JPH0448816Y2 - - Google Patents

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JPH0448816Y2
JPH0448816Y2 JP16251888U JP16251888U JPH0448816Y2 JP H0448816 Y2 JPH0448816 Y2 JP H0448816Y2 JP 16251888 U JP16251888 U JP 16251888U JP 16251888 U JP16251888 U JP 16251888U JP H0448816 Y2 JPH0448816 Y2 JP H0448816Y2
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plate
synthetic resin
top plate
plywood
core material
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は実験台用の天板に関する。
[従来の技術] 実験台は各種の実験に使用されるため、その天
板は強度を有し、耐熱性・耐薬品性に優れた特性
のものが要求される。
実験台はその使用条件或は設置場所の種々の制
約のために、第2図に示すように、一般に天板A
とこの天板を載せる載架台Bに分けて製作され、
設置場所で載架台B側より天板Aの木質部に木ネ
ジ8,8,…等を用いて固定を計る構造になつて
いる。
従来の実験台用天板として、木製の板状芯材5
の上に、石綿セメント板に無機質塗料を高温で焼
き付けてなる表面板6を載せ、表面板6および板
状芯材5の側面まわりに飾り板も兼ね備えた金属
性、或は合成樹脂性の縁7を取付けた構造のもの
がある。
この天板は、そのエツジ部に別体の縁7を取付
ける構造になつているため、その合せ目よりこぼ
した薬液、水等が侵入して表面が反つたり内部の
芯材が腐食したりして、その耐用年数が短くなる
ので、天板のエツジ部を中央部と一体に合成樹脂
でモールド形成することにより解消しようとする
考え方はあつた(例えば、同一出願人の出願に係
る特願昭62−278484号)。
この考え方の合成樹脂一体型の天板は、上記従
来の天板のエツジ部よりこぼした薬液、水等が侵
入して表面が反つたり内部が腐食することはな
く、従つて耐用年数が長くなる長所を有するが、
設置場所での載架台Bに合成樹脂一体型の天板の
取付けを可能にするために、合成樹脂一体型の天
板の裏に木製の中子を嵌める必要がある。
[考案が解決しようとする問題点] 合成樹脂一体型の天板の裏に木製の中子を嵌め
る作業は、現地作業では大変に煩わしい作業で非
能率的である。
そこで、考案者等は合成樹脂一体型の天板を制
作する際に、木製の中子を同時にモールドして一
体に成形するという考え方を抱き、鋭意実験検討
を重ねてきた。
当初、板状芯材を中子として入れてその上面及
び側面のまわりを合成樹脂でモールドして一体に
する場合に、モールド過程における合成樹脂の熱
膨張収縮と板状芯材の熱膨張収縮の差によりクラ
ツクが発生すると云う問題に遭遇した。
この考案の目的とするところは、天板のエツジ
部を中央部と一体に合成樹脂でモールド形成する
ことによりこぼした薬液、水等が内部へ侵入しな
い構造にして、その中に板状芯材を中子として入
れてその上面及び側面のまわりを合成樹脂でモー
ルドして一体に形成する際に、モールド樹脂にク
ラツクが発生しない実験台用天板を提供する点に
ある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、天板を台に取付ける作業を容易に
するために、天板の下側面の内側に木ネジ等を用
いて固定が容易な板状芯材を設けたのである。
また、樹脂モールド過程におけるモールド樹脂
のクラツクを防止するために、板状芯材の側面ま
わりを弾性部材で覆つて、合成樹脂モールド時の
合成樹脂の膨張収縮と木製枠組の膨張収縮の差を
緩和させるようにしたのである。
更にまた、外側モールド樹脂層による接着を良
好にするために、板状芯材の上面部および弾性部
材の周側面を不透気性部材で覆うたのである。
[作用] 板状芯材の側面まわりに弾性部材を設けること
により、合成樹脂モールド時の合成樹脂の熱膨張
収縮と木製枠組の熱膨張収縮の差が緩和でき、モ
ールド樹脂のクラツクの発生を防止できる。
外側に合成樹脂モールド層が形成された後は、
板状芯材がモールド樹脂層形成時の収縮による弾
性部材の圧縮力を受けて所定位置に圧着固定され
る。
板状芯材の上面部および弾性部材の外周側面部
を不透気性部材で覆うことにより、樹脂モールド
時に板状芯材より発生する水分やガス等のモール
ド樹脂への侵入を阻止できて、モールド樹脂の気
泡発生を防止し、モールド樹脂の接着力低下を防
止できる。
[実施例] 次に、この考案の実施例について説明する。
板状芯材として、所定寸法に裁断した合板1を
用いる。
板状芯材は、上記合板以外に、少なくとも下側
部を除く上側部および周側部に面を形成し、全体
として板状になつていて、木ネジ等により螺着で
きるものであればよく、例えば発泡体による板状
芯材でもよく、その材質を特に限定するものでは
ない。
この合板1の周側部に弾性部材、例えば発泡率
50%のエチレンフロピレンターポリマー2(以
後、EPTと略称する)を巻付けてある。
弾性部材は、上記発泡率50%のEPT以外に、
合成樹脂モールド時のモールド樹脂の弾性率より
低い弾性率を有し、加熱温度(約150℃)に耐え、
モールド時に合成樹脂の浸透の少ないものであれ
ばよく、例えば発泡率20〜80%のシリコンゴムに
よる弾性部材、ゴム変成発泡エポキシ樹脂による
弾性部材、等であつてもよく、その材質を特に限
定するものではない。
この合板1の周側部に巻付け発泡率50%の
EPT2の外周面部および合板1の上面部を覆う
不透気性部材、例えばアルミニウム薄板3を取付
ける。
不透気性部材は、上記アルミニウム薄板以外
に、気体を透過させず、合成樹脂モールド時の加
熱温度に耐えるものであればよく、特に限定する
ものではない。
次に、上記アルミニウム薄板4で覆うた合板1
の上面部および周側部を合成樹脂によつてモール
ドする工程について説明する。
先ず、モールド用金型の上型下面に、合板の周
側部を発泡率50%のEPTを巻付け、このEPTの
外周部および合板の上面部をアルミニウム薄板で
覆うたものを仮に固定する。次いで、上記上型下
面に仮固定のアルミニウム薄板で覆うた合板の外
面より大きい内周面を有する下型に上記上型を合
わせて、上型と下型の内に合板等を収容し、上記
金型内に高強度で耐熱性・耐薬品性を有する合成
樹脂、例えばモールド用のエポキシ樹脂、の液を
注入し、この合成樹脂液を硬化させる。すると、
合板のアルミニウム薄板で覆うた上面部および周
側面部はエポキシ樹脂により強固に接着され、ま
わりにエポキシ樹脂の所定形状のモールド層4が
形成される。これを金型より取出し、必要により
仕上げ加工を行つて実験台用天板を得ることがで
きる。
尚、高強度で耐熱性・耐薬品性を有する合成樹
脂は、上記モールド用エポキシ樹脂以外に、例え
ばポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂等があり、これらの樹脂に適宜に充填材を入れ
て用いることができる。
上記エポキシ樹脂のモールド過程において、エ
ポキシ樹脂が硬化する際の線膨張収縮率と常温ま
で冷却するときの線膨張収縮率との和が約0.3〜
0.6%程度あり、この収縮による歪みは合板の周
側部に巻付けた発泡率50%のEPT2により緩和
されるため、エポキシ樹脂のモールド層4にクラ
ツクは生じなくなる。そして、エポキシ樹脂によ
るモールド層4形成過程で生じる収縮力が発泡率
50%のEPT2を弾性収縮させてその弾性圧縮力
が合板1に作用するので、合板1は所定位置に圧
着固定されることになる。
また、上記エポキシ樹脂の硬化の際に約150℃
程度まで昇温するとにより木製の枠組より水分、
ガス等が排出するが、この水分やガスはアルミニ
ウム薄板で遮断されてエポキシ樹脂のモールド層
へ流れ込まないので、エポキシ樹脂とアルミニウ
ム薄板との接着の悪化を防止でき、全体として強
固に接着され一体化した天板となる。
[考案の効果] 以上のように、この考案における実験台用天板
は、現地施工での取付け作業が容易で、表面にク
ラツクの発生がなく、高強度で耐熱性および耐薬
品性に優れ、こぼした薬液、水等の内部に侵入の
心配のないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を説明する斜視断面
図、第2図は従来例を説明する断面図である。 A……天板部、B……台部、1,5……それぞ
れ合板、2……巻付けた発泡率50%のEPT、3
……アルミニウム薄板、4……エポキシ樹脂のモ
ールド層、6……表面板、7……縁、8……木ネ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状芯材の側面まわりに弾性部材を覆い、さら
    に上面部および弾性部材の外周側面部を不透気性
    部材で覆つて、その上面部および側面部のまわり
    を高強度で耐熱性および耐薬品性を有する合成樹
    脂によつてモールドしたことを特徴とする実験台
    用天板。
JP16251888U 1988-12-15 1988-12-15 Expired JPH0448816Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16251888U JPH0448816Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16251888U JPH0448816Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0283038U JPH0283038U (ja) 1990-06-27
JPH0448816Y2 true JPH0448816Y2 (ja) 1992-11-17

Family

ID=31446417

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JP16251888U Expired JPH0448816Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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