JPH0449679B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449679B2 JPH0449679B2 JP58150855A JP15085583A JPH0449679B2 JP H0449679 B2 JPH0449679 B2 JP H0449679B2 JP 58150855 A JP58150855 A JP 58150855A JP 15085583 A JP15085583 A JP 15085583A JP H0449679 B2 JPH0449679 B2 JP H0449679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radioactive waste
- consumable electrode
- rod
- metal
- slag
- Prior art date
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は原子力施設で発生する金属放射性廃
棄物のうち、とくに長尺形状を有する廃棄物を処
理する方法に関するものである。
棄物のうち、とくに長尺形状を有する廃棄物を処
理する方法に関するものである。
原子力産業、とくに核燃料サイクル全般に係わ
る事業所において用いられるプラント機器類は、
主として金属材料で構成されているのが現状であ
り、これらの保守、解体からは大量の金属放射性
廃棄物が発生する。現在のところ、これらの廃棄
物は適当な寸法に細片化した後にドラム缶等の容
器に封入され、貯蔵されている。しかしながら、
種々雑多の形状の廃棄物が発生する場合は、貯蔵
空間が有効に利用できないために上記方法は効率
的ではない。とくにパイプ類や塔槽類の場合は著
しく貯蔵効率は低い。
る事業所において用いられるプラント機器類は、
主として金属材料で構成されているのが現状であ
り、これらの保守、解体からは大量の金属放射性
廃棄物が発生する。現在のところ、これらの廃棄
物は適当な寸法に細片化した後にドラム缶等の容
器に封入され、貯蔵されている。しかしながら、
種々雑多の形状の廃棄物が発生する場合は、貯蔵
空間が有効に利用できないために上記方法は効率
的ではない。とくにパイプ類や塔槽類の場合は著
しく貯蔵効率は低い。
このような現状に対して、金属放射性廃棄物は
溶融処理を施し、その金属材料の持つ真密度まで
減容し、貯蔵効率を高める方法が有効である。こ
のため、従来は金属放射性廃棄物をエレクトロス
ラグ溶融炉を用いて溶融処理することが提案され
ているが、従来の処理方法では非消耗電極の間に
被処理物を投入するため、予め被処理物を切削、
剪断等の方法により細片化する必要があり、この
ため上記処理に伴い切削油や切屑等の二次廃棄物
が発生するとともに前処理工程が非常に複雑であ
るという欠点があつた。
溶融処理を施し、その金属材料の持つ真密度まで
減容し、貯蔵効率を高める方法が有効である。こ
のため、従来は金属放射性廃棄物をエレクトロス
ラグ溶融炉を用いて溶融処理することが提案され
ているが、従来の処理方法では非消耗電極の間に
被処理物を投入するため、予め被処理物を切削、
剪断等の方法により細片化する必要があり、この
ため上記処理に伴い切削油や切屑等の二次廃棄物
が発生するとともに前処理工程が非常に複雑であ
るという欠点があつた。
この発明は、このような従来の欠点を解消する
ためになされたものであり、前処理が簡単で充分
な減容を行なうことができる処理方法を提供する
ものである。
ためになされたものであり、前処理が簡単で充分
な減容を行なうことができる処理方法を提供する
ものである。
この発明は、複数本の長尺金属放射性廃棄物を
それぞれ圧縮して断面積密度を高めるとともに束
ねることにより所定の密度の棒状体にし、その上
端部には給電装置に対する接続手段を取付けると
ともに下端部には端板を取付けることにより消耗
電極を構成し、これをエレクトロスラグ溶融炉で
溶融し、スラグと金属とを固化体として取り出す
ようにしたものである。なお、ここにいう束ねる
とは、ワイヤにより束ねる場合のみならず、溶接
結合により一体化する場合も含む概念である。
それぞれ圧縮して断面積密度を高めるとともに束
ねることにより所定の密度の棒状体にし、その上
端部には給電装置に対する接続手段を取付けると
ともに下端部には端板を取付けることにより消耗
電極を構成し、これをエレクトロスラグ溶融炉で
溶融し、スラグと金属とを固化体として取り出す
ようにしたものである。なお、ここにいう束ねる
とは、ワイヤにより束ねる場合のみならず、溶接
結合により一体化する場合も含む概念である。
以下、この発明の実施例を図面によつて説明す
る。第1図において、現場で発生した長尺金属放
射性廃棄物1は処理施設に運ばれ1、有効断面積
等を指標とする棒状成形の必要性の有無の判別を
行なう2。目安としては、有効断面積が溶融炉の
炉床面積の20%程度以上であれば安定して操業で
きると考えられる。成形が必要な場合は長尺金属
放射性廃棄物1をローラ11またはプレス12に
より所定の密度に圧縮した棒状体2にする3。そ
してこれを結束機3により適宜の本数ワイヤで束
ね、または溶接機4により溶接結合して所定太さ
の棒状体5にする4。これによつて断面積密度を
高め、スラグ浴を保持するための必要電流を流せ
るようにする。また、この棒状体の大きさを調整
することにより溶融処理した固化体の大きさを調
整することができ、通常のドラム缶に封入するの
に適したものとすることもできる。ついで溶接機
30により、この棒状体5の両端に端板7および
8を取付ける5。この取付けは、第2図に示すよ
うに、上側端板7には中心に吊下げ用軸部71を
設けるとともに穴70を形成したものを用いて穴
71部で棒状体5の端部と溶接し、下側端板8に
は平板を用いてその穴80部で棒状体5の端部と
溶接する。軸部71の端部には結合機構(図示せ
ず)を設け、この結合機構付き軸部により消耗電
極6の吊下げ用兼給電用ワイヤまたは棒を形成さ
せる。端板8の下面は平坦に形成して溶融開始時
にスムーズにアークが発生するようにしている。
これによつてエレクトロスラグ溶融炉用の消耗電
極6が形成される。
る。第1図において、現場で発生した長尺金属放
射性廃棄物1は処理施設に運ばれ1、有効断面積
等を指標とする棒状成形の必要性の有無の判別を
行なう2。目安としては、有効断面積が溶融炉の
炉床面積の20%程度以上であれば安定して操業で
きると考えられる。成形が必要な場合は長尺金属
放射性廃棄物1をローラ11またはプレス12に
より所定の密度に圧縮した棒状体2にする3。そ
してこれを結束機3により適宜の本数ワイヤで束
ね、または溶接機4により溶接結合して所定太さ
の棒状体5にする4。これによつて断面積密度を
高め、スラグ浴を保持するための必要電流を流せ
るようにする。また、この棒状体の大きさを調整
することにより溶融処理した固化体の大きさを調
整することができ、通常のドラム缶に封入するの
に適したものとすることもできる。ついで溶接機
30により、この棒状体5の両端に端板7および
8を取付ける5。この取付けは、第2図に示すよ
うに、上側端板7には中心に吊下げ用軸部71を
設けるとともに穴70を形成したものを用いて穴
71部で棒状体5の端部と溶接し、下側端板8に
は平板を用いてその穴80部で棒状体5の端部と
溶接する。軸部71の端部には結合機構(図示せ
ず)を設け、この結合機構付き軸部により消耗電
極6の吊下げ用兼給電用ワイヤまたは棒を形成さ
せる。端板8の下面は平坦に形成して溶融開始時
にスムーズにアークが発生するようにしている。
これによつてエレクトロスラグ溶融炉用の消耗電
極6が形成される。
エレクトロスラグ溶融炉は6に示されるように
水冷炉体9と底板81とを有し、底板81は台車
82により昇降可能に保持され、炉体9は冷却手
段93により冷却されるように構成されている。
炉体9として銅製のものを用いると、耐火物を用
いる場合と比較して使用による劣化によつて二次
廃棄物が発生することがないという利点がある。
この炉体9中に上記消耗電極6の先端部を臨ま
せ、電源制御手段94により底板81と消耗電極
6との間に通電する。炉体9の上部にはカバー9
1が取付けられて負圧管理され、溶融時に発生す
るガスは排ガス系で適宜処理されて放射性物質は
外部に飛散しないように回収される。なお、上記
2における判別で、直接溶融可能とされた長尺金
属放射性廃棄物1は6でそのまま消耗電極として
用いる。
水冷炉体9と底板81とを有し、底板81は台車
82により昇降可能に保持され、炉体9は冷却手
段93により冷却されるように構成されている。
炉体9として銅製のものを用いると、耐火物を用
いる場合と比較して使用による劣化によつて二次
廃棄物が発生することがないという利点がある。
この炉体9中に上記消耗電極6の先端部を臨ま
せ、電源制御手段94により底板81と消耗電極
6との間に通電する。炉体9の上部にはカバー9
1が取付けられて負圧管理され、溶融時に発生す
るガスは排ガス系で適宜処理されて放射性物質は
外部に飛散しないように回収される。なお、上記
2における判別で、直接溶融可能とされた長尺金
属放射性廃棄物1は6でそのまま消耗電極として
用いる。
溶融炉内での溶融は、消耗電極6の先端部がス
ラグ62中に位置して溶滴がスラグ62中を下降
して溶鋼61が形成され、その下側が順次凝固し
て固化体60が形成される。この溶融では金属放
射性廃棄物が小さな溶滴となつてスラグ62中を
通過し、反応に関与する金属質量に対しその表面
積が大きく、スラグ浴との界面反応が生じやすい
ために除染効果が大きい。とくに、汚染元素がウ
ランまたはプルトニウム等のTRU(超ウラン元
素)の場合はウラン、プルトニウム等のウラン元
素がスラグ62中に移行して金属塊は除染される
ことになるので、大きな除染効果が期待できる。
消耗電極6を全部溶融させた後冷却させと、固化
体60とその上の固化したスラグ63とが生成す
る。これを底板81を下降させることにより溶融
炉から取出し、スラグ63は破砕機64で破砕し
て溶融炉の溶融処理に再利用する7。一定回数利
用後のスラグは適宜の容器中に貯蔵して処分す
る。また、固化体60はドラム缶等の収納容器6
9に収納して所定の場所に移す8。
ラグ62中に位置して溶滴がスラグ62中を下降
して溶鋼61が形成され、その下側が順次凝固し
て固化体60が形成される。この溶融では金属放
射性廃棄物が小さな溶滴となつてスラグ62中を
通過し、反応に関与する金属質量に対しその表面
積が大きく、スラグ浴との界面反応が生じやすい
ために除染効果が大きい。とくに、汚染元素がウ
ランまたはプルトニウム等のTRU(超ウラン元
素)の場合はウラン、プルトニウム等のウラン元
素がスラグ62中に移行して金属塊は除染される
ことになるので、大きな除染効果が期待できる。
消耗電極6を全部溶融させた後冷却させと、固化
体60とその上の固化したスラグ63とが生成す
る。これを底板81を下降させることにより溶融
炉から取出し、スラグ63は破砕機64で破砕し
て溶融炉の溶融処理に再利用する7。一定回数利
用後のスラグは適宜の容器中に貯蔵して処分す
る。また、固化体60はドラム缶等の収納容器6
9に収納して所定の場所に移す8。
上記処理によると、長尺金属放射性廃棄物は細
片化という手間のかかる前処理が必要ないために
前処理が簡単であり、また細片化に伴う切削油や
切屑等の二次廃棄物が発生しないという利点があ
る。また、固化処理に伴い処理物の除染効果も期
待できる。
片化という手間のかかる前処理が必要ないために
前処理が簡単であり、また細片化に伴う切削油や
切屑等の二次廃棄物が発生しないという利点があ
る。また、固化処理に伴い処理物の除染効果も期
待できる。
以上説明したように、この発明はエレクトロス
ラグ溶融法を利用し長尺金属放射性廃棄物を消耗
電極にして処理するようにしたものであり、前処
理が簡単で除染効果も勝れたものである。
ラグ溶融法を利用し長尺金属放射性廃棄物を消耗
電極にして処理するようにしたものであり、前処
理が簡単で除染効果も勝れたものである。
第1図1〜8はこの発明の実施例を示す処理装
置の工程説明図、第2図はそれに用いる消耗電極
の部分切り欠き断面図である。 1……長尺金属放射性廃棄物、5……棒状体、
6……消耗電極、9……炉体、60固化体。
置の工程説明図、第2図はそれに用いる消耗電極
の部分切り欠き断面図である。 1……長尺金属放射性廃棄物、5……棒状体、
6……消耗電極、9……炉体、60固化体。
Claims (1)
- 1 複数本の長尺金属放射性廃棄物をそれぞれ圧
縮して断面積密度を高めるとともに束ねることに
より所定の密度の棒状体にし、その上端部には給
電装置に対する接続手段を取付けるとともに下端
部には端板を取付けることにより消耗電極を構成
し、これをエレクトロスラグ溶融炉で溶融し、ス
ラグと金属とを固化体として取り出すことを特徴
とする長尺金属放射性廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15085583A JPS6042699A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 長尺金属放射性廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15085583A JPS6042699A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 長尺金属放射性廃棄物の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6042699A JPS6042699A (ja) | 1985-03-06 |
| JPH0449679B2 true JPH0449679B2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=15505839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15085583A Granted JPS6042699A (ja) | 1983-08-17 | 1983-08-17 | 長尺金属放射性廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042699A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517130A (ja) * | 1974-06-17 | 1976-01-21 | Tama Fureki Sansho Kk | Enmushoryokishakuzai |
| DE2505378C3 (de) * | 1975-02-08 | 1981-01-29 | Leybold-Heraeus Gmbh, 5000 Koeln | Verfahren zum Herstellen von Abschmelzelektroden für die Rückgewinnung von Metallanteilen aus dem Schleifstaub hochwertiger Metalle und Legierungen |
| JPS5330408A (en) * | 1976-09-02 | 1978-03-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Electro-slag refining process with composite electrode |
| JPS57184571A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-13 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | Melting and treating device for metallic waste |
-
1983
- 1983-08-17 JP JP15085583A patent/JPS6042699A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6042699A (ja) | 1985-03-06 |
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