JPH0451239Y2 - - Google Patents
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- JPH0451239Y2 JPH0451239Y2 JP1986031072U JP3107286U JPH0451239Y2 JP H0451239 Y2 JPH0451239 Y2 JP H0451239Y2 JP 1986031072 U JP1986031072 U JP 1986031072U JP 3107286 U JP3107286 U JP 3107286U JP H0451239 Y2 JPH0451239 Y2 JP H0451239Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- differential
- shaft
- final reduction
- gear
- lubricating oil
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 27
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 26
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 9
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、終減速装置における潤滑機構に関す
る。
る。
終減速装置の一形式として、デイフアレンシヤ
ルキヤリアとその前端開口部または後端開口部を
密閉するキヤリヤカバーにて形成されたケース内
に収容した終減速機構を構成するデイフアレンシ
ヤルがその左右両端部にて前記ケースの左右両側
部に回転可能に軸支されるとともに、前記デイフ
アレンシヤルを構成する各サイドギヤにトルク伝
達可能に連結する各サイドギヤシヤフトが前記ケ
ースの左右両側部を液密的かつ回転可能に貫通し
てなり、かつ前記キヤリヤカバーにはその上部に
前記ケースの内外を連通させるブリーザプラグを
備えてなる終減速装置がある。
ルキヤリアとその前端開口部または後端開口部を
密閉するキヤリヤカバーにて形成されたケース内
に収容した終減速機構を構成するデイフアレンシ
ヤルがその左右両端部にて前記ケースの左右両側
部に回転可能に軸支されるとともに、前記デイフ
アレンシヤルを構成する各サイドギヤにトルク伝
達可能に連結する各サイドギヤシヤフトが前記ケ
ースの左右両側部を液密的かつ回転可能に貫通し
てなり、かつ前記キヤリヤカバーにはその上部に
前記ケースの内外を連通させるブリーザプラグを
備えてなる終減速装置がある。
この種形式の終減速装置においては、前記デイ
フアレンシヤル、各サイドギヤシヤフトの軸支部
やシール部を潤滑するために、前記終減速機構を
構成するリングギヤが掻上げる潤滑油を利用して
いるが、かかる潤滑油を必要な部位へ導く手段と
して前記キヤリヤカバーの内壁にリブを設けてい
る。第7図はキヤリヤカバーの一例を示してお
り、同カバー1においては潤滑油を各軸支部、シ
ール部の左右いずれか一方へ導びく第1のリブ2
aと他方へ導びく第2のリブ2bが設けられてい
る。
フアレンシヤル、各サイドギヤシヤフトの軸支部
やシール部を潤滑するために、前記終減速機構を
構成するリングギヤが掻上げる潤滑油を利用して
いるが、かかる潤滑油を必要な部位へ導く手段と
して前記キヤリヤカバーの内壁にリブを設けてい
る。第7図はキヤリヤカバーの一例を示してお
り、同カバー1においては潤滑油を各軸支部、シ
ール部の左右いずれか一方へ導びく第1のリブ2
aと他方へ導びく第2のリブ2bが設けられてい
る。
一方、当該終減速装置においてはキヤリヤカバ
ー1の上部にブリーザプラグ4の取付孔が位置し
ているため、リングギヤにて掻上げられた潤滑油
が前記取付孔に飛散して同取付孔から外部へ漏出
するおそれがある。これに対処するには、実開昭
58−142461号公報にて示された歯車変速機のケー
スに設けたカバー体、デフレクター等と同様に、
キヤリヤカバー1のプラグ取付孔の近傍に同取付
孔を掻上げられた潤滑油から遮断するプレート状
のデフレクター3を設けることが考えられる。
ー1の上部にブリーザプラグ4の取付孔が位置し
ているため、リングギヤにて掻上げられた潤滑油
が前記取付孔に飛散して同取付孔から外部へ漏出
するおそれがある。これに対処するには、実開昭
58−142461号公報にて示された歯車変速機のケー
スに設けたカバー体、デフレクター等と同様に、
キヤリヤカバー1のプラグ取付孔の近傍に同取付
孔を掻上げられた潤滑油から遮断するプレート状
のデフレクター3を設けることが考えられる。
ところで、キヤリヤカバー1にデフレクター3
を設けた場合には、第7図に示すようにデフレク
ター3の下端部が第1のリブ2aに近接すること
になり、リングギヤにて掻上げられる潤滑油が多
くなると、同潤滑油が第1のリブ2aとデフレク
ター3間にてプラグ4取付孔の下方にとどまつて
同取付孔から漏出するおそれがある。
を設けた場合には、第7図に示すようにデフレク
ター3の下端部が第1のリブ2aに近接すること
になり、リングギヤにて掻上げられる潤滑油が多
くなると、同潤滑油が第1のリブ2aとデフレク
ター3間にてプラグ4取付孔の下方にとどまつて
同取付孔から漏出するおそれがある。
本考案はかかる問題に対処すべく、前記した形
式の終減速装置において、前記キヤリヤカバーの
内部における前記ブリーザプラグの近傍に、同ブ
リーザプラグの取付孔を前記終減速機構を構成す
るリングギヤが掻上げる潤滑油から遮断する遮断
壁部と、同遮断壁部の下端部に一体的に設けられ
て前記ブリーザプラグの取付孔とは反対側へ突出
し前記潤滑油を受承して前記デイフアレンシヤ
ル、各サイドギヤシヤフトの軸支部、シール部へ
導く受承部とを備えたデフレクターを設けたこと
を特徴とするものである。
式の終減速装置において、前記キヤリヤカバーの
内部における前記ブリーザプラグの近傍に、同ブ
リーザプラグの取付孔を前記終減速機構を構成す
るリングギヤが掻上げる潤滑油から遮断する遮断
壁部と、同遮断壁部の下端部に一体的に設けられ
て前記ブリーザプラグの取付孔とは反対側へ突出
し前記潤滑油を受承して前記デイフアレンシヤ
ル、各サイドギヤシヤフトの軸支部、シール部へ
導く受承部とを備えたデフレクターを設けたこと
を特徴とするものである。
かかる構成により、キヤリヤカバーのプラグ取
付孔はデフレクターの遮断壁部により掻上げられ
る潤滑油から遮断され、一方掻上げられた潤滑油
はデフレクターの受承部に受承されて前記デイフ
アレンシヤル、各サイドギヤシヤフトの軸支部、
シール部へ導びかれ、これら軸支部、シール部を
的確に潤滑する。
付孔はデフレクターの遮断壁部により掻上げられ
る潤滑油から遮断され、一方掻上げられた潤滑油
はデフレクターの受承部に受承されて前記デイフ
アレンシヤル、各サイドギヤシヤフトの軸支部、
シール部へ導びかれ、これら軸支部、シール部を
的確に潤滑する。
しかして、かかる構成によれば、掻上げられる
潤滑油が多くてもプラグ取付孔の下方にて潤滑油
がとどまることはなく、同取付孔からの潤滑油の
漏出が防止される。また、前記デフレクターの受
承部が従来のリブの一方と同様に機能するため、
かかるリブの一方を省略することができる。
潤滑油が多くてもプラグ取付孔の下方にて潤滑油
がとどまることはなく、同取付孔からの潤滑油の
漏出が防止される。また、前記デフレクターの受
承部が従来のリブの一方と同様に機能するため、
かかるリブの一方を省略することができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第1図および第2図には本考案の潤滑機
構を備えた終減速装置が示されている。当該終減
速装置は四輪駆動車のフロント側のもので、第6
図に示すように、フロントエンジン・リヤドライ
ブ(FR車)を基礎とした四輪駆動車に使用され
る。当該車両においては、エンジン11の後部に
組付けたトランスミツシヨン12、トランスフア
13により左右両リヤアクスルシヤフトが常時駆
動可能であるとともに、トランスフア13の切換
機構にてプロペラシヤフト14への動力伝達が断
続される構成になつている。従つて、フロント側
の終減速装置Fに連結する左右両フロントアクス
ルシヤフト15a,15bは4輪駆動時には駆動
するが、2輪駆動時には非駆動側となる。
するに、第1図および第2図には本考案の潤滑機
構を備えた終減速装置が示されている。当該終減
速装置は四輪駆動車のフロント側のもので、第6
図に示すように、フロントエンジン・リヤドライ
ブ(FR車)を基礎とした四輪駆動車に使用され
る。当該車両においては、エンジン11の後部に
組付けたトランスミツシヨン12、トランスフア
13により左右両リヤアクスルシヤフトが常時駆
動可能であるとともに、トランスフア13の切換
機構にてプロペラシヤフト14への動力伝達が断
続される構成になつている。従つて、フロント側
の終減速装置Fに連結する左右両フロントアクス
ルシヤフト15a,15bは4輪駆動時には駆動
するが、2輪駆動時には非駆動側となる。
終減速装置Fのケースはデイフアレンシヤルキ
ヤリヤ21(以下デフキヤリヤという)、キヤリ
ヤカバー22およびエクステンシヨンチユーブ2
3からなり、デフキヤリヤ21の前端開口部にキ
ヤリヤカバー22が組付けられて同開口部が密閉
されており、かつデフキヤリヤ21の左端開口部
にエクステンシヨンチユーブ23が組付けられて
左方へ突出している。かかるケース内に終減速機
構を構成するデイフアレンシヤル30a、フアイ
ナルギヤ30b,断続機構40等が収容されてい
る。
ヤリヤ21(以下デフキヤリヤという)、キヤリ
ヤカバー22およびエクステンシヨンチユーブ2
3からなり、デフキヤリヤ21の前端開口部にキ
ヤリヤカバー22が組付けられて同開口部が密閉
されており、かつデフキヤリヤ21の左端開口部
にエクステンシヨンチユーブ23が組付けられて
左方へ突出している。かかるケース内に終減速機
構を構成するデイフアレンシヤル30a、フアイ
ナルギヤ30b,断続機構40等が収容されてい
る。
デイフアレンシヤル30aはデイフアレンシヤ
ルケース31(以下デフケースという)、2組の
一対のピニオンギヤ32(1個のみを図示)、左
右一対のサイドギヤ33,34を備え、デフケー
ス31の両端部にてデフキヤリヤ21と左右の半
筒状のベアリングキヤツプ24a,24bとに回
転可能に軸支されている。ピニオンギヤ32はピ
ニオンシヤフトにより回転可能に支持されてデフ
ケース31内に組付けられており、また各サイド
ギヤ33,34はデフキヤリア31に回転可能に
支持されてピニオンギヤ32に噛合している。フ
アイナルギヤ30bはリングギヤ35とドライブ
ピニオン36とからなり、リングギヤ35はデフ
ケース31の外向フランジ部に組付けられてお
り、またドライブピニオン36はデフケース31
に液密的かつ回転可能に軸支されてリングギヤ3
5に噛合している。このドライブピニオン36は
プロペラシヤフト14に連結している。かかるデ
イフアレンシヤル30aにおいては、各サイドギ
ヤシヤフトを構成するインナシヤフト16a,1
7aが各サイドギヤ33,34にスプライン嵌合
にてトルク伝達可能に連結している。
ルケース31(以下デフケースという)、2組の
一対のピニオンギヤ32(1個のみを図示)、左
右一対のサイドギヤ33,34を備え、デフケー
ス31の両端部にてデフキヤリヤ21と左右の半
筒状のベアリングキヤツプ24a,24bとに回
転可能に軸支されている。ピニオンギヤ32はピ
ニオンシヤフトにより回転可能に支持されてデフ
ケース31内に組付けられており、また各サイド
ギヤ33,34はデフキヤリア31に回転可能に
支持されてピニオンギヤ32に噛合している。フ
アイナルギヤ30bはリングギヤ35とドライブ
ピニオン36とからなり、リングギヤ35はデフ
ケース31の外向フランジ部に組付けられてお
り、またドライブピニオン36はデフケース31
に液密的かつ回転可能に軸支されてリングギヤ3
5に噛合している。このドライブピニオン36は
プロペラシヤフト14に連結している。かかるデ
イフアレンシヤル30aにおいては、各サイドギ
ヤシヤフトを構成するインナシヤフト16a,1
7aが各サイドギヤ33,34にスプライン嵌合
にてトルク伝達可能に連結している。
各サイドシヤフトにおいて、左側のサイドギヤ
シヤフトはインナシヤフト16aとアウトシヤフ
ト16bとからなり、アウタシヤフト16bはイ
ンナシヤフト16aに対して同軸的かつ相対回転
可能に連結し、かつエクステンシヨンチユーブ2
3に液密的かつ回転可能に軸支されて同チユーブ
23内を貫通している。右側のサイドギヤシヤフ
トはインナシヤフト17aとアウタシヤフト17
bとからなる短尺のもので、アウタシヤフト17
bはインナシヤフト17aの外端部上に回転可能
に嵌合され、かつデフケース21の右端開口部に
液密的かつ回転可能に軸支されて同開口部を貫通
している。
シヤフトはインナシヤフト16aとアウトシヤフ
ト16bとからなり、アウタシヤフト16bはイ
ンナシヤフト16aに対して同軸的かつ相対回転
可能に連結し、かつエクステンシヨンチユーブ2
3に液密的かつ回転可能に軸支されて同チユーブ
23内を貫通している。右側のサイドギヤシヤフ
トはインナシヤフト17aとアウタシヤフト17
bとからなる短尺のもので、アウタシヤフト17
bはインナシヤフト17aの外端部上に回転可能
に嵌合され、かつデフケース21の右端開口部に
液密的かつ回転可能に軸支されて同開口部を貫通
している。
断続機構40はカツプリングスリーブ41、プ
ツシユロツド42、フオークシヤフト43、シフ
トフオーク44および負圧アクチユエータ45を
備えている。カツプリングスリーブ41は左側サ
イドギヤシヤフトの両シヤフト16a,16bの
各端部上に設けた外スプライン16a1、16b
1に噛合する内スプライン41aを備え、インナ
シヤフト16aの外スプライン16a1に噛合し
ていて、軸方向の摺動によりアウタシヤフト16
bの外スプライン16b1に噛合しかつ噛合を解
除する。プツシユロツド42は各インナシヤフト
16a,17aおよびピニオンシヤフトを軸方向
へ移動可能に貫通していて、その一端がインナシ
ヤフト16aの長孔16a2を貫通する連結ピン
46によりカツプリングスリーブ41に連結さ
れ、かつその他端がインナシヤフト17aに連結
されている。これにより、プツシユロツド42は
インナシヤフト17aをカツプリングスリーブ4
1に連結し、同スリーブ41の摺動時これに連動
してインナシヤフト17aを摺動させて同シヤフ
ト17aの外スプライン17a1とアウタシヤフ
ト17bの内スプライン17b1とを噛合させ、
かつ噛合を解除させる。
ツシユロツド42、フオークシヤフト43、シフ
トフオーク44および負圧アクチユエータ45を
備えている。カツプリングスリーブ41は左側サ
イドギヤシヤフトの両シヤフト16a,16bの
各端部上に設けた外スプライン16a1、16b
1に噛合する内スプライン41aを備え、インナ
シヤフト16aの外スプライン16a1に噛合し
ていて、軸方向の摺動によりアウタシヤフト16
bの外スプライン16b1に噛合しかつ噛合を解
除する。プツシユロツド42は各インナシヤフト
16a,17aおよびピニオンシヤフトを軸方向
へ移動可能に貫通していて、その一端がインナシ
ヤフト16aの長孔16a2を貫通する連結ピン
46によりカツプリングスリーブ41に連結さ
れ、かつその他端がインナシヤフト17aに連結
されている。これにより、プツシユロツド42は
インナシヤフト17aをカツプリングスリーブ4
1に連結し、同スリーブ41の摺動時これに連動
してインナシヤフト17aを摺動させて同シヤフ
ト17aの外スプライン17a1とアウタシヤフ
ト17bの内スプライン17b1とを噛合させ、
かつ噛合を解除させる。
フオークシヤフト43はキヤリヤカバー22に
軸方向へ摺動可能に組付けられて左側サイドギヤ
シヤフト16a,16bに並列的に位置し、その
中間部にシフトフオーク44が組付けられてい
る。シフトフオーク44はカツプリングスリーブ
41に係合している。負圧アクチユエータ45は
キヤリヤカバー22におけるフオークシヤフト4
3の外端側部位に組付けられていて、ハウジング
45aとその内部を気密的に区画して左右の圧力
室R1,R2を形成するダイヤフラム45bとに
より構成されている。両圧力室R1,R2は図示
しないバキユームスイツチングバルブを介して負
圧源および大気に選択的に連通するもので、同バ
ルブの切換作用により生ずる差圧によりフオーク
シヤフト43が軸方向へ間欠的に摺動する。かか
る負圧アクチユエータ45においては、トランス
フア13の切換機構にてプロペラシヤフト14へ
の動力が遮断されている場合、左圧力室R1が大
気に連通するとともに右圧力室R2が負圧源に連
通し、また前記切換機構によりプロペラシヤフト
14へ動力を伝達させる際前記バキユームスイツ
チングバルブが切換つて左圧力室R1が負圧源に
連通するとともに右圧力室R2が大気に連通す
る。
軸方向へ摺動可能に組付けられて左側サイドギヤ
シヤフト16a,16bに並列的に位置し、その
中間部にシフトフオーク44が組付けられてい
る。シフトフオーク44はカツプリングスリーブ
41に係合している。負圧アクチユエータ45は
キヤリヤカバー22におけるフオークシヤフト4
3の外端側部位に組付けられていて、ハウジング
45aとその内部を気密的に区画して左右の圧力
室R1,R2を形成するダイヤフラム45bとに
より構成されている。両圧力室R1,R2は図示
しないバキユームスイツチングバルブを介して負
圧源および大気に選択的に連通するもので、同バ
ルブの切換作用により生ずる差圧によりフオーク
シヤフト43が軸方向へ間欠的に摺動する。かか
る負圧アクチユエータ45においては、トランス
フア13の切換機構にてプロペラシヤフト14へ
の動力が遮断されている場合、左圧力室R1が大
気に連通するとともに右圧力室R2が負圧源に連
通し、また前記切換機構によりプロペラシヤフト
14へ動力を伝達させる際前記バキユームスイツ
チングバルブが切換つて左圧力室R1が負圧源に
連通するとともに右圧力室R2が大気に連通す
る。
かかる断続機構40においては、プロペラシヤ
フト14への動力が遮断されている2輪駆動時負
圧アクチユエータ45の左圧力室R1が大気に連
通しかつ右圧力室R2が負圧源に連通している。
このため、フオークシヤフト43およびシフトフ
オーク44は第1図の図示位置にあり、かつカツ
プリングスリーブ41およびプツシユロツド42
が同図の上部に示す状態にあり、各サイドギヤシ
ヤフトの両シヤフト16a,16bおよび17
a,17bの結合が遮断されている。従つて、各
前輪は各サイドギヤシヤフトのアウタシヤフト1
6b,17bを回転させるのみでデイフアレンシ
ヤル30a,フアイナルギヤ30b、プロペラシ
ヤフト14等を駆動させることはなく、非駆動系
から発生する騒音を低減させかつ非駆動系の回転
抵抗を減して燃費の向上と摩擦の低減を図ること
ができる。
フト14への動力が遮断されている2輪駆動時負
圧アクチユエータ45の左圧力室R1が大気に連
通しかつ右圧力室R2が負圧源に連通している。
このため、フオークシヤフト43およびシフトフ
オーク44は第1図の図示位置にあり、かつカツ
プリングスリーブ41およびプツシユロツド42
が同図の上部に示す状態にあり、各サイドギヤシ
ヤフトの両シヤフト16a,16bおよび17
a,17bの結合が遮断されている。従つて、各
前輪は各サイドギヤシヤフトのアウタシヤフト1
6b,17bを回転させるのみでデイフアレンシ
ヤル30a,フアイナルギヤ30b、プロペラシ
ヤフト14等を駆動させることはなく、非駆動系
から発生する騒音を低減させかつ非駆動系の回転
抵抗を減して燃費の向上と摩擦の低減を図ること
ができる。
一方、4輪駆動時においては、負圧アクチユエ
ータ45の左圧力室R1が負圧源に連通しかつ右
圧力室R2が大気に連通する。このため、フオー
クシヤフト43およびシフトフオーク44は第1
図の図示左方へ移動し、カツプリングスリーブ4
1およびプツシユロツド42を同図の下部に示す
ように左方へ移動させ、インナシヤフト16aを
カツプリングスリーブ41を介してアウタシヤフ
ト16bに結合しかつインナシヤフト17aを直
接アウタシヤフト17bに結合する従つて、プロ
ペラシヤフト14およびドライブピニオン36を
介して入力されてデイフアレンシヤル30aにて
各インナシヤフト16a,17aに分割された動
力は、各アウタシヤフト16b,17bを介して
各フロントアクスルシヤフト15a、15bに伝
達され4輪駆動となる。
ータ45の左圧力室R1が負圧源に連通しかつ右
圧力室R2が大気に連通する。このため、フオー
クシヤフト43およびシフトフオーク44は第1
図の図示左方へ移動し、カツプリングスリーブ4
1およびプツシユロツド42を同図の下部に示す
ように左方へ移動させ、インナシヤフト16aを
カツプリングスリーブ41を介してアウタシヤフ
ト16bに結合しかつインナシヤフト17aを直
接アウタシヤフト17bに結合する従つて、プロ
ペラシヤフト14およびドライブピニオン36を
介して入力されてデイフアレンシヤル30aにて
各インナシヤフト16a,17aに分割された動
力は、各アウタシヤフト16b,17bを介して
各フロントアクスルシヤフト15a、15bに伝
達され4輪駆動となる。
しかして、当該終減速装置Fにおいては第3図
および第4図に示すように、キヤリヤカバー22
の内壁に潤滑油を導くリブ22a,22bが形成
されており、また同内壁に形成した両ボス部22
cにデフレクター25が一対のボルト26a,2
6bにより組付けられている。リブ22a,22
bはリングギヤ35にて掻上げられた潤滑油をキ
ヤリヤカバー22の右方後部へ導びくもので、デ
フケース31の右側を軸支するローラベアリング
18a、アウタシヤフト17bを軸支するボール
ベアリング18b、シール部材18c等を潤滑す
る。
および第4図に示すように、キヤリヤカバー22
の内壁に潤滑油を導くリブ22a,22bが形成
されており、また同内壁に形成した両ボス部22
cにデフレクター25が一対のボルト26a,2
6bにより組付けられている。リブ22a,22
bはリングギヤ35にて掻上げられた潤滑油をキ
ヤリヤカバー22の右方後部へ導びくもので、デ
フケース31の右側を軸支するローラベアリング
18a、アウタシヤフト17bを軸支するボール
ベアリング18b、シール部材18c等を潤滑す
る。
一方、デフレクター25は第4図および第5図
に示すように側面L字形に形成されていて、プレ
ート状の遮断壁部25aと同壁部25aの下端部
に一体的に設けたプレート状の受承部25bを備
えている。かかるデフレクター25はキヤリヤカ
バー22内の上方側部に組付けられてブリーザプ
ラグ27の取付孔22dの後方に位置し、遮断壁
部25aにより取付孔22dをリングギヤ35に
て掻上げられた潤滑油から遮断し、かつ後方へ突
出する受承部25bにより前記潤滑油を受承して
キヤリヤカバー22の左方後部へ導びきデフケー
ス31の左側を軸支するローラベアリング18
d、カツプリングスリーブ41の摺動部、アウタ
シヤフト16bのシール部材18e等を潤滑す
る。
に示すように側面L字形に形成されていて、プレ
ート状の遮断壁部25aと同壁部25aの下端部
に一体的に設けたプレート状の受承部25bを備
えている。かかるデフレクター25はキヤリヤカ
バー22内の上方側部に組付けられてブリーザプ
ラグ27の取付孔22dの後方に位置し、遮断壁
部25aにより取付孔22dをリングギヤ35に
て掻上げられた潤滑油から遮断し、かつ後方へ突
出する受承部25bにより前記潤滑油を受承して
キヤリヤカバー22の左方後部へ導びきデフケー
ス31の左側を軸支するローラベアリング18
d、カツプリングスリーブ41の摺動部、アウタ
シヤフト16bのシール部材18e等を潤滑す
る。
このように、当該終減速装置Fによれば、キヤ
リヤカバー22のプラグ取付孔22dはデフレク
ター25の遮断壁部25aにより潤滑油から遮断
され、かつ潤滑油はデフレクター25の受承部2
5bに受承されてローラベアリング18d、カツ
プリングスリーブ41の摺動部、シール部材18
e等を的確に潤滑するが、かかる形状のデフレク
ター25によれば掻上げられる潤滑油が多くても
同潤滑油がプラグ取付孔22dの下方にとどまる
ことはない。従つて、同取付孔22dから潤滑油
が漏出することがなく、またキヤリヤカバー22
の左方後部へ潤滑油を導びくリブを省略すること
ができる。
リヤカバー22のプラグ取付孔22dはデフレク
ター25の遮断壁部25aにより潤滑油から遮断
され、かつ潤滑油はデフレクター25の受承部2
5bに受承されてローラベアリング18d、カツ
プリングスリーブ41の摺動部、シール部材18
e等を的確に潤滑するが、かかる形状のデフレク
ター25によれば掻上げられる潤滑油が多くても
同潤滑油がプラグ取付孔22dの下方にとどまる
ことはない。従つて、同取付孔22dから潤滑油
が漏出することがなく、またキヤリヤカバー22
の左方後部へ潤滑油を導びくリブを省略すること
ができる。
なお、本実施例においては、本考案を四輪駆動
車のフロント側の終減速装置に実施した例につい
て示したが、本考案はフロントエンジン・リヤド
ライブ車(FR車)のリヤ側終減速装置、フロン
トエンジン・フロントドライブ車(FF車)のフ
ロント側終減速装置、FF車を基礎とする四輪駆
動車のリヤ側終減速装置等にも実施し得る。
車のフロント側の終減速装置に実施した例につい
て示したが、本考案はフロントエンジン・リヤド
ライブ車(FR車)のリヤ側終減速装置、フロン
トエンジン・フロントドライブ車(FF車)のフ
ロント側終減速装置、FF車を基礎とする四輪駆
動車のリヤ側終減速装置等にも実施し得る。
第1図は本考案を実施した終減速装置の横断平
面図、第2図は同装置の部分縦断面図、第3図は
キヤリヤカバーの内部を示す正面図、第4図は第
3図の矢印−線方向の部分断面図、第5図は
デフレクターの斜視図、第6図は同装置を備えた
四輪駆動車の概略構成図、第7図は従来装置にお
けるキヤリヤカバーの内部を示す正面図である。 符号の説明、21……デフキヤリヤ、22……
キヤリヤカバー、22a,22b……リブ、22
d……プラグ取付孔、25……デフレクター、2
5a……遮断壁部、25b……受承部、27……
ブリーザプラグ、30a……デイフアレンシヤ
ル、31……デフケース、30b……フアイナル
ギヤ、35……リングギヤ、40……断続機構、
F……終減速装置。
面図、第2図は同装置の部分縦断面図、第3図は
キヤリヤカバーの内部を示す正面図、第4図は第
3図の矢印−線方向の部分断面図、第5図は
デフレクターの斜視図、第6図は同装置を備えた
四輪駆動車の概略構成図、第7図は従来装置にお
けるキヤリヤカバーの内部を示す正面図である。 符号の説明、21……デフキヤリヤ、22……
キヤリヤカバー、22a,22b……リブ、22
d……プラグ取付孔、25……デフレクター、2
5a……遮断壁部、25b……受承部、27……
ブリーザプラグ、30a……デイフアレンシヤ
ル、31……デフケース、30b……フアイナル
ギヤ、35……リングギヤ、40……断続機構、
F……終減速装置。
Claims (1)
- デイフアレンシヤルキヤリアとその前端開口部
または後端開口部を密閉するキヤリヤカバーにて
形成されたケース内に収容した終減速機構を構成
するデイフアレンシヤルがその左右両端部にて前
記ケースの左右両側部に回転可能に軸支されると
ともに、前記デイフアレンシヤルを構成する各サ
イドギヤにトルク伝達可能に連結する各サイドギ
ヤシヤフトが前記ケースの左右両側部を液密的か
つ回転可能に貫通してなり、かつ前記キヤリヤカ
バーにはその上部に前記ケースの内外を連通させ
るブリーザプラグを備えてなる終減速装置におい
て、前記キヤリヤカバーの内部における前記ブリ
ーザプラグの近傍に、同ブリーザプラグの取付孔
を前記終減速機構を構成するリングギヤが掻上げ
る潤滑油から遮断する遮断壁部と、同遮断壁部の
下端部に一体的に設けられて前記ブリーザプラグ
の取付孔とは反対側へ突出し前記潤滑油を受承し
て前記デイフアレンシヤル、各サイドギヤシヤフ
トの軸支部、シール部へ導く受承部とを備えたデ
フレクターを設けたことを特徴とする終減速装置
における潤滑機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986031072U JPH0451239Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986031072U JPH0451239Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143860U JPS62143860U (ja) | 1987-09-10 |
| JPH0451239Y2 true JPH0451239Y2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=30836470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986031072U Expired JPH0451239Y2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451239Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001090814A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Showa Corp | 回転体収容ケースのブリーザ装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100692124B1 (ko) * | 2003-11-04 | 2007-03-12 | 현대자동차주식회사 | 자동 변속기 오일 누유 방지장치 |
| JP4969902B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-07-04 | トヨタ自動車株式会社 | トランスファー装置 |
| JP5821435B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2015-11-24 | スズキ株式会社 | 変速機のエアブリーザ構造 |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP1986031072U patent/JPH0451239Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001090814A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-03 | Showa Corp | 回転体収容ケースのブリーザ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62143860U (ja) | 1987-09-10 |
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