JPH0449757B2 - - Google Patents

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JPH0449757B2
JPH0449757B2 JP56001140A JP114081A JPH0449757B2 JP H0449757 B2 JPH0449757 B2 JP H0449757B2 JP 56001140 A JP56001140 A JP 56001140A JP 114081 A JP114081 A JP 114081A JP H0449757 B2 JPH0449757 B2 JP H0449757B2
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manifold
auxiliary
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positive
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Takashi Hashimoto
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0449757B2 publication Critical patent/JPH0449757B2/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/70Arrangements for stirring or circulating the electrolyte
    • H01M50/77Arrangements for stirring or circulating the electrolyte with external circulating path
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、分流保護装置を備えたカドミウム、
亜鉛、鉛等を負極活物質とする電解液循環型積層
電池の改良に関するものである。
B 発明の概要 本発明は負極室から出る電流=正極室から出る
電流とすることにより、異常電着の発生及び充電
電流の不均衡をなくし、分流損を改善した分流保
護装置を備えた電解液循環型積層電池である。
C 従来の技術 カドミウム、亜鉛、鉛等を負極活物質とする積
層電池は、一般に電気的には複数個の単電池を直
列に積層し、電解液は負極液入口側共通マニホー
ルド及び正極液入口側共通マニホールドから、
各々各単電池の負極液入口側チヤンネルを経て負
極室又は正極室に供給され、そして負極液出口側
チヤンネル又は正極液出口側チヤンネルを経て負
極液出口側共通マニホールド及び正極液出口側共
通マニホールドから各々排出される。
このように単電池は各々直列に接続されている
のに対し、電解液の循環はいわば並列接続の状態
になつていることから、単電池の入口側及び出口
側に微小電流の分流を生じ、以下に述べる障害の
原因と成つている。
(1) 分流損;マニホールド及びチヤンネルでの微
少電流の分流により熱損失が発生する。
(2) 充電電気量の不均衡;各単電池のチヤンネル
を流出入する微少電流の各分流値(mA)が異
なるので、各単電池の電極を流れる電流地が相
違し、このため負極面上の金属負極活物質電着
量、即ち充電電気量が各単電池によつて相違し
て不均衡となる。
(3) 異常電着の発生;微少電流が流れ込む負極端
部では僅かな分流でも端部集中により異常電着
が発生し、負極面上の液循環を乱したり隣接し
た負極と短絡を起したりする。
このような微少電流による弊害を解決するため
従来から各種の提案が成されている。
例えばマニホールド及びチヤンネルの直径を
各々小さくし、その長さを長くすることによりマ
ニホールド及びチヤンネルでの液電気抵抗を増加
させて、分流値を減少させる方法がある。この方
法によれば分流値が減少するから前述した分流に
よる弊害点のうち、分流損及び充電電気量の不均
衡は改善されるが、分流値が減少しても充電時及
び放電時の何れにおいても分流電流は同一方向に
流れるため、充放電サイクルの経過と共に異常電
着が発生し、電解液の循環を妨げたり単電池間に
短絡を起したりしてサイクル寿命に限界を生じさ
せていた。
また、マニホールド中に保護電流を流してマニ
ホールド中の電位分布を各単電池の電位分布と一
致させ、これにより分流の発生をなくし、分流に
よる弊害を解決しようとする方法がある(例えば
特開昭55−35499号)。
この方法によれば分流の発生は解消されるの
で、前述した分流による弊害は解決されるが、新
たに保護電流を流すことに成るのでこの保護電流
による損失が発生する。
この損失はマニホールドの内径を小さくするこ
とによりある程度軽減させることができるが、マ
ニホールドの内径の減少は各単電池への電解液循
環の不均一化と循環ポンプの損失増大とを招くた
め限界があり、この方法によつても保護電流によ
る損失の問題が大きく残つている。
他の方法として負極液入口側貫通マニホールド
又は負極液入口側チヤンネル及び正極液出口側共
通マニホールド又は負極液出口側チヤンネル付近
に分流を吸収する電極を設けることにより、積層
各電池の負極に流入する分流をなくして異常電着
の発生をなくし、更に前記マニホールド及びチヤ
ンネルの液電気抵抗を増加させる方法を加えて分
流値をも減少させる方法がある。
この方法によれば異常電着の発生はなくなり、
分流損及び充電電気量の不均衡は改善されるが、
充放電サイクルの経過と共にこの充電電流の不均
衡は蓄積され、長期の充放電サイクルでは充電電
気量の不均衡が積層電池システムの充電深度及び
放電深度の低下を招くという弊害がある。
D 発明が解決しようとする課題 本発明は上述の状況に鑑みて発明されたもので
あり、前記分流による弊害のうち異常電着の発生
及び充電電気量の不均衡をなくし、分流損を改善
した分流保護装置を備えた電解液循環型積層電池
を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明に係る分流保護装置を備えた電解液循環
型積層電池では、カドミウム、亜鉛、鉛から成る
金属の1種を負極活物質とするとともに、負極液
入口側及び出口側共通マニホールド24,25よ
り、各単電池1,2,3の負極室9,19,21
内に各負極液入口側および出口側チヤンネル2
7,29,31,33,35,37を介して負極
液を循環する一方、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
3,26より各単電池1,2,3の正極室10,
20,22内に各正極液入口側及び出口側チヤン
ネル28,30,32,34,36,38を介し
て正極液を循環するようにした積層電池におい
て、 前記負極液入口側及び出口側共通マニホールド
24,25内に設けられた負電極補助電極43,
44と、 前記各単電池の正極室10,20,22内に連
通する補助マニホールド39と、 前記補助マニホールド39内に設けられた正電
圧を印加する正極補助電極49とを備えたもので
ある。
また、本発明の別の発明に係る分流保護装置を
備えた電解液循環型積層電池では、カドミウム、
亜鉛、鉛から成る金属の1種を負極活物質とする
とともに、負極液入口側及び出口側共通マニホー
ルド24,25より、各単電池1,2,3の負極
室9,19,21内に各負極液入口側および出口
側チヤンネル27,29,31,33,35,3
7を介して負極液を循環する一方、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
3,26より各単電池1,2,3の正極室10,
20,22内に各正極液入口側及び出口側チヤン
ネル28,30,32,34,36,38を介し
て正極液を循環するようにした積層電池におい
て、 前記各単電池の正極室10,20,22内に連
通する補助マニホールド39と、 前記補助マニホールド39内に設けられた正電
圧を印加する正極補助電極49と、 前記負極液入口側共通マニホールド24と前記
正極液入口側共通マニホールド23とを連絡する
パイプ60と、 前記負極液出口側共通マニホールド25と前記
正極液出口側共通マニホールド26とを連絡する
パイプ61と、 前記各々のパイプ60,61内部を取付けられ
た負極液及び正極液を分離するセパレータ62,
63と、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
3,26内に設けられ、前記単電池の負極4に接
続された補助電極43′,44′とを備えたもので
ある。
F 作用 本発明において、特に次の事項が配慮されてい
る。
第1に負極液循環系での分流に関しては、負極
液入口側及び出口側共通マニホールド中に負電極
補助電極43,44を設置して、この電極電位を
補助電源により積層電池の負極電位を低く保つこ
とによりその問題を解決している。即ち、上記補
助電極の設置により負極液循環系で発生する分流
が各負極室から負極液マニホールド中に流れ出る
ので、各負極室に分流が流れ込むことにより発生
する異常電着の問題が解決されている。
一方、正極液循環系では従来の分流が流れる。
即ち、電圧の高い側での正極室では正極液マニホ
ールドから分流が流れ出て、電圧の低い側での正
極室では正極液マニホールドから分流が流れ込
む。ここで、電圧の低い側の単電池において負極
室から流れ出る分流の値が正極室に流れ込む分流
の値より大きくなるように、好ましくは負極液入
口側及び出口側共通マニホールド中に設置した前
記補助電極電位を補助電源で調整しておく。
また、負極液入口側及び出口側共通マニホール
ド中に設置された負電極補助電極43,44の代
わりに、負極液マニホールド24と正極液マニホ
ールド23とを連絡する一組のパイプ60,61
内部に、負極液及び正極液を分離するセパレータ
62,63を設け、正極液側マニホールド内に設
けられ、前記単電池の負極4に接続された補助電
極43′,44′を用いても同様の異常電着の問題
が解決することができる。
次いで、充電電気量の不均衡の原因は、積層電
池内の最も電圧の高い単電池を除いた各単電池に
おいて、各チヤンネルを通つて流出入する分流の
値の総和が零でないことによるから、この問題解
決のために、各単電池の正極室を継ぐチヤンネル
及びマニホールドを新たに設け、このチヤンネル
又はマニホールド中に正極補助電極49を設置し
て、この電極を外部電源を通して積層電池の正極
に接続して正電圧を印加する。この新たに設置し
た電極から各正極室に微少電流が流れ込むが、後
述するように各正極室を継ぐチヤンネル及びマニ
ホールドの寸法を考慮してこのチヤンネル及びマ
ニホールド内液抵抗を調整すれば、上述した各単
電池から流れ出る微少電流を補う電流を、この正
極室を継ぐチヤンネル及びマニホールドを通して
各正極室に流し込むことにより、全体として積層
電池のうち、最も電圧の高い単電池を除いた各単
電池において流出入する微少電流が零となつて、
充電電気量の不均衡の問題が解消されている。
G 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づきながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係る積層電池の分
流保護装置の縦断面説明図である。図中1,2,
3は各々単電池であり、3層積層電池が図示され
ている。以下主として単電池1について説明す
る。4は負電極、5は正電極、6は両電極4,5
のほぼ中央に配置されたセパレータで、これらは
電極枠7,8を介してボルトにより一体に固定さ
れている。9は負極室、10は正極室、11は単
電池1の負極端子である。単電池1の正電極は接
続体12によつて隣接した単電池2の負電極13
に接続されている。単電池2の正電極14は接続
体15によつて隣接した単電池3の負電極16に
接続されている。18は単電池3の正極端子であ
る。
24は負極液の入口側共通マニホールド27,
29,31は各々負極室9,19,21とこのマ
ニホールド24を連結する負極液の入口側チヤン
ネルである。25は負極液の出口側共通マニホー
ルドである。33,35,37は各々負極室9,
19,21と負極液出口側マニホールド25とを
連結する負極液の出口側チヤンネルである。
同様にして、23は正極液の入口側共通マニホ
ールド、28,30,32は各々正極液入口側チ
ヤンネル、26は正極液出口側共通マニホール
ド、34,36,38は各々正極液出口側チヤン
ネルである。尚、入口側各チヤンネル27,2
8,29,30,31,32及び出口側の各チヤ
ンネル33,34,35,36,37,38は、
各々電極枠7,8の積層方向を直交し、かつ上下
の電極枠7,8に沿つて並設されている。
上記のような構成の積層電池は、従来のものと
同じであつて、負極液はポンプ(図示せず)によ
り入口側共通マニホールド24から入口側チヤン
ネル27,29,31を経て各単電池1,2,3
の負極室9,19,21に送り込まれ、出口側チ
ヤンネル33,35,37から出口側共通マニホ
ールド25へ送り出される。正極液はポンプ(図
示せず)により入口側共通マニホールド23から
入口側チヤンネル28,30,32を経て各単電
池1,2,3の正極室10,20,22に送り込
まれ、出口側チヤンネル34,36,38から出
口側共通マニホールド26へ送り出される。
本実施例は上記のように構成した多層電池にお
いて、負極液の入口側共通マニホールド24及び
出口側共通マニホールド25の共通電解質内に負
電極補助電極43,44を配設している。即ち、
積層された端部の単電池1の負極室9に直通する
部分の入口側共通マニホールド24と出口側共通
マニホールド25に補助電極43,44を各々貫
通させ、接着剤で固着したものである。そして、
これら両電極43,44は接続体45,46によ
り外部電源47の負極47bに接続されている。
外部電源47の正極47aは接続体48により端
子11と接続されている。また、各正極室10,
20,22は新たに設けたチヤンネル40,4
1,42及びマニホールド39により連通されて
いる。このマニホールド39には、新たに電極4
9を貫挿させて接着剤で固着している。そして、
電極49は接続体50により外部電源51の正極
51aに接続されている。外部電源51の負極5
1bは、接続体52により端子18に接続されて
いる。
次にこの新たに設けたマニホールド39及びチ
ヤンネル40,41,42内の液電気抵抗の調整
即ち、マニホールド39及びチヤンネル40,4
1,42の寸法の決定方法を説明する。
第2図は第1図の3層積層電池に対応した抵抗
等価回路で、図中の符号の意味は次の通りであ
る。
V0;単電池回路電圧 Re;単電池内部抵抗 R1,R2,R3;負極液及び正極液出口側並びに
入口側共通マニホールドとチヤンネル内
液電気抵抗を総括した等価抵抗 i1,i2,i3;上記等価抵抗に流れる分流、即ち、
従来の積層電池の負極液マニホールド中
に電極を設置し、この電極電位を補助電
源により積層電池の電位を補助電源によ
り積層電池の負極の電位より低く保つた
場合、各単電池で総合的に流れ出るよう
になつた電流値。言い換えれば、第1図
で負極液マニホールド24,25に電極
43,44を取付けて外部電源47によ
つて電極43,44の電位を積層電池の
負極より低く保つた場合において、単電
池1ではチヤンネル27,28,33,
34を通り総合的には単電池1より流れ
出る電流をi1とする。i2は単電池2につ
いて、i3は単電池3についての同様な電
流値で、各正極室10,20,22を継
ぐマニホールド39とチヤンネル40,
41,42とを取付けない場合に相当す
る。
I1,I2,I3:新たに設けた各正極室10,20,
22を継ぐマニホールド39からチヤン
ネル40,41,42の各々を通り各単
電池に流れ込む電流。
Rc1,Rc2,Rc3:新たに設けたチヤンネル4
0,41,42内液電気抵抗 Rm1,Rm2;新たに設けたチヤンネル40,
41,42間のマニホールド内液電気抵
抗 Rp;新たに設置したチヤンネル40,41,
42のうち、積層電池の正極に最も近い
チヤンネル42とマニホールドの接合部
から新たに設置した電極までのマニホー
ルド39内液電気抵抗 Vpa;外部電源(第1図の51)の電圧 Vpc;外部電源(第1図の47)の電圧 J;新たに設けたマニホールド39及びチヤン
ネル40,41,42を通じて各単電池
に流れ込む電流の和 I+J;積層電池の入出力電流 この様な回路において、本実施例での目的は各
単電池の負電極を通過する電流が一定、即ち、各
負電極での充電電流が一定となるようにRc1〜Rc3
及びRn1,Rn2,Rpを設定することにある。
この第2図の等価回路では、V0及びReを通過
する電流が一定値となるようにするのが必要条件
となる。この一定値をαとすれば以下の方程式を
得る。
I+I3−i3=α (1) I+I3−i3+I2−i2=α (2) I+I3−i3+I2−i2+I1−i1=α (3) 即ち、充電電気量の均衡には I2=i2 I1=i1 が必要条件となる。
また、Rc1,Rc2,Rc3,Rn1,Rn2,Rpに係る回
路方程式は、 Vp=(I1+I2+I3)Rp+I3Rc3 (6) V0+(I+I3−i3)Re=(I1+I2)Rn2−I2Rc2
−I3Rc3…(7) V0+(I+I3−i3)Re= I1Rn1+I1Rc1−I2Rc2… (8) となる。従つて、i1,i2,i3を求めた後、上記(4)
〜(8)式を使つてRc1〜Rc3,Rn1,Rn2,Rpを設定
すればよい。
今回3層積層電池に本発明を適用するに当つて I3=i3…… (9) Rn=Rn1=Rn2… (10) の条件を加えることにした。従つて、上記(6),
(7),(8)式に上記(9),(10)を代入すると次式が得られ
る。
Vp=(i1+i2+i3)Rp+i3Rc3… (11) V0+IRe= (i1+i2)Rm+i2Rc2−i3Rc3…(12) V0+IRe=i1Rm+i1Rc1−i2Rc2… (13) 以下3層ZnBr2積層電池に本発明を適用した場
合上記(11),(12),(13)式を使つてRc1,Rc2,Rc3を求
める方法について説明する。
i1,i2,i3を求めるため、第1図のマニホール
ド39とチヤンネル40,41,42とを取付け
ていない状態、即ち従来タイプの積層電池の負極
液マニホールド(図中24,25に電極43,4
4を取付け、外部電源47によつて電極43,4
4の電位を積層電池の負極より低く保つて作動さ
せ、充電条件を次の通りとする。
各単電池充電電圧 V0+IRe≒2.0(V) 充電電流 I=25(A) 補助電源電圧 Vpc=2.0(V) 液循環用の各チヤンネル(第1図の27,2
8,29,30,31,32,33,34,3
5,36,37,38)を流れる分流値をクリツ
プオン電流系で測定し、各単電池から流出する分
流の総和を求めると次の通りである。
i1=3(mA) i2=10(mA) i3=17(mA) ここで、 Vpa=2.0(V) Rp=55(Ω) Rm=5.5(Ω) に設定すると、上記(11)〜(R)式により Rc1≒1421(Ω) Rc2≒228(Ω) Rc3≒21(Ω) となる。この設計値よりチヤンネル及びマニホー
ルドの寸法を調整して、ZnBr23層積層電池を作
動させる。チヤンネル寸法を変える方法の他にチ
ヤンネルの本数を変えても同じ効果が出るし、ま
たRc1=Rc2=Rc3としてマニホールドの抵抗を変
えても同じ効果が出る。さらにチヤンネルおよび
マニホールドに邪魔物を設けて調整してもよい。
第3図に本実施例の実験結果を示す。3層電池
の負電極を通過する電流値を各チヤンネル通過電
流を換算して求め、3層の内電圧の最も低い単電
池の負電極(第1図の4)の通過電流を零点に
し、各負電極通過電流を比較して各単電池での充
電電気量の分布を示している。同図において縦軸
は負電極通過電流を、横軸は各単電池の負極を示
している。
・印は、従来の積層電池の場合に相当し、第1
図の負極マニホールド中に電極43,44及びマ
ニホールド39、チヤンネル40,41,42を
取り付けない場合を示す。
△印は、負極マニホールド24,25に電極4
3,44を取付け、外部電極47で、積層電池の
負極より2(V)電位を低くした場合を示す。
〇印は、さらに、マニホールド39及びチヤン
ネル40,41,42を取り付け、電極49の電
位を積層電池の正極より2(V)電位を高くした場合
を示す。
第3図に示すように本実施例の場合、各単電池
の負電極を通過する電流がほぼ等しくなつている
ことから、充電電流の不均衡が改善されているこ
とが判る。
前記実験を各10時間続けた後、各々の負極面上
の亜鉛電着状態を比較すると、本発明を適用しな
い従来の積層電池(第3図の・印)に相当する場
合は、チヤンネル近傍の負極端部には樹枝状の亜
鉛が発生していたが、本実施例の場合(第3図の
△,〇印)にはこのような異常電着は見られなか
つた。
次に保護電流による損失を各チヤンネル及びマ
ニホールドを流れる電流と各マニホールド、チヤ
ンネル内液抵抗より推定すると、 本発明を実施しない場合(第3図の・印);56
(mW) 本実施例の場合(第3図の〇印);208(mW)
と増加しているが、本発明を実施しない場合の従
来タイプの装置に前記した特開昭55−35499号に
よる保護電流を適用したところ、保護電流は364
(mA)必要となり、保護電流による損失の積算
値は2200(mW)と推定される。
以上のように本実施例は、保護電流による損失
を押え、分流による各問題点を改善し、サイクル
寿命の長い積層電池の提供を可能にしている。な
お、負極電極43,44は場合によつては直接積
層電池の負極に接続してもよい。
第4図は本発明の他の実施例に係る積層電池の
分流保護装置の縦断面説明図である。この実施例
では負極液マニホールド24,25と正極液マニ
ホールド23,26とを各々パイプ60,61で
継ぎ、そのパイプ60,61内にセパレータ6
2,63が固着されており、負極液と正極液の混
合を防いでいる。即ち、第1図の実施例では負極
マニホールド中に乾燥していた負電極補助電極4
3,44が、ここではパイプ60,61内のセパ
レータ62,63で分けられた正極液中に設けて
いる。この補助電極43′,44′は接続体64で
端子11と接続されて積層電池の負極と同電位に
なつている。この電極43′,44′と単電池1の
負電極4とは、電極43′,44′が正極液中にあ
り、セパレータ62,63を会して負極液中に負
電極4があるから、一つの電池を構成しているこ
とになる。即ち、第1図の実施例では外部電源4
7が必要であつたのに対し、この実施例では電極
43′,44′を正極液中に設けることで、電気化
学的な電位を生じさせて外部電源と同等の機能を
持たせたものである。
従つて、この積層電池は第1図の実施例とほぼ
同様に機能することになる。なお、この実施例に
おいても外部電源47を加えて電極43′,4
4′の電位を任意に調整するようにしてもよいこ
とは言うまでもない。
第5図は本発明の他の実施例に係る積層電池の
分流保護装置の縦断面説明図である。この実施例
は、第4図の実施例でマニホールド39中に取り
付けられた電極49を取り外し、この電極49の
働きを単電池3の電極17に代用させたものであ
る。
今回の3層積層電池に本発明を適用するに当つ
て、 I3=i3… (9) の過程を設けて正極補助電極49から電流i1+i2
+i3を提供したが、I3=i3は必要条件でないため、
I3=−(i1+i2)となるようにRc1〜Rc3を求めれ
ば、第1図又は第4図の実施例の電極49及び外
部電源51は不要になる。
従つて、方程式(11),(12),(13)の代わりに V0+(I−i1−i2−i3)Re=(i1+i2)Rm+i2
Rc2+(i1+i2)Rc3(14) V0+(I−i1−i2−i3)Re= i1Rm+i1Rc1−i2Rc2 (15) の2式を使つてRc1,Rc2,Rc3を決定すればよ
い。
第1図の実施例と同様に、V0=1.8(V)、I=25
(A)、Re=0.008(Ω)、Rm=5.5(Ω)、i1=3
(mA)、i2=10(mA)、i3=17(mA)、Rc3=5
(Ω)とすると、Rc2≒128(Ω)、Rc1=1087(Ω)
となつて同じ効果が期待できる。
なお、第5図の仮想線で示すようにマニホール
ドに正極補助電極49を設けて正電極に接続して
電位を印加してもよい。補助電源を用いると、負
荷及び正極側のマニホールド電位を任意に近く又
は高くすることができ、本発明を実現するため
の、負極室から出る電流=正極室から出る電流と
するためのチヤンネル及びマニホールドの抵抗損
を少なくすることができる。
H 発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明に係る分
流保護装置を備えた電解液循環型積層電池は、負
極室から出る電流=正極室から出る電流とするこ
とにより、異常電着の発生及び充電電流の不均衡
をなくし、分流損を改善したものであり、実用上
きわめて有用な発明であると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る分流保護装置
を備えた電解液循環型積層電池の説明図、第2図
は第1図の透過回路、第3図は上記実施例の実験
結果、第4図及び第5図はそれぞれ本発明の他の
実施例に係る分流保護装置を備えた電解液循環型
積層電池の説明図である。 1,2,3…単電池、4,13,16…負電
極、5,14,17…正電極、6…セパレータ、
7,8…電極枠、9,19,21…負極室、1
0,20,22…正極室、11…単電池1の負極
端子、12,15…接続体、18…単電池3の正
極端子、23…正極液の入口側共通マニホール
ド、25…負極液の出口側共通マニホールド、2
6…正極液の出口側共通マニホールド、27,2
9,31,34,36,38…チヤンネル、39
…マニホールド、43,44…負電極補助電極、
43′,44′…補助電極、47…外部(補助)電
源、49…正極補助電極、51…外部(補助)電
源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カドミウム、亜鉛、鉛から成る金属の1種を
    負極活物質とするとともに、負極液入口側及び出
    口側共通マニホールド24,25より、各単電池
    1,2,3の負極室9,19,21内に各負極液
    入口側および出口側チヤンネル27,29,3
    1,33,35,37を介して負極液を循環する
    一方、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
    3,26より各単電池1,2,3の正極室10,
    20,22内に各正極液入口側及び出口側チヤン
    ネル28,30,32,34,36,38を介し
    て正極液を循環するようにした積層電池におい
    て、 前記負極液入口側及び出口側共通マニホールド
    24,25内に設けられた負電極補助電極43,
    44と、 前記各単電池の正極室10,20,22内に連
    通する補助マニホールド39と、 前記補助マニホールド39内に設けられた正電
    圧を印加する正極補助電極49とを備えたことを
    特徴とする分流保護装置を備えた電解液循環型積
    層電池。 2 前記補助マニホールド39内の正極補助電極
    49と前記単電池の正極17とが接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    分流保護装置を備えた電解液循環型積層電池。 3 前記補助マニホールド39内の正極補助電極
    49と前記単電池の正極17との間に補助電源5
    1が接続されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1又は2項に記載の分流保護装置を備えた
    電解液循環型積層電池。 4 前記負電極補助電極43,44が、前記単電
    池の負極電極よりも低電位の負電圧を印加するも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    3項の何れかに記載の分流保護装置を備えた電解
    液循環型積層電池。 5 カドミウム、亜鉛、鉛から成る金属の1種を
    負極活物質とするとともに、負極液入口側及び出
    口側共通マニホールド24,25より、各単電池
    1,2,3の負極室9,19,21内に各負極液
    入口側および出口側チヤンネル27,29,3
    1,33,35,37を介して負極液を循環する
    一方、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
    3,26より各単電池1,2,3の正極室10,
    20,22内に各正極液入口側及び出口側チヤン
    ネル28,30,32,34,36,38を介し
    て正極液を循環するようにした積層電池におい
    て、 前記各単電池の正極室10,20,22内に連
    通する補助マニホールド39と、 前記補助マニホールド39内に設けられた正電
    圧を印加する正極補助電極49と、 前記負極液入口側共通マニホールド24と前記
    正極液入口側共通マニホールド23とを連絡する
    パイプ60と、 前記負極液出口側共通マニホールド25と前記
    正極液出口側共通マニホールド26とを連絡する
    パイプ61と、 前記各々のパイプ60,61内部を取付けられ
    た負極液及び正極液を分離するセパレータ62,
    63と、 正極液入口側及び出口側共通マニホールド2
    3,26内に設けられ、前記単電池の負極4に接
    続された補助電極43′,44′とを備えたことを
    特徴とする分流保護装置を備えた電解液循環型積
    層電池。 6 前記補助マニホールド39内の正極補助電極
    49と前記単電池の正極17とが接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
    分流保護装置を備えた電解液循環型積層電池。 7 前記補助マニホールド39内の正極補助電極
    49と前記単電池の正極17との間に補助電源5
    1が接続されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第5又は6項に記載の分流保護装置を備えた
    電解液循環型積層電池。
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