JPH04507222A - 切断ローラまたは押抜きシリンダおよびその製作方法 - Google Patents
切断ローラまたは押抜きシリンダおよびその製作方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
切断ローラまたは押抜きシリンダおよびその製作方法
本発明は、一つの部材または複数の部材からなる任意の形をしたローラ本体と、
特にローラ本体の表面の少なくとも一部にわたって延び隆起した、刃を有する刃
基部とを備えた切断ローラまたは押抜きシリンダに関する。本発明は更に、この
ような切断ローラまたは押抜きシリンダを製作するための方法に関する。
ローラ本体を備えた切断ローラまたは押抜きシリンダは公知である。この切断ロ
ーラまたは押抜きシリンダは、コーヒーフィルター、おむつ、生理帯、スリップ
インサート等を作るため、ラベル、紙ウェッブ、合成樹脂シートウェッブ、合成
皮革ウェッブまたはその類似物のウェッブを回転切断するために役立つ。ローラ
本体はその外周に、任意の形状の刃を備えているかまたはその外周の少なくとも
一部にわたって延びる、刃基部を存する刃を備えている。この刃基部は加工形成
される。すなわち、ローラブランクの外周から化学的または機械的に材料が除去
され、それによって刃を有する湾曲した刃基部だけがローラ本体に残る。従って
、刃の高さに相当するローラ材料の部分を、ローラブランクの外周から加工除去
しなければならない。よって、この切断ローラまたは押抜きシリンダの場合、刃
はローラ本体またはローラ本体セグメントに一体的に連結されている。二〇ロー
ラは、その材料の強度が大きすぎてはいけないという欠点がある。なぜなら、も
しそうでないと、刃を形成するための材料の切除が非常に困難になり、それによ
って刃の形成をもはや効率的におよび低コストで行うことができないからである
。通常、このような切断ローラまたは押抜きシリンダはクロム鋼または硬化され
た高速度鋼からなっている。他方では、このような切断ローラまたは押抜きシリ
ンダはその強度が弱いので、寿命が短い、なぜなら、刃が比較的に早く摩耗し、
それによって切削エラーまたは不正確な切断が生じるからである。
切断ローラまたは押抜きローラまたは刃を有するローラセグメントを硬質金属に
よって作ることにより、切断ローラの寿命を延ばすことができる。しかし、この
セグメントは、加工がきわめて困難で、従って効率的および低コストで製作でき
ないという欠点がある。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3229848号公報によって、交換可能な刃
を備えた切断ローラが知られている。このような切断ローラは比較的に短い時間
で刃の新しいセットを備えることができる。しかし、この切断ローラの寿命は延
長されず短いままである。
従って、この切断ローラは、一体の刃を備えた他のローラと同様に、オーバーホ
ールのためにしばしばローラ台から分解しなければならない。
そこで、本発明の根底をなす課題は、寿命の長い、冒頭に述べた種類の切断ロー
ラまたは押抜きローラまたは押抜き工具を提供することである0本発明の他の課
題は、このような切断ローラまたは押抜き工具を製作するための方法を提供する
ことである。
この課題は本発明に従い、刃基部が、延長方向に沿ヮて溝を加工した刃支持部で
あり、この溝に、熱を供給しながら硬質金属線材が入れられて固定され、そして
最後に、溝から突出する硬質金属線材の部分に、切削面と切削側面の形をした刃
が形成されることにより解決される。
他の実施形の場合には、ローラ本体またはローラ本体セグメントの表面に、溝が
加工され、この溝に、熱を供給しながら硬質金属線材が入れられて固定され、そ
して最後に、溝から突出する硬質金属線材の部分に、切削面と切削側面が形成さ
れる。この実施形の場合には、刃支持部はローラ本体またはローラ本体セグメン
トによって形成される。
このようにして形成された切断ローラ、押抜きシリンダまたは押抜き工具は、ロ
ーラブランクの表面から材料を除去することによって刃支持部を形成することに
より、非常に簡単に製作可能であるという重要な利点がある。この工程は、ロー
ラブランクのために比較的に軟らかい材料を使用すると簡単に行われ、従って低
コストでかつ効率的に行うことが可能である。そして、材料の除去によって作ら
れた刃支持部には、溝が例えばフライス加工され、硬質金属線材のための装着座
を形成する。この硬質金属線材は熱を供給しながらこの溝に入れられる。その際
、硬質金属線材はその焼結温度のすぐ下まで加熱される。それによって、硬質金
属線材は可塑化され、変形可能となる。硬質金属線材が溝の延長に沿って延長さ
せられ、この溝の中に挿入されると、硬質金属線材は溝の中で固定される。最後
に、ローラは挿入された硬質金属線材と共に円筒研削され、硬質金属線材は切削
側面を備える。それによって刃が形成される。
溝がローラ本体またはローラ本体セグメントの表面に直接フライス加工される他
の実施例の場合には、前述の実施例と同様に、熱を供給しながら硬質金属線材が
可塑化され、それによって硬質金属線材は変形可能であり、かつ溝の延長に沿っ
てこの溝の中に挿入可能である。変形し挿入された硬質金属線材が固定された後
で、切断ローラまたは押抜きシリンダは円筒研削され、切削側面が硬質金属線材
に形成されるので、この硬質金属線材は刃または切削面を形成する。
このようにして製作された切断ローラまたは押抜きシリンダは、従来の切断ロー
ラまたは押抜きシリンダの10〜20倍の寿命を有する。なぜなら、硬質金属刃
の摩耗が非常に小さいからである。刃を作るための硬質金属線材の加工は、適切
な工具、例えばダイヤモンド工具によって経済的に行うことができる。なぜなら
、硬質金属線材からの材料の切除量が非常に少ないからである。
好ましい実施形では、刃が公知のごとくならい削りフライスによって作られる。
その際、ローラ本体またはローラ本体セグメントの表面から突出する刃支持部が
形成されるまで、材料がローラブランクから切除される。
溝の輪郭が刃支持部またはローラ本体にフライス加工されると有利である。その
際、溝の輪郭は後の刃の延長に沿って延びている。
有利な実施形では、三角形、長方形または円欠の横断面を有する溝がローラ本体
または刃支持部に半径方向外方から形成される。溝が半径方向外方から例えばフ
ライス加工されることによって、硬質金属線材は切断ローラの軸線に対して半径
方向に溝の中に位置し、従って負荷時に溝の底の方へ押圧される。これは、硬質
金属線材を溝の中に固定するために特別な準備が不要であり、それによつて硬質
金属線材が実質的に遠心力に抗して溝内に固定保持されるという利点がある。
溝はいろいろな横断面形状によって、切断時に発生する負荷形態に適合可能であ
る。従って、例えば円欠状の溝の場合には、硬質金属線材はその外周の一部だけ
を介して溝の全面によって支持される。三角形の溝の場合には、溝内の2点また
は2本の線に沿って接触し、長方形の横断面を有する溝の場合には専ら溝の底で
支持されるかまたは負荷的に溝の側壁で支持される。
有利な実施形では、ローラ本体またはローラ本体セグメントと場合によっては刃
支持部が、硬質金属線材を挿入する前に、硬質金属線材の焼結温度の下方の温度
まで加熱される。これは、硬質金属線材の挿入嵌込み時に、局所的な温度負荷を
発生しないという利点がある。それによって、切断ローラまたは押抜きシリンダ
は非常に異なる熱応力に基づいて万一の場合しか損傷しない、切断ローラまたは
押抜きシリンダのこの加熱は例えば焼きなまし炉内で行うことができる。
硬質金属線材を挿入した後切断ローラまたはローラ本体セグメントをゆっくり冷
却すると有利である。これは、一方では硬質金属線材と切断ローラが同じ温度を
有し、それによって温度差による応力が回避されるという利点がある。他方では
、ゆっくりした冷却により、温度の異なる徐々の温度場と、その結果生じる応力
勾配がローラ本体内で避けられるという利点がある。
切断ローラまたは押抜きシリンダと硬質金属線材が適当な温度を有するや否や、
硬質金属線材が溝に固くろう付けされる。そのために、例えば市販の銀ろうが付
加的なフラックスと共に使用される。ろう付けの後で、切断ローラはそれに連結
された硬質金属線材と共にゆっくりと室温まで冷却される。従って、温度差によ
って生じる応力勾配が溝と硬質金属線材の連結個所で避けられる。−
例えば予め形成された硬質金属線材が溝にろう付けされると、切断ローラが装入
された硬質金属線材と共に、線材のろう付けの前に加熱される。それによって、
切断ローラまたはローラ本体セグメントと硬質金属線材は、固着ろう付けのため
に必要な温度を有する。ろぅ付けの後で、切断ローラまたはローラ本体セグメン
トは再びゆっくり室温までの冷却される。
切断ローラまたはローラ本体セグメントが補助装置によって、ろう付けされた硬
質金属線材と共に円筒研削されると有利である。それによって、金属線材、ろう
またはろう材料、フラックス等のでこぼこが除去される。更に、切断ローラはそ
の最終切断直径にもたらされる。
円筒研削した後、最後に、切削側面がダイヤモンド砥石によって形成される。こ
の場合、側面は所望の切削角度に調節される。その際、刃の後の切削面の両側で
硬質金属線材が面取りされる。それによって、溝から突出する部分が実質的にV
字状に形成される。その際、0.02〜0.25閣−の幅の切削面が形成される
と有利である。切削面の幅は実質的に、切断ローラの後の使用の要求に依存する
。
切断ローラが摩耗した場合、摩耗した硬質金属線材を取り外す、特にろう付けを
解除することによって、溝を有利に形成可能である。それによって、この切断ロ
ーラは何度も使用可能である。この場合、ろう付けを解除した後、例えば砂吹き
または球吹きによって切断ローラを洗浄するだけでよい。この工程の後で、新し
い硬質金属線材が既存の溝に装入され、そこに再びろう付は固定される。最後に
、このようにして作られた切断ローラが円筒研削され、刃の側面が作られる。
このようにして作られた切断ローラまたは押抜きシリンダは、従来の切断ローラ
に比べて10〜20倍の寿命を存し、かつ切断ローラまたは押抜きシリンダが摩
耗した場合に、摩耗した硬質金属線材のろう付けを解除し、新しいものと交換す
るだけでよいという利点がある。往々にして、切断ローラまたは押抜きシリンダ
を再研削し、切削側面を加工し直すことで充分である。
本発明の根底をなす課題は、切削基部が刃支持部を形成し、切断ローラまたは押
抜きシリンダがローラ本体またはローラ本体セグメントの外周の少なくとも一部
にわたってまたは刃支持部の少なくとも一部にわたって延びる溝を備え、この溝
が硬質金属線材を備え、硬質金属線材が溝の中に固定され、かつ刃を形成し切削
側面を有する切削面を備えている切断ローラまたは押抜きシリンダによっても解
決される。
上述したように、刃は硬質金属線材によって形成される。この硬質金属線材は溝
に入れられ、そこに固定される。溝はローラ本体から突出する切断ローラの刃支
持部に設けられるかあるいはローラ本体またはローラ本体セグメントに直接設け
られる。前者の場合、ロラ本体から突出する刃に基づいて、厚い対象物を切断す
ることができる。これに対して後者の場合には、硬質金属線材がローラ本体また
はローラ本体セグメントに直接形成された溝内に設けられ、シート状の対象物の
切断が有利である。
溝が刃支持部またはローラ本体またはローラ本体セグメントに半径方向に形成さ
れていると有利である。
上述のように、それによって、溝内に固定された硬質金属線材が溝内で均一に支
持されるという利点がある。
ローラブランクの簡単な加工は、ローラブランク、従ってローラ本体またはロー
ラ本体セグメントおよび場合によっては刃支持部が工具鋼または普通の鋼からな
っていることによって達成される。工具鋼または普通の鋼は非常に良好に加工す
ることができるので、溝を有する切断ローラの効率的で低コストの製作が可能で
ある。更に、工具鋼または普通の鋼で作られたローラは、従来の切断ローラより
も大きな弾力性を有し、それによって刃が良好にかつ弾性的に支持される。それ
によって、刃にかかる負荷が小さくなる。必要な場合には、ローラ本体またはロ
ーラ本体セグメントまたは刃支持部は、自硬金属からなっていてもよい。
好ましい実施形では、硬質金属線材が焼結された硬質金属からなり、円形横断面
または任意の形状を有することができる。焼結材料は一般的に知られているよう
に、非常に硬(、はとんど摩耗しない、硬質金属線材の横断面は円形が有利であ
る。なぜなら、このように形成された線材が半径方向のあらゆる方向に同じ抵抗
モーメントを有し、それによって硬質金属線材を溝に挿入する際同じ力を発生す
るかまたは同じ戻し力を生じる。従って、大きく湾曲した刃または全周にわたっ
て延びる刃が、真っ直ぐに延びる刃と同様に良好に製作可能である。
ローラ本体またはローラ本体セグメントと刃支持部は好ましくは一体に形成され
ている。これは、本発明による切断ローラが従来の切断ローラと同様に製作可能
であるという利点がある。この場合、硬質金属を収容するための溝を、刃支持部
に付加的に加工するだけでよい。従って、既存の工具を使用することができる。
刃支持部が切断ローラ表面または押抜きシリンダ表面の少しの部分だけしか覆わ
ない場合には、必然的に、刃支持部は部分セグメント(ローラ本体セグメント)
に取付は可能であり、そしてこの部分セグメントがボルトによってローラ基体に
連結されるので、切断ローラは複数の部材によって形成される。
他の実施形によれば、溝に挿入される硬質金属線材が予め成形され、溝の延長に
沿った形をしている。変形は、切断ローラに似ていて刃輪郭に一致する同じ溝を
有する簡単に形成された補助装置で行われる。これは、切断ローラと、それに所
属して後で刃を形成する硬質金属線材とが互いに無関係であり、それによって異
なる場所で異なる時間に製作可能であり、場合によっては修理セットとしても使
用可能であるという利点がある。摩耗した刃または破損した刃を有する切断ロー
ラは、次のようにすることによって再び使用可能となる。すなわち、硬質金属線
材がろう付けを解除され、予備成形された新しい硬質金属線材が挿入され、かつ
ろう付けされ、そして最後に刃が適度に研削されることによって再び使用可能と
なる。顧客がローラ本体セグメントをローラ基体に直接挿入可能であると有利で
ある。それによって、組み込みと分解のための時間が短縮され、時間のかかるロ
ーラの搬送のためのコストが低下し、従って切断機械の停止時間が大幅に短縮さ
れる。
本発明の他の効果、特徴および詳細は、図を参照して好ましい実施例を詳細に説
明する以下の記載から明らかになる。
第1図は、刃支持部と刃の一部を示す、切断ローラまたは押抜きシリンダの端面
側の部分斜視図、第2〜4図は、刃の製作工程を連続的に示す、略示した刃支持
部と刃の横断面図である。
第1図は、全体を1で示した切断ローラを示している。この切断ローラはローラ
本体2と、このローラ本体2から半径方向に突出する刃支持部3とを有する。
ローラ本体2は軸方向において軸4に接続している。
この軸は切断ローラ1を駆動するため、および切断ローラを軸承するために役立
つ、刃支持部3は一つの刃5と、この刃5を形成する切断側面6.7を備えてい
る。第1図に示した切断ローラ1は支持リングを備えていないが、本発明は支持
リングを備えていない切断ローラ1だけでなく、支持リングを備えた切断ローラ
にも関する。この支持リングの役目は、大きな負荷を受けたときに硬質金属線材
を衝撃や強すぎる圧縮応力から保護し、かつ対向刃部分と刃の間隔をその都度必
要な大きさに保つことである。対向刃部分は面全体が滑らかに形成されたもので
あってもよい。更に、対向刃部分は切断ローラ1に対して鏡像対称に製作された
他の切断ローラであってもよい。更に、ローラ本体2と刃支持部3は一体に作ら
れているがまたは複数の部材で作られている。この場合、本発明は2個以上の部
材からなるローラ本体2および刃支持部3、特にローラ本体2に挿入されるロー
ラ本体セグメント(図示していない)にも関する。
次に、第2〜4図に基づいて、本発明による切断ローラ1の製作方法を説明する
。工具鋼または普通の鋼からなるローラブランクから、例えばフライスを用いて
材料を次のように削り取る。すなわち、ローラ本体2から半径方向に突出し、そ
の周囲の少なくとも一部にわたって延びる刃支持部3が形成されるように削り取
る。それによって、この刃支持部3はローラ本体2またはローラ本体セグメント
に一体に連結されている。
刃支持部3の高さは切断ローラ1の後の使用、すなわち切断すべき材料の厚さに
依存する。刃支持部3はその自由端部に、面取り部8.9を備えている。このこ
とは一方では負傷の危険を減らし、他方では刃支持部3の損傷の危険を減らす。
刃支持部3の端面側の端部10には溝11がフライス加工されている。この溝は
、第2〜4図に示した実施例の場合には、三角形の横断面を有する。溝11の横
断面は長方形でもよいし、円欠の形でもよい、刃支持部3が溝11を有するよう
に、切断ローラ1の準備がなされると、切断ローラ1は炉の中で、硬質材料例え
ば硬質金属の焼結温度の下方までゆっくり加熱される。硬質金属線材12の形を
した硬質金属は、この温度に達した後で、例えば溶接バーナーによって熱を更に
供給しなから可塑化され、溝の中に入れられる。硬質金属線材12の加熱と溝1
1へのその挿入を連続的に行うことにより、硬質金属線材は溝の延長方向と同じ
方向に延長する。硬質金属線材12をその焼結温度の範囲まで加熱することによ
り、硬質金属線材は変形可能であり、従って溝の延長方向に合わせることが可能
である。硬質金属線材12が溝11に入れられた後で、切断ローラ1は必要な温
度になるまで炉内で温度調節される。切断ローラがこの温度に達するや否や、切
断ローラは炉から取り出され、溝ll内にある硬質金属線材12はフラックスと
硬質ろう例えば銀ろう等を供給しながらろう付けされる。
第2〜4図に示した実施例の場合には、硬質金属線材12は溝壁の二つの点13
.14に接触する。一方、中空室!5,16.17には限ろう18が充填される
。
その際、限ろう18は毛管作用に基づいて硬質金属線材12の周りと下方に流れ
、硬質金属線材と刃支持部3の溝11の壁とを一体的に連結する。
硬質金属線材12をろう付けした後で、切断ローラ1が更に冷却されるので、熱
膨張の違いおよびその結果性じる応力の勾配に基づいて、硬質金属線材12に亀
裂を生じることがない、切断ローラlは室温に達すると、研削装置に取付けられ
、円筒研削される。その際第3図に示すように、溝11と反対側の、硬質金属線
材12の端面側の端部19が研削される。切断ローラ1は線材表面全体にわたっ
て一様な直径を有する。
工具としては好ましくはダイヤモンド砥石が使用される。切断ローラ1を円筒研
削した後、硬質金属線材12の両側を研削することによって、切削側面20,2
1が形成される。この研削工程の際に、切削側面20゜21は既にその最終の切
削角度を有する。しかも、硬質金属線材12のところでのみ切削角度が部分的に
形成される。この場合、刃支持部の面取り部8.9は加工されないでそのままで
ある。更に、研削深さは端面側の切削面22の幅に依存する。この幅は0.02
〜0.25II11である。更に、切削側面20.21を研削する際に、刃支持
部3の面取り部8,9の範囲は次のように研削される。すなわち、要求された刃
の形状にとって必要である場合には、面取り部が切削側面20.21と一直線上
に並ぶように研削される。
刃5が完成した後で、刃支持部3は第4図に示すような形を存する。面取り部が
一緒に加工されている場合には、刃支持部3の一新しい面取り部8’、9’は硬
質金属線材12の切削側面20.21に一直線上に並んで移行する。この硬質金
属線材自体は端面側に切削面22を備えている。
切削工程のときには切削面22に負荷がかかる。その際、硬質金属線材12は個
所13.14を介して溝11の壁に支持される。この場合、硬質金属線材はこの
個所13.14で、溝11の壁に直接接触する。中空室15,16.17には銀
ろう18が充填され、硬質金属線材12のための弾性的な支持部を形成している
。第4図から判るように、硬質金属線材12はその外周の大部分が刃支持部3に
一体的に連結されるよう溝11内に設けられている。半径方向の負荷の際に、す
なわち切断ローラ1の半径方向の負荷の際に、硬質金属線材12は専ら溝11に
支持される。半径方向と異なる負荷の場合にも、確実な保持が保証される。なぜ
なら、硬質金属線材12が相変わらず押圧力で負荷されるからである。ろう付け
の主たる目的は、特に切断ローラ1の回転時に発生する遠心力に抗して、硬質金
属線材12を溝11内に確実に保持することである。
しかし、本発明はろう付けされた硬質金属線材12を有する切断ローラまたは押
抜きシリンダだけでなく、もし必要であれば非常に強力な接着剤で固定した硬質
金属線材12を有する切断ローラまたは押抜きシリンダにも関する。溝11内に
おける硬質金属線材12の索による固定、挟持固定または機械的な固定も同様に
可能である。
刃5が損耗した硬質金属線材12を有する切断ローラ1のオーバーホールは次の
ようにして行われる。すなわち、切削面22が再び新品同様の優値を有する状態
になるまで、切断ローラ1の切断面22を研削し、かつ切削側面20.21を研
削し直すことによって行われる。その代わりに次にようにしてオーバーホールを
行ってもよい。炉内で硬質ろう1Bの溶融温度まで切断ローラが加熱され、摩耗
した硬質金属線材12が溝11から取り外し可能となる。硬質金属線材12を取
り外した後で、溝11は例えば球吹き機または砂吹き機によって清掃される。そ
れによって、切断ローラ1は新しい硬質金属線材12を受け入れる準備が出来る
。この硬質金属線材は予め成形されて溝11に挿入されるかまたは前述のように
熱を供給しなから溝11の延長方向に合わせて延長される。ろう付け、円筒研削
および新しい硬質金属線材12の切削側面20,21の研削の後で、切断ローラ
1は再び使用可能である。
その際、ローラ本体およびまたは刃支持部3に変更を加える必要はない。
本発明は、硬質金属線材12を刃3に設けられた溝11に挿入することに限定さ
れない。溝11はローラ本体2の外周に直接設けてもよい。それによって、硬質
金属線材12はローラ本体2またはローラ本体セグメントに直接連結され、その
切削側面と切削面がこのローラ本体またはローラ本体セグメントから少しだけ突
出している。
日9.4
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成 4年 2月14日毬4
Claims (24)
- 1.任意の切断形状のためのローラ本体またはローラ本体セグメントと、ローラ 本体またはローラ本体セグメントの表面の少なくとも一部にわたって延び隆起し た刃基部とを備えた切断ローラ、押抜きシリンダまたは押抜き工具を製作するた めの方法において、刃基部が、延長方向に沿って溝を加工した刃支持部であり、 この溝に、熱を供給しながら硬質金属線材が入れられて固定され、そして最後に 、溝から突出する硬質金属線材の部分に、切削面と切削側面の形をした刃が形成 されることを特徴とする方法。
- 2.ローラ本体またはローラ本体セグメントを備えた切断ローラを製作するため の方法において、ローラ本体またはローラ本体セグメントの表面に、刃支持部と しての溝が加工され、この溝に、熱を供給しながら硬質金属線材が入れられて固 定され、そして最後に、溝から突出する硬質金属線材の部分に、切削側面または 刃の面または刃の二重面が形成されることを特徴とする方法。
- 3.刃支持部が公知のごとくならい削りフライスによって形成されることを特徴 とする請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
- 4.溝の輪郭が刃支持部またはローラ本体またはローラ本体セグメントにフライ ス加工されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれか 一つに記載の方法。
- 5.三角形、長方形または円形の横断面の溝が半径方向外方から刃支持部または ローラ本体またはローラ本体セグメントに形成されていることを特徴とする請求 の範囲第1項から第4項までのいずれか一つに記載の方法。
- 6.ローラ本体またはローラ本体セグメントおよび場合によっては刃支持部が、 硬質金属線材を挿入する前に、硬質金属線材の焼結温度の下方まで加熱されるこ とを特徴とすることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一 つに記載の方法。
- 7.切断ローラが硬質金属線材を挿入した後ゆっくり冷却されることを特徴とす る請求の範囲第1項から第6項までのいずれか一つに記載の方法。
- 8.硬質金属線材が溝の中に固くろう付けされるかあるいは他の付着媒体または 接着剤あるいは機械的な固定部材を介して、ローラ本体またはローラ本体セグメ ントに確実に固定されることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項までのい ずれか一つに記載の方法。
- 9.切断ローラが、挿入された硬質金属線材と共に、線材のろう付けのために加 熱されることを特徴とする請求の範囲第1項から第8項までのいずれか一つに記 載の方法。
- 10.切断ローラが、ろう付けされた硬質金属線材と共に、室温までゆっくり冷 却されることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項までのいずれか一つに記 載の方法。
- 11.切断ローラが、装着された硬質金属線材と共に、円筒研削されることを特 徴とする請求の範囲第1項から第10項までのいずれか一つに記載の方法。
- 12.円筒研削された後、例えばダイヤモンド砥石によってまたは浸食によって あるいは他の公知の方法によって切削側面が形成され、この場合切削側面が必要 な切削角度に調節されることを特徴とする請求項11記載の方法。
- 13.0.005〜0.5mm、特に0.02〜0.25mmの幅の切削面が形 成されることを特徴とする請求の範囲第1項から第12項までのいずれか一つに 記載の方法。
- 14.溝が摩耗した硬質金属線材を取り除くことによって形成されることを特徴 とする請求の範囲第1項から第13項までのいずれか一つに記載の方法。
- 15.ローラ本体またはローラ本体セグメントと、特にローラ本体の表面の少な くとも一部にわたって延び隆起した、刃を有する刃基部とを備えた切断ローラま たは押抜きシリンダにおいて、ローラ本体(2)の外周の少なくとも一部にわた ってまたは刃支持部(3)として形成された刃基部の少なくとも一部にわたって 、溝(11)が延び、この溝が硬質金属線材(12)を備え、硬質金属線材(1 2)が溝(11)の中に固定され、かつ切削面(22)を形成する切削側面(2 0,21)を備えていることを特徴とする切断ローラまたは押抜きシリンダ。
- 16.溝(11)が刃支持部(3)に半径方向に形成されていることを特徴とす る請求の範囲第15項記載の切断ローラまたは押抜きシリンダ。
- 17.溝(11)がローラ本体(2)またはローラ本体セグメントに形成されて いることを特徴とする請求の範囲第15項記載の切断ローラまたは押抜きシリン ダ。
- 18.ローラ本体(2)と場合によっては刃支持部(3)が、工具鋼または普通 の鋼からなっていることを特徴とする請求の範囲第15項から第17項までのい ずれか一つに記載の切断ローラまたは押抜きシリンダ。
- 19.硬質金属線材(12)が硬質金属からなっていることを特徴とする請求の 範囲第15項から第18項までのいずれか一つに記載の切断ローラまたは押抜き シリンダ。
- 20.溝(11)が三角形、長方形または円形に形成されていることを特徴とす る請求の範囲第15項から第19項までのいずれか一つに記載の切断ローラまた は押抜きシリンダ。
- 21.硬質金属線材(12)が円形の横断面または他の横断面を有することを特 徴とする請求の範囲第15項から第20項までのいずれか一つに記載の切断ロー ラまたは押抜きシリンダ。
- 22.ローラ本体(2)と刃支持部(3)が一体に形成されているかまたは複数 の部材で形成されていることを特徴とする請求の範囲第15項から第21項まで のいずれか一つに記載の切断ローラまたは押抜きシリンダ。
- 23.溝(11)に挿入される硬質金属線材(12)が予備成形され、溝(11 )と同じように延びていることを特徴とする請求の範囲第15項から第22項ま でのいずれか一つに記載の切断ローラまたは押抜きシリンダ。
- 24.切断ローラまたは押抜きシリンダがボルト止めされたまたは他の形で固定 されたセグメントを有する支持部軸からなり、このセグメントが硬質金属刃を備 えていることを特徴とする請求の範囲第15項から第23項までのいずれか一つ に記載の切断ローラまたは押抜きシリンダ。
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