JPH0451206B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451206B2 JPH0451206B2 JP59099564A JP9956484A JPH0451206B2 JP H0451206 B2 JPH0451206 B2 JP H0451206B2 JP 59099564 A JP59099564 A JP 59099564A JP 9956484 A JP9956484 A JP 9956484A JP H0451206 B2 JPH0451206 B2 JP H0451206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composite
- support
- film
- micropores
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複合体の製造法に関する。
更に詳しくは、イオン交換膜、イオン選択性電
極、バイオセンサーなどとして有効に用いられる
複合体の製造法に関する。
極、バイオセンサーなどとして有効に用いられる
複合体の製造法に関する。
例えば、イオン交換膜の酸透析速度を増大させ
るために、多孔質支持体上に薄膜状のイオン交換
膜を積層させた複合膜が用いられているが、この
ような複合膜の製造を試みると、高分子薄膜層の
部分に微細好が形成されたりあるいは形成されな
かつたりして、一定の複合膜を得ることができな
い。
るために、多孔質支持体上に薄膜状のイオン交換
膜を積層させた複合膜が用いられているが、この
ような複合膜の製造を試みると、高分子薄膜層の
部分に微細好が形成されたりあるいは形成されな
かつたりして、一定の複合膜を得ることができな
い。
本発明者は、かかる現象の原因を究明すべく
種々検討した結果、複合化手段として一般的に用
いられている支持体上への膜形成性高分子の有機
溶剤溶液の塗布およびそれの乾燥において、乾燥
する際の雰囲気湿度の影響が大きいことを知り、
その湿度条件を一定範囲内に保つことにより、複
合体の高分子薄膜層に微細孔をほぼ均一に形成す
ることができることを見出した。
種々検討した結果、複合化手段として一般的に用
いられている支持体上への膜形成性高分子の有機
溶剤溶液の塗布およびそれの乾燥において、乾燥
する際の雰囲気湿度の影響が大きいことを知り、
その湿度条件を一定範囲内に保つことにより、複
合体の高分子薄膜層に微細孔をほぼ均一に形成す
ることができることを見出した。
従つて、本発明は支持体上に薄膜の表裏両面に
連通している微細孔をほぼ均一に形成せしめた高
分子薄膜層を積層させた複合体の製造法に係り、
複合体の製造は、支持体上に膜形成性高分子の有
機溶剤溶液を塗布した後、相対湿度約75〜100%
に調湿した雰囲気中で乾燥させることにより行わ
れる。
連通している微細孔をほぼ均一に形成せしめた高
分子薄膜層を積層させた複合体の製造法に係り、
複合体の製造は、支持体上に膜形成性高分子の有
機溶剤溶液を塗布した後、相対湿度約75〜100%
に調湿した雰囲気中で乾燥させることにより行わ
れる。
支持体としては、耐有機溶剤性を有する限り、
その材質や形状を問わず用いることができ、従つ
て多孔質体であることが好ましいものの、非多孔
質体であつてもよい。具体的には、例えばガラ
ス、金属板、紙、プラスチツクシート、中空糸、
半導体などが用いられる。また、膜形成性高分子
としては、例えばポリスルホン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリフツ化ビニリデン、酢酸セルロースなど
の樹脂状物質、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、
アクリルゴム、フツ素ゴムなどのゴム状物質が単
独であるいは混合物として用いられる。また、こ
れらの膜形成性高分子は、そこに酵素、錯体など
を含有せしめた形で用いることもできる。
その材質や形状を問わず用いることができ、従つ
て多孔質体であることが好ましいものの、非多孔
質体であつてもよい。具体的には、例えばガラ
ス、金属板、紙、プラスチツクシート、中空糸、
半導体などが用いられる。また、膜形成性高分子
としては、例えばポリスルホン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリフツ化ビニリデン、酢酸セルロースなど
の樹脂状物質、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、
アクリルゴム、フツ素ゴムなどのゴム状物質が単
独であるいは混合物として用いられる。また、こ
れらの膜形成性高分子は、そこに酵素、錯体など
を含有せしめた形で用いることもできる。
これらの膜形成性高分子は、それが溶解する有
機溶剤溶液として、支持体上に塗布される。塗布
は、一般に用いられている浸漬、噴霧、刷毛塗
り、流延などの任意の方法によつて行なうことが
できる。
機溶剤溶液として、支持体上に塗布される。塗布
は、一般に用いられている浸漬、噴霧、刷毛塗
り、流延などの任意の方法によつて行なうことが
できる。
支持体上に塗布された膜形成性高分子の有機溶
剤溶液の乾燥は、塗布後直ちに相対湿度約75〜
100%の雰囲気で行われる。このような湿度条件
下での乾燥では、雰囲気中の水分が溶液中に侵入
することにより、有機溶剤に溶解していた高分子
がもはや安定に溶解していられない状態となり、
それに伴つて高分子同士の凝集が生じ、その凝集
の微粒の隙間から微細孔、一般には孔径約0.1〜
10μ程度の微細孔が、膜の表裏両面に連通した状
態で形成されるものと考えられる。なお、このよ
うな湿度条件下の乾燥は、一般に約0〜100℃、
好ましくは約10〜80℃の温度で約1〜60分間程度
行われる。
剤溶液の乾燥は、塗布後直ちに相対湿度約75〜
100%の雰囲気で行われる。このような湿度条件
下での乾燥では、雰囲気中の水分が溶液中に侵入
することにより、有機溶剤に溶解していた高分子
がもはや安定に溶解していられない状態となり、
それに伴つて高分子同士の凝集が生じ、その凝集
の微粒の隙間から微細孔、一般には孔径約0.1〜
10μ程度の微細孔が、膜の表裏両面に連通した状
態で形成されるものと考えられる。なお、このよ
うな湿度条件下の乾燥は、一般に約0〜100℃、
好ましくは約10〜80℃の温度で約1〜60分間程度
行われる。
これに対して、これより低い相対湿度雰囲気中
の乾燥では、雰囲気中の水分の割合が高分子同士
の凝集を生ぜしめるには少なすぎ、従つて高分子
は有機溶剤に均一に溶解した状態のまま溶剤が揮
発し、乾燥して行くので、形成された膜の表面に
は微細孔が形成されず、フラツトな状態を維持し
ているものと考えられる。
の乾燥では、雰囲気中の水分の割合が高分子同士
の凝集を生ぜしめるには少なすぎ、従つて高分子
は有機溶剤に均一に溶解した状態のまま溶剤が揮
発し、乾燥して行くので、形成された膜の表面に
は微細孔が形成されず、フラツトな状態を維持し
ているものと考えられる。
このようにして形成される本発明の複合体は、
支持体上に薄膜の表裏両面に連通している微細な
孔をほぼ均一に形成せしめた高分子薄膜層を積層
させているので、次のような各種の用途に有効に
用いることができる。
支持体上に薄膜の表裏両面に連通している微細な
孔をほぼ均一に形成せしめた高分子薄膜層を積層
させているので、次のような各種の用途に有効に
用いることができる。
多孔質支持体上にイオン交換基導入可能な高分
子薄膜層を積層させた場合には、イオン選択性透
過膜、荷電型限外口過膜、逆浸透膜などの選択透
過膜に用いることができ、微細孔が薄膜の表裏両
面に連通しているため透水速度の増加効果が、ま
たかかる微細孔が均一に形成されているため選択
性能の向上効果がそれぞれもたらされる。
子薄膜層を積層させた場合には、イオン選択性透
過膜、荷電型限外口過膜、逆浸透膜などの選択透
過膜に用いることができ、微細孔が薄膜の表裏両
面に連通しているため透水速度の増加効果が、ま
たかかる微細孔が均一に形成されているため選択
性能の向上効果がそれぞれもたらされる。
半導体支持体上にイオン交換基導入可能な高分
子薄膜層を積層させた場合には、イオン選択性電
極への利用が図れる。更に、この支持体上に、酵
素あるいは錯体を高分子溶液に添加した系を適用
し、そこに薄膜層を積層させた場合には、これを
バイオセンサ−などに用いることができ、この場
合には微細孔が薄膜の表裏両面に連通しているた
め応答速度の増大効果が、またかかる微細孔が均
一に形成されているためイオンの透過性能の向上
効果、ひいてはセンサー感度の向上効果がそれぞ
れ得られる。
子薄膜層を積層させた場合には、イオン選択性電
極への利用が図れる。更に、この支持体上に、酵
素あるいは錯体を高分子溶液に添加した系を適用
し、そこに薄膜層を積層させた場合には、これを
バイオセンサ−などに用いることができ、この場
合には微細孔が薄膜の表裏両面に連通しているた
め応答速度の増大効果が、またかかる微細孔が均
一に形成されているためイオンの透過性能の向上
効果、ひいてはセンサー感度の向上効果がそれぞ
れ得られる。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例
ビニルベンジルクロライドースチレン等モル共
重合体の3重量%四塩化炭素溶液中に次の各種の
支持体を浸漬した。
重合体の3重量%四塩化炭素溶液中に次の各種の
支持体を浸漬した。
顕微鏡用カバーグラス
ポリプロピレン多孔質膜:日本ポリプラスチツク
社製品シユラガード2400 ポリフツ化ビニリデン多孔質膜:ポリフツ化ビニ
リデン(カイナー社製品カイナー460)20重量
部、ジメチルホルムアミド78重量部およびポリ
エチレングリコール(関東化学製品#6000)2
重量部の混合溶液をガラス板上に流延し、10秒
後にこれを水中に浸漬し、これを引き上げて乾
燥して製造した ポリフツ化ビニリデン多孔質中空系:上記混合溶
液を中空環状ノズルから乾湿式紡糸し、芯液お
よび凝固浴にいずれも水を用いて製造された外
径1.5mm、内径1.0mmの中空糸 前記共重合体溶液を浸漬塗布した各支持体は、
溶液中から引き上げられた後、直ちに温度20℃、
相対湿度75%、88%、95%または100%に調湿さ
れたデシケ−タ−中に入れ、10分間乾燥させた。
なお、調湿は、硫酸および水の混合割合を種々変
更することにより行われた。
社製品シユラガード2400 ポリフツ化ビニリデン多孔質膜:ポリフツ化ビニ
リデン(カイナー社製品カイナー460)20重量
部、ジメチルホルムアミド78重量部およびポリ
エチレングリコール(関東化学製品#6000)2
重量部の混合溶液をガラス板上に流延し、10秒
後にこれを水中に浸漬し、これを引き上げて乾
燥して製造した ポリフツ化ビニリデン多孔質中空系:上記混合溶
液を中空環状ノズルから乾湿式紡糸し、芯液お
よび凝固浴にいずれも水を用いて製造された外
径1.5mm、内径1.0mmの中空糸 前記共重合体溶液を浸漬塗布した各支持体は、
溶液中から引き上げられた後、直ちに温度20℃、
相対湿度75%、88%、95%または100%に調湿さ
れたデシケ−タ−中に入れ、10分間乾燥させた。
なお、調湿は、硫酸および水の混合割合を種々変
更することにより行われた。
得られた複合膜の表面を、走査型電子顕微鏡を
用い倍率2500倍で観察すると、微孔径の孔がほぼ
均一に形成されていた。また、形成された高分子
薄膜層の断面を観察すると、この微孔径の孔は薄
膜層の表裏両面に貫通していた。
用い倍率2500倍で観察すると、微孔径の孔がほぼ
均一に形成されていた。また、形成された高分子
薄膜層の断面を観察すると、この微孔径の孔は薄
膜層の表裏両面に貫通していた。
比較例
実施例において、乾燥条件の相対湿度を16%、
22%、35%または57%にそれぞれ変更した。得ら
れた複合膜の表面を、同様に走査型電子顕微鏡を
用いて観察したが、いずれの表面にも微細孔は形
成されておらず、フラツトな表面が形成されてい
た。
22%、35%または57%にそれぞれ変更した。得ら
れた複合膜の表面を、同様に走査型電子顕微鏡を
用いて観察したが、いずれの表面にも微細孔は形
成されておらず、フラツトな表面が形成されてい
た。
Claims (1)
- 1 支持体上に膜形成性高分子の有機溶剤溶液を
塗布した後、相対湿度約75〜100%に調湿した雰
囲気中で乾燥させ、薄膜の表裏両面に連通してい
る微細孔をほぼ均一に形成せしめた高分子薄膜層
を積層させることを特徴とする複合体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9956484A JPS60244303A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9956484A JPS60244303A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60244303A JPS60244303A (ja) | 1985-12-04 |
| JPH0451206B2 true JPH0451206B2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=14250630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9956484A Granted JPS60244303A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 複合体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60244303A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2512534B2 (ja) * | 1988-07-19 | 1996-07-03 | 日本碍子株式会社 | 多孔質セラミック膜の製造方法 |
| CA2062638A1 (en) * | 1991-03-12 | 1992-09-13 | Seriya Takahashi | Process for producing composite semipermeable membrane |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56152703A (en) * | 1980-04-26 | 1981-11-26 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Preparation of composite tubular semipermeable membrane |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9956484A patent/JPS60244303A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60244303A (ja) | 1985-12-04 |
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