JPH0627767Y2 - 複合オイルパン - Google Patents

複合オイルパン

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JPH0627767Y2
JPH0627767Y2 JP1987019723U JP1972387U JPH0627767Y2 JP H0627767 Y2 JPH0627767 Y2 JP H0627767Y2 JP 1987019723 U JP1987019723 U JP 1987019723U JP 1972387 U JP1972387 U JP 1972387U JP H0627767 Y2 JPH0627767 Y2 JP H0627767Y2
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JP
Japan
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oil pan
adhesive layer
vibration
composite
soundproofing
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JP1987019723U
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JPS63126507U (ja
Inventor
忠義 中根
秀美 ▲樽▼井
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日野自動車工業株式会社
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の産業上利用分野〕 本願考案は複合オイルパン、さらに詳細には種々の形状
のオイルパンを容易に製造でき、かつ防音および防振性
に優れたオイルパンに関するものである。
〔従来技術および問題点〕
自動車などのエンジンの潤滑油を貯蔵しておくためのオ
イルパンとしては、エンジンなどの振動および騒音を防
止するために、防振性ないし防音性に優れていることが
要求される。このため、たとえば制振鋼板製のオイルパ
ンが使用されている。しかしながら、この制振鋼板は、
深い絞り加工および溶接が困難であるという欠点がある
のに加えて、高価であるという短所もある。
このような加工が困難であるという制振鋼板の使用を避
けるのを目的として、第1図に示すように、通常の鋼板
を使用し、オイルパン本体1を製造し、このオイルパン
本体1にAl箔を設けたグラスウール製のインシュレータ
2を被せるとともに、フランジ3にシールラバー4を設
けたオイルパンカバー5を覆い接着した複合オイルパン
が開発されている。
このような複合オイルパンによれば、前述のようなグラ
スウール製のインシュレータ2が防振性および防音性を
発揮し、良好な防振防音性を示す反面、前記インシュレ
ータ2を所定形状に成形するとともに、前記複合オイル
パンの複合層に水、油などの侵入を防ぐためにシールラ
バー4を設ける必要があり、オイルパンの重量が大きく
なるのに加えて、コストも大幅に上昇するという欠点が
あった。さらに、この複合オイルパンは整備性にも欠
け、かつさび穴あきの欠点も生じやすいということも知
られている。
本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、防振防音
性および加工性が優れ、かつ安価な複合オイルパンを提
供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、オイルパン形状
を有するオイルパン本体の表面にゴム成分を含む相互侵
入網目構造の熱硬化性樹脂層よりなる接着剤層を形成
し、さらにオイルパンカバーによって被ったことを特徴
としている。
第2図は本考案の一具体例の斜視図であるが、この図よ
り明らかなように、本考案による複合オイルパンは、従
来と同様に、通常の鋼板製によるオイルパン本体1を有
している。そして、前記オイルパン本体1の外側表面に
は、防振防音性を有する接着剤層7が設けられており、
この接着剤層7を介して、同様に通常の鋼板製のオイル
パンカバー5を被せ、接着した構造になっている。
前述の接着剤層7は防振性および防音性があり、ゴム成
分を含む熱硬化性樹脂である。基材となる樹脂は熱可塑
性樹脂であることも考えられるが、一般にオイルパンは
加熱されることが多く、この熱によって可塑性を生じ、
熱弾性を生じる恐れがあるため、好ましくない。
前述のような接着剤層7の基材となる樹脂としては、熱
硬化性樹脂としてたとえばエポキシ系樹脂、フェノール
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを使用することがで
きる。
また、この基材樹脂に防音性および防振性を向上させる
ために、相互侵入網目構造(IPN *)とするため種々
の添加物を添加することができる。この添加物として、
本考案においてはゴム成分を添加する。このようなゴム
成分としては、たとえば、ブチル系ゴム、クロロプレン
系ゴム、ニトリル系ゴムの一種以上であることができ
る。
前述のような接着剤層7は、好ましくは、0.5〜1mmの
厚さで設ける。0.5mm未満であると、防振性および防音
性が十分でなくなる虞があり、一方1mmを超えると、防
振性および防音性が良好になるが、重量が大きくなり、
かつコストも高くなって実用的ではなくなる。
このような接着剤層7を被せたのち、前記オイルパンカ
バー5を被せる。そして、加熱または常温で触媒存在下
あるいは不存在下に前記熱硬化性樹脂に架橋反応を生じ
しめて硬化させ、前記オイルパン本体1とオイルパンカ
バー5を接着一体化させて、本考案の複合オイルパンと
する。
以下実施例について説明する。
〔実施例〕
第2図に示したような複合オイルパンを製造した。この
とき、オイルパン本体1およびオイルパンカバー5は、
1.0〜1.2mm厚の鉄板によってプレス加工により所定形状
としたものを用いた。
ゴム変性相互侵入網目構造(IPN *)のエポキシ樹脂
をオイルパン本体1の外側表面に厚さ1〜1.5mmになる
ように塗布したのち、オイルパンカバーを被せて加熱
し、硬化せしめて一体化した。
このように製造された複合オイルパンの接着剤層7の防
音防振性を測定した。測定は振れ自由減衰型粘弾性測定
装置(レスカRD-1100AD)を使用して長さ5cm×巾1cm
×厚さ0.1cmの接着剤層片を使用して、減圧真空下で3
℃/minの昇温速度で昇温しながら行った。結果を第3
図に示す。この第3図明らかなように、本考案による複
合オイルパンは良好な防音防振性を有していることがわ
かった。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による複合オイルパンによ
れば、オイルパン本体とオイルパンカバーの間に防音防
振性の優れた接着剤層を設けたため、別に成形した防音
防振層、すなわちインシュレータが不用になるという利
点がある。また、前記オイルパン本体とオイルパンカバ
ー間には接着剤層が設けられているため、シールラバー
も不用になる。
このため、防音性防振性に優れ、かつ加工性が良好であ
り、加えて軽量で安価な複合オイルパンとすることがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の複合オイルパンの構成を示す斜視図、第
2図は本考案による複合オイルパンの構成の一例を示す
斜視図、第3図は実施例で製造した前記接着剤層の防振
性および防音性を試験したときの結果を示すグラフであ
る。 1……オイルパン本体、5……オイルパンカバー、7…
…接着剤層。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルパン形状を有するオイルパン本体の
    表面にゴム成分を含む相互侵入網目構造の熱硬化性樹脂
    層よりなる接着剤層を形成し、さらにオイルパンカバー
    によって被ったことを特徴とする複合オイルパン。
  2. 【請求項2】前記接着剤層は厚さ0.5〜1mmであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の複
    合オイルパン。
JP1987019723U 1987-02-13 1987-02-13 複合オイルパン Expired - Lifetime JPH0627767Y2 (ja)

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JPS63126507U JPS63126507U (ja) 1988-08-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5770937A (en) * 1980-10-22 1982-05-01 Mazda Motor Corp Oil pan for car engine
JPS63109269A (ja) * 1986-10-27 1988-05-13 Mazda Motor Corp エンジンのオイルパン構造

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JPS63126507U (ja) 1988-08-18

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