JPH0449210Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449210Y2 JPH0449210Y2 JP1985083239U JP8323985U JPH0449210Y2 JP H0449210 Y2 JPH0449210 Y2 JP H0449210Y2 JP 1985083239 U JP1985083239 U JP 1985083239U JP 8323985 U JP8323985 U JP 8323985U JP H0449210 Y2 JPH0449210 Y2 JP H0449210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast concrete
- holes
- steel girder
- slab
- bridge axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば鋼桁に固定的に設置される
プレキヤストコンクリート床版の取付け部の構造
に関する。
プレキヤストコンクリート床版の取付け部の構造
に関する。
背景技術
第9図は、典型的な先行技術を示す斜視図であ
る。鋼桁1の上フランジ1aには、複数のジベル
2が植設される。この鋼桁1に固定的に設置され
るプレキヤストコンクリート床版3には、前記ジ
ベル2に対応した位置に透孔4が予め形成されて
いる。プレキヤストコンクリート床版3を鋼桁1
に取付けるに当つては、透孔4内にジベル2が配
置されるように上フランジ1a上にプレキヤスト
コンクリート床版3を乗載して、このような状態
で透孔4内にセメントモルタルやコンクリートな
どの充填材を注入し、一定期間養生する。これに
よつて、プレキヤストコンクリート床版3が鋼桁
1上に固定される。
る。鋼桁1の上フランジ1aには、複数のジベル
2が植設される。この鋼桁1に固定的に設置され
るプレキヤストコンクリート床版3には、前記ジ
ベル2に対応した位置に透孔4が予め形成されて
いる。プレキヤストコンクリート床版3を鋼桁1
に取付けるに当つては、透孔4内にジベル2が配
置されるように上フランジ1a上にプレキヤスト
コンクリート床版3を乗載して、このような状態
で透孔4内にセメントモルタルやコンクリートな
どの充填材を注入し、一定期間養生する。これに
よつて、プレキヤストコンクリート床版3が鋼桁
1上に固定される。
考案が解決しようとする問題点
上記先行技術では、プレキヤストコンクリート
床版3が老朽化して取替える際に、プレキヤスト
コンクリート床版3のみを切断し除去するだけで
なく、ジベル2をも除去しなければならず、した
がつて新たなプレキヤストコンクリート床版3を
取付けるときには、鋼桁1に新たなジベル2を打
直す必要がある。したがつて、取替作業の手間が
かかるとともにコストアツプにもつながる。ま
た、プレキヤストコンクリート床版3と鋼桁1と
を一体化する際に、充填材を注入する必要があ
り、この充填材の養生期間が必要となる。したが
つて、施工期間が比較的長くかかるという問題を
有する。
床版3が老朽化して取替える際に、プレキヤスト
コンクリート床版3のみを切断し除去するだけで
なく、ジベル2をも除去しなければならず、した
がつて新たなプレキヤストコンクリート床版3を
取付けるときには、鋼桁1に新たなジベル2を打
直す必要がある。したがつて、取替作業の手間が
かかるとともにコストアツプにもつながる。ま
た、プレキヤストコンクリート床版3と鋼桁1と
を一体化する際に、充填材を注入する必要があ
り、この充填材の養生期間が必要となる。したが
つて、施工期間が比較的長くかかるという問題を
有する。
また上述の先行技術では、橋軸直角方向に隣接
する各プレキヤストコンクリート床版は、相互に
対向する端面間の空隙に充填された充填材によつ
て接合されるけれども、昼間と夜間あるいは夏と
冬などの温度変化による鋼桁の橋軸方向の膨張ま
たは収縮によつて、各プレキヤストコンクリート
床版間にずれが生じ、隙間が発生してしまうとい
う問題がある。このような隙間が生じると、前記
充填材の欠損や陥没が生じ、これに起因して路床
の陥没を発生してしまう。この問題を解決するた
めに従来では、プレキヤストコンクリート床版の
相互に対向する各端面を凹凸状に形成して、接合
強度の向上が図られているけれども、そのように
すると、一定の範囲に限つてプレキヤストコンク
リート床版を撤去する必要がある場合に、撤去す
る必要のないプレキヤストコンクリート床版まで
破損してしまうという問題がある。
する各プレキヤストコンクリート床版は、相互に
対向する端面間の空隙に充填された充填材によつ
て接合されるけれども、昼間と夜間あるいは夏と
冬などの温度変化による鋼桁の橋軸方向の膨張ま
たは収縮によつて、各プレキヤストコンクリート
床版間にずれが生じ、隙間が発生してしまうとい
う問題がある。このような隙間が生じると、前記
充填材の欠損や陥没が生じ、これに起因して路床
の陥没を発生してしまう。この問題を解決するた
めに従来では、プレキヤストコンクリート床版の
相互に対向する各端面を凹凸状に形成して、接合
強度の向上が図られているけれども、そのように
すると、一定の範囲に限つてプレキヤストコンク
リート床版を撤去する必要がある場合に、撤去す
る必要のないプレキヤストコンクリート床版まで
破損してしまうという問題がある。
したがつて本考案の目的は、橋軸直角方向に隣
接するプレキヤストコンクリート床版間を相互に
大きな強度で接合し、取替える必要のないプレキ
ヤストコンクリート床版を破損することなしに容
易かつ迅速に老朽化したプレキヤストコンクリー
ト床版を交換することができるようにしたプレキ
ヤストコンクリート床版の取付け部の構造を提供
することである。
接するプレキヤストコンクリート床版間を相互に
大きな強度で接合し、取替える必要のないプレキ
ヤストコンクリート床版を破損することなしに容
易かつ迅速に老朽化したプレキヤストコンクリー
ト床版を交換することができるようにしたプレキ
ヤストコンクリート床版の取付け部の構造を提供
することである。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記フランジ22と、下フランジ2
3と、各フランジ22,23を連結する腹板24
とを有し、前記上フランジ22には橋軸方向に間
隔をあけて複数の第1透孔25が、前記腹板24
を含む仮想平面に関して両側に形成され、橋軸直
角方向に間隔をあけて橋軸方向に延びる複数の鋼
桁12と、 複数のスタツドジベル19が固定される抜止部
16と、接合部17と、抜止部16および接合部
17を連結するウエブ18とを有し、前記接合部
17には、前記上フランジ22に形成される第1
透孔25に対応して複数の第2透孔20が形成さ
れる軸直角断面が略C字状の取付部材41と、 橋軸方向の端部に少なくとも前記抜止部16が
埋設されて一体的に固定され、前記ウエブ18の
側面18aと同一平面内に端面14aが形成され
る平板状のコンクリート床版本体14と、 前記鋼桁12の上フランジ22上に前記取付部
材41の接合部17が乗載された状態で、第1お
よび第2透孔25,20に挿通されるボルト26
およびこのボルト26に螺着されるナツト27
と、 鋼桁12上で相互に対向する前記各側面18a
間と各端面14a間とにわたつて形成される空隙
に充填される充填材60とを含むことを特徴とす
るプレキヤストコンクリート床版の取付け部の構
造である。
3と、各フランジ22,23を連結する腹板24
とを有し、前記上フランジ22には橋軸方向に間
隔をあけて複数の第1透孔25が、前記腹板24
を含む仮想平面に関して両側に形成され、橋軸直
角方向に間隔をあけて橋軸方向に延びる複数の鋼
桁12と、 複数のスタツドジベル19が固定される抜止部
16と、接合部17と、抜止部16および接合部
17を連結するウエブ18とを有し、前記接合部
17には、前記上フランジ22に形成される第1
透孔25に対応して複数の第2透孔20が形成さ
れる軸直角断面が略C字状の取付部材41と、 橋軸方向の端部に少なくとも前記抜止部16が
埋設されて一体的に固定され、前記ウエブ18の
側面18aと同一平面内に端面14aが形成され
る平板状のコンクリート床版本体14と、 前記鋼桁12の上フランジ22上に前記取付部
材41の接合部17が乗載された状態で、第1お
よび第2透孔25,20に挿通されるボルト26
およびこのボルト26に螺着されるナツト27
と、 鋼桁12上で相互に対向する前記各側面18a
間と各端面14a間とにわたつて形成される空隙
に充填される充填材60とを含むことを特徴とす
るプレキヤストコンクリート床版の取付け部の構
造である。
作 用
本考案に従えば、取付部材の抜止部にはコンク
リート床版本体が一体的に固定され、この取付部
材の接合部と鋼桁とは、ボルトおよびナツトによ
つて連結され、これによつてコンクリート床版本
体を含む取付部材と鋼桁とは着脱自在に固定され
る。したがつて、前記先行技術に関連して述べた
ように、鋼桁上のプレキヤストコンクリート床版
を取替える際に、ジベルなどを打直す必要がなく
なり、これによつてプレキヤスト床版の取替え時
間を短くして、取替え作業に要する労力およびコ
ストを低減することができる。また取付部材の側
面とコンクリート床版本体の端面とは同一平面内
に形成され、橋軸直角方向に隣接する各プレキヤ
ストコンクリート床版は、相互に対向する各側面
と各端面とによつて形成される空隙に充填された
充填材によつて大きな強度で接合され、各プレキ
ヤストコンクリート床版の橋軸方向のずれなどに
よつて充填材が剥離されることを防止することが
できる。
リート床版本体が一体的に固定され、この取付部
材の接合部と鋼桁とは、ボルトおよびナツトによ
つて連結され、これによつてコンクリート床版本
体を含む取付部材と鋼桁とは着脱自在に固定され
る。したがつて、前記先行技術に関連して述べた
ように、鋼桁上のプレキヤストコンクリート床版
を取替える際に、ジベルなどを打直す必要がなく
なり、これによつてプレキヤスト床版の取替え時
間を短くして、取替え作業に要する労力およびコ
ストを低減することができる。また取付部材の側
面とコンクリート床版本体の端面とは同一平面内
に形成され、橋軸直角方向に隣接する各プレキヤ
ストコンクリート床版は、相互に対向する各側面
と各端面とによつて形成される空隙に充填された
充填材によつて大きな強度で接合され、各プレキ
ヤストコンクリート床版の橋軸方向のずれなどに
よつて充填材が剥離されることを防止することが
できる。
実施例
第1図は本考案の前提となる構成を示す正面図
であり、第2図は第1図の分解斜視図である。橋
梁11は、橋軸直角方向(第2図の左右方向)に
一定の間隔をあけて配置される複数の鋼桁12
と、この鋼桁に固定的に配置されるプレキヤスト
コンクリート床版13とを含む。このプレキヤス
トコンクリート床版13は、平板状のコンクリー
ト床版本体14と、このコンクリート床版本体1
4を鋼桁12に取付けるための取付部材15とを
含む。取付部材15は、軸直角断面がI形であ
り、コンクリート床版本体14に埋設される抜止
部16と、鋼桁12に臨んで外部に露出した接合
部17と、抜止部16と接合部17とを連結する
ウエブ18とを含む。抜止部16には、複数のス
タツドジベル19が予め溶接などによつて植設さ
れている。そのため、取付部材15は確実にコン
クリート床版本体14に固定される。前記抜止部
16と接合部17とは、第7図からも明らかなよ
うに、相互に平行であつて、前記コンクリート床
版本体14とほぼ平行に延びる。
であり、第2図は第1図の分解斜視図である。橋
梁11は、橋軸直角方向(第2図の左右方向)に
一定の間隔をあけて配置される複数の鋼桁12
と、この鋼桁に固定的に配置されるプレキヤスト
コンクリート床版13とを含む。このプレキヤス
トコンクリート床版13は、平板状のコンクリー
ト床版本体14と、このコンクリート床版本体1
4を鋼桁12に取付けるための取付部材15とを
含む。取付部材15は、軸直角断面がI形であ
り、コンクリート床版本体14に埋設される抜止
部16と、鋼桁12に臨んで外部に露出した接合
部17と、抜止部16と接合部17とを連結する
ウエブ18とを含む。抜止部16には、複数のス
タツドジベル19が予め溶接などによつて植設さ
れている。そのため、取付部材15は確実にコン
クリート床版本体14に固定される。前記抜止部
16と接合部17とは、第7図からも明らかなよ
うに、相互に平行であつて、前記コンクリート床
版本体14とほぼ平行に延びる。
接合部17には、部材軸方向Aに沿つて複数の
透孔20が形成される。このような透孔20の透
孔列は、ウエブ18に関して左右両側にそれぞれ
一列ずつ形成されている。
透孔20が形成される。このような透孔20の透
孔列は、ウエブ18に関して左右両側にそれぞれ
一列ずつ形成されている。
抜止部16と接合部17との間には、部材軸方
向Aに沿つて一定の間隔をあけて複数の補強部材
21が設けられる。この補強部材21は、部材軸
方向Aに対して直角に取付けられている。
向Aに沿つて一定の間隔をあけて複数の補強部材
21が設けられる。この補強部材21は、部材軸
方向Aに対して直角に取付けられている。
鋼桁12は、上フランジ22と、下フランジ2
3と、上フランジ22と下フランジ23とを連結
する腹板24とを有する。上フランジ22には、
前記接合部17の透孔20に対応した位置に透孔
25が形成される。
3と、上フランジ22と下フランジ23とを連結
する腹板24とを有する。上フランジ22には、
前記接合部17の透孔20に対応した位置に透孔
25が形成される。
このような構成を有する鋼桁12にプレキヤス
トコンクリート床版13を取付るにあたつては、
まず上フランジ22上に接合部17を乗載する。
このような状態で、ボルト26を透孔20,25
に順次挿通させ、このボルト26の透孔25から
下方に露出した部分にナツト27を螺合させて締
付ける。こうして、プレキヤストコンクリート床
版13が鋼桁12に固定される。
トコンクリート床版13を取付るにあたつては、
まず上フランジ22上に接合部17を乗載する。
このような状態で、ボルト26を透孔20,25
に順次挿通させ、このボルト26の透孔25から
下方に露出した部分にナツト27を螺合させて締
付ける。こうして、プレキヤストコンクリート床
版13が鋼桁12に固定される。
なお、こうして複数のプレキヤストコンクリー
ト床版13が鋼桁12に取付けられた後、隣接す
るコンクリート床版本体14間の空隙にセメント
モルタルなどの充填材60を注入する。これによ
つて、各隣接するコンクリート床版本体14が連
接される。
ト床版13が鋼桁12に取付けられた後、隣接す
るコンクリート床版本体14間の空隙にセメント
モルタルなどの充填材60を注入する。これによ
つて、各隣接するコンクリート床版本体14が連
接される。
こうして、ボルト26およびナツト27によつ
てプレキヤストコンクリート床版13を鋼桁12
に固定させるようにしたので、先行技術のように
セメントモルタルなどの充填材の養生期間を必要
とすることなく、プレキヤストコンクリート床版
13を鋼桁12に固定することができ、したがつ
て取付け作業時間を可及的に低減することが可能
となる。
てプレキヤストコンクリート床版13を鋼桁12
に固定させるようにしたので、先行技術のように
セメントモルタルなどの充填材の養生期間を必要
とすることなく、プレキヤストコンクリート床版
13を鋼桁12に固定することができ、したがつ
て取付け作業時間を可及的に低減することが可能
となる。
こうして、架設された橋梁11が長年の使用に
よりコンクリート床版本体14が老朽化して、そ
のためコンクリート床版本体14を取替える必要
が生じる。このようなコンクリート床版本体14
を取替えるにあたつては、ナツト27をボルト2
6から取外すことによつて、プレキヤストコンク
リート床版13が鋼桁12から取外される。そし
て、新たなプレキヤストコンクリート床版13を
前述した工程によつて、鋼桁12に取付ける。こ
うして、ナツト27をボルト26から取外すこと
によつて、プレキヤストコンクリート床版13を
鋼桁12から簡単に取外すことができ、そのため
比較的短時間でしかも簡単にプレキヤストコンク
リート床版13を鋼桁12から取外すことが可能
となる。したがつて、従来のように床版を切断・
除去およびジベルを打直す必要がなく、作業性が
格段に向上するとともに、取替えコストを低減す
ることが可能となる。
よりコンクリート床版本体14が老朽化して、そ
のためコンクリート床版本体14を取替える必要
が生じる。このようなコンクリート床版本体14
を取替えるにあたつては、ナツト27をボルト2
6から取外すことによつて、プレキヤストコンク
リート床版13が鋼桁12から取外される。そし
て、新たなプレキヤストコンクリート床版13を
前述した工程によつて、鋼桁12に取付ける。こ
うして、ナツト27をボルト26から取外すこと
によつて、プレキヤストコンクリート床版13を
鋼桁12から簡単に取外すことができ、そのため
比較的短時間でしかも簡単にプレキヤストコンク
リート床版13を鋼桁12から取外すことが可能
となる。したがつて、従来のように床版を切断・
除去およびジベルを打直す必要がなく、作業性が
格段に向上するとともに、取替えコストを低減す
ることが可能となる。
前記プレキヤストコンクリート床版13は、以
下の方法によつて工場などで予め製作されてい
る。すなわち、第3図に示されるように、上方が
開口した軸直角断面が大略的にU字状の型枠30
と、この型枠30の上方を覆う軸直角断面が大略
的に逆U字状の支持部材31とを準備する。先
ず、取付部材15の接合部17をワイヤ32を介
して支持部材31に固定する。そしてこのとき、
取付部材15の抜止部16が型枠30内に位置す
るようにワイヤ32を調節して吊下げる。このよ
うな状態で、型枠30内にコンクリートを充填す
る。そして、一定期間養生することによつて、プ
レキヤストコンクリート床版13が製作される。
下の方法によつて工場などで予め製作されてい
る。すなわち、第3図に示されるように、上方が
開口した軸直角断面が大略的にU字状の型枠30
と、この型枠30の上方を覆う軸直角断面が大略
的に逆U字状の支持部材31とを準備する。先
ず、取付部材15の接合部17をワイヤ32を介
して支持部材31に固定する。そしてこのとき、
取付部材15の抜止部16が型枠30内に位置す
るようにワイヤ32を調節して吊下げる。このよ
うな状態で、型枠30内にコンクリートを充填す
る。そして、一定期間養生することによつて、プ
レキヤストコンクリート床版13が製作される。
プレキヤストコンクリート床版13の他の製造
方法としては、第4図に示されるように、半割れ
状の一対の型枠33a,33bを準備する。これ
らの型枠33a,33bの突合わせ面には、切欠
き34a,34bが形成されている。これらの切
欠き34a,34bによつて、挿通孔35が構成
される。まず、接合部17を地面36に当接させ
た状態で、取付部材15を立設する。そして、型
枠33a,33bの挿通孔35を、ウエブ18が
挿通するように各型枠33a,33bを突合わ
せ、さらに型枠33a,33bを支持台37上に
乗載する。このような状態で、型枠33a,33
b内にコンクリートを打設して一定期間養生す
る。その後、型枠33a,33bを取除くことに
よつて、プレキヤストコンクリート床版13が製
作される。
方法としては、第4図に示されるように、半割れ
状の一対の型枠33a,33bを準備する。これ
らの型枠33a,33bの突合わせ面には、切欠
き34a,34bが形成されている。これらの切
欠き34a,34bによつて、挿通孔35が構成
される。まず、接合部17を地面36に当接させ
た状態で、取付部材15を立設する。そして、型
枠33a,33bの挿通孔35を、ウエブ18が
挿通するように各型枠33a,33bを突合わ
せ、さらに型枠33a,33bを支持台37上に
乗載する。このような状態で、型枠33a,33
b内にコンクリートを打設して一定期間養生す
る。その後、型枠33a,33bを取除くことに
よつて、プレキヤストコンクリート床版13が製
作される。
プレキヤストコンクリート床版13の他の構成
を示す例としては、第5図に示されるように抜止
部16およびジベル19がコンクリート床版本体
14に埋設するような構成であつてもよく、また
第6図に示されるようにジベル19のみがコンク
リート床版本体14に埋設されるような構成であ
つてもよい。
を示す例としては、第5図に示されるように抜止
部16およびジベル19がコンクリート床版本体
14に埋設するような構成であつてもよく、また
第6図に示されるようにジベル19のみがコンク
リート床版本体14に埋設されるような構成であ
つてもよい。
第7図は、本考案の一実施例の断面図である。
なお、第1図〜第6図に示される構成に対応する
部分には同一の参照符を付す。注目すべきは、プ
レキヤストコンクリート床版40には、コンクリ
ート床版本体14の端部に取付部材41が取付け
られている。この取付部材41は、軸直角断面が
略C字状に形成されており、抜止部16と、接合
部17と、抜止部16および接合部17を連結す
るウエブ18とを有する。そして、ウエブ18の
側面18aは、コンクリート床版本体14の端面
14aとほぼ同一平面内にある。
なお、第1図〜第6図に示される構成に対応する
部分には同一の参照符を付す。注目すべきは、プ
レキヤストコンクリート床版40には、コンクリ
ート床版本体14の端部に取付部材41が取付け
られている。この取付部材41は、軸直角断面が
略C字状に形成されており、抜止部16と、接合
部17と、抜止部16および接合部17を連結す
るウエブ18とを有する。そして、ウエブ18の
側面18aは、コンクリート床版本体14の端面
14aとほぼ同一平面内にある。
このような構成を有するプレキヤストコンクリ
ート床版40を鋼桁12に取付けるにあたつて
は、各プレキヤストコンクリート床版40の取付
部材41間に空隙が形成されるような状態で、鋼
桁12に乗載する。
ート床版40を鋼桁12に取付けるにあたつて
は、各プレキヤストコンクリート床版40の取付
部材41間に空隙が形成されるような状態で、鋼
桁12に乗載する。
このような状態で、ボルト26およびナツト2
7によつて、コンクリート床版本体14を鋼桁1
2に固定する。その後、空隙にセメントモルタル
あるいはコンクリートなどの充填材60を打設し
て一定期間養生することによつて、各隣接するコ
ンクリート床版本体14が連接される。
7によつて、コンクリート床版本体14を鋼桁1
2に固定する。その後、空隙にセメントモルタル
あるいはコンクリートなどの充填材60を打設し
て一定期間養生することによつて、各隣接するコ
ンクリート床版本体14が連接される。
なお、取付部材41は、第8図に示されるよう
に抜止部16およびジベル19だけがコンクリー
ト床版本体14に埋設するような構成であつても
よい。
に抜止部16およびジベル19だけがコンクリー
ト床版本体14に埋設するような構成であつても
よい。
前述の実施例では、橋梁の鋼桁12に取付けら
れるプレキヤストコンクリート床版13,40に
ついて説明したけれども、ビルデイングなどの床
にも本考案に従うプレキヤストコンクリート床版
13,40を好適に実施することができる。
れるプレキヤストコンクリート床版13,40に
ついて説明したけれども、ビルデイングなどの床
にも本考案に従うプレキヤストコンクリート床版
13,40を好適に実施することができる。
効 果
以上のように本考案によれば、取付部材がコン
クリート床版本体の橋軸方向の端部に一体的に固
定され、この取付部材をボルトおよびナツトを用
いて鋼桁に連結するようにしたので、前記コンク
リート床版本体を含む取付部材と鋼桁とは着脱可
能であり、これによつて前記コンクリート床版本
体の交換時の交換作業を容易、かつ迅速に行うこ
とができ、交換作業の労力およびコストの低減を
図ることができるとともに、鋼桁上で隣接するプ
レキヤストコンクリート床版間の接合部を大きな
強度で鋼桁に連結することができる。また鋼桁上
には、相互に対向する取付部材の側面間およびコ
ンクリート床版本体の端面間にわたつて空隙が形
成され、この空隙に充填材を充填するようにした
ので、大きな付着面積で充填材と前記側面および
端面とを付着させることが可能となり、充填材と
側面および端面との間に隙間が生じることを可及
的に少なくすることができる。このようにして、
空隙内で充填材が確実に前記側面および端面に付
着するので、その空隙内の充填材が陥没したり欠
損してしまう恐れはなく、したがつてこのような
欠損および陥没に起因する路床の陥没を防止する
ことができ、路床表面を平坦に保つて車両の通行
などによる振動の発生を防ぐことができる。
クリート床版本体の橋軸方向の端部に一体的に固
定され、この取付部材をボルトおよびナツトを用
いて鋼桁に連結するようにしたので、前記コンク
リート床版本体を含む取付部材と鋼桁とは着脱可
能であり、これによつて前記コンクリート床版本
体の交換時の交換作業を容易、かつ迅速に行うこ
とができ、交換作業の労力およびコストの低減を
図ることができるとともに、鋼桁上で隣接するプ
レキヤストコンクリート床版間の接合部を大きな
強度で鋼桁に連結することができる。また鋼桁上
には、相互に対向する取付部材の側面間およびコ
ンクリート床版本体の端面間にわたつて空隙が形
成され、この空隙に充填材を充填するようにした
ので、大きな付着面積で充填材と前記側面および
端面とを付着させることが可能となり、充填材と
側面および端面との間に隙間が生じることを可及
的に少なくすることができる。このようにして、
空隙内で充填材が確実に前記側面および端面に付
着するので、その空隙内の充填材が陥没したり欠
損してしまう恐れはなく、したがつてこのような
欠損および陥没に起因する路床の陥没を防止する
ことができ、路床表面を平坦に保つて車両の通行
などによる振動の発生を防ぐことができる。
第1図は本考案の前提となる構成を示す正面
図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図および
第4図はプレキヤストコンクリート床版13の製
造方法を説明するための図、第5図はプレキヤス
トコンクリート床版13の他の構成を示す断面
図、第6図はプレキヤストコンクリート床版13
のさらに他の構成を示す断面図、第7図は本考案
の一実施例の断面図、第8図は本考案の他の実施
例の断面図、第9図は典型的な先行技術を示す斜
視図である。 11……橋梁、12……鋼桁、13,40……
プレキヤストコンクリート床版、14……コンク
リート床版本体、15,41……取付部材、16
……抜止部、17……接合部、18……ウエブ、
19……ジベル、20,25……透孔、21……
補強材、26……ボルト、27……ナツト。
図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図および
第4図はプレキヤストコンクリート床版13の製
造方法を説明するための図、第5図はプレキヤス
トコンクリート床版13の他の構成を示す断面
図、第6図はプレキヤストコンクリート床版13
のさらに他の構成を示す断面図、第7図は本考案
の一実施例の断面図、第8図は本考案の他の実施
例の断面図、第9図は典型的な先行技術を示す斜
視図である。 11……橋梁、12……鋼桁、13,40……
プレキヤストコンクリート床版、14……コンク
リート床版本体、15,41……取付部材、16
……抜止部、17……接合部、18……ウエブ、
19……ジベル、20,25……透孔、21……
補強材、26……ボルト、27……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上フランジ22と、下フランジ23と、各フラ
ンジ22,23を連結する腹板24とを有し、前
記上フランジ22には橋軸方向に間隔をあけて複
数の第1透孔25が、前記腹板24を含む仮想平
面に関して両側に形成され、橋軸直角方向に間隔
をあけて橋軸方向に延びる複数の鋼桁12と、 複数のスタツドジベル19が固定される抜止部
16と、接合部17と、抜止部16および接合部
17を連結するウエブ18とを有し、前記接合部
17には、前記上フランジ22に形成される第1
透孔25に対応して複数の第2透孔20が形成さ
れる軸直角断面が略C字状の取付部材41と、 橋軸方向の端部に少なくとも前記抜止部16が
埋設されて一体的に固定され、前記ウエブ18の
側面18aと同一平面内に端面14aが形成され
る平板状のコンクリート床版本体14と、 前記鋼桁12の上フランジ22上に前記取付部
材41の接合部17が乗載された状態で、第1お
よび第2透孔25,20に挿通されるボルト26
およびこのボルト26に螺着されるナツト27
と、 鋼桁12上で相互に対向する前記各側面18a
間と各端面14a間とにわたつて形成される空隙
に充填される充填材60とを含むことを特徴とす
るプレキヤストコンクリート床版の取付け部の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083239U JPH0449210Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985083239U JPH0449210Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198312U JPS61198312U (ja) | 1986-12-11 |
| JPH0449210Y2 true JPH0449210Y2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=30631684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985083239U Expired JPH0449210Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449210Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7806947B1 (ja) * | 2025-01-31 | 2026-01-27 | 積水ハウス株式会社 | 建築物 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2556386B2 (ja) * | 1989-12-29 | 1996-11-20 | インターナショナル ビルディング システムズ インコーポレーテド | スチール・スタッドおよびプレキャスト・パネル |
| KR20030094767A (ko) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | 심창수 | 바닥판 교체가 용이한 전단연결구조를 구비한 강합성 교량및 그 시공방법 |
| KR100519234B1 (ko) * | 2002-11-22 | 2005-10-06 | 한국건설기술연구원 | 프리캐스트 교량 바닥판과 거더의 연결구조 및 이를이용한 교량시공방법 |
| JP4526989B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2010-08-18 | 大和ハウス工業株式会社 | 床形成方法および床形成構造 |
| JP4517950B2 (ja) * | 2005-06-16 | 2010-08-04 | 積水ハウス株式会社 | スラブパネル及び床構造 |
| KR100791991B1 (ko) | 2006-02-16 | 2008-01-04 | 김선기 | 슬래브일체형 합성거더를 이용한 가교설치방법 |
| KR100758878B1 (ko) | 2006-08-30 | 2007-09-19 | 중앙대학교 산학협력단 | 거더와 바닥판 일체형 거더 조립체를 이용한 교량의 교체시공방법 |
| KR101037478B1 (ko) | 2009-06-12 | 2011-05-26 | 고려대학교 산학협력단 | 부분매입형 합성 바닥판 |
| JP2012077585A (ja) * | 2010-10-06 | 2012-04-19 | Kajima Corp | 梁端部の補強構造 |
| JP6198576B2 (ja) * | 2013-10-31 | 2017-09-20 | 大成建設株式会社 | 接合構造 |
| JP7322354B2 (ja) * | 2019-02-27 | 2023-08-08 | 株式会社竹中工務店 | トラックバース構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS425727Y1 (ja) * | 1964-08-21 | 1967-03-22 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP1985083239U patent/JPH0449210Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7806947B1 (ja) * | 2025-01-31 | 2026-01-27 | 積水ハウス株式会社 | 建築物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198312U (ja) | 1986-12-11 |
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