様とともに更に詳述する。 本発明に使用するパーテイクルボード原材料と
しては、一般のパーテイクルボードに使用する各
種のものを用いることができる。パーテイクルボ
ードの原材料は、一般に、木材チツプとかパーテ
イクルなどと称せられている。本発明では、木材
を切削又は破砕して得られる木片チツプを原料と
して用いることが好ましい。該木片チツプは水分
10%以下に乾燥したものが好ましい。 本発明に使用されるラテツクス接着剤は、合成
ゴムラテツクスを主剤としてなる。 該合成ゴムラテツクスの例としては、ブタジエ
ンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ス
チレン・ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニト
リル・ブタジエンゴムのラテツクスがあげられ
る。 合成ゴムラテツクスは、共役二重結合(ジエン
結合とも云う)を持つモノマー70%以上の組成で
乳化重合法により共重合又は単独重合により得ら
れる合成ゴムラテツクスを使用するとパーテイク
ルボードに柔軟性,ゴム弾性を付与することがで
きることが判つた。 合成ゴムラテツクスは共役二重結合を持つモノ
マーの種類により、又は共重合される他のモノマ
ーの性質により、それぞれラテツクスの性質、ゴ
ム成分の特徴を異にする。 従つて、使用目的に合う適度の柔軟性があり且
つ反揆弾性が優れること更に之等の特性の耐久
性,耐水性,耐熱性,耐油性の向上又使用上の作
業性,及び価格の点より2種以上のゴムラテツク
スを混合使用することが好ましい。 合成ゴムラテツクスの一部を天然ゴムラテツク
スで置き換えてもよい。 本発明では、合成ゴムラテツクスや上記のごと
くこれと天然ゴムラテツクスとを混合してなる混
合ラテツクスを主剤とし、これに必要に応じて各
種の添加剤を添加する。 本発明ではラテツクス接着剤を用いており、当
該ラテツクス中のゴム成分を加硫し、必要な加硫
効果を得、ボードに耐久性をもたせるためには、
加硫効果のある加硫剤をラテツクス中に分散せし
めるとよい。加硫剤としては、市販のゴム加硫用
硫黄粉末などを使用することができる。加硫促進
剤や加硫助剤を併用してもよい。合成ゴムラテツ
クスなどの種類などによつては、これら単独でも
加硫効果を奏することができる。例えば、亜鉛華
粉末で例示される加硫助剤は、カルボキシ基変性
のSBRやニトリルゴムやクロロプレンゴムラテ
ツクスなどに対しては加硫剤として働く。 加硫促進剤としては、各種のものを使用するこ
とができ、例えばチアゾール系の商品記号MZで
示される市販品やあるいはジチオカルバミン酸塩
系の商品記号EZ及びPXで示される市販品を使用
することができる。 本発明においてラテツクスの老化を防止するた
めに老化防止剤を用いることが好ましい。その具
体例としてはフエノール類老化防止剤があげられ
る。 本発明において、ラテツクスを安定化させる必
要のあるときは、安定剤を用いることが好まし
い。この安定剤の例としては金属石鹸があげら
れ、その具体例としてはオレイン酸カリ,ロジン
酸カリなどがあげられ、合成ゴムラテツクスの2
種以上を混合する場合オレイン酸カリを添加する
ことが有効である。 加硫剤や加硫促進剤や加硫助剤や老化防止剤は
それぞれ使用に際しては水によく分散して用いる
ことが好ましい。 次に、ラテツクス接着剤の製法の一例とともに
上記添加剤の使用量の好ましい範囲を示す。 製造の順序としてはミキサーに所要のラテツク
スを入れる。混合ラテツクスとする場合必要ある
ときはラテツクスに対し0.5〜1%のオレイン酸
カリを添加して撹拌混合する。各添加剤の添加は
ミキサーを運転しつつ、老化防止剤1〜2%,加
硫促進剤1〜5%、硫黄2〜3%、亜鉛華2〜6
%の順序に添加し撹拌混合する。(尚%の数値は
ラテツクスに対しての使用比率(wt)を示す)。 撹拌混合完了によりラテツクス接着剤を得る。 ラテツクス接着剤のパーテイクルボード原材料
(以下チツプという)への塗布は、例えばブレン
ダーと呼ばれる塗布機に当該チツプを容れスプレ
ー法により塗布すればよい。その塗布量は一般に
パーテイクルボードの製造法ではチツプ重量に対
して接着剤の後傾分として15%(wt以下)の割
合で接着剤が塗布されているが、本発明ではチツ
プに対し固形分として20%以上の塗布が効果的で
あり30%以上を塗布する場合にはより一層柔軟に
して耐屈曲性に優れかつ反ぱつ弾性有するパーテ
イクルボードとすることが出来る。 当該接着剤の塗布されたチツプは一般のパーテ
イクルボードの製造法によるホーミングをする。
このチツプのマツトをホツトプレスに挿入し熱圧
する。 熱圧は原料チツプの形状、製品厚みなどにより
熱圧条件を異にするが、熱圧温度120〜150℃、加
圧力10〜30Kg/cm2が適当である。 熱圧下におけるチツプに塗られた接着剤の一部
は木片に存在する多くの割れめ、裂けめなどを通
してチツプ内に浸透し、特に、過剰に塗られた場
合はその浸透量は多くなる。また、ゴムは熱可塑
性であるので、温度は高い程、加圧力の高い程浸
透量は増加する。 ゴム成分の浸透によりチツプの木質は柔軟の性
質に変化する。 熱圧による加熱を続ける方法、又は別に加熱室
に入れ、あるいは加熱装置を通すなどの方法によ
り加熱処理して接着剤のゴム成分について適度の
加硫を完了せしめ、所要のゴム弾性保持並びに耐
久特性を向上せしめる。 以上の製造方法により得られるパーテイクルボ
ードは柔軟にしてかつ反ぱつ力のあるゴム弾性に
優れ耐久性のパイテイクルボード製品とすること
が出来る。 又このパーテイクルボードを難燃化する為に、
上記した接着剤に、更に、難燃(化)剤例えば酸
化アンチモン系、ハロゲン化合物系、燐酸化合物
系難燃剤の1種又は2種以上を添加分散せしめた
ラテツクス接着剤を用い、本発明の製法に従い、
難燃性を兼備した建材などに有利なパーテイクル
ボードとすることができる。 又、防腐剤,耐水剤,防蟻剤,金属板に対する
ハクリ剤などを添加することも有効である。 [実施例] 次に、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 1 チツプは一般のパーテイクルボードの製造に使
用する木材を破砕した木片チツプを使用した。そ
の形状は棒状で長さ4〜15m/m、太さは0.5〜
1m/m両端は細い形の木片チツプである。接着
剤としてはゴムラテツクスとして固形分60%のフ
タジエン約75%、ステレン約25%のモノマー組成
で共重合されたSBRラテツクスを主剤として用
い添加薬剤は次の配合とした。
【表】
接着剤の製造法は高速かくはんのミキサーに先
つ主剤のSBRラテツクスを全量を入れかくはん
を続けて添加薬剤を配合表の順序に除々に投入し
均一混合分散せしめて接着剤とした。 チツプへの接着剤の塗布はブレンダーで行い、
チツプを回転しつつスプレー塗布する。塗布量は
次の割合で過剰に塗布を行つた。 木片チツプ 100部 接着剤 75部(チツプに対し固形分約45%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧する。熱圧条件は温度
130℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。上記により
得られた製品は柔軟にして且つ反ぱつ弾性のある
ゴム製品と同様のパーテイクルボードとなつた。 実施例 2 実施例1と同様の木片チツプを用いた。 接着剤の主剤ラテツクスは2種混合型で混合は
ミキサーで行つた。 配合は次の割合とした。 ポリブタジエンのラテツクス(固形分57%)60部 天然のゴムのラテツクス(固形分60%) 40部 オレイン酸カリ(ラテツクス安定剤) 1部 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合し
た。薬剤の配合は次の通り。
つ主剤のSBRラテツクスを全量を入れかくはん
を続けて添加薬剤を配合表の順序に除々に投入し
均一混合分散せしめて接着剤とした。 チツプへの接着剤の塗布はブレンダーで行い、
チツプを回転しつつスプレー塗布する。塗布量は
次の割合で過剰に塗布を行つた。 木片チツプ 100部 接着剤 75部(チツプに対し固形分約45%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧する。熱圧条件は温度
130℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。上記により
得られた製品は柔軟にして且つ反ぱつ弾性のある
ゴム製品と同様のパーテイクルボードとなつた。 実施例 2 実施例1と同様の木片チツプを用いた。 接着剤の主剤ラテツクスは2種混合型で混合は
ミキサーで行つた。 配合は次の割合とした。 ポリブタジエンのラテツクス(固形分57%)60部 天然のゴムのラテツクス(固形分60%) 40部 オレイン酸カリ(ラテツクス安定剤) 1部 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合し
た。薬剤の配合は次の通り。
【表】
各薬剤の混合法は実施例1の方法による。
チツプに接着剤の塗布はブレンダーで行い、チ
ツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布する割合は次の通りで、過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 83部(チツプに対し固形分約48%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧する。熱圧条件は温度
125℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は実施例1よりも更に柔軟性であ
り且つ反ぱつ弾性があるパーテイクルボードとな
つた。 実施例 3 実施例1と同様の木片チツプを用い、接着剤の
主剤ラテツクスは2種混合型で混合はミキサーで
行つた。 配合は次の割合とした。 クロロプレンのラテツクス(固形分60%) 60部 ポリブタジエンのラテツクス(固形分57%)40部 オレイン酸カリ(ラテツクス安定剤) 1部 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合す
る。薬剤の配合は次の通り。
ツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布する割合は次の通りで、過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 83部(チツプに対し固形分約48%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧する。熱圧条件は温度
125℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は実施例1よりも更に柔軟性であ
り且つ反ぱつ弾性があるパーテイクルボードとな
つた。 実施例 3 実施例1と同様の木片チツプを用い、接着剤の
主剤ラテツクスは2種混合型で混合はミキサーで
行つた。 配合は次の割合とした。 クロロプレンのラテツクス(固形分60%) 60部 ポリブタジエンのラテツクス(固形分57%)40部 オレイン酸カリ(ラテツクス安定剤) 1部 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合す
る。薬剤の配合は次の通り。
【表】
クロロプレンは亜鉛華に加硫作用があるので硫
黄は使用しなかつた、老化防止剤と亜鉛華は分散
剤デモールNを用いあらかじめ50%水分散液とし
て用いた。 ミキサーを用い薬剤を混合して接着剤とする。 チツプに接着剤の塗布はブレンダーで行つた。 チツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布する割合は次の通り過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 65部(チツプに対し固形部約37%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧した。熱圧条件は温度
130℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は、柔軟性は実施例1と略々同様
であるが反ぱつ弾性は強いパーテイクルボードと
なつた。 実施例 4 実施例1と同様の木片チツプを用いた。 接着材の主剤ラテツクスは2種混合型で混合は
ミキサーで行つた。 配合は次の割合とした。 SBRのラテツクス(固形分67%) 65部 (SBRはスチレン約30%ブタジエン約70%共重
合体) NBRのラテツクス(固形分48%) 35部 (NBRはアクリロニトリル約14%ブタジエン約
86%共重合体) 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合し
た。 薬剤の配合は次の通り。
黄は使用しなかつた、老化防止剤と亜鉛華は分散
剤デモールNを用いあらかじめ50%水分散液とし
て用いた。 ミキサーを用い薬剤を混合して接着剤とする。 チツプに接着剤の塗布はブレンダーで行つた。 チツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布する割合は次の通り過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 65部(チツプに対し固形部約37%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧した。熱圧条件は温度
130℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は製品厚み1
m/m当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は、柔軟性は実施例1と略々同様
であるが反ぱつ弾性は強いパーテイクルボードと
なつた。 実施例 4 実施例1と同様の木片チツプを用いた。 接着材の主剤ラテツクスは2種混合型で混合は
ミキサーで行つた。 配合は次の割合とした。 SBRのラテツクス(固形分67%) 65部 (SBRはスチレン約30%ブタジエン約70%共重
合体) NBRのラテツクス(固形分48%) 35部 (NBRはアクリロニトリル約14%ブタジエン約
86%共重合体) 以上の混合液を主剤とし之に添加薬剤を混合し
た。 薬剤の配合は次の通り。
【表】
各薬剤の混合法は実施例1の方法により、混合
完了をもつて接着剤とした。 チツプに接着剤の塗布はブレンダーで行い、チ
ツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布量の割合は次の通り過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 60部(チツプに対し固形分約36%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧した。熱圧条件は温度
140℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は厚み1m/m
当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は柔軟性と反ぱつ弾性は良好で実
施例1と同様のパーテイクルボードが得られた。 [発明の効果] 本発明によればパーテイクルボードにおいて、
特に、柔軟にして、反ぱつ力のあるゴム弾性を備
え、かつ、耐久性のあるパーテイクルボード製品
を得ることができた。
完了をもつて接着剤とした。 チツプに接着剤の塗布はブレンダーで行い、チ
ツプを回転しつゝスプレー塗布した。 塗布量の割合は次の通り過剰に塗布した。 木片チツプ 100部 接着剤 60部(チツプに対し固形分約36%) 塗布されたチツプは金属板上にホーミングして
之をホツトプレスで熱圧した。熱圧条件は温度
140℃加圧力15Kg/cm2、熱圧時間は厚み1m/m
当り40秒の割合にて熱圧した。 得られた製品は柔軟性と反ぱつ弾性は良好で実
施例1と同様のパーテイクルボードが得られた。 [発明の効果] 本発明によればパーテイクルボードにおいて、
特に、柔軟にして、反ぱつ力のあるゴム弾性を備
え、かつ、耐久性のあるパーテイクルボード製品
を得ることができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 木片チツプをパーテイクルボードの原材料と
して成るパーテイクルボードの製造に際し、接着
剤として、共役二重結合を持つモノマーが70重量
%以上の組成の乳化重合法による共重合又は単独
重合により得られる合成ゴムラテツクスの1種又
は2種以上を混合し又は当該合成ゴムラテツクス
の一部を天然ゴムラテツクスで置き換えて得られ
る混合ラテツクスを主剤とし、該主剤に少なくと
も前記ラテツクス中のゴム成分を加硫するのに必
要な加硫剤,加硫促進剤及び加硫助剤からなる群
から選択された1種又は2種以上を添加して成る
接着剤(以下ラテツクス接着剤という)を使用
し、かつ、該ラテツクス接着剤を前記パーテイク
ルボードの原材料間の接着に必要とする塗布量を
超えて過剰に当該原材料に塗布し、次いで、ラテ
ツクス接着剤を塗布した当該原材料をホーミング
後熱圧することを特徴とするパーテイクルボード
の製造法。 2 パーテイルボード原材料が、木材を切削又は
破砕して得られる木片チツプである、特許請求の
範囲第1項記載の製造法。 3 合成ゴムが、共役二重結合を持つモノマー70
%以上の組成のものである、特許請求の範囲第1
項記載の製造法。 4 ラテツクス接着剤が、加硫剤,加硫促進剤及
び加硫助剤から成る群から選択された1種又は2
種以上の添加剤を添加して成る、特許請求の範囲
第1項記載の製造法。 5 ラテツクス接着剤が、老化防止剤,安定剤,
難燃化剤,防腐剤,金属板に対するハクリ剤,耐
水剤,防蟻剤から成る群から選択された1種又は
2種以上の添加剤を添加して成る、特許請求の範
囲第1項記載の製造法。 6 特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
て、木片チツプ原材料の重量に対して当該接着剤
の固形分換算で20重量%以上過剰に塗布する、特
許請求の範囲第1項記載の製造法。 7 特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
て、熱圧に際し、その加熱操作を継続してラテツ
クス接着剤中のゴム成分の加硫を完了させる、特
許請求の範囲第1項記載の製造法。 8 特許請求の範囲第1項記載の製造法におい
て、熱圧後、仕上げ操作を行なう、特許請求の範
囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14265386A JPS62299302A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | パ−テイクルボ−ドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14265386A JPS62299302A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | パ−テイクルボ−ドの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62299302A JPS62299302A (ja) | 1987-12-26 |
| JPH0448321B2 true JPH0448321B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=15320364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14265386A Granted JPS62299302A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | パ−テイクルボ−ドの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62299302A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4961543B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2012-06-27 | ジ・エコ株式会社 | 天然植物複合成形体およびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5367765A (en) * | 1976-11-30 | 1978-06-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Chaff compositions |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP14265386A patent/JPS62299302A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62299302A (ja) | 1987-12-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE60010923T2 (de) | Vernetzbare Kautschuk-Zusammensetzung und vernetzter Gegenstand | |
| US2635976A (en) | Method of making synthetic constructional boards and products thereof | |
| US2410078A (en) | Unified fibrous fabric | |
| US2619445A (en) | Rubber-to-metal adhesives and method of making same and use thereof | |
| CN111004584A (zh) | 胶膜、胶膜的制备方法及包括胶膜的鞋底 | |
| US3758362A (en) | Dual latex adhesive system | |
| CN109652985B (zh) | 一种增强芳纶线绳与三元乙丙橡胶粘合力的浸渍液及其使用方法 | |
| KR101440222B1 (ko) | 천연고무와 합성고무를 이용한 면장갑의 제조방법 | |
| JPH0448321B2 (ja) | ||
| US4500591A (en) | Foam rubber backings for composite materials having glass fiber substrates coated with PVC | |
| CA1059277A (en) | Dry mix organic brake linings | |
| JPH02145631A (ja) | 加硫可能なゴム組成物 | |
| KR960006169B1 (ko) | 섬유-고무 복합체의 제조방법 | |
| JPS63221008A (ja) | 複合ボ−ドの製造法 | |
| JPS63234075A (ja) | 接着剤 | |
| US2715066A (en) | Air curing of sheet material containing synthetic elastomers | |
| JP2753987B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| US2522776A (en) | Process of rendering synthetic rubber tacky | |
| JPH0448322B2 (ja) | ||
| JPS63221007A (ja) | わらボ−ドの製造法 | |
| US3058843A (en) | Overlay sheet for woody board | |
| US3239408A (en) | Wood adhesive and composite products obtained therefrom | |
| JPH0476281B2 (ja) | ||
| JP2575065B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JP2004204148A (ja) | 化粧パフ用共重合体ラテックス組成物 |