JPH0449082Y2 - - Google Patents

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JPH0449082Y2
JPH0449082Y2 JP20129886U JP20129886U JPH0449082Y2 JP H0449082 Y2 JPH0449082 Y2 JP H0449082Y2 JP 20129886 U JP20129886 U JP 20129886U JP 20129886 U JP20129886 U JP 20129886U JP H0449082 Y2 JPH0449082 Y2 JP H0449082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は2層以上の紙を環状に貼合せてなる
複層袋の貼合せ部に、袋の内外にわたる充填口を
形成した充填口付紙製複層袋に関する。
(従来の技術) 2層以上の紙を環状に貼合せてなる複層袋の貼
合せ部に袋の内外にわたる充填口を形成した充填
口付紙製複層袋は従来からよく知られているが、
これらの複層袋に設けられた充填口は複層袋の本
体と同様の紙質でしかも無地の紙で作成されてい
た。
(考案が解決しようとする課題) 従来から複層袋に設けられた充填口8は袋が使
用されない時には扁平であり、使用される時に
は、円筒形とされるが、このためには、充填口と
なる紙片9は第3図に示すように所望の幅と長さ
からなる長方形の紙であつて、これを、充填口下
片10、充填口上片11、重ね片12の順に区分
して、これらの各片を折曲げてこれを袋の内外に
わたつて接着して充填口としていたもので、前記
に充填口上片11の長さL2は充填口8の直径1
3の長さであり、充填口下片10の長さL1は充
填口上片11の長さL2と重ね片12の長さL3
との合計長さよりも長く、かつ紙片9の長さの半
分の長さよりも長い長さであり、重ね片12の長
さL3は充填口上片11の長さL2より短い長さ
であることは従来のものも、この考案のものと異
なるものではないが、この紙片9を充填口8とす
るためにはこれら各片を折曲げて、充填口下片1
0と重ね片12とを接着して環状としなければな
らず、この接着にあたつては、充填口上片11と
重ね片12とを区分して、きつちりと折り曲げら
れていればよいが、この折曲げが重ね片12の端
末に近い位置で折り曲げられると、重ね片の面積
は予定した面積より小さくなり、もし重ね片12
の全面に接着剤の塗布を予定していたとするなら
ば接着剤の塗布面積は小さなものとなり、それだ
け剥離強度に問題が生ずることとなり、例えば、
小麦粉の送入充填の際の圧力、振動等によつて剥
離する心配も生ずることとなる。
このような、充填口を形成するための紙片の折
曲や接着等については自動製袋機によつて施され
るが、充填口下片と充填口上片との折曲げや充填
口上片と重ね片との折曲げについての精度につい
ては不安定な面が見受けられ、特に重ね片が正し
い折曲げ位置で折り曲げられないで、重ね片が規
定よりも短かい長さで折り曲げられた時には、接
着面積は小さくなつて、重ね片の剥離強度に問題
が生ずるので、製袋後、複層袋について充填口が
設定通りに付設されているか否か、特に重ね片が
設定された通りに折曲げられているか否か、等に
ついて検査を行つているが、この検査も自動製袋
機の作業速度に適合した速度で検査を行うことは
容易でない。これは充填口となる用紙が、袋本体
の紙と同じ紙質の紙であり、また無地であること
からして一見しただけでは規定された通りの面積
の重ね片が接着されているか否かを判定すること
が難かしいからである。
このような点に鑑み、製袋後の検査において、
重ね片が規定された通りの面積で接着されている
か、規定された位置で重ね片が折曲げられている
か等という製袋上のミスの発見が自動製袋機の作
業速度に適合した速度で容易に検査ができる充填
口が付設された紙製複層袋を提供することを課題
とする。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するため、この考案では2
層以上の紙を環状に貼合せてなる複層袋1の貼合
せ部7に袋の内外にわたる充填口8を形成するた
めの長方形の紙片9を3つ折りにして、充填口下
片、充填口上片11、重ね片12の順に区分し、
かつ充填口上片11の長さL2を充填口8の直径
13の長さとし、充填口下片10の長さL1は充
填口上片11の長さL2と重ね片12の長さL3
との合計長さよりも長く、かつ紙片9の長さの半
分の長さよりも長い長さであり、重ね片12の長
さL3は充填口上片11の長さL2よりも短かい
長さとし、かつ前記重ね片12の片面には着色又
は模様からなる標示14を有し、この紙片9が折
曲げられて充填口8とされた時充填口下片10と
重ね片12の標示14が設けられた面とが接着さ
れて充填口8を形成するようにして複層袋1の貼
合せ部7に充填口8が設けられた充填口付紙製複
層袋としたものである。
(作用) この考案になる複層袋は一見しただけで、重ね
片が規定通りに折曲げられているか、重ね片が規
定された通りの面積で接着されているか等のこと
が容易に認識できるので製袋上のミスの発見が容
易であつて、自動製袋の作業速度に適合した速度
での検査も容易となつた。
(実施例) 添付図面についてこの考案の実施の一例を説明
するが、複層袋の一例としては、最も広く用いら
れる内外2層からなる複層袋について説明する。
1は複層袋であつて2は袋口、3は袋底であ
る。複層袋1は外層紙4と内層紙5とからなり外
層紙4と内層紙5とは第2図に示すように若干ず
れた状態で接着剤6で接着される。なお、4′,
4″は外層紙4の端部、5′,5″は内層紙5の端
部であつて、内外2層の上がそれぞれ貼合されて
貼合せ部7となる。
この貼合せ部7に充填口8が設けられるが、こ
の充填口8は所望の幅と長さの長方形の紙片9か
ら形成される。この紙片9は3つに区分され、そ
れは充填口下片10、充填口上片11、重ね片1
2に区分される。なお、15は充填口上片11と
重ね片12との区分線であり、16は充填口下片
10と充填口上片11との区分線である。この充
填口上片11の長さL2は充填口8の直径13の
長さとされ、充填口下片10の長さL1は充填口
上片11の長さ12と重ね片12の長さL3との
合計長さよりも長く、かつ紙片9の長さの半分の
長さよりも長い長さであり、また重ね片12の長
さL3は充填口上片11の長さL2より短い長さ
とされるが、これらのことは従来の充填口8の形
成のための紙片9と同様である。この考案ではこ
のように区分された紙片9の重ね片12の片面に
着色又は模様からなる標示14を設けたものと
し、これで充填口8を形成するに際して重ね片1
2の標示14の面と充填口下片10とが接着され
て、これを複層袋1の貼合せ部7に設けたもので
ある。なお標示14を設けた面である重ね片12
の片面とは、通常の場合、紙片9の裏面が好まし
い。
このような重ね片12の片面に標示14を有す
る紙片9は従来の充填口形成のための紙片と同様
に充填口下片10と、充填口上片11と重ね片1
2とはそれぞれ折曲げられて環状とされ複層袋1
の貼合せ部7に接着されて充填口8とされること
は従来と同様であるが、このようにして得られた
複層袋は、一見すると通常の充填口付の複層袋と
何等変るところはない。これは重ね片12の標示
14の面と充填口下片10とが接着されるために
標示14は通常は外部に露出されないが、重ね片
12が設定された長さで折曲げられない時には、
標示14が目視できる状態となつて充填口が形成
された複層袋に設けられることとなる。
例えば重ね片12と充填口上片11とは区分線
15の位置で折曲げられるが、仮に自動製袋に際
してこの区分線15が重ね片12の端に近寄つた
位置すなわち区分線15′の位置で折曲げられた
場合には重ね片12の面積は規定の面積より狭く
なる。この重ね片12が充填口下片10と接着し
た時、もし正しく折曲げられた場合には充填口下
片10と接着しなければならない部分、すなわち
重ね片12において区分線15と区分線15′と
の間の部分は、接着されないこととなり、この部
分は充填口8の外側に露出することとなるが、こ
の露出した部分は重ね片12の標示14の面であ
るため、一見して折曲げ不足、すなわち接着面積
の不足であることが明確にされる。
(考案の効果) この考案は以上に詳細に説明したように、充填
口となる長方形の紙片が充填口下片と充填口上片
と重ね片との3部分に区分し、これが折曲げらえ
て充填口となる時、紙片はまず充填口下片と充填
口上片との区分線で折曲げられ、次いで充填口上
片と重ね片との区分線で折曲げられて、重ね片は
充填口下片と接着される。この重ね片と充填口下
片とが接着される時、重ね片の両面のうち標示を
有する面を、充填口下片と接着させてあるので、
重ね片が所定の長さだけ充填口下片に接着されて
いない場合、すなわち、充填口上片と重ね片との
間の区分線が重ね片の端の方に寄つて折曲げられ
た場合には、それだけ重ね片の接着面積が減少し
てこれにより重ね片の剥離強度が弱くなつてお
り、このことは、製袋された時、重ね片のうち接
着されない部分の標示は、充填口上片に続いて表
面に現われて充填口となることから従来は外層紙
の端から僅かに外部に現出している充填口の一部
を、目視あるいは機械的手段で検出していたが製
品の流れが速いため、充分正確に検出することが
できなかつたが、この考案になる充填口紙による
ものは従来の製品の流れよりもさらに早い速度で
流れていても簡単に容易に識別発見できるもの
で、これによつて稀に生じていた充填口不良の複
層袋の出荷を事前に予知できることとなつた。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案を説明するためのもので、
第1図はこの考案の実施の一例を示す複層袋の平
面図、第2図は第1図のX−X′線における縦断
正面図、第3図は充填口となる紙片の表面側の平
面図、第4図は第3図のものの裏面図、第5図は
製袋ミスがあつた時の充填口を有する複層袋の要
部を示す斜視図である。 1……複層袋、7……貼合せ部、8……充填
口、9……紙片、10……充填口下片、11……
充填口上片、12……重ね片、14……標示。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2層以上の紙を環状に貼合せてなる複層袋1の
    貼合せ部7に、袋の内外にわたる充填口8を形成
    するための長方形の紙片9を3ツ折りにして、充
    填口下片10、充填口上片11、重ね片12の順
    に区分し、かつ充填口上片11の長さL2を充填
    口8の直径13の長さとし、充填口下片10の長
    さL1は充填口上片11の長さL2と重ね片12
    の長さL3との合計長さよりも長く、かつ紙片9
    の長さの半分の長さよりも長い長さであり、重ね
    片12の長さL3は充填口上片11の長さL2よ
    り短い長さとし、かつ、前記重ね片12の片面に
    は、着色又は模様からなる標示14を有し、この
    紙片9が折曲げられて充填口8とされた時、充填
    口下片10と重ね片12の標示14が設けられた
    面とが接着されて充填口8を形成するようにして
    複層袋1の貼合せ部7に充填口8が設けられたこ
    とを特徴とする充填口付紙製複層袋。
JP20129886U 1986-12-30 1986-12-30 Expired JPH0449082Y2 (ja)

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JP20129886U JPH0449082Y2 (ja) 1986-12-30 1986-12-30

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JPS63107939U JPS63107939U (ja) 1988-07-12
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