JPH0449143Y2 - - Google Patents

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JPH0449143Y2
JPH0449143Y2 JP3375988U JP3375988U JPH0449143Y2 JP H0449143 Y2 JPH0449143 Y2 JP H0449143Y2 JP 3375988 U JP3375988 U JP 3375988U JP 3375988 U JP3375988 U JP 3375988U JP H0449143 Y2 JPH0449143 Y2 JP H0449143Y2
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ozone
tin coating
electrode
discharge
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 この考案はオゾン発生用電極に関する。 〈従来の技術〉 オゾンは、浄廃水の殺菌・脱臭、各種製造工程
の殺菌・脱臭、生鮮食料品の貯蔵、漂白、酸化、
アゼライン酸の製造など、非常に広い範囲で利用
されている。そして、このオゾンの発生方法とし
ては、対向する一対の電極板からなるオゾン発生
用電極で無声放電或いは高電圧交流放電を起こ
し、その放電中に気体酸素又は空気を通過させる
ことにより、O2→2O、O+O2→O3+Mという変
換を起こしてオゾンを発生させていた。そして、
このような発生方法によるオゾンの収率としては
一般的に1〜10%とあまり高いものではなかつ
た。 そして、オゾン発生に使用されるオゾン発生器
としては、無声放電型、沿面放電型、トレンチ型
などの具体的装置が知られている。また、これら
発生器に使用される電極を形成する材料として
は、その性質上以下のような特性が要求される。 (a) 放電特性を高めるための電気伝導性 (b) オゾンに酸化されづらい耐酸化性 (c) オゾンを分解するような触媒作用のない非
触媒性 従つて、酸化され易いAg,Hgなどは好ましく
ない。また、Pt、Pb、Mg、Cuなどは、2O3
2O2という分解促進的な触媒作用が大きいので、
せつかく発生させたオゾンをまた元の酸素に戻し
てしまう傾向があり、結果的にオゾン発生を抑制
することとなるので好ましくない。 そこで、従来はステンレス鋼の表面に、電気伝
導性が良く且つ分解促進的な触媒作用のないチタ
ン板(Ti)を接合したものを採用していた。 〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながらこのような従来のオゾン発生用電
極にあつては、ステンレス鋼とチタン板との間の
熱膨張率が差が大きかつたため、水冷方式により
【表】 TiNは、上記の如く比抵抗が小さいので電気
伝導性が高く放電特性に優れる。しかも、熱膨張
率が9.3で、ステンレス鋼(SUS403やSUS440C)
に対して、Ti(8.41)よりも近いので、TiNコー
テイング層とステンレス鋼との間で熱膨張の差が
殆どなく、温度上昇によりTiNコーテイング層
が剥離したり、電極板の変形を招いたりすること
がない(第1考案)。 また、TiCコーテイング層にしても、電気伝導
性はTiNコーテイング層よりやや劣るが、熱膨
張率がステンレス鋼製に近いので、前記TiNコ
ーテイング層同様に温度上昇による変形等を招く
ことがない(第2考案)。 〈実施例〉 以下、この考案の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。 図はトレンチ型のオゾン発生器を示すものであ
る。このオゾン発生器は、主に対向する一対のス
テンレス鋼(SUS440C)製の電極板1、2から
構成されている。これら電極板1、2は、それぞ
れ周波数7000Hzで電圧8000Vの高圧電源3に接続
されており、電極板1、2間で高電圧交流放電を
起こさせるようになつている。電極板2には放電
効果を高めるために誘電体4が接合してあり、電
極板1は気体酸素用の通路を形成すべくV形の溝
5が複数連続して形成してある。気体酸素はこの
溝5を通過する際に、高電圧交流放電を受けてオ
ゾンに変換されるようになつている。 そして、オゾンに直接接触する電極板1の表面
1aには、1〜10μmのTiNコーテイング層6が
化学蒸着処理(CVD)により施されている。 このTiNコーテイング層6は、電気伝導性に
優れているので、放電に要する電力量の節減を図
れる。また、発生したオゾンに対する耐酸化性が
高く、しかも発生したオゾンを分解するような触
媒作用もないので、気体酸素を高い効率でオゾン
化することが可能となる。 更に、TiNコーテイング層6は熱膨張率がス
テンレス鋼に近いので、放電に伴つて電極板1の
温度が上昇したとしても、コーテイング層6が剥
離したり、或いは電極板1が変形したりすること
がない。 次に、TiNコーテイング層6に代えて、TiCコ
ーテイング層を施してみた。TiCコーテイング層
の場合は、TiNコーテイング層6ほど電気伝導
性が高くないので、放電効果はTiNコーテイン
グ層6ほど高まらないが、その他はTiNコーテ
イング層6の場合とほとんど同一の結果を得るこ
とができた。 尚、以上の説明において、コーテイング層の施
し方として、化学蒸着処理を例に説明したが、物
理蒸着処理を行つても同様の効果を得ることがで
きる。また、TiNコーテイング層とTiCコーテイ
ング層とを同時にダブルコーテイングしても良
い。 〈効果〉 この考案に係るオゾン発生用電極は、以上説明
してきた如き内容のものであつて、 TiNコーテイング層は熱膨張率がステンレス
鋼に近いので、放電に伴つて電極板の温度が上昇
したとしても、コーテイング層が剥離したり、或
いは電極板を変形させたりすることがなく、確実
で且つ効率の良いオゾン発生を行うことができ
る。また、TiNコーテイング層は電気伝導性に
優れているので、放電に要する電力量の節減を図
れると共に、発生したオゾンに対する耐酸化性が
高く、しかも発生したオゾンを分解するような触
媒作用もないので、オゾン発生効率を高めること
が可能となる(第1考案)。 TiCコーテイング層は、電気伝導性でTiNコー
テイング層よりもやや劣るが、熱膨張率がTiN
コーテイング層と同様ステンレス鋼に近いので、
コーテイング層が剥離したり、或いは電極板を変
形させたりすることがなく、確実で且つ効率の良
いオゾン発生を行うことができる(第2考案)。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るオゾン発生
用電極を示す概略図、そして第2図は第1図中矢
示部分を示す電極板表面の拡大断面図である。 1,2……電極板、3……高圧電源、4……誘
電体、5……溝、6……TiNコーテイング層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対向する一対のステンレス鋼製の電極板間で
    放電し、該電極板間で酸素又は空気をオゾン化
    せしめるオゾン発生用電極において、 上記電極板の表面のうち、少なくとも発生し
    たオゾンが接触し得る部位にTiNコーテイン
    グ層を施したことを特徴とするオゾン発生用電
    極。 (2) 請求項1記載のオゾン発生用電極において、
    TiNコーテイング層に代えてTiCコーテイング
    層を施したことを特徴とするオゾン発生用電
    極。
JP3375988U 1988-03-16 1988-03-16 Expired JPH0449143Y2 (ja)

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JPH01141739U JPH01141739U (ja) 1989-09-28
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