JPH0449266B2 - - Google Patents
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- JPH0449266B2 JPH0449266B2 JP62014231A JP1423187A JPH0449266B2 JP H0449266 B2 JPH0449266 B2 JP H0449266B2 JP 62014231 A JP62014231 A JP 62014231A JP 1423187 A JP1423187 A JP 1423187A JP H0449266 B2 JPH0449266 B2 JP H0449266B2
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- conductivity type
- thyristor
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- emitter layer
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/221—Thyristors having amplifying gate structures, e.g. cascade configurations
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- Thyristors (AREA)
- Thyristor Switches And Gates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、サイリスタとこのサイリスタのゲー
ト制御用素子とが同一半導体基板内にモノリシツ
クに形成されたゼロクロス型サイリスタに関する
もので、特に前記ゲート制御用素子にサイリスタ
を使用する新しい構造に係るものである。 (従来の技術) 一般の温度調整器或いは産業用機器の最終段パ
ワーオンオフ制御スイツチとして、ゼロクロス型
サイリスタがノイズ発生問題等の理由により使用
され始めている。サイリスタの主電極に印加され
る電圧が0電圧を横切る近傍の特定電圧範囲での
みトリガ機能が動作するゼロクロス型サイリスタ
は、そのゲート制御用素子としてバイポーラ又は
MOS構造のトランジスタ等を使用するもの(例
えば特開昭60−74678号、特開昭60−149164号)
が多い。本発明においてはサイリスタを使用する
もので、構造的には同一形状の公知例はない。 従来のゼロクロス型サイリスタの一例を第8図
を参照し、主としてその機能について説明する。 このサイリスタはゲートカソード間にMOS
FETを使用したものである。第8図aはこのサ
イリスタの断面図で、同図bはその電気等価回路
図である。1は、Pエミツタ層3、Nベース層
4、Pベース層5及びNエミツタ層6からなる4
層構造でPベース層5をゲート層とする主サイリ
スタと、MOS FET駆動用電圧取出P層7とか
らなる。2はPウエル領域8内に形成される
MOS FET9とゲート酸化膜保護用ツエナーダ
イオードDz10からなる。A,K,Gはこの複
合サイリスタのアノード、カソード、ゲートの各
電極端子をあらわす。次にA−K間に順方向電圧
(VAK>0)を印加した状態での動作を説明する。
P層7はアノード側及びカソード側と、それぞれ
静電容量を介して結ばれているが前者の容量が非
常に大きくP層7の電位はアノード電位と実質的
に等しい(但し、Pウエル領域8とNベース層4
との間の空乏層がVAKの増大に伴いP層7に接す
ると、そのときのVAK値で飽和する)。MOS
FET9のしきい値電圧を例えば5Vとする。VAK
が5V以上の場合はMOS FET9はオンし、サイ
リスタのG−K間は短絡され、外部からのゲート
信号はMOS FET9によりバイパスされ、サイ
リスタはトリガされない。VAKが0〜5Vでは
MOS FETはオフされサイリスタのG−K間短
絡は解除され、VAKが5V近傍の特定電圧範囲で
のみサイリスタはトリガされる。 (発明が解決しようとする問題点) ゼロクロス型でない従来のサイリスタで商用周
波数の交流電力をオンオフする場合、交流電圧の
高い値の位相でオンすることがしばしばある。 この時、負荷によつても異なるが、一般に突入
電流或いは過渡電圧によるノイズが発生し、
LSI,ICロジツク回路等の誤動作やラジオ、TV
のノイズ障害等の電磁障害を電子機器等に与え
る。 この問題点を解決するため前述のゼロクロス型
サイリスタが開発された。ゼロクロス型に対する
市場のニーズは大きく、その応用分野は急速に拡
大している。 本発明の目的は、ゼロクロス機能を有するサイ
リスタに対する市場のニーズに応えるため、確実
なゼロクロス機能を有すると共に生産し易い構造
の新しい方式によるゼロクロス型サイリスタを提
供することである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) 以下便宜上特許請求の範囲記載の−導電型をN
型、反対導電型をP型、第1の電極をカソード電
極、第2の電極をアノード電極として説明する。 本発明は2つの発明から成る。両発明は、従来
の縦型構造の主サイリスタと、これを駆動しゼロ
クロス機能を持たせた横型構造の駆動用サイリス
タとを、1つの半導体基板にモノリシツクに形成
したゼロクロス型サイリスタである。 即ち主発明は、N型半導体基板の第1主表面よ
りそれぞれ分離して形成される主サイリスタの第
1Pベース層、駆動用サイリスタの第2Pベース層
及び第2アノードPエミツタ層と、第1主表面よ
りそれぞれ形成される第1Pベース層内の第1カ
ソードNエミツタ層及び第2Pベース層内の第2
カソードNエミツタ層と、前記N型基板の第2主
表面より形成される主サイリスタの第1アノード
Pエミツタ層と、第2主表面よりこの第1アノー
ドPエミツタ層内の少なくとも第2Pベース層直
下を含む領域に形成される第3N層と、第1カソ
ードNエミツタ層に接するカソード電極Kと、第
1アノードPエミツタ層及び第3N層に接するア
ノード電極Aと、第2アノードPエミツタ層に接
するゲート電極Gとをそれぞれ設け、駆動用サイ
リスタの第2カソードNエミツタ層と主サイリス
タの第1Pベース層とを電気的に接続したことを
特徴とするゼロクロス型サイリスタである。 尚上記構成で第1アノードPエミツタ層と第
1Pベース層とに挾まれるN型基板部分は主サイ
リスタのNベース層、又第2アノードPエミツタ
層と第2Pベース層とに挾まれその一部が主表面
に露出するN型基板部分は駆動用サイリスタのN
ベース層となる。これにより主サイリスタは第1
主表面から第2主表面にわたるNPNP構造で第
1Pベース層をゲート層とする縦型サイリスタを
形成し、駆動用サイリスタは主サイリスタと分離
して第1主表面側に横方向にNPNP構造のサイ
リスタを形成する。駆動用サイリスタのカソード
Nエミツタ層は主サイリスタのPゲート層に電気
的に接続され、駆動用サイリスタのオン電流は主
サイリスタのゲート電流となる。 駆動用サイリスタは高感度に設計され、そのア
ノード・カソード間電圧(この電圧は実質的に
VGKに等しい)が低い例えば数Vの電圧でブレー
クダウンオンする構造となつている。次に主サイ
リスタのアノード・カソード間の電圧VAKが、ゲ
ート・カソード間の電圧VGKより高い場合には、
第2アノードPエミツタ層、第2Pベース層及び
第1Pベース層の各電位は、これらのP層と接す
るN型基板の電位より低く、それぞれのPN接合
は逆バイアスされる。即ち駆動用サイリスタの第
2アノードPエミツタ層と第2Pベース層とはVAK
に起因する空乏層の介在により互いに遮断され、
駆動用サイリスタはオフ状態となり、VAK>VGK
の場合には主サイリスタをトリガすることができ
ない。駆動用サイリスタが前記オンするときの
VGKのしきい値電圧をVthとするとVth>VAK>0
の場合にのみ駆動用サイリスタはトリガ機能を持
つ。これにより主サイリスタは、VAKがVthを越
えないVth近傍の特定電圧範囲にあるときゲート
信号により点弧する。 第1アノードPエミツタ層内に設けられる前記
第3N層は寄生サイリスタ動作を防止するための
もので、横型駆動用サイリスタ形成領域の直下の
第1アノードPエミツタ層内に形成される。 第2の発明は、主発明における横型駆動用サイ
リスタの第2Pベース層及び第2カソードNエミ
ツタ層のそれぞれの作用を、主サイリスタの第
1Pベース層及び第1カソードNエミツタ層の一
部分で行うようにしたものである。 即ち第2発明は、第1主表面から第2主表面に
わたる縦型のNPNP構造の主サイリスタと、主
サイリスタの第1Pベース層から分離され第1主
表面に露出している第2アノードPエミツタ層
と、主サイリスタの第1カソードNエミツタ層及
び第1アノードPエミツタ層のそれぞれに、これ
と接するカソード電極K及びアノード電極Aと、
第2アノードPエミツタ層に接するゲート電極G
とを具備するゼロクロス型サイリスタである。又
第2アノードPエミツタ層と第1Pベース層とに
挾まれその一部が主表面に露出するN型基板部分
は横型駆動用サイリスタの第2Nベース層となる。
前記構成で、第2アノードPエミツタ層、第2N
ベース層、第1Pベース層の一部分及び第1カソ
ードNエミツタ層はPNPN構造の横型駆動用サ
イリスタを構成する。この駆動用サイリスタは高
感度に設計され、VGK電圧の低いしきい値電圧
Vthでブレークダウンオンする構造となつている。 その作用は主発明のサイリスタとほぼ同様であ
る。即ちVAK>VGKの場合には、駆動用サイリス
タの第2アノードPエミツタ層と第1Pベース層
とはVAKに起因する空乏層の介在により互いに遮
断され、主サイリスタをトリガすることができな
い。Vth>VAK>0の場合にのみ駆動用サイリス
タはトリガ機能を持つ。 (実施例) 第1図に主発明のゼロクロス型サイリスタの一
実施例の模式的断面図を示す。N型半導体基板3
1の第1主表面11に露出し且つ互いに分離して
第1Pベース層14、第2Pベース層18及び第2
アノードPエミツタ層20が設けられる。 又第1主表面に露出して前記第1Pベース層及
び第2Pベース層内にそれぞれ第1カソードNエ
ミツタ層13及び第2カソードNエミツタ層17
が設けられる。前記N型基板の第2主表面12に
露出して第1アノードPエミツタ層16と、この
Pエミツタ層16内にあつて第2Pベース層18
に少なくとも対向する位置に形成される第3N層
21とが設けられる。第1アノードPエミツタ層
16と第1Pベース層14とに挾まれるN型基板
部分は主サイリスタの第1Nベース層15、又第
2アノードPエミツタ層20と第2Pベース層1
8とに挾まれその一部が主表面に露出するN型基
板部分は駆動用サイリスタの第2Nベース層19
となる。主サイリスタ32は第1カソードNエミ
ツタ層13、第1Pベース層14、第1Nベース層
15及び第1アノードPエミツタ層16の4層か
ら構成される。又横型駆動用サイリスタ33は、
第2カソードNエミツタ層17、第2Pベース層
18、第2Nベース層19及び第2アノードPエ
ミツタ層20の4層から構成される。 第1カソードNエミツタ層に接してカソード電
極K22、第1アノードPエミツタ層と第3N層
とに接してアノード電極A23及び第2アノード
Pエミツタ層に接してゲート電極G24がそれぞ
れ設けられる。駆動用サイリスタの第2カソード
Nエミツタ層17と主サイリスタの第1Pベース
層14とはAl等の電極配線25により電気的に
接続される。 次に第2図を参照してこのゼロクロス型サイリ
スタの動作原理を説明する。カソード電極Kの電
位を基準(0V)にとり、ゲート電極とカソード
電極との間の電圧をVGK、アノード電極とカソー
ド電極との間の電圧をVAKとし、各接合の拡散電
位(Built in potential)は省略して説明する。 VAK<VGKのときは第2図aにおいて横型駆動
用サイリスタ33を高感度化することによつて、
VGKがある低い電圧Vthを越えるとサイリスタ3
3がブレークダウン(即ちオン)し、細線で示し
たオン電流IG1がゲート電極24よりサイリスタ
33を流れる。この電流は縦型主サイリスタ32
の第1Pベース層14に流入し、通常のゲート電
流を流したことと同じになり、主サイリスタがオ
ン状態となる。ここでサイリスタ33がオンする
前記しきい値電圧Vthはサイリスタ33の各層の
形状寸法(dimension)と不純物濃度分布に依存
するもので、ほぼ自由に変えられる。この実施例
ではVth=約2Vに設定した。 次にVAK>VGKとなると第2図bに示すように、
第1Pベース層14、第2Pベース層18及び第2
アノードPエミツタ層20の電位はN型基板31
の電位より低くなり、これらP層14,18,2
0とN型基板31とから成るPN接合はすべて逆
バイアスされ、斜線で示すような空乏層26が形
成される。即ち駆動用サイリスタ33のPエミツ
タ層とPベース層との間に空乏層が介在するた
め、VAK<VGKにならない限りサイリスタ33は
オンせず、従つて主サイリスタ32もオンしな
い。この実施例では、駆動用サイリスタの前記
Vthを2Vに設定したので、VGKが2VでVAK<VGK
の場合は主サイリスタはオンできできる。逆に
VGK<VAKのときは主サイリスタオンできない。
従つて例えばVAKが50Hz100Vの交流電圧である
場合、ゲート電極に大きさ2Vのゲートトリガ信
号VGKを与えても、印加したときのVAKが2V以上
の位相にあれば主サイリスタはオンせず、次の交
流周期でVAKが2V近傍の位相になつたときはじ
めて主サイリスタはオンし、確実なゼロクロス機
能を示す。 第1図に示す第3N層21は、第1アノードP
エミツタ層16、N型基板部分、第2Pベース層
18及び第2カソードNエミツタ層17から成る
寄生サイリスタがオンしないように設けたもので
ある。 第3図に主発明の第2の実施例を示す。これは
主サイリスタのdv/dt耐量を高めるため通常用
いるシヨーテツドエミツタ構造としたものである
(特許請求の範囲第2項記載のサイリスタ)。 即ち主サイリスタの第1カソードNエミツタ層
13に接するカソード電極22を隣接する第1P
ベース層14表面まで延長し、カソード層13と
ベース層14とを電気的に短絡したものである。 第4図はこのゼロクロス型サイリスタの特性の
一例を示す概念図である。縦軸はアノード・カソ
ード間に流れる電流IAK、横軸はアノード・カソ
ード間の電圧VAKをとり、パラメータとしてVGK
を変えたものである。このサイリスタのVthは2V
で、VGK1<VGK2<2.0[V]とし、ラツチング直前
の波形を示したものである。 次に第2の発明のゼロクロス型サイリスタの一
実施例を第5図を参照して説明する。尚第1図と
同符号は同じ部分を表す。 N型半導体基板71の第1主表面から互いに分
離して形成される第1Pベース層54及びアノー
ドPエミツタ層60と、第1主表面から第1Pベ
ース層54内に形成される第1カソードNエミツ
タ層53と、第2主表面から形成される第1アノ
ードPエミツタ層56とがそれぞれ設けられ、第
1カソードNエミツタ層53にカソード電極K2
2、第1アノードPエミツタ層に、アノード電極
A23及び第2アノードPエミツタ層60にゲー
ト電極G24がそれぞれ接して形成される。第1
アノードPエミツタ層56と第1Pベース層54
に挾まれるN型基板部分は主サイリスタ72の第
1Nベース層55、又第2アノードPエミツタ層
60と第1Pベース層54とに挾まれその一部が
主表面に露出するN型基板部分は、横型駆動用サ
イリスタ73の第2Nベース層59になる。 このサイリスタは構造的に主発明の縦型主サイ
リスタのPベース層と分離して新しくP層60を
設けP層60にゲート電極24を設けたものであ
る。又主サイリスタのカソードN層53及びPベ
ース層54のそれぞれは横型駆動用サイリスタ7
3のカソードN層及びPベース層を兼ねる。 このサイリスタの動作原理は主発明のサイリス
タとほぼ同じである。即ちVAK<VGKのときは、
第6図aに示すように、VGKがある所定電圧(し
きい値電圧Vth)を越えるとブレークダウン(タ
ーンオン)により横型駆動用サイリスタ73がオ
ンし、細線で示した電流IG2が流れ、これにより
主サイリスタ72がオンする。ここでVthは駆動
用サイリスタ73の各層の形状寸法及び不純物濃
度分布に依存し、ほぼ自由に変えられる。この実
施例では約1Vに設定した。 次にVAK>VGKとなると第6図bに示すように
第1Pベース層54及び第2アノードPエミツタ
層60の両層とN型基板71により形成される
PN接合はいずれも逆バイアスされ斜線で示す領
域に空乏層66が形成される。これによりVAK<
VGKにならない限り駆動用サイリスタはオンしな
いので主サイリスタもオンしない。この実施例で
はVthを1Vに設定したのでVGKが1Vのときで、
VAK<VGKの場合は主サイリスタはオンし、又VGK
<VAKの場合はオンしない。 第7図は第2の発明のサイリスタの特性の一例
を示す概念図である。縦軸は主サイリスタのアノ
ード・カソード間電流IAK、横軸はアノード・カ
ソード間電圧VAKで、パラメータとしてVGKを変
えたものである。Vthは1Vで、VGK1<VGK2<1.0V
とし、ラツチング直前の波形を示したものであ
る。 [発明の効果] 本発明のゼロクロス型サイリスタは、縦型構造
の主サイリスタに、これを駆動しゼロクロス機を
持たせるため横型構造の駆動用素子として新しく
サイリスタ構造を使用したもので、これにより前
に述べたように確実なゼロクロス機能が得られ、
従来方式に比し構造も簡単で生産性のよい新しい
方式のゼロクロス型サイリスタを提供することが
できた。
ト制御用素子とが同一半導体基板内にモノリシツ
クに形成されたゼロクロス型サイリスタに関する
もので、特に前記ゲート制御用素子にサイリスタ
を使用する新しい構造に係るものである。 (従来の技術) 一般の温度調整器或いは産業用機器の最終段パ
ワーオンオフ制御スイツチとして、ゼロクロス型
サイリスタがノイズ発生問題等の理由により使用
され始めている。サイリスタの主電極に印加され
る電圧が0電圧を横切る近傍の特定電圧範囲での
みトリガ機能が動作するゼロクロス型サイリスタ
は、そのゲート制御用素子としてバイポーラ又は
MOS構造のトランジスタ等を使用するもの(例
えば特開昭60−74678号、特開昭60−149164号)
が多い。本発明においてはサイリスタを使用する
もので、構造的には同一形状の公知例はない。 従来のゼロクロス型サイリスタの一例を第8図
を参照し、主としてその機能について説明する。 このサイリスタはゲートカソード間にMOS
FETを使用したものである。第8図aはこのサ
イリスタの断面図で、同図bはその電気等価回路
図である。1は、Pエミツタ層3、Nベース層
4、Pベース層5及びNエミツタ層6からなる4
層構造でPベース層5をゲート層とする主サイリ
スタと、MOS FET駆動用電圧取出P層7とか
らなる。2はPウエル領域8内に形成される
MOS FET9とゲート酸化膜保護用ツエナーダ
イオードDz10からなる。A,K,Gはこの複
合サイリスタのアノード、カソード、ゲートの各
電極端子をあらわす。次にA−K間に順方向電圧
(VAK>0)を印加した状態での動作を説明する。
P層7はアノード側及びカソード側と、それぞれ
静電容量を介して結ばれているが前者の容量が非
常に大きくP層7の電位はアノード電位と実質的
に等しい(但し、Pウエル領域8とNベース層4
との間の空乏層がVAKの増大に伴いP層7に接す
ると、そのときのVAK値で飽和する)。MOS
FET9のしきい値電圧を例えば5Vとする。VAK
が5V以上の場合はMOS FET9はオンし、サイ
リスタのG−K間は短絡され、外部からのゲート
信号はMOS FET9によりバイパスされ、サイ
リスタはトリガされない。VAKが0〜5Vでは
MOS FETはオフされサイリスタのG−K間短
絡は解除され、VAKが5V近傍の特定電圧範囲で
のみサイリスタはトリガされる。 (発明が解決しようとする問題点) ゼロクロス型でない従来のサイリスタで商用周
波数の交流電力をオンオフする場合、交流電圧の
高い値の位相でオンすることがしばしばある。 この時、負荷によつても異なるが、一般に突入
電流或いは過渡電圧によるノイズが発生し、
LSI,ICロジツク回路等の誤動作やラジオ、TV
のノイズ障害等の電磁障害を電子機器等に与え
る。 この問題点を解決するため前述のゼロクロス型
サイリスタが開発された。ゼロクロス型に対する
市場のニーズは大きく、その応用分野は急速に拡
大している。 本発明の目的は、ゼロクロス機能を有するサイ
リスタに対する市場のニーズに応えるため、確実
なゼロクロス機能を有すると共に生産し易い構造
の新しい方式によるゼロクロス型サイリスタを提
供することである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) 以下便宜上特許請求の範囲記載の−導電型をN
型、反対導電型をP型、第1の電極をカソード電
極、第2の電極をアノード電極として説明する。 本発明は2つの発明から成る。両発明は、従来
の縦型構造の主サイリスタと、これを駆動しゼロ
クロス機能を持たせた横型構造の駆動用サイリス
タとを、1つの半導体基板にモノリシツクに形成
したゼロクロス型サイリスタである。 即ち主発明は、N型半導体基板の第1主表面よ
りそれぞれ分離して形成される主サイリスタの第
1Pベース層、駆動用サイリスタの第2Pベース層
及び第2アノードPエミツタ層と、第1主表面よ
りそれぞれ形成される第1Pベース層内の第1カ
ソードNエミツタ層及び第2Pベース層内の第2
カソードNエミツタ層と、前記N型基板の第2主
表面より形成される主サイリスタの第1アノード
Pエミツタ層と、第2主表面よりこの第1アノー
ドPエミツタ層内の少なくとも第2Pベース層直
下を含む領域に形成される第3N層と、第1カソ
ードNエミツタ層に接するカソード電極Kと、第
1アノードPエミツタ層及び第3N層に接するア
ノード電極Aと、第2アノードPエミツタ層に接
するゲート電極Gとをそれぞれ設け、駆動用サイ
リスタの第2カソードNエミツタ層と主サイリス
タの第1Pベース層とを電気的に接続したことを
特徴とするゼロクロス型サイリスタである。 尚上記構成で第1アノードPエミツタ層と第
1Pベース層とに挾まれるN型基板部分は主サイ
リスタのNベース層、又第2アノードPエミツタ
層と第2Pベース層とに挾まれその一部が主表面
に露出するN型基板部分は駆動用サイリスタのN
ベース層となる。これにより主サイリスタは第1
主表面から第2主表面にわたるNPNP構造で第
1Pベース層をゲート層とする縦型サイリスタを
形成し、駆動用サイリスタは主サイリスタと分離
して第1主表面側に横方向にNPNP構造のサイ
リスタを形成する。駆動用サイリスタのカソード
Nエミツタ層は主サイリスタのPゲート層に電気
的に接続され、駆動用サイリスタのオン電流は主
サイリスタのゲート電流となる。 駆動用サイリスタは高感度に設計され、そのア
ノード・カソード間電圧(この電圧は実質的に
VGKに等しい)が低い例えば数Vの電圧でブレー
クダウンオンする構造となつている。次に主サイ
リスタのアノード・カソード間の電圧VAKが、ゲ
ート・カソード間の電圧VGKより高い場合には、
第2アノードPエミツタ層、第2Pベース層及び
第1Pベース層の各電位は、これらのP層と接す
るN型基板の電位より低く、それぞれのPN接合
は逆バイアスされる。即ち駆動用サイリスタの第
2アノードPエミツタ層と第2Pベース層とはVAK
に起因する空乏層の介在により互いに遮断され、
駆動用サイリスタはオフ状態となり、VAK>VGK
の場合には主サイリスタをトリガすることができ
ない。駆動用サイリスタが前記オンするときの
VGKのしきい値電圧をVthとするとVth>VAK>0
の場合にのみ駆動用サイリスタはトリガ機能を持
つ。これにより主サイリスタは、VAKがVthを越
えないVth近傍の特定電圧範囲にあるときゲート
信号により点弧する。 第1アノードPエミツタ層内に設けられる前記
第3N層は寄生サイリスタ動作を防止するための
もので、横型駆動用サイリスタ形成領域の直下の
第1アノードPエミツタ層内に形成される。 第2の発明は、主発明における横型駆動用サイ
リスタの第2Pベース層及び第2カソードNエミ
ツタ層のそれぞれの作用を、主サイリスタの第
1Pベース層及び第1カソードNエミツタ層の一
部分で行うようにしたものである。 即ち第2発明は、第1主表面から第2主表面に
わたる縦型のNPNP構造の主サイリスタと、主
サイリスタの第1Pベース層から分離され第1主
表面に露出している第2アノードPエミツタ層
と、主サイリスタの第1カソードNエミツタ層及
び第1アノードPエミツタ層のそれぞれに、これ
と接するカソード電極K及びアノード電極Aと、
第2アノードPエミツタ層に接するゲート電極G
とを具備するゼロクロス型サイリスタである。又
第2アノードPエミツタ層と第1Pベース層とに
挾まれその一部が主表面に露出するN型基板部分
は横型駆動用サイリスタの第2Nベース層となる。
前記構成で、第2アノードPエミツタ層、第2N
ベース層、第1Pベース層の一部分及び第1カソ
ードNエミツタ層はPNPN構造の横型駆動用サ
イリスタを構成する。この駆動用サイリスタは高
感度に設計され、VGK電圧の低いしきい値電圧
Vthでブレークダウンオンする構造となつている。 その作用は主発明のサイリスタとほぼ同様であ
る。即ちVAK>VGKの場合には、駆動用サイリス
タの第2アノードPエミツタ層と第1Pベース層
とはVAKに起因する空乏層の介在により互いに遮
断され、主サイリスタをトリガすることができな
い。Vth>VAK>0の場合にのみ駆動用サイリス
タはトリガ機能を持つ。 (実施例) 第1図に主発明のゼロクロス型サイリスタの一
実施例の模式的断面図を示す。N型半導体基板3
1の第1主表面11に露出し且つ互いに分離して
第1Pベース層14、第2Pベース層18及び第2
アノードPエミツタ層20が設けられる。 又第1主表面に露出して前記第1Pベース層及
び第2Pベース層内にそれぞれ第1カソードNエ
ミツタ層13及び第2カソードNエミツタ層17
が設けられる。前記N型基板の第2主表面12に
露出して第1アノードPエミツタ層16と、この
Pエミツタ層16内にあつて第2Pベース層18
に少なくとも対向する位置に形成される第3N層
21とが設けられる。第1アノードPエミツタ層
16と第1Pベース層14とに挾まれるN型基板
部分は主サイリスタの第1Nベース層15、又第
2アノードPエミツタ層20と第2Pベース層1
8とに挾まれその一部が主表面に露出するN型基
板部分は駆動用サイリスタの第2Nベース層19
となる。主サイリスタ32は第1カソードNエミ
ツタ層13、第1Pベース層14、第1Nベース層
15及び第1アノードPエミツタ層16の4層か
ら構成される。又横型駆動用サイリスタ33は、
第2カソードNエミツタ層17、第2Pベース層
18、第2Nベース層19及び第2アノードPエ
ミツタ層20の4層から構成される。 第1カソードNエミツタ層に接してカソード電
極K22、第1アノードPエミツタ層と第3N層
とに接してアノード電極A23及び第2アノード
Pエミツタ層に接してゲート電極G24がそれぞ
れ設けられる。駆動用サイリスタの第2カソード
Nエミツタ層17と主サイリスタの第1Pベース
層14とはAl等の電極配線25により電気的に
接続される。 次に第2図を参照してこのゼロクロス型サイリ
スタの動作原理を説明する。カソード電極Kの電
位を基準(0V)にとり、ゲート電極とカソード
電極との間の電圧をVGK、アノード電極とカソー
ド電極との間の電圧をVAKとし、各接合の拡散電
位(Built in potential)は省略して説明する。 VAK<VGKのときは第2図aにおいて横型駆動
用サイリスタ33を高感度化することによつて、
VGKがある低い電圧Vthを越えるとサイリスタ3
3がブレークダウン(即ちオン)し、細線で示し
たオン電流IG1がゲート電極24よりサイリスタ
33を流れる。この電流は縦型主サイリスタ32
の第1Pベース層14に流入し、通常のゲート電
流を流したことと同じになり、主サイリスタがオ
ン状態となる。ここでサイリスタ33がオンする
前記しきい値電圧Vthはサイリスタ33の各層の
形状寸法(dimension)と不純物濃度分布に依存
するもので、ほぼ自由に変えられる。この実施例
ではVth=約2Vに設定した。 次にVAK>VGKとなると第2図bに示すように、
第1Pベース層14、第2Pベース層18及び第2
アノードPエミツタ層20の電位はN型基板31
の電位より低くなり、これらP層14,18,2
0とN型基板31とから成るPN接合はすべて逆
バイアスされ、斜線で示すような空乏層26が形
成される。即ち駆動用サイリスタ33のPエミツ
タ層とPベース層との間に空乏層が介在するた
め、VAK<VGKにならない限りサイリスタ33は
オンせず、従つて主サイリスタ32もオンしな
い。この実施例では、駆動用サイリスタの前記
Vthを2Vに設定したので、VGKが2VでVAK<VGK
の場合は主サイリスタはオンできできる。逆に
VGK<VAKのときは主サイリスタオンできない。
従つて例えばVAKが50Hz100Vの交流電圧である
場合、ゲート電極に大きさ2Vのゲートトリガ信
号VGKを与えても、印加したときのVAKが2V以上
の位相にあれば主サイリスタはオンせず、次の交
流周期でVAKが2V近傍の位相になつたときはじ
めて主サイリスタはオンし、確実なゼロクロス機
能を示す。 第1図に示す第3N層21は、第1アノードP
エミツタ層16、N型基板部分、第2Pベース層
18及び第2カソードNエミツタ層17から成る
寄生サイリスタがオンしないように設けたもので
ある。 第3図に主発明の第2の実施例を示す。これは
主サイリスタのdv/dt耐量を高めるため通常用
いるシヨーテツドエミツタ構造としたものである
(特許請求の範囲第2項記載のサイリスタ)。 即ち主サイリスタの第1カソードNエミツタ層
13に接するカソード電極22を隣接する第1P
ベース層14表面まで延長し、カソード層13と
ベース層14とを電気的に短絡したものである。 第4図はこのゼロクロス型サイリスタの特性の
一例を示す概念図である。縦軸はアノード・カソ
ード間に流れる電流IAK、横軸はアノード・カソ
ード間の電圧VAKをとり、パラメータとしてVGK
を変えたものである。このサイリスタのVthは2V
で、VGK1<VGK2<2.0[V]とし、ラツチング直前
の波形を示したものである。 次に第2の発明のゼロクロス型サイリスタの一
実施例を第5図を参照して説明する。尚第1図と
同符号は同じ部分を表す。 N型半導体基板71の第1主表面から互いに分
離して形成される第1Pベース層54及びアノー
ドPエミツタ層60と、第1主表面から第1Pベ
ース層54内に形成される第1カソードNエミツ
タ層53と、第2主表面から形成される第1アノ
ードPエミツタ層56とがそれぞれ設けられ、第
1カソードNエミツタ層53にカソード電極K2
2、第1アノードPエミツタ層に、アノード電極
A23及び第2アノードPエミツタ層60にゲー
ト電極G24がそれぞれ接して形成される。第1
アノードPエミツタ層56と第1Pベース層54
に挾まれるN型基板部分は主サイリスタ72の第
1Nベース層55、又第2アノードPエミツタ層
60と第1Pベース層54とに挾まれその一部が
主表面に露出するN型基板部分は、横型駆動用サ
イリスタ73の第2Nベース層59になる。 このサイリスタは構造的に主発明の縦型主サイ
リスタのPベース層と分離して新しくP層60を
設けP層60にゲート電極24を設けたものであ
る。又主サイリスタのカソードN層53及びPベ
ース層54のそれぞれは横型駆動用サイリスタ7
3のカソードN層及びPベース層を兼ねる。 このサイリスタの動作原理は主発明のサイリス
タとほぼ同じである。即ちVAK<VGKのときは、
第6図aに示すように、VGKがある所定電圧(し
きい値電圧Vth)を越えるとブレークダウン(タ
ーンオン)により横型駆動用サイリスタ73がオ
ンし、細線で示した電流IG2が流れ、これにより
主サイリスタ72がオンする。ここでVthは駆動
用サイリスタ73の各層の形状寸法及び不純物濃
度分布に依存し、ほぼ自由に変えられる。この実
施例では約1Vに設定した。 次にVAK>VGKとなると第6図bに示すように
第1Pベース層54及び第2アノードPエミツタ
層60の両層とN型基板71により形成される
PN接合はいずれも逆バイアスされ斜線で示す領
域に空乏層66が形成される。これによりVAK<
VGKにならない限り駆動用サイリスタはオンしな
いので主サイリスタもオンしない。この実施例で
はVthを1Vに設定したのでVGKが1Vのときで、
VAK<VGKの場合は主サイリスタはオンし、又VGK
<VAKの場合はオンしない。 第7図は第2の発明のサイリスタの特性の一例
を示す概念図である。縦軸は主サイリスタのアノ
ード・カソード間電流IAK、横軸はアノード・カ
ソード間電圧VAKで、パラメータとしてVGKを変
えたものである。Vthは1Vで、VGK1<VGK2<1.0V
とし、ラツチング直前の波形を示したものであ
る。 [発明の効果] 本発明のゼロクロス型サイリスタは、縦型構造
の主サイリスタに、これを駆動しゼロクロス機を
持たせるため横型構造の駆動用素子として新しく
サイリスタ構造を使用したもので、これにより前
に述べたように確実なゼロクロス機能が得られ、
従来方式に比し構造も簡単で生産性のよい新しい
方式のゼロクロス型サイリスタを提供することが
できた。
第1図は本主発明のゼロクロス型サイリスタの
実施例の模式的断面図、第2図は第1図のサイリ
スタの動作を説明するための断面図、第3図は主
発明のゼロクロス型サイリスタの他の実施例の模
式的断面図、第4図は第1図のサイリスタで得ら
れた特性図の概念図、第5図は第2の発明のゼロ
クロス型サイリスタの実施例の模式的断面図、第
6図は第5図のサイリスタの動作を説明するため
の断面図、第7図は第5図のサイリスタで得られ
た特性図の概念図、第8図a及びbは従来方式の
ゼロクロス型サイリスタのそれぞれ断面図及び電
気等価回路図である。 11…第1主表面、12…第2主表面、13,
53…第1−導電型エミツタ層(第1カソードN
エミツタ層)、14,54…第1反対導電型ベー
ス層(第1Pベース層)、15,55…(第1Nベ
ース層)、16,56…第1反対導電型エミツタ
層(第1アノードPエミツタ層)、17…第2−
導電型エミツタ層(第2カソードNエミツタ層)、
18…第2反対導電型ベース層(第2Pベース
層)、19,59…(第2Nベース層)、20,6
0…第2反対導電型エミツタ層(第2アノードP
エミツタ層)、21…第3−導電型層(第3N層)、
22…第1の電極(カソード電極K)、23…第
2の電極(アノード電極K)、24…ゲート電極、
25…(電極配線)、26,66…(空乏層)、3
1,71…−導電型半導体基板(N型半導体基
板)、32,72…(主サイリスタ)、33,73
…(横型駆動用サイリスタ)。上記( )内の名
称は「3.発明の詳細な説明」において使用するも
の。
実施例の模式的断面図、第2図は第1図のサイリ
スタの動作を説明するための断面図、第3図は主
発明のゼロクロス型サイリスタの他の実施例の模
式的断面図、第4図は第1図のサイリスタで得ら
れた特性図の概念図、第5図は第2の発明のゼロ
クロス型サイリスタの実施例の模式的断面図、第
6図は第5図のサイリスタの動作を説明するため
の断面図、第7図は第5図のサイリスタで得られ
た特性図の概念図、第8図a及びbは従来方式の
ゼロクロス型サイリスタのそれぞれ断面図及び電
気等価回路図である。 11…第1主表面、12…第2主表面、13,
53…第1−導電型エミツタ層(第1カソードN
エミツタ層)、14,54…第1反対導電型ベー
ス層(第1Pベース層)、15,55…(第1Nベ
ース層)、16,56…第1反対導電型エミツタ
層(第1アノードPエミツタ層)、17…第2−
導電型エミツタ層(第2カソードNエミツタ層)、
18…第2反対導電型ベース層(第2Pベース
層)、19,59…(第2Nベース層)、20,6
0…第2反対導電型エミツタ層(第2アノードP
エミツタ層)、21…第3−導電型層(第3N層)、
22…第1の電極(カソード電極K)、23…第
2の電極(アノード電極K)、24…ゲート電極、
25…(電極配線)、26,66…(空乏層)、3
1,71…−導電型半導体基板(N型半導体基
板)、32,72…(主サイリスタ)、33,73
…(横型駆動用サイリスタ)。上記( )内の名
称は「3.発明の詳細な説明」において使用するも
の。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに平行な第1及び第2の主表面を有する
一導電型の半導体基板と、該基板内にそれぞれ分
離して形成されると共に第1主表面に露出してい
る第1反対導電型ベース層、第2反対導電型ベー
ス層及び第2反対導電型エミツタ層と、第1反対
導電型ベース層内に形成されると共に第1主表面
に露出している第1−導電型エミツタ層と、第2
反対導電型ベース層内に形成されると共に第1主
表面に露出している第2−導電型エミツタ層と、
該基板内に形成されると共に第2主表面に露出し
ている第1反対導電型エミツタ層と、第1反対導
電型エミツタ層内にあつて第2反対導電型ベース
層と少なくとも対向する位置に形成され第2主表
面に露出している第3−導電型層と、第1−導電
型エミツタ層の表面に接して形成される第1の電
極と、第1反対導電型エミツタ層及び第3−導電
型層の表面に接しこの2層を電気的に短絡させる
よう形成される第2の電極と、第2反対導電型エ
ミツタ層の表面に接して形成されるゲート電極と
を具備し、第1反対導電型ベース層と第2−導電
型エミツタ層とが電気的に接続されていることを
特徴とするサイリスタ。 2 第1−導電型エミツタ層表面の第1の電極
が、第1反対導電型ベース層表面までこれと接し
て延在し、この2層を電気的に短絡させてシヨー
テツドエミツタ構成にした特許請求の範囲第1項
記載のサイリスタ。 3 互いに平行な第1及び第2の主表面を有する
−導電型の半導体基板と、該基板内に互いに分離
して形成されると共に第1主表面に露出している
第1反対導電型ベース層及び第2反対導電型エミ
ツタ層と、第1反対導電型ベース層内に形成され
ると共に第1主表面に露出している第1−導電型
エミツタ層と、該基板内に形成されると共に第2
主表面に露出している第1反対導電型エミツタ層
と、第1−導電型エミツタ層の表面に接して形成
される第1の電極と、第1反対導電型エミツタ層
の表面に接して形成される第2の電極と、第2反
対導電型エミツタ層の表面に接して形成されるゲ
ート電極とを具備することを特徴とするサイリス
タ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014231A JPS63182861A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゼロクロス型サイリスタ |
| EP88100533A EP0276703B1 (en) | 1987-01-26 | 1988-01-15 | Zero-crossing type thyristor |
| DE8888100533T DE3880699T2 (de) | 1987-01-26 | 1988-01-15 | Thyristor vom nulldurchgangstyp. |
| US07/471,025 US4956690A (en) | 1987-01-26 | 1990-01-26 | Zero crossing type thyristor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62014231A JPS63182861A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゼロクロス型サイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182861A JPS63182861A (ja) | 1988-07-28 |
| JPH0449266B2 true JPH0449266B2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=11855298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62014231A Granted JPS63182861A (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | ゼロクロス型サイリスタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4956690A (ja) |
| EP (1) | EP0276703B1 (ja) |
| JP (1) | JPS63182861A (ja) |
| DE (1) | DE3880699T2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5381026A (en) * | 1990-09-17 | 1995-01-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Insulated-gate thyristor |
| JP2782638B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1998-08-06 | 富士電機株式会社 | Mosコントロールサイリスタ |
| US5294816A (en) * | 1992-06-10 | 1994-03-15 | North Carolina State University At Raleigh | Unit cell arrangement for emitter switched thyristor with base resistance control |
| US5198687A (en) * | 1992-07-23 | 1993-03-30 | Baliga Bantval J | Base resistance controlled thyristor with single-polarity turn-on and turn-off control |
| FR2697674B1 (fr) * | 1992-10-29 | 1995-01-13 | Sgs Thomson Microelectronics | Thyristor et assemblage de thyristors à cathode commune. |
| US5293054A (en) * | 1992-11-23 | 1994-03-08 | North Carolina State University At Raleigh | Emitter switched thyristor without parasitic thyristor latch-up susceptibility |
| US5396087A (en) * | 1992-12-14 | 1995-03-07 | North Carolina State University | Insulated gate bipolar transistor with reduced susceptibility to parasitic latch-up |
| US5306930A (en) * | 1992-12-14 | 1994-04-26 | North Carolina State University At Raleigh | Emitter switched thyristor with buried dielectric layer |
| US5241194A (en) * | 1992-12-14 | 1993-08-31 | North Carolina State University At Raleigh | Base resistance controlled thyristor with integrated single-polarity gate control |
| FR2708811B1 (fr) * | 1993-08-06 | 1995-10-20 | Sgs Thomson Microelectronics | Thyristor à amplification de gachette à courant de maintien accru. |
| US5493134A (en) * | 1994-11-14 | 1996-02-20 | North Carolina State University | Bidirectional AC switching device with MOS-gated turn-on and turn-off control |
| FR2734429B1 (fr) * | 1995-05-19 | 1997-08-01 | Sgs Thomson Microelectronics | Module interrupteur et d'alimentation-application au demarrage d'un tube fluorescent |
| JP4126872B2 (ja) * | 2000-12-12 | 2008-07-30 | サンケン電気株式会社 | 定電圧ダイオード |
| DE102016204699B4 (de) | 2015-04-13 | 2020-07-30 | Infineon Technologies Ag | Schutzvorrichtungen mit Trigger-Vorrichtungen und Verfahren zu deren Bildung |
| US10741548B2 (en) * | 2015-04-13 | 2020-08-11 | Infineon Technologies Ag | Protection devices with trigger devices and methods of formation thereof |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1193465A (en) * | 1967-08-09 | 1970-06-03 | Associated Semiconductor Mft | Improvements in Semiconductor Integrated Circuits |
| US4050083A (en) * | 1976-09-22 | 1977-09-20 | Cutler-Hammer, Inc. | Integrated thermally sensitive power switching semiconductor device, including a thermally self-protected version |
| US4529998A (en) * | 1977-12-14 | 1985-07-16 | Eaton Corporation | Amplified gate thyristor with non-latching amplified control transistors across base layers |
| JPS6074678A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-26 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JPH0697692B2 (ja) * | 1984-01-17 | 1994-11-30 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP62014231A patent/JPS63182861A/ja active Granted
-
1988
- 1988-01-15 EP EP88100533A patent/EP0276703B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-01-15 DE DE8888100533T patent/DE3880699T2/de not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-01-26 US US07/471,025 patent/US4956690A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0276703A3 (en) | 1988-11-02 |
| DE3880699D1 (de) | 1993-06-09 |
| EP0276703B1 (en) | 1993-05-05 |
| US4956690A (en) | 1990-09-11 |
| JPS63182861A (ja) | 1988-07-28 |
| EP0276703A2 (en) | 1988-08-03 |
| DE3880699T2 (de) | 1993-08-19 |
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