JPH0451258Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0451258Y2 JPH0451258Y2 JP1987164171U JP16417187U JPH0451258Y2 JP H0451258 Y2 JPH0451258 Y2 JP H0451258Y2 JP 1987164171 U JP1987164171 U JP 1987164171U JP 16417187 U JP16417187 U JP 16417187U JP H0451258 Y2 JPH0451258 Y2 JP H0451258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- seal
- slope
- atmosphere
- reinforcing ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、シヨツクアブソーバー等の油圧機
器用耐圧シールに関するものである。
器用耐圧シールに関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」
従来、内部に高圧を発生する油圧機器において
は、第4図に示すように、シヤフト7をシールす
るオイルシール9に圧力が作用することを防止す
るために、オイルシール9の圧力側に耐圧シール
を設けている。
は、第4図に示すように、シヤフト7をシールす
るオイルシール9に圧力が作用することを防止す
るために、オイルシール9の圧力側に耐圧シール
を設けている。
ところで、従来の油圧機器用耐圧シールは、L
型補強環2の水平部2aの内周縁部から圧力が作
用する側に向つて斜めにシールリツプ4を設けた
ものであるため、圧力がシールリツプ4の外周面
側に作用してシールリツプ4をシヤフト7に押圧
し、これによつてシールリツプ4の摩擦力が増大
すると共に、先端の摩耗が激しい等の問題があつ
た。
型補強環2の水平部2aの内周縁部から圧力が作
用する側に向つて斜めにシールリツプ4を設けた
ものであるため、圧力がシールリツプ4の外周面
側に作用してシールリツプ4をシヤフト7に押圧
し、これによつてシールリツプ4の摩擦力が増大
すると共に、先端の摩耗が激しい等の問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」
この考案は前記従来の課題を解決するために、
L型補強環2の内外周部にゴム3,3′を焼付け
てなる環状のシール本体1の内周面5における補
強環2の水平部2aよりも大気側Hの位置に、大
気側Hと加圧側Gの両基端からそれぞれリツプ先
端に向つて相反方向に上り勾配をなす大気側斜面
4b及び加圧側斜面4aを有するシールリツプ4
を設け、シール本体1の加圧側斜面4aのシヤフ
ト7に対する傾斜角αと、前記大気側斜面4bの
シヤフト3に対する傾斜角βを90°≧α≧βに設
定してなる耐圧シールを提案するものである。
L型補強環2の内外周部にゴム3,3′を焼付け
てなる環状のシール本体1の内周面5における補
強環2の水平部2aよりも大気側Hの位置に、大
気側Hと加圧側Gの両基端からそれぞれリツプ先
端に向つて相反方向に上り勾配をなす大気側斜面
4b及び加圧側斜面4aを有するシールリツプ4
を設け、シール本体1の加圧側斜面4aのシヤフ
ト7に対する傾斜角αと、前記大気側斜面4bの
シヤフト3に対する傾斜角βを90°≧α≧βに設
定してなる耐圧シールを提案するものである。
「作用」
機器の作動時に発生する圧力はその大部分が端
面6に作用することになるが、一部の圧力はシー
ル本体1の内周面5及びシールリツプ4の加圧側
Gの斜面4aに作用し、この圧力によつて補強環
2の内周側のゴム3′を圧縮しながらシールリツ
プ4をシヤフト7から後退させる方向に変位させ
る結果、シールリツプ4のシヤフト7に対する摩
擦が軽減されると共に、90°≧α≧βの関係によ
りシールリツプ4がオイルを容易に洩らさないよ
うに適度な耐圧性能を維持することになる。
面6に作用することになるが、一部の圧力はシー
ル本体1の内周面5及びシールリツプ4の加圧側
Gの斜面4aに作用し、この圧力によつて補強環
2の内周側のゴム3′を圧縮しながらシールリツ
プ4をシヤフト7から後退させる方向に変位させ
る結果、シールリツプ4のシヤフト7に対する摩
擦が軽減されると共に、90°≧α≧βの関係によ
りシールリツプ4がオイルを容易に洩らさないよ
うに適度な耐圧性能を維持することになる。
なお、90°≧α≧βの関係を生かすために、設
計上補強環2の水平部2aの先端からシールリツ
プ4の先端間のA寸法をできるだけ小さく設定し
(補強環2の水平部2aの先端に面するゴムの厚
さを薄くする)、内周面5側に作用する圧力の大
部分を補強環で受け、加圧側Gに面する斜面4a
への圧力負担をできるだけ軽減する用に配慮する
ことは当然である。
計上補強環2の水平部2aの先端からシールリツ
プ4の先端間のA寸法をできるだけ小さく設定し
(補強環2の水平部2aの先端に面するゴムの厚
さを薄くする)、内周面5側に作用する圧力の大
部分を補強環で受け、加圧側Gに面する斜面4a
への圧力負担をできるだけ軽減する用に配慮する
ことは当然である。
第3図は、この考案と従来の耐圧シールにおけ
る圧力Pと摩擦力Fとの関係を実験した結果を示
したもので、この結果から従来の耐圧シールが圧
力Pの増大につれて摩擦力Fが増加するのに対し
て、この考案の耐圧シールは圧力Pの増大につれ
て徐々に摩擦力Fが減少することが分る。
る圧力Pと摩擦力Fとの関係を実験した結果を示
したもので、この結果から従来の耐圧シールが圧
力Pの増大につれて摩擦力Fが増加するのに対し
て、この考案の耐圧シールは圧力Pの増大につれ
て徐々に摩擦力Fが減少することが分る。
この場合、この考案の耐圧シールにおいては、
その耐圧限界圧力P2において圧力が大気側Hに
抜けてオイルシールに圧力が作用することによつ
て摩擦力Fが急増することになるが、この耐圧限
界圧力P2を実際の使用圧力範囲の最大値P1に安
全率を掛けた値よりも大きくとることによつて、
使用圧力の範囲内において摩擦力の小さいシール
が可能となる。
その耐圧限界圧力P2において圧力が大気側Hに
抜けてオイルシールに圧力が作用することによつ
て摩擦力Fが急増することになるが、この耐圧限
界圧力P2を実際の使用圧力範囲の最大値P1に安
全率を掛けた値よりも大きくとることによつて、
使用圧力の範囲内において摩擦力の小さいシール
が可能となる。
この耐圧限界圧力P2は、A,B,C,Dの各
寸法及びシールリツプ4の傾斜角α,βの設定に
より自在に調整することができ、耐圧限界圧力
P2を定めることによつて実用上の使用圧力の範
囲に適宜設定することができる。
寸法及びシールリツプ4の傾斜角α,βの設定に
より自在に調整することができ、耐圧限界圧力
P2を定めることによつて実用上の使用圧力の範
囲に適宜設定することができる。
「実施例」
以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、耐圧シール本体1はL型補強環2の外周
及び内周側にゴム3,3′を焼付けて環状に形成
されている。
すると、耐圧シール本体1はL型補強環2の外周
及び内周側にゴム3,3′を焼付けて環状に形成
されている。
内周側のゴム3′は、補強環2の水平部2aの
先端からその内面側及び外周の垂直部2bの内面
側にかけて焼付けられ、その内周面5にはシール
リツプ4が一体に形成されている。
先端からその内面側及び外周の垂直部2bの内面
側にかけて焼付けられ、その内周面5にはシール
リツプ4が一体に形成されている。
シール本体1は、補強環2の水平部2aの端面
6に機器内の圧力が作用し、また補強環2の水平
部2aの内周面側の端面6′は大気側Hに位置す
るように構成され、シールリツプ4はシール本体
1の内周面5においてこの加圧側Gの端面6より
も離れた位置、即ち補強環2の水平部2aの先端
に対面する部分よりも大気側Hに偏つた位置(第
2図におけるB寸法<C寸法)に突設されてい
る。
6に機器内の圧力が作用し、また補強環2の水平
部2aの内周面側の端面6′は大気側Hに位置す
るように構成され、シールリツプ4はシール本体
1の内周面5においてこの加圧側Gの端面6より
も離れた位置、即ち補強環2の水平部2aの先端
に対面する部分よりも大気側Hに偏つた位置(第
2図におけるB寸法<C寸法)に突設されてい
る。
そして、シールリツプ4は、加圧側及び大気側
の基端からそれぞれ先端に向つて相反方向に上り
勾配をなす斜面4a,4bを有し、その加圧側G
に面する斜面4a及び大気側Hに面する斜面4b
のシヤフト7に対する角度α及びβは90°≧α≧
βの関係に設定されており、また補強環2の水平
部2aの先端からシールリツプ4の先端間のA寸
法は設計上できるだけ小さく設定されている。
の基端からそれぞれ先端に向つて相反方向に上り
勾配をなす斜面4a,4bを有し、その加圧側G
に面する斜面4a及び大気側Hに面する斜面4b
のシヤフト7に対する角度α及びβは90°≧α≧
βの関係に設定されており、また補強環2の水平
部2aの先端からシールリツプ4の先端間のA寸
法は設計上できるだけ小さく設定されている。
このように構成されたシール本体1は、第2図
に示すように外筒8の上部に装着されたオイルシ
ール9と軸受10との間に装着され、シールリツ
プ4の先端をシヤフト7に圧接してシールしてい
る。
に示すように外筒8の上部に装着されたオイルシ
ール9と軸受10との間に装着され、シールリツ
プ4の先端をシヤフト7に圧接してシールしてい
る。
「考案の効果」
以上の通りこの考案によれば、L型補強環の内
外周部にゴムを焼付けてなる環状のシール本体の
内周面における補強環の水平部よりも大気側の位
置に、大気側と加圧側の両基端からそれぞれリツ
プ先端に向つて相反方向に上り勾配をなす大気側
斜面及び加圧側斜面を有するシールリツプを設
け、加圧側斜面のシヤフトに対する傾斜角αと、
大気側傾斜角βを90°≧α≧βに設定してなるの
で、圧力の一部がシール本体の内周面及びシール
リツプの加圧側の斜面に作用し、この圧力によつ
て補強環の内周側のゴムを圧縮しながらシールリ
ツプをシヤフトから後退させる方向に変位させ、
シールリツプのシヤフトに対する摩擦を軽減する
ことができると共に、90°≧α≧βの関係によつ
てシールリツプにオイルが容易に洩れないように
適度な耐圧性能を維持させることができる。
外周部にゴムを焼付けてなる環状のシール本体の
内周面における補強環の水平部よりも大気側の位
置に、大気側と加圧側の両基端からそれぞれリツ
プ先端に向つて相反方向に上り勾配をなす大気側
斜面及び加圧側斜面を有するシールリツプを設
け、加圧側斜面のシヤフトに対する傾斜角αと、
大気側傾斜角βを90°≧α≧βに設定してなるの
で、圧力の一部がシール本体の内周面及びシール
リツプの加圧側の斜面に作用し、この圧力によつ
て補強環の内周側のゴムを圧縮しながらシールリ
ツプをシヤフトから後退させる方向に変位させ、
シールリツプのシヤフトに対する摩擦を軽減する
ことができると共に、90°≧α≧βの関係によつ
てシールリツプにオイルが容易に洩れないように
適度な耐圧性能を維持させることができる。
第1図はこの考案の実施例を示す部分縦断側面
図、第2図はこの考案の耐圧シールを装着した状
態を示す縦断側面図、第3図はこの考案と従来の
耐圧シールにおける圧力Pと摩擦力Fとの関係を
示す線図、第4図は従来の耐圧シールの装着状態
を示す縦断側面図である。 1……シール本体、2……補強環、2a……水
平部、2b……垂直部、3,3′……ゴム、4…
…シールリツプ、5……内周面、6,6′……端
面、7……シヤフト、8……ケース、9……オイ
ルシール、10……軸受、G……加圧側、H……
大気側。
図、第2図はこの考案の耐圧シールを装着した状
態を示す縦断側面図、第3図はこの考案と従来の
耐圧シールにおける圧力Pと摩擦力Fとの関係を
示す線図、第4図は従来の耐圧シールの装着状態
を示す縦断側面図である。 1……シール本体、2……補強環、2a……水
平部、2b……垂直部、3,3′……ゴム、4…
…シールリツプ、5……内周面、6,6′……端
面、7……シヤフト、8……ケース、9……オイ
ルシール、10……軸受、G……加圧側、H……
大気側。
Claims (1)
- L型補強環の内外周部にゴムを焼付けてなる環
状のシール本体の内周面における前記補強環の水
平部よりも大気側の位置に、大気側と加圧側の両
基端からそれぞれリツプ先端に向つて相反方向に
上り勾配をなす大気側斜面及び油側斜面を有する
シールリツプを設け、前記シール本体の加圧側斜
面のシヤフトに対する傾斜角αと、前記大気側斜
面のシヤフトに対する傾斜角βを90°≧α≧βに
設定してなることを特徴とする油圧機器用耐圧シ
ール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164171U JPH0451258Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987164171U JPH0451258Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0167378U JPH0167378U (ja) | 1989-04-28 |
| JPH0451258Y2 true JPH0451258Y2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=31449549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987164171U Expired JPH0451258Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0451258Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3209926C2 (de) * | 1982-03-18 | 1984-06-14 | Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim | Lippendichtung |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP1987164171U patent/JPH0451258Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0167378U (ja) | 1989-04-28 |
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