JPH0448921B2 - - Google Patents
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- JPH0448921B2 JPH0448921B2 JP21788485A JP21788485A JPH0448921B2 JP H0448921 B2 JPH0448921 B2 JP H0448921B2 JP 21788485 A JP21788485 A JP 21788485A JP 21788485 A JP21788485 A JP 21788485A JP H0448921 B2 JPH0448921 B2 JP H0448921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- intake air
- efficiency
- plant
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ガスタービンと、ガスタービン排熱
を熱源とする排熱回収ボイラと、このボイラで発
生した蒸気を作動媒体とする蒸気タービンとから
構成される複合サイクルプラントの運転方法に関
するものである。
を熱源とする排熱回収ボイラと、このボイラで発
生した蒸気を作動媒体とする蒸気タービンとから
構成される複合サイクルプラントの運転方法に関
するものである。
ガスタービンの排熱回収ボイラを仲立ちとし、
蒸気タービンとガスタービンとを組み合せたプラ
ントは、蒸気タービンもしくはガスタービン単独
のプラントに比べ熱効率が良いことが知られてい
る。そして、複合プラントの総合出力が、ガスタ
ービンの吸気温度に応じて変化することも知られ
ている。第2図は、ガスタービンの吸気温度に応
じて複合サイクルプラントのベース運転出力が変
化する状態を示している。吸気温度が低い程、総
合出力が大きくなる理由は、ガスタービンの燃焼
ガス温度は、上限値が抑えられており、外気温の
変動にかかわらずほぼ一定になつているが、外気
温度が低い程、ガスタービンには、多量の燃料が
投入されることになり、大気温度までの熱落差も
大きくなるので、プラント全体の出力は上昇す
る。一方、プラント全体の総合効率は、大気温度
の上昇につれて良くなる。この理由については後
で説明する。
蒸気タービンとガスタービンとを組み合せたプラ
ントは、蒸気タービンもしくはガスタービン単独
のプラントに比べ熱効率が良いことが知られてい
る。そして、複合プラントの総合出力が、ガスタ
ービンの吸気温度に応じて変化することも知られ
ている。第2図は、ガスタービンの吸気温度に応
じて複合サイクルプラントのベース運転出力が変
化する状態を示している。吸気温度が低い程、総
合出力が大きくなる理由は、ガスタービンの燃焼
ガス温度は、上限値が抑えられており、外気温の
変動にかかわらずほぼ一定になつているが、外気
温度が低い程、ガスタービンには、多量の燃料が
投入されることになり、大気温度までの熱落差も
大きくなるので、プラント全体の出力は上昇す
る。一方、プラント全体の総合効率は、大気温度
の上昇につれて良くなる。この理由については後
で説明する。
大容量の発電プラントでは、安全性の観点から
プラントの認可出力の制限があり、ある定められ
た条件で定められた出力以上の出力で運転しては
ならないことになつている。今、第2図におい
て、大気温度T0時のベース運転出力W0が認可出
力として定められている場合、大気温度がT0よ
り低くなると、プラントの出力をW0に保つよう
に制御がなされるので、例えば、大気温度T1で
は、ベース運転出力W1をW0まで落した部分負荷
運転を強いられることになる。そしため、総合効
率η1からη1′に低下し、T0の効率もη0に比べて低
下する。
プラントの認可出力の制限があり、ある定められ
た条件で定められた出力以上の出力で運転しては
ならないことになつている。今、第2図におい
て、大気温度T0時のベース運転出力W0が認可出
力として定められている場合、大気温度がT0よ
り低くなると、プラントの出力をW0に保つよう
に制御がなされるので、例えば、大気温度T1で
は、ベース運転出力W1をW0まで落した部分負荷
運転を強いられることになる。そしため、総合効
率η1からη1′に低下し、T0の効率もη0に比べて低
下する。
一方、大気温がT0より高い場合には、常にベ
ース運転出力が、認可出力W0よりも小さい為に、
プラントはベース運転を継続できる。
ース運転出力が、認可出力W0よりも小さい為に、
プラントはベース運転を継続できる。
すなわち、複合発電プラントの問題点は、大気
温度が低くなるとプラント総合効率が悪くなるこ
と、更に、認可出力点よりも低い大気温度では、
プラントは、常に部分負荷運転を強いられるため
総合効率が一層悪くなることである。
温度が低くなるとプラント総合効率が悪くなるこ
と、更に、認可出力点よりも低い大気温度では、
プラントは、常に部分負荷運転を強いられるため
総合効率が一層悪くなることである。
したがつて、もし、比較的少ないエネルギーロ
スで、ガスタービン圧縮機の入口空気の温度を上
昇させることができるなら、効率改善が可能であ
る。
スで、ガスタービン圧縮機の入口空気の温度を上
昇させることができるなら、効率改善が可能であ
る。
従来、ガスタービン圧縮機の入口空気を加熱す
るシステムとしては、アンチアイシングとして知
られている。このシステムは、大気温度がマイナ
スになるような冬期に、圧縮機入口で凍結が起る
のを防止するためのもので、第3A図及び第3B
図にその代表的なシステム構成を示している。
るシステムとしては、アンチアイシングとして知
られている。このシステムは、大気温度がマイナ
スになるような冬期に、圧縮機入口で凍結が起る
のを防止するためのもので、第3A図及び第3B
図にその代表的なシステム構成を示している。
第3A図は、圧縮機2の吹出空気3を一部分岐
して、吸気系統1に戻し、吸気温度を凍結点以上
に上昇させるものである。
して、吸気系統1に戻し、吸気温度を凍結点以上
に上昇させるものである。
また、第3B図は、燃焼器5で生成した燃焼ガ
ス6がタービン7で仕事をし、温度の下つた排気
ガス8の一部を吸気系統1に戻すものである。
ス6がタービン7で仕事をし、温度の下つた排気
ガス8の一部を吸気系統1に戻すものである。
いずれのシステムにあつても、大気温が凍結点
以下になつたことを検出して調整弁14を開いて
加熱流体を吸気に混合する。
以下になつたことを検出して調整弁14を開いて
加熱流体を吸気に混合する。
これらのシステムは、大気温度低下による吸気
系統の凍結防止及びガスタービンの安全運転が目
的であり、効率向上や出力保持をねらつたもので
はなく、凍結温度以上になると調整弁14は閉じ
られていた。
系統の凍結防止及びガスタービンの安全運転が目
的であり、効率向上や出力保持をねらつたもので
はなく、凍結温度以上になると調整弁14は閉じ
られていた。
本発明の目的は、複合サイクルプラントにおい
て、大気温度が、低い状態でも、できる限りベー
ス負荷に近い状態で運転するための制御方法を提
供することにある。
て、大気温度が、低い状態でも、できる限りベー
ス負荷に近い状態で運転するための制御方法を提
供することにある。
更に、本発明の目的は、吸気温度を上昇したと
きの効率向上からベース負荷で運転するために必
要な吸気加熱のエネルギーロスによる効率低下の
差を最大とする制御方法を提供することにある。
きの効率向上からベース負荷で運転するために必
要な吸気加熱のエネルギーロスによる効率低下の
差を最大とする制御方法を提供することにある。
本発明は、外気温が予め定めた温度よりも低い
とき、すなわちプラントの認可出力点に対応する
大気温よりも低いとき、吸気加熱手段によりガス
タービンの圧縮機吸気を、プラントの総合出力が
100%負荷運転であつても前記予め定めた温度に
対応する100%負荷出力値を越えない目標温度に
まで加熱することを特徴とする。
とき、すなわちプラントの認可出力点に対応する
大気温よりも低いとき、吸気加熱手段によりガス
タービンの圧縮機吸気を、プラントの総合出力が
100%負荷運転であつても前記予め定めた温度に
対応する100%負荷出力値を越えない目標温度に
まで加熱することを特徴とする。
本発明の実施例を説明する前に、大気温度の上
昇につれて、プラント総合効率が向上することを
第4図について説明する。第4図において、ガス
タービン単体効率17は、大気温度が高くなる程
低下し、この特性は、一般には公知であるが、そ
の理由はガスタービン圧縮機が容積型であるため
吸気温が上昇すると空気密度が小さくなり、吸気
の重量流量が減少することによるものである。
昇につれて、プラント総合効率が向上することを
第4図について説明する。第4図において、ガス
タービン単体効率17は、大気温度が高くなる程
低下し、この特性は、一般には公知であるが、そ
の理由はガスタービン圧縮機が容積型であるため
吸気温が上昇すると空気密度が小さくなり、吸気
の重量流量が減少することによるものである。
この吸気重量の減少傾向は、同図のガスタービ
ン排気流量19の傾向にほぼ一致し、結局ガスタ
ービンの通過ガス量が減つた分、出力が低下し、
効率も低下する。
ン排気流量19の傾向にほぼ一致し、結局ガスタ
ービンの通過ガス量が減つた分、出力が低下し、
効率も低下する。
このように、ガスタービンだけの単純サイクル
では、圧縮機の吸気温度を上昇させることは、出
力,効率の低下をまねくことになり、従来から吸
気温度を下げることに努力が払われてきた。
では、圧縮機の吸気温度を上昇させることは、出
力,効率の低下をまねくことになり、従来から吸
気温度を下げることに努力が払われてきた。
ところが、ガスタービンと蒸気タービンとを組
み合せた複合サイクルプラントにおいては、プラ
ント総合効率16は、大気温度の上昇により、向
上するということが判つた。
み合せた複合サイクルプラントにおいては、プラ
ント総合効率16は、大気温度の上昇により、向
上するということが判つた。
その理由を説明する。第4図において、大気温
度が上昇するとガスタービン排気温度18が上昇
し、排気流量19は減少する。この排気温度1
8,排気流量19が蒸気タービンの出力に及ぼす
影響は、第5A図,第5B図に示す通りで、いず
れも排気温度,排気流量が増加すれば、排熱回収
ボイラの蒸発量が増えて蒸気タービンの出力が増
大する。排熱回収ボイラは、ガスタービンの排ガ
スを熱源としているため、それ自身では、燃料を
使用しないので、出力が大きい程、効率が良くな
る。
度が上昇するとガスタービン排気温度18が上昇
し、排気流量19は減少する。この排気温度1
8,排気流量19が蒸気タービンの出力に及ぼす
影響は、第5A図,第5B図に示す通りで、いず
れも排気温度,排気流量が増加すれば、排熱回収
ボイラの蒸発量が増えて蒸気タービンの出力が増
大する。排熱回収ボイラは、ガスタービンの排ガ
スを熱源としているため、それ自身では、燃料を
使用しないので、出力が大きい程、効率が良くな
る。
第4図に特性では、排気流量19は、大気温度
の上昇により、少なくなるが、排気温度の上昇に
よる蒸気タービンの出力増大の方が排気流量の低
下による出力低下よりも大きくなり、蒸気タービ
ンの効率は、第4図に蒸気タービン効率20とし
て示す如く、右上りの特性を示す。すなわち、大
気温度上昇によるガスタービンの排気温度の上昇
が著しく大きいため、蒸気タービンの出力増加に
伴う効率向上分が、排気流量の減少による蒸気タ
ービンの出力の減少による効率低下分と、大気温
上昇によるガスタービンの効率低下分を考慮して
も、総合効率が増加側にあるからである。
の上昇により、少なくなるが、排気温度の上昇に
よる蒸気タービンの出力増大の方が排気流量の低
下による出力低下よりも大きくなり、蒸気タービ
ンの効率は、第4図に蒸気タービン効率20とし
て示す如く、右上りの特性を示す。すなわち、大
気温度上昇によるガスタービンの排気温度の上昇
が著しく大きいため、蒸気タービンの出力増加に
伴う効率向上分が、排気流量の減少による蒸気タ
ービンの出力の減少による効率低下分と、大気温
上昇によるガスタービンの効率低下分を考慮して
も、総合効率が増加側にあるからである。
第1図に本発明の一実施例を示す。
基本的構成は、従来型の複合発電設備と同様
で、ガスタービン7と蒸気タービン12を、排熱
回収ボイラ9で結合し、発電機14を駆動する。
で、ガスタービン7と蒸気タービン12を、排熱
回収ボイラ9で結合し、発電機14を駆動する。
ガスタービン圧縮機2に入る吸気1を加熱する
系統として、蒸気タービン12からの抽気蒸気ラ
イン15を備えている。このライン15に調整弁
30が設けら調整弁30は制御器31により制御
される。
系統として、蒸気タービン12からの抽気蒸気ラ
イン15を備えている。このライン15に調整弁
30が設けら調整弁30は制御器31により制御
される。
この蒸気は、高圧主蒸気系,低圧蒸気系いずれ
から抽気しても良く、抽気量を加減することによ
り適正な吸気温度が得られる。
から抽気しても良く、抽気量を加減することによ
り適正な吸気温度が得られる。
従来プラントの問題点は、総合効率が大気温度
に支配されている為、気温が低い程、効率が悪く
なるという点にある。
に支配されている為、気温が低い程、効率が悪く
なるという点にある。
これを改善する方法を第2図で説明する。
まず、認可出力点に対応する大気温度T0より
気温の低い場合、T1時を考える。総合出力はW0
(認可出力)に制限されているから、このままで
はプラントは部分負荷運転となり、効率,出力
共、破線上を変化する。
気温の低い場合、T1時を考える。総合出力はW0
(認可出力)に制限されているから、このままで
はプラントは部分負荷運転となり、効率,出力
共、破線上を変化する。
T1時、出力はW1からW0へ制限される為、効率
はη1からη1′へ落ちる。
はη1からη1′へ落ちる。
ここで、本発明の吸気加熱システムにより、吸
気温度をT1よりT0へ上昇させると、出力はW0を
保持しつつ、プラント効率が、破線上η1′からη0
へ大幅に改善される。
気温度をT1よりT0へ上昇させると、出力はW0を
保持しつつ、プラント効率が、破線上η1′からη0
へ大幅に改善される。
次に、T0より気温が高い範囲を考える。
この時は、総合出力が常にW0より小さい為、
プラントはベース運転を継続できる。すなわち、
出力,効率共、実線上を移行する。
プラントはベース運転を継続できる。すなわち、
出力,効率共、実線上を移行する。
仮に、必要出力をW2気温T0とすると、プラン
トをT0点(出力W0,効率η0)で運転するより
も、吸気温度を必要出力点W2(吸気温度T2,効
率η2)まで上昇させて運転する方法が効率が良く
なる。
トをT0点(出力W0,効率η0)で運転するより
も、吸気温度を必要出力点W2(吸気温度T2,効
率η2)まで上昇させて運転する方法が効率が良く
なる。
つまり、本発明の吸気加熱システムでT0から
T2へ吸気温度を上昇することで、総合効率がη0
からη2へと改善されることが判る。
T2へ吸気温度を上昇することで、総合効率がη0
からη2へと改善されることが判る。
次に、抽気量のプラント性能に与える影響を考
察する。
察する。
第6図に、吸気温度上昇と抽気量、第7図に、
蒸気タービン出力変動と抽気量の関係を示す。
蒸気タービン出力変動と抽気量の関係を示す。
蒸気を高圧主蒸気から導くか、低圧蒸気から導
くかにより抽気量,上昇温度,出力変動が異な
る。
くかにより抽気量,上昇温度,出力変動が異な
る。
主蒸気抽気の場合、吸気を7℃上昇するのに要
する抽気量は、入口空気比で0.21%、この時、蒸
気タービンの出力減少は1.8%でプラント総出力
比で0.6%の出力減少となり、吸気加熱用に抽気
しても実用上何ら問題ないことが判る。同様に低
圧蒸気から抽気する場合、吸気の7℃上昇に要す
る抽気量は、0.26%、出力減少は蒸気タービンが
1%、プラント総出力比で0.3%である。
する抽気量は、入口空気比で0.21%、この時、蒸
気タービンの出力減少は1.8%でプラント総出力
比で0.6%の出力減少となり、吸気加熱用に抽気
しても実用上何ら問題ないことが判る。同様に低
圧蒸気から抽気する場合、吸気の7℃上昇に要す
る抽気量は、0.26%、出力減少は蒸気タービンが
1%、プラント総出力比で0.3%である。
この様に、抽気によるプラント出力低下は1%
にも未たず、又、抽気量も低NOX化のため燃焼
器への蒸気噴射システムで最大3%(入口空気
比)まで注入することを考慮すれば、本システム
は充分実現性のあることが理解できる。
にも未たず、又、抽気量も低NOX化のため燃焼
器への蒸気噴射システムで最大3%(入口空気
比)まで注入することを考慮すれば、本システム
は充分実現性のあることが理解できる。
以上の説明は、総合効率が大気温度の上昇によ
り、一様に向上することを前提として説明したが
実際には効率向上には限界がある。
り、一様に向上することを前提として説明したが
実際には効率向上には限界がある。
第8図は、第2図よりも更に圧縮機の入口温度
を高くした領域でプラント総合出力と効率とを実
測したもので、各特性は実線にて示す如く、計算
での予測値(鎖線)から低下する。したがつて総
合効率が予測値よりも低下する温度以上に入口温
度を上昇させることは、加熱のためのエネルギー
ロスは増えるのに対し、効率は改善されないので
マイナスの結果となる。
を高くした領域でプラント総合出力と効率とを実
測したもので、各特性は実線にて示す如く、計算
での予測値(鎖線)から低下する。したがつて総
合効率が予測値よりも低下する温度以上に入口温
度を上昇させることは、加熱のためのエネルギー
ロスは増えるのに対し、効率は改善されないので
マイナスの結果となる。
そして、効率が低下する温度は、プラントの負
荷により異り、負荷が小さい程、低い温度となる
傾向がある。
荷により異り、負荷が小さい程、低い温度となる
傾向がある。
したがつて、吸気温度は、効率改善の限界温度
Tlよりも低く抑えることが好ましい。この限界温
度は、予めそのプラントについて実測により求め
ておくことができる。
Tlよりも低く抑えることが好ましい。この限界温
度は、予めそのプラントについて実測により求め
ておくことができる。
また、総合効率の特性も実験的に求めておき、
第1図の制御器31に制御データとして与えてお
くことができる。
第1図の制御器31に制御データとして与えてお
くことができる。
次に制御器31内での制御について説明する。
制御器には、プラント負荷Ldと大気温度TAが取
り込まれ、現在のプラント効率ηAを計算する。こ
の効率の計算は、公知の方法で行う。次に一定温
度ΔTだけ、吸気温度を上昇させたときのプラン
ト効率ηΔT1を予め求めた特性曲線より求め、次
に吸気をΔTだけ上昇させるために必要な熱量ロ
スによるプラント効率の低下分η′ΔT1を計算し、
次に、効率改善分η×1を次式より計算する。
制御器には、プラント負荷Ldと大気温度TAが取
り込まれ、現在のプラント効率ηAを計算する。こ
の効率の計算は、公知の方法で行う。次に一定温
度ΔTだけ、吸気温度を上昇させたときのプラン
ト効率ηΔT1を予め求めた特性曲線より求め、次
に吸気をΔTだけ上昇させるために必要な熱量ロ
スによるプラント効率の低下分η′ΔT1を計算し、
次に、効率改善分η×1を次式より計算する。
η×1=ηΔT1−(ηA+η′ΔT1)
次に、吸気温度を2ΔTだけ上昇させたときの
ηΔT2,η′ΔT2を同様にして求め、改善分η×2を計
算
し、次々に、限界温度Tlに達するまでηxoを計算
し、求められたη×1,η×2……ηxoの中で最大とな
る温度を求める。
ηΔT2,η′ΔT2を同様にして求め、改善分η×2を計
算
し、次々に、限界温度Tlに達するまでηxoを計算
し、求められたη×1,η×2……ηxoの中で最大とな
る温度を求める。
この温度が、プラント負荷Ld、大気温度TAに
おいて、最も効率良く、運転できる吸気温度とな
る。吸気温度が定まれば、調整弁30の開度を調
整して、気縮機の入口温度が、前記温度になるよ
うに調整する。この場合、圧縮機2の入口に吸気
温度センサ32を設けておき、このセンサ32の
検出値が、最適吸気温度となるように調整弁30
をフイードバツク制御すれば良い。
おいて、最も効率良く、運転できる吸気温度とな
る。吸気温度が定まれば、調整弁30の開度を調
整して、気縮機の入口温度が、前記温度になるよ
うに調整する。この場合、圧縮機2の入口に吸気
温度センサ32を設けておき、このセンサ32の
検出値が、最適吸気温度となるように調整弁30
をフイードバツク制御すれば良い。
第1図のシステムでは、吸気系に抽気蒸気を戻
すようにしたが、第9図に示す如く、排熱回収ボ
イラ9の排出ガスをダクトにより吸気系1に導き
熱交換器33により吸気を加熱するようにしても
良い。この実施例では、排ガスを熱交換器33側
へ導くバルブ34と、排ガス流量制御弁35とを
制御器31により制御する。排熱回収ボイラ9の
排ガスは通常は煙突から大気へ放出されるが、な
お100℃前後の温度を保つているので、吸気の加
熱源として利用し得る。
すようにしたが、第9図に示す如く、排熱回収ボ
イラ9の排出ガスをダクトにより吸気系1に導き
熱交換器33により吸気を加熱するようにしても
良い。この実施例では、排ガスを熱交換器33側
へ導くバルブ34と、排ガス流量制御弁35とを
制御器31により制御する。排熱回収ボイラ9の
排ガスは通常は煙突から大気へ放出されるが、な
お100℃前後の温度を保つているので、吸気の加
熱源として利用し得る。
この場合には熱交換器33が大型化する欠点が
あるが吸気加熱のためのエネルギーロスによるプ
ラント総合効率の低下は零となる。
あるが吸気加熱のためのエネルギーロスによるプ
ラント総合効率の低下は零となる。
以上説明した様に、本発明によれば、吸気を加
熱することにより、従来大気温度に支配されてき
たプラント総合効率を制御することが可能とな
り、大気温度は低いにもかかわらず、あたかも気
温が上昇した時と同様の効果が得られ、プラント
を常に最も効率の良い運転点で運用することがで
きる。
熱することにより、従来大気温度に支配されてき
たプラント総合効率を制御することが可能とな
り、大気温度は低いにもかかわらず、あたかも気
温が上昇した時と同様の効果が得られ、プラント
を常に最も効率の良い運転点で運用することがで
きる。
第1図は本発明を実施する複合サイクルプラン
トの系統図、第2図は複合発電プラントの運用点
説明図、第3A図及び第3B図はアンチアイシン
グシステムを示す系統図、第4図はガスタービン
の排気特性及び効率特性図、第5A図及び第5B
図はガスタービン排気の蒸気タービン出力に及ぼ
す影響を示す特性図、第6図及び第7図は抽気量
の効果、影響の説明図、第8図は、プラント出力
及び効率の実測特性図、第9図は本発明の他の実
施例の系統図である。 1……吸気系統、2……ガスタービン圧縮気、
5……燃焼器、7……ガスタービン、8……排気
ガス、9……排熱回収ボイラ、12……蒸気ター
ビン、14……発電機、15……吸気加熱用抽気
系統、16……プラント総合効率線、17……ガ
スタービン単体効率線、18……ガスタービン排
気温度、19……ガスタービン排気流量。
トの系統図、第2図は複合発電プラントの運用点
説明図、第3A図及び第3B図はアンチアイシン
グシステムを示す系統図、第4図はガスタービン
の排気特性及び効率特性図、第5A図及び第5B
図はガスタービン排気の蒸気タービン出力に及ぼ
す影響を示す特性図、第6図及び第7図は抽気量
の効果、影響の説明図、第8図は、プラント出力
及び効率の実測特性図、第9図は本発明の他の実
施例の系統図である。 1……吸気系統、2……ガスタービン圧縮気、
5……燃焼器、7……ガスタービン、8……排気
ガス、9……排熱回収ボイラ、12……蒸気ター
ビン、14……発電機、15……吸気加熱用抽気
系統、16……プラント総合効率線、17……ガ
スタービン単体効率線、18……ガスタービン排
気温度、19……ガスタービン排気流量。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガスタービンと、ガスタービンの排熱を熱源
とする排熱回収ボイラと、前記ボイラで発生した
蒸気を作動媒体とする蒸気タービンと、前記蒸気
の一部により、ガスタービンの吸気を加熱する吸
気加熱手段を備えた複合サイクルプラントにおい
て、外気温が予め定めた温度よりも低いとき、前
記吸気加熱手段により吸気温度を前記プラントの
総合出力が100%負荷運転時であつても前記予め
定めた温度に対応する100%負荷出力値を越えな
い目標温度にまで加熱することを特徴とする複合
サイクルプラントの運転方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
前記目標温度は、実際の外気温度から目標温度ま
で温度が上昇したときの排熱回収ボイラと蒸気タ
ービンの効率上昇から、吸気加熱に使用される蒸
気による効率低下及び吸気温度が目標温度まで上
昇することによる効率の低下を差し引いた値が最
大となる温度に設定されていることを特徴とする
複合サイクルプラントの運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21788485A JPS6278407A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 複合サイクルプラントの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21788485A JPS6278407A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 複合サイクルプラントの運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6278407A JPS6278407A (ja) | 1987-04-10 |
| JPH0448921B2 true JPH0448921B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=16711277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21788485A Granted JPS6278407A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 複合サイクルプラントの運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6278407A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008062678A1 (fr) | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Appareil de régulation de système de chauffage d'air d'admission pour une turbine à gaz |
| JP2009197797A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | General Electric Co <Ge> | タービンエンジンにおける排気ガス再循環(egr)用のシステム及び方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH674547A5 (ja) * | 1987-08-24 | 1990-06-15 | Bbc Brown Boveri & Cie |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP21788485A patent/JPS6278407A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008062678A1 (fr) | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Appareil de régulation de système de chauffage d'air d'admission pour une turbine à gaz |
| JP2009197797A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | General Electric Co <Ge> | タービンエンジンにおける排気ガス再循環(egr)用のシステム及び方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6278407A (ja) | 1987-04-10 |
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