JPH0451037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451037Y2 JPH0451037Y2 JP1987106702U JP10670287U JPH0451037Y2 JP H0451037 Y2 JPH0451037 Y2 JP H0451037Y2 JP 1987106702 U JP1987106702 U JP 1987106702U JP 10670287 U JP10670287 U JP 10670287U JP H0451037 Y2 JPH0451037 Y2 JP H0451037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter cloth
- warp
- synthetic resin
- filtration
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案はベルトプレス型脱水機用の合成樹脂モ
ノフイラメント製濾布に関するものである。 (従来の技術) ベルトプレス型脱水機は、基本的には、第3図
に示すような構造となつている。汚泥は凝集処理
槽の中で高分子凝集剤によりフロツク化され、分
離された遊離水とともに浮遊している。凝集処理
槽から濾布上に搬送された汚泥は、大・小・微細
フロツクの状態で存在しそれらの間は遊離水から
なつているが、濾布の走行とともに沈降と濾過が
進行し、汚泥フロツクの堆積層いわゆるケーキが
形成される。その厚みに比例して濾過特性が低下
し一定の抵抗に達すると濾過の進行が停止する。
この段階が重力濾過部の工程である。その後は上
下2枚の濾布で汚泥をはさみ圧搾し機械的な力で
さらに絞るのである。この工程が加圧脱水部およ
びせん断圧搾脱水部にあたる。 このベルトプレス型脱水機に用いられる濾布
は、経糸・緯糸とも直径が0.5mm以上のモノフイ
ラメントを使用したのが一般的で、ときにはマル
チフイラメントを使用したものもあり、平織や杉
綾の一重織物が多く使われている。 (考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術のモノフイラメントを用いた濾布
は、その経糸・緯糸の線径が太く密度も粗いので
形成される細孔すなわちメツシユは比較的大き
く。したがつて重力濾過部において濾過抵抗が上
昇しある一定抵抗に達した後の加圧およびせん断
圧搾部における圧縮およびせん断力により汚泥の
目洩れが発生することがしばしばあつた。これを
回避しようとして、経緯密度を多くしメツシユを
小さくすると目洩れは解消するが通水性が低下し
脱水機能が悪くなる。またマルチフイラメントを
用いた濾布を使用しても汚泥の目洩れは発生しな
いが、濾布の伸びが大きくなつたり摩耗による単
糸切れが起こり、機械的なテンシヨンや摩耗に対
して耐久性がない。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、細線径で、同一線径の合成樹脂モノ
フイラメントを撚合わせてできた撚糸を経糸に使
用することにより、濾布に経糸断面内における空
隙を多数形成させ、毛細管現象を利用してその空
隙より濾過を促進させようとするものであり、一
つ一つの空隙面積を同面積にして均一な濾過を得
ようとするものである。 第1図a,bはそれぞれ本考案による濾布の表
面斜視図とその経糸の拡大断面図あり、第2図
a,bはそれぞれ従来技術の経糸がモノフイラメ
ントの濾布の表面斜視図とその経糸の拡大断面図
である。 本考案は合成樹脂モノフイラメントを経糸に用
いて織成した濾布において、該経糸1に線径が
0.1〜0.3mmである合成樹脂モノフイラメントのう
ち、同一線径の合成樹脂モノフイラメント1Fを
3〜50本撚合わせてできた撚糸が使用されている
ことを特徴とするベルトプレス型脱水機用濾布で
ある。2本以下の撚糸では経糸断面内において隣
接する単繊維間で空隙が形成出来ず、50本以上の
撚糸にすると隣接する単繊維同士により形成され
る空隙、即ち経糸断面内における空隙の数が多過
ぎてこの空隙利用による濾過時間が掛かり過ぎ、
空隙利用による濾過の促進という効果がなくな
る。空隙利用による濾過促進という効果を得るた
めには好ましくは3〜20本であり、より好ましく
は6〜15本である。これに対して従来技術におけ
るモノフイラメントの経糸は線径が0.5mm以上の
合成樹脂モノフイラメント10を1本そのまま使
用したものが一般的であり、また、マルチフイラ
メント糸は細い単繊維の線径が0.1mm以下である。 (作用) 本考案による細線径で同一線径の合成樹脂モノ
フイラメントの撚糸を経糸とする濾布は、第1図
a,bからも推察されるように、織物としての糸
間の細孔と同時に経糸が細線径モノフイラメント
の撚糸であることによる間隔すなわち経糸断面内
における空隙が形成され、しかもこの一つ一つの
空隙面積は隣接するモノフイラメントの線径が同
一径であるため同面積となる。したがつてベルト
プレス型脱水機上の濾布に供給された汚泥はまず
重力濾過部において濾布に形成されている細孔か
ら遊離水が濾過され同時に大・中・微細フロツク
が沈降により濾布の表面に堆積し、次の工程の加
圧および圧搾脱水部において経糸に形成されてい
る経糸断面内における空隙から毛細管現象により
脱水が均一に、かつ容易に行われる。 (実施例) 以下に本考案による実施例1,2を比較例1,
2と併せて記載すると下表のとおりである。
ノフイラメント製濾布に関するものである。 (従来の技術) ベルトプレス型脱水機は、基本的には、第3図
に示すような構造となつている。汚泥は凝集処理
槽の中で高分子凝集剤によりフロツク化され、分
離された遊離水とともに浮遊している。凝集処理
槽から濾布上に搬送された汚泥は、大・小・微細
フロツクの状態で存在しそれらの間は遊離水から
なつているが、濾布の走行とともに沈降と濾過が
進行し、汚泥フロツクの堆積層いわゆるケーキが
形成される。その厚みに比例して濾過特性が低下
し一定の抵抗に達すると濾過の進行が停止する。
この段階が重力濾過部の工程である。その後は上
下2枚の濾布で汚泥をはさみ圧搾し機械的な力で
さらに絞るのである。この工程が加圧脱水部およ
びせん断圧搾脱水部にあたる。 このベルトプレス型脱水機に用いられる濾布
は、経糸・緯糸とも直径が0.5mm以上のモノフイ
ラメントを使用したのが一般的で、ときにはマル
チフイラメントを使用したものもあり、平織や杉
綾の一重織物が多く使われている。 (考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術のモノフイラメントを用いた濾布
は、その経糸・緯糸の線径が太く密度も粗いので
形成される細孔すなわちメツシユは比較的大き
く。したがつて重力濾過部において濾過抵抗が上
昇しある一定抵抗に達した後の加圧およびせん断
圧搾部における圧縮およびせん断力により汚泥の
目洩れが発生することがしばしばあつた。これを
回避しようとして、経緯密度を多くしメツシユを
小さくすると目洩れは解消するが通水性が低下し
脱水機能が悪くなる。またマルチフイラメントを
用いた濾布を使用しても汚泥の目洩れは発生しな
いが、濾布の伸びが大きくなつたり摩耗による単
糸切れが起こり、機械的なテンシヨンや摩耗に対
して耐久性がない。 (問題点を解決するための手段) 本考案は、細線径で、同一線径の合成樹脂モノ
フイラメントを撚合わせてできた撚糸を経糸に使
用することにより、濾布に経糸断面内における空
隙を多数形成させ、毛細管現象を利用してその空
隙より濾過を促進させようとするものであり、一
つ一つの空隙面積を同面積にして均一な濾過を得
ようとするものである。 第1図a,bはそれぞれ本考案による濾布の表
面斜視図とその経糸の拡大断面図あり、第2図
a,bはそれぞれ従来技術の経糸がモノフイラメ
ントの濾布の表面斜視図とその経糸の拡大断面図
である。 本考案は合成樹脂モノフイラメントを経糸に用
いて織成した濾布において、該経糸1に線径が
0.1〜0.3mmである合成樹脂モノフイラメントのう
ち、同一線径の合成樹脂モノフイラメント1Fを
3〜50本撚合わせてできた撚糸が使用されている
ことを特徴とするベルトプレス型脱水機用濾布で
ある。2本以下の撚糸では経糸断面内において隣
接する単繊維間で空隙が形成出来ず、50本以上の
撚糸にすると隣接する単繊維同士により形成され
る空隙、即ち経糸断面内における空隙の数が多過
ぎてこの空隙利用による濾過時間が掛かり過ぎ、
空隙利用による濾過の促進という効果がなくな
る。空隙利用による濾過促進という効果を得るた
めには好ましくは3〜20本であり、より好ましく
は6〜15本である。これに対して従来技術におけ
るモノフイラメントの経糸は線径が0.5mm以上の
合成樹脂モノフイラメント10を1本そのまま使
用したものが一般的であり、また、マルチフイラ
メント糸は細い単繊維の線径が0.1mm以下である。 (作用) 本考案による細線径で同一線径の合成樹脂モノ
フイラメントの撚糸を経糸とする濾布は、第1図
a,bからも推察されるように、織物としての糸
間の細孔と同時に経糸が細線径モノフイラメント
の撚糸であることによる間隔すなわち経糸断面内
における空隙が形成され、しかもこの一つ一つの
空隙面積は隣接するモノフイラメントの線径が同
一径であるため同面積となる。したがつてベルト
プレス型脱水機上の濾布に供給された汚泥はまず
重力濾過部において濾布に形成されている細孔か
ら遊離水が濾過され同時に大・中・微細フロツク
が沈降により濾布の表面に堆積し、次の工程の加
圧および圧搾脱水部において経糸に形成されてい
る経糸断面内における空隙から毛細管現象により
脱水が均一に、かつ容易に行われる。 (実施例) 以下に本考案による実施例1,2を比較例1,
2と併せて記載すると下表のとおりである。
【表】
実施例1は、線径が0.2mmφのポリエステルモ
ノフイラメント12本を、撚数1.5回/inで撚合わ
せて経糸とし、緯糸は従来と同じ0.8mmφのポリ
エステルモノフイラメントを使用しタテ・ヨコ密
度が52本/in×15本/inとした3/1織組織の濾布
である。実施例2は、線径が0.24mmφのポリエス
テルモノフイラメント6本を撚数2.0本/inで撚
合わせて経糸とし、緯糸は従来と同じ0.7mmφの
ポリエステルモノフイラメントを使用し、タテ・
ヨコ密度が40本/in×18本/inとした杉綾組織の
濾布である。 (考案の効果) 本考案による濾布の経糸は細線径で同一線径の
合成樹脂モノフイラメントの撚糸で構成されてい
るため、汚泥の目洩れを防止策としてタテ・ヨコ
密度を多くしメツシユを小さくしても均一な通水
性が保持でき、汚泥の微細フロツクを水と分離す
ることができる。またその撚糸の構成単糸が0.1
〜0.3mmφの合成樹脂モノフイラメントであるか
ら、濾布の伸びが少なく摩耗による単糸切れも起
こりにくく、機械的なテンシヨンや摩耗に対して
強い濾布が得られる。したがつて本考案によるベ
ルトプレス型脱水機用濾布は汚泥の目洩れがなく
搾水性が良好でかつ高圧力張力をもつて濾過でき
るのである。
ノフイラメント12本を、撚数1.5回/inで撚合わ
せて経糸とし、緯糸は従来と同じ0.8mmφのポリ
エステルモノフイラメントを使用しタテ・ヨコ密
度が52本/in×15本/inとした3/1織組織の濾布
である。実施例2は、線径が0.24mmφのポリエス
テルモノフイラメント6本を撚数2.0本/inで撚
合わせて経糸とし、緯糸は従来と同じ0.7mmφの
ポリエステルモノフイラメントを使用し、タテ・
ヨコ密度が40本/in×18本/inとした杉綾組織の
濾布である。 (考案の効果) 本考案による濾布の経糸は細線径で同一線径の
合成樹脂モノフイラメントの撚糸で構成されてい
るため、汚泥の目洩れを防止策としてタテ・ヨコ
密度を多くしメツシユを小さくしても均一な通水
性が保持でき、汚泥の微細フロツクを水と分離す
ることができる。またその撚糸の構成単糸が0.1
〜0.3mmφの合成樹脂モノフイラメントであるか
ら、濾布の伸びが少なく摩耗による単糸切れも起
こりにくく、機械的なテンシヨンや摩耗に対して
強い濾布が得られる。したがつて本考案によるベ
ルトプレス型脱水機用濾布は汚泥の目洩れがなく
搾水性が良好でかつ高圧力張力をもつて濾過でき
るのである。
第1図a,bはそれぞれ本考案によるベルトプ
レス型脱水機用濾布の表面斜視図、その経糸の拡
大断面図であり、第2図a,bはそれぞれ従来技
術によるベルトプレス型脱水機用濾布の表面斜視
図、その経糸の拡大断面図であり、そして第3図
はベルトプレス型脱水機用側面略図である。 1……経糸、2……緯糸、1F……フイラメン
ト単糸、10……従来経糸、3……濾布、4……
汚泥、5……ケーク、6……重力濾過部、7……
加圧脱水部、8……せん断圧搾脱水部。
レス型脱水機用濾布の表面斜視図、その経糸の拡
大断面図であり、第2図a,bはそれぞれ従来技
術によるベルトプレス型脱水機用濾布の表面斜視
図、その経糸の拡大断面図であり、そして第3図
はベルトプレス型脱水機用側面略図である。 1……経糸、2……緯糸、1F……フイラメン
ト単糸、10……従来経糸、3……濾布、4……
汚泥、5……ケーク、6……重力濾過部、7……
加圧脱水部、8……せん断圧搾脱水部。
Claims (1)
- 合成樹脂モノフイラメントを経糸に用いて織成
した濾布において、該経糸に線径が0.1〜0.3mmで
ある合成樹脂モノフイラメントのうち、同一線径
の合成樹脂モノフイラメント3〜50本を撚合わせ
てできた撚糸が使用されていることを特徴とする
ベルトプレス型脱水機用濾布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987106702U JPH0451037Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987106702U JPH0451037Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415696U JPS6415696U (ja) | 1989-01-26 |
| JPH0451037Y2 true JPH0451037Y2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=31340451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987106702U Expired JPH0451037Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451037Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60125219A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-04 | Unitika Ltd | 濾過布 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP1987106702U patent/JPH0451037Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6415696U (ja) | 1989-01-26 |
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