JPH04500691A - 骨疾患の治療 - Google Patents

骨疾患の治療

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨疾患の治療 発明の分野 本発明は、骨疾患、特に、オステオポローシス、パジz7ト病、および骨番;お ける悪性付着(deposits)、悪性または内分泌疾患または自己免疫性関 節炎疹または不動および不使用による骨消失、および低カルシウム効果(hyp ocalcae+oic effect)が有効である他の疾患または状態の治 療にアミリンおよびアミリン作用薬を使用することに関する。
す 破骨細胞(骨再吸収細胞)の作用と遺骨細胞(骨堆積細胞)の作用との間の不均 衡を含む骨の過剰再吸収または再編成(remodelling)のような骨代 謝の疾患は広範囲であり、オステオポローシス、骨のパンエツト病、および家族 性の突発性高ホスファターゼ血症が包含される。また、悪性腫瘍からの骨の転移 はほとんどの痛症状に共通の特徴であり、激しい痛み、骨折、および高カルシウ ム血症を含む深刻な問題が生じている。
オステオポローシスは、ヒドロキシアパタイト(リン酸カルシウム錯体)および タンパクマトリックス(コロイド)の両方の消失を伴う骨格の疾患である。その 結果、骨が薄く弱くなり、骨折、特に、椎骨(vertebrae)の圧迫骨折 、および微小な外傷による股関節部および手首の骨折が生じやすくなる。年配の 患者では、これは「老年性オステオポローシス」と呼ばれ、両性に生じる。閉経 後のこの症状は「閉経後オステオポローシス」と呼ばれ、閉経後女性の約3分の 1に生じる。残念ながら、定期的なレントゲン写真の検査により発見される以前 に、実質的な骨消失が生じる。これらの疾患のための種々の治療が現在行なわれ ているが、十分に効果的なものはなく、それらの内のいくつかは著しく不利な副 作用を生じさせる。オステオポローシスに時折用いられるホルモン治療薬にはア ンドロゲン、エストロゲン、およびカルシトニンが包含される。
骨密度および骨物質を増大させる目的で、多くの異なる治療方法が試みられてき た。例えば、閉経後患者においては、数箇月のエストロゲン置換治療でカルシウ ムバランスが好転し、骨再吸収が正常に低減し得る。サラシノス(Thalas sinos)ら、Cl1n、 Sci、 、第62巻、第221〜226頁、1 982年。閉経後の骨消失を防止するエストロゲンの効果は用量に関係する。そ して、毎日の15μgの当量のエチニルエストラジオールにより閉経における血 管運動症状が防止され得、毎日15〜25μgの服用により骨消失の防止が期待 され、そして、毎日の25μg以上により骨密度の実質的な増大が得られる。( ホースマン(Horsman)ら、「閉経後前消失におけるエストロゲン服用の 効果(The effect of estrogen dose on po stmenopausal bone 1oss)J、N、 Engl、 J、  Med、、第309巻、第1405〜1407頁、1983年。カルシウムバ ランスおよび骨密度に対するエストロゲンの良好な効果は、治療を中断した場合 には急速に逆転する。アロイア(Aloia)ら、「閉経後オステオポローシス における危険要因(Risk factors for postmenopa usal osteoporosis)、1、A+++、 J、 Med、、第 78巻、第95〜100頁、1985年。閉経後の女性には慢性的なエストロゲ ン置換療法が推奨されるようになり、そのことによりオステオポローシス骨折の 頻度が低減され得る。胸骨癌の罹病率の増大という当初の懸念は現在は薄れたけ れども、子宮内膜肥厚および子宮癌の危険性の増大がしばしば言及されている。
マルチンデール(Martindale)、The Extra Pharam acopia、ジエームズE、F、レイノルド(James E、 F、Rey nold)編、第1386頁(ロンドン、薬学出版(The Pharmace utical Press)、1989年。オステオポローシスは多くの場合女 性に生じるので、アンドロゲンを作製する肝機能に対する不利な効果の他に男性 化副作用も治療の望ましくない形態である。一部の国では、サーモン(salm on)カルシトニン、またはエルカトニン(E1catoninXイール(ee l)カルシトニンの合成変異体(variant))の注射または鼻腔噴霧がオ ステオポローシス患者に広く用いられているけれども、その有効性は世界的に認 められているわけではない。例えば、タガルト、H,M、(Taggart。
H,M、)ら、Lancet、第1巻、第475頁、1982年;チーゲス、R −D。
(Tiegs、 R,D、)ら、ニューイングランドジャーナルオブメジシン( New England Journal of Medicine)、第31 21!、第1097頁、1985年。
カルシトニン治療に対応する閉経後の老年性オステオポローシスの1つの局面は 骨の痛みである。その有効性に対する疑問の他に、カルシトニン治療に伴う問題 点には、悪心、刺痛、発熱(Hushing)、胃腸障害、および味覚障害が包 含される。マルチンデール、第1339頁、前出。さらに、抗体の形成が生じる 。オステオポローシスの他の治療には、カルシウム補助薬、ビタミンD1および ディスホスホネート(disphosphonates)がしばしば用いられる 。しかしながら、これまでのところは、定着した(establ 1shed) オステオポローシスにおけるそれらの有効性が確実に認められているわけではな い。近年では、バグエツト病の治療薬としてサーモン力ルシトニンが選択されて いる。オックス7才一ドテキストブックオブメジシン(OxfordTextb ook of Medicine)、ウユザーロール(Weatherall) 編、レゾインガム(Ledingham)&ワレル(Warrell)、第17 .22頁(オックスフォードメディカルパブリケーシdンズ)(Oxford  Medical Publications)、第2版、1987年)。また、 サーモン力ルシトニンは骨転移に有効性を示す(スザントJ、(Szanto  J、)およびサンドルJ、(Sandor J、)、C11nica1Tria ls J、、第20巻、第266頁、1983年)。しかしながら、この骨また は中枢神経系に対する作用はいまだ確実ではない。マツキンダイア1.(Mac lntyre 1.)、Br1tish Medical Bulletin、 第42巻、第343頁、1986年。種々の原因による高カルシウム性エピソー ド(e柘5odes)には、カルシトニンの静脈内または筋肉内注射が有効な治 療であり得る。しかしながら、その効果は、おそらくはレセプターのダウレンレ ギュレーシBンのために、効果が比較的短時間である(オックスフォードテキス トブックオブメジシン、第10.68頁、前出)。
しt;がって、骨およびカルシウム代謝の疾患には、それぞれ治療においてその 有効性および/または副作用の点で重大な問題点が存在すると考えられる。
1987年、4月27日に出願された英国特許出願第8709871号には、以 下に示す配列の新規ペプチドが記載されている。
Lys−Cys−Asn−Thr−Ala−Thr−Cys−Ala−Thr− Gln−Arg−Leu−A 1a−Asn−Phe−Leu−Va l−H1 s−5er−Ser−Asn−Asn−Phe−Gly−Ala−11e−Le u−5er−3er−Thr−Asn−Val−Gly−5er−Asn−Th r−Tyr−1次構造において2位および7位のシスティン残基の間C;ジスル フィドブリッジを有する未編成分子が、3′末端でアミド化され、プロペプチド (propept 1de)が形成されている。完全な生物学的活性のためには 、これらの両方の翻訳後修飾が必要である。アミリンと名付けられたこのペプチ ドは、最初は、第2型糖尿病患者のすし1臓番;含まれるアミロイド沈渣(de posits)から単離された。クーノ<−(cooper)ら、Procee dings of the National Academy of 5ci ences、 U、 S。
A、、第8411、第8628頁、1987年。このペプチドにつし〜て11、 肝臓のグルコース排出機能の強化、骨格筋由来のラクテートの産生の増大、およ び骨格筋中のインシュリンの作用を低減させること、のような新規な生物学的な 効果が見出された。例えば、クーパーら、Biochem。
Biophys、 Acta、第1014巻、第247頁、1989年を参照の こと。アミリンは、例えば、2種類の食物基質のようなグルコースおよびアミノ 酸による刺激に対応して、すい臓中のランゲルハンス小島のβ細胞から分泌され る。アミリンはインシュリンのパートナ−同化ホルモン(partner an abolic hormone)と言われており、その役割には、食物を炭水化 物および脂肪として蓄積および放出することが含まる。
構造的には、および遺伝子レベルでは、アミリンはペプチドホルモンの特徴を有 しくクーパーら、同書)、神経伝達物質、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(C ORP)およびホルモンカルシトニンに対シテ相同性を有する。クーパーら、同 書;データU、に、(Data H,K、)ら、Bioche+s、 Biop hys、 Res、 Commun、、第162巻、第876頁、1989年。
本発明は、構造的な相同性に加えて、アミリンがカルシトニンとある種の生物学 的な効果を分担し、骨疾患および高カルシウム血症の治療に有用な破骨細胞およ び骨の他の局面に対する作用を有することを測定することから出発した。マッキ ンタイア、1.、Lancet11989年、10328日、第1026頁。ア ミリンと骨とカルシウム代謝との間の関連は未だに示唆されておらず、食物基質 に応答するすい臓ホルモンと破骨細胞による骨再吸収の調節との間の関連は予測 されておらず、実際には、アミリンは血漿カルシウム(plasma calc ium)の制御に用い得る。
発明の要旨 本発明は、アミリン、またはアミリン変異体、ならびにアミリン作用薬を、骨疾 患、特に、オステオポローシス、パジェット病、オよび骨の悪性付着、悪性また は内分泌疾患または自己免疫性関節炎疹または不動および不使用による骨消失、 および、低カルシウム効果が有効である他の状態に用いることを包含する。アミ リン、またはアミリンの機能性ペプチド7ラグメント、またはアミリンもしくは アミリンフラグメントの変異体は、骨またはカルシウムバランスの疾患の治療の ために、可溶性アミリン、アミリンフラグメント、またはそれらの変異体、まI ;は凍結乾燥製薬、または経口処方として、単独で、または、インシュリン(ま たはインシュリン刺激薬(例えば、スルホニル尿素が包含されるがこれに限定さ れない))およびエストロゲンのような他の薬薬と組み合わせて提供される。そ れらの調製法は知られている。
発明の詳細な説明 本明細書には、本発明を形成する構成が明確に主張されている請求項を有するけ れども、図面を伴う以下の説明により本発明をより理解することが可能である。
第1図に、500pmolの、脱アミド化アミリン(DAXペニンスラ(Pen insula)、アミリン(A)、asu ’ −’−イールカルシトニン(C TX[SF)、またはヒトカルシトニン遺伝子関連ペプチドσ(CGRPXサン ドズ(Sandoz))、またはビヒクルを、50gオスウィスターラット(W istar rats)に静脈内注射しt;場合の血漿カルシウムレベルにおけ る効果を示す(グループ当にりn・6)(スチューデントを検定による統計値* p<0.05、**p<0.01;略語: Can一対照)0第2図に、アミリ ン(バケム(Bachem)X500pmol win−リオープンサークル( Open circles)Xn= 5 )、またはビヒクル(クローズドスク エア(closed sguares)Xn= 4 )を成体ラビット(rab bits)に連続注入した場合の血漿カルシウムレベルにおける効果を示す(ス チューデントを検定による統計値、**p<0.01)。
第3図に、脱アミド化アミリン(ペニンスラ)(オープンスクエア)、asu  ’ −’−イールカルシトニン(クローズドスクエア)(ISF)、まt;はヒ トカルシトニン遺伝子関連ペプチドa(サンドズ)(オープンサークルXngl 一つの、骨切片当りの破骨細胞再吸収の全領域に°おける効果を示す、Log、 。投与一応答曲線を示す(対照再吸収に対する〕(−セントとして表わす)。
アミリンは新たに発見された37アミノ酸ポリペプチドであり、クーパーら、1 988年、前出、により第1I型糖尿病患者から得られるすい臓小島中のアミロ イド沈渣から単離精製された。アミリン遺伝子は染色体12上に位置しており、 カルシトニンペプチド科(family)の遺伝子と共に共通の祖先遺伝子を分 担(share) L/得ると報告されている。また、アミリンのアミノ酸配列 は、カルシトニン産生ペプチド(CGRP)、σカルシトニン遺伝子の代替スプ ライス(spl 1ce)産物、およびカルシトニンと構造的な相同性を示す。
CGRPが、カルシトニンの弱い作用薬として機能することが示されている。そ れは破骨細胞骨再吸収を抑制しくザイジ、M、(Zaidi、 M、)ら、Qu art、 J、 Exp、 Physiol、、第73巻、第471〜485頁 、1988年)、およびカルシトニンの投与と比較して100〜100倍の高モ ル濃度で血漿カルシウムを低減させる。アミリンは以前から糖尿病関連ペプチド と呼ばれており、第2型糖尿病の進行に関連することが示唆されている。ライド ン、B、(Leighton、 B、)、クーパー、G、J、S、(Coope r、 G、 J、 S、)、1988年、Natures第335巻、第632 〜635頁、1988年;クーパーら、Proc、 Natl。
Acad、 Sci、、第85巻、第7763〜7766頁、1988年。した がって、このポリペプチドの炭水化物代謝における効果、およびインシュリン耐 性の進行におけるその役割は精力的な研究の中心となっている。
2種の異なる方法により、ラットおよびラビットについてカルシウム代謝におけ るアミリンおよび脱アミド化アミリンの効果を研究した。まず、50gのラット にペプチドを注入した後の血漿カルシウムレベル(plasma calciu m 1evel)を測定することにより、インビーポ低カルシウム作用を評価し た。ついで、分離されたラット破骨細胞による皮質骨(cortical bo ne)のインビーポ再吸収を、イメージ分析と共に電子a微鏡で走査することに より定量した。このことにより、アミリンおよび脱アミド化アミリンがカルシト ニン類似の効果を有することが示された。両方とも破骨細胞再吸収の抑制剤であ り、ラットおよびラビットの両方について血漿カルシウムを低減させる。インー ビーポラット低カルシウムアッセイおよびインビトロ骨再吸収系を用いるアミリ ンおよび脱アミド化アミリン両方の生物学的活性を示す実験を以下に記載する。
さらに、アミリンをラビットに大量注入投与した場合の血漿カルシウムレベルに おける効果全説明する。
ラットおよびラビットにおいて、アミリンおよび脱アミド化アミリンの両方が低 カルシウム効果を有することは現在示されている。
また、両ペプチドは、分離ラット破骨細胞による骨再吸収を抑制する。アミリン がカルシトニンレセプタと相互作用する可能性は非常に大きい。アミリンおよび 脱アミド化アミリンにより観察される応答はカルシトニンによる応答を下回り、 しかしながらCGRPにより観察されるものを著しく上回る。低カルシウム作用 および抗再吸収作用が低減される順序については、このペプチドは以下のように 示される。a s u L l−1ゝ−イールCT>ヒトCT>アミリン/アミ リンアミド>CGRP。
CGRPおよびカルシトニンの両方については、インビーボ生物学的活性のt; めにはC末端の存在が必要とされる(プレイマー、L、H,(Breimer、  L、 H,)、ザイジ1M0、マツキンタイア、■、Biochem、 J、 、第255巻、第377〜390頁、1988年)。しかしながら、アミリンは 、骨におけるインビーポまたはインビトロ作用のためにアミド化を必要としない 。
また、脱アミド化ペプチドは骨格筋グリコーゲンに取り込まれるグルコースを著 しく低減させる活性を有する。ライドン、B1、クーパー、G、J、S、、Na tures第335巻、第632−635頁、1988年;クーパー、G。
J、S、ら、Proc、 Natl Acad−Sci、、第85巻、@776 3−7766頁、1988年。脱アミド化アミリンは鯛内皮のCGRP一応答性 アデニレートサイクラーゼ(adenylate cyclase)を刺激しな い。マクエバン、 J 、 (McEwan 。
J、)ら、C1rculation、第74巻、第1243〜1247頁、19 86年。ラビットにおける注入実験の結果、アミリンが、おそらくは破骨細胞カ ルシトニンレセプターにおける作用による低カルシウム効果が示唆される。C0 RPはラビットにおいて、少量投与で低カルシウム性である。
しかしながら、より大量投与では、ラビットおよびチック(ch 1ck)にお いて副甲状腺ホルモン類似の高カルシウム効果をも示す。チッピンス、J、R, (Tippins、 J、 R,)ら、Neuropept 1des、第4巻 、第425〜434頁、1987年。
少なくとも3種類のレセプター(破骨細胞カルシトニンレセプター、血管C0R Pレセプター、および筋肉中のアミリンレセプター)と相互作用する異なる効能 および効力により、アミリン、カルシトニン、およびC0RPの作用が達成され る。アミリンは、健康状態および糖尿病における炭水化物代謝に中心的な役割を 果たすけれども、カルシウムおよび骨代謝におけるアミリンの影響はこの場で確 立される。
上述の観点より、本発明は、破骨細胞の作用を抑制する効果および/または低カ ルシウム効果が有効である病気の治療にアミリンおよびアミリン作用薬を用いる ことを提供する。特に、このような疾患には、例えば、オステオポローシス、お よびパジェット病が包含される。アミリンは、インシュリンと共に共分泌され、 そして両ホルモンの血漿レベルの低減により特定の生理的および病理的状態(例 えば、飢餓、第1型糖尿病)が生じるので、特定の環境下において優れた治療結 果を得るためにはインシュリン(まl;はインシュリン刺激薬)およびアミリン の両方を投与することがより効果的である。
さらに、アミリンはインシュリン耐性を引き起こし得ることが示唆されている( クーパーら、 1989年、前出)ので、アミリンと共にインシュリンを投与す ることにより、糖尿病または前糖床状態となる危険性が低減されると期待される 。さらに、インシュリンについて知られているタンパク節約作用および同化作用 の観点から言えば、インシュリンとアミリンとの組み合わせは上述の疾患におい て骨組織の有機およびミネラル成分の回復に特に効果的である。すい臓および血 漿におけるアミリンに対するインシュリンの割合から、インシュリンとアミリン との用量は、約1.:10〜約100:1の範囲が期待される。
本発明の好ましい局面では、骨またはカルシウム疾患の治療に用いられる組成物 は、アミリンまたは機能性フラグメントまたは変異体(欧州特詐出願第8830 3803.6、公報(Publication)第0289287号;欧州特許 出願第88307927.9号、公報第0309100号を参照のこと)を含有 し、それらは、注入、鼻内、または、ペプチドもしくはペプチド誘導構造の経口 生物学的利用能を高めるために当該技術分野で知られている経口処方により投与 される。本発明の生成物は、親投与もしくは鼻腔投与のための溶液形態、または 経口投与のためのカプセルもしくはサスペンションの形態で処方され得る。アミ リン、アミリンフラグメント、もしくは変異体を単独で、または、例えば、骨お よびカルシウム疾患の治療に部分的lこ効果的な上述の他の薬薬(これらに限定 されない)と組み合わせた処方で提供することが好適な場合がある。用量は1日 当たり0.Obog〜10軸gの範囲内であることが期待され、好ましい養生法 はそれぞれの患者の状態(緩和症状、例えば、痛み;生化学的指標、例えば、血 漿カルシウム、または骨の密度およびモデリング(model ing)のX線 もしくは他の測定)に基づいて定められる。また、低アミリン血症(hypoa myl inemia)に関連する疾患の治療および監視に加えて、放射性免疫 アッセイもしくは他の感受性アッセイによる血漿アミリンの監視が行なわれる。
アミリン、アミリンフラグメントまたは変異体の調製は、当該技術分野で知られ た方法であるポリペプチド化学合成(ダックら、前出)、まI;は、例えば、E 、 coli、イースト、バキュロウィルス発現ベクター、まt:はチャイニー ズハムスター卵巣細胞における組み換え発酵技術、または、組み換え発酵および 化学もしくは酵素改変の組み合わせを含む当該技術分野で知られた方法により行 なわれる。
本発明はここで説明され、請求されI;事項に関するけれども、興味深い付加的 な説明および背景を以下に示す。アミリンとインシュリンとでは不十分(def icient)である第1型糖尿病(例えば、プラゲル(Prager)ら、D iabetes、 1990年、第39巻、第116A頁)は、「オステオベニ ア(osteopenia)Jと関連する(マツキンタイア!9、Lancet 、1989年、前出HMo1ecular&Ce1lular Biology  of Diabetes Mellitus。
第11+巻、アランR,リス(Alan R,Li5s)、ニューヨーク、19 89年、第123頁)、さらに、閉経後第2型糖泳病女性では、骨消失が生じる 割合は対照患者の約半分でしかない(Molecular and Ce1lu lar Biology of DiabeteSs第111巻、同書、第11 8頁)ので、アミリン過剰は第2型糖塚病の原因病理(etiopatholo gy)の主要な構成要因と考えられる(クーパーら、1989年、同書)。した がって、アミリン欠乏またはアミリン過剰の状態においては、それぞれ、オステ オポローシス状態まt;はオステオポローシスからの防護が生じ、本発明の基本 精神に関連して裏付けとなり得る。
未成熟(young)ウィスターラットまたは成体(adult)ラビットにア ミリンを注入することにより、血漿カルシウムレベルは、それぞれ、2.5nM から2.05nM、および2,8から2.4nMに低減された。(ダックら、1 989年、前出)、第1図を参照のこと。また、アミリンは、ラットの破骨細胞 を単離しヒト表層骨の切片上に付着させた系にお(Xて、用量に依存して骨の破 骨細胞再吸収を低減させた(ダックら、1989年、同書)、第2図を参照のこ と。さらに、4人の人間のパジェット病患者にアミリンを150pmol/Kg /ll1inで1時間静脈内注入したところ、血漿カルシウムが0.05〜00 −37nの範囲の量で低減された。
細胞内第2伝達経路および単離破骨細胞の詳細な機能的応答の研究により、アミ リンとカルシトニンとの細胞作用の違いが明らかにされた。アミリンはカルシト ニンと同様に破骨細胞の運動性(mot il 1ty)を抑制する。しかしな がら、カルシトニンが細胞質ゾルカルシウムを隆起させ、細胞退縮を引き起こす のに対し、アミリンはこのような反応を誘発させない(マツキンタイアおよびザ イジ、未発表結果)。したがって、破骨細胞の作用は2種のレセプタータイプに よって制限されると考えられる。カルシトニンは両方に作用し、アミリンは主に 片方にのみ作用し、運動性を低減させ、再吸収を低減させ、そしておそらく第2 メツセンジヤーcAMPによって作用する(ザイジら、1990年、J、 En docrinol、第126巻、印刷中)。
アミリンは、ラット破骨細胞の研究においてはヒトカルシトニンよりも10〜3 0倍効能が弱い(すなわち、より高い濃度で活性である)けれども、パジェット 病の人間の患者における研究ではヒトカルシトニンと同様の効能を示した。破骨 細胞におけるアミリンおよびカルシトニンの作用の異なるプロファイル(pro file)、および他の組織におけるアミリンの同化作用により、上で概説した 種々の骨疾患(特に、アミリンの欠乏が予想される老年性薄化の問題)の治療に おいて、カルシトニンと比較してアミリンに適するプロファイルが提供される。
何故なら、アミリンは食物基質により刺激され、そしてそのような患者は、しば しば、乏しいもしくは過剰の食物を摂取し、そしてアミリンの過剰は肥満と関連 するからである。プラゲルら、1990年、前出。
実施例1 アミリンの合成および精製:t−ブトキシカルボニル(BOC)化学を用いて、 アプライドバイオシステム社(Applied Biosystems Inc 、)(モデル430A)ペプチド合成装置によりアミリンの固相合成を行った。
合成は、4倍モル過剰のあらかじめ形成されI;保護アミン嫌の対称ンおよびア スパラギン残基を、それぞれ、N−ジメチルホルムアミド中で2重連結させた( double coupled)。このBOC基はすべてのアミノ酸について保 護を与えた。すべての側鎖保護基はトリフルオロメタンスルホン酸(TFMSA X例えば、アルギニンに対するメシチレン−2−スルホン、システィンに対する Mob、アスパラギン酸に対するベンジルエーテル、セリンに対するグルタミン 酸ベンジルエーテル、およびヒスチジンに対するスレオニンおよびTos)に対 して反応性であった。合成の最終段階に、この保護ペプチド樹脂をTFMSAで 清澄化し、逆相高性能液体クロマトグラフィーを用いて精製した。この合成物ア ミリン−アミドのアミン際配列を気相配列決定法により確認した。
実施例2 動物実験:50gオスウィスターラット(平均重量±SEM、 51±1−2g 5チヤールズリバース(Charles Rivers)、マルゲート(Mar gate)、ケント(Kent))を、不断給水しながら一晩絶食させ実験に用 いた。ラットのグループ(グループ当たりn=6)に、ビヒクル、またはそれぞ れ500pmolの、アミリン、脱アミド化アミリン(バケムファルマスユーテ イカル社(Bachem Pharmaceuticals、 Ltd))、a sull−フィールカルシトニン(CT)、またはヒトカルシトニン遺伝子関連 ペプチドa (CORP)を注入した。注入の後で、この動物を、軽いエーテル 麻酔のもとに背部大動脈によりヘパリン化シリンジ中に出血させた。他のセット において(ジャンセンQanssen)、デンマーク)。側面耳静脈に挿入され た12G注射針により、それらに塩水またはアミリンアミド(500pmol  win−1)を90分間注入した。この注射針をポリエチレンカニユーレを通し てポンプに連結した(ポルテックス(Portex)、 00、ハイチ(lyt he)、ケント)。注入が開始される前および後に、あらかじめ決められた時間 で血液の試料を採取した。血漿を分離し、DC血漿発光スペクトロホトメトリー によりカルシウムレベルを測定した。
血漿カルシウムにおける影響:静脈内注入後の50gラットについて、アミリン および脱アミド化アミリンの両方は顕著な低カルシウム血症を生じさせた。相対 的な効能をそれらの近最大効果(near−+aaximum effect) から推論することはできないけれども、第1図に示す結果により、この反応はカ ルシトニンおよびCGRPにより生じる反応と同様であることが示唆される。第 2図に示すように、ラビットに毎分500pmolで90分にわたってアミリン を注入することにより、血漿カルシウムの著しい低減が生じ、この傾向は30分 以内で明確であった。このカルシウムレベルは、注入の終点の後3o分間低く保 たれた(第2図)。
実施例3 骨再吸収アッセイ:ヒト表層骨切片を上述のように調製した(ザイジら、Qua rt、 J、 Exp、 Physiol、、第73巻、第771頁、1988 年)。
この切片をそれぞれ約3mm2の小片に切り分けた。新生ウィスターラットを断 頭して殺し、大腿および脛骨を除去した。この骨から粘着性の柔らかい組織(a dherent 5oft tissues)を除去し、胎児子ウシ血清(Fe 2.10%、V/V)および抗生物質(フローラボラトリーズ、UK社(Flo w Laboratories、 UK、 Ltd、))を含む媒体199中で 前端と垂直に切断した。それぞれのラットの骨を掻爬することにより破骨細胞を 機械的に分離し、10秒間放置し、その後、ステリリン(Sterilin)1 0018a++aマルチウエルデイツシユのウェル中に置いた30〜35個の骨 切片上に、上澄を滴下した。インキューベーション(37℃: 15分)の後、 骨切片を除去し、FCS(10%、v/v)を含む最小必須媒体(MEM/FC 3)で穏やかに洗浄し、そして分離ウェル中に置いた(それぞれのウェルは5〜 6個の切片と900μlのMEM/FCSを有する)。1種または2種の破骨細 胞のホモジニアスサンペンジョン(homogeneous 5uspensi ons)がそれぞれの実験に用いられた。2種のサンペンションを用いた場合は 、実験を2ブロツクに分け、それぞれに全治療薬および1種のサンペンションを 含有させた。追加のインキューベーンヨン(37℃、10%含湿C02,10分 )の後、評価物質を含むMEM/FCS 100μlを添加した。最後に骨切片 を一晩インキユーベートしく37℃、10%含湿Co8.18時間)細胞数およ び骨再吸収を定量した。グルタルアルデヒド中で固定化した後、細胞をトルイジ ンブルーで染色し、透過光顕微鏡により試験した。毒性効果を排除するt;めに 、破骨細胞をすべての変化(every variable)およびそれらの数 について3個の切片でカウントし、ついで、ホルモン処理対照骨切片と比較した 。この切片を、次亜塩素酸ナトリウム溶液(10%v/v)に30分浸すことに より漂白し、水性エタノール(80%V/V)中で脱水しt;。次いで、この切 片を金でスパッタ被覆し、無作為化し、キャンプリッジ360走査電子顕微鏡( Cambridge 360 Scanning Electron Micr oscope)(キャンプリツジインスツルメント(Cambridge In struments)、キャンプリッジシア(Cambridgeshire) )で試験した。非再吸収骨の領域内の連続境界によりそれぞれ決定された破骨細 胞窩をカウントした。陥凹の外形をイメージプロセッサー(サイトシステムズ( Sight Systems)、ニューブリイ(Newbury)、バークス( Berks))にトレースすることにより再吸収された骨表面の面積を計算した 。
第3図に示すように、アミリンおよび脱アミド化アミリンは単離された破骨細胞 による骨再吸収の全領域を細胞の生存率に影響を与えることなく著しく低減させ るので、破骨細胞における作用。この効果は濃度依存性であり、カルシトニンお よびC0RPにより引き起こされる効果と同様である。しかしながら、このペプ チドを同一のアッセイですべて比較したわけではないので、正確な効能の割合は 得られていない。しかしながら、アミリンおよび脱アミド化アミリンが著しく異 なることはない。この両者は、はぼオーダーの程度(orderof magn etude)でヒトカルシトニンよりも効能が小さい(マツキンタイア、Lan cet、 1989年、前出)が、C0RPよりも効能が大きい。
第1図 アミリフ (500pmol/m1n)時 間(分) K O123456 対数濃度 hk −1摩オ 国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.骨組織の過剰再吸収または再編成に関連する骨の疾患の治療方法であって、 治療に効果的な量のアミリンまたはアミリン作用薬を薬学的に許容可能なキャリ アと共に投与することを包含する治療方法。
  2. 2.前記骨疾患が、オステオボローシス、バジェット病、および、悪性、内分泌 疾患、自己免疫性関節炎疹、切断および骨折、および不動および不使用による骨 消失、からなる群から選択される、請求項1記載の方法。
  3. 3.インシュリンの投与をさらに包含する、請求項1記載の方法。
  4. 4.インシュリンの投与をさらに包含する、請求項2記載の方法。
  5. 5.前記アミリンまたはアミリン作用薬が実質的に純粋である、請求項1記載の 方法。
  6. 6.治療に効果的な量のアミリンまたはアミリン作用薬を薬学的に許容可能なキ ャリアと共に投与することを包含する、高カルシウム血症の治療方法。
  7. 7.請求項1記載のいずれかの治療を受けている患者の血液、血清、血漿または 尿に含まれるアミリンのレベルを測定することを包含する、患者監視方法。
  8. 8.前記骨疾患患者またはその疑いがある患者の血液、血清、血漿または尿に含 まれるアミリンのレベルを測定することを包含する、相対的または絶対的低アミ リン血症に関連する骨疾患の進行の監視方法。 該方法は、置換量のアミリンまたは治療に効果的な量のアミリンまたはアミリン 作用薬を薬学的に許容可能なキャリアと共に投与することを包含する。
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