JPH0449917B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0449917B2 JPH0449917B2 JP1801385A JP1801385A JPH0449917B2 JP H0449917 B2 JPH0449917 B2 JP H0449917B2 JP 1801385 A JP1801385 A JP 1801385A JP 1801385 A JP1801385 A JP 1801385A JP H0449917 B2 JPH0449917 B2 JP H0449917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- aluminum foil
- absorbing material
- synthetic resin
- indicator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04F—TIME-INTERVAL MEASURING
- G04F1/00—Apparatus which can be set and started to measure-off predetermined or adjustably-fixed time intervals without driving mechanisms, e.g. egg timers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は時間経時インジケーターに関するもの
であり、特に、芳香剤、脱臭剤、防虫剤など、そ
の有効期間が限られる製品に適用して、その有効
期間内であるか否かを一目で知ることのできる時
間経時インジケーターに関する。 <従来の技術> 本発明者等は、従来から、色変化、例えば大気
中の酸素ガス、炭酸ガス、酸化窒素ガスによつて
色変化する経時インジケーターを試作検討して来
た。 しかしながら、これらはいずれも、使用前に空
気と接触しないように保管する必要があり、これ
は必ずしも十分に達成することができなかつた。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明は、防虫剤、芳香剤、消臭剤などの製品
の有効期間、すなわち、数ケ月〜数年の期間を測
定することが出来て、しかも使用時まで反応が開
始しない時間経時インジケーターを提供すること
を目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上述の目的を達成するため、本発明は、透明合
成樹脂フイルムの片面にアルミニウム箔を貼合
せ、このアルミニウム箔面を、文字、図形等の形
状に一部分が非処理部となるように防蝕処理を施
した後、この非処理面部全面を被覆するように吸
水性素材を積層し、この吸水性素材の周囲にヒー
トシールラツカーを施して成る時間経時インジケ
ーターを提供するもので、このインジケーター
は、吸水性素材に酸水溶液、アルカリ水溶液ある
いは金属腐蝕性微生物の水溶液等の腐蝕性水溶液
を付与して使用開始する。 以下、図面を参照して本発明を説明する。図面
は本発明の実施例を示し、第1図は時間経時イン
ジケーターの断面図である。 第1図において、1は合成樹脂フイルムを示
し、このフイルム1はウレタン系接着剤等の接着
剤2を介してアルミニウム箔3と貼合わせてあ
る。なおこのアルミニウム箔3のフイルム1側の
面は、予め防蝕処理を施してある。 次にこのアルミニウム箔3の反対面に、文字、
図形等の形状に非処理部5が残るように防蝕処理
を施し、この非処理部5全面を被覆するように着
色した吸水性素材7を積層する。 更にこの吸水性素材7の周囲にヒートシールラ
ツカー6を塗布して本発明のインジケーターが得
られるが、ヒートシールラツカー6は、腐蝕性水
溶液を透過するものであれば吸水性素材7の上に
も塗布しても良い。 本発明に使用される各構成素材等には以下に述
べるようなものが使用可能である。 本発明の透明合成樹脂フイルム1は、特に限定
されないが、防蝕処理されたアルミ箔面とウレタ
ン系接着剤等を介して強固に貼合せることが可能
な合成樹脂フイルムで、水蒸気を透過し難いフイ
ルム、例えばポリエステルフイルム、ポリプロピ
レンフイルム等が望ましい。 また、アルミ箔3の片面全体及び反対面のパタ
ーン処理に使用される防蝕処理は、通常実施され
ているエポキシ及びリン酸の混合液等を使用し、
グラビア塗工によるコーテイングで行われ、処理
皮膜はおよそ0.5〜3.0g/m2でよい。本発明の場
合は通常のコーテイング量より多目にした23g/
m2が好ましいが、経時期間が3ケ月程度であれば
0.5〜2g/m2で使用可能である。 非処理部5の形状は例えば「有効期間が過ぎま
した」「お取り換え下さい」「3ケ月経過」「6ケ
月経過」等有効期間経過を示す文字、記号、図柄
である。 上記非処理部5を被覆するように形成する吸水
性素材7としては、各種の高吸水性樹脂をバイン
ダーを用いてインキ化したものをグラビア版によ
り直接塗工する場合や、ポリプロピレン、ポリプ
ロピレン等を微多孔性にした吸液性フイルムたと
えば徳山ソーダ(株)製“NFシート”等をパターン
状に接着剤を介して構成することが可能である。
いずれの場合も本発明の目的を達成出来るもので
ある。高吸水製樹脂としては、ポリアクリル酸系
(例えば、製鉄化学工業(株)製“アクアキープ”、住
友化学工業(株)製“スミカゲル”)、イソブチレン・
マレイン酸共重合体架橋物(例えばクラレイソプ
レンケミカル(株)製“KIゲル”)、デンプン・アク
リル酸グラフト重合体(例えば、三洋化成工業(株)
製“サンウエツト”)等各種ある中から選定出来
る。吸水性素材7の周囲に塗工するヒートシール
ラツカー6等は特に限定されるものではなく、該
吸水性素材を使用時に被覆するための合成樹脂製
フイルムと熱シール(ヒートシール)可能で密開
出来るものであればよい。例えば、合成樹脂フイ
ルム表面に塩化ビニール酢酸ビニール共重合体組
成物のようなヒートシールラツカーを使用する場
合には吸水製素材の周囲のヒートシールラツカー
も同じヒートシールラツカーを用いる。また、エ
チレンビニルアセテート等を主成分とするワツク
ス等をヒートシール用ラツカーと使用することも
可能である。 本発明のインジケーターは、吸水性素材7に酸
水溶液、アルカリ水溶液、あるいは金属腐蝕性微
生物の水溶液等の腐蝕性水溶液を付与して吸液さ
せ、ヒートシールラツカー6により他の合成樹脂
フイルムにヒートシールして使用開始する。 腐蝕性水溶液として用いる酸水溶液、アルカリ
水溶液としては希硫酸や希塩酸などの希酸、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
等の極めて薄い水溶液が用いられる。酸及びアル
カリの濃度は腐蝕の速度に関係し、腐蝕の速度と
アルミニウム箔の厚みはインジケーターの有効期
間に関係するが、例えば厚さ9μ、15μ、20μ、30μ
のそれぞれのアルミニウム箔に約1/100規定から
1/1000規定の酸又はアルカリを用いると、アルミ
ニウム箔が腐蝕されて裏面に文字、図形が生じる
までの日数を3ケ月、6ケ月、9ケ月、12ケ月に
調整することができる。 次に、アルミ箔腐蝕性微生物を利用する場合に
は細菌類としてはPseudomonas aeruginosa、
Desulfovibrio desulfuqicans、Vibrio faecalis
Micrococcus caseolyticus、糸状菌(カビ)と
してはCladosporium resinae(クラドスポリウ
ム・レジネ)等がよく知られ、使用可能と考える
が、この中ではカビの一種であるCladosporium
resinaeが最適である。 本発明において該カビ(Cladosporium
resinae)を使用する場合には、Bushnell−Hass
培地により増殖させ、かつ、胞子濃度で約102〜3
ケ/mlであるように無菌生理食塩水で希釈した胞
子懸濁液を吸水性素材に1〜2ml吸液させてイン
ジケーターとするが、この場合もアルミ箔の厚み
やインジケーターの使用目的(期間etc)により、
添加量を加減することにより目的が達成せられ
る。 尚、吸水性素材を使用時に被覆する合成樹脂製
フイルムは、最表部の透明合成樹脂フイルム1と
同様な素材が好ましいが、特に限定されるもので
はなく、水蒸気不透過性であればかまわない。 また第2図は別の実施例を示すもので、ヒート
シールラツカー6により予め合成樹脂フイルム8
が貼り合わされ、更にこの上にゴムシート9が部
分的に貼着されている点で、第1図のインジケー
ターと異なる。この第2図のインジケーターは、
使用時にヒートシールラツカーに合成樹脂フイル
ムを熱シールする手間を省略するためのもので、
腐蝕性水溶液は注射器によりゴムシート9を通し
て注入する。針穴はゴムシート9でふさがれるの
で、この穴から腐蝕性水溶液の水分が蒸発するこ
とはない。勿論、ゴムシート9を予め貼り合わせ
ておく代りに、針穴を別のフイルムで保護するこ
ともできる。 <作用> このインジケーターは、腐蝕性水溶液を吸水性
素材に付与した時から、非処理部のアルミニウム
箔の腐蝕が始まり、時間の経過と共に腐蝕が進行
して、一定期間の後にアルミニウム箔に孔が開
き、裏面(フイルム1の面)から見ると、文字、
図形が明確に判別できるようになる。 <実施例> 本発明による時間経時インジケーターを下記に
従つて作成した。 ポリエステルフイルム25μにウレタン系接着剤
5g/m2を版深80μのグラビア版でグラビア塗工
して、アルミ箔20μの防蝕処理面(塗工量1.5g/
m2)と貼合せた後、アルミ箔の非処理面に「有効
期間が過ぎました」という文字が非処理部として
残こるように、版深60μのグラビア版でエポキシ
及びリン酸混合液でコーテイングした。十分乾燥
後、吸水性樹脂インキ(デンプン−ポリアクリル
酸ナトリウムグラフト重合体100重量部、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体100重量部、及び酢酸エ
チル100重量部及び青色の着色剤を混合しインキ
化したもの)を版深80μのグラビア版で上記非処
理部を被覆するように塗工した(塗布量は約10
g/m2であつた)、そして、該吸水性素材の周囲
にエチレン−酢酸ビニル系ヒートシールラツカー
を約6g/m2塗工して、本発明のインジケーター
素材を得た。 次に、吸水性素材被覆用として、ポリエステル
フイルム25μの片面に、と同様なヒートシール
ラツカー約6g/m2を塗工してフイルムを準備
した。 次にアルミ箔腐蝕用液剤として、〔〕1/50規
定硫酸、〔〕1/100規定炭酸ナトリウム、及び
〔〕102/mlのClados porium resinae胞子懸濁
液3種を準備し、夫々の2mlをの吸水性素材に
滴下・吸液させ、直にで吸水性素材を被覆する
ように、熱シール板でヒートシールし、3種の時
間経時インジケーターを得た。 上記3種のインジケーターを0゜〜10℃、15゜〜
25℃、30゜〜40℃の3条件で保存し経時でチエツ
クした結果、下表を得た。
であり、特に、芳香剤、脱臭剤、防虫剤など、そ
の有効期間が限られる製品に適用して、その有効
期間内であるか否かを一目で知ることのできる時
間経時インジケーターに関する。 <従来の技術> 本発明者等は、従来から、色変化、例えば大気
中の酸素ガス、炭酸ガス、酸化窒素ガスによつて
色変化する経時インジケーターを試作検討して来
た。 しかしながら、これらはいずれも、使用前に空
気と接触しないように保管する必要があり、これ
は必ずしも十分に達成することができなかつた。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明は、防虫剤、芳香剤、消臭剤などの製品
の有効期間、すなわち、数ケ月〜数年の期間を測
定することが出来て、しかも使用時まで反応が開
始しない時間経時インジケーターを提供すること
を目的とする。 <問題点を解決するための手段> 上述の目的を達成するため、本発明は、透明合
成樹脂フイルムの片面にアルミニウム箔を貼合
せ、このアルミニウム箔面を、文字、図形等の形
状に一部分が非処理部となるように防蝕処理を施
した後、この非処理面部全面を被覆するように吸
水性素材を積層し、この吸水性素材の周囲にヒー
トシールラツカーを施して成る時間経時インジケ
ーターを提供するもので、このインジケーター
は、吸水性素材に酸水溶液、アルカリ水溶液ある
いは金属腐蝕性微生物の水溶液等の腐蝕性水溶液
を付与して使用開始する。 以下、図面を参照して本発明を説明する。図面
は本発明の実施例を示し、第1図は時間経時イン
ジケーターの断面図である。 第1図において、1は合成樹脂フイルムを示
し、このフイルム1はウレタン系接着剤等の接着
剤2を介してアルミニウム箔3と貼合わせてあ
る。なおこのアルミニウム箔3のフイルム1側の
面は、予め防蝕処理を施してある。 次にこのアルミニウム箔3の反対面に、文字、
図形等の形状に非処理部5が残るように防蝕処理
を施し、この非処理部5全面を被覆するように着
色した吸水性素材7を積層する。 更にこの吸水性素材7の周囲にヒートシールラ
ツカー6を塗布して本発明のインジケーターが得
られるが、ヒートシールラツカー6は、腐蝕性水
溶液を透過するものであれば吸水性素材7の上に
も塗布しても良い。 本発明に使用される各構成素材等には以下に述
べるようなものが使用可能である。 本発明の透明合成樹脂フイルム1は、特に限定
されないが、防蝕処理されたアルミ箔面とウレタ
ン系接着剤等を介して強固に貼合せることが可能
な合成樹脂フイルムで、水蒸気を透過し難いフイ
ルム、例えばポリエステルフイルム、ポリプロピ
レンフイルム等が望ましい。 また、アルミ箔3の片面全体及び反対面のパタ
ーン処理に使用される防蝕処理は、通常実施され
ているエポキシ及びリン酸の混合液等を使用し、
グラビア塗工によるコーテイングで行われ、処理
皮膜はおよそ0.5〜3.0g/m2でよい。本発明の場
合は通常のコーテイング量より多目にした23g/
m2が好ましいが、経時期間が3ケ月程度であれば
0.5〜2g/m2で使用可能である。 非処理部5の形状は例えば「有効期間が過ぎま
した」「お取り換え下さい」「3ケ月経過」「6ケ
月経過」等有効期間経過を示す文字、記号、図柄
である。 上記非処理部5を被覆するように形成する吸水
性素材7としては、各種の高吸水性樹脂をバイン
ダーを用いてインキ化したものをグラビア版によ
り直接塗工する場合や、ポリプロピレン、ポリプ
ロピレン等を微多孔性にした吸液性フイルムたと
えば徳山ソーダ(株)製“NFシート”等をパターン
状に接着剤を介して構成することが可能である。
いずれの場合も本発明の目的を達成出来るもので
ある。高吸水製樹脂としては、ポリアクリル酸系
(例えば、製鉄化学工業(株)製“アクアキープ”、住
友化学工業(株)製“スミカゲル”)、イソブチレン・
マレイン酸共重合体架橋物(例えばクラレイソプ
レンケミカル(株)製“KIゲル”)、デンプン・アク
リル酸グラフト重合体(例えば、三洋化成工業(株)
製“サンウエツト”)等各種ある中から選定出来
る。吸水性素材7の周囲に塗工するヒートシール
ラツカー6等は特に限定されるものではなく、該
吸水性素材を使用時に被覆するための合成樹脂製
フイルムと熱シール(ヒートシール)可能で密開
出来るものであればよい。例えば、合成樹脂フイ
ルム表面に塩化ビニール酢酸ビニール共重合体組
成物のようなヒートシールラツカーを使用する場
合には吸水製素材の周囲のヒートシールラツカー
も同じヒートシールラツカーを用いる。また、エ
チレンビニルアセテート等を主成分とするワツク
ス等をヒートシール用ラツカーと使用することも
可能である。 本発明のインジケーターは、吸水性素材7に酸
水溶液、アルカリ水溶液、あるいは金属腐蝕性微
生物の水溶液等の腐蝕性水溶液を付与して吸液さ
せ、ヒートシールラツカー6により他の合成樹脂
フイルムにヒートシールして使用開始する。 腐蝕性水溶液として用いる酸水溶液、アルカリ
水溶液としては希硫酸や希塩酸などの希酸、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
等の極めて薄い水溶液が用いられる。酸及びアル
カリの濃度は腐蝕の速度に関係し、腐蝕の速度と
アルミニウム箔の厚みはインジケーターの有効期
間に関係するが、例えば厚さ9μ、15μ、20μ、30μ
のそれぞれのアルミニウム箔に約1/100規定から
1/1000規定の酸又はアルカリを用いると、アルミ
ニウム箔が腐蝕されて裏面に文字、図形が生じる
までの日数を3ケ月、6ケ月、9ケ月、12ケ月に
調整することができる。 次に、アルミ箔腐蝕性微生物を利用する場合に
は細菌類としてはPseudomonas aeruginosa、
Desulfovibrio desulfuqicans、Vibrio faecalis
Micrococcus caseolyticus、糸状菌(カビ)と
してはCladosporium resinae(クラドスポリウ
ム・レジネ)等がよく知られ、使用可能と考える
が、この中ではカビの一種であるCladosporium
resinaeが最適である。 本発明において該カビ(Cladosporium
resinae)を使用する場合には、Bushnell−Hass
培地により増殖させ、かつ、胞子濃度で約102〜3
ケ/mlであるように無菌生理食塩水で希釈した胞
子懸濁液を吸水性素材に1〜2ml吸液させてイン
ジケーターとするが、この場合もアルミ箔の厚み
やインジケーターの使用目的(期間etc)により、
添加量を加減することにより目的が達成せられ
る。 尚、吸水性素材を使用時に被覆する合成樹脂製
フイルムは、最表部の透明合成樹脂フイルム1と
同様な素材が好ましいが、特に限定されるもので
はなく、水蒸気不透過性であればかまわない。 また第2図は別の実施例を示すもので、ヒート
シールラツカー6により予め合成樹脂フイルム8
が貼り合わされ、更にこの上にゴムシート9が部
分的に貼着されている点で、第1図のインジケー
ターと異なる。この第2図のインジケーターは、
使用時にヒートシールラツカーに合成樹脂フイル
ムを熱シールする手間を省略するためのもので、
腐蝕性水溶液は注射器によりゴムシート9を通し
て注入する。針穴はゴムシート9でふさがれるの
で、この穴から腐蝕性水溶液の水分が蒸発するこ
とはない。勿論、ゴムシート9を予め貼り合わせ
ておく代りに、針穴を別のフイルムで保護するこ
ともできる。 <作用> このインジケーターは、腐蝕性水溶液を吸水性
素材に付与した時から、非処理部のアルミニウム
箔の腐蝕が始まり、時間の経過と共に腐蝕が進行
して、一定期間の後にアルミニウム箔に孔が開
き、裏面(フイルム1の面)から見ると、文字、
図形が明確に判別できるようになる。 <実施例> 本発明による時間経時インジケーターを下記に
従つて作成した。 ポリエステルフイルム25μにウレタン系接着剤
5g/m2を版深80μのグラビア版でグラビア塗工
して、アルミ箔20μの防蝕処理面(塗工量1.5g/
m2)と貼合せた後、アルミ箔の非処理面に「有効
期間が過ぎました」という文字が非処理部として
残こるように、版深60μのグラビア版でエポキシ
及びリン酸混合液でコーテイングした。十分乾燥
後、吸水性樹脂インキ(デンプン−ポリアクリル
酸ナトリウムグラフト重合体100重量部、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体100重量部、及び酢酸エ
チル100重量部及び青色の着色剤を混合しインキ
化したもの)を版深80μのグラビア版で上記非処
理部を被覆するように塗工した(塗布量は約10
g/m2であつた)、そして、該吸水性素材の周囲
にエチレン−酢酸ビニル系ヒートシールラツカー
を約6g/m2塗工して、本発明のインジケーター
素材を得た。 次に、吸水性素材被覆用として、ポリエステル
フイルム25μの片面に、と同様なヒートシール
ラツカー約6g/m2を塗工してフイルムを準備
した。 次にアルミ箔腐蝕用液剤として、〔〕1/50規
定硫酸、〔〕1/100規定炭酸ナトリウム、及び
〔〕102/mlのClados porium resinae胞子懸濁
液3種を準備し、夫々の2mlをの吸水性素材に
滴下・吸液させ、直にで吸水性素材を被覆する
ように、熱シール板でヒートシールし、3種の時
間経時インジケーターを得た。 上記3種のインジケーターを0゜〜10℃、15゜〜
25℃、30゜〜40℃の3条件で保存し経時でチエツ
クした結果、下表を得た。
【表】
またアルミ箔の厚みを、9〜12μにした場合こ
の表の約1/2の経時で文字が判別出来ることが確
認された。 更に、夫々の液の濃度を倍にした場合にも、約
1/2の経時で文字が判別出来ることが確認された。 上記実施例のサンプルの吸水性樹脂のかわりに
ポリエチレン製微多孔シート100μ(徳山ソーダ
製)を使用した場合も略同様の結果であつた。 <発明の効果> 本発明は以上のようなもので、腐蝕性水溶液を
付与した時から腐蝕が始まり、この時からの経過
時間を測定するので、使用開始前に空気と接触し
ないように保管する必要がなく、必ず使用開始か
ら後の経過時間を測定できる。
の表の約1/2の経時で文字が判別出来ることが確
認された。 更に、夫々の液の濃度を倍にした場合にも、約
1/2の経時で文字が判別出来ることが確認された。 上記実施例のサンプルの吸水性樹脂のかわりに
ポリエチレン製微多孔シート100μ(徳山ソーダ
製)を使用した場合も略同様の結果であつた。 <発明の効果> 本発明は以上のようなもので、腐蝕性水溶液を
付与した時から腐蝕が始まり、この時からの経過
時間を測定するので、使用開始前に空気と接触し
ないように保管する必要がなく、必ず使用開始か
ら後の経過時間を測定できる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図及び第2
図はそれぞれ異なるインジケーターの断面図であ
る。 1……合成樹脂フイルム、2……接着剤、3…
…アルミニウム箔、4……処理部、5……非処理
部、6……ヒートシールラツカー、7……吸水性
素材、8……合成樹脂フイルム、9……ゴムシー
ト。
図はそれぞれ異なるインジケーターの断面図であ
る。 1……合成樹脂フイルム、2……接着剤、3…
…アルミニウム箔、4……処理部、5……非処理
部、6……ヒートシールラツカー、7……吸水性
素材、8……合成樹脂フイルム、9……ゴムシー
ト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明合成樹脂フイルムの片面にアルミニウム
箔を貼合せ、このアルミニウム箔面を、文字、図
形等の形状に一部分が非処理部となるように防蝕
処理を施した後、この非処理部全面を被覆するよ
うに吸水性素材を積層し、この吸水性素材の周囲
にヒートシールラツカーを施して成る時間経時イ
ンジケーター。 2 吸水性素材が、高吸水性樹脂とバインダーか
ら成る塗膜であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の時間経時インジケーター。 3 吸水性素材が、微多孔性の合成樹脂シートか
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の時間経時インジケーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1801385A JPS61176879A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 時間経時インジケ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1801385A JPS61176879A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 時間経時インジケ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61176879A JPS61176879A (ja) | 1986-08-08 |
| JPH0449917B2 true JPH0449917B2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=11959784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1801385A Granted JPS61176879A (ja) | 1985-02-01 | 1985-02-01 | 時間経時インジケ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61176879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003052721A1 (en) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Mishima Paper Co., Ltd. | Period indicator |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008076220A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Toppan Printing Co Ltd | 時間インジケータ |
| JP5833920B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2015-12-16 | パテル,ジー | 金属のエッチングに基づくモニタリングシステム |
| US20140154808A1 (en) | 2012-12-03 | 2014-06-05 | Gordhanbhai N. Patel | Monitoring system based on etching of metals |
| JP2010101825A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Fujitsu Ltd | 管理用タイマー素子及び管理用タイマー素子を付着した物品 |
| JP6076738B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2017-02-08 | ジェイピー ラボラトリーズ インコーポレイテッド | ナノ構造の変形、破壊、および変換に基づくモニタリング装置およびモニタリング方法 |
-
1985
- 1985-02-01 JP JP1801385A patent/JPS61176879A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003052721A1 (en) * | 2001-12-19 | 2003-06-26 | Mishima Paper Co., Ltd. | Period indicator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61176879A (ja) | 1986-08-08 |
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