JPH04502120A - 水精製システム - Google Patents
水精製システムInfo
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- JPH04502120A JPH04502120A JP1510501A JP51050189A JPH04502120A JP H04502120 A JPH04502120 A JP H04502120A JP 1510501 A JP1510501 A JP 1510501A JP 51050189 A JP51050189 A JP 51050189A JP H04502120 A JPH04502120 A JP H04502120A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
フリーな水の提供に関する。この発明は、自然災害による緊急事態の間及び微生
物学的に安全な水の供給が容易に得られないような場合に特に有用であろう。
開発途上国の子供の病気や死亡の主たる原因のひとつは下痢である。これは主と
してこれらの国における水の供給の不適切さによるものである。例えば、198
5年において、これらの国の農業人口の59%が水への安全な供給に恵まれてい
なかったと推定されていた(ランセット(1987)10117日、p890)
自然災害、流行病、戦争等に起因する非常事態の期間、水への安全な供給を受け
ることは、水精製の通常の方法(ろ過及び化学処理)が利用できず、又煮沸が実
際的できないために、さらに制約されてしまう。
オ コレラ(Vibrio cholerae)、シゲラ種(Shigella
5pecies)、カンピロバクタ−ジエジx二(Campy l oba
c t e rjejuni)、ニジエリシア コリ(Escheriジウム(
Cryptosporidium)及びシストツマ種(Schistosoma
5pecies)である。そして、これに加えて、自然災害の期間、他の感染
病が汚染された水を経て運び込まれる。水処理プロセスの主たる目的のひとつは
、このような有害菌を除去することにある。更に、これらの菌のいくつかは、エ
ンテロトキシンを形成することができ、微生物が無くても病気をひき起こす。こ
のような菌としては、2つの最も重要な水起源の病理体;ビブリオ コレラ(V
ibri。
cholerae)及びシゲラ種(Shigellaspec 1es)、コレ
ラ及びバクテリア性赤痢の原因因子を含む。これらのエンテロトキシンの分子量
は、それぞれ90キロダルトン及び82キロダルトンである。
理想的な水精製システムは、従って、これらのエンテロトキシン及びその病源菌
を除去することを保証しなければならないであろう。純粋な水を安全に供給する
ことによって、防止することが、これらの病気を防止する最良の方法である。こ
れらの水起因の病気のひとつにかかつている者は、通常下痢を伴う、胃腸炎、に
苦しむ。年少者、老人、そして栄養不良による衰弱者では、下痢は、重大な脱水
及び電解質消耗によって死亡の原因となる。
しかし、これは“経口水分補給治療”によって回復できる(「下痢における水分
補給治療」、(Rehydration therapy in diarrh
oea。
)ディーモハラノビス(D、MohalanobiS)、「小児の急性腸感染J
(Acute enteric 1nfections in childr
en、r処置と防止の新劇面J (n ew p r o s p e ct
for treatment and prevent 1on)、Eds、H
olme、T、Holmgren、J、、Merson、M、、Mo1lby、
R。
Elsevier、1981.pp、303−318)。
76g、塩化ナトリウムI、76g、塩化カリウム1゜52g9重炭酸ナトリウ
ム1.68gから成る。しかしながら、はるかに単純な処方が又有効であって、
単に、グルコース又はサッカロース、塩化ナトリウム、塩化カリウム及び重炭酸
ナトリウムを含む。最も単純な水分補給処方は、グルコースと塩化ナトリウムだ
けを含むか、好ましくは、塩化カリウムを含む。この単純だが有効な処置は、胃
−腸感染による小児死亡のかなりの減少をもたらした。腸チフス、コレラ及びい
くつかの赤痢以外は抗生物質は、たいていの胃−腸感染の処置に必要とされず、
いかなる場合にも、途」二国では一般的に抗生物質は利用てきないということに
留意しなければならない。
経口水分補給ミクスチアーの最も重要な成分は、砂糖ナトリウムイオン及びカリ
ウノ、イオンである。これらの成分の最適濃度については争いかあり、現在製造
されている処方は以下の範囲内にある。
a)グルコースペースの混合物(B a n k、S、及びFarthing、
M、J、G、(1988)、Advanees in oral rehydr
ation。
Drugs、Supplement36:p、56&83)。
グルコース 67−200ミリモル/1ナトリウムイオン:35−90 ミリモ
ル/lカリウムイオン :1O−25ミリモル/1b)サツカロ−スペースの混
合物(de Zoysa。
I2及びLindsay−3mith、E、(1983)、’Diarrhoe
a managementand oral rehydration the
rapy in rural homes in Zimbabwe’、5av
e the ChildrenFund、London、p37):
サノ力ロース :50−149ミリモル/lナトリウムイオン:30〜100ミ
リモル/1最近、ビールス性髄膜炎の原因物質であるロタビールス(rotav
irus)及びクリブトスポリディム(Cryptosporjdium 5p
ecies)か疑いのある源から水を精製する普通の技術である塩素1、 化に
よっては死滅しないことか示唆されてきている。
本発明は、化学的な殺菌又は煮沸の必要なしに、病原性微生物を含まない又V、
cholerae及びShigella 5peciesのエンテロトキシンを
含まない精製水を製造する簡単な方法を提供するものである。
この方法は、飲料用又は調理用、医療用、例えば薬剤を調製したり、注射又は静
脈内注入による薬剤の投与用、血液又はプラズマ物質用及び経口水分補給組成物
用の水を提供するのに使用できる。この方法は、途上国において、特に自然災害
の期間使用できる。
他の国々においても、この方法は野外活動者、例えば、キャンバ−、ウォーカー
及び登山家によって、せせらぎ又は川から微生物を含まない水を供給するのに、
及び安全な水の供給に恵まれない医療チームによって使用できる。特に本発明か
利点とするところは、必要なきれいな水を製造するのに要求される装置か軽量で
あることである。特筆すべき点は、微生物及びエンテロトキシンを含まない水を
提供するばかりではなく、経口水分補給治療に適した溶液を提供することである
。
したかって、本発明は、少くともひとつの実質的に微生物を含まない水可溶固体
の非毒性溶液を製造する方法であって、この方法は、
その固体又は、その濃縮溶液を、それと接触させた選択的透過膜を備えた容器中
に保持し、
その膜の反対側を事前に決定した時間水と接触させて、水が浸透により容器内に
進入させるか、水からの微生物のコンテナー内への通過を防止することよりなる
。
選択的透過膜は、水及び低分子量溶質の容器内及び外への通過を許容する。水に
接触させた場合、膜は、水が容器内に進入するのを許し、その固体を溶かす。接
触時間か増すと、水は浸透圧により容器内に吸入され、固体溶液を希釈する。も
し固体か、膜物質のカットオフ又は排除サイズ分子量以下であるならば、容器外
に拡散し、2つのプロセスは、溶液のグラシュアルダイルージョン(gradu
al dilution)を来たす。固体及び接触時間及び条件を選択すること
によって、この方法は特定濃度の溶液を形成することを許容し、又、実質的に無
限の希釈か達成されるまで連続することによって、この方法は、例えば飲料用に
適した、もとの水可溶固体のほとんと含まない水を製造することを可能とする。
一方、膜は、微生物及びV、cholerae 及びshigella種のよう
な微生物の進入を防ぎ、製造された水は、実質的に微生物及びエンテロトキシン
を含まないものとなる。たたし、水可溶固体及び容器の内側は、始めに殺菌し、
その後の操作の間汚染されないことを条件とする。もちろん、いくつかの応用、
例えば、健常人のだめの飲料水の製造のようないくっがの適用については、絶対
的な殺菌性は必要でない、このような適用では、水可溶固体及び容器の内側は、
清潔で、有害な量の病原性微生物を含まないであろう。他の適用、例えば、静脈
投与用溶液の製造においては、絶対的な殺菌が必須であり、このような場合、水
可溶固体及び容器の内部は、殺菌方法で製造され、殺菌されそして使用時迄殺菌
状態に保たれる。
用語「実質的に微生物を含まない」とは、その物質が1ml当り1つ未満の生存
可能な0・1able)細胞又は胞子を含むことを意味する。
本発明の方法は、適当で容易に入手できる又は特別に製造したどのような選択的
透過膜物質及びどのような水可溶固体(必要なら殺菌する)を用いて実施化する
ことができる。通常の膜物質は、12−14キロダルトン(KD)の範囲の分子
量カットオフ(cut−off)、これは多細胞寄生虫、プロトシア、バクテリ
ア、菌及びビールスのようなチューブの外側で水の中に存在するものを除き、V
、cholerae及びShigella種のようなエンテロトキシンを排除す
る分子量を有する。
Escherichia coliの熱安定エンテロトキシンのような、いくつ
かのエンテロトキシンは、低い分子量だか、約4WDの分子量カットオフを持つ
膜を使って排除することかできる。このような膜は、エンドトキシンの分子量は
1,000キロダルトンを越しているため、エンドトキシンをも又排除する。エ
ンドトキシン(バクテリア起源のパイロジエン)は、グラム陰性バクテリアの細
胞壁の構成成分であり、すべての静脈的に投与する溶液は、エンドトキシンを含
まないものでなくてはならない。半透膜の内側及びその内部が殺菌され、エンド
トキシンを含まないことを条件として、本発明は、静脈投与用に適した溶液を提
供するのに使用することができる。
異なる分子量カットオフを存する種々の半透物質が利用でき広範囲の選択が可能
である。
これらの物質としては、
a、セルロース−浸透現象を表わす際及び、透析による分質の精製に広く使用さ
れている。
b、セロファン
C,ベンゾイル化セルロース
d、ビスコースセルロース
e、コラーゲン
が含まれる。
好ましい物質は、セルロースである。というのは、これは非常に純粋な形で得ら
れ、毒性か無く、湿らせたとき裂けず、又破壊せず、変質することなく水中に長
時間存置することか可能であるからである。
好ましい分子量カットオフは12−14キロダルトンである。というのは、これ
がすべての微生物及び重要なae、Shigella種、Campylobac
te更に、これが透析に最も広く使用されている物質であり、安価で、容易に入
手可能である。
本プロセスのいくつかの適用において、固体は水の進入を保証するためにのみ存
在し、水が使用される前に、実質的に完全に除去される。このような場合、固体
の性質は、重要でないか、一般的には、それか低分子量を有し、少くとも最終の
濃度において(最小の濃度)無毒性で、あることか好ましい。明らかに、もしそ
れが拡散によって実質的に完全に除去されるならば、固体は、膜の分子量カット
オフ以下の分子量を有しなければならない。
他の適用において、固体は、本方法によって製造された最終の溶液中に存在する
ことが必要である。固体は、もし、その分子量が膜の分子量カットオフよりも大
きいならば、例えば、デキストリン、デキストラン又はある種の水可溶グルコー
スポリマーのような場合には、容器内に完全に保持される(エコノミストEco
nomist、1989年5月27日、118−120を参照)。
最終の溶液中に存在することが必要とされるが、しかし、膜の分子量カットオフ
未満の分子量である固体にとっては、容器の水への損失と必要な最終濃度を確保
するための十分な水の注入を確保する時間との間でバランスをとらなければなら
ない。
最少濃度で固体を存する水を製造するに際して、膜を移動する水と接触されるこ
とが好ましい。特別の固体最終濃度が必要な場合には、移動する水を用いて、達
成できるが、事前に決定した初期量の水を用いることが好ましく、この場合、水
は静止していても攪拌されても良い。
溶質の目的とする最終濃度を達成するのに必要な最少時間を見出すことは簡単な
試行錯誤の事柄である。これが1分未満ということはありそうもなく、2日以上
もかかるということは、利用上魅力がない。通常は目的とする最終濃度は、■か
ら24時間内に、好ましくは2から12時間、例えば、3.4.6.8又は10
時間で達成することができる。
容器内に、1つ以上の固体を使用したい場合は、例えば、固体サスペンションで
ある食品を仕立てるときは、目的とする量の水を進入させる浸透圧を発生させる
ために、少くとも1つの可溶な固体を含む必要がある。
もし、2以上の固体を容器内に含み、それらが水可溶で、各々の目的とする濃度
の溶液を作りたいのであれば、各出発時の固体の量を、浸透効果及びそれぞれの
容器からの拡散速度の両方を考慮して、調節する。より詳細には後記の実施例に
記載かある。このような場合には、膜を事前に決定した水の初期量と接触させる
のが好ましく、この必要な最少(又は最大)の接触時間は、簡単な試行・ 錯誤
で決定する。
膜の分子量カットオフより少さい分子量の溶質の最終濃度を確保する簡単な方法
は、膜を、事前に決定した水の初期量と接触させ、そして、容器内外の、濃度で
平衡が達成されるまで、攪拌又は攪拌せずに接触を続けることである。したがっ
て、事前に決定した初期量において、目的とする濃度を達成するために容器内に
十分な固体を含め、事前に決定した最少時間は、平衡を達成するのに必要な時間
とする。
水可溶固体が、溶質の混合物であって、その溶質の1つ以上の分子量が分子量カ
ットオフより少さい場合にも同様の手法が採れ、それら溶質が平衡に達するまで
、水との接触を維持する。
本発明で使用する固体を選択する際、種々の溶質の相対曲水集合効果(wate
r−gathering effect)を考慮に入れる必要がある。浸透圧は
、溶液中の粒子数に一部支配されるため、重量対重量では低分子量溶質は、高分
子量溶質よりも高い浸透圧を発生する。しかしながら、水の内部拡散は一定時間
かかるので、低分子量溶質の容器外への急速な拡散の傾向が、水集合効果を減少
させる。例えば、ナトリウム及び塩素イオンは、セルロース膜をすばやく通過し
、塩化ナトリウム及びグルコース、サッカロース又はフラクトースの混合物によ
って集まった水の分量にほとんど効果を与えない。
砂糖は、後記の実施例で分かるように、はるかに大量の水を集める。
他の容器内に含める水可溶の固体は、乾燥血液物質、血液又はプラズマ代替物、
さらに複雑な経口水補給剤、例えば、他の電解質又は、アミノ酸及び、栄養成分
、例えば乾燥栄養物質、固体ミルク及び水可溶固体を含む一部脱水食物である。
これらの固体は、栄養成分か含まれていない場合には、栄養成分を添加しても良
い。他の水集合用及び栄養用の好ましい固体は、コメ粉末(ライスバうダー)溶
質及びコメ粉末(ライスパウダー)である。
本発明により製造された栄養サスペンションは、水可溶固体による水の集合の間
又は後で、加熱しても良い。
砂糖、例えばグルコース、サッカロース又はフラクトース及び少くともひとつの
電解質、例えば、塩化ナトリウムに基づく経口水分補給剤を本発明の方法により
製造することかできる。好ましくは、これらは、膜と事前に決定した出発時の量
の水とを、電解質か容器の内外で千〇iとなり、且つ砂糖の大部分か拡散して容
器の内側に目接触させて製造することかできる。
更に、溶質の分子量か膜物質のカットオフより小さいことを条件として、溶質を
、水可溶固体による水の最初の収集又は後続の段階のいずれかに、外部の(よご
れた)水から拡散により容器内に導入することができる。
本発明の特別の側面としては、公知の組成物の化学品の混合物を半透物質(即ち
、ある特定の分子量より小さい分子の透過を許す物質、分子量カットオ))から
形成した管類に入れ、両端で管類を封止しく結ぶが他の手段により)、それから
管類を水に浸漬することを特徴とする。管の外側の水は、半透膜を通過し、管の
内側で混合物の濃縮された溶液となる。この濃縮された溶液は、管の外側の水よ
りも高い浸透圧を存するので、更にたくさんの水か管の内に拡散し、管内の溶液
の全体量は、徐々に増加する。同時に混合物のいくつかは、管の外側に徐々に出
てくる。というのは、膜は混合物の構成物質に透過性であるためである。もし、
半透物質が分子量カットオフか12−14キロダルトンであるならば、管の外側
の水の中に存在するかもしれないプロトシア、バクテリア、菌及びビールスは内
側の溶液中には透過することが更に、水起源病原体により生成されたエンテロト
キシンの多くは、大きすぎて溶液中には通過することができない。結極、管の内
側には、すべての微生物の含まれない且つ最も重要なエンテロトキシンの含まれ
ない溶液が製造できる(但し、内側と水可溶固体が、当初、微生物及びエンテロ
トキシンを含まないことを条件とする)。
微生物を含まない水を供給する他にも、本発明は、又、もし水中の管の浸漬期間
に注目するならば、経口水分補給治療に適した溶液を提供する。必要とする浸漬
の期間は、管の構成物質及び管の中に含まれた最初の混合物の量と組成に依存す
る(後記実施例参照)。
本発明で使用する容器及び膜は、とのような便利な形態もとることかできる。大
量に飲料水を製造するには、容器は大量の表面積を有し、川又は貯水のような流
れを有したり、静止した水に適した形態の膜を供え、且つ、水可溶固体を更に添
加したり精製した水を引き抜く手段を備えることかできる。小量規模、例えば、
経口水分補給剤の個人投与への使用の場合には、容器は、単に少くともひとつの
閉!端を有する管状中に膜か存在すれば良い。この容器(又は少(とも、その閉
鎖端部)を事前に決定した最少の浸漬をした後で、数m】から1リツター、例え
ば50m1から500m1、好ましくは100から200m lの経口水分補給
剤をつくるために、ブラケット又は水さしのような容器に浸漬する。他の具体例
として、よごれた水を精製する複合的な外部容器及び/又は、精製水を引き抜く
手段:例えばマウスピース、ドリンキングチューブ、セプタム(septurn
)、任意に付属ノリンジを有する皮下注射針又は静脈注入セットを備えていても
良い。
更に別の実例として、容器は再使用可能で、一定量の水可溶固体を含む水を通さ
ないように封止された複数のコンパートメントを備えていても良い。そのような
コンパートメントは、中に入っている固体を、再使用可能な容器か使用されるた
びごとに、放出するように開かれる。
このコンパートメントは、スクリュー、クリックフィツトキャップ(click
fit cap)、ブレークライン(break ] 1ne)又は他のウィー
クポイン)(weak point)のような開口手段を有していても良いし、
又、単に物質、構成方法及び最終使用目的に応じて、切断又は裂くことによって
開くことができる。薬剤、追加の溶質、不溶物質又は液体を含むコンパートメン
トは、その内容物か、膜がよごれた出発の水から除去された時、精製水中に解放
することかできる。この方法によって、急速な投与が可能となり、高価で貴重な
物質の出発時の水への拡散による損失か防止できる。
いくつかの用途においては、膜と少くともひとつの水可溶固体を含む容器は、連
続した織物の形態で、切り取り線付き又は、多数の容器ウェブから個々のコンテ
ナを分別する手段を備えて作られても良い。
容器は、膜、及び/又は他のもろく、デリケートで、重要でない成分を輸送及び
貯蔵の間保護する手段を備えていても良い。容器は、サスペンション手段を備え
ていても良い。よごれた水か除去されるまで、きれいな溶液に接近するのを防止
する手段を備えていても良い。
本発明で使用する膜を備える(又は膜から成る)容器を設計する場合、精製水の
目的とする最終の量を含むのに十分な内部の量を許容する必要かあり、これをバ
ックプレッシャー (back pressure)なしに達成することか好ま
しい。このよりtハックプレッシャーは溶質による浸透圧を減じ、ひどい場合に
は、膜を破壊し、精製した水の損失又は汚染をひき起こしてしまう。
容器からの精製水を得る手段は環境からの汚染、特に膜(及び容器)に接触した
不純な水からの汚染を防止することを考慮に入れて設計しなければならない。
容器は、又、事前に決定した最少接触時間が経過したことを示す手段及び/又は
、内部が殺菌状態てなくなったことを示す手段を備えることができる。これは、
例えば、汚染を示すものとして、高分子量の青いデキストランを膜の外側に設け
、それによって、汚染水を着色することによって達成することができる。従って
、殺菌溶質の汚染(例えば、膜が破れたとき)は、溶液の着色によって示される
。砂糖及び塩の濃度表示としては、尿サンプリング時に使用するのと同様な指示
片を使用できる。
このような片は、異なる指示体を含む数種のセクションを有することかできるの
で、例えばpH、グルコース、ナトリウム、カリウム、及び塩素濃度の着色表示
か与えられる。この種の指示片は、ビーディーエッチ社(BDHLim1ted
、Poole、英国)から入手できる。 本物質の好ましい形態は、長い細い管
である。というのは、水の迅速な取り込みを可能にする表面積/体積比を増すか
らである。種々の経口水分補給剤か提案されているが、ひとつの簡単なものは、
世界保健機構か推せんしている「グルコース電解質」溶液である。これは、ナト
リウム90mmol/1.カリウム20mmoJ/I、塩素80mmo1/]、
重炭酸塩30mmol/1及びグルコースll1mmol/Iから成る。更に複
雑な処方では、ナトリウム50rnmol/I、 カリウム20mmo1/1.
塩素50mmol/I、重炭酸塩20mmol/1. グルコース91mmol
/1. フラクトース2mmo1/]、サッカロース94mmol/1及びクエ
ン酸9mmol/1から成る。
フレーバー剤も又、高分子の可溶蛋白質及び/又はポリサッカライド及び他の最
終溶液に必要な他の成分と同様に添加することができる。
好ましくは、この水精製システムは、経口水分補給混合物又は他の化学成分の混
合物を含んだ一定の長さの半透膜管から成る。管は、一端を、クリップ又はノッ
ト(knot)又は熱封止(hea t−5ea 1 ing)又はブルーイン
グ(gluing)手段によって封止される。他端は、好ましくは、クリップ手
段て封止され、管か、水中に一晩(又は他の適当な期間)浸漬された後で、再び
開けられ、内部の精製水に接近できるようにしている。管を水中に一晩(又は他
の適当な期間)浸漬した後、使用者は、管を水中から取り出し、管の外側に残っ
ている水を取り除き、クリップをはずして、それから、内容物を飲み物用容器に
注ぐか、又は、管の開口部にマウスピースを用いて直接飲料に供する。管は、そ
れから好ましくは、捨てる。というのは、これは生物的分解可能であり、土壌テ
キスチャー(texture)を改質又は改良するのに使用される。反対に、こ
の水精製システムは、
(1)一端を封止され、他端をしようご形にした、一定長の半透管、
(2)管が水中に浸漬されている間、開口部を一時的に封止するクリップ、
(3)経口水分補給混合物又は化学物質の混合物から成るキットの形態で供給す
ることかできる。使用者は、じょうご状の端から混合物を管の中に注ぎ、じょう
ご状の端をクリップで封止し、管を水中に浸漬する。浸漬の適当な期間の後、使
用者は、水中から管を取り出し、管の外側に付着した水を取り除き、クリップを
はずして、溶液を他の飲食用容器に注ぐか、又はじょうご状の端をマウスピース
として使用し、管から直接、溶液を飲む。管は、それから、好ましくは、捨てら
れる。というのは、再び新しい混合物を入オiることは、管が湿っている時は、
技術的に困難であり、そして、注意が不十分な場合に、管の内側の汚染が起こる
ためである。
本発明を途上国において、水分補給治療の形としてというよりは、微生物を含ま
ない水源を提供するのにのみ使用するときには、管の内部に含める混合物の組成
に関してはもっと大きな範囲となる。この目的のために、例えば、砂糖の全体量
を著しく増加させることかでき(というのは、最終の濃度が、経口水分補給治療
の時はど厳密でない)、拡散速度は、比例的に増加し、管の浸漬時間を減少させ
ることかてきる。これに加えて、高分子量の水可溶蛋白質及び/又はポリサッカ
ライドを混合物の中に加えることかできる。というのは、これらは、水の取り込
み速度を増加させるためである。又、味をよくするフレーバー剤は非常に重要で
ある。
本発明は、更に上記した方法に使用する容器、精製水及び医薬品の製造に使用す
る容器の使用、及び本発明の方法により製造された溶液を使って人又は動物を処
置する方法を提供する。このような溶液、容器及び方法は本発明の更に別の側面
を形成する。
クレームしつる本発明の特別の態様として、次のものである。
A、 すべての微生物及びVibrio cholerae及びShigell
a種のエンテロトキシンを含まず、浸透圧を提供するのに有効な無毒水可溶固体
の溶液を提供する方法であって、該方法は、塩を溶かし、溶液が飲めるような濃
度に希釈するのに十分な水が、容器に入るまで、浸透圧によって水が、容器内に
入るのを許すが、微生物又は、70キロダルトンより大きな分子量の分子の通過
を防げる膜を備えた封止された飲料用容器に含まれた化合物の混合物を水中に浸
漬することから成る。
B、 容器が、一端を封止され、一端は、マウスピースとして使用されるか、又
は、飲むために別のマウスピースと協同するように、再度開くことか可能となっ
ている管から成る上記方法。
C0膜か、12キロダルトンより大きい分子量の分子の通過を防げる上記方法。
D、 膜かセルロース又はその誘導体又はその再生形(regeverated
form)である上記方法OE、 無毒水可溶塩が、経口水分補給治療に適し
た溶液をもたらすような組成物との混合物である上記方法。
F、 (1)水分補給治療用固体化学品の混合物、(2)上記した膜を備えた飲
料用容器、(3)水中に浸漬されている間、一時的に容器を封止する手段、
から成る上記方法に使用するキット。
G、 飲料用容器か、一端を永久的に封止され、クリップ手段か他端を一時的に
封止するよう備えられている管から成る上記キット。
H4化合物の混合物か、飲料用容器に内包されている」−記キッ1−0
1、 容器と協同して、容器から安全に飲めるようなマウスピース及び容器に塩
を充填する手段の両方を提供するし7ようご手段を更に含む上記キット。
J、 膜は、12ギロダルトンより大きい分子量の分子の通過を防止する上記キ
ット。
1<、膜か、セルロース又はその誘導体又は再生型である上記キット・。
L、 水i”T溶化学物質の混合物か溶解して、飲料用又は水分補給治療用の溶
液を形成する、ための水を提供する浸透と、
及び、溶液から、微生物又は有害高分子量物質を除去する透析との両方に使用さ
れるひとつの膜の使用。
本発明は、添付の図面を参照して更に詳述する。ここで、
図1は、本発明で使用する容器の部分的に切り取った正面図を示す。
図2は、図1の装置の側面図を示す。そして図3は、本発明に使用する容器の別
の容器の正面図を示す、
図4は、実施例2の結果を示すグラフである。
図1を参照すれば、容器1は、吊り下げ手段l、ふた3を有する注ぎ口及び精製
水を引き抜くセプタム4から成っている。内部的には、容器は、壁で水を通さな
いシールを形成する選択的な透過膜である分離体7により分けられた、汚水5と
精製水6用の2つのコンパートメントを有する。コンパートメント6は、分離体
7に接触して一定量の水可溶固体8が備えられている。
使用時には、汚水は、注ぎ口を経由して一定量かコンパートメント5に注かれる
。そして、容器は、コンパートメント6か精製水で充満する間、適当なフックに
吊り下げられる。残った汚水は、精製水をセプタム4から抜き出す前に注ぎ口3
から捨てられる。
別の注ぎ手段及びタップやスポイトのような精製水を回収する手段を備えること
かできる。2つのコンパートメントの間の分離体か全体的に選択的透過膜物質で
あることは本質的ではない。ただし、固体8と接触する分離体7の部分は、その
ような物質である。容器内での分離体7の配置については、厳密ではなく、水平
の又は斜めの分離体のようなものも良い。
本発明に使用される別の容器は、図1及び2に記述したような容器であるか、単
一の固体8の代わりに、図3に示すように、容器は複数の固体又は固体の濃縮溶
液の、包みlOを備えている。図3の容器は包み10のひとつを破り、固体を分
離体7の膜に接触させるように操作し、それから、コンバートメジトロを汚水で
満たし、前記したように精製水を回収する。一旦、残った汚水を捨て、精製水を
回収したならは、容器は、第2の包み10を破って、新たな一定量の汚水で進め
ることによって、再使用しても良い。固体又は液体成分、例えば薬剤を含む包み
を、固体又は液体成分の精製水中への解放のために備えても良い。精製水用のコ
ンパートメントは、副次的に分割されて、水可溶固体、半透過膜及び水回収手段
の部分を備える複数の密封されたコンパートメントにしても良い。異なる包みを
、添加すべき異なる物質をそれぞれ含むようコードしても良い。例えば、着色コ
ードである。
本発明で使用可能な容器の変法か、たくさんある。本発明を以下に実施例を用い
て詳述するか、本発明のクレームを制限するものではない。
以下の実験を、本発明の方法により経口水分補給剤を製造する条件を決定するた
めに実施した。他にことわらない限り、グルコース決定法は、Technico
n(商標)RAlooO(Technicon、Basingstoke、英国
)を用いて行い、ナトリウt、及びカリウムイオン濃度は、IL343フレーム
ホl−メーター(Flame Photometer)(Instrument
ation Laboratories Ltd、Warr jngton、英
国)を用いて実施した。
多くの場合、測定すべき溶液は最初にかなりの程度希釈する必要かあった。
実験1
20部のグルコース、5.25部の塩化ナトリウム、1.5部の塩化カリウム(
すへて重量部)処方の40gを38mm又は29mm直径のセクションのセルロ
ース透析管中に加え、両端を封止した。管のセクションをそれぞれ硫水中に17
°C又は30°Cて浸漬した。29mm管のセクションを1リツトルの静水中に
17°C又は30°Cて浸漬した。結果を表1から6に示す。
表1. 17°C流水、38mm直径管。
時間 集積量 グルコース (Na”) (K’″〕(h) (ml) ミリモ
ル ミリモル ミリモル3.5 10B 960 290 25.54.5 1
26 676 121 8.45.5 138 488 64 3.66.51
44 338 38 1.8
7.5148 328 25 1.1
g、25 351 224 16 0.6表2. 17℃流水、29mm直径管
時間 集積量 グルコース (Na” ) (K” )(h) (ml) ミリ
モル ミリモル ミリモル2.5 110 902 286 37.83.5
132 612 12+ 12.44.5 152 376 43 3
5.5 166 366 38 0.96.5 173 166 9 0.4
7.5 178 128 5 0.2
8.25 180 78 3 0.1
表3. 30’C流水、29mm直径管時間 集積量 グルコース (Na”
) (K” )(h) (ml) ミリモル ミリモル ミリモル2−5 13
8 478 67 6.43.5160 272 19 1.2
4.5 176 124 6 0.3
5.5 1?8 80 3 0.3
6.5177 146 3 0.2
7.5 178 96 3 0.3
8.25 178 170 2 0.2表4. 30″C流水、38mm直径管
時間 集積量 グルコース (Na″″) 〔K”)(h) (ml) ミリモ
ル ミリモル ミリモル2.5 130 128 127 13.63.5 1
50 128 45 3.44.5 162 194 11 0.55.5 1
68 86 4 0.2
6.5 +74 78 3 0.2
7.5 174 102 3 0.2
8.25 174 100 2 0.1表5. 17℃、外部の水一定量
時間 集積量 グルコース (Na” ) (K” )(h) (ml) ミリ
モル ミリモル ミリモル3.5 112 954 376 684.5 12
4 704 44.5
5.5 136 562 194 36.26.5 144 456 170
33.57.5 150 382 155 32g、5 151 320 11
6 25.5表6. 30℃外部の水一定量
時間 集積量 グルコース (N a ) (K)(h) (ml) ミリモル
ミリモル ミリモル2.5 116 462 288 51.23.5 13
2 576 +90 35.74.5 142 428 166 335.5
148 366 149 316.5 152 296 145 31.57.
5 154 280 149 338.5 152 224 120 27.9
24 154 116 125 28.7コメント
流水中のこの特定の処方での使用は、経口水分補給治療用の、グルコース/ナト
リウムイオン/カリウムイオンの必要なバランスを与えなかった。
8時間以上の浸漬によって、飲料用の殺菌グルコース溶液を得る。(表1−4)
。
外部静止一定量の水でのこの処方の使用は、経口水分補給用のほぼ正確なグルコ
ース/塩類バランスを与える(表5及び6)。
17℃から30℃への温度増加は、水の取り込み速度及び、グルコース/塩類平
衡が起こる速度を増加させるようである(表5及び6)。
管の直径は水の取り込み速度及び得られた溶液の組成に影響を与えるようである
。より小さい直径の管は大きな直径の管よりもより大きな水の取り込み速度及び
グルコース/塩損失を持つ(表1及び2)。
これは恐らくより大きな表面積/容量比のためであるこの実験の目的は、外部の
水の量を変えることによって、水の取り込み速度と得られた溶液の組成の両方に
対する効果を検討することである。
実験!で用いたのと同じグルコース/塩化ナトリウム/塩化カリウム混合物10
gの部分を22cm長29mm直径の管に添加し、管を50から500m1の水
に30℃で浸漬した。内部量及び濃度を24時間で測定した。結果を表7に示す
。
表 7゜
初期外部 取り込み グルコース Na″ K゛容量ml) 量(ml) ミリ
モル/l ミリモルフ1 ミリモル/130046115+17 26
250 45 170 +37 31
+50 42 301 228 52
コメント
処方か浸漬されている水の容量を変えることによって、取り込み水量及び得られ
た溶液の組成か影響を受ける。
したかって、適切量の水の中に処方を浸漬すれば、公知の組成の溶液を得ること
か可能である。上記結果から、経口水分補給治療にとって、適切な組成の溶液か
、上記処方10gを400から500rnlの水に浸漬すことによって得られる
ことか判かる。
実験3
下記の実験は、混合物の組成を変えることによって溶液の得られた組成に対する
影響を検討するために実施した。
5.22部の塩化ナトリウム、1.1.25部の塩化カリウム、及び変量の16
から32重量部のグルコースを含む新しい処方を使用した。この混合物の部分を
29mm管に添加し、!クツ1〜ルの水30°C中で保温した。内部の量及び濃
度を24時間で測定した。結果を表8に示す。
表 8゜
グルコース 容 量 グルコース Na” K”(g ) (ml) ミリモル
フ1 ミリモルフ1 ミリモル/118 110 79 81、 14
26 +42 169 86 14
この実験は、グルコース36g、塩化ナトリウム10.44g、塩化カリウム2
.25gを29mm管に入れ、2リットル水:30°Cて18時間及び24時間
浸漬した混合物を用いてやり直した。結果を表9に示す。
表 9゜
時 rrfI量 グ/l/ :7−スN a ” K ”(h ) (ml)
ミリモル/l ミリモル/l ミリモル/1コメント
グルコース16gから20g、塩化ナトリウム5.22g及び塩化カリウム1.
125gを含む混合物が、1リツトルの水に浸漬した場合、経口水分補給治療に
適した溶液が製造できる(表8)。
経口水分補給治療に適したより大量の溶液は混合物を大量に用いることにより得
られるが、浸漬される水の量は増加する(表9)
実験4
1リツトルの水、4°C中に保持した29mm管に入った、グルコース18g、
塩化ナトリウム5.22g及び塩化カリウム1.125gの混合物を用いて実験
3を反復した。グルコース濃度は、シグマ社(Sigma Ltd)(Pool
e、英国)から購入した診断キットを用いて決定した。ナトリウムイオン濃度は
ナトリウム感応電極(Whatman Internat 1onalLtd、
Maidstone、英国)を用いて決定した。
結果を表10に示す。
表 10゜
時 間 量 グルコース Na”
(h) (ml ) ミリモル/ l ミリモル/ 1コメント
経口水分補給治療に適した溶液は、水の温度がたとえ4°Cのように低くとも2
4時間以内に得られることを示す。
実験5
グルコース、塩化ナトリウム及び塩化カリウムを含む溶液か、経口水分補給治療
には望ましいが、より簡単なサッカロースと塩化ナトリウムだけを含む処方も又
有効であることが判明した。
50gのサッカロースと120gの塩化ナトリウムの部分を38mm又は83m
m管のセクションに入れ、流水中に室温で種々の時間浸漬し、内部容量及び濃度
を測定した。サッカロース濃度は、デュポイ等(Cut+ois )Analy
tical Chemistry、39;350−356 (1956)のフェ
ノール/硫酸法を用いて決定した。ナトリウムイオン濃度はナトリウム感応エレ
クトロード(Whatman Internat−ional Ltd)を用い
て決定した。結果を表11に示す。
表 11゜
管 時 間 容 量 シュクローズ Na″″(h ) (ml) ミリモル/
l ミリモル/ I38+nm 16 670 80 1783+nm 16
650 96 4624、 680 46 12
40 7+5 19 12
コメント
水の取り込み速度及び溶液の組成は使用した管の直径に依存した。
83mm管を用いて、経口水分補給治療に適した大量の溶液(650ml>が1
6時間後得られた(表]】)。
方法は、飲料及び他の目的用の大量の殺菌サッカロース含存溶液を得るのに有用
である。サッカロースによる水の取り込みはグルコースを伴うよりもより有効で
ある。
実験6
本実験の目的は、一定量の水の場合にサッカロース含有混合物を浸漬する効果を
検討することてあった。下記混合物の部分を32mm管のセクションの内側に入
れ、水中に30°Cで浸漬し、内部容量及び濃度を測定した。
結果を表12に示す。
A 20gサッカロース、5.22g NaCl 1.13g KCIB 20
gサッカロース、7.83g NaC11,69g KCIC20gサッカロー
ス、10.44g NaC12,25g KCID 30gサッカロース、5.
22g NaCl 1.13g KCI表 12゜
混合物 初期量 時間 容量 サッカ Na“ K+クロー
ズh) (ml) ミリモルフ1 ミリモル/I ミリモル/lA 1litr
e 8 138 128 77 13B 1.51itres 8 156 1
26 86 14C2Htres 8 168 NO8734D 1litre
8 188 186 86 14コメント
経口水分補給に適した組成を有する溶液は1,1.5又は2リツターの水のいず
れかにおいて、わずか8時間浸漬後に得られる(表12)。
サッカロースによる水の取り込みはグルコースで達成されるよりももっと有効で
ある。
実験7
以下に記す本実験の目的は、内部溶液に存在する粒子を排除する膜の能力を検討
することであった。40gのグルコース/塩化ナトリウム/塩化カリウム混合物
を含む38mm管をシュードモナス アエルギノーザブルーデキストラン(0,
2g/l、mw2 X 10’ D)を含む静水中に浸漬した。
管外の溶液の最終OD:A、□。=0.241管内の溶液の最終OD : Ag
2O= 0管外溶液のシュードモナス量=45X10@個/m18174時間浸
漬後、管内でシュードモナスは検出されなかった。使用された検出法はバクテリ
ア1個/mlを検出可能であった。
コメント
膜は成功裏にブルーデキストラン(分子量2XlO@)及びシュードモナス ア
エルギノーザ(Pseudo−monas aeruginosa)を排除した
。
病原菌はブルーデキストラン分子よりも大きいので、この結果は、有害細菌及び
ビールスを膜により排除することを示唆している。
実験8
本実験の目的は、経口水分補給治療混合物の個々の成分が、半透膜に入れられた
場合如何なる挙動を示すか検討することであった。
100ミリモル部分のグルコース(18g)、塩化ナトリウム(5,8g)又は
塩化カリウム(7,4g)を29mm管のセクションに入れ、管の各セクション
を1リツトルの水中30℃に浸漬した。内部容量及び内外グルコース、塩化ナト
リウム及び塩化カリウム濃度を測定した。
結果を表13に示す。
表 13゜
時間 グルコース NaCl KCI
(h) ミリモル/l ミリモル/l ミリモル/l容量 内 外 容量 内
外 容量 内 外(ml) (ml) (ml)
8 80 160 100 16 111 120 II +10 102コメ
ント
この結果は、水の取り込みの大部分は浸漬の最初の8時間で起こり、グルコース
が試験化合物モル当り最も大きな水取り込み能力を有することを示す。
塩化すi・リウム及び塩化カリウムの両15とも膜の外の溶液と急速に(8時間
以内に)平衡となるが、グルコースはもっと長くかかる。
外部溶液の量及び初めの膜の内側にある物質の量を変えると、本システムは、た
いていの目的とす組成の殺菌グルコース及び食塩水を得ることに使用できる。水
の大部分は砂糖によって流れ込み、そして塩の急速な平衡かあるため、これは2
−)の非常に重要な実用上の意味を持っている。第1に、少くなくとも必要な水
の半分がバッグに入るかぎり、塩か危険な濃度となることはほとんどない(本発
明か、カリウム塩を用いて、経口又は注射治療のいずれかに用いられる場合)こ
とを意味する。第2に、砂糖、又はデキストラン又は精製水でさえも、適当な食
塩水中に浸漬することかでき、塩は拡散により進入するとい)ことを意味する1
、これは、製造すべき簡単な処方への容易な添加を可能とVるてあろう。
実験9
他の水iif溶化合物の水取り込み能力を次のように調へた。
(a、)fキストラン1g(医療グレード、分子量60−90、 000)、(
b)デキストリン10g(タイプ3)、(c)デキストラン10gとサッカロー
ス5g及び(d)サッカ1コー75gの部分を29rnm管のセクションに入れ
、管を流水(室温)中に浸漬した。内部容量を測定し7、結果を表14に示t、
。
表 14゜
18時間後容量 24時間後
テキストラン−18+nl (1,8ml/g) 2On+1 (20ml、’
g’) (0,95乾燥重量か管か
ら回収)
サッカロース−39m1 (8ml/g> 39m1 (8ml/g)テキスト
リン=66ml (7ml/g) 76m1 (8m!/g)デキストリン+
サッカ0−スー86m1 (6ml/’g) 98m1 (7ml/g)コメン
1−
重量べ・−スで、デキストランは最も水の取り込みの点て有効であるようだ。
実験10
食塩水を含むデキストラン溶液は静脈注入により投与されるプラズマ代替品とし
て通常使用される。本実験の目的は、デキストランか半透膜を通して水を引張る
のに使用てき、微生物の含まない溶液を得られるのに使用、できるかどうかを決
定することてあった。
(a)デキストラン2g(医療用グレード、分子量約70、 000)又は(b
)デキストラン2g及び塩化ナトリウム9gの部分を29mm管のセクションの
内側に入れ、管セクションを1リットルの水20°Cて浸漬した。
更に29mm管のセクション中のデキストラン2gの部分を1リットルの食塩水
(9g、/1)に浸漬した。5%デキストラン溶液の40m1アリコツト(上記
割1て述べたと同様に調製)を29mm管に入れ、食塩水(9g/l)中に浸漬
した。
得られた溶液の容量及びイオン濃度を浸漬後の種々の時間測定した(Naイオン
i極を使用)。結果を表15に示す。
コメント
デキストランは半透膜を横切って水を引き出すに有効であるが、試験した他の溶
質と異なり、取り込みには、「飽和」に達するまでに長時間かかる。サッカロー
ス、グルコース及び塩化ナトリウムとの更に異なる点は、デキストランはそれ自
身、半透膜を通過することができず(その分子量は70,000である)、従っ
て、全体的に管の内に保持される。このことは、管から10m1のサンプルを取
って、蒸発させ乾燥することによって証明された。回収したデキストランの乾燥
重量はそのすべてかバッグの中に保持されていることを示した。デキストラン2
g及び塩化ナトリウム9gの混合物を1リツトルの水中に24時間浸漬すると、
静脈注入用の理想的な組成の溶液、即ち、5%デキストラン及び0.9%塩化ナ
トリウムが得られた。このような溶液は、5%デキストラン溶液(上記した如く
調製)を0.9%塩化ナトリウム中に浸漬することによっても達成できた。この
方法は、種種の薬剤を含む他の溶質で補なわれたデキストランベースの溶液を調
製するのにも又使用できた。
実験2
経口水分補給治療に適した混合物を下記の化学品を含んで調製した(混合物10
0g当り)。
塩化ナトリウム 3.18 g
塩化カリウム 2.75g
重炭酸ソーダ 3.04g
クエン酸 3.18 g
グルコース 29.55 g
サッカロース 58.31 g
この溶液11gをそれから直径4.2c mで分子量カットオフ12−14キロ
ダルトンの30cm長セルロース透析管(Medicell Ltd、、Isl
ingt−on、ロンドン)中に注入した。管をそれから各端を結んで封止しく
各端を注意して湿らした後)、そして定流水道水が流れている大容器に浸漬した
。種々の経過時間後、管を水から取り出し、管の内側の溶液量を測定した。
溶液をそれから管の内に注入し、この管を再度シールし、流水中に再度浸漬した
。
水中に8時間浸漬後、管の中の溶液をポケット リフラクトメータ−(pock
et refractom−eter)(Bellingham and 5t
a−nley Ltd、、Tunbridge Wells。
英国)を用いて全糖含量を分析した。管内の水の分量対時間をグラフにプロット
した(図41曲線a)。
混合物の量を増加させ、うまくいけば、同型の透析管の長さを長くして、実験を
反復した(図4)。図4の曲線すは、混合物の初期量か22gの場合、初期量が
33gのとき、曲線Cが得られた。混合物の初期量が55gの場合、曲線dが得
られた。
得られた最終の溶液量及び最終砂糖濃度に対する使用された混合物の量の効果が
表16に示されている。図4から、使用された混合物の容量に対して、管内に拡
散する水の量は、最初増加し、それから最大値へむけて水平化していく。
8時間の浸漬時間が選ばれたのは、成人の平均睡眠時間であるからである。従っ
て、管を寝る前に水に浸漬しておき、起きた時管の内側の溶液が経口水分補給治
療に適切な濃度となっている。
以下の表で、「精製された」 (即ち、透析管に取り込まれた)水の量は、使用
された混合物の初期量か増加すると増加することか分かる。砂糖の最終濃度は、
各々8時間浸漬後3%から4,75%の間であった。
表 16
管中の混合物 8時間後管内の 8時間後溶液中の量 溶液量 の砂糖濃度
以下の特許請求の範囲は、本発明のいくつかの重要な側面を示すか、引きつづき
又は外国ての特許出願において保護を要求するかもしれないところの考えられる
全ての側面を含めることを意図するものではなく、上記した発明概念の一般性を
損うものと考えるへきてはない。
補正書の翻訳文提出書 (特FFm記84&+7)8 )
Claims (21)
- 1.微生物を実質的に含まない少なくとも一つの水可溶固体の無毒溶液を製造す る方法であって、固体又は、その濃縮液を固体又は溶液に接触して選択的透過膜 を備えた容器内に保持し、そして、膜の反対側を事前に決定した最小時間水と接 触させて、水が浸透圧によって容器内に入るようにするが、水から微生物が容器 内に入るのを防止する無毒溶液を製造する方法。
- 2.膜が微生物及びV.cholerae及びShigella種のエンテロト キシンが容器内に入るのを排除するような分子量カットオフを有する請求項1の 方法。
- 3.水可溶固体が膜の分子量カットオフよりも小さい分子量を存する請求項1又 は2の方法。
- 4.少なくとも一つの水可溶固体が膜の分子量カットオフより大きい分子量を存 する請求項1又は2の方法。
- 5.少なくとも一つの水可溶固体が砂糖、水可溶グルコースポリマー、水可溶ポ リサッカライド、ライスパウダー、電解質塩及びアミノ酸から選ばれる請求項1 ないし4の方法。
- 6.少なくとも一つの水可溶固体グルコース、デキストロース、フラクトース、 及びサッカロースから選ばれる砂糖であることをさらに特徴とする請求項5の方 法。
- 7.膜が流水と接触している請求項1ないし6の方法。
- 8.膜が膜の分子量カットオフより小さい分子量を有する実質的に全ての水可溶 固体が容器から拡散するのに十分な時間、流水と接触する請求項7の方法。
- 9.膜が事前に決定した量の静水又は撹拌水と接触する請求項1ないし6の方法 。
- 10.膜が膜の分子量カットオフより小さい分子量を有する少なくとも一つの水 可溶固体が容器から拡散するのに十分な時間、容器内の固体濃度が容器外の濃度 と平衡するまで、水と接触する請求項9の方法。
- 11.実質的に水可溶固体の含まれない精製水を製造する請求項1ないし10の 方法。
- 12.水可溶固体が経口水分補給治療用処方を製造するのに適した混合物を構成 し、かつ膜が事前に決定した時間水と接触して容器内に経口水分補給剤を形成す る請求項1ないし10の方法。
- 13.方法が、注射に適した薬剤溶液を製造する請求項1ないし10の方法。
- 14.乾燥血液物質の水分補給用又は静脈注射用の血液一又はプラズマー代替溶 液の製造用に使用される請求項1ないし10の方法。
- 15.容器内に乾燥栄養摂取物質、ミルク固体又は少なくとも一つの水可溶固体 を含む一部脱水した食物物質を保持することからなる請求項1ないし10の栄養 摂取サスペンジョンの製造法。
- 16.選択的透過膜及び容器から精製水を回収する手段を備えた請求項1ないし 15のいずれかひとつの方法に使用する容器。
- 17.少なくとも一つの水可溶固体を含む請求項16の容器。
- 18.人又は動物の処置方法に使用する請求項16又は17の容器
- 19.精製水又は人若しくは動物の処置に使用する医薬の製造用の請求項17又 は18の容器の使用方法。
- 20.請求項1ないし15のいずれかの方法によって少なくとも一つの水可溶固 体の無毒溶液を製造し、必要な人又は動物に経口的又は静脈内的又は注射により その精製水の有効かつ無毒量を投与することからなる人又は動物の処置方法。
- 21.請求項1ないし15のいずれかの方法により製造された少なくとも一つの 水可溶固体の無毒溶液。
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