JPH068459Y2 - 発熱体 - Google Patents
発熱体Info
- Publication number
- JPH068459Y2 JPH068459Y2 JP1988134720U JP13472088U JPH068459Y2 JP H068459 Y2 JPH068459 Y2 JP H068459Y2 JP 1988134720 U JP1988134720 U JP 1988134720U JP 13472088 U JP13472088 U JP 13472088U JP H068459 Y2 JPH068459 Y2 JP H068459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- heating element
- bag
- reaction
- reaction tray
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、生石灰と水の発熱反応を利用した発熱体に関
し、容器本体内にこの発熱体と食品等を共に収納し、食
品等を加熱加温することのできる発熱体に関する。
し、容器本体内にこの発熱体と食品等を共に収納し、食
品等を加熱加温することのできる発熱体に関する。
〈従来の技術〉 生石灰と水の反応を利用した食品等の加熱容器は古くか
ら知られており、例えば特公昭35-10470号公報がある。
また近年では、特に食品用容器として実開昭61-35635号
公報等が知られている。実開昭61-35635号に示される容
器は、容器の底部に生石灰および水をそれぞれ個別に包
装した袋を収納し、袋に取り付けた開封手段により袋を
開封し、両者を接触させるものである。
ら知られており、例えば特公昭35-10470号公報がある。
また近年では、特に食品用容器として実開昭61-35635号
公報等が知られている。実開昭61-35635号に示される容
器は、容器の底部に生石灰および水をそれぞれ個別に包
装した袋を収納し、袋に取り付けた開封手段により袋を
開封し、両者を接触させるものである。
さらに、生石灰を不織布等の通水性材料からなる袋に収
納し、別体の水袋と重ねて容器内に収納したものが市販
されている。
納し、別体の水袋と重ねて容器内に収納したものが市販
されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、生石灰と水は、一般に急激に反応し、かつ高
温を発するため、その取扱いは容易でない。前述の実開
昭61-35635号公報に示される容器は、輸送等の取り扱い
による生石灰の片寄り等により、生石灰と水の接触が均
一になり難く、局部的な過熱が生じる危険性が高かっ
た。この危険性は、容器を傾けて使用した場合にも同様
に生じる。
温を発するため、その取扱いは容易でない。前述の実開
昭61-35635号公報に示される容器は、輸送等の取り扱い
による生石灰の片寄り等により、生石灰と水の接触が均
一になり難く、局部的な過熱が生じる危険性が高かっ
た。この危険性は、容器を傾けて使用した場合にも同様
に生じる。
上述した危険性は、前記市販品においても全く解消され
ていない。また、この市販品は、生石灰が外気と接触す
るため、外気の水分により少しずつ生石灰が反応してし
まい、長期保存した場合には水を加えても所定の反応が
生じないことがあった。
ていない。また、この市販品は、生石灰が外気と接触す
るため、外気の水分により少しずつ生石灰が反応してし
まい、長期保存した場合には水を加えても所定の反応が
生じないことがあった。
さらには、使用者が、水袋の開封手段の操作を、その操
作が完全に終了する前に中止してしまった場合には、水
袋からの水の流出は予定されたものとは異なり、生石灰
に対して不均一になるため、前述同様の局部的な過熱が
生じてしまい、反応トレーなどが焦げたり溶けたりして
しまう事故が発生していた。
作が完全に終了する前に中止してしまった場合には、水
袋からの水の流出は予定されたものとは異なり、生石灰
に対して不均一になるため、前述同様の局部的な過熱が
生じてしまい、反応トレーなどが焦げたり溶けたりして
しまう事故が発生していた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記問題点を解決するためのものであって、
収容部と、該収容部の周壁上端に設けられた2段のフラ
ンジとからなる反応トレーの、前記収容部には、該収容
部内面に吸水保水性材料を配置するとともに生石灰を収
容し、開封手段を備えた水袋を前記2段のフランジの下
段フランジ上に載置接合して収容部を密封してなる発熱
体であって、前記載置接合された水袋の、開封開始下方
に位置する、反応トレー周壁を収容部外方に向って突出
させて、水案内部を形成したことを特徴とする発熱体で
ある。
収容部と、該収容部の周壁上端に設けられた2段のフラ
ンジとからなる反応トレーの、前記収容部には、該収容
部内面に吸水保水性材料を配置するとともに生石灰を収
容し、開封手段を備えた水袋を前記2段のフランジの下
段フランジ上に載置接合して収容部を密封してなる発熱
体であって、前記載置接合された水袋の、開封開始下方
に位置する、反応トレー周壁を収容部外方に向って突出
させて、水案内部を形成したことを特徴とする発熱体で
ある。
〈作用〉 上記した構成からなる発熱体において、水袋は反応トレ
ーを気密に封止し、生石灰と外気の接触を防ぐ。水袋に
設けられた開封手段は、使用時に水袋を開封して水を生
石灰に供給するとともに、発生した水蒸気や温空気を収
容部から放出可能とする。反応トレーを封止する通気性
材料は、前記水蒸気を均一に拡散して放出させるため
と、水や生石灰が直接反応トレー外に放出して周囲を汚
染することを防ぐためのものである。
ーを気密に封止し、生石灰と外気の接触を防ぐ。水袋に
設けられた開封手段は、使用時に水袋を開封して水を生
石灰に供給するとともに、発生した水蒸気や温空気を収
容部から放出可能とする。反応トレーを封止する通気性
材料は、前記水蒸気を均一に拡散して放出させるため
と、水や生石灰が直接反応トレー外に放出して周囲を汚
染することを防ぐためのものである。
発熱体の収容部内面に配置される吸水保水性材料は、反
応のため供給される水の一部を吸収、保持して断熱層を
形成し、反応の熱により反応トレーが破壊されることを
防ぐ。また、水が十分に行き渡らなかった生石灰には、
この吸水保水性材料から水が供給され、異常過熱が生じ
ない。
応のため供給される水の一部を吸収、保持して断熱層を
形成し、反応の熱により反応トレーが破壊されることを
防ぐ。また、水が十分に行き渡らなかった生石灰には、
この吸水保水性材料から水が供給され、異常過熱が生じ
ない。
また、反応トレーの周壁に形成された水案内部により、
水袋が開封された際流出する水は、まずこの水案内部に
案内されて吸水保水性材料に供給される。さらに、開封
手段の操作が途中で中止された場合であっても、水は、
水案内部により確実に吸水保水性材料に供給され続け
る。
水袋が開封された際流出する水は、まずこの水案内部に
案内されて吸水保水性材料に供給される。さらに、開封
手段の操作が途中で中止された場合であっても、水は、
水案内部により確実に吸水保水性材料に供給され続け
る。
〈実施例〉 次に、図面に基づいて本考案を説明する。第1図は本考
案の発熱体の一実施例を示す断面図、第2図は同実施例
で用いる反応トレーの要部拡大部分斜視図である。
案の発熱体の一実施例を示す断面図、第2図は同実施例
で用いる反応トレーの要部拡大部分斜視図である。
本考案の発熱体は、反応トレー(1)、生石灰(2)、水袋
(3)、通気性材料(4)からなる。
(3)、通気性材料(4)からなる。
反応トレー(1)は、収容部(11)と、該収容部(11)の周壁
(16)上端に設けられた下段フランジ(12)、さらに壁(13)
を介して設けられた上段フランジ(14)とからなる。前記
周壁(16)の一部は、収容部(11)外方に向って突出され
て、水案内部(17)が形成されている。水案内部(17)が形
成される位置は、後述するように下段フランジ(12)上に
載置接合される水袋の、開封開始部の下方である。反応
トレー(1)の材質は、金属、プラスチック等任意である
が、耐水性および耐熱性を有していることが望ましく、
また、適度な剛性を有していることが必要である。具体
的には、アルミニウムシートの成型トレー、プラスチッ
クの射出成型品、プラスチックシートの真空または圧空
成型品等が用いられる。反応トレー(1)の内面はポリオ
レフィン樹脂等の熱接着性樹脂層が設けられていること
が好ましい。また、金属箔等の伝熱層を含むことは耐熱
性の点から好ましい。
(16)上端に設けられた下段フランジ(12)、さらに壁(13)
を介して設けられた上段フランジ(14)とからなる。前記
周壁(16)の一部は、収容部(11)外方に向って突出され
て、水案内部(17)が形成されている。水案内部(17)が形
成される位置は、後述するように下段フランジ(12)上に
載置接合される水袋の、開封開始部の下方である。反応
トレー(1)の材質は、金属、プラスチック等任意である
が、耐水性および耐熱性を有していることが望ましく、
また、適度な剛性を有していることが必要である。具体
的には、アルミニウムシートの成型トレー、プラスチッ
クの射出成型品、プラスチックシートの真空または圧空
成型品等が用いられる。反応トレー(1)の内面はポリオ
レフィン樹脂等の熱接着性樹脂層が設けられていること
が好ましい。また、金属箔等の伝熱層を含むことは耐熱
性の点から好ましい。
第1図に示すように、反応トレー(1)の収容部(11)内面
には、吸水保水性材料(6)を配置する。
には、吸水保水性材料(6)を配置する。
吸水保水性材料(6)は、反応のため供給される水(5)の一
部を吸収、保持できる材料であって、厚手の不織布、高
吸水生樹脂層を含むシート、あるいはパルプを主体とす
るシート等が好適に用いられる。吸水保水性材料(6)
は、水(5)を直ちに吸収し、かつ保持して断熱層を形成
するものであり、その吸水度が、JIS-P-8141に規定され
る方法で、40mm/min以上、好ましくは60mm/min以上であ
ることが望ましい。ただ本考案のように、初めに吸水保
水性材料(6)に水(5)が供給されるよう構成されていれ
ば、吸水度が20mm/min程度のものの使用も可能である。
これ以上の吸水度では、生石灰(2)と水(5)の反応が先行
する危険生が高い。パルプを主体としてシートの好まし
い具体例としては、リンターパルプ、あるいはリンター
パルプと他のパルプ(木材パルプ等)の混合物からなる
シートが例示でき、MSF-2(阿波製紙(株)製)、FCP-
0.9(阿波製紙(株)製)、特CP-150(三木特種(株)
製)等が市販されている。これらは、酒や食用油のフィ
ルターとして用いられているものである。これらの吸水
度はいずれも60mm/min以上であった。
部を吸収、保持できる材料であって、厚手の不織布、高
吸水生樹脂層を含むシート、あるいはパルプを主体とす
るシート等が好適に用いられる。吸水保水性材料(6)
は、水(5)を直ちに吸収し、かつ保持して断熱層を形成
するものであり、その吸水度が、JIS-P-8141に規定され
る方法で、40mm/min以上、好ましくは60mm/min以上であ
ることが望ましい。ただ本考案のように、初めに吸水保
水性材料(6)に水(5)が供給されるよう構成されていれ
ば、吸水度が20mm/min程度のものの使用も可能である。
これ以上の吸水度では、生石灰(2)と水(5)の反応が先行
する危険生が高い。パルプを主体としてシートの好まし
い具体例としては、リンターパルプ、あるいはリンター
パルプと他のパルプ(木材パルプ等)の混合物からなる
シートが例示でき、MSF-2(阿波製紙(株)製)、FCP-
0.9(阿波製紙(株)製)、特CP-150(三木特種(株)
製)等が市販されている。これらは、酒や食用油のフィ
ルターとして用いられているものである。これらの吸水
度はいずれも60mm/min以上であった。
また、高吸水性樹脂層を含むシートは、紙、不織布、プ
ラスチックフィルム、金属箔等の基材上に、高吸水性樹
脂を必要に応じて接着性バインダーとともに塗布して設
けたものが例示できる。高吸水性樹脂としては、水溶性
高分子を低密度架橋し水不溶化した、例えばデンプン−
アクリル酸ソーダグラフト重合体、デンプン−アクリロ
ニトリルグラフト重合体の加水分解物、一部架橋された
デンプン−ポリ(メタ)アクリル酸共重合体、一部架橋
されたデンプン−ポリメタクリル酸メチルの加水分解
物、および上記物質の塩等のデンプン−グラフト重合系
のもの、あるいはメタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重
合体の加水分解物に代表される架橋合成樹脂系共重合体
等が使用可能である。高吸水性樹脂は優れた保水性を示
し、断熱層として高い効果を有する。また、高吸水性樹
脂層を設けたシートの吸水度は、基材やバインダーの影
響を多く受けるが、20〜50mm/min程度のものが得られ
る。
ラスチックフィルム、金属箔等の基材上に、高吸水性樹
脂を必要に応じて接着性バインダーとともに塗布して設
けたものが例示できる。高吸水性樹脂としては、水溶性
高分子を低密度架橋し水不溶化した、例えばデンプン−
アクリル酸ソーダグラフト重合体、デンプン−アクリロ
ニトリルグラフト重合体の加水分解物、一部架橋された
デンプン−ポリ(メタ)アクリル酸共重合体、一部架橋
されたデンプン−ポリメタクリル酸メチルの加水分解
物、および上記物質の塩等のデンプン−グラフト重合系
のもの、あるいはメタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重
合体の加水分解物に代表される架橋合成樹脂系共重合体
等が使用可能である。高吸水性樹脂は優れた保水性を示
し、断熱層として高い効果を有する。また、高吸水性樹
脂層を設けたシートの吸水度は、基材やバインダーの影
響を多く受けるが、20〜50mm/min程度のものが得られ
る。
反応トレー(1)の収容部(11)は、生石灰(2)が収容され
る。生石灰(2)は、第1図に示す如く裸状態でもよく、
または通水性材料(21)に包装された状態であってもよ
い。通水性材料(21)は、反応のため供給される水を透過
可能であれば任意の材料が使用可能であり、紙、不織
布、有孔プラスチックフィルム、有孔金属箔、これらの
積層体が例示できる。
る。生石灰(2)は、第1図に示す如く裸状態でもよく、
または通水性材料(21)に包装された状態であってもよ
い。通水性材料(21)は、反応のため供給される水を透過
可能であれば任意の材料が使用可能であり、紙、不織
布、有孔プラスチックフィルム、有孔金属箔、これらの
積層体が例示できる。
反応トレー(1)の下段フランジ(12)には、反応用の水(5)
を封入した水袋(3)が接合される。前記収容部(11)はこ
の水袋(3)の接合により気密に封止され、外気の湿気に
よる生石灰(2)の劣化が防がれる。水袋(3)は、後述する
開封手段(35)により引き裂かれ開封し易いように、引き
裂き易い材質からなることが好ましい。具体的には、一
軸延伸プラスチックフィルムが最も好適で、必要に応じ
て他のプラスチックフィルムや金属箔を積層してもよ
い。生石灰(2)に対する防湿性の点から言えば、水袋(3)
に金属箔や塩化ビニリデン等の防湿性に優れた層が設け
られることが好ましい。水袋(3)は前述の如く収容部(1
1)を気密に封止するため、四方シール袋の形状であるこ
とが望ましく、水袋(3)のシール部(31)全てを下段フラ
ンジ(12)に接合することにより、収容部(11)が密封され
る。水袋(3)の下段フランジ(12)への接合は、接着剤、
両面接着テープ、あるいは熱接着等の任意の手段で可能
である。
を封入した水袋(3)が接合される。前記収容部(11)はこ
の水袋(3)の接合により気密に封止され、外気の湿気に
よる生石灰(2)の劣化が防がれる。水袋(3)は、後述する
開封手段(35)により引き裂かれ開封し易いように、引き
裂き易い材質からなることが好ましい。具体的には、一
軸延伸プラスチックフィルムが最も好適で、必要に応じ
て他のプラスチックフィルムや金属箔を積層してもよ
い。生石灰(2)に対する防湿性の点から言えば、水袋(3)
に金属箔や塩化ビニリデン等の防湿性に優れた層が設け
られることが好ましい。水袋(3)は前述の如く収容部(1
1)を気密に封止するため、四方シール袋の形状であるこ
とが望ましく、水袋(3)のシール部(31)全てを下段フラ
ンジ(12)に接合することにより、収容部(11)が密封され
る。水袋(3)の下段フランジ(12)への接合は、接着剤、
両面接着テープ、あるいは熱接着等の任意の手段で可能
である。
水袋(3)には、水袋(3)を開封するための開封手段(35)が
設けられる。開封手段(35)は、水袋(3)を開封して水(5)
を生石灰(2)に供給させ、かつ水袋(3)による収容部(11)
の密封状態を開放し、水(5)と生石灰(2)の反応により発
生する水蒸気や温空気を放出可能とするものである。図
の実施例では、前記水袋(3)のシール部(31)に2条の切
込みを設けて開封開始片(32)を形成し、この開封開始片
(32)に略テープ状の開封誘導部材(33)を固着してなるも
のである。もちろんこの実施例に限定されるものではな
い。前述の水案内部(17)は、この開封開始片(32)の下方
に位置するように設けられる。開封手段(35)は外部から
操作可能とするために、その一端が反応トレー(1)外部
に導き出されている。第1図の実施例では、反応トレー
(1)の壁(13)に孔(15)を設け、開封誘導部材(33)の端部
をこの孔(15)から外部に引き出してある。また、後述す
る上段フランジ(14)と通気性材料(4)の間から、開封誘
導部材(33)を引き出し、開封手段(35)の外部からの操作
を可能としてもよい。
設けられる。開封手段(35)は、水袋(3)を開封して水(5)
を生石灰(2)に供給させ、かつ水袋(3)による収容部(11)
の密封状態を開放し、水(5)と生石灰(2)の反応により発
生する水蒸気や温空気を放出可能とするものである。図
の実施例では、前記水袋(3)のシール部(31)に2条の切
込みを設けて開封開始片(32)を形成し、この開封開始片
(32)に略テープ状の開封誘導部材(33)を固着してなるも
のである。もちろんこの実施例に限定されるものではな
い。前述の水案内部(17)は、この開封開始片(32)の下方
に位置するように設けられる。開封手段(35)は外部から
操作可能とするために、その一端が反応トレー(1)外部
に導き出されている。第1図の実施例では、反応トレー
(1)の壁(13)に孔(15)を設け、開封誘導部材(33)の端部
をこの孔(15)から外部に引き出してある。また、後述す
る上段フランジ(14)と通気性材料(4)の間から、開封誘
導部材(33)を引き出し、開封手段(35)の外部からの操作
を可能としてもよい。
上段フランジ(14)には、通気性材料(4)を接合してい
る。通気性材料(4)は、反応による水蒸気や温空気を均
一に拡散して放出させる作用と、水(5)や生石灰(2)が直
接発熱体外部に放出されないように設けるものであり、
前述した通気性材料(21)と同様の材料のほか、微多孔膜
のような通気性を有する材料が使用できる。通気性材料
(4)の上段フランジ(14)への接合は、接着剤、両面接着
テープによる接着のほか、熱接着や超音波シール等の方
法により可能である。
る。通気性材料(4)は、反応による水蒸気や温空気を均
一に拡散して放出させる作用と、水(5)や生石灰(2)が直
接発熱体外部に放出されないように設けるものであり、
前述した通気性材料(21)と同様の材料のほか、微多孔膜
のような通気性を有する材料が使用できる。通気性材料
(4)の上段フランジ(14)への接合は、接着剤、両面接着
テープによる接着のほか、熱接着や超音波シール等の方
法により可能である。
上述した構成からなる本考案の発熱体を使用するには、
開封手段(35)を操作するだけでよく、図示の実施例で
は、開封誘導部材(33)を引くことにより水袋(3)が開封
するとともに収容部(11)が開封され、水(5)が生石灰(2)
に降り注ぐ形で供給され反応が開始する。この際、水
(5)はまず水案内部(17)に案内されて、吸水保水性材料
(6)に供給される。すると、反応に先立ち吸水保水性材
料(6)が水(5)を吸収、保持し、断熱層を形成する。反応
により生じた水蒸気や温空気は、通気性材料(4)を通っ
て発熱体外部に放出される。
開封手段(35)を操作するだけでよく、図示の実施例で
は、開封誘導部材(33)を引くことにより水袋(3)が開封
するとともに収容部(11)が開封され、水(5)が生石灰(2)
に降り注ぐ形で供給され反応が開始する。この際、水
(5)はまず水案内部(17)に案内されて、吸水保水性材料
(6)に供給される。すると、反応に先立ち吸水保水性材
料(6)が水(5)を吸収、保持し、断熱層を形成する。反応
により生じた水蒸気や温空気は、通気性材料(4)を通っ
て発熱体外部に放出される。
また、使用者の開封手段の操作を途中で中止した場合で
も、水(5)は確実に吸水保水性材料(6)に供給され続ける
ので、生石灰(2)に対する水(5)の供給が不均一になり発
生する局部過熱に対しても、吸水保水性材料(6)から水
(5)が供給されるので、安全である。
も、水(5)は確実に吸水保水性材料(6)に供給され続ける
ので、生石灰(2)に対する水(5)の供給が不均一になり発
生する局部過熱に対しても、吸水保水性材料(6)から水
(5)が供給されるので、安全である。
〈考案の効果〉 本考案による発熱体は、収容部が水袋により気密に封止
されているので、生石灰が外気の湿気により劣化するこ
とがなく、長期保存が可能である。また、水は生石灰上
に降り注がれるので、均一に反応し、通常の状態では局
部的な過熱が生じないので安全である。さらに、発熱体
内に吸収保水性材料を設けており、しかも反応トレーに
は水案内部が設けられているので、初期の段階で確実に
水が吸水保水性材料に供給され、この水を速やかに吸
収、保持して断熱層を形成し、反応トレー等の熱による
破壊を防ぐ。さらには、生石灰の片寄りや使用者の操作
不良等により、水が十分に行き渡らなかった生石灰があ
っても、異常反応を生じた生石灰に対して吸水保水性材
料が水を供給するので安全である。また、反応トレー自
体は通気性材料により封止されているので、生石灰等が
直接放出されることはなく、人体や食品等が汚染される
こともない。
されているので、生石灰が外気の湿気により劣化するこ
とがなく、長期保存が可能である。また、水は生石灰上
に降り注がれるので、均一に反応し、通常の状態では局
部的な過熱が生じないので安全である。さらに、発熱体
内に吸収保水性材料を設けており、しかも反応トレーに
は水案内部が設けられているので、初期の段階で確実に
水が吸水保水性材料に供給され、この水を速やかに吸
収、保持して断熱層を形成し、反応トレー等の熱による
破壊を防ぐ。さらには、生石灰の片寄りや使用者の操作
不良等により、水が十分に行き渡らなかった生石灰があ
っても、異常反応を生じた生石灰に対して吸水保水性材
料が水を供給するので安全である。また、反応トレー自
体は通気性材料により封止されているので、生石灰等が
直接放出されることはなく、人体や食品等が汚染される
こともない。
第1図は本考案の発熱体の一実施例を示す断面図、第2
図は同実施例で用い反応トレーの要部拡大部分斜視図で
ある。 (1)……反応トレー、(11)……収容部 (12)……下段フランジ、(14)……上段フランジ (16)……周壁、(17)……水案内部 (2)……生石灰、(3)……水袋 (35)……開封手段、(4)……通気性材料 (5)……水、(6)……吸水保水性材料
図は同実施例で用い反応トレーの要部拡大部分斜視図で
ある。 (1)……反応トレー、(11)……収容部 (12)……下段フランジ、(14)……上段フランジ (16)……周壁、(17)……水案内部 (2)……生石灰、(3)……水袋 (35)……開封手段、(4)……通気性材料 (5)……水、(6)……吸水保水性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−134882(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】収容部と、該収容部の周壁上端に設けられ
た2段のフランジとからなる反応トレーの、前記収容部
には、該収容部内面に吸水保水性材料を配置するととも
に生石灰を収容し、開封手段を備えた水袋を前記2段の
フランジの下段フランジ上に載置接合して収容部を密封
してなる発熱体であって、前記載置接合された水袋の、
開封開始部下方に位置する、反応トレー周壁を収容部外
方に向って突出させて、水案内部を形成したことを特徴
とする発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988134720U JPH068459Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-10-14 | 発熱体 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-32176 | 1988-03-11 | ||
| JP3217688 | 1988-03-11 | ||
| JP63-90161 | 1988-07-07 | ||
| JP9016188 | 1988-07-07 | ||
| JP1988134720U JPH068459Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-10-14 | 発熱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0275030U JPH0275030U (ja) | 1990-06-08 |
| JPH068459Y2 true JPH068459Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31721124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988134720U Expired - Lifetime JPH068459Y2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-10-14 | 発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068459Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP1988134720U patent/JPH068459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0275030U (ja) | 1990-06-08 |
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