JPH04504922A - 磁気光学多重トラック読み取りヘッド - Google Patents
磁気光学多重トラック読み取りヘッドInfo
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- JPH04504922A JPH04504922A JP3501850A JP50185091A JPH04504922A JP H04504922 A JPH04504922 A JP H04504922A JP 3501850 A JP3501850 A JP 3501850A JP 50185091 A JP50185091 A JP 50185091A JP H04504922 A JPH04504922 A JP H04504922A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
磁気光学多重トラック読み取りヘッド
本発明は、磁気光学多重トラック読み取りヘッドに関する。
多重トラックヘッドの場合、基本ヘッドの個数と磁気テープの速度の積は実質的
に一定であることは既知である。従って、多数のトラックを読み取るには、ヘッ
ド対テープの相対速度は小さく、誘導性多重トラックヘッドを使おうとすると、
その出力信号は極めて小さくなる。
この場合、読み取りヘッド、特に、磁気光学読み取りヘッドは、能動態様で機能
することが必要である。
既知のタイプの磁気光学ヘッドは、ファラデイ効果を利用する。ファラディ効果
とは、例えばガーネットのような磁気光学材料を、移動する磁気テープによって
作られた磁束により磁化し、偏光が備える回転能力によってこの磁化を検出する
ことを意味する。これら既知のヘッドの分解能は、テープの磁区の自然の大きさ
、及び、分析のための光点の大きさによって制限され、更に、この種ヘッドの効
率は低く、出力信号は非常にノイズに影響される。
本発明の主題は、分解能に優れ、効率が良く、出力信号がノイズの影響を出来る
だけ受けず、製造が容易で、安価な、磁気テープ読み取り用多重トラックヘッド
である。
本発明に基づく多重トラック読み取りヘッドは、カー効果(Ke+r elec
t )をもつ少なくとも1つの薄い磁気層、少なくとも1つの非磁性材料層、及
び、高い磁気回路間パーミアンスをもつ1つの磁気材料層で構成される平らな多
層構造による磁気光学トランスジューサを含む。
カー効果層は磁気異方性をもち、その容易軸はこの層の平面内に在って読み取ろ
うとする磁気テープに平行であることが好ましい。
本発明の読み取りヘッドでは、長さ方向に記録する読み取り方式が採用される。
カー効果層は、読み取られたテープによって作られる磁束により殆ど飽和される
ような厚さである。
本発明は、次に述べる添付図面に示す制限的意味をもたない多数の実施例につい
ての詳細な記述を読めば更によく理解されるはずである、即ち:
図1は、本発明に基づく読み取りヘッドの一部を形成する基本ヘッドの概略図で
ある。
図2は、図1のヘッドの第1の実施例の概略図である。
図3A及び3Bは、本発明に基づく多数の基本ヘッドの組を示す簡素化された側
面図である。
図4は、図3A及び3Bのヘッドの組の平面図である。
図5は、本発明に基づくヘッドを用いた光電子式読み取り装置の簡素化された概
略図である。
図6Aから6Dまでは、本発明に基づく多層基本ヘッドの様々な簡素化された図
形化概略図である。
図7A及び7Bは、それぞれ、テープと接触する装置の面で反射する場合および
反射しない場合における、光学読み取り光線案内装置を備えた本発明に基づく読
み取りヘッドの簡素化された側面図である。
図8から11までは、光学読み取り光線案内装置を備えた本発明に基づく読み取
りヘッドの他の実施例の簡素化された概略図である。
図1に図形的に示す分解能の高い基本読取りヘッドは、任意の適切なタイプの多
重トララック書き込みヘッドの助力によって記録された磁気テープ2を読むこと
を目的とする。
ヘッド1は、テープ2の水準に配置された開ループ状の透磁率の高い磁気回路3
を含んでいる。この磁気回路の一部分は、カー効果トランスジューサを構成する
非常に薄い磁気層4によって構成される。磁気回路3は、狭い非磁性鉄量間隙5
により、テープ2の水準で中断される。層4は、斜めの入射光線6によって照射
される。この入射光線の経路は、後で実施例について記述する際に示すように複
合的であってもさしつかえない。層4によって反射されたビームを7で示すこと
とし、この光線は、テープ2によって引き起こされる磁束の変化に起因する層4
の磁化変化に対応する情報を集める。
ヘッド1が正しく機能するために特に必要な条件を次に示すニ
ー 磁気回路3全体の磁気抵抗が小さいこと。
−層4は極めて薄く、テープ2によって生ずる磁束により磁化されて事実上飽和
すること。概略的には、層4の厚さ対テープ2の磁化層の厚さく概略1,000
〜10.000人)の比は、飽和状態における層4の磁化とテープ2の磁化の間
の逆比に実質的に等しくなくてはならない。この比率は一般に5〜10の程度で
あるものとすれば、層4の厚さは概略100から2.0OOAまでの間であるこ
とが有利である。磁気回路3全体の透磁率が低下しないように、この層4の透磁
率は非常に高くなくてはならない。
本発明に基づく多重トラックヘッドの一部を形成する基本ヘッドの実施例の概略
図を図2に示す。このヘッドは、図1のヘッドより製造がはるかに容易である。
図2の基本ヘッド8は、高いパーミアンスの磁性材料による厚い層9を含む。こ
の層の厚さは、例えば、数ミクロンに達することもある。
層9の上には非磁性体材料の層10が形成され、この層の厚さは、例えば500
から30.0OOAの間であり、一般には概略3,0OOA程度である。磁性体
材料の薄い層11はカー効果層を形成する。層11の厚さは、例えば、概略10
0から2,0OOAの間である。斜めの入射光線12は、層11で反射されて光
線13となる。
層9から11までは、それらの一方の端面が、例えばそれらの主要表面に垂直に
なるように研磨され、読み取ろうとする磁気テープ14は、このように研磨され
た表面に当てられる。鎖線で示す別の実施例によれば、層9は、テープ14を当
てる端と反対の端に厚くした部分15を備えて層13(原文のまま)を再結合さ
せ、ヘッド8の磁気回路を前記の端部で閉じる。ただし、層9及び11に対面す
る表面の寸法と比較すると層10の厚さは極めて小さいので、ヘッド8が正しく
機能するために、この厚くした部分15が絶対的に必要であるとはかぎらない。
図2に示すヘッドは、層を沈積させる1つの単一作業で製作可能であり、図1の
ヘッドを製造するために必要な沈積層エツチングを必ずしも必要としない。図2
のヘッドを使用する実施例によれば、2つの磁気層9と11は厚さが実質的に同
じであり、概略100から2.000Aまでの間である。
この種ヘッドの持つ利点を次に示すニ
ー 2つの磁気層が非常に薄い場合には、これらの磁気構造は、読み取ろうとす
るテープとの接触線に平行な容易軸をもつ単一磁区でありうる。この場合のヘッ
ドは大きな利点を持つ、即ち、単一磁区構造は、勿論、磁区を区分する一切の隔
壁をもたず、従って、読み取ろうとするテープによって生ずる可変磁束の作用に
よる隔壁のずれに関係した一切のノイズを排除できる。
−厚い磁気層は、有限極効果によって、スプーリアス信号を発生し、一種のエコ
ーとなって現れ、フィルタを用いて除去しなければならない。この目的に使用す
るフィルタは、その長さを磁気層の厚さに比例させねばならない。従って、超薄
層を作成することが必要である。
−対称構造(非磁性層の中央平面に関して対称)は、読み取ろうとするテープの
両道行方向に対して同じ等化フィルタを使う事が出来るという利点をもつ。
本発明の有利な特徴によれば、双方の薄い層を単一磁区構造にするには、ヘッド
/テープ接触線と同じ方向、即ち、両磁気層の容易軸と同じ向きの永久磁界を読
取りヘッドに印加すればよい。この場合の磁界強度は、一般に100エルステッ
ド未満である。
多重トラックテープを読むために、例えば図2の場合のように1つの単一構造体
(非磁性体層及び磁性体層)に多数の基本ヘッドを並列配置可能にする目的で磁
性体層をエツチングする例を図3aおよび3bに示す。図3aの場合には、個々
の層15.1.15.2106.は、U字形であり、図3bの場合には、個々の
層16.1.16.210.、は、平行な矩形テープの形状である。
上側磁気層だけ、または、3つの層の積み重ねをエツチングしても差し支えない
。トラック幅が数十ミクロンよりも大きい場合には、エツチングは必ずしも必要
ではない。エツチングは2つの重要な意味を持っニー 制限さるべき隣接トラッ
ク間での漏話を可能にする。
−極の磁気構造の安定化を可能にする。この場合、極の磁化は、図4に示すよう
に、−緒に互い違いに反強磁性体配列されて対を構成する傾向がある。図4にお
いて、種々の連続基本ヘッドを17.1.17.2119.と名付ける。読み取
ろうとする磁気テープと接触する超薄磁気層の正面18.1.18.21001
、及び、。
19.1.19.2上に画いた矢印は、これらの層の磁化の向きを表す。
図3aに示す構造が図3bの構造よりも安定していることは、前者の相対的な長
さく読み取ろうとするテープの表面に垂直な向き)が後者の場合よりも短いこと
から、演鐸的に理解できる。図3aに示す構造において、極端な場合として、極
を、図3bの場合と同じまで長くすると、鉄量間隙線に垂直な向き(読もうとす
るテープの表面に垂直な向き)の減磁率の降下が異方性磁場の方向ずけ効果に反
対し、読取りヘッドは更に敏感になり、情況によっては不安定になることもある
。
図3aに示す構造は、構造体の薄片の研磨を絶対的な位置決め及び平行度におい
て数ミクロン以内になるよう調節しなければならないので、作成が更に困難であ
る。
一方、図3bに示す構造は、自動機械で研磨できる。本発明に基づく多重トラッ
ク読取りヘッドを含む多重トラック磁気光学式読取りシステム20を図5に示す
。多重トラック記録の読取り機能にとってカー効果ヘッドを使用する主な重要性
は能動読取りの原理に起因する。即ち、この原理の性能レベルは、前文において
既に指摘したように、テープの進行速度が低いことが障害とならない。
システム20は、カー効果ヘッド21の上流に、レーザダイオードであることが
好ましい点光源22、規準対物レンズ23、光源22が偏光されてない場合には
偏光子を含む装置249通過する光線を、読み取ろうとするテープ25の進行の
方向に垂直な方向に偏光するためのλ/2プレート、及び、対物レンズ23によ
って規準された光線を、テープ25の進行方向に垂直な線に沿って集光するよう
に方向配置された円筒形レンズ26をそなえる。
当記述に開示するように、ヘッド21は、カー効果センサ及び、状況によっては
、光学リフレクタを備える。
システム20は、ヘッド21の下流に、一般に拡大率がおおよそ1の光学結像装
置27;
アナライザ及び、状況によっては位相補償器を含む装置28:及び、その活性ゾ
ーンが、光学システムを通るカー効果ヘッド上の照射線の光学的共役であるよう
な線形光学センサ29を備える。この光学センサは、例えばCODストリップを
備える。システムの下流部分の拡大率は一般に1の程度であり、この程度の拡大
率は集積光学装置を用いて効果的に達成できる。
本発明にかかる読取りヘッドのノリ1.トフアクタの改善を可能にする解決方法
について述べることとする。メリットファクタは、カー効果に起因する回転角度
と、同様にカー効果に起因する反射率の平方根の積に等しい。
多重トラックシステムの場合には、主要なノイズ源は、光の粒子性に関係するシ
ョットキーノイズであるということは指摘できる。
従って、読取りシステムの信号/ノイズ比は既に定義されたメリットファクタに
正比例するので、これがメリットファクタの意味である。
磁気材料の固有メリットファクタ(非常に厚い層について、空気中で測定)は、
材料の成分と構成に依存する。
これらのパラメータは、薄い層の場合にも同様に関係する。本発明にかかるヘッ
ドの磁気回路は、例えば、純鉄、硝化鉄及び炭素鉄、[センダストJ (FeS
AlSS t)のような鉄成分の大きい合金によって効果的に作成される。
本発明は、メリットファクタを改良するために、光学干渉効果を効果的に利用す
る。
磁気光学ディスクのメリットファクタを改良するための三層構造の使用は周知で
ある。4つの層を持つ派生構造を図6aに示す。この構造は、順番に、磁気層3
0、使用波長で反射する金属層31、使用波長に対して透明な非磁性体材料製の
層32、及び、カー効果層を構成する薄い磁気層33によって構成される。層3
3に到達した入射光線34は、一部が層33によって光線35として反射され、
また、一部は層33を通過しく光値36)、層31へ反射され(反射光線37を
反映した)、再び層37を通過する。
層32の厚さは、光線35と37の通過経路の差が光線34の波長の半分に等し
くなるように、選択される。金属層での反射により同じく波長の半分に等しい位
相シフトが起きるとすれば、もたらすと仮定すると、光線35および37の通常
反射成分には「弱め合う」干渉を生じ、これらの光線35及び37の磁気光学成
分の間には「強め合う」干渉が起きることが観察される。これらの現象から、カ
ー効果センサに関するメリットファクタの増加が生じる。
微分三層構造を図6bに示す。この構造は、使用波長に対して透明な非磁性体材
料層38を含み、この層の一方の側面に第1の磁気層39が形成され、いま一方
の側面に第2の磁気層40が形成される。これらの磁気層は両方共力−効果を示
す。入射光線41の入射角度と誘電体層38の屈折率を適切に選定すれば、その
厚さが、トランスジューサ構造の鉄量間隙としての必要条件および光線の通過経
路λ/2オフセットとしての必要条件を同特表平4−504922 (5)
時に満足させるように層38を形成することができる。
この場合、層39は、カー効果層としての役割に加えて、図6aのリフレクタ3
1の役割を果たすことができる。
従って、図6aについて記述した干渉効果の他に、図6bの構造は、カー効果と
の組み合わせ体としての効果を持つ。層40及び39によって反射された光線を
、それぞれ42及び43とする。層39のカー効果による回転は、層40による
回転から差し引かれる。従って、2つの磁気層39.40の対称磁化(モノポー
ル型機能として記述できるはずである)効果の拒絶およびこれらの2つの層の反
対磁化回転効果(グイポール型機能)の追加が行われる。
図6a及び6bに示す構造の特徴及び利点を組み合わせた微分効果をもつ非常に
薄い五層構造を図60に示す。
図6cに示すこの構造は、順番に、反射金属層44(厚くても差し支えない)、
第1の誘電体層45、第1の磁気材料製超薄層46、第2の誘電体層47および
第2の磁気材料製超薄層48で構成される。入射光線49の一部は層48で反射
され(光線50)、他の一部分はこの層を通過する(光線51)。通過光線51
は、次に、その一部が層46によって反射され(光線52)、他の一部は通過す
る(光線53)。
通過光線53は層44によって反射される。
図6Cに示すこの構造において、2つの誘電体層45.47は厚さが同じであり
、それぞれ、使用波長の半分に等しい位相シフトを生ずる。この構造(46−4
7−48)は、図3aに関して説明したように、層48によって起きたカー効果
を強化するような方法で光線50と52を干渉させる。
同様に、別の構造(44−45−46)は、第2のカ一層46のレスポンスを最
適化するような方法で光線52と54を干渉させる。この場合のレスポンスは、
図3bに示すように、第1の層48のレスポンスから差し引かれる。このように
して、対称(モノポール)レスポンスの更に優れた拒絶を達成可能である。
図6dにおいて、使用波長に対して透明な基質S上に形成された三層構造は、磁
気層55、誘電体層56および磁気層57で構成される。入射光線58の入射角
度Iの角度、及び、屈折率nl(層56)とn2(基質)を次のように選定する
と:
n2,5inI=n1
2つの効果の共役がめられる、即ち、層56−57の界面における全反射は最適
化された三層構造と同じ効果を生じ、更に、層57内の伝搬波により、カー効果
による回転に付加されるファラデイ効果による回転が生ずる。
これにより、この構造のメリットファクタが増加する。
上記の全ての構造において、第1の磁気層(カー効果)と基質の間に、付加的な
誘電体屈折率整合層を追加できる。この種の付加層は、その屈折率を適切に選定
すれば、基質−カ一層界面における反反射的役割を果たし、それによって入射光
線エネルギーが磁気光学層と更に能率的に相互作用可能にする。
最適状況の下で、前記磁気光学構造を最適状態で使用可能にするには、テープと
の接触および光学経路の問題も解決しなければならない。以下に、図78から1
1までを参照しながら、多重トラックテープ読み取り用(磁気層は、例えば、図
3aまたは3bに示すようにエツチングされる)磁気ヘッド及び誘電体層(図2
または6aから6dまでの構造と同じ軸に沿って示す)の本発明に基づ〈実施例
について記述する。このトランスジューサ構造は、簡単にカー構造と呼ばれ、長
方形の形で表わすこととする。
この構造は、図5においては21で表す。
反射器なしの簡素化された磁気光学ヘッド59を図7aに示す。カー構造60は
、使用波長に対して透明な非磁性材料のブロック61上に作成される。ブロック
61は、その前端の1つ(構造60に近接して、読み取ろうとするテープの側の
前端)を、狭い横方向の面に垂直に(すなわち、図の紙面に垂直に)約135度
の鈍角を作る2つの平面に沿って先端を切取った平行六面体である。このように
して、約135度の角度を作る2つの平面62.63が前端に形成される。ブロ
ック61と同じ材料の別のブロック64が、構造6oを取り付けたブロック61
の大きい面に接着される。ブロック64の前面65は、面62から連続した傾斜
面となるように切り取られ、これら両面は、読み取ろうとするテープ65Aがそ
の上を通る実質的な円筒表面を形成するように研磨あれる。いま一方の大きい面
61には光線ガイドプリズム66が接着される。プリズム66の面66Aかう入
ル入射光線67は直接構造60に到達し、そこで反射されて面62に沿って進み
、わずかに分離されてから面63で全反射されて、ブロック61を出る(出射光
線67A)。テープ65Aは面63と接触しないので、面63が摩耗する心配は
ない。従って、この面63における反射は必ず全反射となる。
光線67は面62では反射されず、構造体6oおよび面63で反射されるので、
ヘッド59は、その簡素性のほかに、テープ65Aによって摩耗したとしても光
学的には影響しないことが重要な特徴である。しかし、このヘッドは、テープ6
5Aが構造体6oに対して作る角度(一般に45度未満)が小さいために、感度
が最大でない。
読み取ろうとするテープと接触する光学ブロックの研磨された面でガラス性全反
射するヘッド68を図7bに示す。
ヘッド68は、1つの前面7oがわずかに傾斜した実質的には直角六面体である
第1の光学ブロック69を含む。カー構造体71は、面70と72に共通な陵に
沿ってブロック69の面72上に溶着され、入射光線と出射光線を分離するよう
に、面7oと72との角度は90度よりもわずかに大きく設定する。ブロック7
3は不規則な形状のプリズムであり、面72の反対側のブロック69の面に固定
される。入射光線75はブロック73の入射面74を通る。この光線75は、読
み取ろうとするテープ76(面70に接触する)にその一端の近くで接触する構
造体71に到達し、この構造体で、ガラス性全反射を行う面70の方向に反射さ
れる。面7oによって反射された光線77は、ブロック69及び73を通過し、
面78を通ってブロック73から出る。光線75と77の間の角度は、面70と
72の間の角度から90度を差し引いた各席の2倍に等しい。面74と78の間
の角度は、光線75と77の間のこの角度に依存する。
一般に面70と、面72の法線との間の角度は一般に30度未満であるので、ヘ
ッド68の構造の解像度の方がヘッド59の場合よりも優れている。この構造が
正しく機能するためには、研磨された面7oにおけるガラス性反射状の抑止を避
けるために、テープ76は研磨された面70に著しく良好な接触を保たねばなら
ない。
前記のヘッド68においては、カー構造71は可視であり、保護されていないの
で、傷つき易い。カー構造を保護するには、読み取ろうとするテープと接触する
面を切削して研磨する以前に、この構造体の裏側に、この構造体が取り付けられ
るブロックの厚さに近い厚さの逆部品を効果的に接着しておくことができる。
一体構造としての金属製反射器を備えたヘッド79の略図を図8に示す。ヘッド
79は、基質ブロック80を含み、その上にカー構造81が作成され、更に、使
用波長に透明な逆部品82が接合される。読み取ろうとするテープの側面に配置
されるブロック82の面が研磨される。このように研磨された平面83上に反射
金属層84が形成され、次に、層84が構造体81の縁に対して丁度接線となる
ように配置して、ブロック80と82が一緒に溶着される。次に、読み取ろうと
するテープ85が接触する表面が実質的な円筒形に研磨される。構造81に近接
した層84の残りの厚さは、少なくとも光を良好に反射するに十分な厚さである
。
ブロック82の後部部分は、その間に鈍角を形成し、入射光線88及び出射光線
89に対して、それぞれ、入射面及び出射面として作用する2つの平面86.8
7を構成するように切削して研磨される。入射光線88は、反射器84で反射さ
れ、次に、構造体81で反射される。
図9に示すヘッド90は、図8に示すヘッド79の変種である。金属製反射器9
1は、逆部品94上でなく、カー構造93を取り付けた基質92上に形成される
。
入射光線95は、基質92の入射面96に事実上垂直に到達し、層91で、次に
、構造体93で反射される。
出射光線97は、その出口面99が光線97に事実上垂直なプリズム状ブロック
98を通過してヘッドを出る。
屈折率が1.5以上、一般に2に近い材料を用いた実施例を図10及び11に示
す。
従って、テープを製造するために使われる固着剤の屈折率はせいぜい1.5であ
るので、読み取ろうとするテープが光学ブロックの反射表面と密接に接触してい
る場合であっても、全反射は妨害されない。
図10に示すヘッド100は、その大きい面の1つの端でカー構造102を支持
する基質101を含む。基質及び構造体に接着された逆部品103は構造体を保
護する。基質101のもう一方の大きい面に、三角の横断面を持つ入ロプリズム
104が接着され、その入口面105は、構造体102の表面との間で、入射光
線106が構造体102と作る入射角度に等しい角度を作る。この場合、光線1
06は面105に垂直に通過する。
この角度は、概略30度と60度の間であることが有利である。読み取ろうとす
るテープ107と接触させるためのブロック101及び102の前表面の形状は
実質的に円筒表面108である。入射光線106は、先ず第一にカー構造102
で反射され、次に、面1o8(臨界角度より大きい入射角度で到達する)で反射
され、出射光線109は、ブロック101の大きい面110(構造体102の取
り付は側と反対側)に垂直にブロック101から出る。勿論、表面108の形状
は、光線が通過可能であるように決定される。光線109が面110に垂直であ
れば、面110を研磨する必要はない。
ヘッド100の有利な製作手順を次に示す:1/ 例えば5F58ガラス、ジル
コニアまたはGGGなどの屈折率の高い基質(101)の上に構造体102を溶
着する。構造体102は、図6dに示すように製作することが好ましく、できる
だけ小さい屈折率の鉄量間隙材料(図6dの層56)を備え、磁気層(図6dの
層57)と鉄量間隙の間の界面で全反射を起こさせる。この鉄量間隙材料には、
シリカ(屈折率約1.5)またはMgF (屈折率1.38)を使用すれば有利
である。
2/ ヘッドを個別化するために(例えば図3aまたは3bに示すように)構造
体(図6dの55から57まで)をエツチングする。
3/ 逆部品103を接着する。逆部品は、基質101と同じ材料製であること
が好ましい。使用するセメントは、基質101と同じ硬さであることが好ましい
。
4/ 材料101−102−103をひき切り、表面108を粗研磨する。
5/ 表面108を研磨ベルト仕上げし、品質的に光学研磨する。
6/ プリズム104を接着する。
図10のヘッド100の変種実施例を図11に示す。
この図11に、図10のそれらと同様の構成要素は、同じ数値ラベルを割り当て
られる。図11のヘッド111はヘッド100と次の点が異なる、即ち、丸くさ
れた前面と反対側のブロック112の入射光線入り口面113(ブロック102
の前面により表面108を定義する)が入射光線106に垂直になるようにブロ
ック112が切削される。両方の場合に、光線106と109の通過経路は同じ
である。従って、プリズム状ブロック104を使用しなくてよい。
このように、ヘッド100または111の構造は、読み取ろうとするテープに起
因する摩耗に事実上影響されない。従って、この種ヘッドは、データ読み取り処
理能力が非常に高く、テープ進行速度がかなり大きいシステムに適するはずであ
る。
FIG、3 a
FIG、3b
要 約
磁気光学多重トラック読み取りヘッド
本発明のヘッドは、本質的に、同じ溶着手順によって溶着された偏平な層、即ち
、超薄磁気層(11)、鉄量間隙層(10)、及び、磁気閉回路用磁気層(9)
で構成される。磁気層は、多重トラックテープの読み取りを可能にする隣接基本
ヘッドの境界を決定するためにエツチングされる。
図2
国際調査報告
国際調査報告
FR9000922
S^ 43228
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.偏平多層構造(9〜11,30〜33,39〜40,44〜48,55〜5 7)、少なくとも1つの薄いカー効果磁気層(11,33,39,40,46, 48,57)、少なくとも1つの非磁性材料層(10,32,38,45,47 ,56)および閉パーミアンス高磁性回路(11,30,39,46)を備えた 1つの磁気材料層を含んで成ることを特徴とする磁気光学多量トラック読み取り ヘッド。 2.カー効果層の容易軸がこの層の平面内に在って、読み取ろうとする磁気テー プに平行であることを特徴とする請求項1記載の読み取りヘッド。 3.長さ方向の記録の読み取りを実施することを特徴とする請求項1または2記 載の読み取りヘッド。 4.カー効果層の厚さが、読み取ったテープによって作られる磁束によってほぼ 飽和させられる程度であることを特徴とする請求項1乃至3のうちの1つに記載 されている読み取りヘッド。 5.カー効果層の厚さが概略100から2,000Åまでの間であることを特徴 とする請求項4記載の読み取りヘッド。 6.非磁性材料層の厚さが概略500から30,000Åまでの間であることを 特徴とする請求項1乃至5のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 7.基本ヘッドを限定するために磁気材料層を多層構造にエッチングすることを 特徴とする請求項1乃至6のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 8.ヘッドとテープの接触線と同じ方向の永久磁界が印加されることを特徴とす る請求項1乃至7のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 9.磁気材料層(30)、金属製反射器(31)、鉄間間隙層(32)、及び、 カー効果層(33)を含んで成る4つの層で構成されることを特徴とする請求項 1乃至8のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 10.2つの微小磁気材料層(39,40)と1つの鉄間間隙層(38)を含ん で成る3つの層を備える微分効果変換器を含むことを特徴とする請求項1乃至8 のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 11.1つの反射材料層(44)、2つの微小磁気材料層(46,48)及び2 つの鉄間間隙層(45,47)を含んで成る5つの層を備える微分効果変換器を 含むことを特徴とする請求項1乃至8のうちの1つに記載されている読み取りヘ ッド。 12.2つの微小磁気材料層(55,57)及び1つの鉄間間隙層(56)を含 んで成り、層(56)及び基質の屈折率が、入射光線(58)を受ける磁気層( 57)において全反射を起こすように選定された3つの全反射層を備える微分効 果変換器を含むことを特徴とする請求項1乃至8のうちの1つに記載されている ぞく読み取りヘッド。 13.第1の磁気層と基質の間の付加的な誘電体屈折率整合層を含むことを特徴 とする請求項1乃至12のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 14.使用波長に対して透明な材料の基質ブロック(61,69,80,92, 101,112)上に変換器(60,71,81,30 93,102)が形成 されることを特徴とする請求項1乃至13のうちの1つに記載されている読み取 りヘッド。 15.使用波長に対して透明な光線ガイドブロック(66,98,73,104 )が、基質ブロックに接着されることを特徴とする請求項14記載の読み取りヘ ッド。 16.変換器(64,82,94,103)を保護するための逆部品が基質ブロ ックに接着されることを特徴とする請求項14または15記載の読み取りヘッド 。 17.逆部品が、使用波長に対して透明な材料製であり、入射光線及び/又は反 射光線を案内することを特徴とする請求項16記載の読み取りヘッド。 18.読み取ろうとするテープ(85)と接触する反射層(84)が逆部品上に 形成されることを特徴とする請求項14から17までのうちの1つに記載されて いる読み取りヘッド。 19.読み取ろうとするテープ(85)と接触する反射層(91)が基質上に形 成されるということを特徴とする請求項14乃至17のうちの1つに記載されて いる読み取りヘッド。 20.読み取ろうとするテープと接触する少なくとも基質ブロックの接触面が丸 くされるということを特徴とする請求項14乃至19のうちの1つに記載されて いる読み取りヘッド。 21.少なくとも基質ブロックが、読み取ろうとするテープの磁気層の屈折率よ りも高い屈折率をもつ材料であるということを特徴とする請求項14乃至20の うちの1つに記載されている読み取りヘッド。 22.前記屈折率が少なくとも1.5であることを特徴とする請求項21記載の 読み取りヘッド。 23.光原(22)、光線を変換器(21)に集束する第1の光学装置(23〜 26)、及び、変換器によって反射された光線を電子センサ(29)に集束する 第2の光学装置(27,28)を含んで成ることを特徴とする請求項1乃至22 のうちの1つに記載されている読み取りヘッド。 24.第1の光学装置が、視準レンズ(23)、偏光器と半波長プレート(22 )、及び、円筒レンズ(26)を含んで成ることを特徴とする請求項23記載の 読み取りヘッド。 25.第2の光学装置が集束レンズ(27)、位相補償装置、及び、アナライザ (28)を含んで成ることを特徴とする請求項23又は24記載の読み取りヘッ ド。
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