JPH0448799B2 - - Google Patents
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- JPH0448799B2 JPH0448799B2 JP60271679A JP27167985A JPH0448799B2 JP H0448799 B2 JPH0448799 B2 JP H0448799B2 JP 60271679 A JP60271679 A JP 60271679A JP 27167985 A JP27167985 A JP 27167985A JP H0448799 B2 JPH0448799 B2 JP H0448799B2
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K51/00—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
- A61K51/02—Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
- A61K51/04—Organic compounds
- A61K51/0474—Organic compounds complexes or complex-forming compounds, i.e. wherein a radioactive metal (e.g. 111In3+) is complexed or chelated by, e.g. a N2S2, N3S, NS3, N4 chelating group
- A61K51/0478—Organic compounds complexes or complex-forming compounds, i.e. wherein a radioactive metal (e.g. 111In3+) is complexed or chelated by, e.g. a N2S2, N3S, NS3, N4 chelating group complexes from non-cyclic ligands, e.g. EDTA, MAG3
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- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/28—Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
- C07F9/38—Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)]
- C07F9/3804—Phosphonic acids [RP(=O)(OH)2]; Thiophosphonic acids ; [RP(=X1)(X2H)2(X1, X2 are each independently O, S or Se)] not used, see subgroups
- C07F9/3808—Acyclic saturated acids which can have further substituents on alkyl
- C07F9/3817—Acids containing the structure (RX)2P(=X)-alk-N...P (X = O, S, Se)
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Description
アミノホスホン酸は金属イオンをキレート化す
ることが知られている。特に安定なキレートは、
アルカリ土類および遷移金属系からの金属によつ
て形成される。 癌患者にとつて、骨転移の発生はよくある、そ
して往々にして破局的なことである。前記の転移
病巣が原因となる苦痛、病的骨折、頻繁な神経欠
損とよび強制される不活動化は、癌患者の生活の
質を有意に低下させるものである。転移病にかか
つている患者は多数にのぼる。なぜなら、乳癌、
肺癌または前立腺癌にかかつている全患者のほぼ
50%が最終的に骨転移を発生するからである。こ
れは、前記の疫病が行き渡つていることを示して
いる。骨転移は、腎臓癌、甲状腺癌、膀胱癌、頚
部癌および他の腫脹の患者にも見られるが、それ
らの患者をひとまとめにしても、骨転移を発生す
る患者の20%に満たない。転移性骨癌は生命にか
かわることはあまりなく、骨病巣の発見後何年間
も生きている患者もいる。当初、治療目的が集中
した点は、苦痛の緩和、麻酔治療の必要性の軽
減、および歩行の増加にある。若干な癌を治療す
ることができることが望まれていることは明らか
である。 骨へ転移した癌治療に放射性核種を使用するこ
とは1950年代の初頭にさかのぼる。石灰質
(calcific)病巣の治療用に放射性粒子放出性核種
を適当な形で注入することが提案されていた。前
記の核種は、軟質組織および正常骨に達する最少
量で骨の急速生長部分に集中させることが望まし
い。放射性リン化合物(P−32およひP−33)が
提案されていた。しかしながら、その化合物お使
用は、核および生物学的局在化(または配置)
〔biolocalization〕の性質によつて制限されてい
る〔Kaplan等、ジヤーナル・オブ・ニユークレ
ア・メデイシン(Journal of Nuclear
Medicine)、Vol.1、No.1、1頁(1960);米国特
許第3965254号明細書〕。 ホウ素残基を含むリン化合物を使用する他の試
みも行なわれた。前記化合物は体内に(経静脈的
に)注入され、骨格系に累積された。こうして患
者の中性子によつて照射され、ホウ素を活性化
し、そし治療的な放射線用量を与えられた(米国
特許第4399817号明細書)。 前記の方法においては、正常な組織に実質的な
損傷を与えないで腫脹に治療的な用量を与えるこ
とは不可能である。多くの場合、特に転移骨病巣
に対しては、腫脹が骨格系を通して拡がり、体の
部分の照射または切断は実用的ではない〔セミナ
ーズ・イン・ニユークレア・メデイシン
(Seminars in Nuclear Medicine)、Vol.、No.
2、1979年4月〕。 Re−196と複合体化したジホスホネートの使用
も提案された〔L.Mathieu等イント・ジエイ・ア
プライド・ラド・アンド・アイソドプス(Int.J.
Applied Rad.&Isotopes)Vol.30、725〜727頁、
1979;J.Weinenger、A.R.Ketring等、ジヤーナ
ル・オブ・ニユークレア・メデイシン(Journal
of Nuclear Medicine)Vol.24、No.5、125頁、
1983〕。しかしながら、前記複合体に必要とされ
る調製および精製が、その有用性と広範な適用を
制限している。 転移骨病巣をもつ患者に対してストロンチウム
−89も提案された。しかしながら、長い半減期
(50.4日)、高血液レベルおよび病巣の正常骨に対
する比の低いことが有用性を制限している〔N.
Firusian、P.Mellin、C.G.Schmidt、ジ・ジヤー
ナル・オブ・ウロロジイー(The Journal of
Urology)、Vol.116、764頁、1976;C.G.
Schmidt、N.Firusian、イント・ジエイ・クリ
ン・フアーマコル(Int.J.Clin.Pharmacol.)93:
199−205、1794〕。 I−131でラベルしたα−アミノ−(3−ヨード
−4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホネート
を使用する、骨転移の姑息的(palliative)治療
が報告されている〔M.Eisenhut、ジヤーナル・
オブ・ニユークレア・メデイシン(Journal of
Nuclear Medicine)、Vol.25、No.12、1356〜1631
頁、1984〕。治療上の放射性核種として放射性ヨ
ウ素を使用することは、ヨウ化物が甲状腺に局在
下するという周知の傾向があるので、望ましいこ
とではない。Eisenthutは前記化合物の可能な代
謝産物の1つとしてヨウ化物を挙げている。更
に、ヨウ素化反応から残り、洗浄操作で分離しな
かつたすべてのI−131は、甲状腺に危険を与え
る。事実、注入された用量の0.1%が、注入から
24時間後に、甲状腺に存在することをEisenhutは
調べている。I−131からのガンマ線放出の高エ
ネルギーは、質の低い像をもたらす。 本発明に治療上有用な複合体は、できるかぎり
或る基準に適合することが必要である。アミンの
窒素原子とホスホン酸基のリン原子とがアルキレ
ン基によつて隔てられているアミノホスホン酸
の、本明細書における定義に含まれる配位子(ま
たは、リガンドあまたは錯生成剤は多数存在する
ものと理解されたい。前記配位子のアミン水素原
子の一部分(全部ではない)用の置換基として他
の官能性基を多くのものが含んでいることもでき
る。特定の同位体の性質が重要であることも理解
されたい。或る1つの性質の欠点は、配位子また
は同位体のいずれかの1種またはそれ以上の優れ
た性質によつて克服することができ、そして複合
体としてのそれらの組合せを全体として考慮する
必要がある。 放射性同位体と配位子との任意の特定の組合せ
を選択する際に考慮すべき基準について以下説明
する。 第一に、前記の複合体は、軟質組織によつてよ
りも、骨によつて優先的に摂取されることが必要
である。特に、肝臓または骨髄のいずれにも摂取
のないことが望ましい。筋肉組織による摂取は、
損傷は与えないが、劣つた像形成性
(inferiorimaging property)および非ターゲツ
ト器官への望ましくない投与をもたらすので、望
ましくない。 もう1つの重要な基準は、癌骨によつて摂取さ
れる複合体量と正常骨によつて摂取される複合体
量との比である。正常骨への照射をできるだけ少
量にしながら癌骨を治療することが望ましいの
で、前記の比は高いことが好ましい。 前記の複合体は、明らかに、血液から迅速に取
除かれるべきである。 複合体化放射性核種に関しては、核の性質の考
えることが重要である。第一に、過剰の用量を非
ターゲツト器官に供給することなく、骨への局在
化を可能にする充分な長さの半減期が必要であ
る。複合体が迅速に生物学的局在化することがで
きる場合には、より短い半減期をもつ同位体が有
用である。短い半減期をもつ同位体は、利点をも
たらす。なぜなら、これは合計用量を断片的に与
えることができ、照射によつて傷んだ非ターゲツ
ト器官を投与の間に回復させることができるから
である。本発明において有用な同位体は、腫脹の
治療に充分な粒子方をもつ同位体である。 腫脹の治療を成功させるためには、同位体が充
分な粒子放出性をもつことが必要であるが、複合
体の局在化を定量するためには、同位体が像形成
を可能にする充分なガンマ線発生をもつことが望
ましい。好ましいガンマ線エネルギーは100〜
200keV(16×10-15〜32×10-15ジユール)の範囲
である。もつとも、より高いエネルギーをもつ若
干の同位体も潜在的に有用である。ガンマ線照射
量は、像形成に充分なものであるが、患者が、彼
の近くの人間に対して放射露出源とならないため
に彼を隔離する必要がある程度まで大きいもので
はない。ガンマ線の発生はないが、腫脹の治療を
成功させるのに充分な粒子放出をもつ同位体を使
用することもできる。 従つて、軟質組織または正常骨に対して最少用
量で、石灰質腫脹に対しては治療的放射用量を供
給することのできる上記の基準をもつ系が必要で
ある。 本発明者は、放射性金属イオンをリン含有配位
子に複合体化した、前記のような系を見出した。
いくつかの前記複合体は、軟質組織摂取が非常に
低く、骨格系に対して非常に選択的であることを
示す。骨に摂取されなかつた材料は、腎臓を通つ
て膀胱へ有効に取除かれる。前記の複合体は、正
常な骨の中へよりも、急速生長性の骨の領域の中
で、より容易に集中する傾向もある。使用する放
射性核種は粒子放出性であり、前記核種を堆積す
る領域に高放射用量を供給する。従つて、治療上
放射用量を石灰質腫脹に特異的に供給することが
できる。 各種の粒子放出性放射性核種の組合せを石灰質
腫脹の治療的処置用に投与することができる。前
記の組合せは、本明細書に記載するように、前記
核種を同時に複合体化するか、別々に複合体化し
た放射性核種2種類を混合するか、または2種の
異なる複合体化放射性核種を順々に投与すること
によつて複合体化することができる。ベータ活性
の高い放射性核種とガンマ放出性放射性核種との
組合せは、所望の像形成を提供する点だけでな
く、大型腫脹および小型腫脹の両方の同時治療を
可能にする点で、治療上の利点をもたらすことが
できる。異なる半減期をもつ放射性核種少なくと
も2種を使用することにより、段階的処置も可能
である。組合せ用として特に好ましい放射性核種
はSm−153およびY−90である。Sm−153とY−
90との複合体の主要な長所は、像形成されるSm
−153の能力とY−90の高いベータ活性とをもた
らす点である。本明細書に記載の複合体の他の適
当な混合物を投与することができることは言うま
でもない。 粒子放出性放射性核種例えばサマリウム−153、
Yb−175、Lu−177およびGd−159と、アルキレ
ン基または置換されているアルキレン基が窒素原
子およびリン原子の間に介在する有機アミンまた
は置換されている有機アミンホスホン酸誘導体と
を複合体化する。前記の複合体が動物の石灰質腫
脹の治療に有用であることが見出された。 本発明が提案する複合体の用途は、石灰質腫脹
の治療学的処置である。これらの中には、骨格系
が関連する第1部位である1次腫脹、および、他
の第1部位例えば前立腺または乳房から骨格系へ
新生物(ネオプラズム)が拡がつた転移骨癌が含
まれる。本発明は、前記の石灰質腫脹に対して治
療的放射用量を供給して苦痛を緩和する方法を提
供する。本発明は、治療的放射用量を供給するこ
とによつて石灰質腫脹の大きさを減少するかまた
は破壊する手段も提供する。 粒子放出性放射性核種の複合体化するのに有用
であることが見出された有機ホスホン酸誘導体
は、式 (式中、XとYとは相互に独立して、水素原子、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、ホスホン酸
基、炭素原子1〜8個の炭化水素基および前記酸
基の生理学的に受け入れることのできる塩から選
ばれたものであり、nは1〜3であるが、但し、
n>1の場合には、各々のXおよびYは、他の炭
素原子上のXおよびYと同じものであつても異な
るものであつてもよいものとする) で表わされるアルキレン基または置換されている
アルキレン基が窒素原子とリン原子との間に介在
する、有機アミンまたは置換されている有機アミ
ン化合物である。 前記の化合物は、多数の公知の合成方法によつ
て調製することができる。反応性NH基少なくと
も1個を含む化合物と、カルボニル化合物(アル
デヒドまたはケトン)および亜リン酸またはその
誘導体との反応が特に重要である。 粒子放出性放射性核種と複合体化した場合に石
灰質腫脹の治療に使用することのできる、錯生成
性配位子の或るものは、構造式
ることが知られている。特に安定なキレートは、
アルカリ土類および遷移金属系からの金属によつ
て形成される。 癌患者にとつて、骨転移の発生はよくある、そ
して往々にして破局的なことである。前記の転移
病巣が原因となる苦痛、病的骨折、頻繁な神経欠
損とよび強制される不活動化は、癌患者の生活の
質を有意に低下させるものである。転移病にかか
つている患者は多数にのぼる。なぜなら、乳癌、
肺癌または前立腺癌にかかつている全患者のほぼ
50%が最終的に骨転移を発生するからである。こ
れは、前記の疫病が行き渡つていることを示して
いる。骨転移は、腎臓癌、甲状腺癌、膀胱癌、頚
部癌および他の腫脹の患者にも見られるが、それ
らの患者をひとまとめにしても、骨転移を発生す
る患者の20%に満たない。転移性骨癌は生命にか
かわることはあまりなく、骨病巣の発見後何年間
も生きている患者もいる。当初、治療目的が集中
した点は、苦痛の緩和、麻酔治療の必要性の軽
減、および歩行の増加にある。若干な癌を治療す
ることができることが望まれていることは明らか
である。 骨へ転移した癌治療に放射性核種を使用するこ
とは1950年代の初頭にさかのぼる。石灰質
(calcific)病巣の治療用に放射性粒子放出性核種
を適当な形で注入することが提案されていた。前
記の核種は、軟質組織および正常骨に達する最少
量で骨の急速生長部分に集中させることが望まし
い。放射性リン化合物(P−32およひP−33)が
提案されていた。しかしながら、その化合物お使
用は、核および生物学的局在化(または配置)
〔biolocalization〕の性質によつて制限されてい
る〔Kaplan等、ジヤーナル・オブ・ニユークレ
ア・メデイシン(Journal of Nuclear
Medicine)、Vol.1、No.1、1頁(1960);米国特
許第3965254号明細書〕。 ホウ素残基を含むリン化合物を使用する他の試
みも行なわれた。前記化合物は体内に(経静脈的
に)注入され、骨格系に累積された。こうして患
者の中性子によつて照射され、ホウ素を活性化
し、そし治療的な放射線用量を与えられた(米国
特許第4399817号明細書)。 前記の方法においては、正常な組織に実質的な
損傷を与えないで腫脹に治療的な用量を与えるこ
とは不可能である。多くの場合、特に転移骨病巣
に対しては、腫脹が骨格系を通して拡がり、体の
部分の照射または切断は実用的ではない〔セミナ
ーズ・イン・ニユークレア・メデイシン
(Seminars in Nuclear Medicine)、Vol.、No.
2、1979年4月〕。 Re−196と複合体化したジホスホネートの使用
も提案された〔L.Mathieu等イント・ジエイ・ア
プライド・ラド・アンド・アイソドプス(Int.J.
Applied Rad.&Isotopes)Vol.30、725〜727頁、
1979;J.Weinenger、A.R.Ketring等、ジヤーナ
ル・オブ・ニユークレア・メデイシン(Journal
of Nuclear Medicine)Vol.24、No.5、125頁、
1983〕。しかしながら、前記複合体に必要とされ
る調製および精製が、その有用性と広範な適用を
制限している。 転移骨病巣をもつ患者に対してストロンチウム
−89も提案された。しかしながら、長い半減期
(50.4日)、高血液レベルおよび病巣の正常骨に対
する比の低いことが有用性を制限している〔N.
Firusian、P.Mellin、C.G.Schmidt、ジ・ジヤー
ナル・オブ・ウロロジイー(The Journal of
Urology)、Vol.116、764頁、1976;C.G.
Schmidt、N.Firusian、イント・ジエイ・クリ
ン・フアーマコル(Int.J.Clin.Pharmacol.)93:
199−205、1794〕。 I−131でラベルしたα−アミノ−(3−ヨード
−4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホネート
を使用する、骨転移の姑息的(palliative)治療
が報告されている〔M.Eisenhut、ジヤーナル・
オブ・ニユークレア・メデイシン(Journal of
Nuclear Medicine)、Vol.25、No.12、1356〜1631
頁、1984〕。治療上の放射性核種として放射性ヨ
ウ素を使用することは、ヨウ化物が甲状腺に局在
下するという周知の傾向があるので、望ましいこ
とではない。Eisenthutは前記化合物の可能な代
謝産物の1つとしてヨウ化物を挙げている。更
に、ヨウ素化反応から残り、洗浄操作で分離しな
かつたすべてのI−131は、甲状腺に危険を与え
る。事実、注入された用量の0.1%が、注入から
24時間後に、甲状腺に存在することをEisenhutは
調べている。I−131からのガンマ線放出の高エ
ネルギーは、質の低い像をもたらす。 本発明に治療上有用な複合体は、できるかぎり
或る基準に適合することが必要である。アミンの
窒素原子とホスホン酸基のリン原子とがアルキレ
ン基によつて隔てられているアミノホスホン酸
の、本明細書における定義に含まれる配位子(ま
たは、リガンドあまたは錯生成剤は多数存在する
ものと理解されたい。前記配位子のアミン水素原
子の一部分(全部ではない)用の置換基として他
の官能性基を多くのものが含んでいることもでき
る。特定の同位体の性質が重要であることも理解
されたい。或る1つの性質の欠点は、配位子また
は同位体のいずれかの1種またはそれ以上の優れ
た性質によつて克服することができ、そして複合
体としてのそれらの組合せを全体として考慮する
必要がある。 放射性同位体と配位子との任意の特定の組合せ
を選択する際に考慮すべき基準について以下説明
する。 第一に、前記の複合体は、軟質組織によつてよ
りも、骨によつて優先的に摂取されることが必要
である。特に、肝臓または骨髄のいずれにも摂取
のないことが望ましい。筋肉組織による摂取は、
損傷は与えないが、劣つた像形成性
(inferiorimaging property)および非ターゲツ
ト器官への望ましくない投与をもたらすので、望
ましくない。 もう1つの重要な基準は、癌骨によつて摂取さ
れる複合体量と正常骨によつて摂取される複合体
量との比である。正常骨への照射をできるだけ少
量にしながら癌骨を治療することが望ましいの
で、前記の比は高いことが好ましい。 前記の複合体は、明らかに、血液から迅速に取
除かれるべきである。 複合体化放射性核種に関しては、核の性質の考
えることが重要である。第一に、過剰の用量を非
ターゲツト器官に供給することなく、骨への局在
化を可能にする充分な長さの半減期が必要であ
る。複合体が迅速に生物学的局在化することがで
きる場合には、より短い半減期をもつ同位体が有
用である。短い半減期をもつ同位体は、利点をも
たらす。なぜなら、これは合計用量を断片的に与
えることができ、照射によつて傷んだ非ターゲツ
ト器官を投与の間に回復させることができるから
である。本発明において有用な同位体は、腫脹の
治療に充分な粒子方をもつ同位体である。 腫脹の治療を成功させるためには、同位体が充
分な粒子放出性をもつことが必要であるが、複合
体の局在化を定量するためには、同位体が像形成
を可能にする充分なガンマ線発生をもつことが望
ましい。好ましいガンマ線エネルギーは100〜
200keV(16×10-15〜32×10-15ジユール)の範囲
である。もつとも、より高いエネルギーをもつ若
干の同位体も潜在的に有用である。ガンマ線照射
量は、像形成に充分なものであるが、患者が、彼
の近くの人間に対して放射露出源とならないため
に彼を隔離する必要がある程度まで大きいもので
はない。ガンマ線の発生はないが、腫脹の治療を
成功させるのに充分な粒子放出をもつ同位体を使
用することもできる。 従つて、軟質組織または正常骨に対して最少用
量で、石灰質腫脹に対しては治療的放射用量を供
給することのできる上記の基準をもつ系が必要で
ある。 本発明者は、放射性金属イオンをリン含有配位
子に複合体化した、前記のような系を見出した。
いくつかの前記複合体は、軟質組織摂取が非常に
低く、骨格系に対して非常に選択的であることを
示す。骨に摂取されなかつた材料は、腎臓を通つ
て膀胱へ有効に取除かれる。前記の複合体は、正
常な骨の中へよりも、急速生長性の骨の領域の中
で、より容易に集中する傾向もある。使用する放
射性核種は粒子放出性であり、前記核種を堆積す
る領域に高放射用量を供給する。従つて、治療上
放射用量を石灰質腫脹に特異的に供給することが
できる。 各種の粒子放出性放射性核種の組合せを石灰質
腫脹の治療的処置用に投与することができる。前
記の組合せは、本明細書に記載するように、前記
核種を同時に複合体化するか、別々に複合体化し
た放射性核種2種類を混合するか、または2種の
異なる複合体化放射性核種を順々に投与すること
によつて複合体化することができる。ベータ活性
の高い放射性核種とガンマ放出性放射性核種との
組合せは、所望の像形成を提供する点だけでな
く、大型腫脹および小型腫脹の両方の同時治療を
可能にする点で、治療上の利点をもたらすことが
できる。異なる半減期をもつ放射性核種少なくと
も2種を使用することにより、段階的処置も可能
である。組合せ用として特に好ましい放射性核種
はSm−153およびY−90である。Sm−153とY−
90との複合体の主要な長所は、像形成されるSm
−153の能力とY−90の高いベータ活性とをもた
らす点である。本明細書に記載の複合体の他の適
当な混合物を投与することができることは言うま
でもない。 粒子放出性放射性核種例えばサマリウム−153、
Yb−175、Lu−177およびGd−159と、アルキレ
ン基または置換されているアルキレン基が窒素原
子およびリン原子の間に介在する有機アミンまた
は置換されている有機アミンホスホン酸誘導体と
を複合体化する。前記の複合体が動物の石灰質腫
脹の治療に有用であることが見出された。 本発明が提案する複合体の用途は、石灰質腫脹
の治療学的処置である。これらの中には、骨格系
が関連する第1部位である1次腫脹、および、他
の第1部位例えば前立腺または乳房から骨格系へ
新生物(ネオプラズム)が拡がつた転移骨癌が含
まれる。本発明は、前記の石灰質腫脹に対して治
療的放射用量を供給して苦痛を緩和する方法を提
供する。本発明は、治療的放射用量を供給するこ
とによつて石灰質腫脹の大きさを減少するかまた
は破壊する手段も提供する。 粒子放出性放射性核種の複合体化するのに有用
であることが見出された有機ホスホン酸誘導体
は、式 (式中、XとYとは相互に独立して、水素原子、
ヒドロキシル基、カルボキシル基、ホスホン酸
基、炭素原子1〜8個の炭化水素基および前記酸
基の生理学的に受け入れることのできる塩から選
ばれたものであり、nは1〜3であるが、但し、
n>1の場合には、各々のXおよびYは、他の炭
素原子上のXおよびYと同じものであつても異な
るものであつてもよいものとする) で表わされるアルキレン基または置換されている
アルキレン基が窒素原子とリン原子との間に介在
する、有機アミンまたは置換されている有機アミ
ン化合物である。 前記の化合物は、多数の公知の合成方法によつ
て調製することができる。反応性NH基少なくと
も1個を含む化合物と、カルボニル化合物(アル
デヒドまたはケトン)および亜リン酸またはその
誘導体との反応が特に重要である。 粒子放出性放射性核種と複合体化した場合に石
灰質腫脹の治療に使用することのできる、錯生成
性配位子の或るものは、構造式
【式】および
【式】
(式中、AとBとCとDとEとFとは相互に独立
に水素原子、
に水素原子、
【式】
【式】
および前記酸基の生理学的に受け入れることので
きる塩から選んだものであり、XとYとnとは前
記と同じ意味であり、mとm′とは各々0〜10で
あるが、但し、前記の窒素置換基の少なくとも1
個はリン含有基であるものとし、そしてRは直鎖
状、分枝状、環式、複素環式、置換複素環式また
は縮合環型構造の炭化水素基であるが、但し、m
またはm′が1より大きい場合には、置換基Eお
よびFは他の窒素原子上の任意の他の置換基と同
じであつても異なるものであつてもよく、そして
各Rは他のRと同じであつても異なるのであつて
もよいものとする) で表わされる。 カルボキシアルキル基1個以上を含むアミン誘
導体を得るカルボキシアルキル化法は、アミン窒
素原子上にアルキルスルホン酸およびヒドロキシ
アルキル(米国特許第3398198号明細書)置換基
を与える方法と同様に、周知である(米国特許第
3726912号明細書)。 前記の構造に含まれる化合物の特定の(限定す
るものではない)例を挙げれば、エチレンジアミ
ンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)、ジエ
チレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DTPMP)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン
トリメチレンホスホン酸(HEEDTMP)、ニトリ
ロトリメチレンホスホン酸(NTMP)およびト
リス(2−アミノエチル)アミノヘキサメチレン
ホスホン酸(TTHMP)がある。 本発明を実施する際に有用な粒子放出性核種の
例としてはY−90、In−115、Sm−153、Yb−
175、Lu−177およびGd−159がある。 Sm−153、Yb−175、Lu−177およびGd−159
を、前記の錯生成剤と共に使用する希土類放射性
核種として実験したが、他の希土類放射性核種
も、本明細書に記載したとおり、同じアミノホス
ホン酸誘導体と複合体化することができる。代表
的な(限定するものではない)前記希土類放射性
核種の例としては、Ho−166がある。 本発明の好ましい態様は、ガドリニウム−159
(Gd−159)、ホルミウム−166(Ho−166)、ルテ
チウム−177(Lu−177)、サマリウム−153(Sm−
153)、イツテルビウム−175(Yb−175)、イツト
リウム−90(Y−90)およびインジウム−155(In
−115)からなる群から選んだ粒子放出性放射性
核種と、エチレンジアミンテトラメチレンホスホ
ン酸(EDTMP)、ジエチレントリアミンペンタ
メチレンホスホン酸(DTPMP)、ヒドロキシエ
チルエチレンジアミントリメチレンホスホン酸
(HEEDTMP)、ニトリロトリメチレンホスホン
酸(NTMP)およびトリス(2−アミノエチル)
アミノヘキサメチレンホスホン酸(TTHMP)
からなる群から選んだアミノホスホン酸誘導体と
の治療上有効な複合体である。 本明細書においては、便宜上、前記のカツコ内
に示す略号を使用して、個々の放射性核種および
アミノホスホン酸誘導体を表わすものとする。 本発明に更に好ましい態様は、Y−90、In−
115、Gd−159、Lu−177、Sm−153およびYb−
175からなる群から選んだ粒子放出性放射性核種
と、EDTMP、DTPMP、HEEDTMP、NTMP
およびTTHMPからなる群から選んだアミノホ
スホン酸誘導体との治療上有効な複合体である。 本発明の特に好ましい態様は、Lu−177、Sm
−153およびYb−175からなる群から選んだ粒子
放出性放射性核種と、EDTMP、DTPMP、
HEEDTMP、NTMPおよびTTHMPからなる
群から選んだアミノホスホン酸誘導体との治療上
有効な複合体である。 本発明の最も好ましい態様は、Sm−153と、
EDTMP、DTPMP、HEEDTMPおよび
TTHMPからなる群から選んだアミノホスホン
酸誘導体との治療上有効な複合体である。 本発明の目的から言えば、前記の治療上有効な
複合体と、その生理学的に受け入れることのでき
る塩とは同等である。本明細書において生理学的
に受け入れることのできる塩とは、前記複合体の
酸基少なくとも1個屯塩を形成する塩基であつ
て、良好な医薬活性に一致する投与量で動物に投
与した場合に生理学的な逆効果を与える原因とな
らない塩基の酸付加塩を意味する。適当な塩基と
しては、例えば、アクカリ金属およびアルカリ土
類金属の水酸化物、炭酸塩、ならびに炭酸水素
塩、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸マグネシウム等、アンモニア、第
1、第2および第3アミン等が含まれる。本発明
の生理学的に受け入れることのできる塩は、酸基
少なくとも1個をもつ複合体を適当な塩基で処理
することによつて調製することができる。 放射性核種は、数種の方法で製造することがで
きる。反応器内において、核種を中性子で衝撃し
て、その核内に追加の中性子をもつ核種を得る。
例えば、Sm−152+中性子→Sm−153+ガンマ
線、である。 放射性核種を得る他の方法は、直線加速器また
はサイクロトロン産生粒子によつて核種を衝撃す
る。放射性核種を得る更に他の方法は、分裂生成
混合物から前記核種を単離することである。放射
性核種を得る方法は本発明にとつて重要な問題で
はない。 錯生成剤例えば本明細書に記載のものを含む溶
液と金属イオン水溶液とを混合すると、金属イオ
ンと配位子との複合体を、式 M+LM・L で示されるように、形成することができる。 前記の反応は平衡であるものと考えられ、従つ
て、金属(M)と錯生成剤(L)と濃度は、溶液
中に存在する種の濃度に影響を与えることができ
る。競合的副反応、例えば金属水酸化物の生成
も、水溶液中で起こりうる。 xM+yOH-→Mx(OH)y 従つて、PHに関係する溶液中のOH-濃度は、
考慮すべき重要パラメータである。PHが高すぎる
場合には、金属は複合体よも金属水酸化物を形成
する傾向がある。錯生成剤は低PHによつても影響
を受けることがある。複合体化は陽子の欠損を必
要とすることがあり、従つて、低PHにおいては、
条件は複合体化を起こすのに望ましいものでない
ことがある。本発明の複合体は広いPH段階で形成
することができる。配位子、放射性核種および複
合体の溶解度特性を考慮する必要がある。他のPH
値でも複合体化は起こるが、PH5〜11が複合体化
には好ましい。 金属と配位子とが複合体を形成することのでき
る任意の条件下で組合せることができる。一般に
は、制御したPH(PHの選択は、配位子および金属
の選択に依存する)で水中で混合すれば充分であ
る。或る場合には、最大の複合体収量を得るため
に、加熱する必要のあることもある。 配位子と金属との比は、両者の競合を考慮して
決める。前記したとおり、配位子および金属は、
複合体と平衡するものと考えられる。一方におい
て、二複合体化金属は患者に重大な副作用を起こ
す原因となることがあるので、大量の配位子
(L)を存在させて遊離金属(M)の存在を最少
にすることが望ましい。他方において、過剰の遊
離配位子はターゲツトの部位に対して競合するこ
とができ、従つて、治療の効果を低下させる。本
発明の範囲に含まれる配位子は、各種のモル比の
金属と複合体化することができるという事実が、
前記点の考慮を複雑なものにしている。一般化す
ることは困難であるが、配位子対金属のモル比
は、望ましくは0.1:1〜3000:1、好ましくは
1:1〜2000:1、そして更に好ましくは1:1
〜1000:1であるものと考えられる。 後記の実施例で使用するサマリウムは、天然
Sm2O3(Spex Industriesからの99.9%のもの)ま
たは同位体濃縮化(99.06%Sm−152)Sm2O3の
いずれかであつた。 この研究で使用したSm−153は、ユニバーシイ
テー・オブ・ミズーリ・リサーチ・リアクター
(University of Missouri Research Reactor)
において、中性子照射によつて製造した。予備研
究は、反応器の空気管系中で、天然Sm2O3の短
期(5〜30分間)照射によつて製造したSm−153
を使用して実施した。この方法で製造したSm−
153の比活性は0.5〜3.0Ci/g(18.5〜111GBq/
g)であつた。 この仕事の大部分は、第1ロウリフクター中
で、中性子束1×1014中性子/cm2秒で、99.06%
濃縮化152Sm2O3を照射することによつて製造し
たSm−153を使つて実施した。照射を一般に、50
〜60時間実施し、比活性1000〜1300Ci/g(37×
103〜48.1×103GBq/g)のSm−153を得た。 Sm2O3を照射してSm−153を製造するために、
所望量のターゲツトを最初に石英バイアル中に秤
量し、バイアルフレームを真空下でシールし、ア
ルミニウムカン中に溶接した。そのカンを所望の
時間照射し、数時間冷却し、そして熱セル中で遠
隔的に開口した。石英バイアルを除いてグローブ
ボツクス中に移し、ガラスバイアル押込み、続い
てこれをゴムセプチユーム(septum)およびア
ルミニウムクリンプキヤツプでシールした。次
に、1−4MHCl1mlを注射器からバイアルに加え
てSm2O3を溶解した。溶解後、その溶液に水を
加えて適当な体積に希釈した。押込んだ石英バイ
アルのチヤードを含んだ元の溶解バイアルから前
記溶液を除き、注射器によつて、きれいなガラス
血清バイアル中に移した。続いて、この溶液を、
複合体調製に使用した。同様の操作を使用して、
他の放射性核種例えばLu−177、Yb−175、Gd−
159を調製した。 本発明で使用する各種の複合体は以下のように
して調製した。所望量の配位子をバイアル中に置
き、水を加えて溶解した。配位子の濃度が若干高
い場合には、塩基を加えて配位子を完全に溶解さ
せる必要があつた。配位子を溶解するには、加熱
を有用であることがわかつた。続いて、前記の原
液中のサマリウムまたは他の放射性核種の適当量
を、前記の配位子溶液中に加えた。次に、
NaOHを加えることによつて、前記の得られた
溶液のPHを適当な水準に上げた。この溶液を水浴
中で30分間60〜70℃に加熱し、最大の複合体生成
を保証した。続いて、この溶液のPH値を、
1MHClの添加によつて7〜8に調製した。 複合体の収量は、市販の合成有機カチオン交換
樹脂の0.5cm3カラムに複合体溶液5〜20μ(活性
に依存)を置くことによつて決定した。次に、前
記カラムを、10mlの等張食塩水で2回別別に溶離
した。アニオン性複合体は前記樹脂に保持されな
い食塩水によつて溶離されたが、非複合体金属は
カラム上に保持された。続いて、前記溶離液およ
びカラムを、特定核種の特性放出、例えば、Sm
−153のガンマ線103keV(16.5×10-15ジユール)
について計数した。複合体収量は、溶離液中の計
数を加算し、溶離液およびカラムの合計計数で除
算することによつて得た。 本発明は、石灰質腫脹に対して治療的な放射線
用量を供給する手段を提供する。放射性核種が像
形成性ガンマ光子をもつている場合には、治療的
な放射線用量を注入する前に、治療量より少なめ
の用量を注入し、シンチレーシヨンカメラを使用
して放射性核種の運命を決めることが望ましい場
合もある。従つて、治療前の注入放射量の水準
は、像形成用の1mCi(37MBq)の低さであるこ
とができる。治療的用量はこれよりも多い。腫脹
に対する用量は、100〜10000ラツド(1Gy〜
100Gy)の範囲であることができる。腫脹に対す
る好ましい用量は、1000〜8000ラツド(10Gy〜
80Gy)である。複合体例えばSm−153−
EDTMPについては、0.1mCi/Kg体重〜3mCi/
Kg体重の範囲の量が好ましい。治療的用量を供給
するのに必要な活性量は、個々の放射性核種によ
つて異なるとができる。個々の用量は、1回の注
入で与えるか、または数回の注入に分け、合計で
前記の治療当り用量にすることができる。 本発明の各種の複合体の生体内分布
(biodstribution)をラツトおよびラビツトにつ
いて研究した。 本発明の各種の複合体の定量的分布を決定する
研究は、複合体をラツトに注入し、注入後2時間
までの各種の時間における動物全体のガンマ線像
を得ることによつて行なつた。 雄のスパグユー・ダウレイ(Spague Dawley)
ラツトをナトリウムペンタバルビトール注射によ
つて麻酔し、頚静脈にカニユーレを挿入した。続
いて、前記動物に、各種の複合体50〜150μを
注入し、そして、注入直後および以後約30分毎に
2時間後まで、ニユークレア・シカゴ・ホ−ガン
マ(Nuclear Chicago Pho−Gamma)シンチ
レーシヨンカメラ上でガンマ線像を撮つた。 定量的な生体内分布は、非麻酔の雄のスパグユ
ー・ダウレイ(Spague Dawley)ラツトの尾静
脈中に複合体溶液50〜100μを注入することに
よつて得た。次に、吸取り紙で裏打ちしたカゴの
中にラツトを入れ、殺す前に排泄された尿をすべ
て集めた。2時間後、頚部脱臼によつてラツトを
殺し、各種の組織を解剖分離した。続いて前記の
試料を食塩水で洗い、吸取り紙上で吸取り乾燥
し、秤量した。試料を結晶面から約0.3m(1ft)
のNaI摂取計数器で計数し、異なる寸法の試料間
の幾何学的差異を最小にした。 動物群間の年令差を最小にするため、使用した
全ラツトの体重範囲を160〜220gにした。すべて
の動物を、使用前の少なくとも1週間「イン−ハ
ウス(ni−house)」状態保ち、シツピングの際に
起こるストレス効果を最小にした。 本発明の各種の複合体をラビツト内でも評価し
た。この研究で使用した動物は、体重2.6〜3.2Kg
範囲の雄のニユージーランド白ラビツトであつ
た。この動物を、使用前の少なくとも1週間、イ
ン−ハウス状態に保つた。 前記のラビツトに、縁部の耳静脈中に置いたカ
ニユールを介して、複合体溶液100〜250μを注
入した。血液クリアランスを測定する研究におい
ては、複合体の注入用に使用しなかつた耳の縁部
静脈中に置いたヘパリン化カニユールを通して、
血液試料を採取した。 注入から3時間後に、心臓穿刺によつて血液試
料を取り、続いて、市販の安楽死液を注入するこ
とによつて動物を殺した。殺した後で、像シンチ
レーシヨンカメラの大きな視野面上に直接に死体
を置くことによつて、像を得た。 病巣中の複合体の摂取と正常骨中の摂取との比
較、または病巣/正常骨の比は、治療剤としての
複合体の適当度を評価するための特に重要なパラ
メータである。病巣対正常骨比を決めるために、
修正ドリルホール法を使用した〔G.
Subramanian等、19回イント・アニユアル・ミ
ーテイングス・オブ・エス・エヌ・エム・(Int.
Annual Meetings of S.N.M)ベルン、スイス、
1981年9月8−11日〕。 急速生長骨での摂取、例えば癌骨で見られるも
のをまねるため、ラビツトの脛骨表面に2つの穴
をドリルであけて骨を傷つけた。2〜10日後に、
複合体を動物に注入した。3時間後、動物を麻酔
し、アンガー(Anger)カメラおよびピンホール
コリメイタを使用して像を形成した。 以下、実施例によつて本発明を更に詳細に説明
するが、これは本発明を限定するものではない。 例 1 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にエ
チレンジアミン(15g)を装入し、ジアミンを酸
性溶液へ滴加できるように調整した。添加が終了
してから、加熱マントルを装着して、溶液を1時
間還流した。その終了時に、滴下漏斗にホルムア
ルデヒド(37%水溶液85g)を装入し、これを2
時間かけて滴加した。この際、加熱を続けて、加
熱の際の還流を維持した。ホルムアルデヒドを全
部加えた後で、反応混合物を還流下で更に2時間
撹拌し、続いて一晩で徐々に冷却するにまかせ、
その間に生成物を沈澱させた。真空過および続
いて冷水洗浄すると、エチレンジアミンテトラメ
チレンホスホン酸(EDTMP)が得られた。 例 2 例1で調製したEDTMP25〜35mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
37MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加え
ることによつて、得られた溶液のPHを10に調整し
た。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃に
加熱して最大複合体生成を保証した。1MHClを
加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整し
た。複合体の収量は95%以上であつた。 前記の複合体(50〜100μ)を尾静脈から、
実験室ラツトに注入した。2時間後、頚部脱臼に
よつて動物を殺し、器官および組織を除去した。
試料をNaI摂取計数器で計数して複合体の生体内
配置を測定した。骨格系中に有意量(55〜65%)
の活性が集中しているのに対し、軟質組織の摂取
は非常に少ないことが分つた。骨格で見出されな
かつた活性の大部分は腎臓から膀胱へ除かれた。
同様の方法で処理した動物のシンチレーシヨン走
査によれば、活性が骨格系に集中していることを
示した。この複合体の正常骨に相する病巣比(ド
リルホールモデル)〔このデータは、G.
Snbramanian、J.G.McAfee等の19回イント・ア
ニユアル・ミーテイング・オブ・エス・エヌ・エ
ム・(Int.Annual Meeting of S.N.M.)ベルン、
スイス、1981年9月8〜11日の方法によつて得
た〕は、Tc−99m−MDP(MDPはメチレンジホ
スホネートである)すなわち市販の診断骨剤のデ
ータとほぼ等しいものであつた。 例 3 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にジ
エチレントリアミン(20.6g)を装入し、アミン
を酸性溶液へ滴加できるように調整した。添加が
終了してから、加熱マントルを装着して、溶液を
1時間還流した。その終了時に、滴下漏斗にホル
ムアルデヒド(37%水溶液85g)を装入し、これ
を2時間かけて滴加した。この際、加熱を続け
て、加熱の際の還流を維持した。ホルムアルデヒ
ドを全部加えた後で、反応混合物を還流下で更に
2時間撹拌し、続いて冷却するにまかせた。反応
混合物からジエチエントリアミンペンタメチレン
ホスホン酸(DTPMP)を単離した。 例 4 例3で調製したDTPMC20〜30mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
370MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加
えることによつて、得られた溶液のPHを10に調整
した。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃
に加熱して最大複合体生成を保証した。1MHCl
を加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整
した。複合体の収量は95%以上であつた。 前記の複合体をラツトについて試験した。ラツ
トにおける結果によれば、骨格系において活性〜
30%があるの対し、軟質組織には活性が非常に少
なかつた。 例 5 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にN
−ヒドロキシエチルエチレンジアミン(34.6g)
を装入し、ジアミンを酸性溶液へ滴加できるよう
に調整した。添加が終了してから、加熱マントル
を装着して溶液を1時間還流した。その終了時
に、滴下漏斗にホルムアルデヒド(37%水溶液85
g)を装入し、これを2時間かけて滴加した。こ
の際、加熱を続けて、加熱の際の還流を維持し
た。ホルムアルデヒドを全部加えた後で、反応混
合物を還流下で更に2時間撹拌し、放置して冷却
した。反応混合物から、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミントリメチレンスルホスホン酸
(HEEDTMP)を単離した。 例 6 例5で調製したHEEDTMP30〜40mgをバイア
ル中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解し
た。この中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
37MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加え
ることによつて、得られた溶液のPHを10に調整し
た。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃に
加熱して最大複合体生成を保証した。1MHClを
加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整し
た。複合体の収量は95%以上であつた。 例 7 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(57.7
g)と脱ガス水(50ml)とを装入した。かきまぜ
ることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶液
を濃塩酸(50ml)で処理した。滴下漏斗にトリス
(2−アミノエチル)アミン(13.7g)を装入し、
アミンを酸性溶液へ滴加できるように調整した。
添加が終了してから、加熱マントルを装着して、
溶液を1時間還流した。その終了時に、滴下漏斗
にホルムアルデヒド(37%水溶液51g)を装入
し、これを2時間かけて滴加した。この際、加熱
を続けて、添加の際の還流を維持した。ホルムア
ルデヒドを全部加えた後で、反応混合物を還流下
で更に2時間撹拌し、放置して冷却した。反応混
合物からトリス(2−アミノエチル)アミンヘキ
サメチレンスルホスホン酸(TTHMP)を単離
した。 例 8 例7で得られたTTHMP48〜53mgをバイアル
中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。
この中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
370MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加
えることによつて、得られた溶液のPHを10に調整
した。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃
に加熱して最大複合体生成を保証した。1MHCl
を加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整
した。 例2、例4、例6および例8の複合体をラツト
で試験した。これらの複合体の2時間ラツト生体
分布のデータを表に示す。
きる塩から選んだものであり、XとYとnとは前
記と同じ意味であり、mとm′とは各々0〜10で
あるが、但し、前記の窒素置換基の少なくとも1
個はリン含有基であるものとし、そしてRは直鎖
状、分枝状、環式、複素環式、置換複素環式また
は縮合環型構造の炭化水素基であるが、但し、m
またはm′が1より大きい場合には、置換基Eお
よびFは他の窒素原子上の任意の他の置換基と同
じであつても異なるものであつてもよく、そして
各Rは他のRと同じであつても異なるのであつて
もよいものとする) で表わされる。 カルボキシアルキル基1個以上を含むアミン誘
導体を得るカルボキシアルキル化法は、アミン窒
素原子上にアルキルスルホン酸およびヒドロキシ
アルキル(米国特許第3398198号明細書)置換基
を与える方法と同様に、周知である(米国特許第
3726912号明細書)。 前記の構造に含まれる化合物の特定の(限定す
るものではない)例を挙げれば、エチレンジアミ
ンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)、ジエ
チレントリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DTPMP)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン
トリメチレンホスホン酸(HEEDTMP)、ニトリ
ロトリメチレンホスホン酸(NTMP)およびト
リス(2−アミノエチル)アミノヘキサメチレン
ホスホン酸(TTHMP)がある。 本発明を実施する際に有用な粒子放出性核種の
例としてはY−90、In−115、Sm−153、Yb−
175、Lu−177およびGd−159がある。 Sm−153、Yb−175、Lu−177およびGd−159
を、前記の錯生成剤と共に使用する希土類放射性
核種として実験したが、他の希土類放射性核種
も、本明細書に記載したとおり、同じアミノホス
ホン酸誘導体と複合体化することができる。代表
的な(限定するものではない)前記希土類放射性
核種の例としては、Ho−166がある。 本発明の好ましい態様は、ガドリニウム−159
(Gd−159)、ホルミウム−166(Ho−166)、ルテ
チウム−177(Lu−177)、サマリウム−153(Sm−
153)、イツテルビウム−175(Yb−175)、イツト
リウム−90(Y−90)およびインジウム−155(In
−115)からなる群から選んだ粒子放出性放射性
核種と、エチレンジアミンテトラメチレンホスホ
ン酸(EDTMP)、ジエチレントリアミンペンタ
メチレンホスホン酸(DTPMP)、ヒドロキシエ
チルエチレンジアミントリメチレンホスホン酸
(HEEDTMP)、ニトリロトリメチレンホスホン
酸(NTMP)およびトリス(2−アミノエチル)
アミノヘキサメチレンホスホン酸(TTHMP)
からなる群から選んだアミノホスホン酸誘導体と
の治療上有効な複合体である。 本明細書においては、便宜上、前記のカツコ内
に示す略号を使用して、個々の放射性核種および
アミノホスホン酸誘導体を表わすものとする。 本発明に更に好ましい態様は、Y−90、In−
115、Gd−159、Lu−177、Sm−153およびYb−
175からなる群から選んだ粒子放出性放射性核種
と、EDTMP、DTPMP、HEEDTMP、NTMP
およびTTHMPからなる群から選んだアミノホ
スホン酸誘導体との治療上有効な複合体である。 本発明の特に好ましい態様は、Lu−177、Sm
−153およびYb−175からなる群から選んだ粒子
放出性放射性核種と、EDTMP、DTPMP、
HEEDTMP、NTMPおよびTTHMPからなる
群から選んだアミノホスホン酸誘導体との治療上
有効な複合体である。 本発明の最も好ましい態様は、Sm−153と、
EDTMP、DTPMP、HEEDTMPおよび
TTHMPからなる群から選んだアミノホスホン
酸誘導体との治療上有効な複合体である。 本発明の目的から言えば、前記の治療上有効な
複合体と、その生理学的に受け入れることのでき
る塩とは同等である。本明細書において生理学的
に受け入れることのできる塩とは、前記複合体の
酸基少なくとも1個屯塩を形成する塩基であつ
て、良好な医薬活性に一致する投与量で動物に投
与した場合に生理学的な逆効果を与える原因とな
らない塩基の酸付加塩を意味する。適当な塩基と
しては、例えば、アクカリ金属およびアルカリ土
類金属の水酸化物、炭酸塩、ならびに炭酸水素
塩、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸マグネシウム等、アンモニア、第
1、第2および第3アミン等が含まれる。本発明
の生理学的に受け入れることのできる塩は、酸基
少なくとも1個をもつ複合体を適当な塩基で処理
することによつて調製することができる。 放射性核種は、数種の方法で製造することがで
きる。反応器内において、核種を中性子で衝撃し
て、その核内に追加の中性子をもつ核種を得る。
例えば、Sm−152+中性子→Sm−153+ガンマ
線、である。 放射性核種を得る他の方法は、直線加速器また
はサイクロトロン産生粒子によつて核種を衝撃す
る。放射性核種を得る更に他の方法は、分裂生成
混合物から前記核種を単離することである。放射
性核種を得る方法は本発明にとつて重要な問題で
はない。 錯生成剤例えば本明細書に記載のものを含む溶
液と金属イオン水溶液とを混合すると、金属イオ
ンと配位子との複合体を、式 M+LM・L で示されるように、形成することができる。 前記の反応は平衡であるものと考えられ、従つ
て、金属(M)と錯生成剤(L)と濃度は、溶液
中に存在する種の濃度に影響を与えることができ
る。競合的副反応、例えば金属水酸化物の生成
も、水溶液中で起こりうる。 xM+yOH-→Mx(OH)y 従つて、PHに関係する溶液中のOH-濃度は、
考慮すべき重要パラメータである。PHが高すぎる
場合には、金属は複合体よも金属水酸化物を形成
する傾向がある。錯生成剤は低PHによつても影響
を受けることがある。複合体化は陽子の欠損を必
要とすることがあり、従つて、低PHにおいては、
条件は複合体化を起こすのに望ましいものでない
ことがある。本発明の複合体は広いPH段階で形成
することができる。配位子、放射性核種および複
合体の溶解度特性を考慮する必要がある。他のPH
値でも複合体化は起こるが、PH5〜11が複合体化
には好ましい。 金属と配位子とが複合体を形成することのでき
る任意の条件下で組合せることができる。一般に
は、制御したPH(PHの選択は、配位子および金属
の選択に依存する)で水中で混合すれば充分であ
る。或る場合には、最大の複合体収量を得るため
に、加熱する必要のあることもある。 配位子と金属との比は、両者の競合を考慮して
決める。前記したとおり、配位子および金属は、
複合体と平衡するものと考えられる。一方におい
て、二複合体化金属は患者に重大な副作用を起こ
す原因となることがあるので、大量の配位子
(L)を存在させて遊離金属(M)の存在を最少
にすることが望ましい。他方において、過剰の遊
離配位子はターゲツトの部位に対して競合するこ
とができ、従つて、治療の効果を低下させる。本
発明の範囲に含まれる配位子は、各種のモル比の
金属と複合体化することができるという事実が、
前記点の考慮を複雑なものにしている。一般化す
ることは困難であるが、配位子対金属のモル比
は、望ましくは0.1:1〜3000:1、好ましくは
1:1〜2000:1、そして更に好ましくは1:1
〜1000:1であるものと考えられる。 後記の実施例で使用するサマリウムは、天然
Sm2O3(Spex Industriesからの99.9%のもの)ま
たは同位体濃縮化(99.06%Sm−152)Sm2O3の
いずれかであつた。 この研究で使用したSm−153は、ユニバーシイ
テー・オブ・ミズーリ・リサーチ・リアクター
(University of Missouri Research Reactor)
において、中性子照射によつて製造した。予備研
究は、反応器の空気管系中で、天然Sm2O3の短
期(5〜30分間)照射によつて製造したSm−153
を使用して実施した。この方法で製造したSm−
153の比活性は0.5〜3.0Ci/g(18.5〜111GBq/
g)であつた。 この仕事の大部分は、第1ロウリフクター中
で、中性子束1×1014中性子/cm2秒で、99.06%
濃縮化152Sm2O3を照射することによつて製造し
たSm−153を使つて実施した。照射を一般に、50
〜60時間実施し、比活性1000〜1300Ci/g(37×
103〜48.1×103GBq/g)のSm−153を得た。 Sm2O3を照射してSm−153を製造するために、
所望量のターゲツトを最初に石英バイアル中に秤
量し、バイアルフレームを真空下でシールし、ア
ルミニウムカン中に溶接した。そのカンを所望の
時間照射し、数時間冷却し、そして熱セル中で遠
隔的に開口した。石英バイアルを除いてグローブ
ボツクス中に移し、ガラスバイアル押込み、続い
てこれをゴムセプチユーム(septum)およびア
ルミニウムクリンプキヤツプでシールした。次
に、1−4MHCl1mlを注射器からバイアルに加え
てSm2O3を溶解した。溶解後、その溶液に水を
加えて適当な体積に希釈した。押込んだ石英バイ
アルのチヤードを含んだ元の溶解バイアルから前
記溶液を除き、注射器によつて、きれいなガラス
血清バイアル中に移した。続いて、この溶液を、
複合体調製に使用した。同様の操作を使用して、
他の放射性核種例えばLu−177、Yb−175、Gd−
159を調製した。 本発明で使用する各種の複合体は以下のように
して調製した。所望量の配位子をバイアル中に置
き、水を加えて溶解した。配位子の濃度が若干高
い場合には、塩基を加えて配位子を完全に溶解さ
せる必要があつた。配位子を溶解するには、加熱
を有用であることがわかつた。続いて、前記の原
液中のサマリウムまたは他の放射性核種の適当量
を、前記の配位子溶液中に加えた。次に、
NaOHを加えることによつて、前記の得られた
溶液のPHを適当な水準に上げた。この溶液を水浴
中で30分間60〜70℃に加熱し、最大の複合体生成
を保証した。続いて、この溶液のPH値を、
1MHClの添加によつて7〜8に調製した。 複合体の収量は、市販の合成有機カチオン交換
樹脂の0.5cm3カラムに複合体溶液5〜20μ(活性
に依存)を置くことによつて決定した。次に、前
記カラムを、10mlの等張食塩水で2回別別に溶離
した。アニオン性複合体は前記樹脂に保持されな
い食塩水によつて溶離されたが、非複合体金属は
カラム上に保持された。続いて、前記溶離液およ
びカラムを、特定核種の特性放出、例えば、Sm
−153のガンマ線103keV(16.5×10-15ジユール)
について計数した。複合体収量は、溶離液中の計
数を加算し、溶離液およびカラムの合計計数で除
算することによつて得た。 本発明は、石灰質腫脹に対して治療的な放射線
用量を供給する手段を提供する。放射性核種が像
形成性ガンマ光子をもつている場合には、治療的
な放射線用量を注入する前に、治療量より少なめ
の用量を注入し、シンチレーシヨンカメラを使用
して放射性核種の運命を決めることが望ましい場
合もある。従つて、治療前の注入放射量の水準
は、像形成用の1mCi(37MBq)の低さであるこ
とができる。治療的用量はこれよりも多い。腫脹
に対する用量は、100〜10000ラツド(1Gy〜
100Gy)の範囲であることができる。腫脹に対す
る好ましい用量は、1000〜8000ラツド(10Gy〜
80Gy)である。複合体例えばSm−153−
EDTMPについては、0.1mCi/Kg体重〜3mCi/
Kg体重の範囲の量が好ましい。治療的用量を供給
するのに必要な活性量は、個々の放射性核種によ
つて異なるとができる。個々の用量は、1回の注
入で与えるか、または数回の注入に分け、合計で
前記の治療当り用量にすることができる。 本発明の各種の複合体の生体内分布
(biodstribution)をラツトおよびラビツトにつ
いて研究した。 本発明の各種の複合体の定量的分布を決定する
研究は、複合体をラツトに注入し、注入後2時間
までの各種の時間における動物全体のガンマ線像
を得ることによつて行なつた。 雄のスパグユー・ダウレイ(Spague Dawley)
ラツトをナトリウムペンタバルビトール注射によ
つて麻酔し、頚静脈にカニユーレを挿入した。続
いて、前記動物に、各種の複合体50〜150μを
注入し、そして、注入直後および以後約30分毎に
2時間後まで、ニユークレア・シカゴ・ホ−ガン
マ(Nuclear Chicago Pho−Gamma)シンチ
レーシヨンカメラ上でガンマ線像を撮つた。 定量的な生体内分布は、非麻酔の雄のスパグユ
ー・ダウレイ(Spague Dawley)ラツトの尾静
脈中に複合体溶液50〜100μを注入することに
よつて得た。次に、吸取り紙で裏打ちしたカゴの
中にラツトを入れ、殺す前に排泄された尿をすべ
て集めた。2時間後、頚部脱臼によつてラツトを
殺し、各種の組織を解剖分離した。続いて前記の
試料を食塩水で洗い、吸取り紙上で吸取り乾燥
し、秤量した。試料を結晶面から約0.3m(1ft)
のNaI摂取計数器で計数し、異なる寸法の試料間
の幾何学的差異を最小にした。 動物群間の年令差を最小にするため、使用した
全ラツトの体重範囲を160〜220gにした。すべて
の動物を、使用前の少なくとも1週間「イン−ハ
ウス(ni−house)」状態保ち、シツピングの際に
起こるストレス効果を最小にした。 本発明の各種の複合体をラビツト内でも評価し
た。この研究で使用した動物は、体重2.6〜3.2Kg
範囲の雄のニユージーランド白ラビツトであつ
た。この動物を、使用前の少なくとも1週間、イ
ン−ハウス状態に保つた。 前記のラビツトに、縁部の耳静脈中に置いたカ
ニユールを介して、複合体溶液100〜250μを注
入した。血液クリアランスを測定する研究におい
ては、複合体の注入用に使用しなかつた耳の縁部
静脈中に置いたヘパリン化カニユールを通して、
血液試料を採取した。 注入から3時間後に、心臓穿刺によつて血液試
料を取り、続いて、市販の安楽死液を注入するこ
とによつて動物を殺した。殺した後で、像シンチ
レーシヨンカメラの大きな視野面上に直接に死体
を置くことによつて、像を得た。 病巣中の複合体の摂取と正常骨中の摂取との比
較、または病巣/正常骨の比は、治療剤としての
複合体の適当度を評価するための特に重要なパラ
メータである。病巣対正常骨比を決めるために、
修正ドリルホール法を使用した〔G.
Subramanian等、19回イント・アニユアル・ミ
ーテイングス・オブ・エス・エヌ・エム・(Int.
Annual Meetings of S.N.M)ベルン、スイス、
1981年9月8−11日〕。 急速生長骨での摂取、例えば癌骨で見られるも
のをまねるため、ラビツトの脛骨表面に2つの穴
をドリルであけて骨を傷つけた。2〜10日後に、
複合体を動物に注入した。3時間後、動物を麻酔
し、アンガー(Anger)カメラおよびピンホール
コリメイタを使用して像を形成した。 以下、実施例によつて本発明を更に詳細に説明
するが、これは本発明を限定するものではない。 例 1 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にエ
チレンジアミン(15g)を装入し、ジアミンを酸
性溶液へ滴加できるように調整した。添加が終了
してから、加熱マントルを装着して、溶液を1時
間還流した。その終了時に、滴下漏斗にホルムア
ルデヒド(37%水溶液85g)を装入し、これを2
時間かけて滴加した。この際、加熱を続けて、加
熱の際の還流を維持した。ホルムアルデヒドを全
部加えた後で、反応混合物を還流下で更に2時間
撹拌し、続いて一晩で徐々に冷却するにまかせ、
その間に生成物を沈澱させた。真空過および続
いて冷水洗浄すると、エチレンジアミンテトラメ
チレンホスホン酸(EDTMP)が得られた。 例 2 例1で調製したEDTMP25〜35mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
37MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加え
ることによつて、得られた溶液のPHを10に調整し
た。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃に
加熱して最大複合体生成を保証した。1MHClを
加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整し
た。複合体の収量は95%以上であつた。 前記の複合体(50〜100μ)を尾静脈から、
実験室ラツトに注入した。2時間後、頚部脱臼に
よつて動物を殺し、器官および組織を除去した。
試料をNaI摂取計数器で計数して複合体の生体内
配置を測定した。骨格系中に有意量(55〜65%)
の活性が集中しているのに対し、軟質組織の摂取
は非常に少ないことが分つた。骨格で見出されな
かつた活性の大部分は腎臓から膀胱へ除かれた。
同様の方法で処理した動物のシンチレーシヨン走
査によれば、活性が骨格系に集中していることを
示した。この複合体の正常骨に相する病巣比(ド
リルホールモデル)〔このデータは、G.
Snbramanian、J.G.McAfee等の19回イント・ア
ニユアル・ミーテイング・オブ・エス・エヌ・エ
ム・(Int.Annual Meeting of S.N.M.)ベルン、
スイス、1981年9月8〜11日の方法によつて得
た〕は、Tc−99m−MDP(MDPはメチレンジホ
スホネートである)すなわち市販の診断骨剤のデ
ータとほぼ等しいものであつた。 例 3 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にジ
エチレントリアミン(20.6g)を装入し、アミン
を酸性溶液へ滴加できるように調整した。添加が
終了してから、加熱マントルを装着して、溶液を
1時間還流した。その終了時に、滴下漏斗にホル
ムアルデヒド(37%水溶液85g)を装入し、これ
を2時間かけて滴加した。この際、加熱を続け
て、加熱の際の還流を維持した。ホルムアルデヒ
ドを全部加えた後で、反応混合物を還流下で更に
2時間撹拌し、続いて冷却するにまかせた。反応
混合物からジエチエントリアミンペンタメチレン
ホスホン酸(DTPMP)を単離した。 例 4 例3で調製したDTPMC20〜30mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
370MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加
えることによつて、得られた溶液のPHを10に調整
した。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃
に加熱して最大複合体生成を保証した。1MHCl
を加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整
した。複合体の収量は95%以上であつた。 前記の複合体をラツトについて試験した。ラツ
トにおける結果によれば、骨格系において活性〜
30%があるの対し、軟質組織には活性が非常に少
なかつた。 例 5 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(94.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗にN
−ヒドロキシエチルエチレンジアミン(34.6g)
を装入し、ジアミンを酸性溶液へ滴加できるよう
に調整した。添加が終了してから、加熱マントル
を装着して溶液を1時間還流した。その終了時
に、滴下漏斗にホルムアルデヒド(37%水溶液85
g)を装入し、これを2時間かけて滴加した。こ
の際、加熱を続けて、加熱の際の還流を維持し
た。ホルムアルデヒドを全部加えた後で、反応混
合物を還流下で更に2時間撹拌し、放置して冷却
した。反応混合物から、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミントリメチレンスルホスホン酸
(HEEDTMP)を単離した。 例 6 例5で調製したHEEDTMP30〜40mgをバイア
ル中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解し
た。この中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
37MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加え
ることによつて、得られた溶液のPHを10に調整し
た。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃に
加熱して最大複合体生成を保証した。1MHClを
加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整し
た。複合体の収量は95%以上であつた。 例 7 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(57.7
g)と脱ガス水(50ml)とを装入した。かきまぜ
ることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶液
を濃塩酸(50ml)で処理した。滴下漏斗にトリス
(2−アミノエチル)アミン(13.7g)を装入し、
アミンを酸性溶液へ滴加できるように調整した。
添加が終了してから、加熱マントルを装着して、
溶液を1時間還流した。その終了時に、滴下漏斗
にホルムアルデヒド(37%水溶液51g)を装入
し、これを2時間かけて滴加した。この際、加熱
を続けて、添加の際の還流を維持した。ホルムア
ルデヒドを全部加えた後で、反応混合物を還流下
で更に2時間撹拌し、放置して冷却した。反応混
合物からトリス(2−アミノエチル)アミンヘキ
サメチレンスルホスホン酸(TTHMP)を単離
した。 例 8 例7で得られたTTHMP48〜53mgをバイアル
中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。
この中に、希HCl中のSm−153〔〜10mCi(〜
370MBq)〕0.25mlを加えた。次に、NaOHを加
えることによつて、得られた溶液のPHを10に調整
した。得られた溶液を水浴中で30分間60℃〜70℃
に加熱して最大複合体生成を保証した。1MHCl
を加えることによつて、溶液のPHを7〜8に調整
した。 例2、例4、例6および例8の複合体をラツト
で試験した。これらの複合体の2時間ラツト生体
分布のデータを表に示す。
【表】
例 9
例1で調製したEDTMP35〜45mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25ml加えた。次
に、NaOHを加えることによつて、得られた溶
液のPHを10に調整した。得られた溶液を水浴中で
30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成物を
保証した。1MHClを加えることによつて、溶液
のPHを7〜8に調整した。 例 10 例3で調製したDTPMP55〜60mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25mlを加えた。
次に、NaOHを加えることによつて、得られた
溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を水浴中
で30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成を
保証した。1MHClを加えることによつて、溶液
のPHを7〜8に調整した。 例 11 例5で調製したHEEDTMP50〜55mgをバイア
ル中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解し
た。この中に、希HCl通のYb−175を0.25mlを加
えた。次に、NaOHを加えることによつて、得
られた溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を
水浴中で30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体
生成物を保証した。1MHClを加えることによつ
て、溶液のPHを7〜8に調整した。 例 12 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(97.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗に塩
化アンモニウム(水溶液中のもの17.2g)を装入
し、塩化アンモニウムを酸性溶液へ滴加できるよ
うに調整した。添加が終了してから、加熱マント
ルを装着して、溶液を1時間還流した。その終了
時に、滴下漏斗にホルムアルデヒド(37%水溶液
85g)を装入し、これを2時間かけて滴加した。
この際、加熱を続けて、加熱の際の還流を維持し
た。ホルムアルデヒドを全部加えた後で、反応混
合物を還流下で更に2時間撹拌し、放置して冷却
し、ニトリロトリメチレンホスホン酸(NTMP)
を得た。 例 13 例12で調製したNTMP50〜55mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25mlを加えた。
次に、NaOHを加えることによつて、得られた
溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を30分間
60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成物を保証し
た。1MHClを加えることによつて、溶液のPHを
7〜8に調整した。 例9、例10、例11および例12の複合体をラツト
で試験した。生体内分布データを表に示す。
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25ml加えた。次
に、NaOHを加えることによつて、得られた溶
液のPHを10に調整した。得られた溶液を水浴中で
30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成物を
保証した。1MHClを加えることによつて、溶液
のPHを7〜8に調整した。 例 10 例3で調製したDTPMP55〜60mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25mlを加えた。
次に、NaOHを加えることによつて、得られた
溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を水浴中
で30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成を
保証した。1MHClを加えることによつて、溶液
のPHを7〜8に調整した。 例 11 例5で調製したHEEDTMP50〜55mgをバイア
ル中に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解し
た。この中に、希HCl通のYb−175を0.25mlを加
えた。次に、NaOHを加えることによつて、得
られた溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を
水浴中で30分間60℃〜70℃に加熱して最大複合体
生成物を保証した。1MHClを加えることによつ
て、溶液のPHを7〜8に調整した。 例 12 温度計と磁石撹拌棒と滴下漏斗とを備えた窒素
雰囲気の適当な反応容器内に、亜リン酸(97.5
g)と脱ガス水(100ml)とを装入した。かきま
ぜることによつて亜リン酸を溶解し、次にこの溶
液を濃塩酸(112ml)で処理した。滴下漏斗に塩
化アンモニウム(水溶液中のもの17.2g)を装入
し、塩化アンモニウムを酸性溶液へ滴加できるよ
うに調整した。添加が終了してから、加熱マント
ルを装着して、溶液を1時間還流した。その終了
時に、滴下漏斗にホルムアルデヒド(37%水溶液
85g)を装入し、これを2時間かけて滴加した。
この際、加熱を続けて、加熱の際の還流を維持し
た。ホルムアルデヒドを全部加えた後で、反応混
合物を還流下で更に2時間撹拌し、放置して冷却
し、ニトリロトリメチレンホスホン酸(NTMP)
を得た。 例 13 例12で調製したNTMP50〜55mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の中に、希HCl中のYb−175を0.25mlを加えた。
次に、NaOHを加えることによつて、得られた
溶液のPHを10に調整した。得られた溶液を30分間
60℃〜70℃に加熱して最大複合体生成物を保証し
た。1MHClを加えることによつて、溶液のPHを
7〜8に調整した。 例9、例10、例11および例12の複合体をラツト
で試験した。生体内分布データを表に示す。
【表】
例 14
例1で調製したEDTMP50〜55mgをバイアルに
秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液に、
希HCl中のLu−177を0.25ml加えた。得られた溶
液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調整し
た。続いて、この溶液を30分間60℃〜70℃に加熱
して、複合体生成を最適化した。溶液のPHを、
1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例 15 例5で調製したHEEDTMP55〜60mgをバイア
ルに秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
に、希HCl中のLu−177を0.25ml加えた。得られ
た溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調
整した。続いて、この溶液を30分間60℃〜70℃に
加熱して、複合体生成を最適化した。溶液のPH
を、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例14および例15の複合体をラツトで試験した。
生体内分布のデータを表に示す。
秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液に、
希HCl中のLu−177を0.25ml加えた。得られた溶
液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調整し
た。続いて、この溶液を30分間60℃〜70℃に加熱
して、複合体生成を最適化した。溶液のPHを、
1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例 15 例5で調製したHEEDTMP55〜60mgをバイア
ルに秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
に、希HCl中のLu−177を0.25ml加えた。得られ
た溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調
整した。続いて、この溶液を30分間60℃〜70℃に
加熱して、複合体生成を最適化した。溶液のPH
を、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例14および例15の複合体をラツトで試験した。
生体内分布のデータを表に示す。
【表】
例 15A
例1で調製したEDTMP35〜45mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の溶液中に、希HCl中のY−90の0.25〜0.75mlを
加えた。次に、NaOHを加えることによつて、
得られた溶液のPHを10に調整した。得られた溶液
を続いて30分間60℃〜70℃に加熱して複合体生成
を最適化した。1MHClを加えることによつて、
溶液のPHを7〜8に調整した。複合体の収量は95
%以上であつた。 例 15B 例1で調製したEDTMP70mgをバイアル中に秤
量し、濃NH4OH2〜3滴を含む標準食塩水1ml
を使つて溶解した。この溶液に、新しく溶離した
In−115溶液1mlを加え、希NaOHおよびHClを
使用してPH9に調整した。得られた溶液1〜5ml
を、カチオン交換樹脂含有カラム上に置き、食塩
水10mlで溶出した。溶液中の遊離Inの量は、カラ
ム上に残留する量を合計活性で除質して100倍
(%)して計質した。この方法によると、複合体
の収量は97%以上であつた。 例 15C 例5で調製したHEEDTMP70mgをバイアル中
に秤量し、濃NH4OHを数滴を加えることにより
標準食塩水1mlを使つて溶解した。この溶液に、
新しく溶離したIn−115溶液1mlを加え、希
NaOHおよびHClを使用してPH9に調整した。得
られた溶液1〜5μを、カチオン交換樹脂含有
カラム上に置き、食塩水10mlで溶出した。溶液中
の遊離Inの量は、カラム上に残留する量を合計活
性で除算して100倍(%)して計質した。この方
法によると、複合体の収量は97%以上であつた。 例 15D 例3で調製したDTPMP70mgをバイアル中に秤
量し、濃NH4OHを数滴を加えることにより標準
食塩水1mlを使つて溶解した。この溶液に、新し
く溶離したIn−115溶液1mlを加え、希NaOHお
よびHClを使用してPH9に調整した。得られた溶
液1〜5μを、カチオン交換樹脂含有カラム上
に置き、食塩水10mlで溶出した。溶液中の遊離In
の量は、カラム上に残留する量を合計活性で除算
して100倍(%)して計質した。この方法による
と、複合体の収量は97%以上であつた。 前記例15Aおよび例15Bの複合体(50〜75μ)
を尾静脈から、実験室ラツトに注入した。2時間
後、頚部脱臼によつて動物を殺し、器官および組
織を除去した。試料をNaI摂取計数器で計数して
複合体の生体内配置を測定した。骨格系中に有意
量の活性が集中しているのに対し、軟質組織の摂
取は非常に少ないことが分つた。 Y−90はガンマ光子を放出しない。ベータ線計
数の含まれる困難な点を回避するために、制動放
射線を測定した。この放射線は、負に荷電した電
子が正の核に加速されることによつて起こる。結
果としてエネルギーOから放出ベータ線のエネル
ギーの範囲の連続的な電磁放射線がもたらされ
る。スペクトルの低ネネルギー端部においては光
子存在度がより高くなる。生体内分布のデータを
表Aに示す。
に秤量し、蒸留水0.75mlを使用して溶解した。こ
の溶液中に、希HCl中のY−90の0.25〜0.75mlを
加えた。次に、NaOHを加えることによつて、
得られた溶液のPHを10に調整した。得られた溶液
を続いて30分間60℃〜70℃に加熱して複合体生成
を最適化した。1MHClを加えることによつて、
溶液のPHを7〜8に調整した。複合体の収量は95
%以上であつた。 例 15B 例1で調製したEDTMP70mgをバイアル中に秤
量し、濃NH4OH2〜3滴を含む標準食塩水1ml
を使つて溶解した。この溶液に、新しく溶離した
In−115溶液1mlを加え、希NaOHおよびHClを
使用してPH9に調整した。得られた溶液1〜5ml
を、カチオン交換樹脂含有カラム上に置き、食塩
水10mlで溶出した。溶液中の遊離Inの量は、カラ
ム上に残留する量を合計活性で除質して100倍
(%)して計質した。この方法によると、複合体
の収量は97%以上であつた。 例 15C 例5で調製したHEEDTMP70mgをバイアル中
に秤量し、濃NH4OHを数滴を加えることにより
標準食塩水1mlを使つて溶解した。この溶液に、
新しく溶離したIn−115溶液1mlを加え、希
NaOHおよびHClを使用してPH9に調整した。得
られた溶液1〜5μを、カチオン交換樹脂含有
カラム上に置き、食塩水10mlで溶出した。溶液中
の遊離Inの量は、カラム上に残留する量を合計活
性で除算して100倍(%)して計質した。この方
法によると、複合体の収量は97%以上であつた。 例 15D 例3で調製したDTPMP70mgをバイアル中に秤
量し、濃NH4OHを数滴を加えることにより標準
食塩水1mlを使つて溶解した。この溶液に、新し
く溶離したIn−115溶液1mlを加え、希NaOHお
よびHClを使用してPH9に調整した。得られた溶
液1〜5μを、カチオン交換樹脂含有カラム上
に置き、食塩水10mlで溶出した。溶液中の遊離In
の量は、カラム上に残留する量を合計活性で除算
して100倍(%)して計質した。この方法による
と、複合体の収量は97%以上であつた。 前記例15Aおよび例15Bの複合体(50〜75μ)
を尾静脈から、実験室ラツトに注入した。2時間
後、頚部脱臼によつて動物を殺し、器官および組
織を除去した。試料をNaI摂取計数器で計数して
複合体の生体内配置を測定した。骨格系中に有意
量の活性が集中しているのに対し、軟質組織の摂
取は非常に少ないことが分つた。 Y−90はガンマ光子を放出しない。ベータ線計
数の含まれる困難な点を回避するために、制動放
射線を測定した。この放射線は、負に荷電した電
子が正の核に加速されることによつて起こる。結
果としてエネルギーOから放出ベータ線のエネル
ギーの範囲の連続的な電磁放射線がもたらされ
る。スペクトルの低ネネルギー端部においては光
子存在度がより高くなる。生体内分布のデータを
表Aに示す。
【表】
比較例
2種の市販の窒素非含有ホスホン酸化合物(こ
れらは、Tc−99mと複合体化した場合に、診断
上有用な化合物として周知なものである)をSm
−153と複合体化して、本発明の複合体と同様に
試験した。本発明の実施例に対してのデータと比
較できるデータを以下の表Aに示す。
れらは、Tc−99mと複合体化した場合に、診断
上有用な化合物として周知なものである)をSm
−153と複合体化して、本発明の複合体と同様に
試験した。本発明の実施例に対してのデータと比
較できるデータを以下の表Aに示す。
【表】
【表】
前記表Aに示した比較例は、2種の窒素非含有
ホスホン酸複合体である点に注意されたい。これ
らは、本発明の複合体よりも劣つたものとなる或
る望ましくない性質をもつている。すなわち、
Sm−MDPは高肝臓摂取を示し、Sm−HEDPは
低骨格摂取および血液からの低クレアランスを示
す。 例 16 例2においてラツトで試験をした複合体(Sm
−153−EDTMP)を、同様の方法でラビツトに
ついても試験した。生体内分布の結果(ラビツト
5匹の平均)を表にまとめた。
ホスホン酸複合体である点に注意されたい。これ
らは、本発明の複合体よりも劣つたものとなる或
る望ましくない性質をもつている。すなわち、
Sm−MDPは高肝臓摂取を示し、Sm−HEDPは
低骨格摂取および血液からの低クレアランスを示
す。 例 16 例2においてラツトで試験をした複合体(Sm
−153−EDTMP)を、同様の方法でラビツトに
ついても試験した。生体内分布の結果(ラビツト
5匹の平均)を表にまとめた。
【表】
量%に基づく
例 17 骨盤に腫脹をもつイングリツシユ・セツターに
例2の複合体(Sm−153−EDTMP)〜19mCi
(700MBq)を注入した。2時間後、シンチレー
シヨンカメラを使つてそのイヌを像形成した。シ
ンチレーシヨン走査によれば、腫脹中に複合体の
高摂取が示され、そして、Tc−99m−MDPを使
つて行なわれる早期走査と非常によく似ていた。
Sm−153複合体による腫脹対正常骨の摂取比は、
Tc−99m複合体の摂取比と非常に似ていた。処
置から5日後のイヌのシンチレーシヨン走査から
も同様の結果が得られた。処置から7日後におい
て、その活動の増加から分かるように、痛みが低
下したように見えた。 例 18 ラツトのシリーズに、例2の複合体(Sm−153
−EDTMP)を注入し、各種の間隔で殺した。ラ
ツトの生体内分布データを表にまとめた。この
データによれば急速生体内配置特性(例えば、骨
摂取および血液クレアランス)と、骨格系におけ
る活性の永続的配置とが示されている。 例 19 大腿骨に腫脹をもつイングリツシユ・セツター
に例2の複合体(Sm−153−EDTMP)を注入し
た。足を切断し、腫脹および正常骨の資料をSm
−153について計数した。腫脹中のSm−153の計
数は、同じ足の非病巣骨の計数の15〜20倍であつ
た。 例 20 ラビツト5匹のシリーズに、例2の複合体
(Sm−153−EDTMP)を注入した。骨髄中に見
出されたものは、注入用量の0.15%未満であつ
た。
例 17 骨盤に腫脹をもつイングリツシユ・セツターに
例2の複合体(Sm−153−EDTMP)〜19mCi
(700MBq)を注入した。2時間後、シンチレー
シヨンカメラを使つてそのイヌを像形成した。シ
ンチレーシヨン走査によれば、腫脹中に複合体の
高摂取が示され、そして、Tc−99m−MDPを使
つて行なわれる早期走査と非常によく似ていた。
Sm−153複合体による腫脹対正常骨の摂取比は、
Tc−99m複合体の摂取比と非常に似ていた。処
置から5日後のイヌのシンチレーシヨン走査から
も同様の結果が得られた。処置から7日後におい
て、その活動の増加から分かるように、痛みが低
下したように見えた。 例 18 ラツトのシリーズに、例2の複合体(Sm−153
−EDTMP)を注入し、各種の間隔で殺した。ラ
ツトの生体内分布データを表にまとめた。この
データによれば急速生体内配置特性(例えば、骨
摂取および血液クレアランス)と、骨格系におけ
る活性の永続的配置とが示されている。 例 19 大腿骨に腫脹をもつイングリツシユ・セツター
に例2の複合体(Sm−153−EDTMP)を注入し
た。足を切断し、腫脹および正常骨の資料をSm
−153について計数した。腫脹中のSm−153の計
数は、同じ足の非病巣骨の計数の15〜20倍であつ
た。 例 20 ラビツト5匹のシリーズに、例2の複合体
(Sm−153−EDTMP)を注入した。骨髄中に見
出されたものは、注入用量の0.15%未満であつ
た。
【表】
【表】
例 21
例1で調製したEDTMP48〜53mgをバイアル中
に秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
に、希HCl中のGd−159を0.25ml加えた。得られ
た溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調
整した。続いて、この溶液を水浴中で60℃〜70℃
に加熱して、複合体生成物を最適化した。溶液の
PHを、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例 22 例1で調製したHEEDTMP55〜60mgをバイア
ルに秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
中に、希HCl中のGd−195を0.25ml加えた。得ら
れた溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に
調整した。続いて、この溶液を水浴中で60℃〜70
℃に加熱して、複合体生成を最適化した。溶液の
PHを、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例21および例22の複合体をラツトについて試験
した。生体内分布のデータを表に示す。
に秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
に、希HCl中のGd−159を0.25ml加えた。得られ
た溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に調
整した。続いて、この溶液を水浴中で60℃〜70℃
に加熱して、複合体生成物を最適化した。溶液の
PHを、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例 22 例1で調製したHEEDTMP55〜60mgをバイア
ルに秤量し、蒸留水0.75mlで溶解した。この溶液
中に、希HCl中のGd−195を0.25ml加えた。得ら
れた溶液のPH値を、NaOHの添加によつて10に
調整した。続いて、この溶液を水浴中で60℃〜70
℃に加熱して、複合体生成を最適化した。溶液の
PHを、1MHClの添加によつて7〜8に調整した。 例21および例22の複合体をラツトについて試験
した。生体内分布のデータを表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イツトリウム−90(Y−90)およびインジウ
ム−115(In−115)からなる群から選んだ粒子放
出性放射性核種と、エチレンジアミンテトラメチ
レンホスホン酸(EDTMP)、ジエチレントリア
ミンペンタメチレンホスホン酸(DTPMP)、ヒ
ドロキシエチルエチレンジアミントリメチレンホ
スホン酸(HEEDTMP)、ニトリロトリメチレン
ホスホン酸(NTMP)およびトリス(2−アミ
ノエチル)アミノヘキサメチレンホスホン酸
(TTHMP)からなる群から選んだアミノホスホ
ン酸誘導体との治療上有効な複合体、またはその
生理学的に受け入れることのできる塩。 2 前記の放射性核種がY−90である特許請求の
範囲第1項記載の複合体。 3 前記の放射性核種がIn−115である特許請求
の範囲第1項記載の複合体。 4 前記のアミノホスホン酸誘導体がエチレンジ
アミンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)で
ある特許請求の範囲第1項記載の複合体。 5 前記のアミノホスホン酸誘導体がジエチレン
トリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DTPMP)である特許請求の範囲第1項記載の
複合体。 6 前記のアミノホスホン酸誘導体がヒドロキシ
エチルエチレンジアミントリメチレンホスホン酸
(HEEDTMP)である特許請求の範囲第1項記載
の複合体。 7 前記のアミノホスホン酸誘導体がニトリロト
リメチレンホスホン酸(NTMP)である特許請
求の範囲第1項記載の複合体。 8 前記のアミノホスホン酸誘導体がトリス(2
−アミノエチル)アミンヘキサメチレンホスホン
酸(TTHMP)である特許請求の範囲第1項記
載の複合体。 9 イツトリウム−90(Y−90)およびインジウ
ム−115(In−115)からなる群から選んだ粒子放
出放射性核種と、エチレンジアミンテトラメチレ
ンホスホン酸(EDTMP)、ジエチレントリアミ
ンペンタメチレンホスホン酸(DTPMP)、ヒド
ロキシエチルエチレンジアミントリメチレンホス
ホン酸(HEEDTMP)、ニトリロトリメチレンホ
スホン酸(NTMP)およびトリス(2−アミノ
エチル)アミンヘキサメチレンホスホン酸
(TTHMP)からなる群から選んだアミノホスホ
ン酸誘導体との治療上有効な複合体、またはその
生理学的に受け入れることのできる塩を製造する
にあたり、前記の放射性核種と前記のアミノホス
ホン酸誘導体とを、水の存在下でPH5〜11におい
て、場合により高温下で接触させ、そして所望に
より、複合体のPHを7〜8に調整することを特徴
とする、前記の複合体またはその生理的に受け入
れることのできる塩の製法。 10 前記の放射性核種がY−90である特許請求
の範囲第9項記載の方法。 11 前記の放射性核種がIn−115である特許請
求の範囲第9項記載の方法。 12 前記のアミノホスホン酸誘導体がエチレン
ジアミンテトラメチレンホスホン酸(EDTMP)
である特許請求の範囲第9項記載の方法。 13 前記のアミノホスホン酸誘導体がジエチレ
ントリアミンペンタメチレンホスホン酸
(DTPMP)である特許請求の範囲第9項記載の
方法。 14 前記のアミノホスホン酸誘導体がヒドロキ
シエチルエチレンジアミントリメチレンホスホン
酸(HEEDTMP)である特許請求の範囲第9項
記載の方法。 15 前記のアミノホスホン酸誘導体がニトリロ
トリメチレンホスホン酸(NTMP)である特許
請求の範囲第9項記載の方法。 16 前記のアミノホスホン酸誘導体がトリス
(2−アミノエチル)アミンヘキサメチレンホス
ホン酸(TTHMP)である特許請求の範囲第9
項記載の方法。 17 前記の放射性核種と前記のアミノホスホン
酸誘導体とを、0.1:1から3000:1の比で接触
させる特許請求の範囲第9項記載の方法。 18 イツトリウム−90(Y−90)およびインジ
ウム−115(In−115)からなる群から選んだ粒子
放出性放射性核種と、エチレンジアミンテトラメ
チレンホスホン酸(EDTMP)、ジエチレントリ
アミンペンタメチレンホスホン酸(DTPMP)、
ヒドロキシエチルエチレンジアミントリメチレン
ホスホン酸(HEEDTMP)、ニトリロトリメチレ
ンホスホン酸(NTMP)およびトリス(2−ア
ミノエチル)アミンヘキサメチレンホスホン酸
(TTHMP)からなる群から選んだアミノホスホ
ン酸誘導体との複合体、またはその生理学的に受
け入れることのできる塩を活性成分として含んで
なる、癌治療剤としての使用に適した医薬組成
物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US61698584A | 1984-06-04 | 1984-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132892A JPS62132892A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0448799B2 true JPH0448799B2 (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=24471820
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60079430A Expired - Lifetime JPH0655681B2 (ja) | 1984-06-04 | 1985-04-16 | 治療上有効な複合体およびその製法 |
| JP60271679A Granted JPS62132892A (ja) | 1984-06-04 | 1985-12-04 | 治療上有効な複合体、その製法、および医薬組成物 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60079430A Expired - Lifetime JPH0655681B2 (ja) | 1984-06-04 | 1985-04-16 | 治療上有効な複合体およびその製法 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0164843B1 (ja) |
| JP (2) | JPH0655681B2 (ja) |
| AU (1) | AU563671B2 (ja) |
| CA (1) | CA1243603A (ja) |
| DE (2) | DE3583257D1 (ja) |
| HK (1) | HK146895A (ja) |
| IL (1) | IL74902A (ja) |
| NL (1) | NL980021I2 (ja) |
| NZ (1) | NZ211808A (ja) |
| ZA (1) | ZA852799B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4515767A (en) * | 1983-06-20 | 1985-05-07 | The Dow Chemical Company | Radioactive metals complexed with phosphonate derivatives of dicyclopentadienebis(methylamine) |
| US5059412A (en) * | 1984-06-04 | 1991-10-22 | The Dow Chemical Company | Macrocyclic aminophosphonic acid complexes for the treatment of calcific tumors |
| US5064633A (en) * | 1984-06-04 | 1991-11-12 | The Dow Chemical Company | Macrocyclic aminophosphonic acid complexes, their formulations and use |
| EP0225409A1 (en) * | 1985-12-02 | 1987-06-16 | The Dow Chemical Company | Organic amine phosphonic acid complexes for the treatment of calcific tumors |
| US4853209A (en) * | 1987-05-18 | 1989-08-01 | The Dow Chemical Company | Bone marrow suppressing agents |
| NZ222304A (en) * | 1987-05-18 | 1990-10-26 | Dow Chemical Co | Suppression of bone marrow using samarium-153, gadolinium-159 or holmium-166 complexes |
| US4976950A (en) * | 1988-12-19 | 1990-12-11 | The Dow Chemical Company | Bone marrow suppressing agents |
| US4882142A (en) * | 1988-12-19 | 1989-11-21 | The Dow Chemical Company | Bone marrow suppressing agents |
| WO1991016075A1 (en) * | 1990-04-20 | 1991-10-31 | Australian Nuclear Science & Technology Organisation | Bone marrow treatments |
| MC2260A1 (fr) * | 1990-06-18 | 1993-04-26 | Dow Chemical Co | Formulations de produits radiopharmaceutiques,leur methode d'administration et leur procede de preparation |
| US5219556A (en) * | 1990-07-09 | 1993-06-15 | Mallinckrodt Medical, Inc. | Stabilized therapeutic radiopharmaceutical complexes |
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