JPH0450014Y2 - - Google Patents
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- JPH0450014Y2 JPH0450014Y2 JP9638787U JP9638787U JPH0450014Y2 JP H0450014 Y2 JPH0450014 Y2 JP H0450014Y2 JP 9638787 U JP9638787 U JP 9638787U JP 9638787 U JP9638787 U JP 9638787U JP H0450014 Y2 JPH0450014 Y2 JP H0450014Y2
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、手術時において閉腹前に腹腔内に留
置し、手術後一定期間経過後再び開腹することな
く、体内より容易に抜去することができる医療用
癒着防止シートに関する。
置し、手術後一定期間経過後再び開腹することな
く、体内より容易に抜去することができる医療用
癒着防止シートに関する。
腹部外科手術後に、腸管が開腹創腹壁や腹腔内
臓器に癒着して、腸管の屈曲、狭窄、牽引などを
招くと、手術後癒着性イレウスを惹起し、症例に
よつては致命的な合併症をひきおこす。この癒着
性イレウス発症を予防するために腸管の癒着を防
止する目的で、従来より、ストレプトキナーゼ、
6%マクデツクス、コレスチラミン、デキサメサ
ゾンなどの薬物を、閉腹前に腹腔内に投与する方
法が試みられた。
臓器に癒着して、腸管の屈曲、狭窄、牽引などを
招くと、手術後癒着性イレウスを惹起し、症例に
よつては致命的な合併症をひきおこす。この癒着
性イレウス発症を予防するために腸管の癒着を防
止する目的で、従来より、ストレプトキナーゼ、
6%マクデツクス、コレスチラミン、デキサメサ
ゾンなどの薬物を、閉腹前に腹腔内に投与する方
法が試みられた。
しかるに、その方法は、決して満足すべきもの
ではなく、さらに腹部外科手術後において、縫合
不全、腹腔内感染等、手術後合併症の発生が危惧
されるため、現在ほとんど実施されておらず、上
記のような手術後における臓器の癒着を防止する
医療器具の出現が望まれている。
ではなく、さらに腹部外科手術後において、縫合
不全、腹腔内感染等、手術後合併症の発生が危惧
されるため、現在ほとんど実施されておらず、上
記のような手術後における臓器の癒着を防止する
医療器具の出現が望まれている。
本考案は、かかる従来の要望に応じるものであ
り、手術後の臓器の癒着を防止し、手術後の向上
に寄与し、且つ患者に対する負担を軽減すること
を目的とするものである。
り、手術後の臓器の癒着を防止し、手術後の向上
に寄与し、且つ患者に対する負担を軽減すること
を目的とするものである。
そこで本考案では、比較的薄い柔軟な合成樹脂
製のフイルム状シートよりなる隔離シートの面上
に、抜去紐の一端を設けた医療用癒着防止シート
としたことにより、手術時において閉腹前に腹腔
内留置し、抜去紐の一部を体外に露出しておき一
定期間経過後、該抜去紐を引くことによつて容易
に隔離シートを抜去できるようにして前期目的を
達成しようとするものである。
製のフイルム状シートよりなる隔離シートの面上
に、抜去紐の一端を設けた医療用癒着防止シート
としたことにより、手術時において閉腹前に腹腔
内留置し、抜去紐の一部を体外に露出しておき一
定期間経過後、該抜去紐を引くことによつて容易
に隔離シートを抜去できるようにして前期目的を
達成しようとするものである。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第10図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
隔離シート1及び抜去紐2より、本考案の癒着
防止用シートが構成されている。
防止用シートが構成されている。
隔離シート1は略方形状(長方形、正方形等)
に形成され、合成樹脂等よりなり、極めて薄く、
柔軟性があり且つ人体の生体組織に対して異物反
応がなく、周囲臓器に全く癒着しない材質が使用
され、具体的には医療用サイラステイツクシート
が採用されている。この隔離シート1には、第1
図乃至第3図に示すように、必要に応じて副隔離
シート3が1乃至複数溶着されることが多い。具
体的には、該隔離シート1と副隔離シート3と
は、隔離シート1の一側面の略中間より、第1図
の上下方向に対して略水平状となるように、副隔
離シート3の一辺が溶着されている。また、第1
図、第2図に示すように、隔離シート1の上下方
向に対して副隔離シート3の一辺が傾斜状に溶着
されることもある。
に形成され、合成樹脂等よりなり、極めて薄く、
柔軟性があり且つ人体の生体組織に対して異物反
応がなく、周囲臓器に全く癒着しない材質が使用
され、具体的には医療用サイラステイツクシート
が採用されている。この隔離シート1には、第1
図乃至第3図に示すように、必要に応じて副隔離
シート3が1乃至複数溶着されることが多い。具
体的には、該隔離シート1と副隔離シート3と
は、隔離シート1の一側面の略中間より、第1図
の上下方向に対して略水平状となるように、副隔
離シート3の一辺が溶着されている。また、第1
図、第2図に示すように、隔離シート1の上下方
向に対して副隔離シート3の一辺が傾斜状に溶着
されることもある。
さらに、第3図に示すように、隔離シート1の
上下方向に沿つて副隔離シート3の一辺が溶着さ
れることもある。この隔離シート1と副隔離シー
ト3とを溶着したものは、体内組織に合わせて多
くの別の実施例が存在し、図面の形状に限定され
ない。
上下方向に沿つて副隔離シート3の一辺が溶着さ
れることもある。この隔離シート1と副隔離シー
ト3とを溶着したものは、体内組織に合わせて多
くの別の実施例が存在し、図面の形状に限定され
ない。
抜去紐2は、隔離シート1と同様に人体の生体
組織に対して異物反応がなく、周囲臓器に全く癒
着しない材質が使用され、隔離シート1の面上に
設けられている。具体的には、第6図に示すよう
に、人体組織に異物反応を生じない接着剤Sによ
つて抜去紐2の一端側の大部分又は一部がが隔離
シート1に固着されたり、抜去紐2が隔離シート
1に溶着されたり、或は第7図に示すように、隔
離シート1を形成するときに、抜去紐2が同時に
一体形成されることもある。
組織に対して異物反応がなく、周囲臓器に全く癒
着しない材質が使用され、隔離シート1の面上に
設けられている。具体的には、第6図に示すよう
に、人体組織に異物反応を生じない接着剤Sによ
つて抜去紐2の一端側の大部分又は一部がが隔離
シート1に固着されたり、抜去紐2が隔離シート
1に溶着されたり、或は第7図に示すように、隔
離シート1を形成するときに、抜去紐2が同時に
一体形成されることもある。
抜去紐2は、隔離シート1の面上より、適宜の
長さが突出しており、この隔離シート1を体内に
留置したときに抜去紐2の一端が体外に出せる長
さとなつている。
長さが突出しており、この隔離シート1を体内に
留置したときに抜去紐2の一端が体外に出せる長
さとなつている。
隔離シート1には、第1図、第2図、第4図に
示すように、その4角或いは外周又は外周寄りに
適宜の間隔をおいて周囲よりも一段と肉厚が厚く
なる、肉厚部4,4,……が形成されることもあ
る。また、この肉厚部4,4,……には、必要に
応じて小孔が穿設され、ナイロン等よりなる結合
糸5の取付用とされることもある。
示すように、その4角或いは外周又は外周寄りに
適宜の間隔をおいて周囲よりも一段と肉厚が厚く
なる、肉厚部4,4,……が形成されることもあ
る。また、この肉厚部4,4,……には、必要に
応じて小孔が穿設され、ナイロン等よりなる結合
糸5の取付用とされることもある。
まず、手術時に開腹した腹腔内に、本考案の医
療用癒着防止シートを入れて、癒着する危険のあ
る臓器間或は臓器と皮膚内壁との間に配置し、そ
の肉厚部4,4,……に、結合糸5をリング状に
設けつつ、この結合糸5を腹壁を経て皮膚に各々
固定し、腹腔内に固定する。次に、隔離シート1
に設けられた抜去紐2の一端を体外に露出して閉
腹する。次に、手術後一定期間経過し、臓器間の
癒着する危険のなくなつたときに、抜去紐2を体
外に引き出すと隔離シート1が同時に体外に抜去
できる。
療用癒着防止シートを入れて、癒着する危険のあ
る臓器間或は臓器と皮膚内壁との間に配置し、そ
の肉厚部4,4,……に、結合糸5をリング状に
設けつつ、この結合糸5を腹壁を経て皮膚に各々
固定し、腹腔内に固定する。次に、隔離シート1
に設けられた抜去紐2の一端を体外に露出して閉
腹する。次に、手術後一定期間経過し、臓器間の
癒着する危険のなくなつたときに、抜去紐2を体
外に引き出すと隔離シート1が同時に体外に抜去
できる。
本考案は、以上の構成としたので、本考案の医
療用癒着防止シートを手術時に腹腔内に留置し、
癒着する可能性のある臓器間を隔離し、抜去紐2
の一端のみを体外に露出して閉腹し、所定期間経
過後に、抜去紐2を引き出すことによつて、体内
より容易に隔離シート1を抜去することができ
る。
療用癒着防止シートを手術時に腹腔内に留置し、
癒着する可能性のある臓器間を隔離し、抜去紐2
の一端のみを体外に露出して閉腹し、所定期間経
過後に、抜去紐2を引き出すことによつて、体内
より容易に隔離シート1を抜去することができ
る。
即ち、隔離シート1は、極めて薄く柔軟な合成
樹脂のフイルム状シートよりなるものであり、該
隔離シート1が第8図に示すように、腹腔内で開
いた状態であつても、創Pの一部より抜去紐2を
引き出すときには、第9図に示すように、該隔離
シート1は、抜去紐2を中心に束状となり、抜去
紐2と略同一体となつて、創Pより抜け出し、こ
のときには、創Pには負担を与えず、創Pが大き
く広がることもなく、腹腔外に隔離シート1を容
易に取り出すことができる。
樹脂のフイルム状シートよりなるものであり、該
隔離シート1が第8図に示すように、腹腔内で開
いた状態であつても、創Pの一部より抜去紐2を
引き出すときには、第9図に示すように、該隔離
シート1は、抜去紐2を中心に束状となり、抜去
紐2と略同一体となつて、創Pより抜け出し、こ
のときには、創Pには負担を与えず、創Pが大き
く広がることもなく、腹腔外に隔離シート1を容
易に取り出すことができる。
なお、隔離シート1に副隔離シート3を1乃至
複数溶着したものを使用すれば、体内の臓器を3
箇所以上で隔離し、同時に複数箇所の臓器の癒着
を防止することができる。即ち、隔離シート1の
みの場合では、隔離シート1の両面にて臓器は2
ケ所に隔離できるが、隔離シート1に副隔離シー
ト3を溶着しておくことで臓器の隔離箇所を3ケ
所、4ケ所と増加することができ、臓器の癒着が
予想される箇所が多数あつても、一つの医療用癒
着防止シートで処理することができる。
複数溶着したものを使用すれば、体内の臓器を3
箇所以上で隔離し、同時に複数箇所の臓器の癒着
を防止することができる。即ち、隔離シート1の
みの場合では、隔離シート1の両面にて臓器は2
ケ所に隔離できるが、隔離シート1に副隔離シー
ト3を溶着しておくことで臓器の隔離箇所を3ケ
所、4ケ所と増加することができ、臓器の癒着が
予想される箇所が多数あつても、一つの医療用癒
着防止シートで処理することができる。
さらに、隔離シート1の4角或いは外周又は外
周寄りに適宜の間隔をおいて肉厚部4,4,……
を形成すれば、この肉厚部4,4,……に、結合
糸5をリング状に設けつつ、この結合糸5を腹壁
を経て皮膚に各々固定し、腹腔内に固定でき、こ
れによつて、本考案の医療用癒着防止シートを体
内に留置したときに、第10図に示すように、結
合糸5,5,……を腹壁を径て皮膚に各々固定で
き、たとえ患者が激しく動いても、隔離シート1
が体内で変位したり、ずれたり、変形することな
く、一定の状態を保つことができ、このように張
力が加わる結合糸5,5,……を取り付けた肉厚
部4,4存在のために、結合糸5,5,……が引
張られても隔離シート1に亀裂が生じたり、結合
糸5,5,……が外れることを防止できるような
充分に強度ある肉厚部4,4,……を有した医療
用癒着防止シートを提供できる利点がある。
周寄りに適宜の間隔をおいて肉厚部4,4,……
を形成すれば、この肉厚部4,4,……に、結合
糸5をリング状に設けつつ、この結合糸5を腹壁
を経て皮膚に各々固定し、腹腔内に固定でき、こ
れによつて、本考案の医療用癒着防止シートを体
内に留置したときに、第10図に示すように、結
合糸5,5,……を腹壁を径て皮膚に各々固定で
き、たとえ患者が激しく動いても、隔離シート1
が体内で変位したり、ずれたり、変形することな
く、一定の状態を保つことができ、このように張
力が加わる結合糸5,5,……を取り付けた肉厚
部4,4存在のために、結合糸5,5,……が引
張られても隔離シート1に亀裂が生じたり、結合
糸5,5,……が外れることを防止できるような
充分に強度ある肉厚部4,4,……を有した医療
用癒着防止シートを提供できる利点がある。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は第1図の斜視図、第3図は第1図とは別の実施
例の斜視図、第4図は第1図の−矢視断面
図、第5図は第1図の−矢視断面図、第6図
は第5図とは別の実施例の要部断面図、第7図は
本考案の第1図とは別の実施例の斜視図、第8
図、第9図は本考案の作用を示す斜視図、第10
図は本考案を腹腔内に取り付けたところの概略図
である。 1……隔離シート、2……抜去紐。
は第1図の斜視図、第3図は第1図とは別の実施
例の斜視図、第4図は第1図の−矢視断面
図、第5図は第1図の−矢視断面図、第6図
は第5図とは別の実施例の要部断面図、第7図は
本考案の第1図とは別の実施例の斜視図、第8
図、第9図は本考案の作用を示す斜視図、第10
図は本考案を腹腔内に取り付けたところの概略図
である。 1……隔離シート、2……抜去紐。
Claims (1)
- 比較的薄い柔軟な合成樹脂製のフイルム状シー
トよりなる隔離シートの面上に、抜去紐の一端を
設けたことを特徴とした医療用癒着防止シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638787U JPH0450014Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9638787U JPH0450014Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS64910U JPS64910U (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0450014Y2 true JPH0450014Y2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=30962077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9638787U Expired JPH0450014Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450014Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP9638787U patent/JPH0450014Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS64910U (ja) | 1989-01-06 |
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