JPH04506397A - スプリングクラッチの空動き及びワイヤーねじれの低減方法 - Google Patents

スプリングクラッチの空動き及びワイヤーねじれの低減方法

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JPH04506397A
JPH04506397A JP3507821A JP50782191A JPH04506397A JP H04506397 A JPH04506397 A JP H04506397A JP 3507821 A JP3507821 A JP 3507821A JP 50782191 A JP50782191 A JP 50782191A JP H04506397 A JPH04506397 A JP H04506397A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スプリングクラッチの空動き及び ワイヤーねじれの低減方法 この発明は、スズリングクラッチに間し、特に、通常時は係合しているスプリン グクラッチの解放時における空動きを限定する方法に関するものである。
背 景 ラップスプリングクラッチ(grip spring clutch)は、−以 上の面に間してスプリングを制限的に拡大又は収縮することによりその機能を果 す0例えば、ラップスプリングは、通常時は係合するオーバーランニングクラッ チ(一方向クラッチ)の係合要素として機能することができ、このクラッチにお いては、入力部が出力部を一回転方向にのみ駆動し、反対方向においてはスリッ プを行わせ、入力部が回転を続けている間、出力部が静止状態に維持できるよう になっている。スリップ状態から回転駆動方向へ方向転換する場合、出力部が駆 動を始める前に、ある程度の量の入力部の回転が生じることは避けられない、こ の動きは空動きと呼ばれる。オーバーランニング型ラップスプリングクラッチの 空動きには3つの特別な主原因がある。(1)クラッチの構成要素間の間隙が実 際の製造及び組立てに必要とされる。慎重な設計及び品質管理がこのような間隙 による空動きを最少にすることはできるが、それを除去することはできない、( 2)スプリングのコイル径はその状況により、組み合わされる面を係合又は解放 するために変化する必要がある。径が変化するためには、スプリングの端部間で 相対移動できることが必要であることは明らかである。これは、装!の入力及び 出力要素間に所定量の空動きを必要とするが、このスプリング径を変化させるた めに必要な動きは極めて小さく、通常は、空動きの他の成分に比較して無視でき る。(3)空動きの潜在的に大きな成分は、スプリング径を変化させるためにス プリング端部に力を適用した時に生じる可能性がある。クラッチ用スプリングの 端部にスプリングを弛緩させるような方向に適用される力は、通常、スプリング の最終ターン(巻回部)をねじれさせ、スプリングを接合面から離れる方向に移 動させる。この移動は、この発明が対象とする空動きの成分である。空動きの最 初の2つの成分はこの発明の対象ではないが、ここでは明瞭にするために簡単に 述べている。
ラップスプリングクラッチの係合を制御するいずれの方法も、何らかの手段によ り、スプリングの曲率半径を変化させるために、スプリングに曲げモーメントを 与えなければならない、あるクラッチにおいて、スプリングのサイズを変化させ るために用いられる装置は、スプリングの端部に適切に、押し付ける力又は引っ 張る力を単純に適用させるものである。適用されたこの力と、クラッチにおける 他の要素からの反力とを組み合わせたものから、モーメントが生じる。この方法 は、機械的に単純であることから利用されるが、スプリングに理想的な効果をも たらすものではない、理想的方法はスプリングの端部に、曲げモーメント又は偶 力を適用することであろう、純粋な曲げモーメントはねじれを何ら生じることな く、径を変化させる。しかしながら、クラッチ用スプリングの端部に曲げモーメ ントを直接適用することは通常は不便であり、そのため、通常は単純な力が用い られ、その結果生じる空動きは実用的要件として許容することとしている。この 発明は、そのねじれを低減し、ねじれにより生じる空動きを除去する装置を提供 するものである。
スプリングの端部に力を適用する要素は、スプリングが回転する際に接触するこ とになる静止停止体とすることができる。あるいは、スプリング端部に接触でき る同軸に取り付けられた要素上の面としても良い。
ラップスプリングの端部のねじれは、「ジャーナル・オブ・アプライド・メカニ ックス(Journal of AppliedMechanics)」、第6 2巻、1940年、 pp、^89〜^91においてニー・エム・ウオール(^ −M、 Wahl)により分析されている。ウオールの分析は、スプリットコア 型クラッチに用いられたラップスプリングに関するものである。このスプリット コア型クラッチは、クラッチ用スプリングが同軸で軸心方向に当接する2つの円 筒面の隣接部分上に巻回されているクラッチである。この構成は、入力部が出力 部を一方向に駆動し、反対方向にはオーバーランさせることができるクラッチを 形成する。しかし、つオールの分析で示されるねじれは、スプリングの端部が巻 回後に矯正されたクラッチにおいて、大きく除去されている。
従って、ウオールにより検討されたねじれは、ここで考えるクラッチにおいては 重要なファクターではない。
この発明は、スプリングの最終ターンのねじれによる空動きを除去する手段を提 供する。
発明の概要 概略的に述べると、この発明によれば、解放時の空動きを限定するスプリングク ラッチが提供される。スプリングクラッチは、シャフトと、このシャフトに摩擦 接触するように螺旋巻きされて同軸に取り付けられたスプリングと、このスプリ ングをシャフトに対して相対的に回転させるよう、スプリングの少なくとも一端 に弛緩力を選択的に適用する、例えばタング要素(tang element) のような手段とを備えている。この発明のスプリングクラッチは更に、スプリン グが回転弛緩される場合、スプリングをシャフトに向けて強制する手段を備える 。その結果、シャフトから離れる方向のスプリングの半径方向移動が、実質的に 防止される。
強制手段はシャフトの回りに同軸に取り付けられたハウジングにより保持され、 ボス又は補助スプリングから選択される。
強制手段は、タング要素が配!されるスプリングの端部から、シャフトの半径方 向外面に沿って約90度の位置に配置されることが好ましい。
別の実施態様においては、コアがシャフト内部に同軸に取り付けられて、スプリ ングがシャフト及びコア問に配置され、強制手段がコアに保持されるようにして いる。
従って、この発明の目的は、改良型スプリングクラッチ装置を提供することにあ る。
また、この発明の目的の一つは、クラッチ用スプリングの空動きの低減を達成す る手段を提供することにある。
この発明の更に別の目的は、スプリングの最終ハーフターン(半巻回部)のねじ れを最少にするスプリングクラッチ開放手段を提供することにある。
更に、この発明のスプリングクラッチの別の目的及び利点は、以下の説明から一 部明白になると共に、一部明らかになるであろう。
従って、この発明のスプリングクラッチは、以下に述べられる構造において例示 される部品の配列構成、要素の構造及び組合せの特徴を有するものであるが、こ の発明の範囲は請求の範囲に示されている。
図面の簡単な説明 第1図はオーバーランニング式スプリングクラッチがブレーキとして用いられる ウィンチの部側立面図である。
第2図はクラッチ用スプリングの一つのタング要素に沿っての第1図のスプリン グクラッチの断面図である。
第3図は空動きを限定するボスを付加した第2図と同様の断面図である。
第4図は空動きを限定する補助スプリングを備えるオーバーランニング式ラップ スプリングクラッチの断面図である。
第5図は二方向ラップスプリングクラッチの断面図である。
第6図は制御要素及びスプリングが興なる位置にある第5図のクラッチを示して いる。
第7区はこの発明が実施された第5図及び第6図のクラッチと同様のクラッチを 示している。
第8図は補助スプリングの代わりにボスを備える第4図のクラッチと同様のクラ ッチを示している。
第9図は別のタイプの補助スプリングを示している。
第10図はこの発明のオーバーランニング式クラッチにおける別の実施例の断面 図である。
図面の簡単な説明 第1図に示すウィンチは、この発明を便利に適用できるスプリングクラッチを利 用した機構の一例である。ウェイト1が、ドラム5に巻き付けられたケーブル3 により支持されている。ドラム5は、ハウジング11内で保持されたベアリング 9で回転自在に取り付けられたコア7に取り付けられている。コア7はクランク 13により回転されて、ウェイト1を上昇させる。自由径がコア7の径より少し 小さいスプリング15が、クランク13の取付は前に、拡大されてコア7の回り に配置される。刀根状体ないしはタング17がスプリング15の一端に形成され 、ハウジング11のポケット18に嵌合している。
スプリング15の他端に形成された解放タング19が、ピホット23に取り付け られた解放レバー21に接触されるようになっている。
第2図は第1図のウィンチに示されるスプリングクラッチの断面図である。その 断面仲タング17の位1である。
このウィンチの作動は、スプリングクラッチの当該技術者にとって極めて良く知 られたものであろう、コア7はクランク13により、第2図において時計方向に 自由特表平4−506397 (4) に回転され得る。ドラム7が回転する時、ポケット18がタング17に対し力を 作用させ、時計方向の運動を可能とするようコア7に対するスプリング15の把 持力を弛緩させるので、スプリング15はコア7の時計方向運動を妨げることは ない、ウェイト1が所望高さまで上昇され、クランク13が解放されると、ポケ ット18がタング17を拘束し、スプリング15がコア7の回りに締め付けられ る。これによって、ドラム5及びウェイト1はその位置で保持される。解放レバ ー21は、コア7に対するスプリング15の把持力を弛緩する方向に沿って解放 タング19に力を作用することにより、ウェイト1を下降させるために利用され る。タング19を僅かに動かすことによって、コア7及びドラム5は、第2図に おいて反時計方向に自由に移動さされる。この単純で精巧でない装置が、以下の 技術的議論において、多くの他のスプリングクランク装置に適用できるこの発明 の原理の容易に理解できる例として用いられている。
荷重、即ちウェイト1が上昇される間、コア7が回転する時にコア7の回りにス プリング15をスリップさせるトルクは、下式で与えられる。
M=ニスプリング1をコア7上に配置するために拡大することにより、スプリン グワイヤー内に生じるモーメント、 U=ニスプリングびコア間の摩擦係数、N=ニスプリングワイヤーターン数(巻 回数)、である。
Mとスプリングワイヤーの半径との間の関係は、下式%式% E=ワイヤーの弾性モジュラス、 ■=ワイヤーの慣性モーメント、 R(1=スプリングの自由内径、 R=コア7の半径、 である。
ワイヤー中のモーメントに対抗するようにスプリングの端部に外部的に適用され るMに等しいモーメントは、スプリング15を拡大し、法線力を除去し、且つス プリング及びコア間の摩擦を除去する。外部的に適用されるモーメントが維持さ れる限り、スプリングはコアの回りで自由に回転する。純粋の偶力は実用的に達 成することは困難であるから、スプリングをコアから解放するこの理想化された 方法は実用的ではない。
実際においては、スプリングのスリップは通常、偶力によるのではなく、第1図 においてタング17に対してポケット18により適用されるような単一の外力の 適用により発生される。以下の分析において、コア7の半径Rがスプリング15 のワイヤーの太さよりかなり大きく、従ってタング17に適用される力が、コア 7の中心からほぼ半径距離Rの位置にあるものと仮定する。このような仮定をし たのは、以下の数学的説明が単純化されるからである。この単純化仮定を行わず に、正確な数値を用いる分析は質的に同一の結果をもたらすが、力及びトルクの ような物理量の実際の数値は、少し異なる数値を有する。これらの相違は、この 発明の原理の理解にとって重要なものではない。
コア7が回転されると、タング17に対してポケット18により与えられるFと 呼ばれる力は、スプリングに沿う距離が増大するにつれて増大するモーメントを スプリング中に発生し、これは、力Fが適用される点とは反対側のコア上の位置 で最大値2FHに達する。水平方向の平衡には、力Fに加えて、スプリングに対 してコアにより作用される同じ大きさで反対方向の反力F、が存することが必要 である F 、は、スプリングがスリップを開始する前に克服されなければなら ない別の摩擦を発生する。Fはワイヤーをスリップさせるのに必要な全体の力で あるから、Fによりもたらされる最大のモーメント2FRは、a)スプリング1 5の径をコア7の径に等しくなるまで増大するために必要なモーメントと、b) F。
によるモーメント、とを加えたものでなければならない従って、 2FR=EI (” ”−)+uF、RRR。
である。
であるので、 2FR=M+uF、R となる、これはMより大きいから、タング17の反対側のスプリングの第1ター ンにおける点での曲率半径は、コア7の半径より大きい、これは、モーメントが Mに減少する点までは、スプリング15がコア7に接触しないことを意味する。
その点は第1ハーフターンを越えていなければならない。
再び第2図を参照すると、力Fの適用点において、スプリングワイヤーはその自 由半径Roに等しい曲率半径を有する。ワイヤーの曲率半径は、Fの適用点の反 対側の点における最大値2PRまで増大する。Fの適用点を除くこの曲率の単調 増大により、ワイヤーは、モーメントがMまで減少する点まで、第1ハーフター ン内及びそれを越える任意の位置でコアに接触することはない、それから、モー メントは遠い側の端部におけるねじれを除いて、スプリングの長さ全体にわたっ て一定に維持される。これは、第2図で見て、スプリング15及びコア7間に間 隙25が存することを意味する0間隙25はスプリングの第1ターンの1/4を 少し越えた位置で、その最大サイズを有する。スプリング及びコア間に間隙を発 生させる動きが空動きである。第1図の装置において、荷重を所定位置に保持す るためにクラッチスプリング15がコア7の回りに締め付けられる場合に駆動力 が取り除かれる毎に、この空動きはウェイト1を少し落下させる。
この発明は空動きのこの成分を、実質的に減少させる。
この発明の原理によれば、スプリング及びコア間の間隙は別の要素、即ち、最大 分離位置付近でスプリングに半径方向内向きの力を適用するように位置決めした 強制手段を付加することにより大きく除去される。この強制手段は、必要な力を 適用するために特に備えられる付加要素とすることができ、あるいは必要な力を 適用するための既存要素に付加される面とすることもできる。好ましい手段は、 スプリングに軽く接触し、間隙が存在しない場合でも拘束力を適用するものであ る。
強制手段は小さい予備負荷と高いスプリング率を有し、それが解放されない時は スプリングの作動にほとんど影響を与えないが、解放時は間隙を発生させること なく直ちに拘束するものでなければならない、硬質でスリップ性を有するエラス トマー、又は低摩擦ボタンを備える別のスプリングが、拘束体としての理想的な 機械的特性を有するが、剛性停止体又はボスを、スプリングをコアに近接保持さ せるように位置させることにより、拘束を達成することも可能である。剛性停止 体又はボスの場合、スプリングがコアに対設された時、それとスプリング間に小 さい間隙を確保することが重要である。この間隙は当然、解放により空動きを生 じ、従ってこの方法は、実施することが簡単ではあるが、限定的な効果を奏する にすぎない。
第3図は、第2図に示されるように第1[Mのクラッチと同一のものを示すが、 ボス27がコア7から離れる方向におけるスプリング15の移動を限定するなめ に付加されている。解放タング19付近でのハウジング11及びスプリング15 の端部間の接触は、クラッチの適切な作動を妨げる。
スプリングを緊密に嵌合する同軸スリーブで包囲することにより間隙を減少し、 それによりスプリングのいかなる望ましくない膨張をも防止することは可能であ るが、好ましい方法は、スプリングを必要な位置においてのみ、コア方向に強制 することである0局部的拘束を用いる理由の一つは、スリーブとの接触が広がる ことによる付加的な摩擦牽引力が、装置の適切な作動を減じ、またラップスプリ ングの無負荷端部付近での付随する接触が、スプリングを解放させる可能性を有 することである。第2の理由は、間隙の除去によってのみ空動きを有効に減少す る場合に要求されるように、前述のような狭い許容範囲を維持することが、困難 且つ高価であることである。
この発明の別の実施例は、同一の空動き発生挙動を示す異なる機械的構成におい て、同一の原理を利用している。第4図のオーバーランニング式クラッチは回転 自在なコア29を備え、その回りにスプリング31が配置される。スプリング3 1は、タング33を形成するように半径方向外方に湾曲された端部を有する。ハ ウジング35がコア29及びスプリング31の回りに、回転自在に且つ同軸に取 り付けられる。ハウジング35はタング35に係合するポケット37を有する。
補助スプリング39は、スプリング31の端部から約90度の点でスプリング3 1に対して半径方向内向きの圧力を適用するよう形成されている。コア29が第 4図において時計方向に回転される時、ポケット37はスプリング31のタング 33に対して、コア29に対するスプリング31の摩擦把持力を解放する力を付 与することから、極めて小さいトルクがスプリング31によりハウジング35に 適用され、スリップが許容される。補助スプリング39は解放中、スプリング3 1及びコア29間に大きな間隙が形成されることを防止する。スプリング31の 解放中はとんど空動きが無いことから、コア2つの動きが逆転された時、スプリ ング31はコア29を迅速に把持し、その動きを、方向変化時に最小の空動きに よりハウジング35に伝達する。
前述のように最適作動のためには、補助スプリング39は極めて高いスプリング 率を有するべきであるが、スプリング31がコア29接触している時には、掻く 僅かの予備負荷を有することが要求される。予備負荷はスプリング31及びコア 2つ閏に付加的摩擦を生じ、これはスプリング31が負荷状態でコア29の回り でスリップする負荷を増大するが、スプリングがコアがら離れる方向に移動しよ うとする時、拘束力が確実に適用されることにもなる。これは、たとえ小間隙で もそれが形成される前に、拘束が開始されることを可能にする。
この発明は、入力要素と、出力要素と、入力要素及び出力要素間のトルク結合を 制御する制御要素とを備えるラップスプリングクラッチの空動きの低減にも有効 に適用され得る。第5図は、ラップスプリング41がコア43の回りに配置され た前述のような2方向形態のクララ特表平4−506397 (6) チの断面図である。スプリング41はその端部に、制御要素49及びハウジング 51による制御のために、タング45及び47を備える。第5図に示される装置 の作動は、米国特許第4,372,432号及び同第4,433,765号明細 書に記載されており、当該技術者にとっては良く知られている。第5図の装置に おける空動きの望ましくない影響は第6図に示され、これは同一装置であるが、 制御要素がタング47に接触し、それをハウジング51のキー53に接触するよ うに移動するまで回転される制御要素49を備えるものを示している。タング4 7の移動の結果、間隙55が形成される。コア43に対するスプリングの把持力 を解放するために必要なタング47の大きな移行が、スプリング41が完全に解 放される前に、キー53をタング45に接触させ、この接触が所期の解放を妨げ る。この問題に対する従来の解決法はタングを更に隔置し、逆転中のクラッチの 空動きを増大することである。
第7図は、ボス57及び59が各タングからほぼ1/4回転離れて付加された第 5図及び第6図のクラッチと同−構造及び寸法のクラッチの断面図である。スプ リング61の半径方向移動を、第4図のクラッチの補助スプリング39と同一形 態により防止することにより、ボスが解放時に形成され得る間隙のサイズを限定 する。第7図において、主クラツチスプリング61がボス57に接触した状態で 示され、これが間隙63のサイズを限定する。
これは、クラッチがスプリングのタング間の間隔を増大する必要なしに、適切に 解放することを可能にする6クラツチは、ボスの付加により、極めて小さいバッ クラッシュで適切に作動できる。
補助スプリングの代わりにボスを使用することは、ボスが第2シヤフトに合体さ せて、付加部品を不要とすることができることから、より簡単なものとなる。ボ スの利用は更に、補助スプリング及び主クラッチ用スプリング閏の接触により、 第4図のクラッチにおいて発生する可能性がある余分の牽引力の一部を避ける。
ボスはクラッチの適切な作動のために、それ自体と主クラツチ用スプリングとの 間にある程度の間隙を必要とし、これは通常、補助スプリング法に比較して小さ な余分のバックラッシュを許容することを意味する。高剛性及び低予備負荷の補 助スプリング法は、主クラツチスプリングと接触し、間隙が無い時にも圧力を適 用することにより、はとんどのバックラッシュを除去することができる。
第8図のオーバーランニング式クラッチは、ボス64が第4図の補助スプリング 39に置き換えられた点を除いて、第4図のクラッチと同一の総体的作動特性を 有する。第8区において、スプリング65がコア66の回りで、ハウジング67 内に配置される。このボス64はハウジング67の一部として、スプリング65 をコア66に近接した状態に保持すべく強制するよう形成されている。第4図の クラッチにおけるのと同様に、ここでは補助スプリング39の代わりのボス64 により、形成され得る間隙のサイズが限定される。ここでも間隙は、補助スプリ ングによるのと同様に、ボスにより完全に抑制されることはないが、これは実施 がより簡単な方法である。
第9図は、これまでに述べられたクラッチ形態に利用できる、間隙の形成を限定 するための別のスプリング形態を示す。補助スプリング68はその端部に、主ク ラツチスプリング71の解放中に間隙の形成を防止するためにスプリング71に 接触するボタン69を備える。補助スプリング67の外端部は、ハウジング75 にポケット73を設けることにより、適切に位置決めされる。
第10図は、内側を外側にした形態のオーバーランニング式クラッチに適用され たこの発明の別の実施例を断面で示している。この装置において、主クラツチ用 スプリング77が、外側要素であるハウジング79を把持する。内側要素である コア83は主クラツチ用スプリング77のタング81に係合し、オーバーランニ ング方向においては、ハウジング79に対するスプリング把持力を解放し、反対 のトルク伝達方法においては、ハウジングに対して締め付けるように構成されて いる。この実施例において、この発明はボス85を利用し、主クラツチ用スプリ ング77をハウジング79から少し離れる方向に移動することにより、実質的な 間隙の形成を防止する。
補助スプリングが、第4図に用いられる補助スプリング39、あるいは第9図に 用いられる補助スプリング67と類似の形態で、ボス85の代わりに使用するこ ともできる。
従って、これまでの説明から明らかにされた前述の目的が効率的に達成されるこ とは理解されよう、また、この発明の精神及び範囲を逸脱することなく種々の変 更がこの発明のスプリングクラッチの構造になしうろことから、これまでの説明 に包含され、あるいは図面に示されているすべての事項が、例示のためのもので あって、限定するものではないものと解釈されるべきであることも理解されよう 。
更に、以下の請求の範囲が、ここに説明された発明の全体的及び特定的特徴のす べて、及び用語の問題として含まれるとされたこの発明の範囲に関するすべての 記述内容を包含することは理解されるであろう。
要 約 解放中の空動きを限定するスプリングクラッチが提供される。スプリングクラッ チは、シャフトと、シャフトに対して摩擦接触するように螺旋巻きされ且つ同軸 に取り付けられたスプリングと、スプリングの少なくとも一端部に弛緩力を選択 的に適用し、それをシャフトに対して回転さ、せるタング要素のような手段とか ら成る。この発明のスプリングクラッチは、更に、スプリングが回転可能に弛緩 される時、スプリングをシャフト方向に強制する手段を備える。その結果、シャ フトから離れる方向のスプリングの半径方向移動が実質的に防止される6強制手 段は、シャフトの回りに同軸に取り付けられたハウジングにより保持され、ボス 又は補助スプリングから選ばれる0強制手段は、タング要素が配置されるスプリ ングの端部からシャフトの半径方向外面に沿って約90度の位置に配置されるこ とが好ましい、別の実施態様において、スプリングがシャフト及びコア閏に配置 され、且つ、強制手段がコアにより保持されるよう、コアはシャフト内に同軸に 取り付けられる。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成 3年11月212

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.シャフトと、 シャフトに摩擦接触するように螺旋巻きされ同軸に取り付けられたスプリングと 、 スプリングをシャフトに対して回転させるために、スプリングの少なくとも一端 部に弛緩力を選択的に適用する適用手段と、 スプリングが回転可能に弛緩される時、スプリングがシャフトから離れる方向に 半径方向移動することを実質的に防止するために、スプリングをシャフト方向に 強制する強制手段と、 から成るスプリングクラッチ。
  2. 2.強制手段が、前記シャフトの半径方向で前記スプリングに沿う単一位置に接 触する手段から成る、請求項1記載のスプリングクラッチ。
  3. 3.前記強制手段が前記単一位置においてスプリングに対して、スプリング及び シャフト間の間隙が増大するにつれて急激に増大する力を適用するようになって いる、請求項2記載のスプリングクラッチ。
  4. 4.シャフトが半径方向外面を有しており、スプリングが前記半径方向外面の回 りに配置されて、シャフトに対して摩擦接触するようになっている、請求項3記 載のスプリングクラッチ。
  5. 5.前記シャフトの回りに同軸に取り付けられたハウジングを更に備え、前記ス プリングがシャフト及びハウジング間に配置されている、請求項4記載のスプリ ングクラッチ。
  6. 6.強制手段がハウジングにより保持される、請求項5記載のスプリングクラッ チ。
  7. 7.ハウジングがシャフトに対して回転自在に取り付けられている、請求項6記 載のスプリングクラッチ。
  8. 8.適用手段が、シャフトに対するハウジングの相対的回転移動により作動され る、請求項7記載のスプリングクラッチ。
  9. 9.適用手段が、前記スプリングの前記少なくとも一端部に配置されたタング要 素を備える、請求項8記載のスプリングクラッチ。
  10. 10.シャフトに対するハウジングの相対的回転移動中、前記タング要素がハウ ジングにより機能的に係合される、請求項9記載のスプリングクラッチ。
  11. 11.前記タング要素が、前記ハウジングに形成されたポケットに配置されてい る、請求項9記載のスプリングクラッチ。
  12. 12.前記強制手段がボスから成る、請求項6記載のスプリングクラッチ。
  13. 13.強制手段が補助スプリングから成る、請求項6記載のスプリングクラッチ 。
  14. 14.前記強制手段が、前記スプリングの前記少なくとも一端部から前記シャフ トの半径方向外面に沿って約90皮の位置に配置されている、請求項4記載のス プリングクラッチ。
  15. 15.シャフトが半径方向内面を有しており、前記スプリングが前記半径方向内 面に沿って配置されて、シャフトと摩擦接触するようになっている、請求項3記 載のスプリングクラッチ。
  16. 16.前記シャフト内に同軸に取り付けられたコアを更に備え、前記スプリング がシャフト及びコア間に配置されている、請求項15記載のスプリングクラッチ 。
  17. 17.強制手段がコアにより保持されている、請求項16記載のスプリングクラ ッチ。
  18. 18.前記コアがシャフトに対して回転自在に取り付けられている、請求項17 記載のスプリングクラッチ。
  19. 19.適用手段が、シャフトに対するコアの相対的回転移動により作動される、 請求項18項記載のスプリングクラッチ。
  20. 20.シャフトと、該シャフトに対して摩擦接触するように螺旋巻きされ且つ同 軸に取り付けられたスプリングとから成るスプリングクラッチに関して、スプリ ングをシャフトに対して回転させるためにスプリングの少なくとも一端部に力を 適用した時に、スプリング及びシャフト間に形成される間隙を実質的に除去する 方法であって、スプリングがシャフトから離れる方向に半径方向に移動すること を実質的に防止するために、スプリングをシャフト方向に強制する工程から成る 方法。
  21. 21.シャフトと、該シャフトに対して摩擦接触するように螺旋巻きされ且つ同 軸に取り付けられたスプリングとから成るスプリングクラッチに関して、スプリ ングをシャフトに対して回転させるために、スプリングの少なくとも一端部に弛 緩力を適用すること、第1の力を適用する時にシャフトから離れる方向のスプリ ングの半径方向移動を実質的に防止するために、スプリングをシャフト方向に強 制すること、及び、スプリングを前記シャフトの回りに締め付けるために、スプ リングの前記少なくとも一端部に締付け力を適用すること、 から成るスプリングクラッチの作動方法。
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