JPH0450232Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0450232Y2
JPH0450232Y2 JP1986011366U JP1136686U JPH0450232Y2 JP H0450232 Y2 JPH0450232 Y2 JP H0450232Y2 JP 1986011366 U JP1986011366 U JP 1986011366U JP 1136686 U JP1136686 U JP 1136686U JP H0450232 Y2 JPH0450232 Y2 JP H0450232Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
shape
ship
rotational flow
stern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986011366U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62123497U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986011366U priority Critical patent/JPH0450232Y2/ja
Publication of JPS62123497U publication Critical patent/JPS62123497U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0450232Y2 publication Critical patent/JPH0450232Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、船舶に関し、特にそのプロペラ後流
の回転流分(プロペラの円周方向の流速)を小さ
くする為の左右非対称型船尾形状をもつ船舶に関
する。
〔従来の技術〕
第4,5図は従来の通常船型(左右対称型で右
回りプロペラをそなえる場合)のプロペラ後流の
流側結果を示している。
この場合、プロペラが作動すると、プロペラの
後流に回転流が発生するが、これは船の推進効率
を低下させる原因となつている。
即ち第4図の矢印7はプロペラの後方に生じる
回転流の速度ベクトルをプロペラ軸と直交する断
面に投影した成分を示しており、曲線8は軸方向
速度成分の等速度線を示している。そして、等速
度線に沿つて記入している数値は船速V∞に対す
る軸方向の相対流速を表わしている。同図におい
て矢印7で示す速度ベクトルに着目すると、プロ
ペラ軸3に近いところで大きく、プロペラ軸3か
ら離れるに従つて小さくなつている。
第5図は第4図とは異なるプロペラの後流計測
結果で、円周方向の流速Vtの半径r方向の分布
を示している。ここでRはプロペラの半径を示し
ている。第5図からr/Rが小さいプロペラ軸付
近でVt/V∞は大きく、r/Rが大きくなると
減少していることが分る。
このように第4図および第5図から分かるよう
に、プロペラ後流の回転流分はプロペラ軸の近く
で大きく、プロペラ軸から離れるに従つて小さく
なつている。
一方、第2図及び第3図は本考案の出願人が先
に出願した実願昭59−33635における従来の左右
非対称型船尾形状の船舶(右回りプロペラをそな
える場合)を示すもので、第2図はその船体後方
から見た船体後半部の正面線図、第3図は第2図
の−線に沿う水平断面図であり、船体後半部
の横断面形状1および水線形状5は船尾部で船体
中心線2に関して左右非対称である。
また水線の後端6aと船体中心線2との間隔は
プロペラ軸3付近では小さくプロペラ先端4の付
近では大きくなつており、したがつてプロペラに
流入する流れのプロペラ回転方向とは逆向きの回
転流の発生もプロペラ軸3に近いところでは小さ
くなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように従来の左右非対称型船尾形状の船舶
では、左右の推力アンバランスによる当舵は減少
されているが、水線の後端6aと船体中心線2と
の間隔はプロペラ軸3付近では小さくプロペラ先
端4の付近では大きくなつており、したがつてプ
ロペラに流入する流れのプロペラ回転方向とは逆
向きの回転流の発生もプロペラ軸3に近いところ
では小さくなつており、第4,5図に示した従来
の通常船型の船舶のプロペラ後流の特徴に反して
おり、したがつて回転流は減少されず推進性能の
向上が充分に得られないという不具合がある。
本考案はこのような問題点の解消をはかろうと
するもので、船尾部における水線形状の後端を結
ぶ線がプロペラ軸の上方と下方とで互いに船体中
心線の反対側にあるように船尾形状を左右非対称
に形成され、かつ、上記水線形状の後端を結ぶ線
と船体中心線との間隔の最大値をプロペラ軸の近
傍に位置させるとともに、上記最大値をプロペラ
の上昇側において上記プロペラ軸より上方にプロ
ペラの下降側において上記プロペラ軸より下方に
位置させることによりプロペラの回転による回転
流効果を打消すような左右非対称型船尾形状をそ
なえた船舶を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の左右非対称型船尾形状の船
舶は、船舶において船尾部における水線形状の後
端を結ぶ線がプロペラ軸の上方と下方とで互いに
船体中心線の反対側にあるように船尾形状を左右
非対称に形成され、かつ、上記水線形状の後端を
結ぶ線と船体中心線との間隔の最大値をプロペラ
軸の近傍に位置させるとともに上記最大値をプロ
ペラの上昇側において上記プロペラ軸より上方に
プロペラの下降側において上記プロペラ軸より下
方に位置させたことを特徴している。
〔作用〕
上記の本考案の左右非対称型船尾形状の船舶で
は、プロペラ軸近くの水線の左右非対称性が大き
くなるため、この付近ではプロペラに流入する流
れのプロペラ回転方向と逆向きの回転流は大きく
なり、プロペラ軸から離れたところの回転流は小
さくなり、かつ、プロペラが下降する側では上流
側が強くなり、プロペラが上昇する側では上昇流
が弱くなつてプロペラに流入するから、プロペラ
後流はプロペラに流入する流れの回転流と、プロ
ペラ自身が誘起する回転流が相殺して、プロペラ
後流に残る回転流分が軽減される。
〔実施例〕
以下図面により本考案の実施例について説明す
ると、第1図は本考案の一実施例としての左右非
対称型船尾形状の船舶の後半部の正面線図を示
す。水線の後端6aと船体中心線2の偏移量はプ
ロペラ軸3に対して上下で左右非対称となり、且
つプロペラ軸3付近に少なくともプロペラ径内に
偏移の最大値を位置させるとともに、上記最大値
をプロペラの上昇側において上記プロペラ軸より
上方にプロペラの下降側において上記プロペラ軸
より下方に位置させている。
これによりプロペラ軸付近ではプロペラ回転方
向と逆向きの回転流は大きくなり、プロペラ軸か
ら離れたところの回転流は小さくなつてプロペラ
に流入するから、プロペラ後流はプロペラに流入
する流れの回転流と、プロペラ自身が誘起する回
転流(第4図および第5図)が相殺して、プロペ
ラ後流に残る回転流が軽減される。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案の左右非対称型船尾
形状の船舶によれば、船尾部における水線形状の
後端を結ぶ線がプロペラ軸の上方と下方とで互い
に船体中心線の反対側にあるように船尾形状を左
右非対称に形成され、かつ、上記水線形状の後端
を結ぶ線と船体中心線との間隔の最大値をプロペ
ラ軸の近傍に位置させるとともに、上記最大値を
プロペラの上昇側において上記プロペラ軸より上
方にプロペラの下降側において上記プロペラ軸よ
り下方に位置させるという簡素な構成で、プロペ
ラ自身が誘起する回転流を相殺して、プロペラ後
流の回転流分が小さくなり、船体の推進性能が大
幅に向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例として左右非対称型
船尾形状の船舶を船体後方から見た船体後半部の
正面線図である。第2図は従来の左右非対称型船
尾形状の後半部の正面線図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は従来の通常船型の
船舶のプロペラ後流の流速計測結果、第5図は第
4図の円周方向流速(回転流)の半径方向の分布
図である。 1……横断面形状、2……船体中心線、3……
プロペラ軸、4……プロペラ先端、5……水線形
状、6a……水線形状の後端を結ぶ線、7……速
度ベクトルを横断面へ投影した成分、8……軸方
向速度成分の等速度線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船舶において船尾部における水線形状の後端を
    結ぶ線がプロペラ軸の上方と下方とで互いに船体
    中心線の反対側にあるように船尾形状を左右非対
    称に形成され、かつ、上記水線形状の後端を結ぶ
    線と船体中心線との間隔の最大値をプロペラ軸の
    近傍に位置させるとともに、上記最大値をプロペ
    ラの上昇側において上記プロペラ軸より上方にプ
    ロペラの下降側において上記プロペラ軸より下方
    に位置させたことを特徴とする左右非対称型船尾
    形状の船舶。
JP1986011366U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0450232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986011366U JPH0450232Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986011366U JPH0450232Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123497U JPS62123497U (ja) 1987-08-05
JPH0450232Y2 true JPH0450232Y2 (ja) 1992-11-26

Family

ID=30798514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986011366U Expired JPH0450232Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0450232Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01208292A (ja) * 1988-02-16 1989-08-22 Sanoyasu:Kk 非対称船尾形状船

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3116727A1 (de) * 1981-04-28 1982-11-25 Ernst A. Nönnecke Maritimes Ingenieurbüro, 2000 Hamburg "schiffskoerper fuer ein einschraubenschiff, zweischraubenschiff mit doppelrumpfhinterschiff und katamaran"
JPS59176172A (ja) * 1983-03-24 1984-10-05 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 船尾船体形状

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62123497U (ja) 1987-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3004238B2 (ja) 船舶の推進性能向上装置
KR102531811B1 (ko) 선미 덕트를 가진 선미 형상 및 선박
JPH07121716B2 (ja) フィン付プロペラボスキャップ
JP3245000B2 (ja) 船 舶
JPH0366197B2 (ja)
JP4936798B2 (ja) マリナー型高揚力二枚舵装置
JPH0450232Y2 (ja)
JPH06305487A (ja)
JPS632400Y2 (ja)
JPS6210236Y2 (ja)
KR900005713B1 (ko) 수직의 선체중심면에 설치된 프로펠러를 구비한 선박
JPH0232560Y2 (ja)
JPS6210233Y2 (ja)
JPH0441032Y2 (ja)
JPS6210232Y2 (ja)
JPH0129197Y2 (ja)
JPS63173789A (ja) フイン付き船舶
JPS6226315Y2 (ja)
JPS6321516Y2 (ja)
JPH0412395Y2 (ja)
JPH075037Y2 (ja) 船舶のリアクションフィン
JPS595678Y2 (ja) 船舶用リアクシヨンフイン
JPH0911990A (ja)
JPH0129196Y2 (ja)
JPS6036557Y2 (ja) 整流フィン付きリアクションフィン